1
00:00:00,720 --> 00:00:05,735
並んでいる数字から平均値、中央値、最頻値を求めましょう。
2
00:00:05,735 --> 00:00:07,361
数字はこれですね。
3
00:00:07,361 --> 00:00:09,404
さて、"平均値"といったときには
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00:00:09,404 --> 00:00:13,723
私達が普段使う言葉では"平均"といいますね。
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00:00:13,723 --> 00:00:15,395
算術平均とも言います。
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00:00:15,395 --> 00:00:18,042
というのも、これから習いますが、
平均には色々な種類があるからです。
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00:00:18,042 --> 00:00:20,364
今回はとにかく全てを足して
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00:00:20,364 --> 00:00:22,129
数字の数で割ります。
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00:00:22,129 --> 00:00:24,776
これは"代表値"を求める方法の一つです。
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00:00:24,776 --> 00:00:27,051
もちろんこの場合は平均値のことです。
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00:00:27,051 --> 00:00:28,398
これが平均値です。
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00:00:28,398 --> 00:00:31,649
23+29+
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00:00:31,649 --> 00:00:41,773
20+32+23+21+33+25ですね。
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00:00:41,773 --> 00:00:44,698
これを数字の数で割ります。
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00:00:44,698 --> 00:00:49,900
1,2,3,4,5,6,7,8_8個ありますね。
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00:00:49,900 --> 00:00:51,479
なので8で割りましょう。
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00:00:51,479 --> 00:00:53,568
実際いくつかになるか計算してみます。
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00:00:53,568 --> 00:00:55,472
ここは電卓を使います。
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00:00:55,472 --> 00:00:59,373
いやもちろん手でも計算できるんですけどね、
ここなら見ながらできますし
20
00:00:59,373 --> 00:01:20,364
23+29+20+32+23+21+33+25
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00:01:20,364 --> 00:01:23,476
=206ですね。
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00:01:23,476 --> 00:01:25,798
そしてこれを8で割ります。
23
00:01:25,798 --> 00:01:34,067
206割る8で_はい、25.75になりますね。
24
00:01:34,067 --> 00:01:38,151
つまり、平均値は25.75ですね。
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00:01:38,151 --> 00:01:41,030
これが"代表値"の求め方の一つ、と言いましたね。
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00:01:41,030 --> 00:01:45,302
"代表値"の出し方は他にもあります。
真ん中の数字を取りだすだけです。
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00:01:45,302 --> 00:01:47,485
"中央値"といいます。
28
00:01:47,485 --> 00:01:51,479
中央値を求めるには
数字を小さい方から大きい方に並べる必要があります。
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00:01:51,479 --> 00:01:56,123
やってみましょう。小さいのは20ですね。
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00:01:56,123 --> 00:01:59,978
次は21
31
00:01:59,978 --> 00:02:02,533
そして_22はないですね
32
00:02:02,533 --> 00:02:07,361
ここですね。23です、2つありますね。
33
00:02:07,361 --> 00:02:10,473
23と23です。
34
00:02:10,473 --> 00:02:13,817
24がなくて、25__25、と
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00:02:13,817 --> 00:02:18,693
26,27,28となくて、29です_はい、29
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00:02:18,693 --> 00:02:24,637
32ときて、33ですね。
37
00:02:24,637 --> 00:02:26,448
さて、真ん中の数字は何でしょうか?
38
00:02:26,448 --> 00:02:30,814
ここには1,2,3,4,5,6,7,8__8個数字がありましたね
39
00:02:30,814 --> 00:02:32,811
二つ真ん中にきてしまっています。
40
00:02:32,811 --> 00:02:37,455
偶数のときは真ん中が2つになってしまいますから
41
00:02:37,455 --> 00:02:40,705
中央値はそれらを割ったものとします。。
42
00:02:40,705 --> 00:02:43,120
23をみましょう。
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00:02:43,120 --> 00:02:44,467
これ自体は真ん中ではないですよね。
44
00:02:44,467 --> 00:02:47,133
23より小さい数が3つ、大きい数が4つありますから
45
00:02:47,133 --> 00:02:52,455
25もそれより大きい数が小さい数より少ないですから
真ん中とは言えません。
46
00:02:52,455 --> 00:02:57,795
ですから、両方を足して割ることで中央値とするわけです。
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00:02:57,795 --> 00:03:05,365
23+25割る2が、48割る2になって、24ですね。
48
00:03:05,365 --> 00:03:09,312
24はここにはない数字ですけど
答えは24となります。
49
00:03:09,312 --> 00:03:10,984
これが中央値です。
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00:03:10,984 --> 00:03:14,978
もう一度"代表値"に戻りましょうか?
51
00:03:14,978 --> 00:03:17,718
"真ん中"を求めようと思ったら
52
00:03:17,718 --> 00:03:19,715
その方法は一つではないですね。
53
00:03:19,715 --> 00:03:24,777
つまり、この平均は"真ん中"ですよね。
54
00:03:24,777 --> 00:03:28,446
で、これを"真ん中"にしようと思っても
55
00:03:28,446 --> 00:03:31,046
ここにも"真ん中"があるわけですからね。
56
00:03:31,046 --> 00:03:33,368
最後は"最頻値"についてです。
57
00:03:33,368 --> 00:03:37,316
最頻値とは与えられた数字の中で
最もたくさん出てくる数字のことです。
58
00:03:37,324 --> 00:03:42,470
ここにあるものは23が2回出てくる以外は
1度しか出てきてませんね。
59
00:03:42,470 --> 00:03:46,789
だから、23が一番たくさんあるわけです。
60
00:03:46,789 --> 00:03:49,111
23は2回、他は1回ずつ出てきましたよね。
61
00:03:49,204 --> 99:59:59,999
23が最頻値です。