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女性が成し遂げた政治的進歩 ― これからを考える

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    100年近く前に―
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    そんなに昔ではありません―
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    アメリカ合衆国で大部分の女性が
    投票権を得ました
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    ですが非白人女性が投票権を得るのは
    更に数十年かかりました
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    以来 長い道のりを歩んで来ました
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    でもまだ不十分だと私は思います
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    アメリカ合衆国のみならず
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    世界中で女性が主張していることは
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    もう付け足しではありたくないという事です
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    私達女性は 今後100年を見据えて
    ちっぽけな権利や条件を要求して
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    しぶしぶ許可されるような状態を
    続けたくないのです
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    真の平等 完全な平等を得たいのです
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    女性は自らを
    男性によって男性のために築かれた
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    制度や政府に合わせて暮らすことに
    うんざりしており
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    女性自身のやり方で それらを
    作り直すことを望んでいると思います
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    私はー
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    (拍手)
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    私は今必要なのは 真の平等のための
    女性の政治革命だと思います
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    人種や社会的階級や
    ジェンダーアイデンティティを超え
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    性的指向や
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    政治的意見を超えた革命です
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    女性としてお互いを結びつけるものは
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    お互いを遠ざけるものより
    ずっと意味深いと信じています
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    そこで どのように
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    女性の政治革命を築けるか
    考えてみました
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    今日はそのことについて
    お話ししたいと思います
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    (歓声)
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    (拍手)
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    さいわい 前世紀以来ずっと変わらず
    女性が持っているのは
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    レジリエンス(打たれ強さ)と
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    自分たちだけでなく 来る世代のために
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    よりよい人生を築こうとする責任感です
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    女性は誰一人として
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    自分の娘が
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    自分よりも限定された権利や機会を
    持つのが良いと考えていないはずです
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    私達は皆 私達の前に生きた
    女性がいてこその存在です
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    私自身は
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    根性ある テキサス女性の
    家系から来ています
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    (歓声)
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    祖父母はテキサス州ワコの
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    田舎に住んでいました
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    祖母が妊娠したとき
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    もちろん病院ではなく
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    家で出産をするつもりでした
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    でも分娩が始まった時
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    祖母は近所の女性を呼んで
    祖父の夕飯を作るよう頼んだのです
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    だって…
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    祖父が自分で夕飯を作るなんで
    考えられなかったんです
  • 2:21 - 2:23
    (笑)
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    そんなだったんです
  • 2:25 - 2:28
    (笑)
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    近所の女性は鶏を絞めたことが
    ありませんでしたが
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    その晩の夕食には
    鶏が出される予定でした
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    続きはというと
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    祖母は陣痛の間も
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    片肘で体を起こして
    鶏の首を絞めるわけです
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    そのようにして
    私の母は生まれました
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    (笑)
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    (拍手)
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    でもすごいのは
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    母の祖母にあたる人はテキサスで
    投票ができなかったにも拘わらず
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    なぜならテキサスの法律によると
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    「白痴、低能者
    狂人、そして女性」の
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    参政権が認められて
    いなかったからですが―
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    わずか2世代後に
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    私の母 アン・リチャーズは
    自己の権利により
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    テキサス州初の女性知事に
    選ばれました
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    (拍手と歓声)
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    でも母がテキサス州で
    注目され始めた当時は
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    女性のための機会は
    あまりありませんでした
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    母は一生をかけて
    それを変えようとしました
  • 3:30 - 3:32
    よくこう言いました
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    「女性はチャンスさえ与えられれば
    能力を発揮できます
  • 3:36 - 3:40
    ジンジャー・ロジャーズは
    フレッド・アステアがやったこと全部を
  • 3:40 - 3:42
    ヒールを履いて 後ろ向きで
    やったのですから」
  • 3:42 - 3:43
    そうですよね?
  • 3:43 - 3:47
    まさに女性はそのような事を
    前世紀の間ずっとしていたわけです
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    政治的権力が
    ほとんどないにも拘らずです
  • 3:50 - 3:53
    そして偉大な進歩を成し遂げました
  • 3:53 - 3:54
    アメリカ合衆国で
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    投票権を得て100年が経つ 今
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    女性は労働力の約50%を
    占めています
  • 3:59 - 4:02
    そして子を持つ家庭の4割では
  • 4:02 - 4:04
    女性が主たる稼ぎ手です
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    経済学者は
  • 4:06 - 4:10
    全ての女性労働者が
    1日 休暇をとったら
  • 4:10 - 4:14
    アメリカのGDPに
    210億ドルの損失になると
  • 4:14 - 4:15
    推計しています
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    教育改正法第9編に 教育における平等が
    規定されていることにより
  • 4:21 - 4:24
    現在 女性がアメリカの大学生の
    半数を占めています
  • 4:24 - 4:27
    医学生の半数を占め
    そして法学部学生の半数も…
  • 4:27 - 4:28
    そうなんです
  • 4:28 - 4:30
    (拍手)
  • 4:30 - 4:32
    そして私が本当に感動するのは
  • 4:32 - 4:36
    NASAの宇宙飛行士向けの
    教育機関での卒業生が
  • 4:36 - 4:37
    なんと…
  • 4:37 - 4:39
    史上初めて
    女性が50%を占めたのです
  • 4:39 - 4:43
    (拍手と歓声)
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    重要なのは女性が産業や
  • 4:46 - 4:49
    ビジネスを根底から
    変えていることです
  • 4:49 - 4:52
    しかし政府のこととなると
    話は違います
  • 4:53 - 4:55
    百聞は一見にしかずだと思います
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    これは2017年に撮影された
    ホワイトハウスでの写真です
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    議会の代表らが 議会に提出する
    医療に関する改革法案の
  • 5:03 - 5:06
    最終調整のために
    招集された時のものです
  • 5:06 - 5:09
    この会議の結果のひとつとして
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    出産給付が省かれました
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    それほど驚かないでしょう
  • 5:13 - 5:17
    この会議の参加者の誰一人
    必要としていないのですから
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    残念なことに アメリカの女性は
    このようにして
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    困難な経験から学びました
  • 5:21 - 5:25
    女性が食卓についていなくても
    メニューには載っているでしょ?
  • 5:25 - 5:31
    私たち女性には 単に
    参加機会が十分ないのです
  • 5:31 - 5:34
    アメリカ合衆国で 投票人の
    大半を占めているにも拘らず
  • 5:34 - 5:38
    議員に占める比率では
    世界中の国々よりはるかに遅れています
  • 5:39 - 5:43
    近年の調査によれば
    世界ランキングで
  • 5:43 - 5:47
    アメリカ合衆国の女性議員の割合は
    世界で104番目です
  • 5:47 - 5:50
    104番目ですよ...
  • 5:50 - 5:52
    インドネシアの次です
  • 5:53 - 5:55
    ですから 驚きはないはずです
  • 5:55 - 5:57
    決定しているのが誰かを見ると
  • 5:57 - 6:00
    先進国の中で唯一
    有給の育児休暇がないのもうなずけます
  • 6:01 - 6:05
    そして医療分野の
    研究や改善にも拘わらず―
  • 6:05 - 6:07
    私にとって恐ろしいことなのですが―
  • 6:07 - 6:12
    アメリカ合衆国は先進国の中で
    妊産婦死亡率が1位です
  • 6:13 - 6:16
    同一賃金に関しても
    状況が良好だと言えません
  • 6:16 - 6:18
    アメリカでは未だに
    男性の1ドルの稼ぎに対して
  • 6:18 - 6:21
    女性は平均で
    80セントしか稼ぎません
  • 6:21 - 6:23
    アフリカ系アメリカ人女性の場合は
  • 6:23 - 6:26
    1ドルに対して63セントです
  • 6:26 - 6:29
    ラテン系アメリカ人の場合だと
    1ドルに対して54セントです
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    とても憤慨します
  • 6:31 - 6:33
    イギリスの女性は
  • 6:33 - 6:36
    賃金格差の驚くべき実態を説明するために
  • 6:36 - 6:39
    賢い方法を思いつきました
  • 6:39 - 6:43
    11月10日から年末までの間
  • 6:43 - 6:46
    返信メールに「休暇中」と書き添えて
  • 6:46 - 6:49
    無給で働いている時間数を
    示したんです
  • 6:49 - 6:50
    賢いですよね?
  • 6:50 - 6:53
    これは注目を浴びるアイデアだと思います
  • 6:54 - 6:57
    女性が実際に政治権力を持ったと
    想像してみましょう
  • 6:58 - 7:02
    会議に参加し 決定を行っていると
    考えてみてください
  • 7:03 - 7:05
    女性による政党があって
  • 7:05 - 7:08
    女性にとっての問題を後回しにせず
  • 7:08 - 7:11
    優先的に扱うとしたらどうでしょう
  • 7:12 - 7:13
    調査によると
  • 7:13 - 7:15
    女性が議員になると
  • 7:15 - 7:18
    男性と違う行動をすることが
    わかっています
  • 7:19 - 7:21
    同僚とより協力的で
  • 7:21 - 7:23
    党を超えて協力をして
  • 7:23 - 7:28
    医療や教育へのアクセス
    公民権の改善に関する法案を
  • 7:28 - 7:30
    後押しする傾向があります
  • 7:31 - 7:33
    アメリカ合衆国議会での
    調査からわかったのは
  • 7:33 - 7:36
    女性の方が
    より多くの法案を提出し
  • 7:36 - 7:38
    連名での提出に関わっていることです
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    これらから言えることは
    女性に貢献のチャンスがあれば
  • 7:42 - 7:45
    大きな違いをもたらし
    仕事を完遂します
  • 7:45 - 7:49
    アメリカで今までと違う人々が
    政治的決定を行うとどうなるでしょう?
  • 7:50 - 7:54
    私はもし議会の半数を
    産む性である女性が占めたら
  • 7:54 - 7:56
    避妊や家族計画に関する論争が
  • 7:56 - 7:57
    解決できると強く思います
  • 7:57 - 7:59
    (拍手と歓声)
  • 7:59 - 8:00
    問題に終止符を打てます
  • 8:00 - 8:05
    (歓声)
  • 8:05 - 8:07
    はっきりと こうも思います
  • 8:07 - 8:12
    やっとビジネスは 妊娠を厄介事として
    扱うのをやめるかもしれません
  • 8:12 - 8:15
    そうではなく 何百万人もの
    アメリカ人労働者にとっての
  • 8:15 - 8:18
    医学の優先課題として捉えるでしょう
  • 8:19 - 8:21
    もっと沢山の女性が
    政界に進出すれば
  • 8:21 - 8:25
    政府も家族を引き離すのではなく
    家族が共に生活できることの方を
  • 8:25 - 8:27
    優先させると思います
  • 8:27 - 8:31
    (拍手)
  • 8:31 - 8:34
    もしかしたら一番大事なのは
  • 8:34 - 8:38
    これらが「女性の問題」として
    扱われなくなる事だと思います
  • 8:38 - 8:42
    誰もが後押しできる
    公平性と平等についての
  • 8:42 - 8:44
    基本的な問題になるんです
  • 8:46 - 8:48
    ここで問われるのは
  • 8:48 - 8:52
    女性による政治革命のためには
    何が実際に必要なのかです
  • 8:52 - 8:56
    喜ばしいことに
    動きはすでに始まっています
  • 8:56 - 8:59
    世界中の女性達は職場に対して
  • 8:59 - 9:03
    教育機関に対して
  • 9:03 - 9:04
    そして政府に対して
  • 9:04 - 9:09
    性差別やセクハラや性的暴行を
    絶対に許さないと
  • 9:09 - 9:11
    主張しているのです
  • 9:11 - 9:13
    私達の知る世界中の女性は
  • 9:13 - 9:16
    “Me too”(私も)と
    声をあげています
  • 9:16 - 9:18
    “Me too”は 女性が職種を超えて
  • 9:18 - 9:22
    手を携え戦っていくことで
    さらに力強い運動となり
  • 9:22 - 9:26
    家政婦からハリウッドスターまで
    多くの人が賛同しています
  • 9:26 - 9:30
    デモに参加し 座り込みをし
  • 9:30 - 9:31
    声をあげています
  • 9:31 - 9:33
    女性は現状維持に対して異議を申し立て
  • 9:33 - 9:35
    昔からのタブーを破り
  • 9:35 - 9:38
    そして 誇りを持って暴れ回ります
  • 9:38 - 9:43
    サウジアラビアの女性は
    初めて運転をし始めています
  • 9:43 - 9:45
    (拍手と歓声)
  • 9:45 - 9:50
    イラクの女性は人身売買の被害者に
    寄り添っています
  • 9:50 - 9:55
    そしてエルサルバドルからアイルランドまで
    女性は生殖の権利の為に戦っています
  • 9:55 - 9:59
    ミャンマーの女性は人権のために
    立ち上がっています
  • 10:00 - 10:03
    一言でいうと
    最も意識の高いリーダーは
  • 10:03 - 10:05
    政府から生まれるものではなく
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    世界中の草の根運動に携わる女性から
    生まれるものだと思います
  • 10:09 - 10:12
    (拍手)
  • 10:12 - 10:17
    ここアメリカ合衆国では
    女性は熱狂的です
  • 10:18 - 10:21
    最近のカイザー世論調査によると
  • 10:21 - 10:25
    2016年の大統領選挙以降
  • 10:25 - 10:29
    5人に1人のアメリカ人が
    行進し もしくはデモに参加し
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    女性の権利が1番の問題点として
    取り上げられています
  • 10:32 - 10:34
    女性たちは新しい団体を創設し
  • 10:34 - 10:37
    政治キャンペーンでの
    ボランティア活動に加わり
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    銃砲安全取扱法改正から
    公共教育までの
  • 10:41 - 10:43
    全ての問題点に取り組んでいます
  • 10:43 - 10:46
    そして女性は記録的な数で
    選挙に出馬し
  • 10:46 - 10:48
    当選しています
  • 10:48 - 10:49
    ですので…(笑)
  • 10:49 - 10:50
    (拍手)
  • 10:50 - 10:54
    例えばジョージア州の
    ルーシー・マックバスのような女性
  • 10:54 - 10:58
    (拍手と歓声)
  • 10:58 - 11:03
    ルーシーは息子を銃撃事件で
    亡くしました
  • 11:03 - 11:07
    刑事司法制度の不備を
  • 11:07 - 11:09
    身をもって経験したことから
  • 11:09 - 11:12
    なにか行動を起こそうと
    決意したのです
  • 11:12 - 11:13
    公職選挙に立候補し
  • 11:13 - 11:16
    今年の1月に合衆国下院議員に就任します
  • 11:16 - 11:18
    凄いですよね? あとはー
  • 11:18 - 11:19
    (拍手)
  • 11:19 - 11:22
    ミネソタ出身のアンジー・クレイグ
  • 11:22 - 11:23
    (拍手と歓声)
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    自州の議員がLGBTQに対し
    嫌悪を示す発言をしたため
  • 11:29 - 11:31
    彼女はその議員と選挙で争いました
  • 11:32 - 11:34
    結果はというと 彼女が勝ちました
  • 11:34 - 11:36
    1月に下院議員として登院すれば
  • 11:36 - 11:40
    下院で初めての レズビアンで子を持つ議員に
    なるということです
  • 11:40 - 11:41
    (拍手と歓声)
  • 11:41 - 11:43
    それから
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    (拍手)
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    イリノイ州のローレン・アンダーウッド
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    彼女は正看護師で
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    住んでいる地域で 医療制度に
    十分アクセスできないことが
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    及ぼす影響を目の当たりにし
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    議員に立候補することを決めました
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    予備選挙で6人の男性立候補者に勝ち
  • 12:01 - 12:02
    総選挙で当選しました
  • 12:02 - 12:04
    1月に下院議員として登院すれば
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    アフリカ系アメリカ人女性で初めて
  • 12:07 - 12:09
    イリノイ地区代表の議員になるのです
  • 12:09 - 12:12
    (拍手と歓声)
  • 12:12 - 12:15
    女性は今が自分たちにとって戦いの時だと
  • 12:15 - 12:17
    認識しています
  • 12:17 - 12:18
    許可を待ったり
  • 12:18 - 12:20
    順番が来るまで待ってはいけません
  • 12:21 - 12:24
    故シャーリー・チザムは
    かつて言いました
  • 12:24 - 12:27
    彼女はアフリカ系アメリカ人女性で
  • 12:27 - 12:28
    初めての下院議員で
  • 12:28 - 12:32
    女性として初めて 民主党からの
    大統領候補に立候補しました
  • 12:32 - 12:34
    彼女は言いました
  • 12:35 - 12:38
    「会議で自分の席がなければ
    折りたたみ椅子を使いなさい」
  • 12:38 - 12:42
    国中で女性がそうしています
  • 12:44 - 12:48
    女性は現在 世界で最も重要で
    強い政治的影響力を
  • 12:48 - 12:49
    持っていると思いますが
  • 12:49 - 12:52
    それが一時的でなくするのには
    どうすればいいでしょう?
  • 12:53 - 12:58
    今 実際に必要なのは
    女性に完全な平等を勝ち取るための
  • 12:58 - 13:01
    意見の相違を超え 世代を超え
    誰もが取り残されない
  • 13:01 - 13:03
    グローバルな活動です
  • 13:03 - 13:06
    これを実現するための
    アイデアがいくつかあります
  • 13:07 - 13:09
    その1:抵抗するだけでは足りません
  • 13:09 - 13:11
    「反対だ」というだけでは足りません
  • 13:11 - 13:14
    要求している事に 声をあげて
    誇らしくいる時が来ています
  • 13:14 - 13:18
    完全な男女平等は
    既に社会的価値観の主流であり
  • 13:18 - 13:20
    はっきり主張できるものです
  • 13:20 - 13:23
    男性は女性の同一賃金に賛成しています
  • 13:23 - 13:26
    ミレニアルズは
    男女平等をサポートしています
  • 13:26 - 13:30
    ビジネスは徐々に「家族に優しい」
    施策を取り入れています
  • 13:30 - 13:32
    それが正しいからだけはなく
  • 13:32 - 13:34
    労働者にとっていい事だからです
  • 13:34 - 13:36
    ビジネスにも いい事なのです
  • 13:37 - 13:38
    その2
  • 13:38 - 13:42
    私達はファニー・ルー・ヘイマーの言葉を
    忘れてはいけません
  • 13:42 - 13:45
    「全ての人が自由になるまでは
    誰も自由ではない」と
  • 13:46 - 13:47
    先程も言いましたが
  • 13:47 - 13:51
    この国では有色人種の女性は
    誰よりもずっと後になるまで
  • 13:51 - 13:54
    投票権さえ持てませんでした
  • 13:54 - 13:57
    しかし投票権を得た後は
    一番信頼できる投票者です
  • 13:57 - 14:00
    有色人種の女性は
    女性の権利を支援する候補者への
  • 14:00 - 14:02
    最も信頼できる投票者です
  • 14:02 - 14:03
    そんな彼女たちの背中を追うべきです
  • 14:03 - 14:09
    (拍手と歓声)
  • 14:09 - 14:11
    彼女たちの問題は
    私達の問題でもあるのですから
  • 14:11 - 14:14
    白人女性として
    もっと行動を起こすべきです
  • 14:14 - 14:17
    人種差別、性差別、同性愛嫌悪は
  • 14:17 - 14:20
    全員に影響することなのですから
  • 14:21 - 14:24
    その3:選挙の時は毎回投票に行くこと
  • 14:24 - 14:25
    毎回ですよ
  • 14:25 - 14:28
    誰もが投票しやすい環境を目指して
  • 14:28 - 14:31
    1票1票が数えられるのを
    確かめねばなりません
  • 14:31 - 14:34
    (拍手と歓声)
  • 14:34 - 14:40
    アメリカ合衆国で
    投票の際に直面する障壁は
  • 14:40 - 14:42
    低所得や有色人種の女性
  • 14:42 - 14:45
    働きながら子育てしようとする女性に
  • 14:45 - 14:48
    大きくのしかかっています
  • 14:48 - 14:51
    誰もが投票できる環境を
    作らなければいけません
  • 14:51 - 14:55
    アメリカで 投票日を
    正式な祝日にすることから
  • 14:55 - 14:56
    始めてはどうでしょう
  • 14:56 - 15:01
    (拍手と歓声)
  • 15:01 - 15:04
    その4:指示を待たないこと
  • 15:04 - 15:07
    解決の必要な問題を見つけたら
  • 15:07 - 15:10
    それはあなたが解決すべき問題です
  • 15:10 - 15:14
    新しい団体を作るのもいいし
    公職選挙への出馬でもいい
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    職場で同僚と共に立ち上がるという
    単純な事でもいいかもしれません
  • 15:19 - 15:21
    これはみんな私達次第です
  • 15:22 - 15:26
    その5:女性に投資してくださいね
  • 15:26 - 15:27
    (拍手)
  • 15:27 - 15:31
    立候補者、チェンジメーカー
    リーダーとしての女性に投資して下さい
  • 15:31 - 15:32
    例えば
  • 15:32 - 15:35
    アメリカ合衆国の 今回の選挙期間に
  • 15:35 - 15:40
    女性は2年前より1億ドル多く
  • 15:40 - 15:41
    立候補者や選挙活動に寄付しました
  • 15:41 - 15:44
    これにより沢山の女性が当選しました
  • 15:44 - 15:45
    考えたら納得ですね
  • 15:45 - 15:47
    (拍手と歓声)
  • 15:47 - 15:52
    私は立ちはだかる問題について
    時々考えてみます
  • 15:52 - 15:53
    圧倒的で
  • 15:53 - 15:57
    いつまでたっても解決が
    できないように見えますが
  • 15:57 - 16:00
    解決が困難だという問題が
  • 16:00 - 16:02
    優先すべき問題なのです
  • 16:03 - 16:07
    解決方法がまだ見つかっていないからといって
    あなたにできない訳ではありません
  • 16:08 - 16:10
    だって 女性の仕事が簡単であれば
  • 16:10 - 16:12
    もう既に誰かに取られてますね?
  • 16:12 - 16:13
    (笑)
  • 16:13 - 16:17
    世界中の女性が動いており
  • 16:17 - 16:21
    互いに力づけ 刺激し合っています
  • 16:21 - 16:24
    彼女らが想像もしなかったことを
    しているのです
  • 16:24 - 16:26
    私達女性はこれまで
  • 16:26 - 16:29
    職場やビジネス業界 教育機関への参加で
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    勝ち取った前進を基盤にして
  • 16:32 - 16:35
    今度はそれを本当の政治権力を
    築くことに向けることで
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    21世紀のあり方を変えられます
  • 16:38 - 16:40
    1人が無視され
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    2人が退けられても
  • 16:42 - 16:44
    一丸になれば
    誰も止めることのできない
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    女性運動になるのですから
  • 16:45 - 16:47
    ありがとうございました
  • 16:47 - 16:48
    (拍手と歓声)
  • 16:48 - 16:50
    ありがとうございました
  • 16:50 - 16:51
    (拍手)
Title:
女性が成し遂げた政治的進歩 ― これからを考える
Speaker:
セシル・リチャーズ
Description:

前世紀に渡り、女性たちは現状維持に対して異議を申し立て、古いタブーを破り、ビジネスを根底から変える事によって極めて大きな進歩を成し遂げました。しかし、「政界への進出となると、話が少し違う。まだまだやるべきことが沢山ある」と活動家セシル・リチャーズは言います。この先見性のあるトークでリチャーズは、女性の平等を求めるグローバルな政治革命を呼びかけ、それを成し遂げるためのアイデアを提案します。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
17:04

Japanese subtitles

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