1 00:00:00,230 --> 00:00:01,000 さあ、いくぞ 2 00:00:01,000 --> 00:00:01,860 準備はいいかな? 3 00:00:01,860 --> 00:00:02,920 ”わお”って言ってくれよ 4 00:00:02,920 --> 00:00:04,240 [スタッフたちの声] わーお!!! 5 00:00:05,566 --> 00:00:06,136 これが 6 00:00:06,136 --> 00:00:06,916 が 7 00:00:06,916 --> 00:00:07,826 モツァレラ 8 00:00:07,826 --> 00:00:09,376 の 9 00:00:09,376 --> 00:00:10,676 作り方 10 00:00:11,510 --> 00:00:13,010 オラツィオ・カルチョットだ 11 00:00:13,245 --> 00:00:15,405 息子とカーサ・デラ・モツァレラ を経営してる 12 00:00:16,034 --> 00:00:18,819 [カルロ] ニューヨーク市に生のモッツァレラを作ってあげるね 13 00:00:20,130 --> 00:00:21,867 [オラツィオ] これがモツァレラのもとだ 14 00:00:21,968 --> 00:00:23,371 こんな風に少し取って、 15 00:00:23,491 --> 00:00:25,291 ギターに通す 16 00:00:25,371 --> 00:00:27,241 そして小さな塊にするんだ 17 00:00:27,795 --> 00:00:29,445 なぜなら温めるために 18 00:00:29,445 --> 00:00:31,428 お湯につけるんだ 19 00:00:32,741 --> 00:00:34,761 軽く塩をして味付ける 20 00:00:34,761 --> 00:00:36,639 毎日様子を見て調節するよ 21 00:00:43,379 --> 00:00:44,819 次の工程に行くぞ 22 00:00:44,819 --> 00:00:46,225 かき回していくんだ 23 00:00:51,907 --> 00:00:54,243 [カルロ ] 父親みたいに 26年も仕事してると 24 00:00:54,243 --> 00:00:56,357 コツをつかむのは難しい 25 00:00:56,357 --> 00:00:58,702 お湯の量は足りているかどうか 26 00:00:58,708 --> 00:01:00,342 多すぎれば、 27 00:01:00,342 --> 00:01:01,252 失敗する 28 00:01:01,433 --> 00:01:02,344 [オラツィオ] 感覚が大事だ 29 00:01:02,550 --> 00:01:04,210 ほら、溶け出してるだろ? 30 00:01:04,662 --> 00:01:06,900 ちょうど良いってことさ 31 00:01:10,294 --> 00:01:11,863 [カルロ] いまだに感心するよ 32 00:01:11,863 --> 00:01:14,990 水とかき混ぜるだけで 33 00:01:14,990 --> 00:01:17,086 芸術品が出来上がるなんてね 34 00:01:17,738 --> 00:01:20,637 [オラツィオ] 次に行くぞ? もう、引き揚げ時だからな 35 00:01:29,462 --> 00:01:33,902 カルロが作ってるのはボッコチーニ 俺はモツァレラを作る 36 00:01:38,401 --> 00:01:40,915 [カルロ] 皆が理解できない一番は 見ての通り 37 00:01:40,915 --> 00:01:41,900 グローブをしない事さ 38 00:01:41,948 --> 00:01:46,308 いくら衛生の為とはいえ グローブで作業はできない 39 00:01:46,308 --> 00:01:48,898 モツァレラが熱すぎて ビニールが溶けてしまうんだ 40 00:01:48,904 --> 00:01:50,794 それに触感が分からなくなる 41 00:01:51,014 --> 00:01:53,044 芸術は彫像でもデザインでも 42 00:01:53,044 --> 00:01:55,048 まずキャンバスに描く所から始まる 43 00:01:55,049 --> 00:01:57,428 俺にとってこれはイタリア芸術さ 44 00:01:57,428 --> 00:01:58,976 食べ物のように表示される 45 00:02:16,717 --> 00:02:18,359 [オラツィオ]世界最高の仕事である; 46 00:02:18,373 --> 00:02:20,643 1993年から今まで;それは24年、 47 00:02:20,650 --> 00:02:22,900 人はすることをありがたく思う時、いい気持ちが出てくる 48 00:02:22,900 --> 00:02:25,030 神様みたいに取り扱われたけど、俺がじゃなくて 49 00:02:25,030 --> 00:02:26,577 ただモツァレラを作ってて、それだけです。 50 00:02:35,328 --> 00:02:36,898 [カルロ]誰にとっても、好きなアイドルがいるでしょうね? 51 00:02:36,898 --> 00:02:39,811 デリク・ジーターとが好きな人がいる、[聞こえない有名人の名前]とかが好きな人もいる 52 00:02:39,811 --> 00:02:42,795 例えば、”お父さんは私のアイドル”と言われる人が少ないね 53 00:02:42,936 --> 00:02:47,746 1993年からの乗り物と今までの乗り物を見て、 54 00:02:47,746 --> 00:02:50,775 どうでもいいけど、犠牲にするものを見て、 55 00:02:50,775 --> 00:02:54,414 クリスマスに、店に、地階に、寝ているお父さんを見ると、 56 00:02:54,842 --> 00:02:57,212 追加のモツァレラを作るためだ 57 00:02:57,473 --> 00:02:59,075 イタリアから人々はここに言いにくると、 58 00:02:59,075 --> 00:03:01,917 ”こんなモツァレラのように人生で一度も食べたことがない。” 59 00:03:01,917 --> 00:03:04,869 それは、僕にとって、これを、毎日ここに来るのは、満足 60 00:03:04,875 --> 00:03:07,045 彼はお父さんなので嬉しい 61 00:03:19,692 --> 00:03:23,312 これは、僕にとって、物語と美術品みたい、 62 00:03:23,312 --> 00:03:28,263 そしてキャンバス、キャンバスを使わなくて美しく過ぎるキャンバスだ 63 00:03:28,263 --> 00:03:32,025 それはこれに飢えて決心しているので、 64 00:03:32,025 --> 00:03:34,054 なぜなら、最後に、なんか、これと同じくらい最高けど、 65 00:03:34,054 --> 00:03:35,635 もう一つの章がある、 66 00:03:35,698 --> 00:03:39,378 そして、終わったとき、その章の人がなりたい