WEBVTT 00:00:10.150 --> 00:00:13.020 Every Frame a Paintingへようこそ 00:00:13.220 --> 00:00:16.089 今回は少し違った話をしたい 00:00:16.200 --> 00:00:17.490 映画製作には 00:00:17.606 --> 00:00:21.526 デザインに関する問題解決の側面がある 00:00:21.630 --> 00:00:25.460 例えば デバイス上の文字をどうするか 00:00:31.210 --> 00:00:32.530 面白い難問だ 00:00:32.650 --> 00:00:36.020 文字も映せばいいと思うかもしれない 00:00:36.149 --> 00:00:39.040 実際よく電話は映される 00:00:41.490 --> 00:00:43.040 だが退屈だ 00:00:43.150 --> 00:00:47.500 多くは文字を打たないか 読むだけだ 00:00:47.600 --> 00:00:50.200 電話が使えないことも 00:00:50.310 --> 00:00:54.050 "電波の届かない範囲にいる" 00:00:54.170 --> 00:00:56.600 だがこの5年で変わった 00:00:56.720 --> 00:01:00.920 画面に文字が出るようになったのだ 00:01:01.040 --> 00:01:03.355 最近爆発的に流行り 00:01:03.487 --> 00:01:06.317 僕が最初に見たのはシャーロックだ 00:01:09.420 --> 00:01:13.362 だが聞くところではメロドラマや 00:01:14.150 --> 00:01:15.690 ティーン映画 00:01:16.030 --> 00:01:19.229 韓国や日本の映画でも使われていた 00:01:19.359 --> 00:01:24.089 いずれにしろ これこそが映画の進化だ 00:01:24.210 --> 00:01:27.009 なぜこれが使われるのか? 00:01:27.924 --> 00:01:29.823 3つの理由がある 00:01:29.959 --> 00:01:31.520 第1に 節約だ 00:01:31.620 --> 00:01:36.830 電話を映さないことで費用が節約できる 00:01:36.950 --> 00:01:38.840 この男に頼むだけだ 00:01:38.960 --> 00:01:41.940 アンドリュー・クレイマーです… 00:01:42.070 --> 00:01:43.990 第2に 芸術性 00:01:44.100 --> 00:01:48.539 電話を映すなら 読める分の長さが必要だ 00:01:48.649 --> 00:01:51.130 結果 老人用電話に 00:01:51.250 --> 00:01:53.210 画面に映すなら違う 00:01:53.330 --> 00:01:56.878 文字と演技を同時に映せて 00:01:57.010 --> 00:02:01.610 役者の演技をずっと堪能できる 00:02:02.679 --> 00:02:04.690 しかし重要なのが第3 00:02:04.810 --> 00:02:06.380 デザインが良い 00:02:06.509 --> 00:02:10.540 シャーロックの文字表現は美しい 00:02:10.670 --> 00:02:14.639 文字以外の部分を消し時代遅れにさせ 00:02:14.759 --> 00:02:17.310 フォントは一貫していて 00:02:17.420 --> 00:02:20.220 色もずっと白だった 00:02:20.353 --> 00:02:23.460 誰のものかも不明にすることで 00:02:23.590 --> 00:02:26.330 推測の余地を作り出した 00:02:26.460 --> 00:02:29.110 文字は独立しているが 00:02:29.240 --> 00:02:32.860 この映画ではデバイスと連動した 00:02:33.000 --> 00:02:34.190 いや 人とも 00:02:34.330 --> 00:02:36.110 なぜだろう 00:02:36.240 --> 00:02:40.027 これは新しい慣習になるだろうか 00:02:40.150 --> 00:02:40.820 "いや" 00:02:40.920 --> 00:02:44.449 文字の表現には別の問題もある 00:02:44.589 --> 00:02:46.870 多くの人が取り組んだが 00:02:47.020 --> 00:02:50.150 インターネットの表現は難しい 00:02:50.270 --> 00:02:52.610 チープではないもの 00:02:53.020 --> 00:02:55.304 うまくいってないもの 00:02:56.000 --> 00:02:58.620 そして…うん 00:02:59.440 --> 00:03:01.754 僕としては 00:03:01.870 --> 00:03:05.470 パソコンの画面を直に映すのも好きだ 00:03:05.600 --> 00:03:06.500 "こうします" 00:03:06.630 --> 00:03:07.699 自慢はないが 00:03:07.819 --> 00:03:12.760 これが実際に人が見ているものだろう 00:03:12.910 --> 00:03:15.180 共感できるもの 00:03:15.690 --> 00:03:17.371 謎なもの 00:03:17.510 --> 00:03:19.787 実験的なもの 00:03:25.420 --> 00:03:28.480 最先端を見たいならここだ 00:03:28.620 --> 00:03:30.650 "東京行きを" 00:03:35.720 --> 00:03:37.110 ここ20年 00:03:37.230 --> 00:03:41.150 アニメはイカれた方法でネットを描いた 00:03:41.280 --> 00:03:44.000 平らで浮いている 00:03:44.490 --> 00:03:47.089 掲示板の投稿 00:03:47.330 --> 00:03:50.516 プラグで入る緑の世界 00:03:50.840 --> 00:03:54.699 他にも多くの魅力的な可能性がある 00:03:54.830 --> 00:03:57.278 興味深いものも 00:03:57.600 --> 00:04:00.269 実写においてもある 00:04:00.399 --> 00:04:02.530 物理的チャットルーム 00:04:03.270 --> 00:04:05.718 携帯の中のアニメ世界 00:04:07.080 --> 00:04:10.300 いくつかは正直失敗している 00:04:10.420 --> 00:04:12.220 挑戦だしいいだろう 00:04:12.340 --> 00:04:14.510 こういう遊び場から 00:04:14.610 --> 00:04:18.799 ハリウッドの次なる道具が生まれるかも 00:04:18.919 --> 00:04:21.649 資金不足はむしろ利点だ 00:04:21.779 --> 00:04:24.730 安く 効率的で 美しく 00:04:24.859 --> 00:04:27.020 解決策はそこにある 00:04:27.140 --> 00:04:28.300 "ハッカーだ" 00:04:29.360 --> 00:04:31.730 シャーロックはよくできている 00:04:32.360 --> 00:04:36.670 しばらくは小さな進歩を楽しもう 00:04:36.800 --> 00:04:39.509 映画の形式は石じゃない 00:04:39.639 --> 00:04:41.789 人は発明を続ける 00:04:41.929 --> 00:04:45.229 これはまだ解決していない大問題だ 00:04:45.359 --> 00:04:49.390 そしてこの遊び場は誰でも参加していい