神聖文字の階段
この詩は「神聖文字の階段」という詩です
今は 午前3時23分
私の目はまだ冴えている
なぜなら私の孫の孫たちが
私を眠らせてくれないから
私の孫の孫たちは 夢の中で私に尋ねる
あなたは何をしたの?
この星が略奪されていた時
あなたは何をしたの?
地球が崩壊に瀕した時
もちろん あなたは 何かしたのでしょう?
気候がおかしくなり 哺乳類や爬虫類や
鳥たちがみんな死んでいくのを見た時
民主主義が奪われた時に
あなたは 抗議の列に加わったの?
あなたは 何を したの?
何が 起きているかを 知った時に
コルマトレインにのって 家路につく私の中に
夢で聞いた 天の川の声が響いてくる
私には科学者のチームがいて
毎日データを送ってくる
私は訴えかけられるままに
すぐさまそれを詩にする
この気づきに たくさんの人々が到達してほしい
私の言葉に含まれる
秘密の周波数と 同調できる人に
私は 望ましい姿の地球
黄泉の国 星たちの身体と等距離にある
私は 過ぎ去った 全てのもの
世界が透明になって
宇宙を渉る 光の筋に変わる瞬間
私は言葉を用いて 静寂を呼び覚ます
私はマヤの遺跡に刻まれた
神聖文字の階段
突然の嵐によって 地中から掘り起こされた
地球を回る衛星
ゴビ砂漠で恐竜の骨を探す
私は過去を覗くための望遠鏡
私は春分点の歳差運動
海に螺旋をつくりだす磁力
コルマトレインにのって 家路につく私の中に
夢で聞いた 天の川の声が響いてくる
私は神話 血から咲き出でる スミレを語る
生と死を繰り返す神々のように
私は時間の境界線
たましいと邂逅するたましい 燃えさかる炎
今は 午前3時23分
私の目はまだ冴えている
私の孫の孫たちが 夢の中で私に尋ねるから
あなたは何をしたの? 地球が崩壊に瀕した時
この気づきに たくさんの人々が到達してほしい
私の言葉に含まれる
秘密の周波数と 同調できる人に