WEBVTT 00:00:10.146 --> 00:00:12.552 会場の雰囲気に少し慣れさせて下さい 00:00:12.763 --> 00:00:14.353 皆さん おはようございます 00:00:15.095 --> 00:00:19.955 2014年5月 シャノンの人生に関する 短編ドキュメンタリーが発表されました 00:00:20.770 --> 00:00:23.576 今や シャノンは SNSやYouTubeなどで 00:00:23.576 --> 00:00:25.446 有名になりました 00:00:25.446 --> 00:00:30.736 彼女の人生と語りが 世界中に影響を与えたのです 00:00:31.489 --> 00:00:34.099 ドキュメンタリーで 大学時代に二重生活を送る必要性を 00:00:34.099 --> 00:00:36.979 感じていたとシャノンは語っています 00:00:37.284 --> 00:00:40.094 1つは活発な女子社交クラブの 誇り高きメンバーとしての生活と 00:00:40.725 --> 00:00:43.225 2つ目はレズビアンとしての生活です 00:00:43.760 --> 00:00:47.550 シャノンの話はとても感動しますが 00:00:47.848 --> 00:00:49.828 今日 特別なことではありません 00:00:50.402 --> 00:00:52.422 所属する組織内での 社会的ステータスを維持するには 00:00:52.422 --> 00:00:54.732 二重生活を過ごす必要性があると 感じている大学生は 00:00:54.732 --> 00:00:58.732 たくさんいます 00:00:59.741 --> 00:01:01.891 私もそう感じていた一人でした 00:01:02.240 --> 00:01:03.440 こんにちは 私はジャッキーです 00:01:04.140 --> 00:01:06.140 私は女子社交クラブの メンバーであり 00:01:06.140 --> 00:01:08.260 元代表です 00:01:08.260 --> 00:01:09.830 そして私はレズビアンです 00:01:11.188 --> 00:01:12.918 大学2年の夏 00:01:12.924 --> 00:01:15.774 自分のセクシュアリティを 受け入れることにしました 00:01:16.180 --> 00:01:19.800 大学で自分の地位を確保した時期で 00:01:19.800 --> 00:01:21.790 女子社交クラブのリーダーでした 00:01:21.790 --> 00:01:25.790 また クラブの次期代表になるだろうと 思われたときでした 00:01:26.171 --> 00:01:29.571 また 未知なることへの恐れと 00:01:30.400 --> 00:01:32.620 絶対的な孤独感があり 00:01:32.620 --> 00:01:37.380 自分のセクシュアリティを隠すことを 心に決めた時でもありました 00:01:38.343 --> 00:01:42.343 女子社交クラブには たくさんの固定観念が存在するためです 00:01:42.343 --> 00:01:47.123 想定されているのは 白人、金髪、裕福な家庭 00:01:47.123 --> 00:01:48.996 金持ちで、異性愛者であることです 00:01:48.996 --> 00:01:52.546 そしてしたいことといえば 飲酒して 酔っぱらって セックスすることでしょうか 00:01:53.526 --> 00:01:56.106 この固定観念の多くの部分は 00:01:56.106 --> 00:01:59.316 国際的、国、地方レベルで 盛んに議論されています 00:01:59.316 --> 00:02:02.346 ですが 全員が異性愛者であるか についての会話は 00:02:02.346 --> 00:02:04.676 未だされていない状況です 00:02:04.676 --> 00:02:06.896 この会話が不足していることが 00:02:06.896 --> 00:02:09.212 今回お話をしたい理由です 00:02:09.494 --> 00:02:12.814 実は親友の一人から ちょっとした手応えが得られました 00:02:12.814 --> 00:02:16.694 こんなメールをもらいました 00:02:16.694 --> 00:02:19.944 大学の知り合いに 私のトーク内容を説明したら 00:02:19.944 --> 00:02:23.944 その人の経験は 私と同じだったというのです 00:02:24.563 --> 00:02:29.143 異性愛者でない場合 どのような経験をするかお話しします 00:02:29.814 --> 00:02:32.414 理由は 正直に言って 「ゲイ、大学社交クラブ」で検索すると 00:02:32.414 --> 00:02:35.014 最初にヒットするのが 00:02:35.014 --> 00:02:39.314 男子社交クラブメンバーに関する 大学内の記事で 00:02:39.314 --> 00:02:42.154 彼らがゲイのメンバーを受け入れるか 否かについて書いているのです 00:02:42.154 --> 00:02:44.634 ですが レズビアンについての記事は 全くありません 00:02:44.634 --> 00:02:47.604 驚くことではありませんが 「レズビアン、女子学生クラブ」で検索すると 00:02:47.604 --> 00:02:50.009 通常ヒットするのはポルノです 00:02:50.009 --> 00:02:51.729 (笑) 00:02:51.729 --> 00:02:53.469 ある匿名の記事で 女子学生クラブ内で 00:02:53.469 --> 00:02:57.399 レズビアンであることを隠すことについて 書かれていました 00:02:57.956 --> 00:03:00.316 レズビアンについての記事は ほとんどないのです 00:03:01.304 --> 00:03:03.604 そこで 私は異性愛者という項目に チェックをしません 00:03:04.003 --> 00:03:05.853 私は異性愛者ではありません 00:03:06.037 --> 00:03:08.447 そして何が起こったでしょうか 00:03:09.086 --> 00:03:11.286 興味あることがたくさんありました 00:03:11.286 --> 00:03:14.406 やっと勇気を出し カミングアウトし始めた時ですが 00:03:14.406 --> 00:03:17.626 女子学生クラブのメンバー2人について はっきり覚えています 00:03:17.626 --> 00:03:21.026 1人は敬虔なカトリック教徒で 人生で出会うもっともバリバリの 00:03:21.026 --> 00:03:23.666 共和党員です 00:03:23.666 --> 00:03:24.966 私はこう考えました 00:03:24.966 --> 00:03:28.196 「彼女が私を好きになってくれるなら 誰でも私を好きになってくれるはず」と 00:03:28.796 --> 00:03:32.246 驚いたことに ひどく驚いたことに 00:03:32.246 --> 00:03:35.966 彼女はためらうことなく 私をすべて受け入れてくれたのです 00:03:35.966 --> 00:03:38.336 今では私の最大の支持者でもあります 00:03:38.525 --> 00:03:41.205 2人目は 私がカミングアウトした時 00:03:41.205 --> 00:03:43.915 私はその日がとても不安でした 00:03:43.915 --> 00:03:46.215 彼女は何かしっくりしないものを 感じ取ったようで 00:03:46.215 --> 00:03:49.275 違和感について説明してくれ その夜メールを送ってきました 00:03:49.275 --> 00:03:52.675 今でも このメールのことを思い出すと 幸せな涙が出るのですが 00:03:52.675 --> 00:03:54.245 とりわけ 彼女のこの言葉に感動しました 00:03:54.245 --> 00:03:57.035 「ジャッキー あなたが異性愛者だから 大好きになったわけじゃない 00:03:57.035 --> 00:03:59.425 あなたが あなただから大好きになったの」 00:04:00.381 --> 00:04:03.001 そして私はもっとたくさんの人に カミングアウトを始めました 00:04:03.001 --> 00:04:06.011 私と同じような女性を紹介されました 00:04:06.011 --> 00:04:08.711 一人ぼっちではないと 思い始めました 00:04:08.711 --> 00:04:11.802 女性の何人かに対しては 私がメンターをつとめました 00:04:11.802 --> 00:04:14.762 彼女たちはちょうど自己のセクシュアリティを 模索しており 00:04:14.762 --> 00:04:18.462 そしてあの疎外感と 完全な孤独感を 経験しようとしていたからです 00:04:18.462 --> 00:04:22.002 ですが異なるのは 初期の段階で そんな彼女たちに私が出会ったのです 00:04:22.512 --> 00:04:24.522 進展が見られました 00:04:24.722 --> 00:04:28.722 グリーク・アライのプログラムが あちこちの大学間で設立され 00:04:29.062 --> 00:04:33.392 支持者やアライになる方法を 訓練するようになりました 00:04:33.392 --> 00:04:36.110 身近な人をサポートするためです 00:04:36.110 --> 00:04:39.060 パーティーのルールも 全く変わりました 00:04:39.060 --> 00:04:41.430 性別指定がなくなったのです 00:04:41.430 --> 00:04:43.430 誰でも好きな人をパーティーへ同伴できます 00:04:43.547 --> 00:04:46.867 女性が女友達を同伴しているのを見ました 00:04:46.867 --> 00:04:49.167 または その時にお付き合いしている人なら 誰でもいいのです 00:04:50.995 --> 00:04:54.995 特に私が本当にお伝えしたいことは 00:04:55.724 --> 00:04:57.624 混乱することかもしれませんが 00:04:57.874 --> 00:05:02.194 私のコミュニティでカミングアウトした 一人ひとりが 00:05:02.194 --> 00:05:04.654 特に学生社交コミュニティでは 00:05:05.075 --> 00:05:08.515 ためらうことなく 私を受け入れてくれたことです 00:05:08.515 --> 00:05:10.255 質問もされませんでした 00:05:10.727 --> 00:05:13.657 何故なら彼らは私を一人の人物として 本当に好きでいてくれるからです 00:05:13.657 --> 00:05:16.487 私が異性愛者だから 大好きになってくれたわけではありません 00:05:17.127 --> 00:05:19.317 だからこそ私は勇気を出し 00:05:19.317 --> 00:05:22.157 社交クラブの皆の前に立って カミングアウトできました 00:05:22.157 --> 00:05:24.887 そして大喝采をえました 00:05:24.887 --> 00:05:29.057 「あなたは誘わないから心配しないで!」 という気まずいジョークも言えました 00:05:29.644 --> 00:05:31.234 (笑) 00:05:31.768 --> 00:05:36.438 ですが 今私は反対側にいるので 00:05:36.819 --> 00:05:38.499 より良いリーダーとなりました 00:05:38.499 --> 00:05:41.229 より良いシスターとなりました より良い人間となりました 00:05:41.229 --> 00:05:43.079 二重生活をしても 00:05:43.079 --> 00:05:45.139 2つの世界にそれぞれ 1人ずついることはできません 00:05:45.139 --> 00:05:49.889 2つのアイデンティティーを維持しようと あなたは半分になります 00:05:50.408 --> 00:05:54.408 それは心身ともに疲弊することです 00:05:55.417 --> 00:05:58.127 あなたが完全に自分自身ではないのなら 00:05:59.125 --> 00:06:02.335 あなたが本当になりたいと願う 人間にはなりえません 00:06:03.532 --> 00:06:06.692 私がメンターとなった 何人かの女性にも言いましたが 00:06:07.866 --> 00:06:11.866 初めから正直でいるべきだったと 00:06:12.502 --> 00:06:17.482 レズビアンであるという私の一部分を 私自身が受け入れた時に 00:06:17.482 --> 00:06:19.352 クラブメンバーに伝えているべきだったと 00:06:19.606 --> 00:06:24.436 私の恐れと つまはじきになるのでは という考えが 00:06:25.347 --> 00:06:29.397 今のように 間違いであると 言ってくれる機会を 00:06:29.704 --> 00:06:31.714 彼らに与えられていたらと思います 00:06:32.711 --> 00:06:34.261 時代は変化しています 00:06:34.556 --> 00:06:36.816 時代と共に変化する時が来たのです 00:06:37.209 --> 00:06:38.379 ありがとうございます 00:06:38.379 --> 00:06:40.147 (拍手)