WEBVTT 00:00:00.938 --> 00:00:04.559 これまでで正の数と負の数のかけ算について 少し学びました. 00:00:04.559 --> 00:00:06.649 今度はそれらの割り算を考えましょう. 00:00:06.649 --> 00:00:08.562 ここで学ぶことは実は 00:00:08.562 --> 00:00:10.632 前にやったことととても似たものです. 00:00:10.632 --> 00:00:12.164 もし両方の数が正の数だったら, 00:00:12.164 --> 00:00:15.455 正の数の答えになります.もし片方が負の数だったら 00:00:15.455 --> 00:00:18.890 ただし両方が負の数ではありません. その時には負の数の答えになります. 00:00:18.890 --> 00:00:22.542 そしてもし両方の数が負の数だったら, それらはキャンセルされて正の数になります. 00:00:22.542 --> 00:00:26.359 しかしまずはためしてみましょう. ぜひ私が答えを言う前にビデオをポーズして, 00:00:26.359 --> 00:00:29.473 自分自身で問題を解いてみて, 私と同じ答えになるか試して下さい. 00:00:29.473 --> 00:00:32.840 では,8 割る -2 です. 00:00:32.840 --> 00:00:35.957 8 割る 2 と私が言えば, 00:00:35.957 --> 00:00:40.326 それはプラスの4です. しかし2つの数のうち片方だけが負の数なので, 00:00:40.326 --> 00:00:45.425 ここにあるように,答えは負の数になります. 00:00:45.425 --> 00:00:49.556 ですから,8 割る -2 は -4 になります. 00:00:49.556 --> 00:00:53.425 では -16 割る 4 は-- 00:00:53.425 --> 00:00:54.423 ここではちょっと気をつけます. 00:00:54.423 --> 00:00:59.727 もし私がプラスの 16 割るプラスの 4 と言えば, それは単なる 4 です. 00:00:59.727 --> 00:01:02.675 しかし2つの数のうち片方の数が負の数ですから, 00:01:02.675 --> 00:01:05.121 そして片方だけが負の数の時, 00:01:05.121 --> 00:01:09.104 負の数の答えになります. 00:01:09.104 --> 00:01:12.174 では -30 割る -5 はどうでしょうか? 00:01:12.174 --> 00:01:17.285 30 割る 5 の場合には,プラスの6になります. 00:01:17.285 --> 00:01:20.573 そしてマイナス割るマイナスですから, 00:01:20.573 --> 00:01:25.631 マイナスはキャンセルされて, これもプラスの6になります! 00:01:25.631 --> 00:01:27.332 ここにプラスを書くこともできますが, 書く必要はありません. 00:01:27.332 --> 00:01:30.448 しかしこれはプラスの6です. 00:01:30.448 --> 00:01:34.065 負の数割る負の数は,負の数かける負の数と同じく, 00:01:34.065 --> 00:01:37.063 正の数の答えになります. 00:01:37.063 --> 00:01:39.035 18 割る 2 は! 00:01:39.035 --> 00:01:40.612 これはひっかけ問題です. 00:01:40.612 --> 00:01:43.934 これは負の数の計算を習う前にもう習いました. 00:01:43.934 --> 00:01:47.067 正の数割る正の数です. 00:01:47.067 --> 00:01:49.035 それは正の数です. 00:01:49.035 --> 00:01:52.918 それは9に等しくなります. 00:01:52.918 --> 00:01:55.769 なにかちょっと面白いことを始めましょう. 00:01:55.769 --> 00:01:57.967 これはある意味複合問題です. 00:01:57.967 --> 00:02:01.464 かけ算と割り算をあわせてやってみましょう. 00:02:01.464 --> 00:02:03.698 そして最初のものはここにあります. ここで書かれている方法では, 00:02:03.698 --> 00:02:06.030 分子をかけて, 00:02:06.030 --> 00:02:07.794 そしてもしこの点の記法に慣れていなければ, 00:02:07.794 --> 00:02:10.164 これは単にかけ算を書く他の方法です. 00:02:10.164 --> 00:02:12.381 これを小さな "×" で書くこともできます. 00:02:12.381 --> 00:02:15.628 しかし,あとで代数を習うと,この点の記法をよくみることになるでしょう. 00:02:15.628 --> 00:02:17.358 なぜなら x は他の意味に使うので, 00:02:17.358 --> 00:02:23.383 かけるの記号を xと間違えたくないからです. 00:02:23.383 --> 00:02:25.584 そして代数では x をよく使います. 00:02:25.584 --> 00:02:27.927 ですから点を良く使うのです. 00:02:27.927 --> 00:02:31.093 つまりこの分子にあるものは -7 かける 3 の意味です. 00:02:31.093 --> 00:02:33.447 そしてその積が 00:02:33.447 --> 00:02:35.597 -1 で割られています. 00:02:35.597 --> 00:02:37.640 分子は,-7 かける 3 です. 00:02:37.640 --> 00:02:41.437 プラスの 7 かける 3 ならばこれは 21 になります. 00:02:41.437 --> 00:02:45.303 しかし片方が,そして片方だけが負の数なので, 00:02:45.303 --> 00:02:47.078 これはマイナスの21になります. 00:02:47.078 --> 00:02:49.732 するとこれは -21 割ることの -1 になります. 00:02:49.732 --> 00:02:51.894 すると -21 割る -1 です. 00:02:51.894 --> 00:02:54.944 負の数を負の数で割ると正の数になります. 00:02:54.944 --> 00:02:57.920 ですからこれはプラスの 21 になります. 00:02:57.920 --> 00:02:59.510 これらについて全部書いておきましょう. 00:02:59.510 --> 00:03:03.266 もし,正の数を負の数で割ると, 00:03:03.266 --> 00:03:07.425 それは負の数になります. 00:03:07.425 --> 00:03:11.407 もし負の数を正の数で割ると, 00:03:11.407 --> 00:03:15.121 それは負の数になります. 00:03:15.121 --> 00:03:18.020 もし,負の数を負の数で割ると, 00:03:18.020 --> 00:03:20.454 それは正の数になります. 00:03:20.454 --> 00:03:24.954 そしてこれは明らかですが,正の数を正の数で割ると, 00:03:24.954 --> 00:03:27.770 やはり正の数になります. 00:03:27.770 --> 00:03:29.359 このここにある最後のものを計算しましょう. 00:03:29.359 --> 00:03:30.589 これは実は全てかけ算です. 00:03:30.589 --> 00:03:31.989 しかしこれは面白い, なぜなら,3つのものをかけています. 00:03:31.989 --> 00:03:34.539 これはまだやっていませんね. 00:03:34.539 --> 00:03:37.116 これを左から右にすることもできます. 00:03:37.116 --> 00:03:39.405 そして最初に考えるのは -2 かける 00:03:39.405 --> 00:03:41.089 -7 です. 00:03:41.089 --> 00:03:42.627 -2 かける -7. 00:03:42.627 --> 00:03:44.043 これらは両方とも負の数です. 00:03:44.043 --> 00:03:45.094 負の数がキャンセルされて,これは, 00:03:45.094 --> 00:03:46.844 このここにある部分は, 00:03:46.844 --> 00:03:49.539 正の数の 14 になります. 00:03:49.539 --> 00:03:51.408 この正の数,プラスの 14 に 00:03:51.408 --> 00:03:55.207 この -1 をかけます. 00:03:55.207 --> 00:03:57.908 今度は正の数かける負の数になりました. 00:03:57.908 --> 00:03:59.590 片方だけが負の数です. 00:03:59.590 --> 00:04:01.470 するとこれは負の数になります. 00:04:01.470 --> 00:04:05.020 その答えは -14 になります. 00:04:05.020 --> 00:04:06.087 もう2〜3の問題をやってみましょう. 00:04:06.087 --> 00:04:08.655 たぶんこれは難問と呼ぶことができるでしょう. 00:04:08.655 --> 00:04:12.070 0 を -5 で割ったら, 00:04:12.070 --> 00:04:14.252 どうなるでしょうか? 00:04:14.252 --> 00:04:16.503 これは -5 分の 0 です. 00:04:16.503 --> 00:04:19.219 0 をどんな 0 でない数で割っても, 00:04:19.219 --> 00:04:22.355 それは 0 に等しくなります. 00:04:22.355 --> 00:04:25.035 しかしもしこれが逆だったら? 00:04:25.035 --> 00:04:27.371 もし -5 割る 0 だったらどうなるでしょうか? 00:04:27.371 --> 00:04:29.837 そうですね.多分まだ 0 で割ったらどうなるか 知らないかもしれませんね. 00:04:29.837 --> 00:04:31.522 どうなるか定義していません. 00:04:31.522 --> 00:04:35.254 これを考えるにはいくつかの方法がありますが, 00:04:35.254 --> 00:04:38.301 普通,これは定義されないとします. 00:04:38.301 --> 00:04:43.213 何かを 0 で割ったらどうなるか定義されていません. 00:04:43.213 --> 00:04:46.347 同じように,0 を 0 で割った場合にも, 00:04:46.347 --> 00:04:50.431 これもやはり,これもやはり,定義されていません.