WEBVTT 00:00:00.000 --> 00:00:02.279 [GLAMパネル] 00:00:02.279 --> 00:00:06.249 [スサンナ・オーネス、マイク・ディキソン、 ユアヒム・ナイバート、ビート・エスターマン] 00:00:06.309 --> 00:00:08.249 皆さん こんにちは 00:00:08.929 --> 00:00:12.068 GLAMパネルにようこそ 00:00:13.124 --> 00:00:17.009 始める前に 2つお知らせがあります 00:00:17.329 --> 00:00:23.049 第1に Etherpadを広く活用して メモを取ってください 00:00:23.781 --> 00:00:29.488 第2に 自宅やその他の場所で ご覧の皆さんへ 00:00:29.819 --> 00:00:31.554 ご質問があれば 00:00:31.554 --> 00:00:34.028 Etherpadへ 書き込んでください 00:00:34.028 --> 00:00:37.828 この部屋のサポート担当が 把握していく予定です 00:00:39.328 --> 00:00:44.348 皆さんの貢献を拝見した後に 00:00:44.368 --> 00:00:49.128 私たちが決定した 今年のパネルのテーマは 00:00:49.128 --> 00:00:52.958 実際のウィキメディアの プロジェクトを凌駕する 00:00:52.958 --> 00:00:57.199 データ エコシステムにおける ウィキデータの役割です 00:00:57.199 --> 00:01:03.868 これは新しいウィキメディア財団の戦略とも 完全に一致するものです 00:01:04.652 --> 00:01:07.947 今日は4名のパネリストがいます 00:01:08.387 --> 00:01:09.876 3名と私です 00:01:10.372 --> 00:01:15.276 ご紹介しますので 登壇してください 00:01:22.205 --> 00:01:24.706 こちらはスサンナ・オーネスです 00:01:25.385 --> 00:01:29.296 長年フリー ナレッジの活動をしており 00:01:29.296 --> 00:01:31.591 数多くのウィキプロジェクトに 参加しています 00:01:31.916 --> 00:01:36.346 今日は フィンランド国立図書館との 共同プロジェクトに関して 00:01:36.346 --> 00:01:38.396 お伝えいただく予定です 00:01:38.856 --> 00:01:43.435 次にご紹介するのは 私の隣の マイク・ディキソンです 00:01:43.435 --> 00:01:46.325 ご覧の順で 2番目にお話しいただきます 00:01:46.995 --> 00:01:50.283 彼はニュージーランドの学芸員です 00:01:50.283 --> 00:01:53.815 また 動物学者で ウィキペディア編集者でもあり 00:01:53.815 --> 00:01:57.218 さらに 2018年と2019年における 00:01:57.218 --> 00:02:02.565 ニュージーランド初の ウィキペディアン代表です 00:02:03.828 --> 00:02:06.634 お話しいただくのは その役割に関する経験と 00:02:06.634 --> 00:02:13.275 その状況の中で ウィキデータが果たしている役割です 00:02:15.784 --> 00:02:18.135 次にご紹介するのは ユアヒム・ナイバートです 00:02:18.135 --> 00:02:23.461 キールとハンブルグにある ドイツ国立経済学図書館からお越しです 00:02:24.011 --> 00:02:29.131 彼が取り組んでいるのは 世界最大の公開出版物アーカイブを 00:02:29.131 --> 00:02:34.655 ウィキデータを使用して 一般に利用しやすくすることです 00:02:35.890 --> 00:02:39.091 最後に私 ビート・エスターマンです 00:02:39.091 --> 00:02:43.080 スイスのベルン応用科学大学に 勤めています 00:02:43.640 --> 00:02:49.950 スイスやオーストリアで OpenGLAMを長年推進しています 00:02:50.335 --> 00:02:52.637 今日お伝えするのは 00:02:52.637 --> 00:02:59.460 Canadian Arts Presenting Associationと 行っている活動です 00:02:59.460 --> 00:03:02.072 舞台芸術に焦点を当てたものであって 00:03:02.121 --> 00:03:04.440 ウィキデータが主ではありませんが 00:03:04.440 --> 00:03:08.521 そこでもウィキデータが果たしている 役割を理解していただけるはずです 00:03:08.970 --> 00:03:13.250 では着席させていただきまして 00:03:13.250 --> 00:03:16.980 スサンナにお話しいただきましょう 00:03:19.696 --> 00:03:22.769 こんにちは スサンナ・オーネスです 00:03:22.769 --> 00:03:24.509 ウィキメディア フィンランドで 00:03:24.509 --> 00:03:27.079 非常勤のGLAMコーディネーターとして 働いています 00:03:27.079 --> 00:03:32.655 またオープン ナレッジの分野で コンサルタントも行っています 00:03:32.655 --> 00:03:36.049 これはどちらかと言うと 後者に関するお話です 00:03:36.049 --> 00:03:39.236 私が携わっているのは 00:03:39.236 --> 00:03:45.501 地理的データグループに関する仕事です 00:03:45.501 --> 00:03:48.269 その対象は― 00:03:48.439 --> 00:03:51.147 英語では何かというか 調べました… 00:03:51.147 --> 00:03:54.497 フィンランド王族統治の 文化遺産構想です 00:03:54.917 --> 00:03:58.515 これは次に関係しています 00:03:58.515 --> 00:03:59.775 地名と 00:03:59.775 --> 00:04:07.177 地名がフィンランドのGLAMセクターの 異なるリポジトリにどう表されるか 00:04:07.266 --> 00:04:11.755 また GLAMセクターが異なるソースを どうまとめようとしているか 00:04:11.755 --> 00:04:17.906 ウィキデータやその他モデリングにより GLAMセクターがどう情報を得るかです 00:04:17.906 --> 00:04:23.315 ここに示されているのは YSO placesへの3つの主なソースで 00:04:23.315 --> 00:04:27.944 これらは全国的または一般的な オントロジーの一部です 00:04:27.944 --> 00:04:29.875 AHAAは フィンランドのアーカイブ向け 00:04:29.875 --> 00:04:31.807 Melindaは フィンランド図書館向け 00:04:31.807 --> 00:04:34.253 KOOKOSは フィンランド美術館・博物館向けです 00:04:34.360 --> 00:04:37.585 ですから3つの コンテンツ管理システムが 00:04:37.585 --> 00:04:40.430 YSO placesにまとまっています 00:04:41.610 --> 00:04:47.505 ウィキデータとの間では すでにデータのやりとりが行われていて 00:04:47.965 --> 00:04:53.065 国土調査向けの ネームプロジェクトも同様です 00:04:53.065 --> 00:04:56.872 またFinnish Names Archiveという 第3プロジェクトもあり 00:04:56.872 --> 00:05:00.391 YSO placesには まだ寄与していませんが 00:05:00.391 --> 00:05:03.095 そのための計画はあります 00:05:03.645 --> 00:05:06.016 全体の課題の中でも 00:05:06.016 --> 00:05:10.507 重要なモデリングの課題の1つは 00:05:11.497 --> 00:05:15.513 このプロジェクトに表されている地名に 00:05:15.513 --> 00:05:18.195 3種類の要素があることです 00:05:18.753 --> 00:05:21.236 うち1つ目が場所で 位置を持つものです 00:05:21.850 --> 00:05:24.638 2つ目が地名で 例えば地名学による地名です 00:05:25.169 --> 00:05:27.194 3つ目がソースで 00:05:27.194 --> 00:05:32.199 これは場所と地名の双方の由来または その裏付けとなる文献です 00:05:32.565 --> 00:05:34.089 YSO placesは... 00:05:35.225 --> 00:05:38.799 ここ右上に 同じ図がまたありますが 00:05:38.799 --> 00:05:41.189 主に場所を重視しています 00:05:42.619 --> 00:05:45.049 重要な点は YSO placesが 00:05:45.049 --> 00:05:49.289 フィンランド国立図書館とFintoの プロジェクトであることです 00:05:50.199 --> 00:05:55.608 現在フィンランド語とスウェーデン語では 7,000を超える場所が存在し 00:05:55.608 --> 00:05:59.438 英語では3,000を超える場所が 存在しており 00:05:59.438 --> 00:06:03.042 パブリック ドメイン(CC0)の ライセンスを取得してあります 00:06:03.042 --> 00:06:06.008 ここに表示されているのは Fintoのサービスです 00:06:07.124 --> 00:06:09.883 場所はセベッティヤルビを 選択してあります 00:06:10.570 --> 00:06:14.960 これは私たちのスコルト・サーミ語での 言語プロジェクトにも関係しています 00:06:15.268 --> 00:06:18.877 ここはフィンランドの 極北に位置する場所で 00:06:18.877 --> 00:06:21.765 スコルト・サーミが居住しています 00:06:22.717 --> 00:06:25.787 ここで分かるのは― 00:06:27.264 --> 00:06:32.724 この場所に関するデータが 00:06:32.724 --> 00:06:40.159 ウィキデータと 国土調査のデータに 00:06:40.159 --> 00:06:42.344 リンクしていることです 00:06:43.192 --> 00:06:47.406 こちらがその詳細です 00:06:48.582 --> 00:06:56.515 またこれはリポジトリの中に 階層的に整理されていますので 00:06:57.670 --> 00:07:00.460 セベッティヤルビは 今表示されていませんが 00:07:00.460 --> 00:07:06.048 この自治体の下に存在しています 00:07:06.048 --> 00:07:08.120 そして その地域 00:07:08.120 --> 00:07:12.254 そして国としてのフィンランドや さらに広域の地域に含まれています 00:07:12.650 --> 00:07:14.965 ここで分かるのは YSO placesの多くが 00:07:14.965 --> 00:07:20.479 Mix'n'Matchを通じて すでにウィキデータと照合されています 00:07:20.479 --> 00:07:22.266 未照合のものもあります 00:07:22.877 --> 00:07:27.900 ですが 名前の量は それほど多くありません 00:07:28.411 --> 00:07:30.844 たった5,000未満です 00:07:31.570 --> 00:07:33.630 他にもリポジトリとして 00:07:33.630 --> 00:07:36.780 フィンランドの地理空間的プラットフォーム プロジェクトによる 00:07:36.780 --> 00:07:39.524 Place Names Cardsがあります 00:07:39.524 --> 00:07:42.130 すべてフィンランドの地図に 載っている地名です 00:07:42.945 --> 00:07:46.230 これらにはCCライセンス バージョン4.0が付与された 00:07:46.230 --> 00:07:48.287 リンクトデータもあります 00:07:48.780 --> 00:07:50.488 80万の地図ラベルは 00:07:50.488 --> 00:07:55.778 フィンランド語、スウェーデン語 フィンランドの3つのサーミ語によるものです 00:07:55.997 --> 00:07:58.877 また2種類の異なるエンティティがあります 00:07:58.877 --> 00:08:00.680 1つは場所で 00:08:00.680 --> 00:08:02.651 もう1つは地名などの 場所の名前です 00:08:02.651 --> 00:08:05.271 両方に恒久URIがあります 00:08:06.001 --> 00:08:08.071 例えば同じセベッティヤルビに対し 00:08:08.071 --> 00:08:11.635 まずフィンランド語 続いて3つのサーミ語 00:08:11.635 --> 00:08:14.001 言語同様 地理的データがあり 00:08:14.001 --> 00:08:19.774 そして場所の種類などの さらなる情報があります 00:08:21.640 --> 00:08:26.113 これは地名に対するカードで 00:08:26.113 --> 00:08:28.761 独自のURIがあります 00:08:29.943 --> 00:08:33.738 失礼 英語のリストに 翻訳されていないようですが 00:08:34.432 --> 00:08:39.151 プロジェクトの一部は 多言語で取り扱われています 00:08:39.653 --> 00:08:42.523 次にFinnish Names Archive についてです 00:08:42.523 --> 00:08:46.234 これは2017年フィンランドの 言語機関によるプロジェクトで 00:08:46.234 --> 00:08:49.236 場所や地名でなく 00:08:49.236 --> 00:08:52.603 それらのソースを説明するものです 00:08:53.119 --> 00:08:57.123 地名に関する 3百万の現地調査記録を含む 00:08:57.123 --> 00:08:59.529 ウィキベースのプロジェクトです 00:08:59.900 --> 00:09:03.685 ウィキベースに主にフィンランド語 いくつかはスウェーデン語で収められています 00:09:03.685 --> 00:09:06.271 サーミ語の名でも 傑出したコレクションがあり 00:09:06.271 --> 00:09:08.111 興味深いものです 00:09:08.111 --> 00:09:10.854 CC BY(表示)のライセンスが 付与されているため 00:09:10.854 --> 00:09:14.850 ウィキデータの観点からは 困難ではありますが 00:09:14.850 --> 00:09:17.640 フィンランド語の ローカル ウィキベースがあれば 00:09:17.640 --> 00:09:22.772 私たちがこのプロジェクトで 初めてそれに取り組めるかもしれません 00:09:23.034 --> 00:09:25.343 こちらがそのプロジェクトの スクリーンショットで 00:09:26.443 --> 00:09:30.023 表示されているのは 場所に関する情報― 00:09:30.023 --> 00:09:35.227 収集者が最初に使用した地図と 00:09:35.227 --> 00:09:40.713 彼らが収集した情報から 生み出されたカードです 00:09:41.455 --> 00:09:46.416 こちらはカードの1つで 00:09:46.416 --> 00:09:50.404 それらに含まれる詳細データです 00:09:50.949 --> 00:09:53.751 カードが送られる先は リンクト データ プロジェクトで 00:09:53.751 --> 00:09:56.506 ヘルシンキのデジタル ヒューマニティラボ(HDHⅬ)と 00:09:56.506 --> 00:09:59.256 アールト大学の コンピューティング グループである 00:09:59.256 --> 00:10:02.246 セマティック コンピューターと (SeCo) 00:10:02.246 --> 00:10:07.813 Names Sampoという フィンランドの言語機関によるものです 00:10:07.994 --> 00:10:10.644 これは地名のソースに追加される 00:10:10.644 --> 00:10:13.503 集約型リサーチインターフェースです 00:10:13.958 --> 00:10:17.438 左側で 多数のソースが あることがここで分かります 00:10:18.358 --> 00:10:22.393 またこのデータに基づいて 異なる視覚化も行えます 00:10:25.289 --> 00:10:28.073 私が提案しているアイデアは 00:10:28.073 --> 00:10:32.693 ローカル ウィキベース向けのモデリングに このデータを使用することです 00:10:33.294 --> 00:10:37.770 モデル方法などの モデリングに関する疑問は出てきます 00:10:37.770 --> 00:10:41.729 異なる方法や慣習が それぞれにあるからです 00:10:45.682 --> 00:10:52.234 良い点は わずかな努力で 少数言語をサポートできることです 00:10:53.243 --> 00:10:56.771 ここに2つの選択肢があります [場所が新規項目になるのはいつか] 00:10:56.771 --> 00:11:01.861 フィンランド語の 時空オントロジーであるSAPOのモデルと 00:11:02.251 --> 00:11:04.227 ウィキデータのモデルです 00:11:04.421 --> 00:11:07.909 ウィキデータでは 新規項目にならない傾向があります 00:11:08.484 --> 00:11:12.520 プロパティ変更に関わらず 同じ項目のままであることが理想です 00:11:12.871 --> 00:11:14.762 一方 SAPOモデルでは 00:11:14.762 --> 00:11:20.399 エリアや地名の変更があると 新規項目になります 00:11:21.179 --> 00:11:28.759 そこで 場所と地名とソースの 3つの側面を持つ 00:11:28.759 --> 00:11:31.719 この区分に戻りましょう 00:11:32.099 --> 00:11:37.659 地名は エンティティとプロパティの どちらにすべきでしょうか 00:11:37.659 --> 00:11:40.021 ウィキデータが プロパティを使用している一方 00:11:40.021 --> 00:11:43.098 国土調査プロジェクトは エンティティを使用しています 00:11:43.838 --> 00:11:46.177 それとも 語彙素にするべきでしょうか? 00:11:46.177 --> 00:11:49.997 ウィキデータは 地名に対して 00:11:49.997 --> 00:11:54.956 語彙素よりも テキストのプロパティを選択しています 00:11:55.567 --> 00:11:57.748 失礼 逆でしたか?(笑) 00:11:57.818 --> 00:11:59.791 ですから 地名は― 00:12:03.056 --> 00:12:06.762 語彙素ではなく プロパティですね 00:12:07.165 --> 00:12:11.132 ウィキベースの欠点は 00:12:11.132 --> 00:12:16.340 内部に地理的情報が 不足していることかもしれません 00:12:16.453 --> 00:12:20.811 例えば 基本設定では… 00:12:21.005 --> 00:12:24.748 地域的な地理的情報を 使用できるようにするためには 00:12:24.748 --> 00:12:29.688 スタックにテクノロジーを 加える必要があるでしょう 00:12:30.178 --> 00:12:34.763 またウィキデータのコーパスを 活用できるようにするためには 00:12:34.763 --> 00:12:38.168 フェデレーションが必要です 00:12:38.648 --> 00:12:43.052 以上です ありがとうございます 00:12:43.616 --> 00:12:45.827 (拍手) 00:13:01.255 --> 00:13:02.514 はい 00:13:03.274 --> 00:13:05.011 (マオリ語) 00:13:05.011 --> 00:13:07.655 ようこそ 皆さん マイク・ディキソンです 00:13:08.375 --> 00:13:10.149 1年間 00:13:10.149 --> 00:13:13.075 ニュージーランドの ウィキペディアン代表でした 00:13:13.935 --> 00:13:16.935 ウィキペディアン代表とは 何かと思われるでしょう 00:13:17.856 --> 00:13:21.875 調べてみると ご覧のように そんなものはないからです 00:13:22.735 --> 00:13:25.855 補助金申請で 私が造った言葉です 00:13:26.153 --> 00:13:29.983 財団は気に入ってくれたようなので 00:13:29.983 --> 00:13:31.643 その肩書を使っています 00:13:32.303 --> 00:13:36.633 1年間で35の異なる機関を経験しました 00:13:37.053 --> 00:13:41.229 そのほとんどが在駐で トレーニングセッションを行い 00:13:41.229 --> 00:13:43.403 公開イベントを企画し 00:13:43.403 --> 00:13:47.230 各所でウィキメディア戦略を 発展できるよう努めました 00:13:47.998 --> 00:13:49.498 面白い経験で 00:13:49.498 --> 00:13:52.820 さまざま広範囲の プロジェクトや人々に出会いました 00:13:53.267 --> 00:13:59.912 面白く啓蒙的な方法で ウィキデータを扱っている 00:13:59.912 --> 00:14:04.547 異なるプロジェクトの いくつかをお話します 00:14:05.171 --> 00:14:07.591 これが皆さんの議論に 役立つかもしれません 00:14:08.561 --> 00:14:11.499 このプロジェクトは最初 ウィキペディアのプロジェクトでした 00:14:12.175 --> 00:14:14.651 ウィキペディアの名は よく知られていたからです 00:14:15.281 --> 00:14:19.751 伝統的な編集マラソンや ジェンダーギャップに関するものなど 00:14:19.751 --> 00:14:23.265 複数の別のイベントを企画しました 00:14:24.607 --> 00:14:26.752 多くの皆さんが[聞き取り不能] 00:14:27.105 --> 00:14:30.812 新しい編集者をうまく募集したり することができました 00:14:31.754 --> 00:14:34.454 コモンズへ 大量のアップロードを行いました 00:14:35.454 --> 00:14:37.254 次のような事例もありました 00:14:37.698 --> 00:14:41.246 昆虫学のイラストレーター デス・ヘルモアによる 00:14:41.246 --> 00:14:46.047 千を超えるオリジナルアート作品の コレクションが 00:14:46.047 --> 00:14:48.257 ハードドライブに放置されており 00:14:48.257 --> 00:14:50.357 10年に渡る調査研究 [聞き取り不能] 00:14:50.357 --> 00:14:54.245 すべてCC BYライセンスの下で 公表する許可を得たのです 00:14:54.809 --> 00:14:57.963 これで世間の人たちに 見てもらいやすくなりました 00:14:57.963 --> 00:15:00.972 甲虫類のたくさんのイラストで 皆が理解でき 00:15:01.029 --> 00:15:06.681 ジェンダーギャップを埋める ワークショップも 皆が理解できます 00:15:07.250 --> 00:15:08.741 ですが ウィキデータは 00:15:08.741 --> 00:15:12.640 GLAMセクターや 特定の活動を行う外部の人々に 00:15:12.640 --> 00:15:15.095 導入してもらうのは 難しいものでした 00:15:16.107 --> 00:15:17.517 ウィキデータは 00:15:17.517 --> 00:15:20.614 ウィキペディアン代表の プロジェクトの 00:15:20.614 --> 00:15:25.488 ますます重要な部分になると 私は気付き始めました 00:15:25.883 --> 00:15:28.509 プロジェクトが進むにつれ 00:15:28.509 --> 00:15:31.393 私の仕事の大部分を 占めるようになりました 00:15:31.849 --> 00:15:36.350 そこで ウィキデータを 自分で学ぼうとし始めました 00:15:36.800 --> 00:15:39.515 どれだけ重要か 分かり始めたからです 00:15:40.287 --> 00:15:41.989 こんなプロジェクトがありました 00:15:42.445 --> 00:15:46.325 カカポ(フクロウオウム)は ニュージーランド固有の跳べないオウムです 00:15:48.096 --> 00:15:54.285 種を絶滅から救う仕事をしている 保護局と協働し 00:15:54.285 --> 00:15:57.262 「ウィキデータへ 一羽一羽のカカポを収めては」と 00:15:57.262 --> 00:15:59.253 アイデアを投げ掛けました 00:16:01.221 --> 00:16:02.701 とんでもないようですが 00:16:02.701 --> 00:16:05.580 十分に実行可能なプロジェクトで 00:16:05.580 --> 00:16:08.427 すでにいくつかは収められています 00:16:09.100 --> 00:16:11.601 カカポはたくさんいるわけではないので 00:16:11.615 --> 00:16:13.245 扱える作業です 00:16:13.630 --> 00:16:16.935 開始時には148羽いて 1羽が死にましたが 00:16:16.935 --> 00:16:20.995 記録的な繁殖期に 213羽まで増えました 00:16:21.765 --> 00:16:25.045 過去50年で最大のカカポ数というのは 素晴らしいことです 00:16:25.505 --> 00:16:28.260 これは一大事で 00:16:28.260 --> 00:16:30.725 ニュージーランドで毎日 報道されました 00:16:31.285 --> 00:16:33.224 新しいカカポが生まれるたび 00:16:33.224 --> 00:16:34.414 (聴衆)ニューヨークタイムズでも 00:16:34.414 --> 00:16:35.673 (マイク)そうですか 素晴らしい 00:16:35.673 --> 00:16:38.522 これは国内ニュースでした 皆に好かれている鳥です 00:16:39.002 --> 00:16:40.663 面白いことに 00:16:40.663 --> 00:16:43.932 個体数の多い種と違い 00:16:43.932 --> 00:16:47.822 カカポは1羽残らず 独自の名前が名付けられていて 00:16:47.822 --> 00:16:49.817 独自のID番号があることです 00:16:50.350 --> 00:16:52.231 またしばしば 良い伝記データもあります 00:16:52.442 --> 00:16:54.672 例えば出生地や 誕生日 00:16:54.672 --> 00:16:56.972 孵化した日や 父母 00:16:56.972 --> 00:16:58.713 死亡した場合は 死亡日などです 00:16:59.230 --> 00:17:02.525 こうした情報は 保護局のデータベースにあります 00:17:02.882 --> 00:17:05.243 最も有名なカカポの1羽は 00:17:05.243 --> 00:17:08.503 風にちなみ名付けられた Sirocco(シロコ)で 00:17:08.503 --> 00:17:10.902 ご覧の誕生データがあり 00:17:10.902 --> 00:17:13.238 Twitterアカウントもあります 00:17:13.705 --> 00:17:16.635 ウィキデータは それに関して多少問題があります 00:17:16.635 --> 00:17:19.779 Twitterアカウントを 持てないからですかね 00:17:21.121 --> 00:17:23.221 アルバムカバーで 特集されたりしています 00:17:23.456 --> 00:17:25.716 このプロパティは複数あり 00:17:25.716 --> 00:17:27.939 最も有名な 固有のカカポの1羽です 00:17:28.258 --> 00:17:32.921 個々のカカポを収めるアイデアを 保護局に投げ掛けた際 00:17:32.921 --> 00:17:37.135 どれだけの伝記データを公表するか 00:17:37.135 --> 00:17:39.365 考慮する必要がありました 00:17:39.555 --> 00:17:41.225 簡単なリストにして 00:17:41.225 --> 00:17:46.644 現在212羽... 2羽は死んだので210羽が 00:17:46.644 --> 00:17:50.268 生存しているカカポの 候補すべてです 00:17:50.703 --> 00:17:52.933 巣立つときに名付けられ 00:17:52.933 --> 00:17:55.496 まだヒナの間だけ コード番号を持ちます 00:17:56.186 --> 00:17:58.859 完全に羽が生えそろった時に 00:17:58.859 --> 00:18:01.767 ウィキデータを整えて 00:18:01.767 --> 00:18:04.225 種全体をウィキデータに収めるのですが 00:18:04.586 --> 00:18:06.979 DOC IDに対する プロパティは考える必要があり 00:18:06.979 --> 00:18:08.875 それを皆さんにご相談したいのです 00:18:09.261 --> 00:18:11.266 特定のIDを使用すべきか 00:18:11.266 --> 00:18:15.239 または 特定の調査プロジェクトに タグ付けされている― 00:18:15.239 --> 00:18:21.965 個体の鳥や植物や動物に対して機能する IDを考えるべきかというのは 00:18:21.965 --> 00:18:23.795 良い質問です 00:18:25.025 --> 00:18:28.225 2つ目のプロジェクトは クライストチャーチ アート ギャラリーです 00:18:28.225 --> 00:18:31.523 ニュージーランドで 最も有名なアーティスト 00:18:31.523 --> 00:18:33.963 コリン・マカホンの絵画が 数点 存在しています 00:18:33.963 --> 00:18:36.704 ニュージーランド スクール ジャーナルのための絵画で 00:18:36.704 --> 00:18:38.424 当時 政府が出資したものでした 00:18:38.754 --> 00:18:40.377 ニュージーランドの アーカイブが 00:18:40.377 --> 00:18:42.294 これらの絵画の著作権を 持っていました 00:18:42.294 --> 00:18:44.333 これは非常に稀な状況です 00:18:44.504 --> 00:18:47.073 私はクライストチャーチ アート ギャラリーに勤め 00:18:47.073 --> 00:18:48.993 オークランド アートギャラリーと共に 00:18:48.993 --> 00:18:52.954 Find New Zealand Artists というサイトを管理していました 00:18:52.954 --> 00:18:55.757 この仕事は ニュージーランドのアーティストの 00:18:55.757 --> 00:18:58.403 各機関の保有資産を追跡することでした 00:18:58.403 --> 00:19:03.163 データベースにある 1万8千の異なるアーティストの大半に 00:19:03.163 --> 00:19:05.517 情報がほとんどありませんでした 00:19:06.233 --> 00:19:08.759 そこで例のMix'n'Matchで参照し 00:19:08.992 --> 00:19:11.822 少なくとも誕生日 または死亡日 00:19:11.822 --> 00:19:13.961 誕生地や死亡地の 00:19:13.961 --> 00:19:17.610 情報があるものをエクスポートしました 00:19:17.747 --> 00:19:20.015 ですから あまり限定されていません 00:19:20.517 --> 00:19:22.996 それでも 一致したものは それほどありませんでした 00:19:23.570 --> 00:19:26.754 でも 現在ウィキデータで 著名なアーティストに一致するものは 00:19:26.754 --> 00:19:28.379 現在約1,500あります 00:19:28.603 --> 00:19:29.836 これは良いことです 00:19:30.123 --> 00:19:31.783 ですが彼らにとっての利点は 00:19:31.783 --> 00:19:33.618 彼らのウェブサイトであることです 00:19:33.935 --> 00:19:38.681 資産へのリンクで管理するだけです 00:19:39.213 --> 00:19:41.254 ですがこの伝記データは 00:19:41.254 --> 00:19:46.063 アーティスト一人一人に対し 現在 手作業で作成されています 00:19:46.063 --> 00:19:48.803 エクスポートや Mix'n'Matchによる照合で 00:19:48.803 --> 00:19:50.763 それまで気付かなかった 00:19:50.763 --> 00:19:53.206 数々の入力ミスと間違いなどが 明らかになりました 00:19:53.723 --> 00:19:55.703 Excelを通じて 並び替えを実行すると 00:19:55.703 --> 00:19:57.272 これらの問題が明らかになります 00:19:57.878 --> 00:20:01.720 ウィキデータから情報を取り込めると 私が言ったとき 00:20:01.720 --> 00:20:05.527 彼らにとって それは真新しい考えで 00:20:05.527 --> 00:20:09.139 ウィキデータの価値は急に変わりました 00:20:09.507 --> 00:20:11.423 これは利点の1つだと思います 00:20:11.748 --> 00:20:14.907 手間暇かけて手作業でキュレートされた ウェブサイトがある場合 00:20:14.907 --> 00:20:17.744 1万8千ものエントリーに 多数の誤りがあっても 00:20:17.744 --> 00:20:21.258 他の人に事実確認と修正を 行ってもらうという 00:20:21.258 --> 00:20:23.192 別の方法を示せれば 00:20:23.192 --> 00:20:24.813 共感してもらえます 00:20:25.143 --> 00:20:27.293 私たちは次のような アイデアを投げ掛けました 00:20:27.293 --> 00:20:30.603 30年代のクライストチャーチの ニュージーランド アーティストの 00:20:30.603 --> 00:20:33.333 歴史本のすべてを 「ウィキデータ化」するというもので 00:20:33.333 --> 00:20:39.453 あらゆる人物、コネクション、場所、展示 などの出版物をデータ化するものです 00:20:39.453 --> 00:20:43.103 これは管理できる規模のプロジェクトで 彼らは喜んでいました 00:20:44.303 --> 00:20:46.843 3つ目に Maori Subject Headings (マオリ件名標目)をお見せします 00:20:46.843 --> 00:20:48.280 waka(ワカ)とは 00:20:48.280 --> 00:20:52.732 特定の種類のカヌー 戦争カヌーに対するマオリ名です 00:20:52.732 --> 00:20:57.272 ニュージーランドの国立図書館に wakaに対するリスティングがあり 00:20:57.272 --> 00:21:00.740 国立図書館は マオリの件名標目に関して 00:21:00.740 --> 00:21:04.471 マオリ語による 独自の辞書を持っているからです 00:21:04.474 --> 00:21:06.475 そこでwakaは 00:21:07.175 --> 00:21:09.512 マオリ語と英語で定義されています 00:21:10.182 --> 00:21:12.372 さらに狭義の言葉もあります 00:21:12.372 --> 00:21:14.222 画面端でご覧になれます 00:21:14.222 --> 00:21:16.237 典型的なものは taurapa(トゥーラパ)です 00:21:16.237 --> 00:21:19.774 まずマオリ語で 次に英語で定義されています 00:21:19.774 --> 00:21:22.249 これはご覧のように 彫刻を施した船尾のことで 00:21:22.695 --> 00:21:24.482 英語で「sternpost」ですが 00:21:24.482 --> 00:21:26.959 taurapaに その語は使えません 00:21:26.959 --> 00:21:31.054 taurapaは特定の種類の 戦争カヌーの船尾のみを指すからです 00:21:31.420 --> 00:21:34.460 それに相当する英語はありません 00:21:35.108 --> 00:21:42.177 文化的特定用語のオントロジー全体が 注意深くまとめられ 00:21:42.177 --> 00:21:45.043 国立図書館とマオリ人により 確認されています 00:21:45.043 --> 00:21:47.503 英語でもマオリ語でも 00:21:47.503 --> 00:21:51.803 常に 定義や説明に 追加や改善がされています 00:21:51.803 --> 00:21:52.956 素晴らしいことです 00:21:52.956 --> 00:21:55.030 私はこのたくさんの情報を 00:21:55.030 --> 00:21:58.516 まずマオリ語で 次に必要に応じ英語への翻訳で 00:21:58.516 --> 00:22:00.596 ウィキデータに収めることを 考えつきました 00:22:00.596 --> 00:22:02.291 そうなったらいいですよね 00:22:03.081 --> 00:22:05.046 こちらが著作権とライセンスです 00:22:05.046 --> 00:22:08.726 あいにく非営利‐改変禁止です 00:22:10.346 --> 00:22:13.226 そこで彼らがこのライセンスを 選択した理由について 00:22:13.226 --> 00:22:14.524 お話ししましょう 00:22:15.675 --> 00:22:20.949 恐らく このいかなる情報も 営利目的で使用できないという保証を条件に 00:22:20.949 --> 00:22:23.865 腰を下ろして [聞き取り不能]ことに承諾した 00:22:23.865 --> 00:22:27.246 マオリ人からのみ同意を得たからです 00:22:27.920 --> 00:22:31.999 そこがこの仕事のもどかしい面で 00:22:31.999 --> 00:22:34.100 こうした制限事項に直面しています 00:22:34.617 --> 00:22:38.031 次の3つを前面に押し出して 議論の拍車をかけたいと思います 00:22:38.379 --> 00:22:40.878 ウィキデータに種全体を取り込むこと 00:22:41.233 --> 00:22:45.812 ウィキデータの価値に関する アートギャラリー学芸員の考えを変えること 00:22:46.078 --> 00:22:50.934 そして別の言語で完全なオントロジーが ある場合にどうするか― 00:22:50.934 --> 00:22:54.827 これはクリエイティブ コモンズの ライセンスが限定的なため実現していません 00:22:55.697 --> 00:22:56.997 ありがとうございました 00:22:56.997 --> 00:22:58.737 (拍手) 00:23:11.412 --> 00:23:14.077 ユアヒム・ナイバートです 00:23:14.077 --> 00:23:17.491 ZBW(ドイツ経済学中央図書館)に 勤めています 00:23:17.522 --> 00:23:20.947 これはハンブルグにある 経済学のための情報センターで 00:23:21.070 --> 00:23:23.796 私は科学ソフトウェア開発者として 働いています 00:23:24.726 --> 00:23:31.108 昨年の仕事の一部は ウィキデータへ提供するデータの準備でした 00:23:31.878 --> 00:23:37.503 メタデータの提供や 20世紀の出版物アーカイブなど 00:23:37.613 --> 00:23:43.259 初めての経験として その仕事に関してお伝えします 00:23:46.463 --> 00:23:48.299 私たちが知る限りでは 00:23:48.299 --> 00:23:52.678 これは世界最大の 公開出版物アーカイブです 00:23:54.018 --> 00:23:59.386 1908年から2005年の間に 集められた 00:23:59.386 --> 00:24:09.272 1,500を超える新聞と定期刊行物があり 00:24:09.272 --> 00:24:13.333 収集範囲はドイツ国内から 世界にまで及びます 00:24:14.651 --> 00:24:17.479 すべてが網羅されているので 00:24:17.479 --> 00:24:21.991 興味を引くものであり 00:24:21.991 --> 00:24:29.264 世界中に進出したい ハンブルグの経営者には 00:24:29.264 --> 00:24:32.520 特に興味深いものだと思います 00:24:34.611 --> 00:24:39.350 ご覧のとおり この資料は新聞の切り抜きで 00:24:39.350 --> 00:24:41.790 紙に貼られていて 00:24:41.790 --> 00:24:44.731 それがフォルダーに集められています 00:24:46.121 --> 00:24:51.995 こちらが人物に関するアーカイブの 小さなコーナーで 00:24:51.995 --> 00:24:54.887 それと同様に 00:24:55.042 --> 00:25:00.533 企業や一般の話題や業績 すべての人 00:25:00.533 --> 00:25:05.498 興味を引きそうなこと すべてに関する情報が集められています 00:25:06.978 --> 00:25:09.016 これらのフォルダーは 00:25:09.016 --> 00:25:15.868 2004年から2007年までのDFG (ドイツ研究振興会)出資プロジェクトにより 00:25:15.868 --> 00:25:23.123 およそ1949年までは スキャンされています 00:25:24.268 --> 00:25:27.231 結果として現在までに 00:25:27.231 --> 00:25:33.160 この時代の主題関係書類は 2万5千あります 00:25:33.972 --> 00:25:38.212 これには約2百万あるいは それ以上の数のページが含まれ 00:25:38.845 --> 00:25:41.522 オンラインに掲載されています 00:25:43.633 --> 00:25:48.461 当時 ZBWが開発した アプリケーションがあり 00:25:50.006 --> 00:25:54.341 現在では少し時代遅れで 00:25:55.031 --> 00:25:58.153 凝ったものではなく さらに問題なのは 00:25:58.597 --> 00:26:05.229 オラクルやColdFusionに基づき 開発されたアプリケーションは 00:26:05.229 --> 00:26:09.227 Windowsサーバー上で 運用するものなので 00:26:09.227 --> 00:26:14.992 長期的に持続可能ではありません 00:26:16.008 --> 00:26:22.524 もっと凝ったリンクト データ アプリケーションへこれを統合すべきか 00:26:23.931 --> 00:26:27.964 大胆な措置を取って 00:26:27.964 --> 00:26:31.749 すべてのデータを公開するかを 話し合いました 00:26:32.843 --> 00:26:37.416 データにはCC0ライセンスを 割り当ててあります 00:26:37.870 --> 00:26:43.010 現在は主要アクセス レイヤー 00:26:43.010 --> 00:26:46.463 主要ディスカバリ レイヤー プライマリ アクセス レイヤーを 00:26:46.463 --> 00:26:50.587 リンクト オープン データ ウェブへ 移行していますが 00:26:51.315 --> 00:26:56.970 ここで実は最も合理的なのは 00:26:56.970 --> 00:27:01.236 ウィキデータへメタデータを収めて 00:27:02.367 --> 00:27:06.781 コレクションのすべてのフォルダーを 00:27:07.594 --> 00:27:10.633 ウィキデータとリンクさせることです 00:27:11.485 --> 00:27:13.308 そうすれば見つかりやすく 00:27:14.240 --> 00:27:17.795 これらフォルダーに関する すべてのメタデータを 00:27:18.444 --> 00:27:22.977 ウィキデータへ転送することもできます 00:27:23.344 --> 00:27:27.886 そこで使用でき データの追加や 00:27:28.780 --> 00:27:32.237 修正も行えるようになります 00:27:32.645 --> 00:27:39.254 ZBWはまだもちろん 画像の保管を管理します 00:27:39.947 --> 00:27:43.882 いかなる方法でも 移行できないとか 00:27:45.548 --> 00:27:51.421 オリジナルの作者が所有していたため ライセンスを与えられない画像です 00:27:52.271 --> 00:27:58.467 ですが 将来的には IIIFマニフェストに基づき 00:27:58.467 --> 00:28:03.108 DFGビューアー経由の メタデータファイルにより 00:28:03.108 --> 00:28:06.108 それらを利用できるようにします 00:28:06.849 --> 00:28:11.050 固定ランディングページも 準備する予定です 00:28:11.707 --> 00:28:18.333 これはウィキデータへの参照の データポイントの機能を果たすものです 00:28:18.333 --> 00:28:22.596 また ウィキデータへ うまく収められないデータを 00:28:22.600 --> 00:28:26.174 利用できるようにする予定です 00:28:31.253 --> 00:28:37.582 私たちはウィキデータへの データ統合とデータ提供を 00:28:37.582 --> 00:28:41.853 そのデータの SPARQLエンドポイントから成る 00:28:41.853 --> 00:28:45.887 カスタムのインフラを使用し行い 00:28:45.887 --> 00:28:49.247 そして フェデレーテッド クエリを使用して 00:28:49.247 --> 00:28:53.834 エンドポイントと ウィキデータのクエリサービスとの間で 00:28:53.834 --> 00:28:57.633 一致した文を作成します 00:28:59.207 --> 00:29:05.243 これは SPARQLクエリ自体 またはスクリプト経由の変換での 00:29:05.243 --> 00:29:07.907 連結という観点を通して行うものです 00:29:07.907 --> 00:29:12.254 これにより その文のための 出典も生成され 00:29:12.742 --> 00:29:17.279 QuickStatementsの コードへ収められ 00:29:17.279 --> 00:29:19.814 オンラインで使用できます 00:29:22.544 --> 00:29:24.088 こちらが成果です 00:29:24.493 --> 00:29:28.669 誕生日などのように 簡単なものではないですが 00:29:29.835 --> 00:29:34.998 すでに存在している項目に関する 00:29:34.998 --> 00:29:39.787 複雑な文もあります 00:29:40.404 --> 00:29:44.790 例えば 企業の管理役員だったこの人物です 00:29:46.682 --> 00:29:49.279 ご覧の期間に 00:29:49.663 --> 00:29:56.696 科学的文脈で使用するために… 00:29:58.463 --> 00:30:01.864 参照されています 00:30:07.763 --> 00:30:10.939 データ提供の 最初の部分が済むと 00:30:12.736 --> 00:30:17.201 人物のアーカイブは 完全にウィキデータにリンクされます 00:30:18.333 --> 00:30:23.139 これは情報ツールでもあります 00:30:23.652 --> 00:30:30.216 以前は数多くの項目に 外部の出典がありませんでした 00:30:31.278 --> 00:30:36.149 私たちには6,000を超える 文がありましたが 00:30:36.201 --> 00:30:41.924 これは現在はアーカイブのメタデータが 出典とされています 00:30:45.288 --> 00:30:49.951 人物に関しては最も簡単でした 00:30:50.880 --> 00:30:54.785 なぜならウィキデータで 人物は簡単に識別できるからです 00:30:56.494 --> 00:31:00.443 そこに90%超は すでに存在していたので 00:31:00.443 --> 00:31:02.412 私たちはそれにリンクできました 00:31:02.973 --> 00:31:08.679 欠けている人物のために 100項目ほど作成しました 00:31:09.296 --> 00:31:13.626 現在はアーカイブの残りの部分 00:31:13.626 --> 00:31:20.412 特にトピックのアーカイブに 取り組んでいます 00:31:21.243 --> 00:31:26.677 つまり世界全体の 知識組織化のために 00:31:26.677 --> 00:31:29.884 歴史体系のマッピングに取り組み 00:31:29.884 --> 00:31:34.147 ウィキデータへ新聞の切り抜きとして 資料化しているのです 00:31:36.305 --> 00:31:38.498 基本的概念をお伝えすると 00:31:40.504 --> 00:31:42.668 国とトピックのアーカイブは 00:31:42.668 --> 00:31:48.773 国々の階層構造と その他の地理的エンティティで 00:31:48.773 --> 00:31:50.882 整理されています 00:31:52.499 --> 00:31:56.443 これは英語に翻訳されていて 利用しやすくなっています 00:31:56.443 --> 00:32:01.861 ドイツ語は… 00:32:03.881 --> 00:32:08.064 トピックでは 深い階層に分類されています 00:32:08.064 --> 00:32:11.593 この組み合わせにより 00:32:13.032 --> 00:32:16.020 1つのフォルダーが定義されています 00:32:16.020 --> 00:32:18.478 私たちが次に行いたいことは 00:32:18.478 --> 00:32:21.128 これをウィキデータへの 構造として一致させ 00:32:21.128 --> 00:32:24.575 データを移行することです 00:32:25.805 --> 00:32:31.235 知識組織化という この良い挑戦に 00:32:31.235 --> 00:32:36.163 皆さんご参加ください 00:32:37.739 --> 00:32:40.713 この仕事を追跡する場が ウィキプロジェクトで 00:32:40.713 --> 00:32:46.288 皆さんはそれをフォローしたり それに参加したりできます 00:32:46.591 --> 00:32:48.908 以上です ありがとうございました 00:32:49.639 --> 00:32:51.723 (拍手) 00:33:03.999 --> 00:33:07.284 私たちはウィキデータへ 舞台芸術を取り込んでいます 00:33:07.735 --> 00:33:11.930 舞台芸術向けのリンクト オープン データ エコシステムを構築することで 00:33:11.930 --> 00:33:15.595 舞台芸術とリンクトデータを クラウドへ取り込んでいるのです 00:33:16.164 --> 00:33:22.508 これからウィキデータに関連する質問に お答えしようとしており 00:33:22.508 --> 00:33:26.783 皆さんにもその回答に ご協力いただきたいと思いますが 00:33:27.012 --> 00:33:31.746 まずは 私の経験からお話しさせてください 00:33:31.746 --> 00:33:34.221 私は今年― 00:33:34.723 --> 00:33:39.350 今年前半にCAPACOAと 楽しく仕事をしていました 00:33:39.350 --> 00:33:42.754 Canadian Arts Presenting Association (カナダ芸術表現協会)の頭文字で 00:33:42.754 --> 00:33:47.831 リンクト オープン データを カナダの芸術部門全体で採用してもらえるよう 00:33:47.831 --> 00:33:53.261 Linked Digital Future Initiative というプロジェクトを開始したのです 00:33:53.441 --> 00:33:58.842 過去5年間の観察に基づき 彼らはそれを行いました 00:33:59.731 --> 00:34:03.924 [聞き取り不能] 舞台芸術で重要な課題は 00:34:03.924 --> 00:34:08.855 メタデータが 不十分な品質であったことと 00:34:08.855 --> 00:34:11.780 リンクされておらず 相互運用できなかったことでした 00:34:12.106 --> 00:34:16.498 そんなわけで パフォーマンスやイベントの中には 00:34:16.498 --> 00:34:20.512 Googleや個人の端末などで 00:34:20.512 --> 00:34:24.777 うまく見つけてもらえないものも ありました 00:34:25.989 --> 00:34:29.757 そこで私たちが共に築いたビジョンは 00:34:29.757 --> 00:34:35.567 一度に数多くの利害関係者のための 情報ベースを持つことでした 00:34:35.646 --> 00:34:39.636 舞台芸術全体の バリューネットワークを調べて 00:34:39.636 --> 00:34:42.073 そこでの主要な利害関係者を 明らかにしました 00:34:42.765 --> 00:34:47.762 また追求したい 利用シナリオも調べ 00:34:47.762 --> 00:34:53.784 それを情報ベースまたは 異なるプラットフォームから成る 00:34:53.784 --> 00:34:56.430 アーキテクチャ全体に地図化しました 00:34:57.097 --> 00:34:59.535 これは明らかに 分散アーキテクチャであり 00:34:59.535 --> 00:35:01.361 巨大な一枚岩ではありません 00:35:02.499 --> 00:35:05.664 各自10分しかないので 00:35:05.664 --> 00:35:07.980 これをさっとご説明しますが 00:35:09.035 --> 00:35:11.506 詳細に興味がある方がいれば 00:35:11.506 --> 00:35:15.949 今晩とか明日 理解を深める時間が あると思います 00:35:16.318 --> 00:35:20.131 私たちが着手したのは 舞台芸術のバリューネットワークからで 00:35:20.131 --> 00:35:23.263 これは面白いことに 去年発表されました 00:35:23.895 --> 00:35:27.691 以前の仕事に基づき 構築できたのはラッキーです 00:35:28.255 --> 00:35:31.098 中央にあるのが 舞台芸術の基本の価値連鎖で 00:35:31.098 --> 00:35:34.177 さまざまな利害関係者が それを取り囲んでいます 00:35:34.683 --> 00:35:37.387 私たちは全部で 20の利害関係グループを見つけ 00:35:37.387 --> 00:35:40.504 各利害関係グループのため 00:35:40.504 --> 00:35:45.464 それを7つの大きなカテゴリへ要約しました 00:35:47.467 --> 00:35:49.995 そしてインフラの観点から 00:35:49.995 --> 00:35:54.718 彼らがどのようなニーズを持ちうるか 00:35:54.718 --> 00:35:58.572 また 全体がリンクされ データが公開で利用できたら 00:35:58.572 --> 00:36:02.062 何を達成できるかを 系統立てて明らかにしました 00:36:02.637 --> 00:36:04.990 異なるタイプが表示されていて 00:36:04.990 --> 00:36:07.105 Production(制作) 00:36:07.105 --> 00:36:09.177 Presention & Promotion (表現とプロモーション) 00:36:09.177 --> 00:36:10.657 Coverage & Reuse (報道と再利用) 00:36:10.657 --> 00:36:12.064 Live Audiences (ライブ オーディエンス) 00:36:12.064 --> 00:36:13.048 Online Consumption (オンライン消費) 00:36:13.048 --> 00:36:14.020 Heritage(継承) 00:36:14.020 --> 00:36:15.959 Research & Education (調査研究と教育)です 00:36:15.959 --> 00:36:18.885 こちらに最初の一部分が表示されている 00:36:18.885 --> 00:36:21.275 大きな表を設定した後 00:36:21.275 --> 00:36:23.514 その表で比較し 00:36:23.514 --> 00:36:28.994 すべての利害関係グループが 全体に渡り利用しているのは 00:36:28.994 --> 00:36:31.248 どのデータタイプかを調べました 00:36:31.248 --> 00:36:36.586 これは全体に共通する 大きな基本データで 00:36:36.586 --> 00:36:38.890 この領域こそ 00:36:38.890 --> 00:36:43.775 共に協力して データを維持することが 00:36:43.775 --> 00:36:46.263 合理的な領域なのです 00:36:47.602 --> 00:36:50.651 プラットフォームの アーキテクチャについては 00:36:50.651 --> 00:36:53.648 ここに4つのレイヤーがありますね 00:36:54.096 --> 00:36:56.448 下部にはデータレイヤーが表示されています 00:36:56.448 --> 00:36:59.334 もちろんウィキデータは その一部の機能を果たしますが 00:36:59.334 --> 00:37:02.733 その他データベース 分散データベースもたくさんあり 00:37:02.733 --> 00:37:07.769 SPARQLエンドポイントを通じて データが公開されています 00:37:09.204 --> 00:37:13.106 中央の黄色部分が セマンティック レイヤーで 00:37:13.106 --> 00:37:16.183 物事を表現するための 共通の言語で 00:37:16.183 --> 00:37:21.834 舞台芸術の物事や オントロジーに関する文を作成できます 00:37:22.400 --> 00:37:25.803 そして次に アプリケーション レイヤーがあり 00:37:25.803 --> 00:37:32.225 これはデータ分析やデータ抽出などの さまざまなモジュールで構成されています 00:37:32.225 --> 00:37:36.029 つまり 非構造化データを 構造化データにする方法や 00:37:36.029 --> 00:37:38.907 それをツールでサポートする方法です 00:37:39.436 --> 00:37:42.478 それからデータの画像化もあります 00:37:43.045 --> 00:37:47.115 大量のデータがあれば 何らかの方法で可視化できます 00:37:47.801 --> 00:37:50.155 また上部に プレゼンテーション レイヤーがあり 00:37:50.155 --> 00:37:56.184 これが普通の人たちが実際に 日々やりとりするもので 00:37:56.199 --> 00:37:59.615 検索エンジンや百科事典 文化的アジェンダ 00:37:59.615 --> 00:38:02.097 その他各種サービスがあります 00:38:03.395 --> 00:38:05.386 一から始めたわけではなく 00:38:05.386 --> 00:38:08.535 この領域で すでに作業がなされていました 00:38:09.107 --> 00:38:15.245 私が参加してきたプロジェクトから いくつかの例を取り上げましょう 00:38:15.755 --> 00:38:18.149 またその他についても 取り上げていきます 00:38:18.608 --> 00:38:20.372 私はこの領域において 00:38:20.372 --> 00:38:24.476 舞台芸術に関する スイスのアーカイブから始めました 00:38:25.001 --> 00:38:27.795 スイスの舞台芸術のデータベースを 構築するまで 00:38:27.795 --> 00:38:31.046 舞台芸術のオントロジーを作成しました 00:38:31.523 --> 00:38:33.931 現在はRDFになっています 00:38:34.701 --> 00:38:39.771 スイスの舞台芸術の歴史に関しては 00:38:39.771 --> 00:38:43.313 60、70年間の データベースがありますから 00:38:43.313 --> 00:38:45.385 それを基礎に開発できますし 00:38:45.385 --> 00:38:48.999 RDFに変換もされています 00:38:49.968 --> 00:38:54.621 データが利用できる 構築プラットフォームもありました 00:38:56.073 --> 00:39:01.658 ウィキデータへ いくらか取り込み済みです 00:39:01.658 --> 00:39:03.741 一部はスイスからのデータで 00:39:03.741 --> 00:39:08.990 舞台芸術機関からのデータもあります 00:39:09.680 --> 00:39:12.357 例えば バート・マグナスが それに関与しており 00:39:12.883 --> 00:39:15.078 彼が背景の原動力です 00:39:15.467 --> 00:39:18.033 またウィキメディア コモンズからの データもありますが 00:39:18.033 --> 00:39:21.361 私たちの残りのメタデータと うまくリンクされていません 00:39:21.952 --> 00:39:25.097 また この取り込みを行うことで 00:39:25.097 --> 00:39:31.514 スイスのデータモデルを ウィキデータへ実装し始めたことになります 00:39:32.767 --> 00:39:36.731 カナダの実装提携業者の1つが 00:39:36.731 --> 00:39:39.013 Culture Createsです 00:39:39.013 --> 00:39:43.872 プラットフォームを運営し 劇場のウェブサイトから情報を取得し 00:39:43.872 --> 00:39:48.216 それをナレッジ グラフに入力し 00:39:48.293 --> 00:39:54.758 そして 検索エンジンや その他デバイスに表示します 00:39:56.415 --> 00:40:03.027 そこでも実装や オントロジーへの拡張の必要があり 00:40:03.197 --> 00:40:05.513 スライドで分かるように 00:40:05.513 --> 00:40:09.599 まだ空き領域はありますが 重複もあります 00:40:10.109 --> 00:40:13.456 重要な重複は 一般共有された言語で 00:40:13.456 --> 00:40:18.693 これはさまざまなデータセットを リンクするのに役立ちます 00:40:20.759 --> 00:40:22.587 また重要なことは 00:40:22.587 --> 00:40:26.404 ベースレジストリと典拠ファイルを 使用していることです 00:40:26.406 --> 00:40:29.018 ここが これらのリンクにより 00:40:29.018 --> 00:40:33.967 ウィキデータが 重要な役割を果たす所です 00:40:34.619 --> 00:40:39.081 では Linked Data Future Initiatives 諮問委員会による 00:40:39.081 --> 00:40:41.882 アドバイスを共有したいと思います 00:40:42.769 --> 00:40:45.169 少なくとも2つのアドバイスがあります 00:40:45.169 --> 00:40:50.005 カナダ自体の舞台芸術の ナレッジ グラフを埋めるため 00:40:50.005 --> 00:40:53.173 カナダの方々には絶対的に重要です 00:40:53.173 --> 00:40:55.851 スイスの舞台芸術のアーカイブと異なり 00:40:55.851 --> 00:40:59.389 すでに存在しているデータベースから 始めるわけではなく 00:40:59.389 --> 00:41:01.906 一から構築しなければならないからです 00:41:02.240 --> 00:41:04.838 データをそこに取り込むことが 間違いなく重要です 00:41:04.838 --> 00:41:09.024 2つ目に ご覧のように ウィキデータはすでに役立っています 00:41:09.024 --> 00:41:12.342 ウィキデータは 諮問委員会によると 00:41:12.342 --> 00:41:17.859 ナレッジグラフArtsdata.caを 補完するものであり 00:41:18.347 --> 00:41:21.474 舞台芸術関連のデータを増補するため 00:41:21.474 --> 00:41:24.878 貢献の努力がなされるべき とのことです 00:41:25.813 --> 00:41:30.775 そこが私たちが今後 短中期的に取り組む箇所であり 00:41:30.775 --> 00:41:34.245 そのためここで その努力に協力してくれる人が 00:41:34.245 --> 00:41:38.644 見つけられればと思います 00:41:40.556 --> 00:41:44.942 現在 私たちは 互いに補完するものとみなしています 00:41:44.942 --> 00:41:49.841 そこで両方の手法の 長所と短所を考える必要があります 00:41:49.844 --> 00:41:56.293 こちらがウィキデータと従来の リンクト オープン データとの比較です 00:41:56.887 --> 00:42:02.527 皆さんの経験も交えて 喜んでお話ししたいと思います 00:42:02.814 --> 00:42:05.736 ウィキデータには大きな長所があります 00:42:05.736 --> 00:42:07.727 クラウドソースの プラットフォームであり 00:42:07.727 --> 00:42:11.671 関係者を招いて 協力してもらいやすいからです 00:42:12.282 --> 00:42:17.482 短所は管理しにくいことです 00:42:18.132 --> 00:42:22.764 データの所有者は 自身の図などの権利を手放すことになり 00:42:22.764 --> 00:42:26.372 データ品質や完成度の管理を 00:42:26.554 --> 00:42:31.096 自分の管理下にある場合と比べて ウィキデータで追跡するのは困難です 00:42:31.493 --> 00:42:34.376 ウィキデータのその他の長所は 00:42:34.376 --> 00:42:39.617 世界規模の図への 瞬時での統合が要求されることです 00:42:40.210 --> 00:42:43.204 つまり段階的に 他のデータベースと 00:42:43.204 --> 00:42:46.768 調整していくことはできません 00:42:47.048 --> 00:42:49.528 これも長所だと考えられます 00:42:49.988 --> 00:42:53.914 もちろん統合や 相互運用性をお求めなら 00:42:53.914 --> 00:42:57.002 ウィキデータでは初めからきちんと その機能が備わっています 00:42:59.184 --> 00:43:03.157 データ モデリング方法の統一は 00:43:03.157 --> 00:43:05.552 両方のケースで課題となっています 00:43:06.039 --> 00:43:10.671 ですが 最初は各自の部門で行うほうが 簡単に見えます 00:43:10.671 --> 00:43:13.439 ある時点でその作業が済めば 00:43:13.787 --> 00:43:16.693 ウィキペディアで 継続する作業になるからです 00:43:18.280 --> 00:43:22.883 データ取り込みの 優先順位付けに関しては 00:43:23.535 --> 00:43:28.663 現時点で次の規則に従っています 00:43:30.055 --> 00:43:34.245 まず 本来誰に権限があるか 確かでない状態で 00:43:34.245 --> 00:43:36.629 データを取り込むことです 00:43:36.629 --> 00:43:40.433 こうすれば間違いなく 共有で管理されることになります 00:43:40.902 --> 00:43:47.149 また クラウドソースの手法の 可能性が高いデータを取り込むこと 00:43:47.149 --> 00:43:53.923 ウィキペディアで再利用される 可能性の高いデータを取り込むことです 00:43:54.813 --> 00:44:00.262 また データモデリングと 標準化に関する 00:44:00.262 --> 00:44:04.364 国際的な共同作業は 00:44:04.364 --> 00:44:06.511 もし他の場所で行われていなければ 00:44:06.511 --> 00:44:09.484 ウィキデータ上で 直接行われることが望ましいです 00:44:09.484 --> 00:44:14.953 同じ場所でデータを取り込めば 交流が生まれるからです 00:44:15.963 --> 00:44:22.168 次に ベースレジストリと典拠ファイルに 焦点を当てましょう 00:44:22.181 --> 00:44:26.250 既存オントロジーの拡張として 00:44:26.250 --> 00:44:30.520 異なるデータや 管理されていない語彙の間で 00:44:30.520 --> 00:44:32.833 リンクしやすくなるからです 00:44:33.965 --> 00:44:35.994 スライドがあと2枚だけあります 00:44:36.480 --> 00:44:39.768 次のステップは Wiki Loves Performing Artsに向け 00:44:39.768 --> 00:44:42.888 すべてのGLAMの手法を 合わせることです 00:44:42.888 --> 00:44:47.524 つまり会場や組織を 00:44:47.524 --> 00:44:51.106 インフォボックスや バブル テンプレートの形式で表し 00:44:51.106 --> 00:44:54.414 ウィキペディアに データを取り込もうとする試みです 00:44:55.031 --> 00:44:59.769 もう1つ追求するプロジェクトは COST Actionで 00:44:59.786 --> 00:45:03.140 来年 提起する予定の 00:45:03.140 --> 00:45:06.037 舞台芸術向けのリンクト オープン データ エコシステムです 00:45:06.037 --> 00:45:07.757 COSTはヨーロッパのプログラムで 00:45:07.757 --> 00:45:10.347 ネットワーキング活動と 00:45:10.347 --> 00:45:13.929 ここに取り上げ挙げられた トピックをサポートしています 00:45:14.326 --> 00:45:16.404 うち2つを抜粋してありますが 00:45:16.404 --> 00:45:20.702 1つはウィキデータと 従来のリンクト オープン データ間での 00:45:20.702 --> 00:45:23.717 フェデレーションに関する質問です 00:45:24.368 --> 00:45:27.744 もう1つは これも重要だと思いますが 00:45:27.744 --> 00:45:30.528 大きな可能性を秘めている部分で 00:45:30.528 --> 00:45:35.683 ウィキデータのデータを追加する 国際キャンペーンの実施です 00:45:37.627 --> 00:45:41.002 以上です ありがとうございました 00:45:41.365 --> 00:45:45.762 では 私の同僚たちに 登壇いただきましょう 00:45:47.086 --> 00:45:50.529 パネルへどうぞ マイクも必要かもしれません 00:45:53.903 --> 00:45:55.682 それから… 00:45:57.473 --> 00:45:59.940 質問の機会を差し上げます 00:46:01.042 --> 00:46:05.185 また 私の同僚たちにも 00:46:05.185 --> 00:46:08.071 お互いに質問があるかお尋ねします 00:46:12.049 --> 00:46:15.327 聴衆の皆さんからは 質問があるでしょうか 00:46:20.502 --> 00:46:22.758 (聴衆1)[聞き取り不能] 00:46:23.587 --> 00:46:27.033 お一人ずつに質問ですが 00:46:27.033 --> 00:46:30.842 どこで線引きをして 00:46:30.842 --> 00:46:33.076 どのように― 00:46:33.076 --> 00:46:35.956 自分のウィキベースを 運用する必要がある場合や 00:46:35.956 --> 00:46:39.328 ウィキデータへ取り込みたい内容を 規定するのでしょうか 00:46:39.328 --> 00:46:45.516 順序良く取り込める背景には 明確な図表があるのでしょうか 00:46:48.211 --> 00:46:51.484 マイクがあるので まず私からお答えします 00:46:52.130 --> 00:46:56.955 課題の1つは著名度です 00:46:59.212 --> 00:47:02.084 別のプロジェクトで それに取り組んでいます 00:47:02.687 --> 00:47:05.898 ライセンス供与も課題の1つです 00:47:06.346 --> 00:47:10.466 ご自分のデータベースでは 自分独自の規定を適用できますから 00:47:10.466 --> 00:47:13.758 そうなると どこでも可能だと思います 00:47:14.284 --> 00:47:19.882 3つ目はサンドボックスとして データを保持し 00:47:19.882 --> 00:47:23.078 ウィキデータへ取り込むため それを準備することです 00:47:23.383 --> 00:47:26.085 以上が今考えられる 主要な3つですが 00:47:26.085 --> 00:47:28.554 まだあると思います 00:47:29.976 --> 00:47:32.369 私にとっては 著作権はいつも課題です 00:47:33.007 --> 00:47:36.686 国立図書館が ウィキベースに向けて移行したい場合 00:47:36.686 --> 00:47:39.740 マオリ語の言葉での これまでの業績のため 00:47:39.740 --> 00:47:42.539 彼らがライセンス管理を 継続しなければなりません 00:47:43.438 --> 00:47:46.483 カカポのデータベースには 00:47:46.483 --> 00:47:49.977 保護局が公開できると考えた データのみがありますが 00:47:49.977 --> 00:47:52.739 その運用を見れば 00:47:52.739 --> 00:47:54.974 非公開のウィキベースを使用して 00:47:54.974 --> 00:47:58.128 独自データベースを 管理したくなるかもしれません 00:47:58.613 --> 00:48:02.754 単に彼らが現在運用している Excelスプレッドシート体系よりも 00:48:02.754 --> 00:48:07.249 視覚化ツールの一部を 適用できたほうがいいからです 00:48:12.337 --> 00:48:16.556 データの種類に依ると思います 00:48:17.609 --> 00:48:22.359 出版物のアーカイブでは もちろん幸運な立場で 00:48:22.359 --> 00:48:26.984 資料は出版されたものや 00:48:26.984 --> 00:48:32.415 当時 出版するには高額で 公開されたものですから 00:48:33.082 --> 00:48:36.234 これは簡単です 00:48:36.234 --> 00:48:39.449 プロジェクトは― 00:48:40.101 --> 00:48:42.027 典型的なプロジェクトでは 00:48:42.027 --> 00:48:46.325 ある期間 資金提供され それが終了すると 00:48:46.466 --> 00:48:51.516 データに起こることは 倉庫に格納されるか 00:48:51.674 --> 00:48:55.106 永遠には運用されないソフトウェアに 格納されることになります 00:48:55.846 --> 00:48:59.436 ですから私の観点からは 明らかで 00:48:59.896 --> 00:49:02.776 当時はウィキデータはありませんでしたが 現在はあるので 00:49:03.376 --> 00:49:07.248 ウィキデータのような より大きなエコシステムへ 00:49:07.248 --> 00:49:10.757 データを取り込む方法と照らし合わせ 00:49:10.757 --> 00:49:13.497 早い段階で 持続可能性を議論することは 00:49:13.497 --> 00:49:16.757 私たちのプロジェクトにとって 間違いなく合理的です 00:49:17.237 --> 00:49:21.408 またデータコミュニティーと 話し合うのも意味があります 00:49:21.916 --> 00:49:26.864 例えば ウィキデータへ追加するには 何が著名で合理的か 00:49:26.864 --> 00:49:32.093 また所有権の形式を保つには 何が合理的か 00:49:32.093 --> 00:49:35.753 洗練されたアプリケーションよりも 00:49:35.753 --> 00:49:40.495 簡単な形式でも 視認性を高めたほうがいいとか 00:49:40.495 --> 00:49:46.252 維持されない保管場所へ 多額の資金を提供する代わりに 00:49:46.252 --> 00:49:52.692 大きなデータクラウドへ リンクさせたほうがいいなどの議論です 00:49:55.201 --> 00:50:00.121 先ほどここでプレゼンした プロジェクトでもお伝えしたように 00:50:00.121 --> 00:50:04.926 従来のリンクト オープン データ手法と ウィキデータとでは二重性がありますので 00:50:04.926 --> 00:50:08.268 非公開のウィキベース設定 という問題ではないのです 00:50:11.147 --> 00:50:14.504 抱えていた課題の1つは もちろんウィキデータで 00:50:14.504 --> 00:50:17.710 自分自身のデータを取り込む際に 00:50:17.710 --> 00:50:23.232 人々というか 他人の ハウスキーピングを行う必要があります 00:50:24.043 --> 00:50:26.478 それによって参加する人が 減るかもしれませんが 00:50:26.844 --> 00:50:29.888 段階的に取り組んでいくということです 00:50:30.375 --> 00:50:32.742 現時点では データベースは 00:50:32.742 --> 00:50:35.581 従来のリンクト オープン データに ありますが 00:50:35.581 --> 00:50:38.395 私たちはそれをウィキデータと リンクし始めており 00:50:38.395 --> 00:50:41.059 これは継続的なプロセスで 00:50:41.059 --> 00:50:47.769 最終的に大半のデータを ウィキデータに収める領域と 00:50:48.168 --> 00:50:51.946 その他のデータベースに残す領域とを 明らかにしていきます 00:50:52.620 --> 00:50:56.645 明らかに同期に関しては すでに課題であるように 00:50:56.645 --> 00:50:58.589 今後も課題になります 00:50:58.589 --> 00:51:01.507 リンクトデータの分野では 00:51:01.507 --> 00:51:04.826 誰を信用できるか 00:51:05.160 --> 00:51:08.720 誰が何の権限を持つかなど 協議が必要です 00:51:13.830 --> 00:51:15.820 (司会者)他にご質問は? 00:51:23.981 --> 00:51:25.550 (聴衆2)ありがとうございます 00:51:26.090 --> 00:51:31.816 私が完全に同感できるのは 00:51:31.816 --> 00:51:41.410 どこで境界線を引き ウィキデータにデータを収めるかどうか 00:51:43.044 --> 00:51:49.144 どのような理由や目的で ローカルのデータベースに 00:51:49.144 --> 00:51:53.104 データを保存し 作成や管理や維持を 行うかという課題です 00:51:53.778 --> 00:51:57.174 これは大きな議論で 00:51:57.174 --> 00:52:02.594 単にウィキデータへデータを 移行するという 00:52:02.594 --> 00:52:05.901 流行りを超えたものだと思います 00:52:05.901 --> 00:52:10.771 公開により人類に貢献でき 00:52:10.771 --> 00:52:13.728 優れたツールがあるからです 00:52:13.878 --> 00:52:18.132 現実の物事はもっと複雑だと思います 00:52:19.162 --> 00:52:24.102 それにも関わらず 興味深い議論だと思います 00:52:24.435 --> 00:52:30.011 また 別のパネルのイベントで 議論されている 00:52:30.011 --> 00:52:35.446 別の問題もあります 00:52:35.775 --> 00:52:41.129 1つの側面では 自身のデータベースを持ち 00:52:41.129 --> 00:52:43.194 どのようなテクノロジーであれ 00:52:43.194 --> 00:52:46.763 ウィキデータへ公開したり 00:52:47.233 --> 00:52:53.486 またはウィキベースのテクノロジーで 情報を作成管理する 00:52:53.486 --> 00:52:58.022 独自のシステムを開発したりすると 00:52:58.591 --> 00:53:04.281 同期やフェデレーションなどは 00:53:04.281 --> 00:53:08.524 使用するテクノロジーの問題です 00:53:09.182 --> 00:53:14.796 実際は ウィキデータを 公開のためだけに使用しているか 00:53:14.978 --> 00:53:18.637 ウィキデータの下にある インフラを使用して 00:53:18.637 --> 00:53:23.002 自分のデータの作成や 管理をしているかです 00:53:25.653 --> 00:53:32.307 ウィキデータのパネルについて 議論があり 00:53:32.640 --> 00:53:36.912 ここで別の議論も出てきますが 00:53:36.912 --> 00:53:40.815 物事は別のレベルにあると思います 00:53:41.626 --> 00:53:47.858 ウィキベースかウィキデータかという 議論に達するのは― 00:53:48.565 --> 00:53:50.839 間違いだと思います 00:53:50.839 --> 00:53:54.407 ウィキデータのインフラを 重視しすぎてしまいます 00:53:54.407 --> 00:53:59.008 舞台芸術の領域のように 他にもインフラはあるからです 00:53:59.810 --> 00:54:02.494 私たちには 別の補完コミュニティーもあり 00:54:02.494 --> 00:54:06.292 MusicBrainzは 独自のプラットフォームを運用し 00:54:06.292 --> 00:54:08.954 リンクト オープン データを提供しています 00:54:09.614 --> 00:54:12.692 私が理解している限りでは 00:54:14.160 --> 00:54:17.232 ウィキデータのコミュニティー内で 00:54:17.232 --> 00:54:19.731 彼らのデータを 重複しないという同意があり 00:54:19.731 --> 00:54:24.237 すべてのデータをコピーはしませんが 補完し合うものだと受け入れています 00:54:24.848 --> 00:54:29.678 そこで ウィキペディアで データを統合するとどうなるでしょう? 00:54:30.246 --> 00:54:31.907 例えばインフォボックスです 00:54:32.374 --> 00:54:36.417 彼らのSPARQLエンドポイントから そのデータを直接引き出せるでしょうか? 00:54:36.764 --> 00:54:39.603 またはすべてのデータを コピーせざるを得ないのであれば 00:54:39.603 --> 00:54:42.225 それにはどんなプロセスが 関与するのでしょうか? 00:54:42.225 --> 00:54:44.915 (聴衆2)議論はまだ続いていると思います 00:54:44.915 --> 00:54:46.745 このイベントの中では 00:54:46.745 --> 00:54:49.729 関心を寄せるコミュニティーは 両方あるはずですから― 00:54:49.729 --> 00:54:51.975 ウィキベースに関心がある人たちと 00:54:51.975 --> 00:54:54.002 ウィキデータに関心がある人たち 00:54:54.002 --> 00:54:56.282 そしてその両方に関心がある人たちです 00:54:56.282 --> 00:54:59.562 ですが余儀なくウィキベースに 移行するわけではありません 00:54:59.562 --> 00:55:00.759 そうとも限りません 00:55:00.759 --> 00:55:03.138 MusicBrainzは ウィキベース稼働ではありません 00:55:03.138 --> 00:55:06.802 (聴衆2)別の問題があると 申し上げたかったのです 00:55:06.802 --> 00:55:10.964 相関する場合もありますし まったく関係ない場合もあります 00:55:12.479 --> 00:55:16.573 もう1つ質問か意見があります 00:55:16.573 --> 00:55:22.013 管理された語彙の 階層構造の管理についてです 00:55:22.013 --> 00:55:26.473 例えば シソーラスや Fintoです 00:55:27.703 --> 00:55:30.504 場所があり 00:55:31.757 --> 00:55:34.554 マオリ語での― 00:55:35.593 --> 00:55:40.554 Subject Headingsがあり 00:55:42.262 --> 00:55:48.068 階層構造での管理という概念に 対処しなければなりません 00:55:48.360 --> 00:55:52.320 ご意見をお聞かせください― 00:55:52.320 --> 00:55:57.042 ウィキデータで管理された 知識組織化体系を 00:55:58.850 --> 00:56:02.364 管理する可能性については? 00:56:07.166 --> 00:56:10.169 FintoとYSO placesの場合では 00:56:11.499 --> 00:56:14.391 リポジトリは 00:56:14.391 --> 00:56:18.795 最終的にいくつかのソースの 集まりになります 00:56:19.364 --> 00:56:21.613 ですから ともかく流動的です 00:56:21.613 --> 00:56:24.528 必ずしも必要ありません 00:56:25.073 --> 00:56:28.383 私は国立図書館の代表ではないですが 00:56:28.383 --> 00:56:31.512 その考えられるプロジェクトで 00:56:31.512 --> 00:56:38.540 既存の構造を管理したり 対処したりする必要はないのです 00:56:38.540 --> 00:56:45.164 その意味では まだ探索がされるべき領域です 00:56:48.672 --> 00:56:50.782 Maori Subject Headingsは 00:56:50.782 --> 00:56:54.392 ウィキペディアの構造に対して 理想的に自身に役立っているようです 00:56:54.392 --> 00:56:56.961 ですが ライセンス供与は 禁じられています 00:56:56.961 --> 00:56:59.491 ライセンスが異なっていたら 00:56:59.491 --> 00:57:01.511 ウィキデータへ 取り込まれていたでしょう 00:57:01.511 --> 00:57:06.162 誰かが階層構造を好まずに 変更を始めると同時に 00:57:06.162 --> 00:57:12.301 その構造を構築した人から すぐに激しい抗議が来て 00:57:12.301 --> 00:57:14.271 さまざまな異なるマオリから 00:57:14.271 --> 00:57:17.942 最新の階層構造について 承認を得ることになります 00:57:18.382 --> 00:57:20.841 それが解決しようとしている課題です 00:57:23.812 --> 00:57:26.502 知識組織化体系という言葉は 00:57:26.502 --> 00:57:28.116 すべて違います 00:57:28.627 --> 00:57:31.752 ウィキデータで 異なる階層構造を表すことが 00:57:31.752 --> 00:57:36.855 良い考えかは確かではありません 00:57:37.650 --> 00:57:45.154 データの重ね合わせを 考えたほうがいいかもしれません 00:57:45.431 --> 00:57:48.985 コンセプトレベルでの マッピング作業については 00:57:49.091 --> 00:57:54.021 例えば ZBWの共同事業として 経済学向けのシソーラスがあります 00:57:55.420 --> 00:57:59.150 このシソーラスは 自身の階層構造を持っており 00:57:59.654 --> 00:58:03.461 もちろん ウィキデータのコンセプトへ 00:58:03.461 --> 00:58:08.452 ウィキデータの中に 代替構造を実際に保管せず 00:58:08.452 --> 00:58:14.840 シソーラスの階層構造を 反映することは可能ですが 00:58:14.840 --> 00:58:18.640 これは混乱を招きます 00:58:19.291 --> 00:58:24.789 しかし ウィキデータを コンセプトの貯蔵庫として考えるべきでしょう 00:58:24.789 --> 00:58:30.254 外部にあるレイヤーとリンクでき 00:58:30.264 --> 00:58:36.039 必ずしもウィキデータの中に 存在する必要がないものという 00:58:36.039 --> 00:58:39.080 別の見方を与えてくれます 00:58:45.775 --> 00:58:48.203 (司会者)他にご質問は? 00:58:49.096 --> 00:58:51.527 なければ...どうぞ 00:58:54.769 --> 00:58:57.781 (聴衆3)ユアヒム 最後の点を確認させてください 00:58:57.781 --> 00:59:01.064 レイヤーは あなたのお考えでは 00:59:02.196 --> 00:59:04.943 外部で管理され 00:59:04.943 --> 00:59:07.991 誰かがどうにかして ウィキデータ側から 00:59:07.991 --> 00:59:11.764 ウィキデータと統合されるものですか? 00:59:12.538 --> 00:59:18.771 それとも管理方法について すでにお考えがありましたか? 00:59:22.351 --> 00:59:24.931 いいえ 考えてはいませんでした 00:59:25.271 --> 00:59:30.361 ZBWとウィキデータで いくつか試みはありましたが 00:59:30.771 --> 00:59:33.132 ウィキデータで [聞き取り不能]でした 00:59:33.132 --> 00:59:38.837 これはまったく新しい 複雑な問題です 00:59:39.261 --> 00:59:42.546 議論によりますし 00:59:43.759 --> 00:59:47.908 そのようなことを行うには 管理を諦めなければなりません 00:59:47.908 --> 00:59:50.178 ですが 明らかにされるべきです 00:59:56.638 --> 00:59:57.959 もう1つ受けますか? 00:59:57.959 --> 01:00:02.589 (聴衆4)質問は カカポのプロジェクトについてです 01:00:03.875 --> 01:00:05.000 はい 01:00:05.000 --> 01:00:10.805 (聴衆4)こうした項目に 個々の動物を持つことについて 01:00:10.805 --> 01:00:14.636 ウィキデータの コミュニティーから反対はありましたか? 01:00:15.576 --> 01:00:16.836 これまでのところないです 01:00:16.836 --> 01:00:19.045 (聴衆4)以前この件を 聞いたことのある人は? 01:00:19.045 --> 01:00:22.445 これまで反対がないのは まだ誰も知らないからでは? 01:00:23.085 --> 01:00:26.095 時に小さな議論がされています 01:00:26.095 --> 01:00:29.235 ウィキデータで こうしたことに関心がある方たちは皆 01:00:29.235 --> 01:00:34.495 これを 有名な競走馬やネコに対する 個々のウィキデータ項目の付与を 01:00:34.495 --> 01:00:37.210 自然に延長したものだと 見なしています 01:00:37.210 --> 01:00:39.755 うまくモデル化されています 01:00:39.764 --> 01:00:44.444 そこに種全体を収めるのは 大胆でしょうが 01:00:44.444 --> 01:00:48.113 完全に管理できることだと思います 01:00:48.113 --> 01:00:50.462 (聴衆4)ネコやイヌで お試しにならないように 01:00:50.462 --> 01:00:52.457 (笑) 01:00:52.457 --> 01:00:54.337 (司会者)お時間が参りました 01:00:54.337 --> 01:00:55.767 ご参加ありがとうございました 01:00:55.767 --> 01:00:59.267 パネリストの皆さんが 休憩の間も質問をお受けします 01:00:59.267 --> 01:01:00.797 お楽しみください 01:01:00.797 --> 01:01:02.292 ありがとうございました 01:01:02.292 --> 01:01:04.047 (拍手)