WEBVTT 00:00:00.760 --> 00:00:06.976 （ピアノ演奏） NOTE Paragraph 00:00:07.000 --> 00:00:09.360 音楽に心打たれ 00:00:10.880 --> 00:00:12.080 絶対に許さないと 決めた人を 00:00:13.080 --> 00:00:15.376 許してしまった という経験は 00:00:15.400 --> 00:00:16.816 何回ありますか？ NOTE Paragraph 00:00:16.840 --> 00:00:20.616 （ピアノ演奏） NOTE Paragraph 00:00:20.640 --> 00:00:23.856 憂鬱を感じつつも 00:00:23.880 --> 00:00:25.496 何かを心地良く 感じたことは？ NOTE Paragraph 00:00:25.520 --> 00:00:29.856 （ピアノ演奏） NOTE Paragraph 00:00:29.880 --> 00:00:31.256 ぴったりの音楽が かかっているときに 00:00:31.280 --> 00:00:33.856 魅力的な人が より美しく 00:00:33.880 --> 00:00:35.296 感じられたことは？ NOTE Paragraph 00:00:35.320 --> 00:00:36.656 （笑） NOTE Paragraph 00:00:36.680 --> 00:00:39.576 （ピアノ演奏） NOTE Paragraph 00:00:39.600 --> 00:00:41.616 音が大切なのでしょうか？ 00:00:41.640 --> 00:00:44.176 音階が上がるのが 大切なのでしょうか？ 00:00:44.200 --> 00:00:47.096 あの郷愁に満ちた魅力を 脳で感じるために 00:00:47.120 --> 00:00:48.736 幼い頃から 音楽を聴いたり 00:00:48.760 --> 00:00:52.416 習ったりするのは 大切なのでしょうか？ NOTE Paragraph 00:00:52.440 --> 00:00:57.720 （ピアノ演奏） NOTE Paragraph 00:01:01.880 --> 00:01:03.760 ラーガは 揺るぎなく受け継がれてきたもので 00:01:05.200 --> 00:01:07.176 私はこれらを熟知しています 00:01:07.200 --> 00:01:09.560 ですから 実験室のように 分析をするのではなく 00:01:10.400 --> 00:01:12.896 演奏し どうなるか 感じてみませんか？ NOTE Paragraph 00:01:12.920 --> 00:01:14.096 （ピアノ演奏） NOTE Paragraph 00:01:14.120 --> 00:01:16.656 目を閉じて 心を開いてください NOTE Paragraph 00:01:16.680 --> 00:01:19.160 （ピアノ演奏） NOTE Paragraph 00:01:20.680 --> 00:01:26.160 最初の曲は ラーガ・カマスに 基づいています 00:01:27.960 --> 00:01:30.456 インドではとても人気の曲で 00:01:30.480 --> 00:01:34.200 カルナティック（南インドの古典音楽）の 名バイオリニスト ガネシュによる演奏です NOTE Paragraph 00:01:39.160 --> 00:01:44.000 （音楽） NOTE Paragraph 00:03:26.760 --> 00:03:29.960 （歌） NOTE Paragraph 00:03:58.840 --> 00:04:00.040 ありがとうございます NOTE Paragraph 00:04:02.120 --> 00:04:05.360 （拍手） NOTE Paragraph 00:04:08.160 --> 00:04:11.040 次はサシャがラーガ・メ―グに 基づいた曲を歌います 00:04:12.520 --> 00:04:16.296 このラーガ・メ―グ・マルハ―ルには 面白いことに 色んな物語が詰まっています 00:04:16.320 --> 00:04:20.000 何世紀も昔 干ばつに悩まされる王国に 雨を降らすために歌われました NOTE Paragraph 00:04:25.640 --> 00:04:31.160 （音楽） NOTE Paragraph 00:04:32.760 --> 00:04:37.280 （歌） NOTE Paragraph 00:07:03.360 --> 00:07:08.840 （拍手） NOTE Paragraph 00:07:12.040 --> 00:07:13.240 ありがとうございます 00:07:14.400 --> 00:07:17.400 ラーガは 西洋音楽での 旋法にあたると言えます 00:07:18.520 --> 00:07:21.936 西洋音楽のほとんどが 等分平均律音階に基づくからです 00:07:21.960 --> 00:07:24.896 一方 インドやアラブの音楽には 多くのラーガ・マルカウンスのように 00:07:24.920 --> 00:07:26.680 微分音が含まれます 00:07:27.904 --> 00:07:31.400 音の上行と下行は ヴァクラ・ラーガでは 00:07:31.400 --> 00:07:32.920 重要な役割を果たします 00:07:34.360 --> 00:07:38.616 曲の可能性を高めつつ 感情をゆさぶる音楽や奇跡を 00:07:39.360 --> 00:07:41.440 生み出した作曲家は ほとんどいません 00:07:41.440 --> 00:07:43.376 サナ・ムサによる 00:07:43.400 --> 00:07:44.776 次の曲は 00:07:44.800 --> 00:07:46.120 そのような曲の１つです 00:07:47.040 --> 00:07:49.120 歌詞の意味は 分からないと思いますが 00:07:50.240 --> 00:07:52.800 曲の荘厳な美しさを 感じられるはずです NOTE Paragraph 00:07:59.000 --> 00:08:03.400 （音楽） NOTE Paragraph 00:08:22.080 --> 00:08:26.160 （ハミング） NOTE Paragraph 00:08:32.000 --> 00:08:38.200 （歌） NOTE Paragraph 00:11:07.960 --> 00:11:09.160 美しい ありがとう NOTE Paragraph 00:11:10.880 --> 00:11:16.360 （拍手） NOTE Paragraph 00:11:17.080 --> 00:11:21.320 次はラーガ・チャルケシに 基づいた曲です 00:11:21.840 --> 00:11:24.840 18世紀に ムルタンの 詩人によって書かれました 00:11:25.640 --> 00:11:27.296 チャルケシには 強い感情移入によって 00:11:27.320 --> 00:11:30.000 意識とつながる 力があると思います 00:11:30.920 --> 00:11:32.856 詩はこうです 00:11:32.880 --> 00:11:35.896 「モスクの破壊もできる 寺院の破壊もできる 00:11:35.920 --> 00:11:37.840 どんな崇拝の場所も 破壊できるが 00:11:39.200 --> 00:11:41.256 信者の心は 破壊すべきではない 00:11:41.280 --> 00:11:45.240 何故なら 心には 神が 本当に宿っているから」 NOTE Paragraph 00:11:50.520 --> 00:11:55.120 （音楽） NOTE Paragraph 00:12:01.200 --> 00:12:05.600 （歌） NOTE Paragraph 00:15:31.560 --> 00:15:36.016 （拍手） NOTE Paragraph 00:15:36.040 --> 00:15:37.256 ありがとうございました NOTE Paragraph 00:15:37.280 --> 00:15:41.800 （拍手）