ちょっと訊いてるだけです 何故黙ってるんです 博士? この三ヶ月UFOを調べていたのは-- 本当ですか? 本当にUFOが存在すると? 教授 宇宙の人間はいるんですか? 博士はもう質問に答えない 少しだけでもお願いしますよ 他の惑星からの人間と 侵略者の証拠は? もう沢山だ 博士は病気で疲れている ええ お疲れなのは知ってます もっと知りたければ NYの会議まで待って下さい さあ もう帰って さあ 飛行機から降りて そもそも乗ってるのが間違いだ 父さん? - 気が変わった - 行かない - え 行かない? 外に男がいる 手を見た 奴等の一人だ - 奴等の一人って? - エイリアンの一人だ 父さん もうやめるんだ 判らないのか? この飛行機は わしの死の罠になる インベーダー 主演:ロイ・シネス (建築家デビッド・ビンセント) インベーダー: 滅び行く星からの侵入者 目的地:地球 目的: 地球を自分の世界にすること デビッド・ビンセントは見た それは道に迷ったある夜始まった 寂しい田舎道で近道を探したが 見つからなかった 閉店し廃屋となった食堂で 始まったのだ 長時間眠らずに走り もう旅を続けられなかった それは他銀河からの円盤の 着陸から始まった 今D・ビンセントは侵略者が 地球にいると知った 彼等は人間の姿をとってると 彼は何とかして世界に 信じ込ませないといけない 悪夢は既に始まってることを 今夜のゲストスター: ロディ・マクドウォール ローレンス・ネイスミス ハロルド・グールド 今夜のエピソード:実験 「航空機墜落で死者40名」 陰謀か神経症か? D・ビンセントの心に 疑いはなかった 著名な宇宙物理学者 C・リンドストロム博士は 真実を発見していたのだ 異星人がこの地球にいると 一週間のうちに同僚の会合で リンドストロム博士は世界に それを公表する その時D・ ビンセントは 重荷を下ろせるかもしれない それは全く易しく思えた この鞄をCホテルに届けてくれるか ビンセントさん? やあ どうも どうも 残念ながらリンドストロム博士の 具合がよくなくて あなたを出迎えて家に 送るよう頼まれました - それはどうも有難う - とんでもない 旧友の為に何のこれしき ハンクに鞄を持たせますか? - もう手配してあるので どうも - 結構 結構 リンドストロム博士の家へ 世界の人はみな盲目なんだ 病気だ 呑気に絶滅に向かってる カーチス ちょっと皆に 君を助けさせて-- わしは狂人じゃない ポール 病院に閉じ込められるつもりもない 君にも息子にもだ なあ 判ってくれよ ただ私は-- 判ってるよ 2,3日の休息 精神安定剤 - 安息と孤独だ - だが少なくとも病院で-- わしは病気じゃないし 精神科医も要らん どうやって納得させよう? いいか もしわしが ごく近い将来にアメリカ人でも ロシア人でも他の星に 着陸すると言ったら わしが狂ってると必ず思うか? インベーダーは現実だ 我々の中にいるんだ そして我々を虫けらのように 絶滅させる気だ 君自身も認めてるように 君は疲れている - 君は過労だ - 病気じゃない ポール いつまでこう続けられると 思ってるんだ? どう聞こえるか判ってるとも だがわしのどの言葉も証明できる 彼等はそれを知ってるんだ だから又やろうとする筈だ だからわしを殺そうとするんだ 今度は失敗しない わしは怖い ポール 怖い カーチス 病院に連れて行かせてくれ そこでは安全だ 職員に見張らせよう 私を信用してくれ 頼む 父さん じゃ 行くよ だが分かってくれ: 火曜の会合には出るつもりだし 黙ってもいない どうかしたか ビンセントさん? 気を楽に あとほんの数マイルだ 博士の話では町から10分に 住んでる もう25分走ってる 今日はいつもより少し 往来が混んでるようだ 何の往来? 何もない - あなたは気づいてないのだ こう言ってはなんだが あなたはどうもあまり気づかないね お気の毒に 停めろ 停めろと言ったんだ 無理をするな ビンセントさん もうすぐ着く 彼が間に合って病院に 着かないと望めよ 準備は整ってます 先生 もうリンドストロム教授を 連れてきましょうか? 何の用だ? 博士 D・ビンセントです 昨日電話でお話した 君が誰かどうして分かる? どうしてここが分かった? 家政婦に聞いた 博士 あなたの経験してることが 分かります 僕もそうなんだ 彼等はあなたを殺そうとしてる ここで 今 今日 ほんの数分前彼等は 僕を殺そうとした - 君を? 何故君を? - 僕をここに来させない為だ 彼等は恐れてる あなたの知識を僕が知ることを さあ すぐにここから出ないと では 教授 先生の命令で ただの入浴だす 多くの患者は-- - 君はここで何をしてる? - 許可は得てある - そうか? - そうだ お望みなら調べて よし そうするとしよう 彼等が殺そうとしたと言ったね? 誰が? どんな姿だ? もっといい質問がある 僕が会いに来ると どうして彼等は知ったんだ? さあ ここで安全な筈だという 以外もう何も分からない 博士 ここは安全じゃない 居場所を知られてる限り どこでも安全じゃないんだ 会議まで隠れていないとだめだ 誰にも分からないどこかに お前? 何の用だ? 頼む 望むなら僕も一緒に行こう - だができない-- - 彼をほっといてくれ 私の患者だ 興奮させるわけにはいかない ここにいる刻々 彼の命は危険だ 力づくで追い出すしかないのか? これは生死の問題だ - 出て行け - 彼を追い出せ - 分かった 帰るよ だが 博士 頼んだことをしてくれ 手遅れになる前にね 僕はあなたよりよく彼等を知ってる - 僕が必要ならホテルにいる - さあ コビントンホテルだ 大丈夫か? 彼の言うことは本当だろうか そうならきっと彼にとって 地獄だ ここを出ろと彼は言ってる とんでもない ここで安全だよ とにかくメイラー先生の治療はどう? 分からない 分からない 分からない 本当にその話を信じろと? リンドストロム博士に電話して ほしい 警部補 彼が僕の話を認めたら 彼を保護して貰いたい 頼むから 少なくとも電話して 飲みたまえ あのね とても大変な日だったよ ビンセント だから... 望んでるよ これが結果として-- リンドストロム博士を お願いしたい 望んでるよ これが結果として-- 何かの悪ふざけでないことをね だって君は-- はい あ 本当 いや どうも 君は論破されたばかりだね 息子さんが一時間前 彼を退院させ 彼は元気に生きてるよ 他に何か問題は ビンセントさん? 町に行くわ 何か買ってきましょうか? - いや 結構 - 手間じゃないわ - お客を快適にしたいわ - 要らんと言ったんだ - じゃ お休みなさい - お休み 交換です - もしもし交換手さん? - はい - つないでくれ - コビントンのホテルに - お待ちください - 急いでくれ - はい コビントンホテルです - D・ビンセントさんを - D・ビンセント? - そうだ ビンセントだ D・ビンセント お呼びします もしもし交換手? 交換手 交換手 すみません お出になりませんが 伝言はございますか? ああ 頼む リンドストロム博士から電話だったと わしは証拠を 書類証拠を持ってると その場所はわしの-- もしもし? - もしもし? もしもし? - デイビス夫人に用事なら-- - 私達は政府職員です - もしもし? - あなたをワシントンにお連れするようにと 火曜の もしもし もしもし? - もしもし? - わしを見つけた? - どうやって? - 息子さんに聞きました あなたのことをとても 心配しておられます 私達が引き継ぐことで 安堵したようでした やれやれ 良かった 行きましょうか? 長い旅ですよ ところで 証拠はそのスーツケースに? 証拠のことをどうして知った? 誰にも話しておらん ちょっと待って 先生 - 今はやめてくれ 息子さんが話したことを 認めるなら-- 博士は精神を病んでいたんだ 被害妄想的と言っていい 彼の精神状態では-- 彼は重症だった 失礼 彼は殺されたんだ リンドストロムさん お気の毒に もっと早く彼の信用を得ていたら-- 君は聞いた? 僕がお父さんが危険だと言った時-- 聞こえたよ ビンセントさん どうも あなたは情緒障害のようだ 父よりもっとひどいようだ お父さんが情緒障害だったと 確信してるのか? 疑いや恐怖はない? 飛行機が爆発した 彼自身の車が三日後 崖から落ちた それで君は確信して-- ほとんど知らない男の死を 君が気遣うのが 理解できないね 父は殺された筈がない 居場所を知っていたのは 僕ただ一人だ 僕は確かに言わなかった 誰に-- あ まさか とんでもない ああ まさか リンドストロムさん 誰に話したんだ? いや 彼等は-- 政府職員だった 僕に証明書を見せた 彼等は-- 何の用だ? お父さんは事故の直前 僕に電話した 証拠があるとホテルに 伝言を残した 書類証拠だ-- 彼等が他の星からこの地球に 来た侵略者だと その証拠を手に入れないと 彼等が握り潰す前に 見つけないと 僕が知ってると思うか? 君はもしかしてその男達が-- いやいや 彼等は手に入れてない 僕はそれを知ってるから 事故後ホテルに戻ったら 部屋が荒らされ ひっくり返されてた ロイド 手伝ってくれ その証拠書類を手に入れたいんだ 僕を信用して 捜すのを手伝ってくれ 判った いいが 僕は-- 明朝までは何もできないんだ 今は父と二人だけにしてくれ いいとも うまくやったね 彼から離れるな ああ 頭が この-- この頭痛 メアリランドからずっと-- もうすぐしなくなる 君がどう思おうと構わん 本当なんだ 彼等はここにいる 地球を征????地??0 いつまで逃げてられるか 分からん だが うまくすれば わしは彼等を止める 彼等を止めるぞ ポール 止めなくてはならんのだ 満足かね ビンセントさん? ほんとにリンドストロムは 言ってなかったのか 証拠書類やその隠し場所を? 病院での面談を示すのは このテープだけだ その時間しかなかった 現実をみろ ここや病院で何も見つからなければ ??樰???0????樰????? 悪いが ??樰?0 どこへ行くんだ? 君のお父さんが最後にいた 宿屋を捜しにいくよ ちょっと待て 僕も行く 君は大学の彼の部屋を調べれば 時間の節約になると思う あとで電話する ロイド 君も分別を失くしたのか? なぜあの男に協力してるんだ? ロイド? ロイド? どうした? 先生 薬をくれ どうした ロイド これは何の薬だ? このひどい頭痛の薬だ - 返してくれ - いつからこんな - 頭痛になった? - お願いだ 誰がくれた? 処方者が書いてない-- 薬をよこせ あ ポール 悪かった 失礼にする気はなかった ただ-- 父の死で気がはりつめていて-- この頭痛がずっとしてるんだが 大丈夫だ まだ誰がその薬を処方したか 聞いてない 僕が住んでるNYのアパートビルに 医者がいるんだ 父と一緒に住むために来る前にね だが もう心配するな 僕は大丈夫 外へ出て 外気を吸ってくるよ 彼は何も残してなかったと 言ったでしょ 包みとかブリーフケースを 雑用係とか庭師に預けたとかは? いいえ ここは私だけでやってるの 全部一人でね あ ちょっと待って 郵送したのかもよ 彼宛の郵便局の受領書よ 書留は配達されたと-- 誰に? どこに配達されたんだ? NYの住所よ さあ その控えをくれ 大事なんだ 私の免許もそうよ 法律違反だわ - 郵便をいじるのはね - ああ 大丈夫だ これの持ち主は死んでる 君は面倒にならない - 判らないわ もし-- - 気が済むなら 彼の息子ロイドに電話していい コビントンの父と住んでいた 僕のことを保証してくれるよ ハンサムな人に抵抗できないわ 有難う ねぇ 昼食をどう? いや 結構 コビントンのロイド・ リンドストロムの番号を はい? ええ ええ 僕です そう 有難う どうも有難う いや 心配しなくていい 教えてくれて有難う じゃ リンドストロム博士の記事を 読んでほんとに残念だった 彼はいつもとても親切だった ここの息子さんのアパートに 居た時とてもいい人だった 挨拶できると楽しみにしていたんだ あの大 判るだろ? 配達されたとき 包みをタンスの 歎???0 そこだ 本当は私はこうしてはいけないんだ だがあんたは正直な顔をしてるから 失礼 「准将の証言 3月 空軍基地 1966年11月」 「農民C・アンダーソンの証言 1966年9月」 もしもし? はい あなたに リンドストロムさんから - ロイド? - どこにいたんだ? ずっと連絡をつけようとしてた 君を見失ったと思ったよ どうしてここだと分かった? P・コーン宿のおかみが あなたの去った後電話をくれたんだ で 何か見つけたか? 証拠書類はあるか? やれやれ 見つけたか-- 悪いが? よし あまり時間をかけるなよ すっかり暴露できるほど ここにあるよ 君のお父さんのお蔭だ ね すぐ行くよ 君が そこにいたいんだ 僕は ワシントンに行く 今夜夜行で発つんだ ワシントン? 何故そこへ? 軍の旧友がいるんだ 彼はCIAの一員で 潔???????????0 発つ前に彼に電話し 朝一番に 日曜だが彼のアパートで 明日昼までには世界中の 議 ロイド いろいろ助けてくれて 有難う 戻ったら君に連絡するよ じゃ 今ビンセントと話した 彼は僕のNYのアパートで 資料を見つけた それをワシントンに持っていく CIAのジャック・ブライアントに いや 彼のアパートで そうだ 彼のアパートだ お気に召してよかった ここで何をしてる? どうやって入り込んだ? この錠剤を分析させたんだ 化学者が見たことのないものだった 説明を聞きたい ロイド ロイド 君とはずっと知り合いだ 私を信用していい どういうことか教えてくれ あの電話 錠剤 頭痛 その裏に何があるんだ? ロイド それが何でも 私は君の味方だ 本当だ 私は-- 説明してくれるね  ロイド この世の終わりまで そこに立ってられるが-- 答えてくれないか? 父は... 敵だった 彼にあったことは必要だった 全く必要だった もしもし 交換手? NY のエンディコット29971に つないでくれ 早く 男の命がかかってる - お早う - お早う - D・ビンセントだがブライアントさんは - お待ちしてますよ こちらへどうぞ ブライアントさん ビンセントさんです やあ ジャック もっと早く着いた筈なんだが この町の道は混んでて-- ジャック? 許してくれたまえ デイビッド 君の友達ブライアント氏は 廊下の向かいに住んでる 入居案内盤を変えたんだ また 彼をメアリランドに連れて行くのか? その 最後の食事か? ロイド 僕を裏切るのは判る だが何故自分の父親を? 何故? 父は敵だった 彼にあったことは必要だった 全く必要だった 何を恐れてる? 彼等は君を処刑しないよ ただ君の脳図式を変えるだけだ 彼等の意思を 君に??兎????0 どうやって? - どうやるんだ? - 僕が最初だった 君は2番目になる - そのあとは-- - 何故ただ殺さない? ああ それは ほら 君は言っただろ CIAの友人が待ってると 確証があると君は言った 今度は 証拠はなかったと言うんだ 全部老人の悪夢に過ぎなかったと さもないと-- 食事を終えてなくて悪いが 時間だ 嗚呼 君は非常に愚かだ 逃げ道はないと判らないのか? こんばんは デイブ 君は一日中眠ってたよ 何だって? 抗うのはよくない 彼等は今度君を崩せなければ 君は-- 判ったよ 死ぬんだ さあ それで何になるんだ? 出ていけ 行って時間の無駄だと 君の仲間に言え 君は彼より大馬鹿だ 誰? 君の父親? 言わせて貰うが-- 僕の父は... ...敵だった 彼にあったことは必要だった 全く-- 父は-- ああ 思い出し始めると そうなるのか ロイド? そうなのか? そうなるのか? 誰の声を思い出すんだ? 誰の声が聞こえるんだ お父さんの声か? 教えてくれ ロイド 黙れ やめろ 頼む - これで君を抑えてるんだな - 頼む 返して-- これで痛みを抑え 記憶を遠ざけてるんだ - 返せ 返せ - だめだ ロイド 悪いな 薬を返せ ビンセントさん? 行こうか? 今度はおとなしく? ロイド しっかりしろ ここから出よう ロイド しっかり 行こう - 立て - 僕の 僕の-- 僕の父は敵だった 彼にあったことは必要だった 全く必要だった お父さんに起こったことは 君のせいじゃなかった 彼等は-- 彼等は間違ってた 間違いだ 君は彼等を止めないと 止めないと... D・ビンセントにとって また一つの足掛かりが インベーダーにとっては 人類は隷属させ得ないという 証拠が砕かれた