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ソーシャルメディアはやめなさい | カル・ニューポート | TEDxTysons

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    おそらく気づいていないかと思いますが
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    実はあなたは今
    非常に珍しいものを見ています
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    なぜなら 私は TEDxのステージに立つ
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    ミレニアル世代の
    コンピュータ科学者・作家でありながら
  • 0:24 - 0:27
    ソーシャルメディアのアカウントを
    一度も持ったことがないからです
  • 0:27 - 0:30
    こうなったのは
    実は偶然のようなものです
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    大学2年生の時
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    私は初めてソーシャルメディアを知りました
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    Facebookがキャンパスにやってきたのです
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    この時は第一次インターネットバブル崩壊直後で
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    私は学生ビジネスを経営していましたが
    バブル崩壊の中で閉業する必要がありました
  • 0:45 - 0:48
    そんな中 突如ハーバードの
    マークという学生が
  • 0:48 - 0:51
    このFacebookと呼ばれる商品を世に出し
    人々は夢中になっていました
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    専門性が未熟だった私は嫉妬をして
  • 0:54 - 0:56
    「こんなもの使わない
  • 0:56 - 0:59
    子供騙しのビジネスを助けたくない
    どれほどになろうとも」と思いました
  • 0:59 - 1:01
    そうしていると それほど時間がたたないうちに
  • 1:01 - 1:04
    顔を見上げれば 私の知人の誰もが
    Facebookに夢中になっていました
  • 1:04 - 1:05
    ですが 客観的で 全体的な視点から
  • 1:05 - 1:08
    よく見ると
  • 1:08 - 1:10
    少々危険だと 私は感じるようになりました
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    だから 私は決して
    登録をしませんでした
  • 1:12 - 1:14
    それ以降 一度も ソーシャルメディアには
    登録していません。
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    さて 私がここにいる理由は2つあります
    2つのメッセージを届けたいのです
  • 1:17 - 1:19
    1つ目の届けたいメッセージは
  • 1:19 - 1:23
    今まで1度もソーシャルメディアの
    アカウントを持っていませんが
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    全く問題はなく
    心配する必要もないということ
  • 1:26 - 1:28
    私には友達もいますし
  • 1:28 - 1:30
    コンピュータ科学者として
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    世界の動向を知っています
  • 1:32 - 1:34
    世界中の人々と協力をしていますし
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    思いがけぬ面白いアイディアに
    触れていますし
  • 1:37 - 1:41
    自分に対し 娯楽の選択肢が少ないと
    思うことはめったにありません
  • 1:42 - 1:44
    問題ないということ以上に
    さらに言いたいのは
  • 1:44 - 1:49
    問題ないだけでなく それがないことで
    さらに生活が良くなっているということです
  • 1:49 - 1:54
    そしてソーシャルメディアを使っていないからこそ
  • 1:54 - 1:57
    幸福度が高まり
    無理ない人生を送ることができ
  • 1:57 - 1:59
    プロとしてより高い成功を実現できたと感じています
  • 2:00 - 2:02
    だから このステージでの第2のゴールは
  • 2:02 - 2:05
    一人でも多くの皆さんに
    同じことを確信してもらうことです
  • 2:06 - 2:08
    ソーシャルメディアをやめれば
    人生がもっとうまくいくと
  • 2:08 - 2:11
    本当に皆さんを確信させられるのか
    確かめてみましょう
  • 2:11 - 2:15
    このTEDxイベントのテーマは
    『Future Tense(未来形)』ですが
  • 2:15 - 2:18
    言い換えれば
    これが私の未来ビジョンであり
  • 2:18 - 2:21
    将来 ソーシャルメディア利用者は
    今より少ないと推測しています
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    少し大きなことを言ってしまいましたが
    それを説明しなければいけません
  • 2:24 - 2:25
    さて それでは
  • 2:25 - 2:29
    ソーシャルメディアをやめることを提案すると
  • 2:29 - 2:31
    最もよく聞かれる3つの反論について
    取り上げましょう
  • 2:31 - 2:35
    それらの反論の一つ一つについて
    大げささを取り除き
  • 2:35 - 2:37
    本当に現実味を与えられるかどうか
    確かめてみましょう
  • 2:38 - 2:41
    これが私が聞く最もよくある反論です
  • 2:43 - 2:44
    ハーミット(世捨て人)ではありませんよ
  • 2:44 - 2:48
    きっと8番通りにいるヒップスター(流行好き)の
    ウェブデベロッパーでしょう
  • 2:48 - 2:50
    ヒップスター(流行好き)か ハーミット(世捨て人)?
    見分けるのが 時々難しいですね
  • 2:51 - 2:53
    第1の反論は次の通りです
  • 2:54 - 2:57
    「カル
    ソーシャルメディアは
  • 2:57 - 2:58
    21世紀になくてはならない技術の
    一つだよ
  • 2:58 - 3:02
    ソーシャルメディアを拒否することは
    極端な懐古主義の行動だ
  • 3:02 - 3:06
    それは馬で会社に行ったり
    ダイヤル式電話を使うようなものだ
  • 3:06 - 3:09
    日常生活で そんな心構えはできないよ」
  • 3:09 - 3:12
    そんな反論に対する私の反応は
    ナンセンスだということです
  • 3:13 - 3:16
    ソーシャルメディアは
    なくてはならない技術ではありません
  • 3:16 - 3:18
    ソーシャルメディアはなくてはならない技術に
    影響を与えてはいますが
  • 3:18 - 3:21
    このように理解された方がよいでしょう
  • 3:22 - 3:24
    つまり 娯楽の種であり
  • 3:24 - 3:25
    娯楽の商品だということです
  • 3:26 - 3:28
    技術者のジャロン・ラニアーは
    こう表現しました
  • 3:28 - 3:32
    「ソーシャルメディア会社は
    あなたの数分間の注目と
  • 3:32 - 3:36
    包装して売れる可能性のある
    あなたの個人情報を引き換えに
  • 3:36 - 3:39
    楽しい時間を提供している」
  • 3:39 - 3:44
    つまり ソーシャルメディアを使わないことは
    社会的に強硬な態度を取ることではなく
  • 3:44 - 3:47
    他の人にとっての娯楽の一つを
    拒否しているというだけなのです
  • 3:47 - 3:49
    「新聞が嫌いだ
    情報は雑誌から得るんだ」もしくは
  • 3:49 - 3:52
    「ネットワークテレビよりケーブルテレビが好きだ」
  • 3:52 - 3:56
    ということと同じで 物議をかもす話ではありません
  • 3:56 - 3:59
    「この商品を使わない」と言うことが
  • 3:59 - 4:01
    政治的 社会的な意味を持つ
    重大な態度にはなりません
  • 4:01 - 4:04
    ここにスロットマシーンの写真を使用したのは
    偶然ではありません
  • 4:04 - 4:07
    このような技術についてもう少し目を向ければ
  • 4:07 - 4:10
    それは単なる娯楽の種ではなく
  • 4:10 - 4:12
    ある意味 道徳的に芳しくない娯楽の種だからです
  • 4:12 - 4:15
    現在 主要なソーシャルメディア会社の多くが
  • 4:15 - 4:18
    「アテンションエンジニア」と呼ばれる人材を雇い
  • 4:18 - 4:20
    とりわけラスベガスでの
  • 4:20 - 4:21
    カジノギャンブルの原理を応用して
  • 4:21 - 4:25
    商品の中毒性をできる限り高めようと挑戦しています
  • 4:25 - 4:28
    ソーシャルメディア会社は
  • 4:28 - 4:31
    あなたのソーシャルメディア依存を望んでいます
  • 4:31 - 4:35
    なぜならあなたの注目やデータから生まれる利益を
    最大化できるからです
  • 4:35 - 4:37
    従って ソーシャルメディアは
    なくてはならない技術ではなく
  • 4:37 - 4:39
    数多くある娯楽の1つに過ぎません
  • 4:39 - 4:42
    そして よく見ると
    ある意味で道徳的に芳しくないものなのです
  • 4:43 - 4:45
    さて こちらが
    ソーシャルメディアをやめることを提案すると
  • 4:45 - 4:47
    よく聞かれる第2の反論です
  • 4:47 - 4:49
    その反論は次のようなものです
  • 4:49 - 4:50
    「カル、ソーシャルメディアは
    21世紀の経済で成功するために
  • 4:50 - 4:55
    不可欠だから やめられない
  • 4:55 - 4:59
    良く開拓された
    ソーシャルメディアブランドを持たなければ
  • 4:59 - 5:02
    他の人は僕が誰かをわからないし
    見つけられないし
  • 5:02 - 5:03
    チャンスはやってこない
  • 5:03 - 5:07
    そして私は市場から消えてしまうだろう」
  • 5:07 - 5:09
    もう一度言いますが
  • 5:09 - 5:12
    この反論もナンセンスです
  • 5:13 - 5:15
    私は最近この本を出版し
  • 5:15 - 5:19
    いくつかの証拠に基づいて
  • 5:19 - 5:24
    競争の激しい21世紀の経済において
  • 5:24 - 5:26
    市場価値があるのは
  • 5:26 - 5:31
    希少で有益なものを作り出す能力であると主張しました
  • 5:31 - 5:34
    もしあなたが希少で有益なものを作り出せれば
  • 5:34 - 5:35
    市場はそれを評価します
  • 5:35 - 5:38
    多くの場合に市場から見放されてしまうのは
  • 5:38 - 5:42
    誰にでもできる 簡単であまり価値を生まない活動です
  • 5:43 - 5:46
    ソーシャルメディアを使うことは
  • 5:46 - 5:49
    誰にでもできて価値を生まない活動の典型です
  • 5:49 - 5:52
    スマートフォンを持つ6歳児でもできます
  • 5:52 - 5:53
    定義によれば
  • 5:53 - 5:56
    市場はこのような行動に
    高い価値は与えないでしょう
  • 5:57 - 6:01
    その代わりに
    確かな技術を活用して
  • 6:01 - 6:04
    希少で有益な商品を生産する
  • 6:04 - 6:06
    深く集中した仕事を 評価するでしょう
  • 6:06 - 6:08
    ー職人のように
  • 6:08 - 6:12
    別の言い方をすれば
    ーあなたが洗練されたアルゴリズムを書ければ
  • 6:13 - 6:16
    ー弁論趣意書(訴訟等に使われる書類)を
    書ければ
  • 6:16 - 6:18
    ー読者を最後まで飽きさせない
  • 6:18 - 6:20
    千語の散文を書ければ
  • 6:20 - 6:24
    ーあいまいなデータの海を見て
  • 6:24 - 6:26
    統計を活用し
    ビジネス戦略を変えるような
  • 6:26 - 6:28
    洞察ができれば
  • 6:28 - 6:31
    あなたが 「ディープワーク」を必要とする
  • 6:31 - 6:34
    希少で有益な結果を生み出す
    この種の活動ができれば
  • 6:34 - 6:36
    人々はあなたのことを見つけるでしょう
  • 6:36 - 6:38
    あなたは自分の好きな職業を選んで
  • 6:38 - 6:42
    有意義で成功したプロとして
    人生の基礎を築けるでしょう
  • 6:42 - 6:46
    インスタグラムのフォロワー数は
    関係ありません
  • 6:48 - 6:51
    さてソーシャルメディアを
    やめなさいと提案すると必ず聞く
  • 6:51 - 6:54
    第3の反論がこちらです
  • 6:54 - 6:57
    ある意味 これが一番重要かもしれません
  • 6:57 - 6:58
    反論は次の通りです
  • 6:58 - 7:02
    「カル 君に賛成するし 正しいと思うよ
    ソーシャルメディアはなくてはならない技術ではない
  • 7:02 - 7:06
    ソーシャルメディアの使用は
    プロとしての成功のコアになるものでもない
  • 7:06 - 7:07
    でもね
  • 7:07 - 7:12
    無害だし楽しいじゃないか
    『Weird Twitter』も面白いし
  • 7:12 - 7:14
    そんなにたくさん使うわけじゃないし
    僕はミーハーだから
  • 7:14 - 7:16
    試してみるのが面白いんだ
  • 7:16 - 7:19
    それに使わなかったら
    何かを見逃してしまう気がするんだ
  • 7:19 - 7:20
    何が不都合なんだい?」
  • 7:20 - 7:25
    自分のことを思い返すと
    この反論もナンセンスです
  • 7:26 - 7:29
    この場合に 見落としているのは
  • 7:29 - 7:32
    もっと正直に話す必要がある
    非常に重要な事実です
  • 7:32 - 7:34
    十分に立証された
    複雑で重大な危害を
  • 7:34 - 7:37
    ソーシャルメディアがもたらすという現実です
  • 7:39 - 7:41
    ソーシャルメディアの技術を受け入れて
  • 7:41 - 7:43
    生活に取り入れるかどうか判断するときには
  • 7:43 - 7:46
    私たちは このような脅威に
  • 7:46 - 7:48
    直面しなければなりません
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    この技術がもたらす害の一つは
  • 7:51 - 7:54
    私たちのプロとしての成功に関わることです
  • 7:54 - 7:58
    希少で有益なものを生産するための
  • 7:58 - 8:00
    深く集中する能力
  • 8:00 - 8:02
    市場から評価されるスキルを磨くこと
  • 8:02 - 8:04
    これらが市場経済で重要になると
    先ほど主張しました
  • 8:04 - 8:06
    しかしこの主張の前に
  • 8:06 - 8:11
    ソーシャルメディアというツールは
    依存性が高まるよう設計されると言いました
  • 8:11 - 8:13
    実際 設計者が目指す
    ソーシャルメディアの使用方法は
  • 8:13 - 8:16
    起きている間ずっと
  • 8:16 - 8:17
    あなたの注意を可能な限り
    散漫にさせることです
  • 8:17 - 8:19
    それがソーシャルメディアの目指す
    使用方法なのです
  • 8:19 - 8:22
    増え続ける研究によれば
  • 8:22 - 8:25
    もしあなたが1日の多くを
  • 8:25 - 8:27
    注意が断片化された状態で過ごせば
  • 8:27 - 8:30
    「ちょっとインスタグラムを見てみよう」と
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    一瞥するために
    注意を中断してしまえば
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    永久的にあなたの集中力を
    低下させる可能性があります
  • 8:37 - 8:40
    言い換えると
  • 8:40 - 8:42
    競争が激しさを増す経済社会の中で
  • 8:42 - 8:45
    ますます必要となる「深い努力」を行う
    その能力を
  • 8:45 - 8:47
    永久的に減少させてしまいかねないのです
  • 8:47 - 8:49
    つまりソーシャルメディアの使用は
    無害ではなく
  • 8:49 - 8:51
    実際にはあなたが経済社会で
    生き残るための能力に
  • 8:51 - 8:54
    重大な悪影響を持っているといえるのです
  • 8:54 - 8:57
    こうした技術にどっぷりとつかった
    若い世代を見るとき
  • 8:57 - 8:59
    特にこのことが心配になります
  • 9:00 - 9:03
    あなたが集中力を持続する能力を失えば
  • 9:03 - 9:06
    経済との関わりは
    ますます希薄になるでしょう
  • 9:06 - 9:10
    我々がとりわけ問題にしなければならない
    ソーシャルメディアがもたらす
  • 9:10 - 9:13
    心理的な悪影響についても
    良く知られています
  • 9:13 - 9:16
    研究文献によれば
    私たちがソーシャルメディアを使えば使うほど
  • 9:16 - 9:20
    寂しさや孤立感を感じることがわかっています
  • 9:20 - 9:23
    友人が厳選した 楽しそうな生活の写真に
    常にさらされることで
  • 9:23 - 9:28
    あなたは自分を不向きに感じたり
  • 9:28 - 9:31
    うつの頻度が高まる可能性があります
  • 9:32 - 9:36
    そして 近い将来に
  • 9:36 - 9:38
    もっと関心の高まるであろう問題は
  • 9:38 - 9:41
    目覚めている間じゅう
    脳の本来の機能と
  • 9:41 - 9:43
    断続的な報酬をもたらす
    刺激に自分を暴露する行動の間に
  • 9:43 - 9:46
    根本的なミスマッチが生じるということです
  • 9:46 - 9:50
    ラスベガスでスロットマシーンに
    数時間費やすのは一時のことですが
  • 9:50 - 9:53
    もしスロットマシーンを持ち歩いて
    起きてるから寝るまで
  • 9:53 - 9:56
    一日中ハンドルを引いていたら
    ―私たちはそんな風には出来ていません
  • 9:56 - 9:58
    それは脳をショートさせ
  • 9:58 - 10:01
    認知的影響があることが
    分かりつつあります
  • 10:01 - 10:05
    その一つは不安という背景雑音が
    忍び込むことです
  • 10:05 - 10:09
    これに対する警告は
    大学キャンパスに現れてきました
  • 10:09 - 10:13
    もしあなたが大学の
    精神衛生の専門家と話せば
  • 10:13 - 10:16
    大学生の間で広く見られる
    スマートフォンや
  • 10:16 - 10:18
    ソーシャルメディアの使用が
  • 10:18 - 10:23
    学内での不安障害の急増をもたらしていると
    話すでしょう
  • 10:23 - 10:24
    これこそが警告なのです
  • 10:24 - 10:27
    この種の行動は脳本来の機能と
    相容れず
  • 10:27 - 10:29
    あなたを哀れな気持ちにさせるのです
  • 10:29 - 10:32
    ソーシャルメディアの使用には
    実際の犠牲が伴うのです
  • 10:32 - 10:35
    「使うべきか 否か」を
    決めようとするときに
  • 10:35 - 10:37
    「害がない」だけでは不十分です
  • 10:37 - 10:42
    こうした可能性や
    些細とは言えない危害を上回る
  • 10:42 - 10:46
    意味のあるはっきりとした利点を
    実際に見つけなければなりません
  • 10:48 - 10:49
    よくこんなことを聞かれます
  • 10:49 - 10:52
    「わかったけど
    ソーシャルメディアのない生活ってどうなの?」
  • 10:52 - 10:54
    現実にそれを考えるのは少し心配なのでしょう
  • 10:54 - 10:56
    実際にこのプロセスを行った人によれば
  • 10:56 - 10:58
    数週間の困難があると言います
  • 10:58 - 11:00
    それは本当の解毒のプロセスのようです
  • 11:00 - 11:03
    初めの2週間は
    落ち着かないかもしれません
  • 11:03 - 11:06
    少し不安になり
    手足を失ったような気持ちになります
  • 11:06 - 11:08
    しかしそのあとには落ち着いて
  • 11:08 - 11:12
    実際に ソーシャルメディアなしの生活は
    とても前向きなものになるでしょう
  • 11:13 - 11:16
    ソーシャルメディアなしの世界について
    2つお知らせできます
  • 11:17 - 11:20
    1つめは
    とても生産的かもしれないこと
  • 11:20 - 11:24
    私は研究所の教授であり
    5冊の本を書いていますが
  • 11:24 - 11:27
    平日に5時を過ぎて働くことは
    ほとんどありません
  • 11:28 - 11:31
    それを成功させる方法の一部は
  • 11:31 - 11:35
    自分の集中力に配慮しながら取り組めば
  • 11:35 - 11:38
    ーつまり集中を断片化させず
    全体として保てれば
  • 11:38 - 11:40
    自分の集中力を保てるのですー
  • 11:40 - 11:41
    仕事の時間になれば
  • 11:41 - 11:44
    次々と仕事に集中して仕上げ
  • 11:44 - 11:45
    集中力は時間の短縮になります
  • 11:45 - 11:48
    もしすべてのことに次々と
    強い集中力を発揮できれば
  • 11:48 - 11:52
    8時間で終えられる仕事の量に
    きっと驚くはずです
  • 11:52 - 11:56
    ソーシャルメディアなしの生活から
    もう1つ言えるのは
  • 11:56 - 12:00
    仕事の外でも
    とても落ち着いていられるということです
  • 12:01 - 12:04
    「1930年代の農夫のようで 快適だ」と
    私は時々冗談を言います
  • 12:04 - 12:06
    私の余暇の時間に目を向ければ
  • 12:06 - 12:08
    太陽が昇る時に新聞を読んで
  • 12:08 - 12:09
    ラジオで野球中継を聞き
  • 12:09 - 12:11
    子供たちが床に入った後は
  • 12:11 - 12:15
    革製のイスにしっかりと座って
    ハードカバーの本を読みます
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    古風に聞こえますが
    当時はそんなだったかもしれません
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    仕事が終わって時間を過ごすのに
    疲れを癒す平和的な方法なのです
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    絶え間ない刺激のある音や
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    それに伴う不安という
    背景雑音はありません
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    ソーシャルメディアなしの生活は
    本当はそんなに悪くありません
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    こうした筋道をすべてたどれば
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    全員とは言わないまでも
    今よりもっと多くの人がソーシャルメディアを
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    使うべきでないという主張が理解できるでしょう
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    だからこそ 先ず
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    「ソーシャルメディアは私たちが使うべき
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    なくてはならない技術だ」という考えを
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    ナンセンスだと切り捨てることができるのです
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    また 仕事がもらえないという考えも
    切り捨てられます
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    スマホを持つ6歳の子どもにできることに
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    市場価値はありません
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    実害があるという点についても
    強調しました
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    単に無害なものではないのです
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    このトレードオフが
    価値のあるものだというためには
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    はっきりした利益を
    見つける必要があるのです
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    最後にソーシャルメディアなしの生活について
    お話ししました
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    それは素晴らしく有益なものがあります
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    だからこそ みなさんの多くが
    実際にこれらの事実を考慮して
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    少なくとも私が今している考え方について
    考えてほしいのです
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    つまり ソーシャルメディアの
    技術を使わないほうが
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    もっと多くの人にとって
    うまくいくということです
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    もちろん 異議を唱える人もいるでしょう
  • 13:27 - 13:31
    私や私の意見に対して
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    厳しいけれど正確な批判をする人も
    いるでしょう
  • 13:32 - 13:35
    私は もちろんネガティブな
    フィードバックも歓迎です
  • 13:35 - 13:38
    Twitterにコメントをしてください
  • 13:38 - 13:39
    ありがとうございました
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    (拍手)
Title:
ソーシャルメディアはやめなさい | カル・ニューポート | TEDxTysons
Description:

「ディープ・ワーク」はあなたの行動を改善します。短時間でより多くのことを成し遂げ、技術の習得により真の達成感を感じることができるでしょう。

カル・ニューポートはジョージタウン大学のコンピュータ科学の助教です。デジタル時代の基礎理論についての研究に加え、ビジネス世界におけるデジタル技術の影響についても執筆しています。彼の最新の本、『ディープ・ワーク(Deep Work)』では、現代の仕事場においては集中力こそが新しい知能指数であり、注意が散漫にならず集中する能力の価値がますます高まってきていると主張しています。ニューポートはこれまで『あなたを無視できないのはいいことだ( So Good They Can’t Ignore You)』という本で「情熱に従うこと」が良き助言であるという長年の信条について明らかにしたほか、学生に向けた型破りなアドバイスを書いた3つの人気本を執筆しました。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
13:51

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