WEBVTT 00:00:00.402 --> 00:00:05.411 私はビハール州で育ちました インドで最も貧しい州です 00:00:05.411 --> 00:00:08.877 6歳の時のことを 覚えています 00:00:08.877 --> 00:00:12.643 ある日 学校から帰ると 玄関の前に 00:00:12.643 --> 00:00:17.964 最高においしいお菓子で いっぱいのカートがありました 00:00:17.964 --> 00:00:21.453 兄弟でむさぼるように食べていると 00:00:21.453 --> 00:00:24.741 そこに父が帰って来て 00:00:24.741 --> 00:00:30.205 激怒され どんなに泣いたか いまでも覚えています 00:00:30.205 --> 00:00:34.269 半分食べかけのお菓子を 乗せたままカートは 00:00:34.269 --> 00:00:37.486 とりあげられてしまいました 00:00:37.486 --> 00:00:42.287 あとで父がなぜ あんなに 怒ったのかわかりました 00:00:42.287 --> 00:00:45.512 そのお菓子は賄賂だったのです 00:00:45.512 --> 00:00:49.093 業者が父に 00:00:49.093 --> 00:00:52.556 州政府の契約を発注させるものでした 00:00:52.556 --> 00:00:57.217 父はビハール州の道路建設の責任者で 00:00:57.217 --> 00:01:01.820 汚職に対して厳しい態度で 00:01:01.820 --> 00:01:05.868 いやがらせや脅迫があっても 立ち向かっていました 00:01:05.868 --> 00:01:09.236 それは孤独な戦いでした なぜならビハール州は 00:01:09.236 --> 00:01:12.973 インドで最も腐敗した州 でもあったからです 00:01:12.973 --> 00:01:16.735 州の役人たちは汚職で金持ちになり 00:01:16.735 --> 00:01:20.828 貧しい人々の役に 立とうとしませんでした 00:01:20.828 --> 00:01:24.774 むしろ貧しい人々は子供たちが 食物も学校もない苦痛を 00:01:24.774 --> 00:01:28.607 訴えるすべがなかったのです 00:01:28.607 --> 00:01:32.964 私がそれを切実に経験したのは 00:01:32.964 --> 00:01:39.262 貧困を研究するために 田舎の村を訪ねた時です 00:01:39.262 --> 00:01:43.079 村から村をまわっていた時 00:01:43.079 --> 00:01:49.591 ある日 空腹と疲れから 00:01:49.591 --> 00:01:51.910 倒れそうになりました 00:01:51.910 --> 00:01:54.940 そこは木の下の焼けつくような場所でした 00:01:54.940 --> 00:02:00.999 ちょうどその時 村の 最も貧しい人の一人が 00:02:00.999 --> 00:02:06.915 私を小屋に招き入れ 親切に食物を与えてくれたのです 00:02:06.915 --> 00:02:11.563 後に分かったのですが その食物は 00:02:11.563 --> 00:02:17.306 彼の全家族の食事の2日分でした 00:02:17.306 --> 00:02:21.729 この寛容な深い恵みが 00:02:21.729 --> 00:02:27.007 私の心を揺さぶり 生きる目的そのものを変えたのです 00:02:27.007 --> 00:02:30.779 私はこの慈悲に報いようと決めました 00:02:30.779 --> 00:02:35.083 その後 私は世界銀行に入りました 富裕国から貧困国へと 00:02:35.083 --> 00:02:40.851 支援を届けることで 貧困と戦う組織でした 00:02:40.851 --> 00:02:45.883 私の最初の担当はウガンダでした 00:02:45.883 --> 00:02:50.111 ウガンダの財務省に改革を 促すことに注力し 00:02:50.111 --> 00:02:52.940 ローンを得ることができました 00:02:52.940 --> 00:02:56.071 しかしローンの貸出後に 00:02:56.071 --> 00:03:00.789 ウガンダを旅した時にみた 真新しい学校を覚えています 00:03:00.789 --> 00:03:03.573 そこには教科書も教師も なかったのです 00:03:03.573 --> 00:03:06.493 新しい診療所には薬がなく 00:03:06.493 --> 00:03:12.276 貧しい人々はそこでも孤立無援で 訴えも頼るものもありませんでした 00:03:12.276 --> 00:03:15.852 まるでビハール州の状況の再現でした 00:03:15.852 --> 00:03:19.812 ビハール州は開発の困難さを体現しており 00:03:19.812 --> 00:03:23.723 汚職にまみれた絶望的な貧困状態です 00:03:23.723 --> 00:03:27.983 世界的に 13億人の人々が 00:03:27.983 --> 00:03:32.692 一日1.25ドル以下の生活をしています ウガンダでの私の仕事は 00:03:32.692 --> 00:03:37.623 この貧困問題への典型的な アプローチでした 00:03:37.623 --> 00:03:41.915 これは1944年から実施されており 00:03:41.915 --> 00:03:47.535 第二次世界大戦の勝者で 創立の父 500人と 00:03:47.535 --> 00:03:50.971 創立の母 たった1人が 00:03:50.971 --> 00:03:53.398 アメリカのニューハンプシャー州に 集結して 00:03:53.398 --> 00:03:56.017 ブレトンウッズ体制を設立し 00:03:56.017 --> 00:03:57.822 その中に世界銀行が含まれていました 00:03:57.822 --> 00:04:01.122 この開発の伝統的アプローチには 00:04:01.122 --> 00:04:05.058 3つ要素が鍵でした まず資源の移転すること 00:04:05.058 --> 00:04:07.009 北側の豊かな国から 00:04:07.009 --> 00:04:09.506 南側の貧しい国に 00:04:09.506 --> 00:04:12.399 改革の処方箋をつけて 移転させます 00:04:12.399 --> 00:04:15.965 2番目に 資源の移転を 仲介する開発機関が 00:04:15.965 --> 00:04:20.726 不明瞭で 00:04:20.726 --> 00:04:24.527 投資目的と成果が 不透明でした 00:04:24.527 --> 00:04:28.440 そして3番目は 開発途上国での関与が 00:04:28.440 --> 00:04:31.722 一部の役人のエリートに限られ 00:04:31.722 --> 00:04:35.036 まさに開発援助の恩恵を 受けるべき市民との 00:04:35.036 --> 00:04:39.321 対話がほどんどなかったことです 00:04:39.321 --> 00:04:43.522 今日 これらの要素が 明らかになってきました 00:04:43.522 --> 00:04:46.882 世界の状況が大きく変化したからです 00:04:46.882 --> 00:04:50.577 オープンな知識 オープンな援助 オープンな意思決定 00:04:50.577 --> 00:04:54.322 またこれらと共に 3つの要素は変わり 00:04:54.322 --> 00:04:57.092 開発援助を変化させ 00:04:57.092 --> 00:05:00.805 ウガンダやビハールで 私が見た問題に対し 00:05:00.805 --> 00:05:05.378 大きな希望を抱かせてくれます 00:05:05.378 --> 00:05:08.344 最初の変化の鍵は オープンな知識です 00:05:08.344 --> 00:05:11.905 ご存知のように 今日の 開発途上国は単純に 00:05:11.905 --> 00:05:15.502 米国やヨーロッパや世界銀行に 与えられた解決策を 00:05:15.502 --> 00:05:19.129 受け取るわけではありません 00:05:19.129 --> 00:05:21.964 彼らは創造性と 自身の希望と 00:05:21.964 --> 00:05:24.364 実践的なノウハウを獲得しました 00:05:24.364 --> 00:05:27.915 南側諸国の経済発展の 成功によって得られたものです 00:05:27.915 --> 00:05:32.595 彼らが知りたいのは 中国の5億人もの人々が 00:05:32.595 --> 00:05:36.258 30年前の貧困から いかに離脱できたのか 00:05:36.258 --> 00:05:39.204 メキシコにおける貧困政策 (Oportunidades)が 00:05:39.204 --> 00:05:43.900 いかに数百万人の子供達の教育と 栄養状態を改善できたのか 00:05:43.900 --> 00:05:49.562 これはオープンな知識による 新たなエコシステム(生態系)であり 00:05:49.562 --> 00:05:54.495 単に北から南でなく 南から南へ 00:05:54.495 --> 00:05:56.798 そして南から北へ向かう流れなのです 00:05:56.798 --> 00:06:02.540 メキシコの貧困政策はいま ニューヨークでも注目されています 00:06:02.540 --> 00:06:06.388 この南北間の知識の移転が始まったように 00:06:06.388 --> 00:06:09.228 それらの移転を支えた開発機関にも 00:06:09.228 --> 00:06:11.755 変化が始まっています 00:06:11.755 --> 00:06:15.624 この2つ目の変化は オープンな援助です 00:06:15.624 --> 00:06:19.174 最近 世界銀行はデータを公開し 00:06:19.174 --> 00:06:24.037 200ヶ国で50年以上にわたる 8000もの経済・社会指標の 00:06:24.037 --> 00:06:28.406 一般利用を可能にしました 00:06:28.406 --> 00:06:32.384 さらにデータを利用した革新的アプリの 開発をクラウドソース(業務委託)する 00:06:32.384 --> 00:06:36.051 世界規模のコンペを発表しました 00:06:36.051 --> 00:06:39.224 今さらに 開発機関は 00:06:39.224 --> 00:06:43.038 投資計画を公開調査できるよう 公表しています 00:06:43.038 --> 00:06:47.303 ジオマッピングで ケニアの地図を見ると 00:06:47.303 --> 00:06:52.022 赤い点のように資金提供で 建設された学校と 00:06:52.022 --> 00:06:56.014 濃い緑色で示した 00:06:56.014 --> 00:06:59.374 未就学児童が多い地域が 一目で分かります 00:06:59.374 --> 00:07:03.510 この簡単なマッシュアップ技術で 資金援助者は 00:07:03.510 --> 00:07:06.486 この地域の学校はまだ 資金援助がなく 00:07:06.486 --> 00:07:08.594 ほとんどが未就学児童だと知らされ 00:07:08.594 --> 00:07:12.686 新たな課題として開発援助が 00:07:12.686 --> 00:07:17.305 最も必要な人々に向いているか と問いかけます 00:07:17.305 --> 00:07:22.247 このように世界銀行は 143ヶ国 3万のプロジェクトを 00:07:22.247 --> 00:07:25.149 ジオマップにまとめ 00:07:25.149 --> 00:07:28.325 資金援助者が共通のプラットフォームで 00:07:28.325 --> 00:07:31.270 全ての援助プロジェクトを 確認するようになりました 00:07:31.270 --> 00:07:36.132 これにより援助の透明性と 00:07:36.132 --> 00:07:38.974 説明責任が格段に進歩しました 00:07:38.974 --> 00:07:41.970 さらにこれが私の見解では 00:07:41.970 --> 00:07:45.302 開発における最も重要なシフトを導きました 00:07:45.302 --> 00:07:49.517 3番目のオープンなガバナンス (意思決定)です 00:07:49.517 --> 00:07:53.494 政府は今日 市民が求める声明と 説明責任を開示しています 00:07:53.494 --> 00:07:57.524 アラブの春からインドの アンナハザレア運動まで 00:07:57.524 --> 00:08:00.258 携帯電話やソーシャルメディアを使い 00:08:00.258 --> 00:08:02.872 単に政治的な説明責任だけでなく 00:08:02.872 --> 00:08:07.017 開発の説明責任をも 追及しています 00:08:07.017 --> 00:08:11.489 では政府は国民にサービスを 提供しているのか? 00:08:11.489 --> 00:08:15.634 例えば アフリカと東ヨーロッパの いくつかの政府は 00:08:15.634 --> 00:08:20.658 予算を一般公開しました 00:08:20.658 --> 00:08:24.061 しかしご存じのように 公表されている予算と 00:08:24.061 --> 00:08:28.098 利用できる予算に 大きな差があります 00:08:28.098 --> 00:08:33.018 これは公表されている予算です (笑) 00:08:33.018 --> 00:08:36.123 ご覧のように実際に触れられず 00:08:36.123 --> 00:08:38.842 一般市民には その資源の 00:08:38.842 --> 00:08:43.840 政府の利用計画が 理解されないのです 00:08:43.840 --> 00:08:47.775 そこで解決策として 政府は新たに 00:08:47.775 --> 00:08:52.458 予算を可視化して 一般に分かりやすくするツールを 00:08:52.458 --> 00:08:54.658 利用しています 00:08:54.658 --> 00:08:58.592 このモルドバの地図上の緑色は 00:08:58.592 --> 00:09:02.680 教育支出が少なくても 00:09:02.680 --> 00:09:05.000 優れた教育効果が出ている地域を示し 00:09:05.000 --> 00:09:08.249 赤色はその反対を示しています 00:09:08.249 --> 00:09:14.776 このようなツールは 不可解な書類で いっぱいの棚を 00:09:14.776 --> 00:09:18.530 だれでも見て わかるようにし 00:09:18.530 --> 00:09:22.296 さらに素晴らしいことに この公開によって 00:09:22.296 --> 00:09:26.154 今日の市民にフィードバックと 00:09:26.154 --> 00:09:29.680 政府に携わる機会を与えました 00:09:29.680 --> 00:09:34.063 フィリピンでも 親たちや生徒達が 00:09:34.063 --> 00:09:38.210 ウェブサイト上でリアルタイムに フィードバックできます 00:09:38.210 --> 00:09:43.302 「Checkmyschool.org」や SMS(ショートメッセージサービス)で 00:09:43.302 --> 00:09:46.096 学校に先生や教科書が 整備されているかどうか 00:09:46.096 --> 00:09:50.747 これはまさに私が目撃した ウガンダやビハール州の問題です 00:09:50.747 --> 00:09:53.599 政府の対応が迅速だった例もあります 00:09:53.599 --> 00:09:58.109 このサイトに報告された 800名の生徒が 00:09:58.109 --> 00:10:02.295 学校の修理が汚職で中断し 危険な状況だ 00:10:02.295 --> 00:10:04.886 というレポートに対して 00:10:04.886 --> 00:10:07.840 フィリピンの教育省は 素早く行動しました 00:10:07.840 --> 00:10:11.537 素晴らしいことに この革新は 00:10:11.537 --> 00:10:16.199 今や南側諸国から南へ フィリピンから 00:10:16.199 --> 00:10:20.544 インドネシア、ケニア、モルドバ、さらにその先まで 広がり続けています 00:10:20.544 --> 00:10:24.803 タンザニアのダルエスサラームの 00:10:24.803 --> 00:10:28.357 貧困コミュニティでさえ これらのツールで 00:10:28.357 --> 00:10:31.329 その願望を主張できるのです 00:10:31.329 --> 00:10:34.248 これは(ダルエスサラームの) タンデール地区の2011年8月の地図です 00:10:34.248 --> 00:10:38.601 これが数週間のうちに 00:10:38.601 --> 00:10:43.067 大学生達が携帯電話と 00:10:43.067 --> 00:10:47.617 オープンソースなプラットフォームを使い 全てのコミュニティ の 00:10:47.617 --> 00:10:51.104 インフラが描かれた飛躍的な地図に することができました 00:10:51.104 --> 00:10:55.569 エキサイティングなことに 市民がそこで 00:10:55.569 --> 00:11:00.576 どの保健衛生拠点や給水所が 00:11:00.576 --> 00:11:03.450 機能していないかフィードバックすれば 00:11:03.450 --> 00:11:06.050 赤い点で集計されて 可視化できるのです 00:11:06.050 --> 00:11:10.648 これにより貧い人々の声が 00:11:10.648 --> 00:11:15.103 視覚的効果と共に 届けられました 00:11:15.103 --> 00:11:20.713 今日ビハール州でさえ転換が起き オープンになろうとしています 00:11:20.713 --> 00:11:23.585 熱意あるリーダーシップのもとで 政府を透明化し 00:11:23.585 --> 00:11:28.753 貧しい人々に 理解しやすく すぐに対応するように 00:11:28.753 --> 00:11:32.281 しかし世界の多くの地域では 00:11:32.281 --> 00:11:35.259 政府が情報公開や 00:11:35.259 --> 00:11:40.376 貧困への援助に興味を持たないので 00:11:40.376 --> 00:11:44.720 仕組みを変えようとする人々には まさに挑戦なのです 00:11:44.720 --> 00:11:48.289 彼らは孤独な戦士です 00:11:48.289 --> 00:11:51.753 私の父や他の多くの人々のように 00:11:51.753 --> 00:11:54.877 開発援助を切り開く鍵となるのは 00:11:54.877 --> 00:12:00.073 これらの孤独な戦士と手を携えて 00:12:00.073 --> 00:12:03.614 共に不正と戦うことです 00:12:03.614 --> 00:12:08.357 例えば今日 ガーナの市民組織の 勇敢な改革者たちと 00:12:08.357 --> 00:12:11.557 議会と政府が 00:12:11.557 --> 00:12:15.749 石油部門にて透明な 契約をするための 00:12:15.749 --> 00:12:19.805 同盟を結びました これに感化され 00:12:19.805 --> 00:12:25.485 議会の改革者達がいま 疑惑のある契約を調査中です 00:12:25.485 --> 00:12:30.413 これらの事例は新たな希望と 新たな可能性をもたらします 00:12:30.413 --> 00:12:33.525 私がウガンダで見た問題や 00:12:33.525 --> 00:12:38.627 父がビハール州で直面した問題に対してです 00:12:38.627 --> 00:12:45.596 2年前 2010年4月8日 私は父を訪ねました 00:12:45.596 --> 00:12:50.994 それは夜遅くでしたが 80歳の父は 00:12:50.994 --> 00:12:55.795 70ページにおよぶ 道路計画の汚職に対する 00:12:55.795 --> 00:12:59.409 告訴状をタイプしていました 00:12:59.409 --> 00:13:04.027 父は弁護士でもないのに 法廷でこの件を争い 00:13:04.027 --> 00:13:08.241 翌日 勝訴しました 00:13:08.241 --> 00:13:10.263 しかし まさにその日の午後 00:13:10.263 --> 00:13:14.857 父は倒れ 亡くなりました 00:13:14.857 --> 00:13:19.801 彼は最後まで戦い続け 00:13:19.801 --> 00:13:23.746 腐敗や貧困への闘争に対し 00:13:23.746 --> 00:13:27.753 誠実であるべき政府の 役人だけでなく 00:13:27.753 --> 00:13:31.002 その声を届かせるために 集い参加すべき市民にも 00:13:31.002 --> 00:13:33.897 高まる情熱を注ぎました 00:13:33.897 --> 00:13:38.758 これらは彼の人生の両端の ブックエンドのようでした 00:13:38.758 --> 00:13:41.472 その間を旅する人生は 00:13:41.472 --> 00:13:46.257 開発環境の変化を映す鏡でした 00:13:46.257 --> 00:13:51.210 今 私はこの変化に鼓舞され 00:13:51.210 --> 00:13:54.314 世界銀行が 20年前の 私のウガンダの仕事から 00:13:54.314 --> 00:13:57.403 私達が抱いていた 2つの新たな方向へ 00:13:57.403 --> 00:14:01.281 大きな出発をした事に 興奮しています 00:14:01.281 --> 00:14:04.822 私達は開発を大々的に 公開する必要があります 00:14:04.822 --> 00:14:07.626 そうすれば知識が多方面へ広がり 00:14:07.626 --> 00:14:12.417 実務者を鼓舞し 援助は透明化されて 00:14:12.417 --> 00:14:16.576 説明可能で効率的なものなります 政府はオープン化し 00:14:16.576 --> 00:14:20.522 政府の改革によって市民が 00:14:20.522 --> 00:14:22.181 関与でき権限を与えられます 00:14:22.181 --> 00:14:25.378 この変化を加速する必要があります 00:14:25.378 --> 00:14:30.378 もし実現すれば 貧しい人々みんなの声が 00:14:30.378 --> 00:14:34.768 ビハールに響きわたるでしょう 00:14:34.768 --> 00:14:36.990 ウガンダにも そして世界中にも 00:14:36.990 --> 00:14:41.065 きっと教科書があり 先生のいる学校が 00:14:41.065 --> 00:14:44.102 子供たちのために整備されるでしょう 00:14:44.102 --> 00:14:48.185 子供たちもまた 00:14:48.185 --> 00:14:54.303 実際に貧困を抜け出す チャンスをつかめるのです 00:14:54.303 --> 00:14:57.518 ありがとうございました(拍手) 00:14:57.518 --> 00:15:00.238 (拍手)