ジェンです。
何年か前にも登壇して、プラグインのレビューをしたんですけど
好評だったようで、マットに頼まれたので、またやります。
Contact Form 7 をやります。
ちょっと知りたいんですけど
自分でつくったプラグインがある人、何人いますか?
Contact From 7 を使ったことがある人。
何かしらコンタクトフォームを使ってる人。
わかりました。
デザイナーは何人いますか。
いま、1回も手を挙げてない人、
退屈だと思うのでコーヒーでも飲みにいってください。
あてはまるものがあった人は、ためになると思います。
いまから、かけあしで
Contact Form 7 の作者に送ったフィードバックと
そこからの三好さんの決断を紹介してゆきます
彼からの回答を紹介します。
質問タイムを長めにとろうと思っています。
そのほうが、おもしろいと思うので。
あと、オンラインでビデオで見れますし。
はい。
三好隆之さんという方が、Contact Form 7 の作者です。
今回は、開発者を我々の知識でメッタぎりにする企画なんですけど
とってもいい人で、この試みに同意してくれました。
Contact Form 7 は何年も使ってなかったんですけど
インストールしてまず気づいたことは
メニューの並びで混乱しました。
みなさんのうち何人がお気づきか、わかりませんが
注意してみると、並びがこわれてます。
つまりコンテンツは上、機能は下にくるべきです。
コンタクトフォームに関するものは、コメントみたいに置けたはずです。
で、1つめのフィードバックをしました。
ところが、わかったのは、三好さんのせいでなく
プラグインのコンフリクトでした。
これ、すばらしいことですよ。
プラグイン開発者の方には「UI を首尾一貫させる」ことを
お願いしてるんですが、その理由のひとつとして、
WordPress をプラグインと一緒に使ってる人が
もし何かおかしくなっても、何が原因なのかわからない、ということがあります。
わかるのは、ただ、壊れたということだけ。
壊れたプラグインを使ってる人は、
「WordPress が壊れてる」と思うことでしょう。
おもしろいことに、壊れたプラグインがちょうど今回入ってて、
コンフリクトしたんです。
三好さんは何にも悪くありませんでした。
他のプラグインをインストールしてなかったら
ちゃんと、コメントの下に配置されました。
すばらしい!
次ですが、
デフォルトの歯車アイコンを使ってます
これは、どんなプラグインでも、メニュー項目をつくれば
利用できるアイコンです。
でも、上部にメニュー項目をつくるなら、意味が分かるアイコンを選ぶべきです。
そこで、
これの変更を提案しました。
他のナビゲーション項目用に使ってる、ダッシュアイコンセットから選びませんかと言いました。
三好さんは、フォームに見えるアイコンがあることを知らなかったそうです。
答えは「Yes! 変えますね。」
ためします。
よかったです。
次に、
すべてのカスタムリンク、つまり
「ドキュメント」「よくある質問」「サポート」ですが
文脈的ヘルプタブがありません。
WordPress のあらゆるところには、ヘルプタブがあります。
意味がよくわからない文章をクリックすると、でてきて、
どうすればいいか教えてくれる、っていう動作をするんですけど。
そういうわけで、追加してくださいと伝えると、
回答は「Yes!」
いいフィードバックだったようです。
それ自体は、かんたんな変更です。
次、題名フィールドです。
これは変です。なんだかわかりませんでした。
これを見た時、タイトルがまだなかったんですけど。
これがフォームのタイトルなんです。
上にマウスをあわせると、黄色くなって、
クリックすると、入力欄があらわれます。
これを全部やるんです。これはタイトル入力欄です。
そこで、コアと同じような、ふつうの入力欄にしたらどうかと言いました。
入力欄だとわかって、クリックしたくなるような。
比較してみましょう、
コアと、3ステップの入力欄。
返答は「Yes!」
これは、良かったです。
一般的に、タグは
フォームビルダーで、使われている独特な呼び方なので
スクリーンの、あの小さいやつですね。これを使って
フォームに、フォーム入力欄をつくります。
「タグ」という言葉は、ユーザーと開発者で受け取り方が違うと言いました。
ユーザーにとっては、こういうタグです。
開発者にとっては、こういうタグです。
三好さんは開発者なので、これをタグと呼びたいのはわかります。
でもフォームを使う大部分の人は、違います。
なので、「新しいフィールドを作る」と呼んだらどうでしょう。
シンプルな言いかたで。
しかし返答は「No!」
そうしたいと思えません。