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芸術とファンクの人生 | デビッド ・ ウェブ | TEDxDayton

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    (音楽)
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    ファンクを感じてるかい?
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    ファンク キテるかい?
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    (観客)イエス!
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    (デビッド・ウェブ)
    手を叩いて!ほら!さあ!
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    ファンクだ!ファンクを感じて!
    そう!そう!そう!
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    イエス!イエス!イエス!
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    ファンクはいいねえ!
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    カモン!
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    いいだろ!感じる?
    もっと大きな声で!感じてるかい?
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    (観衆)イエス!
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    (デビッド)感じてるかい?
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    (観衆)イエス!
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    (デビッド)こっちの人たち!キテる?
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    (観衆)イエス!
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    (デビッド)いいね いいね
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    1960年代には 南部を離れ
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    北部の産業地帯に仕事を
    求める動きがありました
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    その時うちの家族はテネシー州ミランから
    オハイオ州デイトンに移りました
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    より良い生活を求めての事です
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    そしてこの時 若くしてファンクという
    音楽に出会いました
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    当時の子供達は学校で芸術科目として
    音楽を教わっていました
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    私はまだ5年生で ここ地元の
    ジェファーソン小学校の生徒でした
  • 1:13 - 1:14
    (笑)
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    初めて楽器の演奏の仕方に触れました
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    やりたかったのはドラムでした
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    そこで音楽の先生に
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    「音楽のバンド活動ではドラムを
    やらせて欲しい」とお願いしましたが
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    でもフルートフォン(管楽器)に
    させられました
  • 1:29 - 1:33
    (笑)
  • 1:33 - 1:35
    先生は
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    「ドラムはこの子には難しそうだわ」と
    思ったみたいで
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    「リズムが分かってないわね」とも
    言われました
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    それで学校が終わると家に走って帰り
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    あてがわれた楽器を両親に見せました
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    フルートフォンというやつです
  • 1:54 - 1:58
    (笑)
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    お袋はちょっとガッカリしたみたいでした
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    私がドラムをやりたがっていたのは
    知っていたんです
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    その日その時 初めて知った事がありました
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    お袋は
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    ドラッグ(引きずり)中毒だったのです
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    息子を引きずり音楽室に乗り込み
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    (笑)
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    ドラム部隊のリハーサルにも
    引きずり回したのです
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    教会にも引きずって行きました
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    楽器の演奏を学べそうな あらゆる場所に
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    引きずっていかれたのです
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    (笑)
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    1970年代の初期には
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    オハイオ州デイトン出身の
    グループがありました
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    オハイオ・プレイヤーズです
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    (歓声)
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    (拍手)
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    よく聞いた歌が
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    PainやFunky Wormとか
    Skin Tight それとFire
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    というわけで
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    ドラマーになりたかったのです
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    そしてオハイオ州デイトンが
    ファンクの震源地となり
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    ジェムシティ(至宝の街)と呼ばれ
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    世界のファンクの中心になりました
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    (拍手)
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    私にはそれ以外にも
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    とても影響を受けた
    ファンクの先駆者がいました
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    ジョージア州オーガスタの
    ジェームズ・ブラウン
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    リズム&ブルースと
    ジャズとソウルを融合させ
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    現在ファンク音楽として知られている
    芸術に引きあげた人です
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    ミシガン州デトロイトの
    ジョージ・クリントン
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    テネシー州メンフィスの
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    アイザック・ヘイズ
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    西海岸のサンフランシスコには
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    「人類皆家族」や前向きな文化を
    広めた人物がいました
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    シルヴェスター・スチュアートという名で
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    後に彼の組んだバンドが
    有名になりました
  • 3:51 - 3:54
    スライ&ザ・ファミリー・ストーンです
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    彼らと彼らを取り巻く人たちが
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    オハイオ州デイトンでファンクを
    芸術として芽吹かせたのです
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    私にプロのドラマーの道を
    示してくれたのも彼らです
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    何年もの時がすぎると
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    ファンク音楽は失われたアートとなり
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    美術や音楽の授業のように
    片隅に追いやられ
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    公立学校から姿を消しました
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    それからやっと
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    芸術教育連携協会と
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    大統領の統括する
    芸術人文諮問委員会が手を組み
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    研究調査が行われ
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    なぜ どのように
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    13歳の頃の私のような青少年が
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    アートに触れた事で変わったのかを
    調べました
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    データから分かったのは
    芸術に強く傾倒した子供は
  • 4:48 - 4:53
    しなかった子供に比べ ほぼあらゆる尺度で
    優れているという事です
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    この調査「変化のチャンピオン」では
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    芸術を学ぶ事が
    幅広い科目の学習をも支える―
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    有効な習慣を育むという根拠と
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    他の科目では落ちこぼれている生徒の多くにも
    手が届くという根拠がたっぷり見つかりました
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    芸術は青少年に
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    心技体を使って学ぶという
    本物の経験を与えてくれます
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    芸術教育は子供の学習を促進します
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    自律と創造性を伸ばし
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    そして 人生で出くわす困難に
    立ち向かうために必要不可欠な
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    スキルと自信を高めてくれるので
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    私の人生で
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    学生としても
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    大人の自分にも必要なものでした
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    さて 実際にやってみましょうか?
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    ファンキーなビートを保ちつつ
    ブレずにいる方法です
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    (笑)
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    ファンクは人種差別の溝を埋めるのです
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    例えば KC&ザ・サンシャイン・バンド
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    皆覚えているよね?
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    オーケー!イェイ!イェイ!
  • 5:49 - 5:52
    アヴェレイジ・ホワイト・バンドは?
  • 5:52 - 5:56
    ここオハイオからはワイルド・チェリー
    というグループも出ました
  • 5:56 - 5:59
    プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック・
    ホワイト・ボーイという曲もね?
  • 5:59 - 6:01
    よし それでは一つやってみようか
  • 6:02 - 6:04
    この曲にしよう 皆これ知っているかな
  • 6:04 - 6:06
    「ほらあの娘が
  • 6:06 - 6:09
    通りを過ぎて行く」の続きは?
  • 6:09 - 6:12
    (聴衆)「デュワディディダムディディドゥ」
  • 6:12 - 6:13
    (デビッド)おほ!すごい
  • 6:13 - 6:15
    (笑)
  • 6:15 - 6:18
    そうしたら今度は
    ビートを加えよう いい?
  • 6:18 - 6:21
    今のは2拍目と4拍目にビートが来るから
    準備はいい?
  • 6:21 - 6:25
    カウントを入れるから皆は
    僕が歌うのを助けてよ いいね?
  • 6:25 - 6:26
    準備はいい?
  • 6:27 - 6:29
    いくよ
  • 6:29 - 6:33
    1、2、1、2、3、4
  • 6:33 - 6:36
    「ほらあの娘が歌いながら通りを過ぎて行く」
  • 6:36 - 6:39
    (聴衆)デュワディディダムディディドゥ
  • 6:39 - 6:40
    (デビッド)もう一回
  • 6:40 - 6:43
    「ほらあの娘が歌いながら通りを過ぎて行く
  • 6:43 - 6:46
    (聴衆)デュワディディダムディディドゥ
  • 6:46 - 6:48
    (デビッド)うん 良いね 良いね
  • 6:48 - 6:51
    しかし ファンクではビートが
    1拍目と3拍目に来るんだ
  • 6:51 - 6:55
    良い?じゃあ次はワイルド・チェリーの
  • 6:55 - 6:57
    「プレイ・ザット・ファンキー・
    ミュージック・ホワイト・ボーイ」
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    皆知ってるよね
  • 6:59 - 7:01
    コーラス前から行こうか
  • 7:01 - 7:03
    もし知っていたら手を貸して
  • 7:03 - 7:05
    「そしてあの娘らは歌い踊り
  • 7:05 - 7:07
    しなやかにグルーブして
  • 7:07 - 7:09
    ビビッときた瞬間に
  • 7:09 - 7:12
    誰かがクルっと振り向いて叫んだのさ
  • 7:12 - 7:15
    (聴衆)ファンクをかけろよ白人ボーイ」
  • 7:15 - 7:16
    (デビッド)みんなすごいなあ
  • 7:16 - 7:19
    (笑)
  • 7:19 - 7:21
    ここにビートを足しても良いかな?
  • 7:21 - 7:22
    ビートを加えよう
  • 7:22 - 7:24
    もう一回行ってみよう カウントを出すよ
  • 7:24 - 7:26
    さあ行こう
  • 7:26 - 7:29
    1、2、1、2、3
  • 7:29 - 7:32
    「そしてあの娘らは歌い踊り
  • 7:32 - 7:34
    しなやかにグルーブして
  • 7:34 - 7:36
    ビビッときた瞬間に
  • 7:36 - 7:39
    誰かがクルっと振り向いて叫んだのさ
  • 7:39 - 7:42
    (聴衆)ファンクをかけろよ白人ボーイ」
  • 7:42 - 7:44
    (デビッド)みんなすごいよ
  • 7:44 - 7:46
    でも 実はピンときてない人がまだいる
  • 7:46 - 7:48
    (笑)
  • 7:48 - 7:50
    まだピンときてない人がいるなあ
  • 7:50 - 7:52
    それじゃ こうしてくれ
  • 7:52 - 7:55
    隣の人に向かって「よっ!」と
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    横に「よっ!」と 呼びかける
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    (聴衆)「よっ!」
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    (デビッド)「ファンキーに」
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    (聴衆)「ファンキーに」
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    (デビッド)さて
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    (笑)
  • 8:04 - 8:05
    それじゃ
  • 8:05 - 8:07
    (笑)
  • 8:07 - 8:09
    反対側のお隣さんに向かって
    「よっ!」
  • 8:09 - 8:10
    (聴衆)よっ!
  • 8:10 - 8:11
    (デビッド)よっ!
  • 8:11 - 8:12
    (聴衆)よっ!
  • 8:12 - 8:14
    (デビッド)もう一度チャンスを
  • 8:14 - 8:16
    (聴衆)もう一度チャンスを
  • 8:16 - 8:17
    (デビッド)ファンキーに
  • 8:17 - 8:19
    (聴衆)ファンキーに
  • 8:19 - 8:21
    (デビッド)みんな挽回のチャンスだよ
  • 8:21 - 8:23
    さあ立ち上がって!
  • 8:23 - 8:25
    皆 立ち上がって
  • 8:27 - 8:30
    ここでちょっとした運動をしよう オーケー?
  • 8:31 - 8:32
    じゃあ
  • 8:32 - 8:35
    オハイオの綴りは知っているね?
  • 8:35 - 8:36
    (聴衆)もちろん
  • 8:36 - 8:39
    (デビッド)ミシガン州やウルブリンの人には
  • 8:39 - 8:40
    ちょっと難しいかもしれないけど
  • 8:40 - 8:42
    これからこの単語の綴りを
  • 8:42 - 8:45
    手と口を同時に使って表してみる 良いかな?
  • 8:45 - 8:47
    こんな感じ
  • 8:47 - 8:51
    パターンとしては 1、2、3、4
  • 8:51 - 8:53
    O で h そして
  • 8:53 - 8:55
    i そして o
  • 8:55 - 8:56
    戻って O
  • 8:56 - 8:58
    h そして i
  • 8:58 - 8:59
    o だね そこに
  • 8:59 - 9:01
    ちょっと音楽を加えてみよう
  • 9:01 - 9:03
    良いかい?
  • 9:03 - 9:04
    音楽!
  • 9:04 - 9:06
    (音楽)
  • 9:06 - 9:08
    いい? ファンクを感じるんだ
  • 9:09 - 9:11
    (リズミカルな手拍子)
  • 9:11 - 9:13
    O -
  • 9:13 - 9:15
    h - i -
  • 9:15 - 9:16
    o そして
  • 9:16 - 9:18
    O - h -
  • 9:18 - 9:20
    i - o がんばれ!
  • 9:20 - 9:23
    O 良いぞ!- h - i - o
  • 9:23 - 9:27
    O - h - i - o
  • 9:27 - 9:28
    バルコニーの皆さん
  • 9:28 - 9:31
    O - h - i - o
  • 9:31 - 9:32
    バルコニーの皆
  • 9:32 - 9:35
    (聴衆)O - h - i - o
  • 9:35 - 9:36
    (デビッド)この辺
  • 9:36 - 9:39
    (聴衆)O - h - i - o
  • 9:39 - 9:40
    (デビッド)こっち
  • 9:40 - 9:43
    (聴衆)O - h - i - o
  • 9:43 - 9:44
    (デビッド)今度はこっち
  • 9:44 - 9:46
    (聴衆)O - h - i - o
  • 9:46 - 9:48
    (デビッド)自分にご褒美の拍手をどうぞ
  • 9:48 - 9:50
    おかけになってください
  • 9:50 - 9:52
    (拍手)
  • 9:55 - 9:58
    こんな質問を受けた事があります
  • 9:59 - 10:02
    何のためにこんな事をしているのか?
  • 10:03 - 10:05
    私の返事はこうです
  • 10:05 - 10:09
    「ファンク史はビートの1拍めに乗っている
    という事を人々に知ってもらうため」
  • 10:09 - 10:13
    リズムでこそ物語られるファンクという音楽は
  • 10:13 - 10:14
    私の核をなし
  • 10:14 - 10:21
    子供時代からプロになるまでの
    人生を通して演奏に生きてきました
  • 10:21 - 10:24
    最後にお伝えしたいのは
  • 10:25 - 10:27
    オハイオは
  • 10:27 - 10:30
    全てのファンクの要であり
  • 10:30 - 10:34
    オハイオ州デイトンこそが
    ファンクの中枢なのです
  • 10:34 - 10:37
    音楽はハーモニーです
  • 10:37 - 10:40
    そしてハーモニーは音楽です
  • 10:41 - 10:46
    ハーモニー(調和)こそ
    あらゆる組織の強化に
  • 10:46 - 10:48
    とりわけ強みを持つのです
  • 10:48 - 10:53
    ファンク音楽と教育の活性化が
  • 10:53 - 10:54
    私の人生の目的なのです
  • 10:54 - 10:55
    ありがとうございました
  • 10:55 - 10:56
    (歓声)
  • 10:56 - 10:59
    (拍手)
Title:
芸術とファンクの人生 | デビッド ・ ウェブ | TEDxDayton
Description:

オハイオ州デイトンにファンク・センターを設立したデビッド ・ ウェブによるファンク音楽の解説トークで、この音楽がいかに彼の人生と地域を変えたかを語ります。実演を交えて特定のビートの理解からファンクの聴き方を歴史的に紐解き、ファンクのユニークさを受け入れる方法を語ります。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
11:20

Japanese subtitles

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