1 00:00:00,000 --> 00:00:02,000 私はジョナサン ジットレインです 2 00:00:02,000 --> 00:00:05,000 最近の仕事で私はずっと悲観的だったので 3 00:00:05,000 --> 00:00:09,000 今朝は楽観的になろうと試みたい 4 00:00:09,000 --> 00:00:11,000 そして将来のインターネットに 5 00:00:11,000 --> 00:00:13,000 希望が持てる理由を 6 00:00:13,000 --> 00:00:16,000 現在の状況から説明したいと思います 7 00:00:16,000 --> 00:00:20,000 現在は昔よりも希望が少なくなっているように見えます 8 00:00:20,000 --> 00:00:22,000 みんな親切でなくなり 9 00:00:22,000 --> 00:00:26,000 人を信じなくなっています 例として 10 00:00:26,000 --> 00:00:28,000 ちょっとテストをしてみましょう 11 00:00:28,000 --> 00:00:35,000 今までにヒッチハイクをしたことのある人はどれくらいいますか? 12 00:00:35,000 --> 00:00:38,000 たくさんいますね ではこの10 年間に 13 00:00:38,000 --> 00:00:43,000 ヒッチハイクをしたという人は? 14 00:00:43,000 --> 00:00:46,000 そうでしょう 何が変わったのでしょうか? 15 00:00:46,000 --> 00:00:49,000 公共交通機関が良くなったからではないですよね 16 00:00:49,000 --> 00:00:52,000 1つの見方は 世の中が下り坂にあり 17 00:00:52,000 --> 00:00:55,000 悪い方向に向かっているというものです 18 00:00:55,000 --> 00:00:58,000 しかし私は3 つの例を通して 19 00:00:58,000 --> 00:01:01,000 トレンドラインが別な方向を向いており 20 00:01:01,000 --> 00:01:03,000 そしてインターネットが 21 00:01:03,000 --> 00:01:06,000 その力になっていることを示したいと思います 22 00:01:06,000 --> 00:01:09,000 第一の例は インターネット自体です 23 00:01:09,000 --> 00:01:13,000 この3 人はインターネットの創始者たちです 24 00:01:13,000 --> 00:01:15,000 彼らは1960 年代に 25 00:01:15,000 --> 00:01:19,000 ロサンゼルス郊外の同じ高校に通っていたクラスメートです 26 00:01:19,000 --> 00:01:22,000 フランス語クラブとか弁論クラブとかありますよね 27 00:01:22,000 --> 00:01:24,000 彼らは「グローバルネットワークを作ろう」クラブで 28 00:01:24,000 --> 00:01:27,000 それはすごくうまくいきました 29 00:01:27,000 --> 00:01:30,000 この写真はニューズウィーク誌の 30 00:01:30,000 --> 00:01:33,000 インターネット25 周年記念号のために撮られたものです 31 00:01:33,000 --> 00:01:35,000 見ての通り 32 00:01:35,000 --> 00:01:38,000 彼らは基本的に変わり者でした 33 00:01:38,000 --> 00:01:41,000 彼らにはグローバルネットワークを考え出す上で 34 00:01:41,000 --> 00:01:43,000 1 つ大きな制限と 35 00:01:43,000 --> 00:01:46,000 1 つ大きな自由がありました 36 00:01:46,000 --> 00:01:50,000 制限は 彼らにはお金が全然なかったということです 37 00:01:50,000 --> 00:01:53,000 彼らには物理的なネットワークに投資すべき資金が 38 00:01:53,000 --> 00:01:55,000 これといってありませんでした 39 00:01:55,000 --> 00:01:57,000 夜通し荷物を運ぼうと思ったら 40 00:01:57,000 --> 00:02:00,000 トラックや人やハブが必要です 41 00:02:00,000 --> 00:02:02,000 彼らには何もありません 42 00:02:02,000 --> 00:02:04,000 しかし彼らには驚くほどの自由がありました 43 00:02:04,000 --> 00:02:08,000 そこから収益を得る必要がなかったのです 44 00:02:08,000 --> 00:02:12,000 インターネットには ビジネスプランなどあったためしがありません 45 00:02:12,000 --> 00:02:14,000 CEO もいません 46 00:02:14,000 --> 00:02:18,000 構築に責任を持つ会社もありません 47 00:02:18,000 --> 00:02:20,000 かわりにいたのは 48 00:02:20,000 --> 00:02:23,000 何か面白いものを一緒に作ろうという連中です 49 00:02:23,000 --> 00:02:25,000 それで大儲けできるぞと 50 00:02:25,000 --> 00:02:29,000 聞いたわけでも 考えたわけでもありません 51 00:02:29,000 --> 00:02:32,000 その精神は ネットワークアーキテクチャを 52 00:02:32,000 --> 00:02:34,000 それ以前 あるいはそれ以降の 53 00:02:34,000 --> 00:02:38,000 どんなデジタルネットワークとも違ったものにしました 54 00:02:38,000 --> 00:02:40,000 あまりに変わっていたため 55 00:02:40,000 --> 00:02:44,000 インターネットがうまく機能するかどうか分らないとさえ言われてきました 56 00:02:44,000 --> 00:02:47,000 1992 年になっても IBM は言っていたのです 57 00:02:47,000 --> 00:02:50,000 インターネットプロトコルを使って 58 00:02:50,000 --> 00:02:53,000 企業ネットワークを構築することは不可能だと 59 00:02:53,000 --> 00:02:55,000 今日のインターネットエンジニアの中にさえ 60 00:02:55,000 --> 00:02:59,000 インターネット自体試験プロジェクトであり まだ結果は出ていない 61 00:02:59,000 --> 00:03:00,000 そう言う人がいます (笑) 62 00:03:00,000 --> 00:03:04,000 インターネット技術のマスコットがあるとしたら 63 00:03:04,000 --> 00:03:07,000 それはクマバチだと言われるゆえんです 64 00:03:07,000 --> 00:03:10,000 クマバチの体は 飛べるためには 65 00:03:10,000 --> 00:03:12,000 羽の長さに対して大きすぎるのです 66 00:03:12,000 --> 00:03:17,000 それがどういうわけか クマバチは飛ぶことができます 67 00:03:17,000 --> 00:03:20,000 うれしいことに 政府の多額の資金を使って 68 00:03:20,000 --> 00:03:23,000 3年ほど前に ハチがどうやって飛んでいるのかが 69 00:03:23,000 --> 00:03:25,000 ついに解明されました 70 00:03:25,000 --> 00:03:27,000 (笑) 71 00:03:27,000 --> 00:03:29,000 非常に難しい話なのですが どうやら― 72 00:03:29,000 --> 00:03:32,000 羽をすごく速く動かしているかららしいです 73 00:03:32,000 --> 00:03:35,000 (笑) 74 00:03:35,000 --> 00:03:39,000 ではインターネットを動かしているアーキテクチャというのは 75 00:03:39,000 --> 00:03:42,000 どう変わっているのでしょうか? 76 00:03:42,000 --> 00:03:44,000 データをある場所から別な場所へ 77 00:03:44,000 --> 00:03:47,000 動かすのに 運送会社みたいにはやりません 78 00:03:47,000 --> 00:03:50,000 それよりは観客席に近い 79 00:03:50,000 --> 00:03:51,000 (笑) 80 00:03:51,000 --> 00:03:53,000 ご自分がネットワークの一部だと思ってください 81 00:03:53,000 --> 00:03:56,000 何かスポーツを観戦しています 82 00:03:56,000 --> 00:03:58,000 このような座席に座っていて 83 00:03:58,000 --> 00:04:00,000 誰かがビールを注文します 84 00:04:00,000 --> 00:04:03,000 それは通路で手渡され 85 00:04:03,000 --> 00:04:05,000 あなた方は隣席の責務として 86 00:04:05,000 --> 00:04:07,000 自分のズボンを汚すリスクを冒しながら 87 00:04:07,000 --> 00:04:10,000 ビールを目的地へと 88 00:04:10,000 --> 00:04:12,000 受け渡していくのです 89 00:04:12,000 --> 00:04:14,000 そのためにお金を払う人はいません 90 00:04:14,000 --> 00:04:17,000 隣の席にいる者の努めというだけです 91 00:04:17,000 --> 00:04:21,000 そしてこれは インターネットをパケットが動いている仕組みでもあるのです 92 00:04:21,000 --> 00:04:23,000 ときには25 回から30 回も中継されます 93 00:04:23,000 --> 00:04:25,000 間でデータを受け渡す組織には 94 00:04:25,000 --> 00:04:27,000 契約上あるいは法律上の 95 00:04:27,000 --> 00:04:31,000 義務は何もありません 96 00:04:31,000 --> 00:04:33,000 送信者に対しても 97 00:04:33,000 --> 00:04:36,000 受信者に対しても 98 00:04:36,000 --> 00:04:40,000 観客席にいて目的地を指定するのはもちろん困難です 99 00:04:40,000 --> 00:04:42,000 大きな信頼が必要ですが 100 00:04:42,000 --> 00:04:45,000 「ペンサコラまでお願いします」というわけにはいきません 101 00:04:45,000 --> 00:04:49,000 インターネットにはアドレスと指示が必要です 102 00:04:49,000 --> 00:04:53,000 実はインターネットには全体の地図というのは存在しないことが分ります 103 00:04:53,000 --> 00:04:56,000 みんな劇場の中に座っているようなものなのですが 104 00:04:56,000 --> 00:04:59,000 霧が立ちこめていて 105 00:04:59,000 --> 00:05:01,000 すぐ近くにいる人しか見えません 106 00:05:01,000 --> 00:05:04,000 では誰がどこにいるのか どうやって分るのでしょう? 107 00:05:04,000 --> 00:05:06,000 右にいる人に向かって 108 00:05:06,000 --> 00:05:09,000 左に見えるものを伝えるのです 109 00:05:09,000 --> 00:05:11,000 逆方向にも同じことをします 110 00:05:11,000 --> 00:05:13,000 これをずっと繰り返して行くのです 111 00:05:13,000 --> 00:05:16,000 そうすると どこに何があるかおおよそ分るようになります 112 00:05:16,000 --> 00:05:21,000 これがインターネットのアドレッシングとルーティングの仕組みです 113 00:05:21,000 --> 00:05:25,000 これは親切と信頼に依存したシステムであり 114 00:05:25,000 --> 00:05:28,000 とてもデリケートで脆弱な面があります 115 00:05:28,000 --> 00:05:30,000 まれではありますが 116 00:05:30,000 --> 00:05:33,000 ハチの巣の中の1 匹がついた 1 つの嘘によって 117 00:05:33,000 --> 00:05:35,000 大きな混乱が 118 00:05:35,000 --> 00:05:37,000 引き起こされることがあります 119 00:05:37,000 --> 00:05:40,000 たとえば去年のことですが 120 00:05:40,000 --> 00:05:42,000 パキスタン政府が 121 00:05:42,000 --> 00:05:45,000 国内のインターネットサービスプロバイダに 122 00:05:45,000 --> 00:05:49,000 パキスタン国民がYouTube を見られなくするよう求めました 123 00:05:49,000 --> 00:05:51,000 政府の気に入らないビデオがあって 124 00:05:51,000 --> 00:05:53,000 確実にブロックしたかったのです 125 00:05:53,000 --> 00:05:55,000 これは良くあることで 至る所の政府が 126 00:05:55,000 --> 00:05:57,000 インターネットのコンテンツをブロックしたり 127 00:05:57,000 --> 00:06:00,000 フィルタリングしたり 検閲したりしています 128 00:06:00,000 --> 00:06:02,000 あるISP が 129 00:06:02,000 --> 00:06:05,000 加入者の視聴をブロックするために 130 00:06:05,000 --> 00:06:08,000 ちょっと変わった手段を選びました 131 00:06:08,000 --> 00:06:10,000 突然言い始めたのです 132 00:06:10,000 --> 00:06:13,000 インターネットで問い合わせが来たら答える仕方で 133 00:06:13,000 --> 00:06:15,000 周りに対して 134 00:06:15,000 --> 00:06:20,000 突然気づいたかのように 言い始めたのです 135 00:06:20,000 --> 00:06:22,000 自分がYouTube であると 136 00:06:22,000 --> 00:06:25,000 「その通り 私がYouTube である」 137 00:06:25,000 --> 00:06:27,000 この結果 YouTube へ向かう 138 00:06:27,000 --> 00:06:29,000 加入者のパケットは 139 00:06:29,000 --> 00:06:32,000 このISP を目的地と勘違いして留まり 140 00:06:32,000 --> 00:06:34,000 ISP は中身を見ずに捨て 141 00:06:34,000 --> 00:06:36,000 ブロックの目的を達します 142 00:06:36,000 --> 00:06:38,000 しかしそれだけでは終わりませんでした 143 00:06:38,000 --> 00:06:40,000 この告知は 144 00:06:40,000 --> 00:06:42,000 一歩先へと送られ 145 00:06:42,000 --> 00:06:45,000 広まっていったのです 146 00:06:45,000 --> 00:06:47,000 この事後分析資料を 147 00:06:47,000 --> 00:06:49,000 見ていただけばわかりますが 148 00:06:49,000 --> 00:06:51,000 最初の時点では 149 00:06:51,000 --> 00:06:53,000 YouTube が見られました 150 00:06:53,000 --> 00:06:55,000 その次の時点で 151 00:06:55,000 --> 00:06:58,000 偽の告知が行われます 152 00:06:58,000 --> 00:07:00,000 そして2分のうちに 153 00:07:00,000 --> 00:07:02,000 それは広まっていき 154 00:07:02,000 --> 00:07:05,000 世界中でYouTube がブロックされることになりました 155 00:07:05,000 --> 00:07:08,000 イギリスのオックスフォードにいても YouTube を見ようとすると 156 00:07:08,000 --> 00:07:10,000 パケットがパキスタンに行ったきり 157 00:07:10,000 --> 00:07:13,000 戻ってこなくなりました 158 00:07:13,000 --> 00:07:15,000 考えてみてください 159 00:07:15,000 --> 00:07:17,000 これは世界で最も力のある企業による 160 00:07:17,000 --> 00:07:19,000 世界で最も人気のあるサイトです 161 00:07:19,000 --> 00:07:23,000 YouTube やGoogle には何ら 162 00:07:23,000 --> 00:07:26,000 これに関して特権がないのです 163 00:07:26,000 --> 00:07:30,000 それでも どうやってか 問題は 164 00:07:30,000 --> 00:07:32,000 2 時間後には解決していました 165 00:07:32,000 --> 00:07:34,000 何が行われたのでしょう? 166 00:07:34,000 --> 00:07:37,000 手がかりとして NANOG に目を向けましょう 167 00:07:37,000 --> 00:07:40,000 北米ネットワーク オペレーターズ グループです 168 00:07:40,000 --> 00:07:42,000 そこでは人々が 169 00:07:42,000 --> 00:07:44,000 外は晴れているというのに 170 00:07:44,000 --> 00:07:46,000 窓のない部屋に籠もり 171 00:07:46,000 --> 00:07:48,000 端末に向かって 172 00:07:48,000 --> 00:07:51,000 メールやメッセージを読んでいます 173 00:07:51,000 --> 00:07:55,000 ちょうどこのような等副フォントで 174 00:07:55,000 --> 00:07:57,000 そしてネットワークの話をしています 175 00:07:57,000 --> 00:07:59,000 彼らの中には世界中のISP の 176 00:07:59,000 --> 00:08:01,000 中堅社員がいます 177 00:08:01,000 --> 00:08:03,000 その1 人がこのようなメッセージを送ります 178 00:08:03,000 --> 00:08:06,000 「おかしなやつが現れたようだ YouTube が乗っ取られた! 179 00:08:06,000 --> 00:08:09,000 これは訓練ではない YouTube のエンジニアが 180 00:08:09,000 --> 00:08:11,000 へまをしたわけでもない 181 00:08:11,000 --> 00:08:13,000 パキスタンで何かが起こっている」 182 00:08:13,000 --> 00:08:17,000 そしてこの問題を解決するために彼らは力を合わせます 183 00:08:17,000 --> 00:08:20,000 だからこれは火事のようなものです 184 00:08:20,000 --> 00:08:24,000 悪いニュースは 消防隊はいないということです 185 00:08:24,000 --> 00:08:27,000 いいニュースは いろんな人がどこらかともなく姿を現し 186 00:08:27,000 --> 00:08:31,000 火を消し止め そしてお金も賞賛も求めることなく 187 00:08:31,000 --> 00:08:36,000 立ち去っていくということです (拍手) 188 00:08:36,000 --> 00:08:38,000 このような形態の 189 00:08:38,000 --> 00:08:40,000 見知らぬギークによる親切を表す 190 00:08:40,000 --> 00:08:42,000 適切なモデルは何かと考えていました 191 00:08:42,000 --> 00:08:47,000 (バットシグナルを背景にたたずむバットマンのシルエット―笑) 192 00:08:47,000 --> 00:08:50,000 合図が出ると 193 00:08:50,000 --> 00:08:52,000 人々が助けに現れるのです 194 00:08:52,000 --> 00:08:56,000 このモデルは 探してみると至る所にあるのが分ります 195 00:08:56,000 --> 00:08:59,000 第二の例 Wikipedia 196 00:08:59,000 --> 00:09:02,000 ジンボ(ジミー・ウェールズ)という男が2001年に現れて言いました 197 00:09:02,000 --> 00:09:05,000 「いいこと思いついた! 7 つの記事から出発して 198 00:09:05,000 --> 00:09:07,000 誰でも いつでも 何でも編集できるようにしたら 199 00:09:07,000 --> 00:09:10,000 すごい百科事典ができるぞ! どうだい?」 200 00:09:10,000 --> 00:09:14,000 確かに これ以上ないくらい間抜けなアイデアです 201 00:09:14,000 --> 00:09:15,000 (笑) 202 00:09:15,000 --> 00:09:20,000 実際 Wikipedia はあまりに間抜けなアイデアなので 203 00:09:20,000 --> 00:09:23,000 ジンボ自身考えてはいませんでした 204 00:09:23,000 --> 00:09:25,000 ジンボが考えていたのはNupedia です 205 00:09:25,000 --> 00:09:27,000 これはまったく従来的なものになるはずでした 206 00:09:27,000 --> 00:09:29,000 彼は気前よくお金を払い 207 00:09:29,000 --> 00:09:31,000 そのお金で人々に 208 00:09:31,000 --> 00:09:33,000 記事を書いてもらうのです 209 00:09:33,000 --> 00:09:35,000 Wiki は 他の人が修正案を書けるよう 210 00:09:35,000 --> 00:09:37,000 後から導入された 211 00:09:37,000 --> 00:09:39,000 裏部屋のようなものでした 212 00:09:39,000 --> 00:09:42,000 それがプロジェクト全体を占めるくらいに 213 00:09:42,000 --> 00:09:44,000 成長したのです 214 00:09:44,000 --> 00:09:47,000 今日では Wikipedia はすごく普及し 215 00:09:47,000 --> 00:09:51,000 中国のレストランのメニューにまで顔を出すようになりました 216 00:09:51,000 --> 00:09:57,000 ("Stir-fried wikipedia"などの料理名が並んでいるメニュー) (笑) 217 00:09:57,000 --> 00:09:59,000 でっち上げてなんかいませんよ 218 00:09:59,000 --> 00:10:01,000 (笑) 219 00:10:01,000 --> 00:10:04,000 これについては ご説明できますが 今のところは― 220 00:10:04,000 --> 00:10:06,000 こうとだけ言っておきましょう 221 00:10:06,000 --> 00:10:08,000 Wikipedia は唐辛子と炒めたのが 222 00:10:08,000 --> 00:10:10,000 おすすめです (笑) 223 00:10:10,000 --> 00:10:13,000 でもWikipedia は何もせずに機能するわけではありません 224 00:10:13,000 --> 00:10:15,000 どうなっているのでしょうか? 225 00:10:15,000 --> 00:10:17,000 ここにも窓のない奥まった 226 00:10:17,000 --> 00:10:19,000 部屋があるのがわかります 227 00:10:19,000 --> 00:10:21,000 たくさんの人が 晴れた日に 228 00:10:21,000 --> 00:10:24,000 部屋の中に籠もって 229 00:10:24,000 --> 00:10:26,000 管理者用掲示板を見つめています 230 00:10:26,000 --> 00:10:29,000 これ自体 誰でも編集できるWikipedia のページになっています 231 00:10:29,000 --> 00:10:32,000 問題があればここに報告するようになっています 232 00:10:32,000 --> 00:10:35,000 ここに記録されているのは 233 00:10:35,000 --> 00:10:38,000 「ひどいことの連続としての歴史」です 234 00:10:38,000 --> 00:10:42,000 1番は「ユーザAndyvphil による甚だしく偏向した編集」とあります 235 00:10:42,000 --> 00:10:45,000 Andyvphil 氏がここにいたらごめんなさい 236 00:10:45,000 --> 00:10:47,000 相手の肩を持つわけではありません 237 00:10:47,000 --> 00:10:50,000 お次は「Anon が取り消し攻撃してくる」と 238 00:10:50,000 --> 00:10:52,000 私が好きなのは「長い話になる」 239 00:10:52,000 --> 00:10:53,000 (笑) 240 00:10:53,000 --> 00:10:57,000 このページに上がってくる問題の数よりも 241 00:10:57,000 --> 00:10:59,000 このページをチェックし 242 00:10:59,000 --> 00:11:02,000 問題を解決しようという人たちの方がたくさんいるのです 243 00:11:02,000 --> 00:11:05,000 それがWikipedia を沈まずにいさせているのです 244 00:11:05,000 --> 00:11:08,000 Wikipedia はいつでも 245 00:11:08,000 --> 00:11:13,000 崩壊の45 分前という状態にあります 246 00:11:13,000 --> 00:11:15,000 スパムボットが徘徊し すべての記事を 247 00:11:15,000 --> 00:11:17,000 ロレックスの広告に変えようとしています 248 00:11:17,000 --> 00:11:18,000 (笑) 249 00:11:18,000 --> 00:11:21,000 この細いギークの防衛線で 250 00:11:21,000 --> 00:11:23,000 守られているのです 251 00:11:23,000 --> 00:11:25,000 彼らがやっているのは 252 00:11:25,000 --> 00:11:27,000 仕事だからではありません 253 00:11:27,000 --> 00:11:29,000 使命感によってです 254 00:11:29,000 --> 00:11:32,000 彼らは大事なことを気にかけており 255 00:11:32,000 --> 00:11:34,000 それ故に行動に駆り立てられるのです 256 00:11:34,000 --> 00:11:36,000 彼らは「対荒らし部隊」という 257 00:11:36,000 --> 00:11:38,000 グループまで作り 258 00:11:38,000 --> 00:11:41,000 「礼儀 成熟 責任」という標語の元 259 00:11:41,000 --> 00:11:43,000 ページを掃除し続けています 260 00:11:43,000 --> 00:11:46,000 もし週末に 261 00:11:46,000 --> 00:11:50,000 大人気のスタートレックの集まりか何かがあったとしたら 262 00:11:50,000 --> 00:11:52,000 誰が番をするのかと気になります 263 00:11:52,000 --> 00:11:57,000 (笑) 264 00:11:57,000 --> 00:11:59,000 ここで目にしているのは… 265 00:11:59,000 --> 00:12:02,000 (笑) 266 00:12:02,000 --> 00:12:06,000 ここで目にしている現象は 267 00:12:06,000 --> 00:12:10,000 交通工学者ハンス モンデルマンが 268 00:12:10,000 --> 00:12:12,000 オランダで発見したことを思わせます 269 00:12:12,000 --> 00:12:14,000 ここ南ケンジントンでも見られますが 270 00:12:14,000 --> 00:12:19,000 外的な規則や信号といったものを取り除くと 271 00:12:19,000 --> 00:12:21,000 より安全で 人々が機能でき 272 00:12:21,000 --> 00:12:24,000 互いにより人間的に接するような 273 00:12:24,000 --> 00:12:27,000 環境ができるのです 274 00:12:27,000 --> 00:12:29,000 自分の行動に対する責任を 275 00:12:29,000 --> 00:12:31,000 人々が自覚するからです 276 00:12:31,000 --> 00:12:34,000 Wikipedia はこの原理を活用しているのです 277 00:12:34,000 --> 00:12:37,000 スターウォーズキッドを覚えている人もいるでしょう 278 00:12:37,000 --> 00:12:41,000 哀れな10 代の少年が ゴルフボール拾い器をライトセーバーみたいに 279 00:12:41,000 --> 00:12:43,000 振り回しているビデオです 280 00:12:43,000 --> 00:12:46,000 このビデオは本人の了承なしに 本人が知ることもなく 281 00:12:46,000 --> 00:12:48,000 インターネットで公開され 282 00:12:48,000 --> 00:12:51,000 瞬く間に広まり すごい人気になったのです 283 00:12:51,000 --> 00:12:54,000 本人は ひどく恥をかくことになりました 284 00:12:54,000 --> 00:12:56,000 百科事典として Wikipedia には 285 00:12:56,000 --> 00:12:59,000 スターウォーズキッドの項目があります 286 00:12:59,000 --> 00:13:01,000 Wikipedia の各項目には 287 00:13:01,000 --> 00:13:03,000 議論のためのページがあるのですが 288 00:13:03,000 --> 00:13:06,000 そこでWikipedian たちが徹底した議論をしました 289 00:13:06,000 --> 00:13:10,000 本人の名前を記事に載せるべきか 290 00:13:10,000 --> 00:13:12,000 ということについてです 291 00:13:12,000 --> 00:13:14,000 両方の意見があるのが分ります 292 00:13:14,000 --> 00:13:16,000 これはそのほんの一部です 293 00:13:16,000 --> 00:13:18,000 異論もありましたが 294 00:13:18,000 --> 00:13:20,000 彼らは最終的には 295 00:13:20,000 --> 00:13:22,000 本名を載せないことに決めました 296 00:13:22,000 --> 00:13:25,000 一般のメディアのほとんどが載せていたにもかかわらずです 297 00:13:25,000 --> 00:13:28,000 彼らはそれが正しいことだとは思わなかったのです 298 00:13:28,000 --> 00:13:30,000 善意のなせる技です 299 00:13:30,000 --> 00:13:32,000 スターウォーズキッドのページの一番上には 300 00:13:32,000 --> 00:13:34,000 本人の氏名を書き込まないことという 301 00:13:34,000 --> 00:13:37,000 警告が今でもあります 302 00:13:37,000 --> 00:13:39,000 書き込んだら即座に削除されます 303 00:13:39,000 --> 00:13:43,000 あの決定に同意しなかった人たちでさえ 304 00:13:43,000 --> 00:13:46,000 決定を尊重し 305 00:13:46,000 --> 00:13:48,000 それを守るべく行動します 306 00:13:48,000 --> 00:13:52,000 自分の意見よりも大きなものを信じているからです 307 00:13:52,000 --> 00:13:55,000 法律家として言わせてもらうと 彼らは法や 308 00:13:55,000 --> 00:13:59,000 先例拘束の原則といったものを 運営する中で作り出しているのです 309 00:13:59,000 --> 00:14:02,000 これはWikipedia に限った話ではありません 310 00:14:02,000 --> 00:14:04,000 様々なブログにも見られます 311 00:14:04,000 --> 00:14:07,000 これは2005 年のビジネスウィーク誌の表紙です 312 00:14:07,000 --> 00:14:09,000 ワオ! ブログがあなたのビジネスを変える! 313 00:14:09,000 --> 00:14:12,000 これが馬鹿げて見えるのは分ります 314 00:14:12,000 --> 00:14:14,000 あらゆるおかしなプロジェクトが行われていますから 315 00:14:14,000 --> 00:14:16,000 これは私のお気に入りのブログです 316 00:14:16,000 --> 00:14:19,000 CatsThatLookLikeHitler.com 317 00:14:19,000 --> 00:14:20,000 (笑) 318 00:14:20,000 --> 00:14:23,000 自分の猫はヒットラーに似ているという人たちが 319 00:14:23,000 --> 00:14:25,000 写真を投稿します 320 00:14:25,000 --> 00:14:32,000 (笑) 321 00:14:32,000 --> 00:14:34,000 分ります 4 番目のやつ 毎日家に帰ると 322 00:14:34,000 --> 00:14:36,000 あれが出迎えるところを想像してみてください 323 00:14:36,000 --> 00:14:37,000 (笑) 324 00:14:37,000 --> 00:14:41,000 同じようなことは人を対象としても 325 00:14:41,000 --> 00:14:43,000 行われています 326 00:14:43,000 --> 00:14:47,000 これは失敗した肖像写真を集めたサイトです 327 00:14:47,000 --> 00:14:50,000 こうあります 「丸太の柵のある牧歌的な草地 328 00:14:50,000 --> 00:14:52,000 後ろにあるの 動物の死骸じゃない?」 329 00:14:52,000 --> 00:14:53,000 (笑) 330 00:14:53,000 --> 00:14:55,000 「あれはどう見ても 331 00:14:55,000 --> 00:14:57,000 動物の死骸だよ」 332 00:14:57,000 --> 00:14:59,000 こういうのがずっと並んでいます 333 00:14:59,000 --> 00:15:03,000 しかしこんなのも―所有者の要求により画像は削除されました 334 00:15:03,000 --> 00:15:05,000 そう 所有者の求めで削除されたのです 335 00:15:05,000 --> 00:15:07,000 ここで風刺された人が 336 00:15:07,000 --> 00:15:10,000 このサイトをやっている人にメールを送り 337 00:15:10,000 --> 00:15:13,000 法的な脅しではなく 金銭によるのでもなく 338 00:15:13,000 --> 00:15:15,000 ただ「あれ削除してもらえない?」と言い 339 00:15:15,000 --> 00:15:17,000 「ああ いいよ」と 340 00:15:17,000 --> 00:15:21,000 私たちはオンラインアーキテクチャを作れると思います 341 00:15:21,000 --> 00:15:24,000 そのような人間的な要求をずっと 342 00:15:24,000 --> 00:15:26,000 簡単に行えるようなものを 343 00:15:26,000 --> 00:15:28,000 ここで実現したいのは 344 00:15:28,000 --> 00:15:30,000 私たちが出会うデータは 345 00:15:30,000 --> 00:15:34,000 クリックし 貼り付け コピーし 転送する対象であっても 346 00:15:34,000 --> 00:15:37,000 実際は人の感情や努力や影響を 347 00:15:37,000 --> 00:15:39,000 表しているのであり 348 00:15:39,000 --> 00:15:41,000 それをどう扱うか 349 00:15:41,000 --> 00:15:44,000 倫理的な判断ができるようにするということです 350 00:15:44,000 --> 00:15:47,000 それは現実世界へも拡がるだろうと思います 351 00:15:47,000 --> 00:15:50,000 もっと検閲のある世界になり 352 00:15:50,000 --> 00:15:53,000 至る所にカメラがあり ネットにも上げられるとき 353 00:15:53,000 --> 00:15:55,000 「私は写真を公開されたくない」 354 00:15:55,000 --> 00:15:57,000 そう書いた服を着た写真に対し 355 00:15:57,000 --> 00:16:00,000 テクノロジーは 356 00:16:00,000 --> 00:16:02,000 写真を撮った人に 357 00:16:02,000 --> 00:16:04,000 その人は公開される前に 358 00:16:04,000 --> 00:16:06,000 連絡を求めていることを 359 00:16:06,000 --> 00:16:08,000 わかるようにでき 360 00:16:08,000 --> 00:16:10,000 写真を撮った人は 361 00:16:10,000 --> 00:16:14,000 それをどう尊重するか決められます 362 00:16:14,000 --> 00:16:16,000 現実の世界では そういうフィルタリングが 363 00:16:16,000 --> 00:16:18,000 パキスタンで行われているのを見ました 364 00:16:18,000 --> 00:16:22,000 そして私たちにはこのようなシステムを作る手段があり 365 00:16:22,000 --> 00:16:25,000 人々が出会ったフィルタリングを報告することができます 366 00:16:25,000 --> 00:16:29,000 それはもはや「分らないけど行けないみたいだ 他へ行こう」というのではなく 367 00:16:29,000 --> 00:16:31,000 ネットワークのどこで何がブロックされ 368 00:16:31,000 --> 00:16:34,000 検閲されているのかについての 369 00:16:34,000 --> 00:16:36,000 集合的意識が突然生み出されるのです 370 00:16:36,000 --> 00:16:40,000 テクノロジーを模倣した生物を 371 00:16:40,000 --> 00:16:43,000 模倣したテクノロジーの話をしましょう 逆かもしれませんが 372 00:16:43,000 --> 00:16:46,000 ニューヨーク大学の研究者が笑顔の描かれた 373 00:16:46,000 --> 00:16:48,000 厚紙の小さなロボットを作りました 374 00:16:48,000 --> 00:16:51,000 モーターがついていて真っ直ぐにだけ進めます 375 00:16:51,000 --> 00:16:53,000 旗が立っていて行きたい先が書かれており 376 00:16:53,000 --> 00:16:55,000 「ここに行くのを助けてください」 377 00:16:55,000 --> 00:16:57,000 と言っています 378 00:16:57,000 --> 00:17:01,000 これをマンハッタンの通りで放しました 379 00:17:01,000 --> 00:17:03,000 (笑) 380 00:17:03,000 --> 00:17:06,000 最近では何にでも資金が出るものです 381 00:17:06,000 --> 00:17:08,000 ここに図示されているのは 382 00:17:08,000 --> 00:17:11,000 この曲がれないロボットの方向を変えるために 383 00:17:11,000 --> 00:17:13,000 43人の人が手助けし 384 00:17:13,000 --> 00:17:15,000 ワシントンスクエアパークの一方の端から 385 00:17:15,000 --> 00:17:17,000 別な端へと進んだ道のりです 386 00:17:17,000 --> 00:17:21,000 これは第三の例であるヒッチハイクに繋がります 387 00:17:21,000 --> 00:17:24,000 私はヒッチハイクが死に絶えたとは思いません 388 00:17:24,000 --> 00:17:28,000 なぜか? Craigslist には相乗りの掲示板があるのです 389 00:17:28,000 --> 00:17:31,000 これがヒッチハイク板と呼ばれていたとしたら 390 00:17:31,000 --> 00:17:33,000 閑古鳥が鳴いていたでしょう 391 00:17:33,000 --> 00:17:36,000 しかしこれは相乗り板です 実際は同じことですが 392 00:17:36,000 --> 00:17:38,000 どうしてみんな ここを見に行くのでしょう? 393 00:17:38,000 --> 00:17:41,000 わかりません たぶん彼らは 394 00:17:41,000 --> 00:17:47,000 殺人者は前もって予定を組んだりしないと思っているのでしょう (笑) 395 00:17:47,000 --> 00:17:49,000 いいえ 本当の答えは 396 00:17:49,000 --> 00:17:51,000 ひとたび見方を変えたなら 397 00:17:51,000 --> 00:17:54,000 かつては良かったけどなぜか駄目になった 398 00:17:54,000 --> 00:17:57,000 プロジェクトに対する古い考えから離れるなら 399 00:17:57,000 --> 00:17:59,000 Craigslist が示しているように 400 00:17:59,000 --> 00:18:03,000 人の親切や共有は 401 00:18:03,000 --> 00:18:06,000 再び活気を得るものなのです 402 00:18:06,000 --> 00:18:08,000 そしてこれは 403 00:18:08,000 --> 00:18:10,000 CouchSurfing.org のようなものにより 404 00:18:10,000 --> 00:18:13,000 際立って示されます 405 00:18:13,000 --> 00:18:16,000 CouchSurfing はついに2者を結びつけたのです 406 00:18:16,000 --> 00:18:19,000 遠くへ行って 407 00:18:19,000 --> 00:18:24,000 見知らぬ他人の家のカウチにタダで寝泊まりしたい人と 408 00:18:24,000 --> 00:18:26,000 見知らぬ遠くに住む人に 409 00:18:26,000 --> 00:18:30,000 自分のカウチにタダで寝泊まりしてほしい人をです 410 00:18:30,000 --> 00:18:34,000 素晴らしいアイデアです 411 00:18:34,000 --> 00:18:36,000 このハチは確かに飛びました 412 00:18:36,000 --> 00:18:39,000 どれほど多くのカウチサーフィンが成功しているかは驚くばかりです 413 00:18:39,000 --> 00:18:43,000 疑問に思っておられるでしょうが これまでCouchSurfing に関わる事故は 414 00:18:43,000 --> 00:18:45,000 1 件も起きていません 415 00:18:45,000 --> 00:18:48,000 評判システムがあって 416 00:18:48,000 --> 00:18:51,000 カウチサーフィンをしたあと評価するようになっています 417 00:18:51,000 --> 00:18:54,000 だから選択の偏りはあるかもしれません 418 00:18:54,000 --> 00:18:58,000 (笑) 419 00:18:58,000 --> 00:19:02,000 だから私が言いたいのは 420 00:19:02,000 --> 00:19:05,000 インターネットは単なる情報の山ではないということです 421 00:19:05,000 --> 00:19:08,000 名詞ではなく 動詞なのです 422 00:19:08,000 --> 00:19:10,000 そして進みつづけ 423 00:19:10,000 --> 00:19:14,000 注意して耳を傾けるなら 424 00:19:14,000 --> 00:19:16,000 気づくはずです 425 00:19:16,000 --> 00:19:18,000 その情報があなたに何か 426 00:19:18,000 --> 00:19:20,000 語りかけているということに 427 00:19:20,000 --> 00:19:22,000 それが語っているのは 昨日我々が聞いたこと 428 00:19:22,000 --> 00:19:25,000 デモステネスが私たちに語っているのです 429 00:19:25,000 --> 00:19:29,000 「さあ行進しよう」と言おうではありませんか 430 00:19:29,000 --> 00:19:31,000 どうもありがとう (拍手)