皆さん、こんにちは。 ロブ グリーンフィールドです。 今日は、 皆さんの家の周りの土地を 豊かな家庭菜園に変える方法をお教えしようと思います。 自宅で、自分のために美味しくて栄養のある食物を 育てられるのです。 僕の経験例を通して お教えしましょう。 今、僕が立っているところは、 2年前には ただの芝生でしたが、今では 野菜が沢山収穫できる庭に なりました。 実際のところ、この場所は僕が 初めて芝生から家庭菜園に 変えたところです。 ここで、何がなされたかという事がお分かりになったでしょう。 僕は今、セントラルフロリダ(フロリダ州の中央部)にいます。 何から始めたかを 説明したいと思います。 僕がお話してるのは、、、 セントラルフロリダに住んでいる人なら誰でも知ってることですが 土質が間違いなく砂であるということです。 皆さんの住んでいるところにも、それぞれ 異なる条件があるわけですから、 それぞれの地域の気候に 適合させなければなりません。 でも、今日お見せするやり方は 一般的にアメリカ各地で 実践出来るものです。 今日は、皆さんが実際に 始められるよう 非常にシンプルに説明したいと 思います。 2年前まで、僕は実際に 食物などほとんど育てたことなどありませんでしたが ただ、基本的な知識を知ったあとこの家庭菜園を手がけました。 その基本を皆さんと 共用していきます。 6つの基本的な「構成要素」が このやり方には必要になります。 段ボール紙 根おおい(マルチング) うわ土、または、 堆肥(コンポスト) 太陽光 水 そして、植物。 これらが6つの主要な構成要素と なります。 これは、僕の方法であって、 この他にも 沢山、皆さんができるやり方が あります。 ここでは、自然に逆らうことなく 自然と共にという事に フォーカスを当てています。 では、皆さんの家庭菜園作りが 始められるよう これらの6つの 「構成要素」について もう少し詳しく一つ一つ 見ていきましょう。 一番最初は段ボール紙です。 シンプルに段ボール紙を 用意するだけです。 家庭菜園にしたい場所全域に 段ボール紙を重ねて 置いてください。 段ボール紙をわざわざ購入する 必要はありません。 リサイクル用ダンプスター (ごみ収集箱)から入手できます。 スーパーマーケット、酒店のダンプスターから集めたり また、この作業をもっと 簡単にしたいなら 大型の段ボール箱を使用する 電化製品店のダンプスターが いいでしょう。 理想的には、段ボール紙から テープやホッチキスの針や 金属止め等を取り除きましょう。段ボール紙は 芝生の生育を止め、殺し、 芝生の枯草は2つ目の構成要素の 根おおい(マルチング)と共に 分解されます。 根おおい(マルチング)で厚い層-理想的には 約1フット(30cm位) おい重ねましょう。 菜園にしたい場所に置いた 段ボール紙の上に 根おおい(マルチング)を のせていきます。 これについても 購入する必要はありません。 実際のところ、このアイデアは あまりお金をかけないで、 地元から出る廃物物資を 使用します。 ですから根おおい(マルチング)を入手するベストなところは 木の伐採や手入れをする 植木屋さんでしょう。 彼らの廃物は木を粉砕した チップです。 大抵の場合、それらは埋め立て ごみ処理地に 捨てられますが、その代わりに、皆さんが 無料で菜園にしたい場所で 使用することになります。 それでは、何故、 根おおい(マルチング)なのか? それを説明しましょう。 まず第一に、この方法では 芝生を殺した後の場所で 皆さんが食料を育てることが 出来るのです。 でも、根おおいは他にも多くの 働きをしてくはれます。 ちょっと、ここの根おおい (マルチング)を掘ってみると まず、一番上には木質の 根おおいがあります。 そしてもう少し掘るとこの 木質だった根おおいが もうかなり分解して 栄養をたくさん含んだ 有機物になっています。根おおいには色々な効果があるのです。 保湿性もあります。ですから、 降雨の際には 雨水がさっと芝生の上を 流れてしまう代わりに 根おおいの中に 浸み込んでいきます。 これ、湿りけもあり いい感じです。 天候がかなり乾燥している中、 水やりなどもしていません。 根おおいは,大切な微生物や 菌根菌が育つ 環境を作ってくれます。 焼けつくような炎天下や 炎熱を受けてしまうような 塀があったとしたら そんな場所では何も 生育しません。 それらを炎熱から守り、 菜園に必要な バクテリアや菌根菌のような 糸状菌を着生させます。 時が経つと、 全部が分解し 土壌内に必要な 栄養分となります。 さて、今僕の手で持っている土が 3番目の構成要素です。根おおいが 分解したものです。 皆さんが住んでいる所によって 色々と違った シナリオになります。 例えば 私の出身地ウィスコンシンは 土地は既にかなり肥沃です。 ですから、そこにわざわざ 土を運び込む必要はありません。 でも、菜園作りを始めた この土地は 砂土の芝生だったため、 根おおいやコンポストを 運び入れました。 それではコンポストや 土はどこで入手するのかですが、理想的には オーガニック土ですね。 ここフロリダ州で 僕の住んでいるところからあまり遠くないところに マッシュルーム農園(工場)が あります。そこで使われた後の 材料から素晴らしいコンポストを 作ることが出来るのです。 僕はこれらのモノをたくさん トラックでこの場所に運び込み 購入せず、比較的安価に 入手出来ました。 多くの場合、地方自治体から 根おおいを分けてもらえます。 庭の手入れ後にゴミ回収に 出された不要な草や木が 多くの場合 コンポストとなります。 自治体の住民に無料で コンポストを分けてもらえます。 この構成要素が菜園を作るうえで 一番費用の掛かるものかも しれません。でも、 皆さんの住んでいる場所に よりますね。 それでは、ここであまり 費用が掛からないものについて お話ししましょう。それは4番目の構成要素。 太陽の光です。 構成要素の中で、多分 一番シンプルで簡単な 要素です。とは言え 知っておくべき 大切なことがあります。 特に、菜園作り初心者にですが 直射日光が良く当たるところを お勧めします。 僕の住むセントラルフロリダは 日差しがとても強いので 5-6時間の直射日光時間です。 もっと温暖な地域であれば、 7-8時間くらいですね。理想的には、午前中に日が当たること そして、午後や 熱い日差しになる夕方に 直射日光の当たる時間を 減らします。そういうことから、 ここの菜園はパーフェクトです。 太陽は菜園の東側から上り 家の後ろ側に 沈んでいきます。 さて、5番目の構成要素も無料で 入手できるかもしれません。 皆さんもご存じの 水です。 水は、勿論 絶対不可欠な要素です。 2つのシステムを お見せしましょう。 僕は、雨水の集水をして 点滴灌漑をしています。 雨水集水を強くお勧めします。 非常に簡単ですよ。 屋根に降った雨水を ただ集めるだけです。 樋から落ちてくる雨水は 通常ならそのまま地面に 流れ落ちますが その代わりに 何でも構いませんがバケツや 樽などで 非常に簡単に どのような天候条件の下でも たとえ、砂漠気候の地域でも 雨水集水が可能です。 事実、 そのような所(砂漠気候)では、 雨水集水することが とても大切になります。 この点滴灌漑は実際に 雨水の取水器に 接続されていますが、 少しだけ、システムが複雑です。 一般的には、それが ホースと蛇口に繋がれています。 市の水道システムや井戸、また、 そのような配水システムの 水圧によって水が出ます 点滴灌漑の素晴らしいところは ものすごく効果的に水やりができ また使用水量も少なく済みます、そして、 水やりにかかる時間も かなり省けることです。 水やりについては、 タイマーを使用しないのなら 水やりをする時 外に出て、ただ、蛇口の栓を ひねるだけです。 タイマーを設置すれば 水やりの日や時間を セットできます。 タイマーの非常に良いところは 外出中にも 水やりができることです。 水はこの黒いパイプを通り 点滴灌漑用チューブへと 流れていきます。 それでは、実際にどのように水か 出てくるかをお見せしましょう。 これらが 点滴灌漑用のチューブです。 子のチューブの表面には、 6インチ(約15㎝)毎に 小さな穴が開けられています。 それらの穴から 水滴が出てくるわけです。 ですから、水やりの範囲を 全体に広げず 場所を特定できるのです。 水やりがうまくできるための 重要な幾つかのポイントは 午前中に作業をすること。 理想的に言うと 日の出の前です。 日中に気温が上がると 水が蒸発するからです。 そして、植物の上からではなく、直接(土の上に) 水をやります。 芝生の上からにスプリンクラーで水を撒くやり方は 一番水を無駄にしてしまう やり方です。 この様な菜園を作る場合 初めの30日から45日位の期間は 一般的に植物を根付かせる為に 水やりをよくしてやることが 必要です。 しかし、一旦植物が活着したら 非常に少ない量の灌漑でも 大丈夫ですし あるいは灌漑も不要になります。それは、 皆さんが植える野菜の種類に よって異なります。 そこで、6番目の要素、植物です。 これについては お話しできる内容は 山ほどありますが、ここでは 芝生の庭から菜園に 変えていくという 基本的なことに特化しましょう。 まず一番目は栽培の仕方です。 多年生植物を植えるやり方は、 前にのせていった根おおいを 横にどかせます。 そして、コンポストに 混じっている土を 調整してやり植物の苗を その中に植え込みます。 根おおいは 植物の苗から離します。 さて、 一年生植物を植える場合 一般的には、コンポストをもっと多めにして 植えましょう。 僕は、一年生より多年生の植物をお勧めします。 ここでご紹介したい本が 一冊あります。 エリック トウンズマイヤ書作の「多年生植物」です。 皆さんの住んでいる地域に合ったデザインが 載っている本を入手されることをお勧めします。 ここでキーポイントです。 苗を植える際 まず、多くの苗の植えて後で すいでいくこと。それは 根おおいについても同様です。 そうすることで 雑草を生えにくくします。でも、 雑草が生えてしまった場合は? 雑草は実際にどのように 処理したらいいのでしょう? 草刈り後の雑草は市の埋め立て用 ごみ処理場行きですか。 いやいや。僕のバナナサークル= バナナスポットを見て下さい。 そこで、刈り取られた雑草は その場所の栄養を与える 肥料となっています。 多くの皆さんは刈り取った雑草を袋に詰め 捨ててしまいます。 でも、僕は刈り取った雑草を バナナが植えてある場所に 山積みにしていきます。 違った気候地域では、異なった ものかもしれません。 でも、僕はバナナ生育のために 菜園からのすべてのモノをここで山積みにしていきます。 ですから、菜園からの栄養素が すべて菜園の中に 留まり、無駄になることが ありません。 土づくりをすること、 有機性物質を菜園中に留まらせることによって 土の中に炭素を隠しこんでしまうのです。 空気中から取り入れられた カーボン(炭素)は 地面に閉じ込められます。 それでは、何故、この土地を菜園にするのでしょう。 皆さんは 驚かれるかもしれませんが 芝生の庭と言うのは アメリカ国内で 水が(灌漑水として)一番大量に 使われる場所なのです。 信じられないほど大量の水が使われます。 1日2億2000万トンの 水量です。 信じられない量の化学肥料も 使用されます。 それらの肥料は 水路システムの中に 流出し大きな問題を生じます。 そうして、膨大な量の殺虫剤が 私たちの飲料水の中にまで 入り込んでいきます。 見た目には美しい芝生ですが、 私たちにとっては 実際には計り知れない 破壊の原因に なっています。その代わりにそのスペースで 食物を栽培していくのです。 さて、第1次世界大戦、また、 第2次”世界大戦中には、「ビクトリーガーデン(勝利の庭)」と 呼ばれる活動がありました。実際にアメリカ政府が 国民に食物の自家栽培を 促進していました。 野菜や果物の約半分は 世界の各地から 輸入されることなく 国民の自家菜園で 収穫されていました。 過去にちゃんと出来ていたことがわかりますね。 そしてこれは今後も 続けることが出来 私達の大規模農園への食糧依存を軽減することが出来るのです。 この農業シルテムは人類、および他の生態系とこの地球環境に 多くの破壊をもたらしています。 また同時に、私たちの地域社会も 向上させることが出来ますし、 健康に良い美味しい食事を家族や 友人ととることが出来るのです。それも、 自宅で正しい方法を使い、正に 自分たちの コミュニティーの中で それができるのです。 こうやって、家の芝生の庭を 菜園に変えていくのです。 ここで、僕のビデオや芝庭から 菜園作りのメッセージを 皆さんに伝える活動の 支援をいただいている「Live Like Ally Foundation」に 多大なる感謝の意を表します。 もし、皆さんがこのビデオから 何かを得ることが出来たり、又、何かを学ぶことが出来たり、 やる気が起こったりしたのなら この動画チャンネルの サブスクリプションも お願いします。これからも沢山 動画発信したいと思います。 「いいね」を押していただき これを広めてください。 コメントやご質問もどうぞ。 そして、菜園を作ってください。