0:00:32.159,0:00:37.450
僕は『バスケットボールの家庭教師』っていう[br]事業をやってます

0:00:38.370,0:00:43.240
「チームスポーツなのに家庭教師？」って[br]思った人も 多いかもしれません

0:00:43.890,0:00:50.148
実際に 家庭教師的に[br]個人の子どもにバスケを教えに行きます

0:00:50.399,0:00:53.681
でももちろんチームに呼ばれて[br]行くこともあります

0:00:54.420,0:00:59.719
でもこの事業は 単に子どもたちに[br]バスケを教えるってだけじゃなくて

0:00:59.719,0:01:03.228
指導者を育てるっていうことも[br]大事なテーマなんです

0:01:04.010,0:01:08.000
子どもたちに教えるっていうことと[br]指導者を育てるっていうこと

0:01:08.000,0:01:12.833
この２つの活動を行っているのが[br]この僕の事業のポイントなんです

0:01:14.100,0:01:20.389
今日は 僕がこの事業を立ち上げる中で[br]学んだことを お話ししようと思います

0:01:22.070,0:01:26.929
ところで[br]ことわざってありますけど

0:01:26.929,0:01:32.820
ことわざに守備範囲があるって[br]皆さん考えたことありますかね

0:01:32.820,0:01:35.832
ことわざって万能じゃないんです

0:01:36.370,0:01:39.900
いつどんな時でも それが有効なんじゃなくて

0:01:39.900,0:01:44.481
ある限られた条件の時だけ[br]その教訓が有効だったりします

0:01:45.210,0:01:50.724
その代表的なことわざが[br]「二兎を追うものは一兎をも得ず」です

0:01:51.940,0:01:53.559
このことわざは[br]

0:01:53.575,0:01:57.270
２つのものを手に入れようとしたら[br]両方手に入らない

0:01:57.270,0:02:02.680
つまり 二択に迫られたら[br]欲張ってどっちも取ろうとしないで

0:02:02.680,0:02:06.284
どちらか一方に集中しなさいっていう[br]そういう意味です

0:02:06.750,0:02:14.059
確かに 目の前にうさぎが２匹いて[br]左右別々の方向に逃げ出したとしたら

0:02:14.059,0:02:18.650
その瞬間に２匹を捕まえようとすると[br]どちらも逃してしまう

0:02:18.650,0:02:20.590
そういうことわざです

0:02:20.590,0:02:25.770
でもここで 思い出してほしいのが[br]先ほどのことわざの守備範囲です

0:02:26.450,0:02:29.120
このことわざの守備範囲は

0:02:29.120,0:02:33.640
今 その瞬間に[br]うさぎを捕まえなければならないっていう

0:02:33.640,0:02:36.790
時間的な条件です

0:02:36.790,0:02:41.709
もし 視界のずっと先に[br]２匹のうさぎが見えてて

0:02:41.709,0:02:47.549
これから 罠とか 餌とかを用意する[br]時間的な余裕があるとします

0:02:48.290,0:02:49.770
だとしたら

0:02:49.770,0:02:54.719
２匹を捕まえるつもりで準備をした人しか[br]２匹を捕まえることはできないんです

0:02:56.380,0:03:00.820
多くの人が[br]この時間的な守備範囲を考えないで

0:03:00.820,0:03:04.010
このことわざの教訓を理解してます

0:03:04.010,0:03:10.480
だから 二択に迫られた時に[br]どちらか一方に絞らなきゃって

0:03:10.480,0:03:13.460
どちらか一方に決めなきゃって[br]考えちゃうんです

0:03:13.460,0:03:15.670
AとBのこの二択

0:03:15.670,0:03:20.220
どちらにも良い点があって[br]諦めるには惜しい選択肢でも

0:03:20.220,0:03:23.440
二兎を追ったらどっちも手に入らない

0:03:23.440,0:03:27.660
泣く泣くどちらか一方を選んでしまう

0:03:27.660,0:03:30.660
でもそこで 考える必要があるんです

0:03:32.830,0:03:37.000
「その選択は本当に正しかったのか」っていう

0:03:37.010,0:03:41.209
それはAとBの正しい方を[br]選んだのかってことじゃなくて

0:03:41.209,0:03:46.580
そのAとBは本当に[br]二択だったのかっていうことです

0:03:46.580,0:03:49.410
二兎を追うつもりで考え尽くせば

0:03:49.410,0:03:53.277
二兎を得られるアイデアが[br]見つかるんじゃないでしょうか

0:03:53.860,0:03:57.390
僕たちが 普段出合っている二択の中には

0:03:57.390,0:04:03.063
実は 両方を取れる第三案が[br]隠れてるのではないでしょうか

0:04:03.910,0:04:09.490
僕は このことを[br]自分の事業立ち上げの経験から学びました

0:04:11.700,0:04:17.790
僕は小学校４年生の時に[br]バスケの強豪中学がある学区に転校したんです

0:04:17.790,0:04:22.220
その当時は漫画の『スラムダンク』[br]NBAはマイケル・ジョーダン

0:04:22.220,0:04:27.425
バスケ人気が絶頂期で[br]僕は日に日にバスケに夢中になっていきました

0:04:28.060,0:04:29.769
だけど早い段階で

0:04:29.769,0:04:34.888
僕はプレイヤーとしては高いレベルにいくのは[br]無理だなって思ってました

0:04:35.520,0:04:38.900
残念ながら 体的にも技術的にも

0:04:38.900,0:04:44.244
全国レベルの先輩たちのようになるのは[br]ちょっと難しいなって考えてたんです

0:04:44.940,0:04:50.093
でも 当時から僕は[br]人に教えるっていうことが すごく好きでした

0:04:51.220,0:04:56.569
後輩たちにバスケを教えて[br]その子たちが嬉しそうにしてるのを見ると

0:04:56.569,0:05:00.430
とても充実感を感じてたのを覚えてます

0:05:01.289,0:05:07.825
そんなこともあって 当時の僕は[br]将来中学校の先生になろうって思ってました

0:05:08.710,0:05:14.040
ただ僕は 当時からちょっと[br]野心家なところがあって

0:05:14.040,0:05:17.090
他の人が真似できないようなことを[br]達成したいっていう

0:05:17.090,0:05:19.260
そういう思いがあったんで

0:05:19.260,0:05:23.790
中学校の先生になったら[br]その学校を全国大会で優勝させたい

0:05:23.790,0:05:27.130
そういう指導者になりたいって[br]考えてたんです

0:05:27.130,0:05:32.300
これが僕が最初に考えた将来の夢 A案です

0:05:34.550,0:05:38.495
それで教員免許を取るために[br]僕は大学に進学します

0:05:39.070,0:05:43.569
でもそこで ある指導者との[br]運命的な出会いをするんです

0:05:44.310,0:05:46.669
日高哲朗先生との出会いです

0:05:47.350,0:05:50.800
日高先生のコーチングは まるで魔法でした

0:05:50.800,0:05:54.650
先生の言うとおりにシュートを打つと[br]なぜかシュートがよく入ったし

0:05:54.650,0:05:56.900
技術的な壁にぶつかっても

0:05:56.900,0:06:01.438
的確なアドバイスで[br]成長を後押ししてくださいました

0:06:02.310,0:06:05.690
その日高先生との出会いで 僕は

0:06:05.690,0:06:09.750
先生のようなコーチングを[br]もっと多くの子どもたちに

0:06:09.750,0:06:13.521
届けられたらいいんじゃないかなって[br]考えるようになったんです

0:06:14.928,0:06:18.772
そうして 僕の将来の夢は変わっていきました

0:06:19.610,0:06:23.340
最初は ひとつのチームを教えて

0:06:23.340,0:06:28.290
そのチームを強くしていくっていう一流を[br]イメージしてたんですけど

0:06:28.300,0:06:33.590
ひとつのチームにこだわらないで[br]もっと多くの子どもたちに貢献するっていう

0:06:33.590,0:06:37.430
その貢献を大きくしていくような一流も[br]あるんじゃないかなって

0:06:37.430,0:06:39.058
考えるようになったんです

0:06:39.840,0:06:42.280
そこで 僕は

0:06:42.280,0:06:47.630
将来 指導者になるような[br]学生たちを育てるために

0:06:47.630,0:06:50.740
大学の先生になろうって考えたんです

0:06:50.740,0:06:53.850
大学の先生になって 指導者を育てていって

0:06:53.850,0:06:57.180
その育てた先で[br]どんどん貢献を大きくしていく

0:06:57.180,0:06:59.409
そんなことを考えたわけです

0:06:59.409,0:07:03.125
これが僕の将来の夢 B案です

0:07:05.090,0:07:07.600
みなさん これ もうお分かりですかね

0:07:07.600,0:07:11.399
僕にとってこれが[br]無意識の二択になってたってことです

0:07:13.060,0:07:20.530
もともとは子どもに教えるのが好きで選んでた[br]中学校の先生になるっていう選択肢を捨てて

0:07:20.530,0:07:24.569
指導者になるっていう選択肢を選んだんです

0:07:24.569,0:07:27.349
この 子どもに教えるっていうことと

0:07:27.349,0:07:30.770
指導者になる学生たちに[br]指導法を教えるっていうのは

0:07:30.770,0:07:32.885
全く違う仕事です

0:07:33.430,0:07:34.590
当時の僕は

0:07:34.590,0:07:39.360
どちらか一方を選んだら[br]もう一方は選ぶことができないっていう

0:07:39.360,0:07:41.918
そういう発想に縛られてました

0:07:43.650,0:07:46.942
でもここから 僕の人生は急転します

0:07:47.670,0:07:50.220
大学院に進んで

0:07:50.220,0:07:53.106
勉強の家庭教師のアルバイトを[br]しようと思いました

0:07:53.760,0:07:57.685
そこで 依頼を受け付けるための[br]ホームページを作り始めたんです

0:07:58.220,0:08:00.300
作ってる途中で—

0:08:01.130,0:08:03.660
バスケットの指導者になりたいんだから

0:08:03.660,0:08:06.080
『バスケットボールの家庭教師』って[br]してみたら

0:08:06.080,0:08:08.240
おもしろいんじゃないかって思って

0:08:08.240,0:08:12.940
そのホームページの内容を[br]『バスケットボールの家庭教師』に変えて

0:08:12.940,0:08:14.470
勉強の家庭教師みたいに

0:08:14.470,0:08:17.700
家庭から依頼を受けたら[br]バスケを教えに行くっていう

0:08:17.700,0:08:20.900
そういう事業を始めたわけです

0:08:20.900,0:08:25.830
でも当時は 子どもたちが[br]バスケットボールをするといったら

0:08:25.840,0:08:27.820
どっかのチームに所属して

0:08:27.820,0:08:32.605
そのチームでしか バスケは[br]教わることができないっていうのは常識だった

0:08:33.979,0:08:36.320
そういう時代でした

0:08:36.330,0:08:42.600
でも 少しずつ地域によっては[br]指導者不足が言われ始めてたりとか

0:08:42.600,0:08:46.340
バスケ部がないっていう学校が[br]増えつつあったりとか

0:08:46.340,0:08:51.620
僕の事業の開始は[br]社会のニーズとマッチしたんだと思います

0:08:51.620,0:08:56.230
しばらくすると 依頼が増えていきました

0:08:57.160,0:08:58.810
そこで僕は—

0:08:59.730,0:09:04.333
この事業を 後輩たちにも[br]手伝ってもらおうと思ったんです

0:09:05.040,0:09:12.000
ただ 手伝ってもらうにしても[br]お金をいただいてコーチングをするわけだから

0:09:12.000,0:09:17.150
しっかりと勉強して しっかりと準備をして[br]指導に行くぞってことを

0:09:17.150,0:09:19.900
後輩たちに言っていきました

0:09:19.900,0:09:23.896
それで後輩たちのための[br]指導の勉強会も始めました

0:09:26.170,0:09:28.149
僕はそこで気付いたんです

0:09:29.290,0:09:35.570
この事業は もともとやりたかった[br]子どもたちに教えるっていうA案と

0:09:36.614,0:09:41.579
指導者を育てるっていうB案の[br]両方を取れる事業だったんです

0:09:44.230,0:09:46.279
それまで僕は

0:09:46.279,0:09:51.170
A案かB案かっていう[br]二択の分岐点に立たされてて

0:09:51.170,0:09:54.048
B案の夢の方にシフトしてました

0:09:54.889,0:09:57.550
でもこのAかBかっていう二択には

0:09:57.550,0:10:02.269
当時の僕には気づけなかった[br]気づこうともしてなかった

0:10:02.269,0:10:05.898
両方を取れるっていう第三案があったんです

0:10:07.220,0:10:11.629
僕はこの経験以来 二択に迫られたら

0:10:11.629,0:10:14.999
しかもその二択が[br]どちらも捨てがたい二択だったら

0:10:14.999,0:10:18.657
その両方を取れる第三案を[br]探すようになりました

0:10:19.420,0:10:24.930
例えば 僕の仕事の指導者っていう面では

0:10:24.958,0:10:28.713
教えるっていうことと[br]選手に考えさせるってことは

0:10:28.735,0:10:30.699
常に難しい二択なんです

0:10:31.379,0:10:36.870
小中学生の指導者として[br]きちんと教えるっていうことも

0:10:36.870,0:10:40.200
あえて教えすぎずに[br]選手に考えさせるってことも

0:10:40.200,0:10:43.590
どちらも大事な要素なんです

0:10:43.590,0:10:48.875
多くの場合 指導者は[br]このどちらかのスタイルに偏りがちになります

0:10:49.570,0:10:55.699
でも僕は この２つを同時に扱える[br]コーチングスタイルを目指しました

0:10:56.750,0:11:01.620
この両方を取るコーチングスタイルを[br]追求し続けたことによって

0:11:01.620,0:11:03.470
僕は指導者として

0:11:03.470,0:11:07.477
たくさんのチャンスを[br]掴んでこれたんじゃないかなって思ってます

0:11:10.290,0:11:14.080
さぁここで ちょっと思い出してみてください

0:11:14.840,0:11:19.178
これまで いくつの二択に出合ってきましたか

0:11:21.960,0:11:26.290
その二択は どちらも捨てがたいもので

0:11:26.300,0:11:32.440
でも仕方なくどちらか一方を[br]選んだっていう経験はないですか

0:11:32.440,0:11:34.319
例えば

0:11:35.279,0:11:39.300
学生時代だったら 部活か勉強かとか

0:11:39.300,0:11:46.260
仕事の時では 好きなことを仕事にするか[br]それとも安定を重視した仕事にするか

0:11:46.279,0:11:49.480
家庭を持ったら 仕事か家庭かとか

0:11:49.480,0:11:54.300
こういった僕たちに突き付けられてる[br]二択の中には

0:11:54.300,0:12:00.780
実は 両方を取れる第三案が[br]見つかるものもあるんです

0:12:01.840,0:12:07.950
今日 僕が 伝えたいアイデアっていうのは

0:12:07.960,0:12:11.380
両方とも捨てがたい二択に出合ったら

0:12:11.380,0:12:15.186
その両方を取れる第三案を[br]見つけようっていうことです

0:12:18.360,0:12:21.917
ただ皆さん ここで[br]ちょっと問題があるんです

0:12:23.340,0:12:24.800
このアイデア

0:12:24.800,0:12:30.480
例えば先ほど僕が話した[br]好きなことを仕事にするって

0:12:30.480,0:12:35.470
あれ 好きなことそのまま仕事にできたら[br]最高だなって思った人って

0:12:35.470,0:12:37.487
結構たくさんいると思うんですよ

0:12:38.560,0:12:43.720
つまり AもBも両方取れたらいいなって[br]思ってはいるってことです

0:12:43.720,0:12:47.759
でも ほとんどの人がそれを選ばない

0:12:49.390,0:12:54.007
やっぱり心のどっかで[br]二兎は追えないって考えてしまう

0:12:54.910,0:12:57.230
AもBも取れる二択を

0:12:57.230,0:12:59.720
そのAもBも取れる選択を

0:12:59.720,0:13:06.260
実際に実践するって[br]実践できるっていう人は本当に少ない

0:13:07.540,0:13:12.729
そう このアイデア[br]第三案を見つけるってアイデアの問題は

0:13:12.729,0:13:16.050
実践するのが難しいっていうところなんです

0:13:16.050,0:13:18.163
じゃあ なんで難しいんでしょうか

0:13:19.459,0:13:24.710
二択に迫られた人が[br]二兎を追える可能性を模索するためには

0:13:24.710,0:13:26.688
何が必要なんでしょうか

0:13:28.540,0:13:30.926
僕はポイントが３つあると思います

0:13:32.400,0:13:35.237
一つは時間の意識です

0:13:36.910,0:13:39.711
人生は 時間でできてます

0:13:40.550,0:13:44.730
AかBかっていう二択に出合ったときに[br]そこでの選択が

0:13:44.730,0:13:48.670
その後の人生の時間の中身を[br]決めてしまうんです

0:13:48.670,0:13:52.850
もしあの時 僕が 中学校の先生になるって[br]選択肢を選んでたら

0:13:52.850,0:13:56.770
僕は中学校の先生として時間を使ってきてるし

0:13:56.770,0:13:58.870
もし大学の先生を選んでいたら

0:13:58.870,0:14:03.685
中学校の先生を選んだ僕とは[br]全く違う時間の中身になるんです

0:14:05.080,0:14:07.710
人生は 時間でできてる

0:14:07.710,0:14:12.430
その人生の時間を[br]目一杯有意義に使い切りたい

0:14:12.430,0:14:14.170
そのためには

0:14:14.170,0:14:19.750
AかBかという二択に出合ったら[br]その両方をできてるC案を見つけて

0:14:19.750,0:14:24.575
それに時間を使えている人生の方が[br]充実してるって思うんです

0:14:26.800,0:14:29.370
この時間の意識が弱いと

0:14:29.370,0:14:33.950
第三案を見つけるってアイデアが[br]わかってたとしても

0:14:33.950,0:14:36.890
選びやすい二択の方に流されてしまうんです

0:14:38.980,0:14:42.300
時間は無限にはありません

0:14:42.300,0:14:47.540
限りある人生の時間を何に使うのか

0:14:47.540,0:14:50.993
その選択はとても大事な選択なんです

0:14:52.990,0:14:56.170
二つ目は想像力です

0:14:56.170,0:14:59.769
僕はC案を考えようとしたわけじゃなくて

0:14:59.769,0:15:02.140
あるアイデアを思いついて

0:15:02.140,0:15:06.490
それが後づけで[br]AもBも取れるC案だったって気づきました

0:15:06.490,0:15:08.550
でも 普通は逆です

0:15:08.550,0:15:12.424
AかBかっていう二択に出合ってから[br]想像しなければならない

0:15:13.440,0:15:20.370
まだ具体性がない第三案を見つけて[br]行動に移すためには

0:15:20.380,0:15:23.590
AもBも両方をやれてる自分

0:15:23.590,0:15:28.850
それに時間を使えている[br]その人生の時間をそれに使えている自分を

0:15:28.850,0:15:32.930
想像するっていうことが大事なんです

0:15:32.930,0:15:38.265
第三案は探そうとするんじゃなくて[br]想像しようとするってことが大事なんです

0:15:40.590,0:15:43.634
三つ目は強い動機です

0:15:45.080,0:15:51.080
僕は最後に「満足した！」って[br]人生を終えたいって ずっと思ってました

0:15:51.080,0:15:53.860
その強い動機があったからこそ

0:15:53.860,0:15:59.100
C案を思いついた時に 実際に行動に移せたし

0:15:59.100,0:16:02.305
実践し続けることができたんだと思います

0:16:04.460,0:16:09.379
人生の時間をより良いものにしたいっていう[br]その強い動機

0:16:09.379,0:16:11.070
それこそが

0:16:11.070,0:16:16.311
二兎を追える可能性を模索して[br]実践するための原動力になるんです

0:16:19.640,0:16:23.649
皆さんそれぞれの中にある

0:16:23.649,0:16:28.990
人生の時間をより良いものにしたいっていう[br]その動機を大事にすること

0:16:28.990,0:16:34.924
それこそがこのアイデアを実践するうえで[br]最も重要なことだって思うんです

0:16:40.980,0:16:43.590
さぁ これから二択に出合ったら

0:16:43.590,0:16:47.630
そしてその二択は[br]どちらも捨てがたい二択だったら

0:16:47.630,0:16:53.120
その両方を取れるような[br]あなただけの第三案を見つけてください

0:16:53.120,0:16:56.731
そして その第三案を[br]見つけることができたなら

0:16:56.731,0:17:00.478
ぜひそれを実践へと繋げてみてください

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（拍手）