0:00:01.257,0:00:04.354
2D ゲームを制作している時 項目の描画順序は

0:00:04.354,0:00:07.390
細かく制御できければなりません

0:00:08.180,0:00:10.180
ひとつの方法としてはカメラとスプライト間の距離を

0:00:10.180,0:00:12.612
利用する方法がありますが

0:00:13.440,0:00:15.440
Unity ではこの他にも強力な

0:00:15.440,0:00:17.177
制御ツールがあります

0:00:17.567,0:00:19.094
それが Sorting Layer（ソーティングレイヤー）です

0:00:20.164,0:00:22.360
Sorting Layer は Sprite Renderer と

0:00:22.360,0:00:24.906
組み合わせて使用し カメラからの距離に関係なく

0:00:24.906,0:00:27.298
スプライトの描画順を指定します

0:00:28.221,0:00:30.454
ソーティングレイヤーには単一のスプライト以外に

0:00:30.454,0:00:32.454
スプライトのグループも割り当てられます

0:00:32.982,0:00:35.765
これらのレイヤーには並び順が指定され

0:00:36.445,0:00:38.764
ソーティングレイヤーに含まれる項目は

0:00:38.764,0:00:40.917
指定順に従い カメラからの

0:00:40.917,0:00:42.917
距離に関係なく描画されます

0:00:43.541,0:00:45.541
なおカメラの枠内に存在しない

0:00:45.541,0:00:48.572
スプライトは描画されないので注意してください

0:00:49.486,0:00:51.946
またより詳細な制御が必要な場合には

0:00:51.946,0:00:54.320
各スプライトの Order In Layer フィールドに

0:00:54.320,0:00:56.320
個別に値を指定してソーティングレイヤー内での描画順を

0:00:56.320,0:00:58.320
細かく制御することもできます

0:00:59.193,0:01:01.028
Sorting Layers 設定項目は

0:01:01.028,0:01:03.028
Tags & Layers パネルにあり

0:01:03.970,0:01:06.191
このパネルには次の 2 種類の方法で

0:01:06.191,0:01:08.191
アクセスできます

0:01:08.815,0:01:10.815
ひとつめは Sprite Renderer コンポーネントで

0:01:10.815,0:01:14.516
Sorting Layer > Add Sorting Layer を選択する方法

0:01:15.320,0:01:17.347
ふたつめはエディター上で Edit >

0:01:17.347,0:01:21.657
Project Settings > Tags And Layers を選択する方法です

0:01:22.875,0:01:24.875
この Tags & Layers パネルでは

0:01:24.875,0:01:28.236
ソーティングレイヤーを追加 / 削除 / 順番変更できます

0:01:29.150,0:01:30.984
レイヤーのうちひとつはデフォルトで

0:01:30.984,0:01:32.984
必ず存在しています

0:01:33.885,0:01:36.852
デフォルトレイヤーは名前変更 / 削除はできませんが

0:01:36.852,0:01:38.852
順番変更することは可能です

0:01:39.739,0:01:42.675
新たにソーティングレイヤーを追加するには + ボタンをクリックします

0:01:43.368,0:01:45.368
ソーティングレイヤー名を変更するには

0:01:45.368,0:01:47.936
名前フィールドを選択して新しい名前を入力します

0:01:48.697,0:01:51.239
ソーティングレイヤーの順番を変更するには

0:01:51.239,0:01:53.827
単純に目的の位置までクリック&ドラッグします

0:01:54.595,0:01:56.637
ソーティングレイヤーは

0:01:56.637,0:01:58.500
上から下の順番に描画され

0:01:58.500,0:02:00.500
最初に描画された項目が奥に

0:02:00.500,0:02:03.656
最後に描画された項目が最後のレイヤーとして手前に描画されます

0:02:04.598,0:02:06.598
ソーティングレイヤーにスプライトを割り当てるには

0:02:06.598,0:02:08.598
まず割り当てるスプライトを選択して

0:02:08.598,0:02:10.598
その Sprite Renderer コンポーネントの

0:02:10.598,0:02:12.820
Sorting Layer ドロップダウンリストで

0:02:12.820,0:02:14.820
割り当てるソーティングレイヤーを選択します

0:02:15.541,0:02:17.541
同一ソーティングレイヤー内で複数スプライトの

0:02:17.541,0:02:19.541
描画順を細かく指定したい場合には

0:02:19.541,0:02:21.986
Order In Layer に値を指定します

0:02:22.801,0:02:24.801
仮にキャラクターを複数のスプライトで

0:02:24.801,0:02:26.926
構成していて それらスプライトが

0:02:26.926,0:02:28.926
同一ソーティングレイヤーに

0:02:28.926,0:02:31.409
属しているとします

0:02:31.882,0:02:34.091
そういった場合には そのソーティングレイヤーの

0:02:34.091,0:02:36.091
Order In Layer を細かく指定することで

0:02:36.091,0:02:39.312
キャラクターを構成するスプライトの描画順を指定できるのです

0:02:40.599,0:02:42.599
なおソーティングレイヤーと

0:02:42.599,0:02:44.890
Order In Layer はグローバルで Unity の

0:02:44.890,0:02:46.890
全レンダラーで利用可能です

0:02:47.514,0:02:49.998
インスペクターにプロパティを公開するのは

0:02:49.998,0:02:52.344
Sprite Renderer だけですが たとえば

0:02:52.344,0:02:55.348
パーティクルレンダラーでもソーティングレイヤーを

0:02:55.348,0:02:58.645
指定して Order In Layer を入力することはできます

0:02:59.394,0:03:01.658
他のレンダラーでソーティングレイヤーと

0:03:01.658,0:03:03.961
Order In Layer を使う場合には

0:03:03.961,0:03:05.961
スクリプトを使って値を割り当ててください

0:03:06.585,0:03:08.585
ソーティングレイヤーの指定に

0:03:08.585,0:03:12.761
renderer.sortingLayerName で名前や

0:03:13.813,0:03:16.914
renderer.sortingLayerID で ID を使うこともできます

0:03:17.718,0:03:20.310
また Order In Layer プロパティを指定するには

0:03:20.310,0:03:22.658
renderer.sortingOrder を使います

0:03:23.432,0:03:26.136
レンダラーや Tags & Layers

0:03:26.136,0:03:29.399
ソーティングレイヤーや Order In Layer の詳細については

0:03:29.399,0:03:31.758
下記リンク先の情報を参照してください