0:00:00.206,0:00:01.755
はい！どうもアバタローです。

0:00:01.755,0:00:03.681
本日は、外山滋比古（とやましげひこ）さんの

0:00:03.681,0:00:06.435
［思考の整理学］を紹介させていただきます。

0:00:06.435,0:00:09.249
1986年に刊行されてから

0:00:09.249,0:00:12.084
200万部を突破した[br]異例のロングセラーであり、

0:00:12.084,0:00:15.488
更に、［東大・京大で一番読まれた本］という

0:00:15.488,0:00:19.650
キャッチコピーでも大変有名な[br]思考法のバイブルでございます。

0:00:19.650,0:00:22.625
学ぶことに対して意欲的な方は勿論のこと。

0:00:22.625,0:00:25.673
物を考えることに苦手意識を持っている方。

0:00:25.673,0:00:27.818
一人で考え込みすぎてしまう方。

0:00:27.818,0:00:30.628
焦ると頭が真っ白になってしまうという方に

0:00:30.628,0:00:32.609
特にお薦めしたい１冊です。

0:00:32.609,0:00:34.636
そこでこの動画では、本書の内容を

0:00:34.636,0:00:37.892
［集中力を爆発させる「朝」の過ごし方］

0:00:37.892,0:00:40.412
［アイデアを生み出す時間の使い方］

0:00:40.412,0:00:42.609
［思考力を上げる忘却システム］

0:00:42.609,0:00:44.723
［かかわってはいけないタイプの人］

0:00:44.723,0:00:47.124
というように、大きく４つのテーマに沿って

0:00:47.124,0:00:49.163
分かりやすく紹介をして参ります。

0:00:49.163,0:00:52.213
30年以上前に書かれた作品とは思えないほど

0:00:52.213,0:00:54.015
鮮度が保たれているのは、

0:00:54.015,0:00:56.297
コンテンツそのものの力もありますが,

0:00:56.297,0:00:58.710
著者である外山先生が本書に込めた、

0:00:58.710,0:01:01.180
ある一つの ”願い” という要素も

0:01:01.180,0:01:03.029
大きな役割を果たしています。

0:01:03.029,0:01:07.022
それが一体、どういうものなのか[br]ということは、動画の後半に行きますと、

0:01:07.022,0:01:10.206
見えて参りますので、どうぞ最後まで[br]お付き合いいただければと思います。

0:01:10.206,0:01:11.434
それでは、参りましょう。

0:01:11.434,0:01:13.853
外山滋比古［思考の整理学］

0:01:14.497,0:01:17.438
まずは、この動画の[br]全体像についてお示し致します。

0:01:17.438,0:01:20.315
はじめに著者である[br]外山滋比古さんが何者で

0:01:20.315,0:01:25.498
本書がどんな意図をもって書かれているのか[br]という、前提知識を整理いたします。

0:01:25.498,0:01:28.507
そのあと冒頭に申し上げた[br]４つのテーマに沿って、

0:01:28.507,0:01:31.799
［思考の整理学］の要点について[br]お伝えしたいと思います。

0:01:31.799,0:01:33.104
では、早速１つ目。

0:01:33.104,0:01:34.618
［著者について］見て行きましょう。

0:01:34.618,0:01:36.294
外山 滋比古さん（1923-2020）と言えば[br]［英文学者・言語学者］

0:01:36.294,0:01:39.132
［お茶の水女子大学で（名誉）教授］[br]を勤められていた

0:01:39.132,0:01:41.943
英米文学・言語学の専門家です。[br]［評論家・エッセイスト・文学博士］

0:01:41.943,0:01:44.332
ただ、ご自身の研究分野に止まらず

0:01:44.332,0:01:46.501
教育論・ジャーナリズム論といった

0:01:46.501,0:01:49.616
幅広い分野で評論・執筆活動を続け、

0:01:49.616,0:01:51.657
幅広くご活躍をされていました。

0:01:51.657,0:01:53.607
また、いま画面に出しておりますのが、

0:01:53.607,0:01:56.423
外山先生が執筆された書籍の一部です。

0:01:56.423,0:01:59.407
このように、沢山の作品を残されているのですが

0:01:59.407,0:02:01.812
その中でも脅威的なヒット作として

0:02:01.812,0:02:05.236
殿堂入りしているのが[br]［思考の整理学］という訳です。

0:02:05.236,0:02:06.923
今回の各論に入る前に

0:02:06.923,0:02:08.638
まず、押さえておいていただきたいのは、

0:02:08.638,0:02:11.802
外山先生が持たれている「問題意識」です。

0:02:11.802,0:02:15.346
つまり、どんな意図をもって[br]この本を書いたのかという、

0:02:15.346,0:02:19.039
出発点をきちんと[br]理解しておくことが重要なんです。

0:02:19.039,0:02:23.178
それは一体、何かというと[br]これまでの「学校教育」です。

0:02:23.178,0:02:25.462
学校は、誰もが行くべき場所だ！

0:02:25.462,0:02:27.365
そこでは、誰もが教師に従い、

0:02:27.365,0:02:29.569
決められたカリキュラムに従い、

0:02:29.569,0:02:33.629
教科書に従って学習をしなければならないのだ。

0:02:33.629,0:02:36.613
こういった、学校信仰的な考え方は

0:02:36.613,0:02:40.388
「もう、やめましょうよ」というのが[br]外山先生のスタンスなんです。

0:02:40.388,0:02:43.670
自分の力ではなく、誰かの力によって

0:02:43.670,0:02:47.129
一生懸命、知識を得ている[br]学校の生徒たちを

0:02:47.129,0:02:49.102
外山先生は憐れみを込めて、

0:02:49.102,0:02:51.229
［グライダー人間］と名付けます。

0:02:51.229,0:02:54.174
グライダーというのは、[br]”空の女王” とも呼ばれるぐらい

0:02:54.174,0:02:57.990
音もたてずに優雅に[br]空を飛ぶことのできる乗り物です。

0:02:57.990,0:03:00.083
ただ、グライダーは飛行機のように

0:03:00.083,0:03:02.225
大きな音は立てないものの

0:03:02.225,0:03:05.897
自分の力で空に舞い上がることが[br]できないのです。

0:03:05.897,0:03:07.609
そして、学校というのは、

0:03:07.609,0:03:10.496
引っ張られるがまま、[br]何処にでも着いて行くような

0:03:10.496,0:03:13.611
従順なグライダー人間を[br]作り出す ”訓練所”だ。

0:03:13.611,0:03:17.239
決して、自ら飛ぶ「飛行機人間」を[br]作る場所ではないのだ。

0:03:17.239,0:03:19.288
「それに早く、気付いてください」と

0:03:19.288,0:03:21.267
外山先生はそのように言うわけです。

0:03:21.267,0:03:25.103
つまり、詰め込み型教育によって[br]自分でものを考え、

0:03:25.103,0:03:27.926
新しいことを生み出すことができない

0:03:27.926,0:03:31.698
「グライダー人間」が[br]量産されてしまっているという現状に、

0:03:31.698,0:03:34.209
強い問題意識をもたれていたのです。

0:03:34.209,0:03:36.468
ただ、誤解のないように申し上げておきますと、

0:03:36.468,0:03:39.677
本書では、グライダーとしての能力なんか[br]「もう要らない！」とか。

0:03:39.677,0:03:41.563
「学校なんか、不要だ！」とか。

0:03:41.563,0:03:44.516
そういった極端な[br]批判をしている訳ではありません。

0:03:44.516,0:03:46.381
人間には「グライダー能力」と

0:03:46.381,0:03:48.862
「飛行機能力」という２つの力があって、

0:03:48.862,0:03:51.793
この両者を持っておくことが大事なのだ、という

0:03:51.793,0:03:54.222
バランスの取れた主張を展開しているんです。

0:03:54.222,0:03:55.499
具体的には、

0:03:55.499,0:03:58.989
受動的に知識を得るために必要なのが[br]「グライダー能力」

0:03:58.989,0:04:04.402
一方、自力で物事を発明・発見する際に[br]求められるのが「飛行機能力」です。

0:04:04.402,0:04:08.074
じゃあ何故、グライダー能力を[br]全否定していないかと言えば、

0:04:08.074,0:04:09.680
何を学ぶにしても

0:04:09.680,0:04:12.408
基本的知識の習得が必須だからです。

0:04:12.408,0:04:15.496
基礎というのは[br]グライダー能力によって築かれる為、

0:04:15.496,0:04:17.884
決して、要らないと[br]言ってるわけではないんです。

0:04:17.884,0:04:21.066
もしかしたら30年以上前の学校教育も

0:04:21.066,0:04:24.318
そういった理想を掲げていたのかもしれませんし、

0:04:24.318,0:04:25.575
詳細は分かりません。

0:04:25.575,0:04:28.479
ただ、外山先生から見た当時の社会というのは、

0:04:28.479,0:04:32.771
グライダー能力ばかりが発達し、[br]自から飛行できない人が五万といて

0:04:32.771,0:04:36.269
更に、そういった人間こそが[br]社会では必要とされ、

0:04:36.269,0:04:38.599
「優秀」とみなされているじゃないかと。

0:04:38.599,0:04:40.599
本書でそのように嘆いたわけです。

0:04:40.599,0:04:44.708
もちろん立派な指導者がいて、[br]目標がハッキリしているという

0:04:44.708,0:04:47.885
一定の条件が満たされているのであれば、

0:04:47.885,0:04:49.709
グライダー能力は必要ですし、

0:04:49.709,0:04:52.054
高く評価されて然るべきものです。

0:04:52.180,0:04:55.550
しかし、少なくとも[br]本書が書かれた1980年代には、

0:04:55.550,0:04:58.512
もう直ぐそんな時代は「終わる」[br]ということが分かっていました。

0:04:58.512,0:05:01.990
つまり、コンピューターという[br]グライダー能力に優れた存在が

0:05:01.990,0:05:05.246
近い将来、人間の仕事を奪うことは[br]予想できており

0:05:05.246,0:05:08.138
その上で、外山先生は[br]警鐘を鳴らしていたんです。

0:05:08.138,0:05:09.814
しかし、当時の社会の中で、

0:05:09.814,0:05:13.800
完全にグライダー人間を止めてしまえば、[br]当然生きづらくなってしまいます。

0:05:13.800,0:05:17.102
かといって、グライダー専業を続けるのも[br]無理があるんです。

0:05:17.102,0:05:18.896
その上で、外山先生は本書で

0:05:18.896,0:05:23.762
自前のグライダーに「エンジン」を[br]搭載してみてはどうか、と、提案したんです。

0:05:23.762,0:05:26.315
つまり、「グライダ―能力」と「飛行機能力」を

0:05:26.315,0:05:28.913
兼ね備えた人間になるべきだ！[br]と言ったわけです。

0:05:28.918,0:05:31.865
ただ、その為にどうすればいいかなんて[br]誰も知りませんし、

0:05:31.865,0:05:33.417
正解なんかありません。

0:05:33.417,0:05:34.821
その上で外山先生は、

0:05:34.821,0:05:38.366
じゃあ、この本を通じて[br]「一緒に考えようじゃないか」と言って、

0:05:38.366,0:05:40.531
本題がスタートする、という流れになる訳です。

0:05:40.531,0:05:42.335
さぁ、ここまでよろしいでしょうか。

0:05:42.335,0:05:44.019
では、以上の点を踏まえて

0:05:44.019,0:05:47.486
早速、本書を４つのテーマに沿って[br]見ていきたいと思います。

0:05:47.486,0:05:48.293
では、ひとつ目。

0:05:48.293,0:05:52.281
［集中力を爆発させる「朝」の過ごし方］[br]から見ていきましょう。

0:05:52.281,0:05:53.595
人間の頭は、

0:05:53.595,0:05:56.964
夜よりも朝の方が優秀であるように思える。

0:05:56.964,0:05:59.135
昨晩、散々手こずった仕事が

0:05:59.135,0:06:00.601
一晩寝て朝になって

0:06:00.601,0:06:03.457
もう一度やったら嘘のように[br]片付いてしまった。

0:06:03.457,0:06:05.234
そんな経験はないだろうか？

0:06:05.234,0:06:06.674
実は、40歳ぐらいまで

0:06:06.674,0:06:08.520
私は夜型だったのだが

0:06:08.520,0:06:10.819
朝の効能に気づき始めてから

0:06:10.819,0:06:11.990
朝型に切り替えた。

0:06:11.990,0:06:14.570
若い時は体力もあるのでムリも利くが、

0:06:14.570,0:06:16.734
年齢と共に、それができなくなる。

0:06:16.734,0:06:18.627
つまり、人は年齢と共に

0:06:18.627,0:06:20.331
自然に還っていくのだ。

0:06:20.331,0:06:22.793
もちろん、極端な早起きは厳しいが

0:06:22.793,0:06:24.970
できれば朝食の前には、なるべく

0:06:24.970,0:06:26.780
沢山のことを片付けておきたい。

0:06:26.780,0:06:29.019
その為には、どうすればいいのだろうか？

0:06:29.019,0:06:30.188
答えは簡単だ。

0:06:30.188,0:06:31.975
朝食を抜いてしまえばいい。

0:06:31.975,0:06:34.631
そして、朝食と昼食を同時に取る。

0:06:34.631,0:06:36.588
所謂、ブランチにすればいいのだ。

0:06:36.588,0:06:38.431
腹が満たされた状態というのは、

0:06:38.431,0:06:41.666
消化の為に血液が取られ、[br]頭はボーッとする。

0:06:41.666,0:06:43.166
一方、空腹であれば

0:06:43.166,0:06:45.554
全てを忘れて仕事に没頭できる。

0:06:45.554,0:06:47.326
つまり、ブランチにしてしまえば

0:06:47.326,0:06:51.614
ランチタイムまで集中して[br]一気に仕事を片付けることができる。

0:06:51.861,0:06:54.417
更にブランチの後に一眠りしてしまい、

0:06:54.417,0:06:57.194
３時頃起きれば頭はスッキリ冴えわたり、

0:06:57.194,0:07:00.743
今度は夕食までの時間を[br]有意義に使うことができる。

0:07:00.743,0:07:02.699
ものを考えるという作業は、

0:07:02.699,0:07:05.740
いつ、如何なる時も[br]すればいい、というわけではない。

0:07:05.740,0:07:08.921
食後や体が疲れている時など、明らかに

0:07:08.921,0:07:13.699
物事を考えるに適していない時間が[br]あることに注意しなければならないのだ。

0:07:13.914,0:07:15.190
はい！ここで止めます。

0:07:15.190,0:07:18.083
つまり人間には、[br]「思考」に適した時間と、

0:07:18.083,0:07:20.163
適していない時間があるので

0:07:20.163,0:07:23.752
それを理解した上で一日を過ごすべきだ[br]と言ってるわけです。

0:07:23.752,0:07:26.501
外山先生の場合は、朝食を抜くことで

0:07:26.501,0:07:31.055
意図的に思考に適した集中できる時間を[br]増やす工夫をしているようです。

0:07:31.055,0:07:33.777
また、ブランチの後に思いっきり昼寝をして

0:07:33.777,0:07:35.806
第二の朝をもう一度作って、

0:07:35.806,0:07:39.071
更にそこで、もうひと踏ん張りする[br]というのは面白いですね。

0:07:39.071,0:07:43.270
工夫次第で、一日にブースターを[br]２カ所設けると言うわけです。

0:07:43.703,0:07:45.004
では、続きを見ていきます。

0:07:45.004,0:07:45.993
ふたつ目のテーマは、

0:07:45.993,0:07:49.340
［アイデアを生み出す時間の使い方］[br]についてです。

0:07:49.340,0:07:50.515
では、いきましょう。

0:07:50.515,0:07:52.124
外国の諺に

0:07:52.124,0:07:54.958
「見つめる鍋は煮えない」というものがある。

0:07:54.958,0:07:56.727
要するに、まだかまだかと

0:07:56.727,0:07:59.261
物事に注意を向けすぎるのではなく

0:07:59.261,0:08:01.878
「しばらく放っておきなさい」[br]と、言っているのだ。

0:08:01.878,0:08:05.157
これは、人間の思考についても[br]同じことが言える。

0:08:05.157,0:08:07.158
考え詰め過ぎてしまっては、

0:08:07.158,0:08:09.588
かえって問題の方が引っ込んでしまい、

0:08:09.588,0:08:12.271
出るべきものも[br]結局出なくなってしまう。

0:08:12.271,0:08:14.624
だから、一晩寝て時間を置いてから、

0:08:14.624,0:08:16.809
鍋のフタを開けてやればいいのだ。

0:08:16.809,0:08:19.243
しかし、自分が考えてるテーマによっては、

0:08:19.243,0:08:22.630
一晩では、まだまだ短すぎるという場合がある。

0:08:22.630,0:08:24.670
大きな問題であればあるほど、

0:08:24.670,0:08:27.573
寝かせる時間の長さが重要になって来るのだ。

0:08:27.754,0:08:30.730
逆に直ぐ答えが出るような問題というのは、

0:08:30.730,0:08:33.858
はじめから、大した問題ではなかった[br]ということだ。

0:08:33.858,0:08:35.391
本当の大問題は、

0:08:35.391,0:08:37.372
じっくりと長い間、

0:08:37.372,0:08:40.806
心の中で温めておかないと形にならない。

0:08:40.806,0:08:44.134
思考の整理において[br]何が最も大切かと言えば、

0:08:44.134,0:08:45.687
「寝させる」ことなのだ。

0:08:45.687,0:08:48.402
この世の中には[br]どんなに努力をしても

0:08:48.402,0:08:51.891
どんなに意志の力が強くても[br]できないことがある。

0:08:51.891,0:08:54.800
そういう時、唯一[br]できることがあるとすれば

0:08:54.800,0:08:56.900
それは、時間をかけるしかない。

0:08:57.107,0:09:00.513
すると、時間が自然のうちに[br]意識を超えたところで、

0:09:00.513,0:09:02.209
我々を導いてくれる。

0:09:02.209,0:09:04.452
つまり、考えを生み出すに当たって、

0:09:04.452,0:09:07.907
関心を抱くべきは、[br]「無意識」の時間なのである。

0:09:07.907,0:09:09.068
はい！ここで止めます。

0:09:09.068,0:09:11.939
思考の整理において最も重要なことは、

0:09:11.939,0:09:12.994
「寝させること」

0:09:12.994,0:09:15.834
つまり、「時間」を置くことだ、[br]と言っているわけです。

0:09:15.834,0:09:17.719
これは、以前紹介しました

0:09:17.719,0:09:20.749
「アイデアのつくり方」のプロセスと同じですね。

0:09:20.749,0:09:24.085
限界まで考えたら[br]後は放ったらかしにしておく。

0:09:24.085,0:09:26.207
「果報は寝て待て」と言うわけです。

0:09:26.207,0:09:29.798
因みに余談ですが、[br]私たち人間がボーっとしてるとき。

0:09:29.798,0:09:32.288
脳は何も働いていないわけではなく、

0:09:32.288,0:09:34.689
［デフォルト・モード・ネットワーク］と呼ばれる

0:09:34.689,0:09:38.480
神経活動が活発に行われている[br]ということが分かっています。

0:09:38.868,0:09:39.710
具体的には、

0:09:39.710,0:09:42.813
人間の脳に収められた雑然とした情報類が

0:09:42.813,0:09:45.088
この働きによって整理されるのです。

0:09:45.088,0:09:47.107
なので、外山先生が最後に

0:09:47.107,0:09:49.972
「無意識の時間を使いましょう」[br]と言っていたのは

0:09:49.972,0:09:53.915
恐らくデフォルト・モード・ネットワークという[br]人間に元もと備わった、

0:09:53.915,0:09:56.617
脳機能を使うことを[br]意味しているものと思われます。

0:09:57.005,0:09:58.607
では、次のテーマに移ります。

0:09:58.607,0:09:59.371
３つ目は

0:09:59.371,0:10:02.082
［思考力を上げる忘却システム］についてです。

0:10:02.082,0:10:03.040
では、行きましょう。

0:10:03.040,0:10:05.738
子供の頃から[br]「忘れてはいけない」

0:10:05.738,0:10:08.870
「ちゃんと覚えておきなさい」と[br]学校や親から

0:10:08.870,0:10:10.710
色んなことを教えられて来た。

0:10:10.710,0:10:12.854
「忘れてしまった」と言おうものなら

0:10:12.854,0:10:14.349
よく叱られたものだ。

0:10:14.349,0:10:17.416
しかし私は、「忘れる」ということに対する

0:10:17.416,0:10:19.997
偏見を改めるべきだと思っている。

0:10:19.997,0:10:21.261
従来の教育では、

0:10:21.261,0:10:25.219
頭の中に沢山の知識が詰まっていることを[br]”良し！” としてきた。

0:10:25.219,0:10:26.677
つまり、人間の頭を

0:10:26.677,0:10:29.031
倉庫のような物として見て来たのである。

0:10:29.031,0:10:31.149
人間の頭が倉庫であるならば、

0:10:31.149,0:10:34.075
「忘却」 というのは、[br]在庫が消えることを意味する。

0:10:34.075,0:10:36.332
従って、忘れることは「怖い」こと。

0:10:36.332,0:10:38.491
「悪い」ことだと教えられて来たのだ。

0:10:38.491,0:10:41.413
ところが今やコンピューターが[br]倉庫の代わりとなり、

0:10:41.413,0:10:44.569
人間は「創造性」を求められるようになっている。

0:10:44.569,0:10:48.159
つまり我々の頭は、[br]倉庫の役割も一部で果たしつつ、

0:10:48.159,0:10:50.038
新しいものを生み出すための

0:10:50.038,0:10:53.211
工場としての役割も[br]果たさなければならないのだ。

0:10:53.211,0:10:57.858
では、脳内工場の作業効率を上げるには、[br]どうすればよいのだろうか？

0:10:57.858,0:11:00.174
それは普段から倉庫の中を

0:11:00.174,0:11:02.102
整理しておけば良いだけの話しだ。

0:11:02.102,0:11:04.743
余計なものを倉庫の中に極力入れず、

0:11:04.743,0:11:06.439
必要なものを取り込み

0:11:06.439,0:11:08.993
そして、いつでも使えるように[br]整理しておく。

0:11:09.296,0:11:11.009
こういった心掛けによって、

0:11:11.009,0:11:14.869
頭の中に広いスペースを[br]常時、確保しておけばよいのだ。

0:11:14.869,0:11:16.961
頭の倉庫を整理するにあたって

0:11:16.961,0:11:19.215
何が大切かと言えば、睡眠だ。

0:11:19.215,0:11:21.386
人間には、忘れるべきものと、

0:11:21.386,0:11:23.616
覚えておくべきものを振り分ける

0:11:23.616,0:11:26.144
「自然忘却」と呼ばれるシステムが備わっている。

0:11:26.144,0:11:28.948
つまり、睡眠がその役割を果たしているのだ。

0:11:28.948,0:11:30.127
朝、目を覚ましたら、

0:11:30.127,0:11:33.828
頭の中が綺麗さっぱり[br]整理されている経験があるだろう。

0:11:33.828,0:11:35.967
これこそ神が人間に与えた

0:11:35.967,0:11:38.055
自然の忘却作用と言える。

0:11:38.055,0:11:40.012
ところが、現代人はどうだろうか。

0:11:40.012,0:11:44.499
もはや睡眠の忘却作用だけでは[br]処理しきれない状態にある、と言っていい。

0:11:44.499,0:11:46.477
それほどまでに今の人は

0:11:46.477,0:11:47.949
沢山の情報に触れ

0:11:47.949,0:11:50.089
そして、多忙の中に暮らしているのだ。

0:11:50.089,0:11:53.551
足の踏み場もないほど[br]頭の倉庫が散らかった状態で、

0:11:53.551,0:11:57.420
新しいものを生み出せと[br]工場としての機能まで求められたら

0:11:57.420,0:11:58.575
堪ったものじゃない。

0:11:58.575,0:12:01.895
だからもし、あなたが頭を働かせたいのであれば、

0:12:01.895,0:12:03.731
自分にとって不必要なものを

0:12:03.731,0:12:06.301
どんどん忘れていかなければならないのだ。

0:12:06.301,0:12:07.532
はい！ここで止めます。

0:12:07.532,0:12:09.384
一般的に睡眠には、

0:12:09.384,0:12:13.282
要らない記憶を削除する一方で[br]必要な記憶を整理し、

0:12:13.282,0:12:16.555
それを固定する仕組みが[br]備わっていると言われています。

0:12:16.555,0:12:18.137
ところが、多くの人は

0:12:18.137,0:12:21.253
睡眠の忘却システムが機能しないほどに、

0:12:21.253,0:12:23.368
脳みそがビジー状態にあると

0:12:23.368,0:12:25.483
外山先生は指摘している訳です。

0:12:25.483,0:12:27.532
今から30年以上前の

0:12:27.532,0:12:29.566
スマホが存在しなかった時代でも

0:12:29.566,0:12:31.850
こんな話が出ている、ということは

0:12:31.850,0:12:33.467
現代人の頭の倉庫は、

0:12:33.467,0:12:36.260
最早カオス状態と言っても[br]いいかもしれません。

0:12:36.260,0:12:39.001
ですから、頭の倉庫に何を入れるのか。

0:12:39.001,0:12:41.898
何を入れないのかといった基準を定めた上で、

0:12:41.898,0:12:43.770
睡眠の忘却システムが

0:12:43.770,0:12:46.622
正常に働くような生活リズムを手に入れる。

0:12:46.622,0:12:49.426
これが、思考を十分に働かせる[br]土壌作りとして

0:12:49.426,0:12:50.998
大事なんだというわけです。

0:12:51.577,0:12:52.880
では、次で最後です。

0:12:52.880,0:12:53.826
４つ目のテーマ。

0:12:53.826,0:12:57.271
［かかわってはいけないタイプの人］[br]について見ていきましょう。

0:12:57.271,0:13:01.235
考えても考えても解決の糸口や[br]アイデアが浮かばず、

0:13:01.235,0:13:05.067
もう、ダメかもしれないと[br]思い詰めてしまうことがあるだろう。

0:13:05.305,0:13:08.449
しかし、そのような暗示を自分に掛けてしまえば、

0:13:08.449,0:13:10.536
出来るものも出来なくなってしまう。

0:13:10.536,0:13:12.441
そんな時はプラスに考え、

0:13:12.441,0:13:13.575
「きっと、上手くいく！」

0:13:13.575,0:13:15.199
「私なら絶対にできる！」と

0:13:15.199,0:13:17.906
自分に語りかけ、行き詰った心に

0:13:17.906,0:13:19.696
風を入れてみてはどうだろう？

0:13:19.696,0:13:23.337
ただ、そうやってポジティブに思い込めば[br]十分かと言えば、

0:13:23.337,0:13:24.362
勿論そうじゃない。

0:13:24.362,0:13:27.628
それに加えて、[br]あと２つのことを意識すると良いだろう。

0:13:27.628,0:13:28.488
まず、１つが

0:13:28.488,0:13:30.826
自分だけではなく、他人に対しても

0:13:30.826,0:13:33.016
肯定的な態度を示すことだ。

0:13:33.016,0:13:34.476
どんなことであっても、

0:13:34.476,0:13:37.420
探せば１つや２つ[br]良いとこくらいあるものだ。

0:13:37.420,0:13:39.616
それを見つけたら、ただそれを認め

0:13:39.616,0:13:40.692
賞賛してやればいい。

0:13:40.692,0:13:41.908
そして、もう１つが

0:13:41.908,0:13:45.117
自分を褒めてくれる人間と[br]付き合うことだ。

0:13:45.117,0:13:48.158
逆に、どんなに鋭く正しい批評ができても

0:13:48.158,0:13:51.414
人の良い所を何も[br]見つけようとしない人間とは

0:13:51.414,0:13:53.341
距離を置いた方がいいだろう。

0:13:53.341,0:13:54.581
ただ、こんな事を言うと

0:13:54.581,0:13:56.875
「お世辞ばっかり聞いたって[br]しょうがないじゃないか！

0:13:56.875,0:13:58.889
もっと現実を見るべきだ」

0:13:58.889,0:14:01.749
といった厳しい意見を[br]言いたくなる人もいるだろう。

0:14:01.749,0:14:04.988
しかし、そんな勇ましい理屈が通用するのは

0:14:04.988,0:14:07.611
超人的な勇者の話ではないだろうか。

0:14:07.611,0:14:08.850
多くの人間は、

0:14:08.850,0:14:12.431
たとえ見え透いた言葉であっても[br]褒められれば勇気づけられる。

0:14:12.431,0:14:15.122
お世辞だと分かっていても[br]気分が良くなる。

0:14:15.525,0:14:17.145
それが人情というものだろう。

0:14:17.145,0:14:19.127
だから、考えがまとまらない時、

0:14:19.127,0:14:21.363
「なんて、私はダメな人間なんだ」と

0:14:21.363,0:14:23.732
一人で自分を責める必要なんかない。

0:14:23.732,0:14:25.795
自分ならきっとできる！と信じ

0:14:25.795,0:14:28.848
「あなたならできる！」と言ってくれる人と[br]付き合えばいいのだ。

0:14:28.848,0:14:32.960
それによって、あなたの思考は[br]生き生きと活発に働き始めるだろう。

0:14:32.960,0:14:34.200
はい！ここで止めます。

0:14:34.200,0:14:37.283
思考力というのは、[br]自分の努力だけではなく、

0:14:37.283,0:14:41.726
実は関わる人間によっても、[br]左右されるのだというわけです。

0:14:41.726,0:14:43.488
確かに、酷い労務環境で

0:14:43.488,0:14:45.707
更に、毎日上司から貶されていたら

0:14:45.707,0:14:47.836
頭が全然、回らなくなってしまいます。

0:14:47.922,0:14:49.797
自分の思考をのびのびと

0:14:49.797,0:14:51.988
大空を翔るように活性化させるには

0:14:51.988,0:14:54.471
ただ、自分のことを認めてくれる人。

0:14:54.471,0:14:57.672
肯定し、賞賛し、自信を付けてくれる人。

0:14:57.672,0:15:00.729
そういう存在も大事なんじゃないでしょうか[br]と言ってるわけです。

0:15:01.287,0:15:03.809
ここで４つ全ての紹介が終わりました。

0:15:04.086,0:15:05.647
ここまで聞いていかがでしょうか。

0:15:05.647,0:15:09.006
恐らく「HOW TO」系に近い印象を持たれた方

0:15:09.006,0:15:10.547
決して少なくないと思います。

0:15:10.547,0:15:13.926
ただ［思考の整理学］は、[br]HOWTO本ではありません。

0:15:13.926,0:15:17.720
勿論、HOWTOとして使えるものも[br]多くあったと思います。

0:15:17.720,0:15:21.313
それはそれで、ご参考いただく分には[br]何ら問題ございません。

0:15:21.313,0:15:24.102
ただ本書は、いま紹介させていただいたような

0:15:24.102,0:15:29.208
「思考」を整理するためのノウハウを[br]よかったら真似してみて下さいね

0:15:29.208,0:15:31.148
という作品では、本来ないのです。

0:15:31.148,0:15:32.698
えっ！？どういうこと？

0:15:32.698,0:15:36.286
そのように思われた方の為に[br]最後に少しだけお話をさせてください。

0:15:36.286,0:15:39.701
さて、皆さん[br]冒頭の話し覚えていますでしょうか。

0:15:39.963,0:15:44.537
本書は、自前のグライダーに[br]どうやったら自由な思考という

0:15:44.537,0:15:48.979
エンジンを取り付けられるのか、[br]という『問題提起』から始まりました。

0:15:48.979,0:15:52.108
ということは、答えを教えるということを

0:15:52.108,0:15:54.839
本書のゴールとして設定してしまえば

0:15:54.839,0:15:58.767
グライダー人間養成学校と[br]何ら変わらないわけです。

0:15:58.767,0:16:01.724
そこで外山先生は、ご自身の経験。

0:16:01.724,0:16:03.370
そして、知識に基づき

0:16:03.370,0:16:06.035
「私はこんなものの考え方をしています」

0:16:06.035,0:16:09.348
そして、「こんな工夫をしています」と[br]本書で披露しました。

0:16:09.348,0:16:11.630
その上で、「あなたは[br]「どうされているんですか」と

0:16:11.630,0:16:13.300
読者に問いを投げているんです。

0:16:13.300,0:16:15.274
例えば、朝食を抜いて

0:16:15.274,0:16:18.317
ブランチにするといいみたいな[br]話しがありましたけれども

0:16:18.317,0:16:19.696
これは、あくまで

0:16:19.696,0:16:23.980
外山先生の理屈に基づいた[br]個人的な正解なんです。

0:16:23.980,0:16:25.391
中にはこの話を聞いて、

0:16:25.391,0:16:28.304
「私は朝ご飯を絶対に抜かない」

0:16:28.304,0:16:30.178
それが、私の正解です！

0:16:30.178,0:16:32.745
という方も、多くいらっしゃったはずです。

0:16:32.745,0:16:34.626
じゃあ、そのあなたの正解は

0:16:34.626,0:16:37.491
どうやって、導き出されたものなのですか。

0:16:37.491,0:16:38.719
何となくでしょうか？

0:16:38.719,0:16:43.205
それとも、ご自身の経験や[br]何らかの考えに基づいているものなのでしょうか。

0:16:43.205,0:16:46.648
というように、ごくごく普通の日常から[br]読者に対して、

0:16:46.648,0:16:48.655
思考の「題材」を与えているんです。

0:16:48.765,0:16:52.127
なぜ、こういった題材が[br]与えられているのかと言えば、

0:16:52.127,0:16:56.835
自分以外の誰かの物事の考え方、[br]見方に触れることで

0:16:56.835,0:16:59.493
普段、自分はどれぐらい思考しているのか。

0:16:59.493,0:17:03.614
或るいは、どういった物の考え方をする人間なのか。

0:17:03.614,0:17:06.229
といったことに気付きやすくなるんです。

0:17:06.229,0:17:08.221
そうして、こういった経験を通して、

0:17:08.221,0:17:12.928
「考える」という行為そのものの[br]楽しさに気づいて欲しい。

0:17:12.928,0:17:15.393
大空を自由に駆け巡る飛行機のように

0:17:15.393,0:17:19.098
自由で、贅沢な活動であることを知って欲しい。

0:17:19.126,0:17:21.568
本書には、そういった願いが[br]込められているんです。

0:17:21.568,0:17:26.233
つまり、「グライダー人間」に[br]どうしたらエンジンを取付けることができるのか。

0:17:26.233,0:17:29.817
という、問いに対し、[br]外山先生の出した答えの一つは、

0:17:29.817,0:17:34.210
考えることの楽しさに気付いてもらうこと[br]だったというわけです。

0:17:34.210,0:17:37.276
ですから、ご本人にとしては思考の技術について

0:17:37.276,0:17:39.747
初めから教えるつもりなんか[br]なかったんです。

0:17:39.747,0:17:43.117
こういった親心が[br]内に秘められている作品だからこそ

0:17:43.117,0:17:44.704
本書は30年以上も

0:17:44.704,0:17:47.845
多くの世代の読者に[br]愛されて来たのかもしれません。

0:17:47.845,0:17:50.414
もし、まだ読んだことがないという方は、

0:17:50.414,0:17:52.825
是非、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

0:17:53.414,0:17:56.027
というわけで、［思考の整理学］[br]以上でございます。

0:17:56.027,0:17:57.354
いかがでしたでしょうか。

0:17:57.354,0:18:00.720
勿論、HOWTO系の本としても[br]十分使えるんですが

0:18:00.720,0:18:04.222
実はそうではない、という[br]面白いコンセプトの作品なので、

0:18:04.222,0:18:05.695
今回取り上げてみました。

0:18:05.695,0:18:07.723
また、最近はやっていないんですけれども

0:18:07.723,0:18:09.971
久々に哲学をやりたいなぁ[br]と思っておりまして

0:18:09.971,0:18:13.329
その、複線的な意味合いもあって[br]今回のチョイスをしております。

0:18:13.329,0:18:15.662
どうぞ、これからも楽しみにしていてください。

0:18:15.662,0:18:17.857
また、コミュニティでもお伝えしましたが

0:18:17.857,0:18:22.775
お蔭さまで［OUTPUT読書術］が[br]昨日、1月22日に発売となり

0:18:22.775,0:18:25.078
更に、即日重版も決まりました。

0:18:25.078,0:18:28.034
改めまして、皆さま[br]本当にありがとうございます。

0:18:28.034,0:18:29.737
実は発売前日の夜、

0:18:29.737,0:18:33.167
”何かトラブルが起きるんじゃないか” と[br]不安で寝れないくらい

0:18:33.167,0:18:34.677
心が張り詰めておりました。

0:18:34.677,0:18:37.208
そんな中、皆さまから[br]「本が届きました」

0:18:37.208,0:18:39.529
「これから読みます」といった[br]ご報告ですとか。

0:18:39.529,0:18:41.845
「面白かったです」といった[br]メッセージをいただき

0:18:41.845,0:18:43.437
本当に勇気づけられました。

0:18:43.437,0:18:45.090
心から感謝しております。

0:18:45.090,0:18:46.510
お読みいただいた方は、

0:18:46.510,0:18:50.151
ご無理のない範囲で[br]AmazonレビューやSNS、ブログなどで

0:18:50.151,0:18:53.928
ご感想をアウトプットしていただけますと[br]たいへん嬉しいです。

0:18:53.928,0:18:57.048
それを励みに今後の配信活動の活力にして

0:18:57.048,0:18:59.978
より良いものを皆様に[br]お届けして参りたいと思っております。

0:18:59.984,0:19:01.925
どうぞ、これからも[br]よろしくお願い致します。

0:19:01.925,0:19:04.630
この動画が面白かった[br]参考になったという方は

0:19:04.630,0:19:07.192
高評価・コメントなど[br]いただけますと嬉しいです。

0:19:07.192,0:19:09.610
また、チャンネル登録も[br]よろしくお願い致します。

0:19:09.610,0:19:11.626
ではまた、次の動画で[br]お会いいたしましょう。

0:19:11.626,0:19:12.621
ありがとうございました。