重たい!
もう置いて良いですか?
良い匂い!
はい!
凄いフワフワしてる!
フワフワ!
1日目(7月18日)
よし!
元気?
元気ではありません。
元気じゃないの?
尻尾を切らないで大丈夫です。
どうぞ。
有難う!
研究室へ
7月18日、木曜日、12時30分。
新しい魚の熟成方法を試すために、魚を買ってきました。
その前に、魚を数日、乾燥させる必要があるので、まず、そのための下処理を行います。
これらの魚を買いました。
ハマチ
カンパチ
シマアジ
鯛
全部、養殖です。
これはハマチです。
脳締めと、エラを切りをしてあります。
氷が魚に触れないよう、袋に入れて、持ち帰りました。
オリジナルの鱗取り器!
この魚は、スキ引きで鱗を取りましょう。
カマは食べるけど、頭は要らないので、切り落としましょう。
内臓を除去します。
OK!
OK!
この状態で、1度の保存庫で保存します。
次は、カンパチ。
この魚の鱗をスキ引きで取りましょう。
反対側は、この鱗取り器を使いましょう。
オリジナルの鱗取り器!
そして、シマアジ。
最後にマダイ。
この魚も吊るして乾燥させます。
保存庫はこんな感じです。
これらの魚を、先ずは2-3日、乾燥させます。
3日目(7月20日)
カメちゃんの家にお邪魔して、ケカビを貰いに行く。詳しくは、前回の動画を御覧ください。
4日目(7月21日)
貰ってきたケカビをチェックしてみましょう。
これは、コンノさんが熟成した肉の皮の部分です。
この表面にあるのが、ケカビです。
これを使っても良いです。
この菌だけを培養したものも貰いました。
凄いナッツっぽい香り!
とても良い匂い!
僕はナッツの香りが大好きなので、これは良い香りです。
これは置いておきましょう。
こっちをチェックしましょう。
これです。
これは少し、青カビが混ざっています。
こちらです。
これが上手に増えたケカビです。
これを魚に付着させます。
これらの魚に使うと、直ぐになくなってしまうので、同時に、寒天培地を使って、菌を増やします。
菌を増やす(7月21日)
これはカメちゃんが培養したケカビです。
キレイなケカビです。
もっと、毛がふわっと伸びるそうですが、まだこのくらいの状態です。
ここには全くケカビが育っていません。
これは寒天培地です。
これを見るのは、大学の授業を受けた時以来です。
その授業は大嫌いでした。
これで十分。
全く知識のないジャンルなので、やり方が正しいのか、わかりません。
これから、めっちゃ勉強します!
これにて、我が家でもケカビを増やすことができるでしょう!
たくさん、増やして、たくさん、魚を熟成させます!
なんて汚いラボ!
完全に閉める方はここに置いて。
少し開ける方はここに置きましょう。
次に、これらの魚たちに、ケカビを纏わせましょう!
魚にケカビをつける(7月21日)
それでは、このケカビを魚たちに纏わせるための準備をしましょう!
コンビニで貰ったスプーン #1
コンビニで貰ったスプーン #2
精製水
これを、このスプレーボトルに注ぎます。
魚にスプレーをする(7月21日)
お腹の中にも、しっかりと吹き付けます。
シマダイも同様に。
楽しみ!
よし!
こんな感じです。
最後に、とんでもない魚が残っています。
こんなことをして、良いのでしょうか?
じゃーん!
クエです。
クエもやりましょう!
脂の乗っている、カマの部分にもスプレーしたいな!
丸ごと、スプレーしましょう!
全部、やりましょう!
これには、味付きの溶液を灌流したので、味がついています。
15日目(8月1日)
重たい!
もう置いて良いですか?
良い匂い!
7月21日にケカビを吹き付けました。
それ以来、これらの魚たちは熟成されています。
これが、ケカビを育ててくれた、僕の弟。
一緒に食べましょう!
食べましょう!
ほら、見て!
カビがメチャクチャ生えてる!
凄い!
凄いね!
俺にもカビ生えてますか?
凄いフワフワしてる!
ここを食べましょう。
そして、ここにもカビが生えているので、この裏側の背の肉を刺し身で食べましょう。
クエに最も良い感じでカビが生えています。
他のは、全然です。
ハマチについては、腹膜の奥の方だけ、カビが生えています。
シマアジについては、手前にはカビが生えています。
腎臓のあたりから、カビが生えています。
これはカンパチ。
これも、奥の方に、カビが生えています。
これには少ししかカビが生えていませんが、それでも、少しずつ、成長していくと思います。
良い匂い!