想像の鍵でドアを開けると
その向こうには別の次元がある
音の次元...
視界の次元...
心の次元
みなさんは物事と考えの
影と実体双方の地へ
入ろうとしている
今トワイライトゾーンへ踏み込んだのだ
お客様は?
結構ですよ
旅をお楽しみください
こんにちは
そこでいい?
ああ 大丈夫だ
それをよこして
私が窓側に座る?
いや
僕は大丈夫
思うに...
あなた どうしたの?
非常口?
席を替わる?
いやいや 問題ない
座る席でどう違う?
席じゃなく飛行機だ
あなた 今吸わないで
離陸してからにして
僕は治った風じゃないね?
治ったのよ
治ってないならマーチン先生が
飛行機に乗せないでしょ?
そうだろうな
回復してないなら
マーチン先生は家まで飛行機で
行かせないってこと
簡単な話だわ
とにかく君は簡単そうに言うね
実際にそうなの ボブ
ああ
僕はここにいて
君はとても疲れてる
淋しかったよ...
この6ヶ月間
だけど もう終わったの
ママがあなたを連れ帰るわ
君は大変だったろ-
子供達を世話して...
一人で全部請負ってね
まだ全部無傷よ
僕以外はね
ボブ だめよ そんな...
客室ドア確認終了
何?
ただ少し...
卑しい気弱さだけだ
大丈夫だ
ささいな神経症になったが
今は治ってる
理解- って素晴らしい
飛行機なんかじゃないんだ