WEBVTT

00:00:01.067 --> 00:00:03.952
私は 製作不可能な映画を作りました

00:00:03.952 --> 00:00:07.603
でも不可能だなんて思わなかったから

00:00:07.603 --> 00:00:10.395
出来たことだと思います

00:00:10.395 --> 00:00:12.855
『Mars & Avril』はSF映画です

00:00:12.855 --> 00:00:17.053
舞台は 50年後の
カナダ・モントリオール

00:00:17.053 --> 00:00:19.255
ケベックで この種の映画を
手がけた人はいませんでした

00:00:19.255 --> 00:00:22.937
資金が掛かりますし 
未来が舞台となれば

00:00:22.937 --> 00:00:24.597
膨大な数の
視覚効果が必要で

00:00:24.597 --> 00:00:27.028
グリーンバックで
撮影が行われます

00:00:27.028 --> 00:00:29.179
でも 子供の頃から 
ずっと こんな映画を

00:00:29.179 --> 00:00:31.164
本当に 作りたかったんです

00:00:31.164 --> 00:00:33.273
子供の頃
コミック・ブックを読みながら

00:00:33.273 --> 00:00:36.869
未来はどうなるんだろうと
想像を巡らせていました

00:00:36.869 --> 00:00:39.505
アメリカのプロデューサーは
この映画を見ると

00:00:39.505 --> 00:00:42.789
かなりの予算をかけたと
思います

00:00:42.789 --> 00:00:45.908
2,300万ドル位でしょうか

00:00:45.908 --> 00:00:48.894
でも 実際の予算は
その１割でした

00:00:48.894 --> 00:00:51.443
『Mars & Avril』は
230万ドルで製作しました

00:00:51.443 --> 00:00:52.539
なぜ そんな事ができたのかと

00:00:52.539 --> 00:00:55.092
不思議に思われているかもしれません

00:00:55.092 --> 00:00:58.329
秘訣は２つあります 先ずは時間です

00:00:58.329 --> 00:01:01.110
お金が無い時は
時間を掛けなければいけません

00:01:01.110 --> 00:01:05.002
私の場合 『Mars & Avril』の完成まで
７年の歳月が掛かりました

00:01:05.002 --> 00:01:08.332
２つ目の秘訣は 愛です

00:01:08.332 --> 00:01:11.870
製作に関わった方々から
寛大な支援を受けました

00:01:11.870 --> 00:01:14.040
映画スタッフは
予算も何も無かったので

00:01:14.040 --> 00:01:17.068
皆の創造力に
委ねられました

00:01:17.068 --> 00:01:19.642
そして 全ての問題が
好機に転換しました

00:01:19.642 --> 00:01:21.668
これが今日の 
話の本題に繋がります

00:01:21.668 --> 00:01:25.808
創作上の制約が どのように
創造性の向上につながるかです

00:01:25.808 --> 00:01:29.216
先ずは 少し時間を
巻き戻しましょう

00:01:29.216 --> 00:01:32.373
私が20代前半の頃
グラフィック小説を手がけました

00:01:32.373 --> 00:01:34.407
一般的なグラフィック小説とは違い

00:01:34.407 --> 00:01:36.900
文章や写真を使って

00:01:36.900 --> 00:01:39.605
SF物語を 伝えるものでした

00:01:39.605 --> 00:01:43.188
映画化した 『Mars & Avril』に
出演している 多くの役者が

00:01:43.188 --> 00:01:45.246
既に この小説の
キャラクターに扮して

00:01:45.246 --> 00:01:48.840
実験的 演劇的

00:01:48.840 --> 00:01:54.387
単純化した方法で 
携わっていました

00:01:54.387 --> 00:01:58.090
その中の 一人は
素晴らしい舞台監督で俳優でもある

00:01:58.090 --> 00:01:59.534
ロベール・ルパージュです

00:01:59.534 --> 00:02:01.055
彼のことは 大好きです

00:02:01.055 --> 00:02:04.500
子供の頃から 大好きだったんです

00:02:04.500 --> 00:02:07.303
彼のやる仕事に とても憧れていて

00:02:07.303 --> 00:02:10.236
私のクレイジーなプロジェクトに
参加してもらえたらと思っていたら

00:02:10.236 --> 00:02:14.396
ウジェーヌ・スパークという
キャラクターに

00:02:14.396 --> 00:02:16.059
彼のイメージを使わせてくれました

00:02:16.059 --> 00:02:20.681
このキャラクターは
宇宙論を研究するアーティストで

00:02:20.681 --> 00:02:26.151
時間､空間､愛､音楽､女性の間に
存在する関係を追求しています

00:02:26.151 --> 00:02:29.706
ロベールは この役にぴったりでした

00:02:29.706 --> 00:02:32.890
実は 最初のチャンスを与えてくれのは
ロベールでした

00:02:32.890 --> 00:02:35.226
彼が 私を信じてくれたんです

00:02:35.226 --> 00:02:38.803
そして 私のグラフィック小説を
映画化し

00:02:38.803 --> 00:02:41.758
自分で脚本・監督・製作するよう

00:02:41.758 --> 00:02:43.810
後押ししてくれました

00:02:43.810 --> 00:02:47.620
実は 制約が創造性を
向上させることの

00:02:47.620 --> 00:02:51.504
最初の例になったのも
ロベールでした

00:02:51.504 --> 00:02:54.171
なぜなら 彼は地球上で
一番忙しい人なんです

00:02:54.171 --> 00:02:57.294
彼の予定は2042年まで
ビッシリ詰まっていて

00:02:57.294 --> 00:03:01.134
なかなか時間をとってもらえません

00:03:01.134 --> 00:03:04.017
でもこの映画でも

00:03:04.017 --> 00:03:05.922
本と同じ役を演じてもらいたかった

00:03:05.922 --> 00:03:08.918
でも問題は 2042年まで
待ったら この映画が

00:03:08.918 --> 00:03:11.470
未来映画では
無くなってしまいますね？

00:03:11.470 --> 00:03:15.266
ですから 彼の予定が空くまで
待つわけにはいきません

00:03:15.266 --> 00:03:16.950
これは大きな問題です

00:03:16.950 --> 00:03:20.243
こんなに忙しい人に
映画に出演してもらうには

00:03:20.243 --> 00:03:22.369
どうしたらいいでしょうか？

00:03:22.369 --> 00:03:26.271
製作会議で冗談めかしに
言ったんですが

00:03:26.271 --> 00:03:28.016
ちなみに 本当の話です

00:03:28.016 --> 00:03:30.928
「ロベールをホログラムにしたら
どうかな？

00:03:30.928 --> 00:03:33.091
彼は同じ時間に 地球上の
あらゆる所にいたり

00:03:33.091 --> 00:03:34.957
いなかったりするし

00:03:34.957 --> 00:03:37.528
私の中では 彼は神のような存在で

00:03:37.528 --> 00:03:41.782
現実と仮想世界の
狭間にいるような人なので

00:03:41.782 --> 00:03:43.756
彼をホログラムにするのは

00:03:43.756 --> 00:03:46.006
完璧に的を得ているんだ」って

00:03:46.006 --> 00:03:48.326
会議にいた 全員が笑いました

00:03:48.326 --> 00:03:50.862
でも この冗談で
上手く行けそうだということになり

00:03:50.862 --> 00:03:53.318
実際 この方法で
問題を解決しました

00:03:53.318 --> 00:03:57.021
まず６台のカメラで
ロベールを撮影します

00:03:57.021 --> 00:03:59.463
彼には緑色の服を着て
緑色の水槽のような場所に

00:03:59.463 --> 00:04:01.207
入ってもらってもらいます

00:04:01.207 --> 00:04:03.985
頭部60度の範囲を
各カメラで撮影したので

00:04:03.985 --> 00:04:06.598
撮影後の編集作業で

00:04:06.598 --> 00:04:08.490
必要なアングルを
ほぼ網羅できました

00:04:08.490 --> 00:04:10.902
撮影したのは彼の頭部のみです

00:04:10.902 --> 00:04:13.408
６ヵ月後 実際のセットで演ずるのは

00:04:13.408 --> 00:04:15.238
彼の体となる代役で

00:04:15.238 --> 00:04:17.678
これが頭を乗っける体になります

00:04:17.678 --> 00:04:20.929
代役の頭には
緑の覆いを被せてあるので

00:04:20.929 --> 00:04:24.111
編集時に この部分を削除し

00:04:24.111 --> 00:04:26.398
ロベール・ルパージュの頭と
すげかえるわけです

00:04:26.398 --> 00:04:28.406
これで 博学者っぽくなりました

00:04:28.406 --> 00:04:30.456
映画では こんな風になります

00:04:30.456 --> 00:04:42.776
（音楽）

00:04:42.776 --> 00:04:44.944
ロベール・ルパージュ: いつものごとく 
アルチュールの設計図には

00:04:44.944 --> 00:04:47.138
技術的な問題は
加味されていないようだ

00:04:47.138 --> 00:04:51.081
隙間を塞いでみたが 
まだ弁から空気が漏れる

00:04:51.081 --> 00:04:55.364
サウンドボックス内の圧力を下げるのに
リードのパレットを持ち上げてみたが

00:04:55.364 --> 00:04:59.296
琴線に触れてしまったかもしれない

00:04:59.296 --> 00:05:01.678
音がまだ低すぎる

00:05:01.678 --> 00:05:02.609
ジャック・ランギランド: 当たり前だよ

00:05:02.609 --> 00:05:05.771
楽器というものは
モデルに 似てくるからな

00:05:05.771 --> 00:05:11.301
（音楽）

00:05:26.266 --> 00:05:29.684
今ご覧いただいた シーンに

00:05:29.684 --> 00:05:31.828
出てくる楽器が

00:05:31.828 --> 00:05:34.335
制約が 創造性を向上させる

00:05:34.335 --> 00:05:36.727
２つ目の例です

00:05:36.727 --> 00:05:39.947
私の映画の中で不可欠な

00:05:39.947 --> 00:05:41.648
欲望の対象ともいえる

00:05:41.648 --> 00:05:44.043
想像上の楽器です

00:05:44.043 --> 00:05:46.123
この楽器にまつわる
素敵な逸話があります

00:05:46.123 --> 00:05:50.777
実はこの楽器がどのようなものか

00:05:50.777 --> 00:05:52.607
頭の中で想像していました

00:05:52.607 --> 00:05:56.820
問題は この楽器を作る
お金が無かったこと

00:05:56.820 --> 00:05:59.601
とても手が届きませんでした

00:05:59.601 --> 00:06:02.032
ですから ある意味 
大問題だったわけです

00:06:02.032 --> 00:06:05.633
手の届かないものを 
どうやって手に入れるか？

00:06:05.633 --> 00:06:09.593
ある朝 かなり良いアイデアと共に
目覚めました

00:06:09.593 --> 00:06:13.756
「誰かに それを払わせたらどうだろう？」って

00:06:13.756 --> 00:06:16.617
（笑）

00:06:16.617 --> 00:06:20.345
でも 一体どこの誰が
女性の体に―

00:06:20.345 --> 00:06:23.561
インスパイアされた
まだ作られもしていない

00:06:23.561 --> 00:06:25.261
７つの楽器に
興味を持つでしょうか？

00:06:25.261 --> 00:06:28.175
そこで モントリオールの
シルク・ドゥ・ソレイユが思いつきました

00:06:28.175 --> 00:06:31.533
スクリーンに映し出したい
クレイジーな―

00:06:31.533 --> 00:06:34.212
詩みたいなものを
一番理解してくれると思ったからです

00:06:34.212 --> 00:06:37.386
それで シルク・ドゥ・ソレイユのCEOである
ギー・ラリベルテに会って

00:06:37.386 --> 00:06:40.154
こんなスケッチと
ビジュアル資料を使って

00:06:40.154 --> 00:06:43.388
私のクレイジーなアイデアを
披露したんです

00:06:43.388 --> 00:06:46.115
すると とても素敵なことが起こりました

00:06:46.115 --> 00:06:48.466
ギーは 私がお金を
求めたからではなく

00:06:48.466 --> 00:06:51.771
皆がハッピーになれる

00:06:51.771 --> 00:06:55.197
良いアイデアを 持って来たから

00:06:55.197 --> 00:06:56.919
興味を持ってくれました

00:06:56.919 --> 00:06:59.028
ハッピーになったのは 実は３人で

00:06:59.028 --> 00:07:02.515
１人目はアートバイヤー

00:07:02.515 --> 00:07:05.455
彼は まだ作られていない楽器を安値で買えて

00:07:05.455 --> 00:07:07.328
ハッピーでした

00:07:07.328 --> 00:07:08.937
賭けをしたわけです

00:07:08.937 --> 00:07:12.794
２人目の アーティストの
ドミニク・エンゲルは素晴らしい方で

00:07:12.794 --> 00:07:15.623
彼も一年掛けて 取り組める
夢のプロジェクトにハッピーで

00:07:15.623 --> 00:07:17.104
もちろん 私もハッピーでした

00:07:17.104 --> 00:07:20.918
映画のための楽器を念願どおり 
タダで手に入れました

00:07:20.918 --> 00:07:25.726
完璧にお互いのニーズが合いました

00:07:25.726 --> 00:07:27.444
こちらが その楽器です

00:07:27.444 --> 00:07:30.918
制約が創造性を
向上させる 私の最後の例を

00:07:30.918 --> 00:07:32.427
お話します

00:07:32.427 --> 00:07:36.037
緑に由来します

00:07:36.037 --> 00:07:39.880
不思議で クレイジーな色ですよね

00:07:39.880 --> 00:07:42.942
いずれグリーンスクリーンを
画像に置き換えなければいけません

00:07:42.942 --> 00:07:45.763
どんな画像にするか
早いうちに決める必要があります

00:07:45.763 --> 00:07:49.936
私の頭の中には
様々なアイデアがあって

00:07:49.936 --> 00:07:51.952
世界がどうなるかを
ほぼ決めていました

00:07:51.952 --> 00:07:57.030
これも子供時代の空想に立ち帰り

00:07:57.030 --> 00:08:00.593
ベルギーのコミックの達人を思いつきました

00:08:00.593 --> 00:08:03.241
ベルギーの
フランソワ・スクイテンです

00:08:03.241 --> 00:08:06.561
この方のことも
とても尊敬していて

00:08:06.561 --> 00:08:09.033
プロダクション・デザイナーとして
彼にも映画に

00:08:09.033 --> 00:08:11.281
関わって欲しいと思っていました

00:08:11.281 --> 00:08:13.618
でも 周りの人に
「マーティン 彼は忙し過ぎるから

00:08:13.618 --> 00:08:16.305
どうせ断られるよ」と言われました

00:08:16.305 --> 00:08:20.159
それでも 彼のスタイルを真似するくらいなら

00:08:20.159 --> 00:08:22.158
本人に電話して頼もうと決め

00:08:22.158 --> 00:08:24.834
私の本も贈りました

00:08:24.834 --> 00:08:26.857
すると映画の製作に参加したいと言う

00:08:26.857 --> 00:08:28.678
返事が来ました

00:08:28.678 --> 00:08:32.862
なぜなら彼は小さな水槽で大きな魚になれる

00:08:32.862 --> 00:08:36.756
夢を追いかけることができるからです

00:08:36.756 --> 00:08:39.590
なんと 私の子供時代の
ヒーローと

00:08:39.590 --> 00:08:42.535
映画の１コマ１コマの絵を描いて

00:08:42.535 --> 00:08:45.749
未来のモントリオールを創り上げたのです

00:08:45.749 --> 00:08:47.873
彼のような 敬愛する
偉大なアーティストとの

00:08:47.873 --> 00:08:50.526
仕事は 素晴らしい 
協同作業でした

00:08:50.526 --> 00:08:54.214
でも 究極的にはこの絵を

00:08:54.214 --> 00:08:56.238
実際に作らなくてはいけません

00:08:56.238 --> 00:08:59.367
そこで また私の解決策は

00:08:59.367 --> 00:09:02.474
私の中の最高のアーティストを
見つけることでした

00:09:02.474 --> 00:09:05.875
モントリオールにいる 
カルロス・モンソンは

00:09:05.875 --> 00:09:09.857
ケベック人で とても才能のある
視覚効果アーティストです

00:09:09.857 --> 00:09:13.339
この分野を 牽引するアーティストで

00:09:13.339 --> 00:09:16.286
『アバター』 『スタートレック』
『トランスフォーマー』

00:09:16.286 --> 00:09:18.519
その手の無名の作品も手がけました

00:09:18.519 --> 00:09:21.433
私の映画製作に
ピッタリだと確信しました

00:09:21.433 --> 00:09:22.976
ですから 次の
スピルバーグ映画で

00:09:22.976 --> 00:09:26.407
仕事をする代わりに 私と
働いてくれるよう 説得しました

00:09:26.407 --> 00:09:28.463
承諾してくれました

00:09:28.463 --> 00:09:32.250
なぜかって？それは
彼に夢を追いかけるチャンスをあげたからです

00:09:32.250 --> 00:09:35.664
ですから 皆さんに
差し出せる お金が無かったら

00:09:35.664 --> 00:09:38.879
考えられる
ありったけの素晴らしい力で

00:09:38.879 --> 00:09:41.391
その人の 想像力を
刺激してみてください

00:09:41.391 --> 00:09:43.767
以上が この映画に
まつわる出来事で

00:09:43.767 --> 00:09:45.108
どうやって製作が実現したかです

00:09:45.108 --> 00:09:48.239
その後 モントリオールにある
ビジョングローバルと言う

00:09:48.239 --> 00:09:50.311
とても素晴らしい ポストプロダクション会社に
巡り合いました

00:09:50.311 --> 00:09:54.948
私のクレイジーな映画のため
そこに所属する 60名のアーティストを

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フルタイムで
６ヶ月も貸してくれたんです

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ですから 皆さんにお伝えしたいことは

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クレイジーなアイデアがあって

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周りの人から 不可能だと言われたら

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むしろ ぜひ挑戦してください

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なぜなら人は成果よりも

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問題を見てしまう
傾向があるからです

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問題を敵と考えるのではなく

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味方にすることで

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人生は思いもしなかったように

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すばらしく踊り始めるでしょう

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私が経験済みです

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そうすれば クレイジーな
プロジェクトをやって

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気づいたら 火星にだって

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行けるかもしれません

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ありがとうございました

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（拍手）