並んでいる数字から平均値、中央値、最頻値を求めましょう。
数字はこれですね。
さて、"平均値"といったときには
私達が普段使う言葉では"平均"といいますね。
算術平均とも言います。
というのも、これから習いますが、
平均には色々な種類があるからです。
今回はとにかく全てを足して
数字の数で割ります。
これは"代表値"を求める方法の一つです。
もちろんこの場合は平均値のことです。
これが平均値です。
23+29+
20+32+23+21+33+25ですね。
これを数字の数で割ります。
1,2,3,4,5,6,7,8_8個ありますね。
なので8で割りましょう。
実際いくつかになるか計算してみます。
ここは電卓を使います。
いやもちろん手でも計算できるんですけどね、
ここなら見ながらできますし
23+29+20+32+23+21+33+25
=206ですね。
そしてこれを8で割ります。
206割る8で_はい、25.75になりますね。
つまり、平均値は25.75ですね。
これが"代表値"の求め方の一つ、と言いましたね。
"代表値"の出し方は他にもあります。
真ん中の数字を取りだすだけです。
"中央値"といいます。
中央値を求めるには
数字を小さい方から大きい方に並べる必要があります。
やってみましょう。小さいのは20ですね。
次は21
そして_22はないですね
ここですね。23です、2つありますね。
23と23です。
24がなくて、25__25、と
26,27,28となくて、29です_はい、29
32ときて、33ですね。
さて、真ん中の数字は何でしょうか?
ここには1,2,3,4,5,6,7,8__8個数字がありましたね
二つ真ん中にきてしまっています。
偶数のときは真ん中が2つになってしまいますから
中央値はそれらを割ったものとします。。
23をみましょう。
これ自体は真ん中ではないですよね。
23より小さい数が3つ、大きい数が4つありますから
25もそれより大きい数が小さい数より少ないですから
真ん中とは言えません。
ですから、両方を足して割ることで中央値とするわけです。
23+25割る2が、48割る2になって、24ですね。
24はここにはない数字ですけど
答えは24となります。
これが中央値です。
もう一度"代表値"に戻りましょうか?
"真ん中"を求めようと思ったら
その方法は一つではないですね。
つまり、この平均は"真ん中"ですよね。
で、これを"真ん中"にしようと思っても
ここにも"真ん中"があるわけですからね。
最後は"最頻値"についてです。
最頻値とは与えられた数字の中で
最もたくさん出てくる数字のことです。
ここにあるものは23が2回出てくる以外は
1度しか出てきてませんね。
だから、23が一番たくさんあるわけです。
23は2回、他は1回ずつ出てきましたよね。
23が最頻値です。