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120308 コミュニティ・パワー会議 セッション3 地域と世界のネットワーク / 総括コメント

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    こんにちは
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    日本にご招待いだだきありがとうございます
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    この国に起きた大きな出来事を回想するイベントが
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    開催されているこの時期に来られて光栄です
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    他の登壇者も言われたように
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    あなたの国を襲った問題を
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    新しい革命を始めるためのまたとない機会として使うことは
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    すなわち出来事を負債としてではなく
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    大きなチャンスとすることは
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    世界の他の地域の模範を示すことになるでしょう
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    いくつかのことをお話したいと思います
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    まず、私がどこから来たかをお話します
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    お気づきかもしれませんが私の英語には訛があります
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    私はチリ出身ですがカナダに住んでいます
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    カナダの最大の学際的大学(ヨーク大学)に所属しています
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    この大学での学問を生かす手法としては
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    知識を結集して社会の向上に貢献することです
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    これがこの大学の手法です
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    私達は大学内に持続可能エネルギー委員会を立ち上げました
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    その唯一の目的は
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    再生可能エネルギーの利用を進めることと
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    エネルギーの利用効率を上げることで、
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    それはカナダの社会だけでなく
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    全世界においてです
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    そのために私達が採用した手法は
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    大学と工科大学と再生可能エネルギーセンターの力を
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    結集することです
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    ヨーク大学がどこにあるかをご存知ないかたのために
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    これは北米の五大湖地方の地図です
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    トロント市が大学の南にあります
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    大学はトロント市の北に位置しています
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    ヨーク地方の境界近くにあります
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    私たちの手法は理論を使って実践することです
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    その意図は
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    若い人々がリーダーになれるという
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    あたらしいチャンスを示すことです
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    すでにコミュニティ・パワーや再生可能エネルギーへの
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    転換を実践しているリーダーを教室に招きます
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    この写真はすでに地域で再生可能エネルギーの
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    プロジェクトを開発している二人のリーダーが、
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    どうやって実践するかのかを学生に解説しているところです
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    これは実験場すなわち屋外実験場で
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    学生が再生可能エネルギーを学んでいます
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    彼らをここに来させて現時点で未来が
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    どのように見えるかを理解させます
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    太陽光で電気自動車を充電する施設
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    電気や暖房や冷房に再生可能エネルギーを使う建物
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    学生がよくする質問は
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    どうしてカナダの他の地域は
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    この再生可能エネルギーセンターで
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    既に実践されているものを使わないのかというものです
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    そして、どうやって違うやり方で実行できるのかを学びます
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    この写真は若者が大学の太陽エネルギーの
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    利用可能性を測っているところです
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    大学の再生可能エネルギーの利用戦略をたてるためです
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    私は実習も重視しています
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    この写真では学生がソーラー・システムの組み立てを
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    行っているところです
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    これで実践的に知識を得ることができます
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    他のプロジェクトとしてはパートナーと共同で
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    ソーラー・システムの設置を行っています
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    もっとも最近のプロジェクトではデンマークから人を招いて
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    安全に風力タービンを設置する実習を行いました
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    この写真では大学の北にある町と共同で
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    できるだけたくさんの公共施設にソーラー・システムを
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    設置したいと思っています
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    私達の研究チームが町全体を調査し
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    どのぐらいの太陽光の可能性があるかを調査しました
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    そしてすべての情報をGISシステムに入力し
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    政治家に提供されました
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    彼らが地域と相談して
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    どこに再生可能エネルギーシステムを導入するかの
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    決定をできるようにしました
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    これが私がこの発表で示したい4つのアジェンダです
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    まずコミュニティ・パワーへのさまざまな挑戦です
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    友人のステファン・ゼンガーが
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    カナダとくにオンタリオ州においてどのような経緯で
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    固定価格買取制度を実現したか
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    ついて言及してくれました
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    カナダでは電力の規制は州(province)で行われます
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    国レベルの連邦政府ではありません
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    ここで示す例はオンタリオ州のものです
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    オンタリオ州はカナダで最も産業が発達し人口の多い州です
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    この取り組みは2003年に始まりました
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    ダルトン・マギンティ(Dalton McGinty)という政治家が
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    彼は石炭発電を廃止しようとしました
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    人々の健康を害し
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    温室効果ガスの排出が環境に影響を与え
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    そのうえ大気汚染がすべての人に悪影響を与えるからです
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    2003年に私がバンクーバーからトロントに引っ越して
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    再生可能エネルギーを導入するために働き始めたとき
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    効率性向上が石炭発電をやめるための解決策でした
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    このスライドで示すように
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    2006年、活動を始めて3年後に
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    最初の固定価格買取制度が導入されました
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    この制度は初歩的なもので
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    非常に基礎的なものでしたが
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    2009年に改正されました
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    ステファン・ゼンガーが言及してくれた会議の後のことでした
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    そこで政府はグリーン・エネルギー法を導入し
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    より洗練された固定価格買取制度が導入され
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    コミュニティ・パワー・プログラムの導入による
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    改革が行われました
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    地域レベルでも新しい再生可能エネルギーの市場に
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    参加できるようになりました
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    固定価格買取制度は現在、見直しが行われており
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    オンタリオ州の新しい固定価格買取制度が
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    近々発表されることでしょう
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    再生可能エネルギー・プログラムの最初に導入されたのが
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    この写真で示すものです
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    私達は多くの人々に見てもらえるものを選びました
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    これはカナダの見本市会場です
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    ここには毎年夏に数百万人の人々が楽しんだり
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    音楽を聴いたり芝居を見るために訪れます
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    それがここに風力発電を設置することにした理由です
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    これが北米で最初に設置された都市の風力発電です
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    この後カナダのいくつかの都市で
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    太陽エネルギーの施設が設置されました
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    このサイズは現在では笑ってしまうぐらい小さいものですが
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    これは2、3キロワットの施設です
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    固定価格買取制度の創設により
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    このような施設を見ることが多くなりました
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    これは典型的な日本でも
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    私の住むオンタリオ州でも見られるような住宅用施設です
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    工場も作られるようになりました
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    例えばソーラー・システムを生産する工場で
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    商業ビルに設置された設備が見られるようになりましたし
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    これは私の好きな施設ですが
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    農民が今や太陽や風や野菜を育てることができます
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    これは現時点で世界最大の施設です
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    サルニアという町にあります
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    オンタリオ州北部にあります
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    90メガワットの太陽光です
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    誰かがオンタリオ州ではそれほど太陽光が豊富ではないと
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    言ったかもしれませんが実際は豊富です
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    平均的にはドイツよりもずっと太陽光が豊富です
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    特にオンタリオ州南部ではそうです
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    さまざまな職種の人が再生可能エネルギー業界で
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    働いています
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    再生可能エネルギー設備に人々が集まり
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    地域で何ができるかを話し合うことも行われています
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    固定価格買取制度の導入後に発生した問題としては
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    再生可能エネルギーに反対する人々が
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    非常に強くなったことです
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    固定価格買取制度ができる前は
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    石炭発電や原子力発電に関わる人々は
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    問題にはなりませんでした
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    彼らは再生可能エネルギーは
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    取るに足らないと思っていたのです
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    適切に設計された固定価格買取制度が導入されると
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    市場の反応はとても大きなものでした
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    再生可能エネルギーに反対する声も非常に大きくなりました
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    ステファンが言及してくれたように
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    人々の主張のポイントとなったのは
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    「風力発電は私達を病気にする」
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    「騒音で気が狂ってしまう」
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    「鳥が死んでしまう」などなど
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    静かな人々が心配したのが鳥のことでした
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    かつて誰も鳥の心配をしませんでしたが
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    今やとても鳥を救いたくなりました
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    「風力発電は鳥を殺す」と主張して
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    彼らはこの写真で示すように極端な行動に走りました
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    再生可能エネルギーに反対する人々が一般の人々に
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    イメージを植え付けるためのプロパガンダの一例です
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    「本当に風力発電が欲しいのですか?」
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    「あなたの地域に起こることを見てください」
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    「こんな火災が起こります」
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    だれもこんな火災を見た人はいません
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    タワーは通常鋼鉄で作られています
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    コンクリートの場合もありますが
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    ほとんどは鋼鉄です
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    このような火災は
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    コンピュータ・アニメーションで作られました
  • 12:59 - 13:03
    世界風力エネルギー協会事務局長のステファンさんに聞けば
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    このような火災がいまだかつて起きたことがないことが
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    わかるでしょう
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    再生可能エネルギーへの転換を望まない人々は
  • 13:12 - 13:20
    このようなタイプの間違った情報を用いるということです
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    私の提案するのは
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    きわめて現実的な戦略を用いるべきだということです
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    地域社会に何が正しくて何が正しくないかの情報を
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    提供することです
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    心に留めて置くべき重要なことは
  • 13:36 - 13:39
    それが正しくないと思っても
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    地域社会にとっては重要なことがあります
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    地域の人々が懸念することを大切にすることです
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    彼らが知りたいのは
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    騒音が家族に影響を与えるかどうかなどです
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    そのような心配は的外れだと言う人もいます
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    彼らが心配しているのですから
  • 14:00 - 14:02
    それが心配なのだということは確かです
  • 14:02 - 14:04
    このような心配に対しては
  • 14:04 - 14:09
    プロフェッショナルなやり方で対応すべきです
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    国際的な経験の例を示したいと思います
  • 14:14 - 14:19
    このプロジェクトは知識の普及を目指しています
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    地域社会が再生可能エネルギーを
  • 14:22 - 14:25
    より正しく理解できるようにするためです
  • 14:25 - 14:28
    最初は RETSCreen です
  • 14:28 - 14:30
    RETScreen の意味は
  • 14:30 - 14:34
    再生可能エネルギー技術スクリーニング・ツールです
  • 14:34 - 14:38
    これはカナダ政府によって開発され
  • 14:38 - 14:41
    約30カ国語で提供され
  • 14:41 - 14:46
    30万人のユーザーがいます
  • 14:46 - 14:48
    世界のほとんどの国の
  • 14:50 - 14:52
    私達の大学にもこの組織のパートナーがおり
  • 14:52 - 14:56
    トレーナーのトレーニングを行っています
  • 14:56 - 15:01
    このツールについて教えることに興味がある人は
  • 15:01 - 15:03
    私に相談してください
  • 15:03 - 15:04
    よろこんでお教えします
  • 15:04 - 15:08
    トレーナーのトレーニングのための一連のコースがあります
  • 15:08 - 15:11
    英語とフランス語の両方のコースがあります
  • 15:11 - 15:14
    もしフランス語がお好みならば
  • 15:14 - 15:19
    フランス語でもこのツールについてお教えできます
  • 15:19 - 15:22
    二番目の重要な例は
  • 15:22 - 15:26
    国際固定価格制度協会です
  • 15:26 - 15:42
    これはスペイン、ドイツ、ギリシア、それから
  • 15:42 - 15:46
    スロベニア政府によって構成される組織です
  • 15:46 - 15:49
    これらの国々は重要なことを行うために集まりました
  • 15:49 - 15:56
    定期的にそれぞれの首都やブリュッセルに集まり
  • 15:56 - 16:00
    固定価格買取制度について学びたい人に
  • 16:00 - 16:02
    どうやって設計したらよいか
  • 16:02 - 16:04
    どのように維持したらよいのか
  • 16:04 - 16:08
    どうやって改良したらよいかを学びたい人
  • 16:08 - 16:11
    固定価格買取制度に関わっている人に
  • 16:11 - 16:13
    この会議を無料で提供しています
  • 16:13 - 16:15
    私の考えでは
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    これは私達がとるべき手法の一つだと思います
  • 16:18 - 16:21
    私達は現実的でなければなりません
  • 16:21 - 16:24
    つまり現実的なアイデアに集中すべきです
  • 16:24 - 16:27
    しかし同時に、利他主義者でなければなりません
  • 16:27 - 16:30
    利他主義は利己主義の反対です
  • 16:30 - 16:34
    世界が必要とするのは利他主義です
  • 16:34 - 16:36
    問題が複雑になり
  • 16:36 - 16:41
    人類を前に進めるための基礎が必要です
  • 16:41 - 16:45
    最後に述べたいのは、近々発足する
  • 16:45 - 16:49
    国際再生可能エネルギー学習プラットホームです
  • 16:49 - 16:54
    国際再生可能エネルギー機関が間もなく発表するでしょう
  • 16:54 - 16:59
    私が述べたプロジェクトはすべて私が直接参加しています
  • 16:59 - 17:05
    このプロジェクトは特に興味を持って参加しているものです
  • 17:05 - 17:12
    世界中に教授達や学生達のネットワークを作りました
  • 17:12 - 17:17
    私は日本の教授や学生に会いたいと思っています
  • 17:17 - 17:21
    あなたもこのネットワークの一員になることができます
  • 17:21 - 17:27
    このアイデアは、再生可能エネルギーに関係する情報を
  • 17:27 - 17:30
    世界中に普及させるためのプラットホームを作ることです
  • 17:30 - 17:34
    国際再生可能エネルギー機関(IRENA)には
  • 17:34 - 17:36
    現在148の参加国があります
  • 17:36 - 17:38
    このプラットホームは何年もの間
  • 17:38 - 17:41
    非常に多くの人々に提供されるでしょう
  • 17:41 - 17:43
    とても重要な役割を果たすでしょう
  • 17:43 - 17:47
    最後に、私の意見では
  • 17:47 - 17:50
    グローバルとローカルの両方において
  • 17:50 - 17:55
    最も重要な次のステップお話したいと思います
  • 17:55 - 18:00
    最初にお話したいのが
  • 18:00 - 18:03
    組織的に行われる努力です
  • 18:03 - 18:08
    いわゆる「再生可能エネルギーの神話」についてです
  • 18:08 - 18:12
    人々にこのような問題があるとき
  • 18:12 - 18:15
    プロフェッショナルな手法で対処することです
  • 18:15 - 18:18
    科学的に厳格な情報を用いて
  • 18:18 - 18:21
    地域レベルの人がプロフェッショナルな情報に
  • 18:21 - 18:24
    アクセスできるようにします
  • 18:24 - 18:26
    決定の根拠になるのが想像やプロパガンダではなく
  • 18:26 - 18:32
    データや事実であるようにすることです
  • 18:32 - 18:35
    そのため、私の提案は
  • 18:35 - 18:39
    新しい訓練の機会を作ることです
  • 18:39 - 18:43
    世界中のジャーナリストやコミュニケーターが
  • 18:43 - 18:46
    集まって互いに意見交換をして
  • 18:46 - 18:50
    再生可能エネルギーについての意思疎通を
  • 18:50 - 18:52
    どのようにすれば正しく行えるかを互いに学ぶ機会を作るのです
  • 18:52 - 18:55
    21世紀には、コミュニケーターの役割は
  • 18:55 - 18:58
    より重要になっています
  • 18:58 - 19:03
    何千年もの間、人類は物語を語り継いできました
  • 19:03 - 19:07
    何千年もの間、地域社会でたき火の周りに座って
  • 19:07 - 19:10
    話し合ってきました
  • 19:10 - 19:12
    今日では
  • 19:12 - 19:17
    ジャーナリスト、コミュニケーター、映画監督、アーチスト
  • 19:17 - 19:20
    彼らがその役割を担っています
  • 19:20 - 19:21
    グローバル・コミュニケーターなのです
  • 19:21 - 19:23
    彼らに必要な手法は
  • 19:23 - 19:26
    情報にアクセスする手段が必要です
  • 19:26 - 19:30
    私が東京に来たのはこのことについて
  • 19:30 - 19:35
    ISEPやJREFや他の組織の人々と意見交換するためです
  • 19:35 - 19:38
    近々すべきことがあると思うからです
  • 19:38 - 19:40
    地域の再生可能エネルギープロジェクトに関して
  • 19:40 - 19:44
    地域の様々な立場の方々と協力することです
  • 19:44 - 19:48
    この前のセッションに参加された方々は
  • 19:48 - 19:50
    これらをどのように行うかについて話されました
  • 19:50 - 19:54
    私はこのことに関して4つの提案をしたいと思います
  • 19:54 - 20:00
    その第一は最良の方法である「地域オーナーシップ」です
  • 20:00 - 20:02
    地域の開発主体に対して有利になるように
  • 20:02 - 20:05
    固定価格買取制度を設計することは
  • 20:05 - 20:08
    理にかなったことです
  • 20:08 - 20:12
    しかしこれ以外の取り得る戦略も簡単に述べます
  • 20:12 - 20:17
    まず第一に、デンマークがおこなっている戦略です
  • 20:17 - 20:21
    ソーレンが分かり易く説明してくれましたが
  • 20:21 - 20:24
    ここでは手短かにお話します
  • 20:24 - 20:28
    地域レベルの必要にしたがって
  • 20:28 - 20:31
    再生可能エネルギーを組み合わせることです
  • 20:31 - 20:36
    デンマークでは風力が足りないことはあまりなく
  • 20:36 - 20:38
    風力が多すぎることのほうが多くあります
  • 20:38 - 20:41
    デーンマークの解決策は
  • 20:41 - 20:47
    過剰の風力に対処するためのシステムを構築することでした
  • 20:47 - 20:50
    これは風力が足りない場合にも使えます
  • 20:50 - 20:52
    このシステムを用いて
  • 20:52 - 20:55
    風力が余るときには
  • 20:55 - 20:59
    それも熱湯に変換して蓄えます
  • 20:59 - 21:02
    熱湯は地域内で貯蔵されます
  • 21:02 - 21:07
    地域内分配網で分配されます
  • 21:07 - 21:09
    これによって過剰風力の問題は解決されました
  • 21:09 - 21:13
    デンマークの計画では2020年までには
  • 21:13 - 21:20
    52%の電力を風力で賄うことになっています
  • 21:20 - 21:24
    これが可能なのは大量のエネルギーを扱えるシステムを
  • 21:24 - 21:29
    すでに持っているからです
  • 21:29 - 21:33
    その他に必要なことは
  • 21:33 - 21:38
    すべての再生可能エネルギーのデベロッパーを組織し
  • 21:38 - 21:44
    地域所有かそうでないかに関わらず
  • 21:44 - 21:47
    すべてのプロジェクトで
  • 21:47 - 21:53
    地域による関わりを、運用や維持管理と同じような
  • 21:53 - 21:56
    固定的なコストと考えるようにすることです
  • 21:56 - 21:59
    事業を行うためのコストと考えるのです
  • 21:59 - 22:02
    再生可能エネルギーに関わるすべての人はそうすべきです
  • 22:02 - 22:05
    地域で事業を行うためにはそうすることが必要です
  • 22:05 - 22:07
    最後に申し上げるのは
  • 22:07 - 22:13
    最初のセッションで鈴木さんが言及されたような
  • 22:13 - 22:16
    大規模施設プロジェクトです
  • 22:16 - 22:19
    これについて手短に説明させていただきます
  • 22:19 - 22:23
    大規模太陽光施設あるいは
  • 22:23 - 22:26
    大規模風力施設を設置する場合
  • 22:26 - 22:28
    たとえは80メガワットの場合
  • 22:28 - 22:32
    80メガワットのかわりに85メガワットを導入します
  • 22:32 - 22:34
    5メガワットを余分に導入するのです
  • 22:34 - 22:39
    デベロッパーにとっての費用は小さいものです
  • 22:39 - 22:43
    プロジェクトの全コストに対して6.25%です
  • 22:43 - 22:46
    余分の5メガワットで何をするかというと
  • 22:46 - 22:50
    1,000件の5キロワットのプロジェクトもしくは
  • 22:50 - 22:54
    500件の10キロワットのプロジェクトによって
  • 22:54 - 23:00
    太陽光設備を診療所や学校や緊急時対応機関など
  • 23:00 - 23:06
    診療所や学校の人々に設置された太陽光設備を
  • 23:06 - 23:09
    維持する方法を教えれば
  • 23:09 - 23:14
    このことを世界中の多くの場所で行えば
  • 23:14 - 23:18
    再生可能エネルギーに好意的な地域ができます
  • 23:18 - 23:22
    これによって再生可能エネルギーの利点を
  • 23:22 - 23:25
    他の人々に説明するための用意ができます
  • 23:25 - 23:28
    これが私の戦略です
  • 23:28 - 23:30
    最後に結論です
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    何年もの間
  • 23:32 - 23:35
    デンマークやドイツは再生可能エネルギーを
  • 23:35 - 23:38
    世界中に広めるリーダーでした
  • 23:38 - 23:40
    私の考えでは
  • 23:40 - 23:44
    日本が同じような役割を担うときが来ました
  • 23:44 - 23:46
    日本にはノウハウがあります
  • 23:46 - 23:50
    日本には技術的な専門性があります
  • 23:50 - 23:52
    例えばすでに日本は
  • 23:52 - 23:54
    太陽光で世界のリーダーになる準備が整っています
  • 23:54 - 23:55
    それだけでなく
  • 23:55 - 23:57
    日本の人々にとって重要なことは
  • 23:57 - 24:00
    世界中の人類のために何かをすることだと思います
  • 24:00 - 24:05
    第一に日本は核の被害を最初に受けた国です
  • 24:05 - 24:09
    日本人はそれがどれほど厄介なものかや
  • 24:09 - 24:12
    再生可能エネルギーがよりよい選択肢であるかを
  • 24:12 - 24:14
    自信を持って語れるはずです
  • 24:14 - 24:19
    日本人とりわけここに来られている方々にお勧めするのは
  • 24:19 - 24:24
    新しい国際ネットワークを作る努力を始めることです
  • 24:24 - 24:27
    再生可能エネルギーのすべての人類に届けるために
  • 24:27 - 24:30
    日本だけでなく、すべての人々に
  • 24:30 - 24:32
    私達がそうすることができれば
  • 24:32 - 24:34
    地球環境を守り
  • 24:34 - 24:36
    私達全員がエネルギーの安全を手に入れることができ
  • 24:36 - 24:41
    今後決して福島の光景を見ることがないようにできます
  • 24:41 - 24:46
    ご清聴ありがとうございます
  • 26:53 - 27:00
    これはとても新しいコンセプトです
  • 27:00 - 27:04
    いくつかの国にはありましたが
  • 27:04 - 27:07
    「コミュニティ・パワー」をテーマにして話し合うのは
  • 27:07 - 27:10
    2、3年前に始まったことです
  • 27:10 - 27:16
    そのため、コミュニティ・パワーを扱う
  • 27:16 - 27:21
    ネットワークや組織は進化の途上にあります
  • 27:21 - 27:26
    私たち風力エネルギー協会もコミュニティ・パワーを扱うだけでなく
  • 27:26 - 27:29
    風力そのものやその他の政治的経済的な面についても
  • 27:29 - 27:31
    扱っています
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    もちろん私達もネットワークを提供しようとしています
  • 27:35 - 27:39
    私たちのコミュニティ・パワー・ワーキンググループも
  • 27:39 - 27:42
    同じ努力をしています
  • 27:42 - 27:45
    2つのことを申し上げます
  • 27:45 - 27:49
    1つには、私たちが知っておくべきことは
  • 27:49 - 27:52
    ネットワークについて話す時
  • 27:52 - 27:54
    私達は国際的な組織でもあるので
  • 27:54 - 27:55
    矛盾を抱えています
  • 27:55 - 28:02
    地域レベル、あるいは個人レベルの活動を奨励することと
  • 28:02 - 28:05
    私は機能集中は望みませんが
  • 28:05 - 28:10
    私たちは世界的な組織なので
  • 28:10 - 28:17
    グローバル・ネットワークとして私たちができることは
  • 28:17 - 28:19
    触媒となって
  • 28:19 - 28:21
    何倍もの人々に伝えてくれる人に伝えることです
  • 28:21 - 28:25
    世界中のすべてのコミュニティ・パワーの活動家に
  • 28:25 - 28:28
    語りかけることはできません
  • 28:28 - 28:32
    私達が話せるのは国レベルあるいは
  • 28:32 - 28:34
    地域レベルの組織に対してであり
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    そこで情報を交換できるようにします
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    もう1つのことは
  • 28:41 - 28:48
    驚くべきことは、それはここ2、3年に起こったことですが
  • 28:48 - 28:52
    「コミュニティ・パワー」を明確に掲げた会議が
  • 28:52 - 28:55
    大きな影響を与えていることです
  • 28:55 - 29:00
    世界中でいくつもの組織がコミュニティ・パワーへの支持を
  • 29:00 - 29:08
    主要な目標として明確に掲げて設立されています
  • 29:08 - 29:12
    オンタリオ・持続可能なエネルギー協議会(OSEA)は
  • 29:12 - 29:14
    それより前からありました
  • 29:14 - 29:18
    オーストラリアにはエンバークという組織があります
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    現在設立過程にあるのが
  • 29:23 - 29:29
    ヨーロッパ再生可能エネルギー協同組合です
  • 29:29 - 29:34
    驚くべきことにネットワークは現在
  • 29:34 - 29:37
    始まり成長しています
  • 29:37 - 29:41
    私達は第一義的には風力や他の組織とも
  • 29:41 - 29:43
    共同活動をしたいと思っています
  • 29:43 - 29:51
    国際ネットワークにとって、直接個人に働きかけるのは
  • 29:51 - 29:55
    難しいという問題はありますが
  • 29:55 - 30:00
    最終目標の達成にふさわしいネットワークを提示し
  • 30:00 - 30:02
    ISEPは日本だけにとどまらず
  • 30:02 - 30:04
    とても重要な役割を果たされていますが
  • 30:04 - 30:07
    ISEPのような他の組織とも協力していきたいと思います
  • 30:35 - 30:39
    私にとっての始まりは京都議定書です
  • 30:39 - 30:44
    京都でのCOP会議、確かCOP3でした
  • 30:44 - 30:46
    日本でしたよね
  • 30:46 - 30:50
    当時我が国にはスヴェン・オーケンという大臣がおり
  • 30:50 - 30:53
    残念ながら数年前に亡くなりました
  • 30:53 - 30:56
    この会議でデンマークを代表し
  • 30:56 - 30:59
    エネルギーの環境の脅威に対して提言を行いました
  • 30:59 - 31:02
    同じ会議で彼が発表したのは
  • 31:02 - 31:07
    京都から帰ったらエネルギー・アイランドに
  • 31:07 - 31:09
    サムソ島を指命することでした
  • 31:09 - 31:12
    私はその時点では知りませんでした
  • 31:12 - 31:14
    日本人の何人かがそれを聞き
  • 31:14 - 31:18
    私が事務所を開いたすぐ後にある日本人が電話をしてきて
  • 31:18 - 31:20
    エネルギー・アイランドを見に行ってもいいですか
  • 31:20 - 31:21
    と言われました
  • 31:21 - 31:24
    でもそのようなものは何もありませんでした
  • 31:24 - 31:26
    単に名称だけでした
  • 31:26 - 31:28
    私が興味深いと思ったことは
  • 31:28 - 31:33
    日本人がプロジェクトに関心を持っていることは
  • 31:33 - 31:36
    政治家や事業家にとって価値あることであると
  • 31:36 - 31:39
    市場にとっても同じである
  • 31:39 - 31:41
    その時お会いしたのがあそこに座っていらっしゃる
  • 31:41 - 31:43
    素晴らしい女性でした
  • 31:43 - 31:45
    彼女が10年前にサムソ島を訪れました
  • 31:45 - 31:46
    そうですよね
  • 31:46 - 31:48
    10年前に彼女がサムソ島に来られたのは
  • 31:48 - 31:52
    このネットワークがあってこの情報があったからです
  • 32:14 - 32:17
    これがネットワークの働きです
  • 32:17 - 32:21
    物語が何度も語られるたびに
  • 32:21 - 32:23
    ネットワークは生きたネットワークになるのです
  • 32:23 - 32:25
    ネットワークがひとりで動き出します
  • 32:25 - 32:27
    私はあなたは何もする必要がなく
  • 32:27 - 32:30
    ネットワーク自体が動くのです
  • 32:30 - 32:34
    私がするのは少しだけネットワークの面倒を見るだけです
  • 32:34 - 32:36
    たとえば飯田さんにサムソ島でやっていることを話すだけで
  • 32:36 - 32:38
    彼はおそらく私達がしていることを利用してくれます
  • 32:38 - 32:43
    彼はおそらく他の人のネットワークも使っているはずです
  • 32:43 - 32:47
    それらを組み合わせてより興味深いプロジェクトにします
  • 32:47 - 32:49
    あなたが10年後に来られたら
  • 32:49 - 32:51
    新しいものをお見せできますし
  • 32:51 - 32:53
    また新しい友人を連れてくることもできます
  • 32:53 - 32:58
    ネットワークが健康なときには自分で成長し
  • 32:58 - 33:01
    広がり続けます
  • 33:01 - 33:02
    私の手の届かないことです
  • 33:02 - 33:05
    それはよいことです
  • 33:05 - 33:07
    これから派生することは
  • 33:07 - 33:10
    企業やメーカーが私達を好きになるということです
  • 33:10 - 33:12
    日本から多くの人がメーカーを見るために
  • 33:12 - 33:14
    サムソ島を訪れますが
  • 33:14 - 33:19
    風力発電や太陽光パネルやボイラーなどを見ます
  • 33:19 - 33:23
    私達がエネルギー・ネットワークに使っているものです
  • 33:23 - 33:25
    大学や研究機関も私達が好きです
  • 33:25 - 33:29
    プロジェクトの影響を調査研究できるからです
  • 33:29 - 33:33
    技術的側面、実務的側面、あるいは社会的側面
  • 33:33 - 33:40
    人々の行動などへの影響なのです
  • 33:40 - 33:45
    地域的なプロジェクトがグローバルになります
  • 33:45 - 33:49
    それによって新しいネットワークが現れ
  • 33:49 - 33:51
    私がヒントをもらうかもしれません
  • 33:51 - 33:54
    次に違うネットワークに出会うとき
  • 33:54 - 33:59
    私のでもステファンのネットワークでもなくても
  • 33:59 - 34:03
    別のネットワークから何かを学びます
  • 34:03 - 34:06
    ネットワークが束になったり
  • 34:06 - 34:08
    生物のように成長して
  • 34:08 - 34:11
    それぞれ違う方向に枝を伸ばしたりすることは
  • 34:11 - 34:13
    とても興味深いことです
  • 34:13 - 34:15
    これが私達にグリーンな成長をもたらすのだと思います
  • 39:29 - 39:34
    私は一緒に活動をしている人々の話をします
  • 39:34 - 39:37
    30万人のメンバーです
  • 39:37 - 39:45
    ネットワークの反応は大切だと思います
  • 39:45 - 39:47
    ネットワークがなぜ機能するかというと
  • 39:47 - 39:53
    役に立つことが自分の言葉で伝えられるからだと思います
  • 39:53 - 39:56
    このプログラム RETScreen は
  • 39:56 - 40:03
    地域社会において再生可能エネルギープロジェクトが
  • 40:03 - 40:08
    実現可能になったなら
  • 40:08 - 40:11
    これを実現するために
  • 40:11 - 40:14
    ソフトウェアの作成者は
  • 40:14 - 40:22
    気象条件についての世界中のデータの所有者と協力しました
  • 40:22 - 40:25
    このネットワークはとてもよく働いています
  • 40:25 - 40:28
    その組織はNASAといいます
  • 40:28 - 40:31
    NASAは衛星ネットワークを持っているので
  • 40:31 - 40:34
    持続的に太陽放射や風などのデータを集めています
  • 40:34 - 40:39
    彼らはそれらのデータを無料で RETScreen にくれます
  • 40:39 - 40:44
    RETScreen もあなたに無料でデータを提供します
  • 40:44 - 40:52
    例えば投資の内部利益率を計算したい場合
  • 40:52 - 40:56
    あるいは80メガワット太陽光の利益
  • 40:56 - 41:02
    RETScreenの最新版を無料でダウンロードし
  • 41:02 - 41:05
    15分以内に使い方を習得できます
  • 41:05 - 41:12
    そして非常に正確な財務データが得られます
  • 41:12 - 41:15
    別の人に見せることができます
  • 41:15 - 41:19
    私にとってネットワークが重要なのは
  • 41:19 - 41:21
    ネットワークが正しく動作し
  • 41:21 - 41:23
    ネットワークの参加者に
  • 41:23 - 41:24
    新たな価値をもたらすことができるからです
  • 41:24 - 41:31
    そうでなければ何ももたらさない人々の集まりにすぎません
  • 41:31 - 41:34
    ソーレンはいい点をつきました
  • 41:34 - 41:39
    私はそれを聴衆の皆さんに紹介したいと思います
  • 41:39 - 41:41
    多くの人は
  • 41:41 - 41:45
    「私は再生可能エネルギーの素人だ」と言います
  • 41:45 - 41:48
    鈴木さんも言われました
  • 41:48 - 41:53
    通訳を通してなので実際に使われた言葉はわかりませんが
  • 41:53 - 41:56
    英語でアマチュアとは
  • 41:56 - 42:00
    プロフェッショナルではないという意味です
  • 42:00 - 42:03
    鈴木さんがそのコメントをされたとき
  • 42:03 - 42:06
    私は「いや、あなたはアマチュアではない」と
  • 42:06 - 42:08
    思っていました
  • 42:08 - 42:10
    「あなたは実践から学んだプロフェッショナルである」と
  • 42:10 - 42:13
    ソーレンもそのことを指摘していました
  • 42:13 - 42:17
    サムソ島の人々はすべてプロフェッショナルだと
  • 42:17 - 42:20
    実践で学んだのだと
  • 42:20 - 42:23
    2つのタイプの知識があります
  • 42:23 - 42:27
    経験から切り離された知識
  • 42:27 - 42:30
    それと経験に埋め込まれた知識です
  • 42:30 - 42:32
    ネットワークを通じて得た
  • 42:32 - 42:35
    2つのタイプの知識の組み合わせは
  • 42:35 - 42:38
    あなたに非常に役に立つと思います
  • 42:38 - 42:41
    午前中のセッションで語られた歴史は
  • 42:41 - 42:43
    とても重要だと思います
  • 42:43 - 42:47
    日本の別の県では違うことが行われています
  • 42:47 - 42:51
    ソーレンがサムソ島でされているように
  • 42:51 - 42:54
    これらが重要なのと同じように
  • 42:54 - 42:56
    タンザニアの人々にとっても
  • 42:56 - 42:58
    ボリビアの人々にとっても
  • 42:58 - 42:59
    エクアドルの人々にとっても
  • 42:59 - 43:02
    カナダの人々にとっても
  • 43:02 - 43:03
    重要です
  • 43:03 - 43:06
    彼らも転換を実現しようとしています
  • 43:06 - 43:08
    システムは正しいことができないように作られています
  • 43:08 - 43:13
    80年、100年、あるいはもっと長い期間をかけて
  • 43:13 - 43:17
    人々に役に立たないように作られました
  • 43:17 - 43:22
    特定の人々の役に立つように作られているのです
  • 43:22 - 43:27
    何百年もかけて主役となったシステムを作り直すには
  • 43:27 - 43:30
    私達が賢くならなければ出来ません
  • 43:30 - 43:32
    理解すべきことは
  • 43:32 - 43:35
    既存体制を維持することで
  • 43:35 - 43:38
    利益を得ている人々がいることです
  • 43:38 - 43:42
    新たに原子力発電所をつくりたい人がいます
  • 43:42 - 43:45
    化石燃料を燃やし続けたい人がいます
  • 43:45 - 43:49
    なぜならそうすることで利益を得るからです
  • 43:49 - 43:53
    そうすることで権力や特権を得るからです
  • 43:53 - 43:55
    どうやってこれらに対処したらよいでしょう
  • 43:55 - 43:58
    この構造がどうやって成功してきたかを
  • 43:58 - 43:59
    理解することで対処するのです
  • 43:59 - 44:01
    飯田さんもこのことについて
  • 44:01 - 44:02
    たくさん学ばれたことと思います
  • 44:02 - 44:04
    こころに留め続けるべきことは
  • 44:04 - 44:10
    より再生可能エネルギーの現実への転換をはかるとき
  • 44:10 - 44:13
    現在の秩序を維持するためには
  • 44:13 - 44:18
    いかなることもやる人々が存在することです
  • 44:18 - 44:21
    そのことを早く理解すればするほど
  • 44:21 - 44:24
    ネットワークは効率的に動くようになるでしょう
  • 44:24 - 44:31
    私は平和的でない会話をしようとしているのではありません
  • 44:31 - 44:34
    忘れてならないのは
  • 44:34 - 44:40
    原子力の技術や化石燃料の技術は
  • 44:40 - 44:44
    戦争の技術であるということです
  • 44:44 - 44:47
    さらに理解すべきことは
  • 44:47 - 44:51
    再生可能エネルギーは平和的な代替手段を人類に提供します
  • 44:51 - 44:55
    この点は非常に重要だと思います
  • 44:55 - 44:58
    ネットワークの構築のために強調すべきことです
  • 44:58 - 45:01
    これは単に環境を守ることを超えることです
  • 45:01 - 45:04
    これは人類の安全保障の問題です
  • 45:04 - 45:08
    これは私達がどんな状態の地球を
  • 45:08 - 45:12
    子供達にあるいは孫達に残したいかの問題です
  • 45:12 - 45:15
    このことを理解するほど
  • 45:15 - 45:18
    私達の目標を支持してもらえます
  • 45:18 - 45:20
    自信を持って言えますが
  • 45:20 - 45:21
    すべての人にとって
  • 45:21 - 45:23
    日本人でも
  • 45:23 - 45:24
    私はチリ人ですが
  • 45:24 - 45:26
    デンマーク人でもドイツ人でも
  • 45:26 - 45:29
    同じ心配を持っています
  • 45:29 - 45:31
    自分の家族が繁栄すること
  • 45:31 - 45:34
    家族が平和に暮らすこと
  • 45:34 - 45:36
    これを望まない人々は
  • 45:36 - 45:44
    戦争商人として描かれるべきです
  • 45:44 - 45:48
    この星のはるかに多数の人々が平和を望んでいます
  • 45:48 - 45:51
    彼らは安全や安定を望んでいます
  • 45:51 - 45:55
    ネットワークを通じて再生可能エネルギーを促進できれば
  • 45:55 - 45:59
    単に環境を守るためではなく
  • 45:59 - 46:04
    すべてのひとにとってのよい社会を作るためであるならば
  • 46:04 - 46:06
    私達は成功するでしょう
  • 46:06 - 46:09
    私達は競争相手を知る必要があります
  • 46:09 - 46:12
    私達は彼らよりもっと賢くなる必要があります
  • 46:12 - 46:15
    そうなれば私達は成功するでしょう
  • 46:15 - 46:16
    皆さんがここに来られたと言う事実は
  • 46:16 - 46:19
    私に希望を与えます
  • 46:19 - 46:22
    最後に申し上げたいことは
  • 46:22 - 46:25
    あなたは起業家になる必要があります
  • 46:25 - 46:28
    もしシステムがあなたを失敗させようと設定されていたら
  • 46:28 - 46:31
    あなたはより努力する必要があります
  • 46:31 - 46:34
    より努力したらあなたは成功するでしょう
  • 46:34 - 46:37
    ノーという答えにひるむことがなければ成功するでしょう
  • 46:37 - 46:40
    そうすればソーレンやステファン
  • 46:40 - 46:42
    その他ネットワークで
  • 46:42 - 46:44
    同じことを地球上で行っているすべての人々と
  • 46:44 - 46:46
    目標を分かち合うことができます
  • 46:46 - 46:50
    現在はネットワークを通じてそれができます
  • 46:50 - 46:52
    テクノロジーも利用できます
  • 46:52 - 46:55
    あなた方に必要なのはやろうという意思と
  • 46:55 - 46:58
    よりよい世界を望む想像力です
  • 46:58 - 47:00
    そうすれば私達は成功するでしょう
  • 47:00 - 47:02
    私は確信しています
  • 51:01 - 51:08
    ネットワークの面白いところは延長することです
  • 51:08 - 51:11
    技術的な進歩が文化的な進歩につながることがあります
  • 51:11 - 51:14
    文化的な人々をグリーンな開発に招き入れることは
  • 51:14 - 51:17
    これは地域の生活のなかに招き入れることでもありますが
  • 51:17 - 51:19
    私は日本の方々はとても強い文化をお持ちだと思います
  • 51:19 - 51:22
    私は日本の歴史的文化が大好きです
  • 51:22 - 51:26
    それらはとても興味深くとても強いものです
  • 51:26 - 51:29
    それは長い間に築かれたものです
  • 51:29 - 51:32
    ネットワークもすこし歴史をひもといて
  • 51:32 - 51:35
    かつてあったよいものから学んで
  • 51:35 - 51:37
    現代の生活に取り入れることもできます
  • 51:37 - 51:40
    それをネットワーク上で協力して実現できれば
  • 51:40 - 51:43
    それは産業に決められた善し悪しや
  • 51:43 - 51:47
    実現できる/できないの基準とは違います
  • 51:47 - 51:51
    私達には近視眼的に物事を見る傾向があります
  • 51:51 - 51:55
    今日の投資が明日はどれぐらいの利益を生むだろうか
  • 51:55 - 51:58
    その結果、非常に近視眼的な決定につながります
  • 51:58 - 52:01
    そこに文化を導入すると
  • 52:01 - 52:04
    文化的なネットワークは言語にもなります
  • 52:04 - 52:08
    ネットワークはまた、あたらしい言語を作り出します
  • 52:08 - 52:10
    より持続可能な生活を表現するための
  • 52:10 - 52:15
    よい生活を表現する言葉を再発明します
  • 52:15 - 52:19
    それをビジネスに戻すのです
  • 52:19 - 52:24
    私達が自分達のネットワーク上で話す時
  • 52:24 - 52:27
    飯田さんの言うことを理解することができます
  • 52:27 - 52:30
    彼は日本人で私とはまったく違う歴史的背景を
  • 52:30 - 52:32
    持っているにも関わらず
  • 52:32 - 52:35
    私達は再生可能エネルギーの言葉を作り出したのです
  • 52:35 - 52:39
    彼が自分が欲しいことを表現すれば私はそれを理解できます
  • 52:39 - 52:41
    私が日本人でなくても
  • 52:41 - 52:43
    私がどんなに努力しても私は日本人ではありません
  • 52:43 - 52:46
    私は彼の友人であるために努力することはできます
  • 52:46 - 52:48
    ネットワークの仲間であるために努力することはできます
  • 52:48 - 52:51
    私はそうありたいと思っています
  • 52:51 - 52:53
    私が作りたいのは
  • 52:53 - 52:56
    エネルギー・アカデミー・ネットワークです
  • 52:56 - 52:58
    将来、文化や技術やエネルギーやその他のことが
  • 52:58 - 53:02
    出会う場所を作りたいと思います
  • 53:02 - 53:04
    一つの大きな学びとして
  • 53:04 - 53:07
    単に技術者のための技術面だけではなく
  • 53:07 - 53:10
    私達はクリエイティブな人々にも参加して欲しいと思います
  • 53:10 - 53:15
    ここには絵を描いたり、歌を作ったり、映画を作ったり
  • 53:15 - 53:18
    私達を自分達がしていることで
  • 53:18 - 53:20
    心地よくできる人が必要です
  • 53:20 - 53:22
    こういう人々もネットワークに含めたいと思います
  • 53:22 - 53:23
    風力発電も単なる機械ではありません
  • 53:23 - 53:26
    彫刻みたいですよね
  • 53:26 - 53:29
    私達は風力発電のために新しい言葉を発明できますね
  • 53:31 - 53:33
    私のプレゼンテーションでスコットランドの
  • 53:33 - 53:37
    2つのコミュニティ風力発電を紹介しました
  • 53:37 - 53:39
    そのスコットランドの2基の地域風力タービンには
  • 53:39 - 53:43
    名前がついています
  • 53:43 - 53:45
    彼らは妖精にちなんだ名前をつけました
  • 53:45 - 53:48
    これはあなたの言いたいことをよく表現しています
  • 54:07 - 54:12
    私が申し上げたいのは非常に実践的な例です
  • 54:12 - 54:17
    ネットワークがどのようにあなたに有利に働くかという
  • 54:17 - 54:19
    ステファン・ゼンガーが言及してくれた
  • 54:19 - 54:22
    2008年の世界風力エネルギー会議の後で
  • 54:22 - 54:26
    オンタリオ州で固定価格買取制度や
  • 54:26 - 54:29
    グリーンエネルギー法が実現しました
  • 54:29 - 54:31
    これが実現したのはネットワークの力です
  • 54:31 - 54:33
    そこで起きたことは
  • 54:33 - 54:35
    2008年の会議で
  • 54:35 - 54:37
    新しいエネルギー大臣が
  • 54:37 - 54:41
    別の鈴木さん、デビッド・スズキさんや
  • 54:41 - 54:47
    ヘルマン・シェアという非常に有名なドイツの政治家などから
  • 54:47 - 54:51
    ぜひ自分でスペインやドイツやデンマークに足を運んで
  • 54:51 - 54:54
    再生可能エネルギーに関して
  • 54:54 - 54:57
    何が起きているかを見るべきだと言われました
  • 54:57 - 54:59
    私はこれらの大臣達の
  • 54:59 - 55:02
    スペイン、デンマーク、ドイツへのツアーの
  • 55:02 - 55:05
    リーダーを依頼されました
  • 55:05 - 55:07
    私達は再生可能エネルギーのネットワークを使い
  • 55:07 - 55:09
    科学者や活動家の力を借りてツアーの計画をしました
  • 55:09 - 55:13
    どのような国に素早く変わるのかということを
  • 55:13 - 55:17
    政治家達に理解させるました
  • 55:17 - 55:21
    数ヶ月後、彼はグリーン・エネルギー法(固定価格買取制)を作り始めました
  • 55:25 - 55:28
    私達はそこで立ち止まりませんでした
  • 55:28 - 55:34
    オンタリオ州には地元の配電会社がありました
  • 55:34 - 55:39
    この配電会社には非常に多くの顧客がいます
  • 55:39 - 55:45
    彼らも大臣達がいったところに行きたいと言ってきました
  • 55:45 - 55:49
    よろしいお連れしましょう、ただ1つだけ条件があります
  • 55:49 - 55:52
    いっしょに映画学科の学生を連れて行き
  • 55:52 - 55:56
    旅行の映画を撮らせたい
  • 55:56 - 56:01
    帰って来たら他の同僚に見せて欲しいと
  • 56:01 - 56:04
    あながたたが見た物を後からみんなが見られるように
  • 56:04 - 56:06
    彼らは承諾しました
  • 56:06 - 56:07
    私達がやったことです
  • 56:07 - 56:09
    私達はデンマークに行きました
  • 56:09 - 56:10
    お見せしたデンマークの写真はその時のものです
  • 56:10 - 56:14
    この会社の重役達が見たところです
  • 56:14 - 56:18
    その結果、持続可能性のビジネスの提案を
  • 56:18 - 56:20
    彼らは理解できるようになりました
  • 56:20 - 56:23
    そのツアーに参加した企業の幹部達は
  • 56:23 - 56:25
    現在は彼ら自身の住む地域の
  • 56:25 - 56:27
    持続可能性のリーダーになっています
  • 56:27 - 56:30
    その地元の配電会社は
  • 56:30 - 56:32
    再生可能エネルギーのビジネスに参入し
  • 56:32 - 56:37
    その一つは非常に大きな太陽エネルギー会社になっています
  • 56:37 - 56:40
    これがネットワークが機能した一例です
  • 56:40 - 56:44
    このことはデンマークやドイツやスペインの仲間の
  • 56:44 - 56:47
    力がなければ決して実現できなかったことです
  • 56:47 - 56:51
    もっとお金がかかったでしょうし
  • 56:51 - 56:52
    それだけでなく
  • 56:52 - 56:54
    正しい人の力を借りなければ
  • 56:54 - 56:56
    正しい場所にはいけなかったでしょう
  • 56:56 - 56:59
    デンマークには行けても
  • 56:59 - 57:01
    興味深いものは何も見ることはできなかったでしょう
  • 57:01 - 57:04
    ネットワークを使えば
  • 57:04 - 57:07
    事態を変えている人々に会うことができます
  • 57:07 - 57:11
    この利点を使うことをお勧めします
  • 57:11 - 57:16
    上手にやっている所を訪れることはとても重要です
  • 57:16 - 57:21
    自分の目でどうしてそれが可能なのかを見ることができます
  • 57:21 - 57:24
    私達は視覚的な動物です
  • 57:24 - 57:26
    見た物を信じるのです
  • 57:26 - 57:28
    見ない物は信じないのです
  • 58:20 - 58:29
    私達風力エネルギー協会の会員は100カ国以上にいます
  • 58:29 - 58:34
    発展途上国から先進国まで
  • 58:34 - 58:36
    新興国まで
  • 58:36 - 58:41
    会員には4つのカテゴリーがあります
  • 58:41 - 58:50
    個人、会社、科学的機関、そしてコアメンバーとして
  • 58:50 - 58:54
    国レベルの協会、国レベルだけではありませんが
  • 58:54 - 59:00
    それらの組織や会社は別のネットワークを代表しています
  • 59:00 - 59:06
    直接の会員は500を超えています
  • 59:06 - 59:14
    会員の組織は会員の合計は5万人を超えています
  • 59:14 - 59:21
    これは会社会員の従業員を含みません
  • 59:21 - 59:26
    とても大きなネットワークです
  • 59:26 - 59:31
    もちろん研究機関のネットワークでもあるので
  • 59:31 - 59:38
    民主主義の原則に従うことが重要です
  • 59:38 - 59:47
    協会は重要な役割があり、影響力も大きいので
  • 59:47 - 59:53
    中央集権的でない手法を採用しているネットワークは
  • 59:53 - 59:58
    協会内部であげた声を聞くためにも
  • 59:58 - 60:03
    外部に対して声を発するためにも
  • 60:03 - 60:10
    組織として2つの機能があります
  • 60:10 - 60:15
    組織内部での意思疎通や経験の交換です
  • 60:15 - 60:19
    これは新しい産業にとっては重要なことです
  • 60:19 - 60:22
    新しい経済的活動にとってはいつも重要です
  • 60:22 - 60:23
    それとは別に
  • 60:23 - 60:26
    組織外の人々に対して働きかけることが重要です
  • 60:26 - 60:28
    とくに政治的にもです
  • 60:31 - 60:38
    すべての私のネットワークを書き出してみました
  • 60:38 - 60:43
    まず私達はスカンジナビアの北欧閣僚会議のメンバーです
  • 60:43 - 60:46
    その中にグリーン部門があります
  • 60:46 - 60:48
    それらの国の間の姉妹都市があります
  • 60:48 - 60:51
    ノルウェー、スウェーデン、フィンランドそしてデンマークの間に
  • 60:51 - 60:56
    面白いことに北欧諸国には歴史的な繋がりがあります
  • 60:56 - 61:01
    概ね同じ言葉を話します、同じ言葉の方言です
  • 61:01 - 61:04
    EUができてこの関係はすこし影響力は下がりましたが
  • 61:04 - 61:07
    また北欧コネクションを再構築しようとしています
  • 61:07 - 61:09
    文化の共通性が高く
  • 61:09 - 61:12
    これは強いネットワークです
  • 61:12 - 61:15
    その他デンマークには非常に強く成長している
  • 61:15 - 61:18
    自治体のネットワークがあります
  • 61:18 - 61:23
    自治体は2万人が一番小さなものですが
  • 61:23 - 61:25
    自治体それぞれがエネルギー計画を持っており
  • 61:25 - 61:27
    エネルギー開発計画も
  • 61:27 - 61:31
    エネルギーの教育プログラムもあります
  • 61:31 - 61:34
    私たちは自治体同士が学び合えるようにします
  • 61:34 - 61:39
    自治体ネットワークは学習プロセスでもあり
  • 61:39 - 61:43
    CO2削減目標と気候変動の行動計画を結びつける
  • 61:43 - 61:46
    非常に強いネットワークです
  • 61:46 - 61:48
    このネットワークは企業や
  • 61:48 - 61:52
    ポンプや風車のメーカーなどともつながっています
  • 61:52 - 62:00
    自治体の問題を解決するための計画の一部を担っています
  • 62:00 - 62:04
    私達はまた、12の地域の島で構成する
  • 62:04 - 62:06
    EUのパクト・オブ・アイランズのメンバーです
  • 62:06 - 62:09
    パクト・オブ・アイランズはとても興味深い
  • 62:09 - 62:16
    長期的なプロセスで、各地域は2020年までに
  • 62:16 - 62:20
    20%以上を削減する契約に署名しています
  • 62:20 - 62:24
    これはEU全体より高い目標です
  • 62:24 - 62:28
    このプロセスの参加地域はEU全体から参加しています
  • 62:28 - 62:31
    その他アイル・ネットに参加しています
  • 62:31 - 62:33
    これやヨーロッパの島のネットワークです
  • 62:33 - 62:36
    これもとても興味深いのですが
  • 62:36 - 62:43
    1つの島だけだと注目されません
  • 62:43 - 62:46
    いくつの島が参加しているのかわかりませんが
  • 62:46 - 62:49
    たぶん50か60でしょう
  • 62:49 - 62:52
    集まってより大きな声にしています
  • 62:52 - 62:56
    私はまたヨーロッパの小さな島のネットワークの
  • 62:56 - 62:59
    コンサルタントをしています
  • 62:59 - 63:02
    住民が数百人の島も参加しています
  • 63:02 - 63:05
    私はISEPのネットワークメンバーでもあります
  • 63:05 - 63:08
    とても強いネットワークです
  • 63:08 - 63:13
    とても知的で賢いネットワークです
  • 63:13 - 63:15
    ははは、すみません
  • 63:15 - 63:17
    とてもよい国際的なネットワークです
  • 63:17 - 63:21
    これは私の国の政治家の関心を集めるのに役立っています
  • 63:21 - 63:24
    彼らにとって私達が日本のパートナーと協力していることは
  • 63:24 - 63:26
    興味深いことなのです
  • 63:26 - 63:28
    それにはいくつか理由があります
  • 63:28 - 63:30
    デンマークは日本で起こることに注目しています
  • 63:30 - 63:34
    日本はビジネスや産業やサイエンスなどに何年間も影響を
  • 63:34 - 63:36
    与えてきました
  • 63:36 - 63:39
    日本でグリーンエネルギーに関する動きは
  • 63:39 - 63:42
    デンマークにとって興味深いことなのです
  • 63:42 - 63:46
    日本でネットワークを持っている人は
  • 63:46 - 63:49
    デンマークのパートナーにとってとても興味深い存在です
  • 63:49 - 63:52
    彼らは日本の情報を手に入れやすくなるからです
  • 63:52 - 63:53
    とてもよいネットワークです
  • 63:53 - 63:58
    私達は国連開発計画(UNDP)のメンバーです
  • 63:58 - 64:02
    太平洋や第三世界で活動しています
  • 64:02 - 64:11
    1ヶ月後、第三世界の国から120の人がサムソ島を訪れ
  • 64:11 - 64:14
    2日間のワークショップに参加します
  • 64:14 - 64:17
    これにはUNDPが後援しています
  • 64:17 - 64:19
    私達は多くの大学とのネットワークを持っています
  • 64:19 - 64:22
    MIT、ハーバード、東京大学など
  • 64:22 - 64:26
    とても興味深くとても優秀な大学です
  • 64:26 - 64:28
    フライブルクのフラウンホーファー大学ともネットワークがあります
  • 64:28 - 64:31
    この大学はとても優秀な大学で
  • 64:31 - 64:33
    彼らは太陽光の開発で先進的です
  • 64:33 - 64:36
    私も所属したい大学です
  • 64:36 - 64:39
    これらすべてはネットワークの一部です
  • 64:39 - 64:41
    もっともっと述べることができますが
  • 64:41 - 64:46
    これらは面白い部分だけです
  • 64:46 - 64:49
    私はたった4,000人小さな島の出身です
  • 64:49 - 64:52
    世界の中では小さな重要でない場所です
  • 64:52 - 64:55
    これらのネットワークのおかげで
  • 64:55 - 64:59
    サムソ島は地図に載っています
  • 64:59 - 65:02
    ネットワークは本当に重要です
  • 65:06 - 65:10
    さきほど RETScreen についてお話しましたが
  • 65:10 - 65:15
    30万人の会員が220カ国にいます
  • 65:15 - 65:19
    無料のソフトウェアを手に入れてユーザーになるのは
  • 65:19 - 65:22
    とても簡単です
  • 65:22 - 65:26
    現在取り組んでいるのはトレーナーを育成することです
  • 65:26 - 65:29
    新しいeラーニング製品を開発しています
  • 65:29 - 65:33
    インターネットは新しい重要なことを可能にします
  • 65:33 - 65:39
    RETScreen のパートナーシップは互いに
  • 65:39 - 65:42
    利益やノウハウを与え合う
  • 65:42 - 65:49
    大学は多文化で 180言語の代表者がおり
  • 65:49 - 65:54
    180の国籍を持った人がいます
  • 65:54 - 65:57
    世界でも有数の多文化の大学だと思います
  • 65:57 - 66:02
    いま目指しているのは新しい考え方をする人
  • 66:02 - 66:04
    新しいリーダーのグループを作ることです
  • 66:04 - 66:08
    新しいソフトウェア・ツールを開発できる人たちです
  • 66:08 - 66:10
    私が興味を持っているのは
  • 66:10 - 66:12
    ゲームやシミュレーションです
  • 66:12 - 66:14
    多くの若い人がゲームに興味を持っています
  • 66:14 - 66:19
    若い人だったらおそらくゲームに興味があるでしょう
  • 66:19 - 66:22
    お子さんをお持ちなら
  • 66:22 - 66:25
    子供達はいつでもゲームをしています
  • 66:25 - 66:28
    これはコミュニケーションの新しい形態なのです
  • 66:28 - 66:36
    ソーレンや私はJREFのメンバーにしていただいて光栄です
  • 66:36 - 66:46
    私はJREFが国際的な影響力を発揮されることを期待します
  • 66:46 - 66:51
    私が参加している他のネットワークは
  • 66:51 - 66:56
    さきほど言及したIRENAの学習プラットフォームです
  • 66:56 - 66:59
    これに関して2つのネットワークを作りました
  • 66:59 - 67:01
    1つは学生のネットワークで
  • 67:01 - 67:04
    もう1つは教授のネットワークです
  • 67:04 - 67:07
    あなたが教授であっても教育者であっても学生であっても
  • 67:07 - 67:10
    大歓迎いたします
  • 67:10 - 67:14
    とくに日本からの参加に関心があります
  • 67:14 - 67:21
    このプラットホームはIRENAによって近々発表されます
  • 67:21 - 67:26
    何週間後です
  • 67:26 - 67:33
    ウェブサイトirena.orgを見てください
  • 67:33 - 67:39
    最後に申し上げることはとても深刻で重要なことです
  • 67:39 - 67:42
    再生可能エネルギーのノウハウは
  • 67:42 - 67:47
    存命中の非常に限られた人々が持っています
  • 67:47 - 67:52
    経験に埋め込まれた知識です
  • 67:52 - 67:58
    再生可能エネルギーの第一世代の開発者達です
  • 67:58 - 68:03
    ステファンが言われたデンマークのポール・ラ・クールの
  • 68:03 - 68:06
    子孫のような人たちです
  • 68:06 - 68:09
    彼らは50代、60代、70代、80代です
  • 68:09 - 68:13
    彼らから学ぶことは非常に重要です
  • 68:13 - 68:19
    彼らはかつて大企業に属していましたが
  • 68:19 - 68:23
    現在は引退しています
  • 68:23 - 68:26
    彼らが亡くなる前に
  • 68:26 - 68:31
    新しい世代に彼らの知識を伝えて行く必要があります
  • 68:31 - 68:35
    現在あるのは経験から切り離された知識です
  • 68:35 - 68:38
    多くの人々が再生可能エネルギーを学んでいます
  • 68:38 - 68:43
    工学や政策などを学んでいますが
  • 68:43 - 68:47
    教科書的視点から学んでいます
  • 68:47 - 68:52
    彼らは太陽光発電の物理学を学びます
  • 68:52 - 68:54
    風力の物理学や
  • 68:54 - 68:56
    プロジェクトの設置方法などを学びます
  • 68:56 - 68:59
    風力や太陽光のプロジェクトの開発の
  • 68:59 - 69:03
    何十年間もの経験は含まれていません
  • 69:03 - 69:07
    私が考えているのは
  • 69:07 - 69:11
    いま開発中のeラーニングのネットワーク・ツールは
  • 69:11 - 69:14
    この再生可能エネルギーの第一世代の専門家の人々の知識を
  • 69:14 - 69:18
    身に付けさせることです
  • 69:18 - 69:22
    デンマークのプレーベン・メーゴーといった人や
  • 69:22 - 69:26
    ソーレンもその歳になったら同じような立場になるでしょう
  • 69:26 - 69:31
    彼らの(経験的な)知識を記述することが必要です
  • 69:31 - 69:34
    それ以外で私たちが得られるのは
  • 69:34 - 69:38
    経験から切り離された知識だけです
  • 69:38 - 69:43
    再生可能エネルギーの先進国で見られることは
  • 69:43 - 69:46
    例えばドイツに行くと
  • 69:46 - 69:51
    新しい世代、20代、30代の人々
  • 69:51 - 69:52
    彼らは過去に開発された
  • 69:52 - 69:54
    伝統的な再生可能エネルギーとの関係を
  • 69:54 - 69:57
    全く持っていません
  • 69:57 - 70:03
    その伝統は人類の文明の中で特別な時期を形成しました
  • 70:03 - 70:07
    それは1960年代、1970年代に
  • 70:07 - 70:11
    それまでとは違ったことを実現しようとしていて
  • 70:11 - 70:14
    文化的な革命を目指していた時代です
  • 70:14 - 70:16
    技術の進歩が起こるときはいつも
  • 70:16 - 70:19
    直接的、本質的に、文化の中に埋め込まれています
  • 70:19 - 70:23
    私の考えでは、ネットワークのもう一つの役割は
  • 70:23 - 70:25
    これらの知識を調査し
  • 70:25 - 70:29
    現在や未来の世代からアクセス可能にすることです
  • 76:07 - 76:09
    私が考えていたことは
  • 76:09 - 76:13
    ネットワークは組織とは違うものだということです
  • 76:13 - 76:18
    組織の作られ方はシステマチックな組織構造が用いられます
  • 76:18 - 76:26
    官僚を雇い、職業化され、それ自身が制度化されます
  • 76:26 - 76:33
    ネットワークはより動的で中間的な構造です
  • 76:33 - 76:38
    それが働くのはその中の人、私や他の人がいる限りです
  • 76:38 - 76:42
    これはとても現代的で興味深い構造です
  • 76:42 - 76:45
    ネットワークコーディネーターを雇う必要はありません
  • 76:45 - 76:47
    自分自身で扱うことができます
  • 76:47 - 76:49
    それに興味があるからです
  • 76:49 - 76:51
    自発的に働きかけます
  • 76:51 - 76:54
    何かを与えてくれるからです
  • 76:54 - 76:56
    いろいろなやり方で助けてくれるからです
  • 76:56 - 76:59
    助けてくれる限り、ネットワークは生き続け、成長します
  • 76:59 - 77:01
    役に立たなくなったら、誰も反応しなくなり
  • 77:01 - 77:03
    放っておかれます
  • 77:03 - 77:06
    新しく興味深いコミュニケーションのパラダイムです
  • 77:06 - 77:08
    とても早くコミュニケーションできます
  • 77:08 - 77:11
    またとても素早く情報を見つけることができます
  • 77:11 - 77:14
    得られた情報に価値があれば
  • 77:14 - 77:15
    それに繋がってネットワークを形成できます
  • 77:15 - 77:17
    これは新しいことです
  • 77:17 - 77:20
    こういうことをうまくやるには私は歳をとりすぎています
  • 77:20 - 77:22
    私の息子はもっとうまくやっています
  • 77:22 - 77:25
    すべてのソーシャルメデイアをつかって
  • 77:25 - 77:26
    ネットワークを作っています
  • 77:26 - 77:28
    そして学習しています
  • 77:28 - 77:30
    事態がどうなっているかを素早く見極めるられます
  • 77:30 - 77:32
    もしいいものであればコンタクトを続け、
  • 77:32 - 77:35
    そうでなければ、それで終りです
  • 77:35 - 77:38
    それはとても興味深いことです
  • 77:38 - 77:39
    覚えておくべきことは
  • 77:39 - 77:44
    私達は新しいタイタニックを建造しているのではありません
  • 77:44 - 77:46
    私達はとても脆弱で壊れ易いやり方で
  • 77:46 - 77:48
    繋がろうとしているのです
  • 77:48 - 77:53
    これはとても興味深いことです
  • 77:54 - 78:00
    もちろんそれについて少し言わせてください
  • 78:00 - 78:04
    一方であなたが言われたことは完全に正しいと思います
  • 78:04 - 78:08
    あなたがFacebookに書かれたことや
  • 78:08 - 78:11
    新しい意思疎通のやり方は
  • 78:11 - 78:15
    とても柔軟でたくさんの意思疎通が成立します
  • 78:15 - 78:20
    それにアクセスできる国の間では
  • 78:20 - 78:23
    それ以外に指摘したいことは
  • 78:23 - 78:28
    ここで私達が扱っているのは
  • 78:28 - 78:35
    社会や経済の基本的な機能の仕方を変えることです
  • 78:35 - 78:39
    まえに言及されたようにだれもがそれを望んでいます
  • 78:39 - 78:42
    緩やかなネットワークだけでは
  • 78:42 - 78:48
    ある状況では、特定の目的には役に立つでしょう
  • 78:48 - 78:51
    これは私の毎日の仕事で
  • 78:51 - 78:53
    私はそれで生計をたてているのですが
  • 78:53 - 78:58
    きっちりと管理されて潤沢な資金をもつ組織を
  • 78:58 - 79:00
    好まない人もいます
  • 79:00 - 79:04
    もちろん私達はプロフェッショナルな手法を
  • 79:04 - 79:06
    とるべき場合があります
  • 79:06 - 79:10
    そのようなものは必要最低限に保つ必要があります
  • 79:10 - 79:13
    最低限の資源で事業を進めることの意味は
  • 79:13 - 79:15
    理解しています
  • 79:15 - 79:18
    必要最低限に保ったとしても
  • 79:18 - 79:20
    それでもやはり必要なのです
  • 79:20 - 79:22
    私の視点から見れば
  • 79:22 - 79:25
    なにも組織を立ち上げなくても
  • 79:25 - 79:28
    最低限のなんらかの構造は必要です
  • 79:28 - 79:31
    私がさきほど紹介したように
  • 79:31 - 79:33
    矛盾があることはわかっています
  • 79:33 - 79:35
    私達が行っていること
  • 79:35 - 79:37
    人々を動かして
  • 79:37 - 79:40
    社会を変えたいと思っている人々
  • 79:40 - 79:45
    エネルギー供給システムを革命的に変えたいと思います
  • 79:45 - 79:48
    民主的にしたいと思います
  • 79:48 - 79:49
    基本的に
  • 79:49 - 79:51
    だれもがどこから再生可能エネルギーを調達するかを
  • 79:51 - 79:53
    選べるようにすること
  • 79:53 - 79:54
    エネルギーはどこにでもあります
  • 79:54 - 79:58
    問題はどのように政策を変えるのか
  • 79:58 - 80:02
    できれはすべての人がそうするという結論に達し
  • 80:02 - 80:06
    それはある種の組織的な手法になるでしょう
  • 80:06 - 80:09
    そうしないと成功しないと思います
  • 80:09 - 80:14
    メディアが陥ったような状況になってしまいます
  • 80:14 - 80:18
    メデイアはお金の出所の言うことを聞きます
  • 80:18 - 80:20
    広告を出すところの言うことを聞くのです
  • 80:20 - 80:22
    ほとんどの国で
  • 80:22 - 80:27
    多くのメデイアは商業的活動によって成り立っています
  • 80:27 - 80:31
    かれらは収入が必要です
  • 80:31 - 80:33
    そのことを知らなければ
  • 80:33 - 80:37
    そのことに対するプロフェッショナルな解決策は
  • 80:37 - 80:38
    見つかりません
  • 80:38 - 80:43
    私達があるべき状態になれないことを恐れます
  • 80:43 - 80:49
    ある程度の組織的構造は必要だと思います
  • 80:49 - 80:55
    それがなければ簡単に抹殺されてしまうでしょう
  • 80:56 - 80:59
    私はその結論を受け入れます
  • 81:00 - 81:03
    その他に私が重要だと思うのは
  • 81:03 - 81:08
    強力に人々に訴えかけるビジョンを描くことです
  • 81:08 - 81:13
    この転換は何人かの人々が手を結んで
  • 81:13 - 81:19
    現在あるものよりよいものを提供しようとしているからです
  • 81:19 - 81:22
    ソーレンのコメントには賛成です
  • 81:22 - 81:26
    そして、見えないところでのコミットメントも必要だと思います
  • 81:26 - 81:28
    もちろんあなたがコミットしていることは知っています
  • 81:28 - 81:29
    あなたはそのことは何も言われませんでしたが
  • 81:29 - 81:32
    私が申し上げたいことは
  • 81:32 - 81:34
    ここに集まった私達すべては
  • 81:34 - 81:37
    自分達の仕事に責任があります
  • 81:37 - 81:41
    他の方法よりもうまくやることに責任があります
  • 81:41 - 81:43
    私の考えでは
  • 81:43 - 81:46
    持続可能性には2つのことがあります
  • 81:46 - 81:49
    1つは繁栄です
  • 81:49 - 81:51
    雇用の創出などです
  • 81:51 - 81:55
    また一方では人類の生き残りに関係しています
  • 81:55 - 81:58
    これは忘れがちのことです
  • 81:58 - 82:01
    エネルギーは本質的に重要なのは
  • 82:01 - 82:05
    きれいな水、きれいな食べ物、きれいな家のためです
  • 82:05 - 82:09
    それらのものがなければ繁栄的な未来はつくれません
  • 82:09 - 82:12
    私達は種として生き残れません
  • 82:12 - 82:14
    私にとってこれは
  • 82:14 - 82:18
    持続可能性の原理主義者になることではありません
  • 82:18 - 82:23
    私達の行っている決定に対して責任をとることなのです
  • 82:23 - 82:26
    私がプレゼンテーションで示そうとしたことは
  • 82:26 - 82:29
    プロジェクトのデベロッパーが
  • 82:29 - 82:32
    どのようにして所有権を奪うか
  • 82:32 - 82:35
    ということの例を提供することでした
  • 82:35 - 82:39
    正しくない方法で行われる風力プロジェクトはどれでも
  • 82:39 - 82:43
    別の人々への利益を提供します
  • 82:43 - 82:47
    地球上のどの悪い風力プロジェクトでも
  • 82:47 - 82:51
    地球上のどの悪い太陽光プロジェクトでも
  • 82:51 - 82:55
    原子力や化石燃料などの
  • 82:55 - 82:58
    エネルギーの古いやり方を続けたい人々に対して
  • 82:58 - 83:01
    弾薬を提供します
  • 83:01 - 83:05
    私はここに来られたみなさんの挑戦を受けたいと思います
  • 83:05 - 83:10
    ある方は例を示されました
  • 83:10 - 83:14
    丸山さんは彼が取り組んでいることを話されました
  • 83:14 - 83:17
    すべてのプロジェクトは他の方法よりも
  • 83:17 - 83:20
    良い物である必要があります
  • 83:20 - 83:23
    時間をとって地域の利益について話してきました
  • 83:23 - 83:27
    それを非常に真剣に受け取る必要があります
  • 83:27 - 83:32
    人々が抱いている懸念を知らなければなりません
  • 83:32 - 83:34
    それらの懸念の解消のために
  • 83:34 - 83:36
    非常に努力しなければなりません
  • 83:36 - 83:39
    このことについて先日(田宮さんと)お話をしましたが
  • 83:39 - 83:41
    デンマークの人々はコペンハーゲンの港に
  • 83:41 - 83:44
    風力ファームを作ることに反対でした
  • 83:44 - 83:46
    多くの人々が「建てるな」と言いました
  • 83:46 - 83:49
    醜いものになるし悪いものになると言いました
  • 83:49 - 83:50
    風力ファームができると醜くなると信じている人と
  • 83:50 - 83:53
    共に席について
  • 83:53 - 83:56
    「あなたは風力発電のどういった所が嫌いなのですか?」
  • 83:56 - 83:57
    と訊ねました
  • 83:57 - 84:00
    「協力してとても美しいものにしませんか?」
  • 84:00 - 84:03
    と問いかけました
  • 84:03 - 84:07
    現在ではコペンハーゲンの人々は
  • 84:07 - 84:11
    風力発電の見えるアパートを購入します
  • 84:11 - 84:13
    なぜならとても美しいからです
  • 84:13 - 84:16
    コペンハーゲンの人々は絵葉書に
  • 84:16 - 84:20
    写真ソフトウェアで描いたコペンハーゲンの
  • 84:20 - 84:22
    風力発電を載せています
  • 84:22 - 84:25
    フライブルクの人々も全く同じことをしています
  • 84:25 - 84:28
    南ドイツのフライブルクを訪れると
  • 84:28 - 84:32
    町のアイデンティティーとなっているのが
  • 84:32 - 84:36
    築後1,000年を超す大聖堂です
  • 84:36 - 84:38
    またフライブルク市の
  • 84:38 - 84:42
    風力発電やソーラー・システムも同様です
  • 84:42 - 84:47
    新しいスタイルや美的価値が付加価値となっているからです
  • 84:47 - 84:51
    この点について日本は素晴らしい役割を果たせると思います
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    日本はデザインのマスターです
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    日本は技術をより美しく
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    よりユーザーフレンドリーにするという挑戦を
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    受け止めていただきたい
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    こちらにおられるすべての方々に
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    その役割を担っていただきたいと思います
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    最後の5分間です
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    (井田)徹治さんがいますね
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    彼はジャーナリストです
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    ジャーナリストは最悪の人々のひとりです
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    彼らは作り話をし、非現実の絵を描きます
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    はっはっはっ
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    彼はサムソ島を訪れました
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    彼がこの絵本を見て
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    彼が日本に持ち帰って
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    彼がこれにどのように関わったのかは知りませんが
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    それが日本語に翻訳されました
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    この物語が日本人に読めるようになりました
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    人々がこの話をできるようになりました
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    ISEPがこれに協力しているのが面白いね
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    これはポジティブな絵なのです
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    小さな取るに足らないものかと
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    思われるかもしれません
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    私達がいまことで行っていることの
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    次の世代への名刺となるのです
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    このちょっとした繋がりは思っているより
  • 86:10 - 86:13
    大きな影響を与えることになるかもしれません
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    私の考えでは
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    ネットワークについて前に述べたことは
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    組織に失礼なことを言おうとしたのではありません
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    ネットワークが強くあろうとすると
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    運営する必要があります
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    筋肉を見せて既存のパラダイムに反対することになります
  • 86:28 - 86:30
    このようなもの(絵本)を作ったり
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    絵を描いたりすることによって
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    氷を割ることができることもあります
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    これは違う手法です
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    より前向きに変化をもたらします
  • 86:38 - 86:40
    ただ彼を紹介したかったのでした
  • 86:40 - 86:43
    だれも次のブレイクスルーが何になるかを知りません
  • 86:43 - 86:45
    それに対しては先入観を持つべきではありません
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    そうすれば起こると思うからです
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    この会議に参加できて非常に嬉しく思います
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    会議の運営を見て
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    ネットワークがその周りに成長している
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    と感じて勇気づけられました
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    午前中に別のネットワークの会議に参加してきたのですが
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    とてもイライラするものでした
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    グローバル・レベルで再生可能エネルギーに関して起こって
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    いることはとてもネガティブなことだと思います
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    私は地域に関する活動を見聞きすると
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    とても多くの人々が参加されているの拝見して
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    大変勇気づけられました
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    とても多くの人が参加されているので
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    誰もそれを止められないと思います
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    遅れがあるかもしれませんし
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    止まってしまう活動もあるかもしれませんが
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    グローバル・レベルで人々が集まり
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    だれも防げないことをするならば
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    ネットワークの形をとって成功するでしょう
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    もちろん私もネットワークを広げようと思いますし
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    私達のネットワークへもご招待します
  • 90:35 - 90:38
    公式、非公式を問わず協力し
  • 90:38 - 90:43
    もちろん非公式レベルでの協力を続けます
  • 90:43 - 90:48
    日本で飯田さんが何年にもわたって築いて来たネットワークが
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    いまも成長していることはすばらしいと思います
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    それはJREFのように組織化されることでしょう
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    私達の立場ではさらに協力を続けていきます
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    ネットワークをつなげてよりうまく働くようにし
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    地域と地域をつなげることをしていきたい
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    地域の意思決定権者同士が
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    例えばヨーロッパで集まることなどを
  • 91:22 - 91:26
    やっていきたいと思います
  • 91:26 - 91:28
    また、いま日本で行われていることに
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    敬意を表したいと思います
  • 91:31 - 91:32
    ホセも言われたように
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    日本で行われていることはとても重要ですし
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    大きなチャンスがありますし
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    それは日本だけのためになるのではないと思います
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    30秒です
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    私はスピーカーとしての時間を
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    使い切ってしまった気がしますが
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    そこにいらっしゃる女性は
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    サムソ島に関する本を書かれていて
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    まもなく日本で出版されると思います
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    皆さんはこのような協力がまさに進んでいることの
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    たくさんの目撃者になられました
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    このような協力が進んでいるのです
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    この会議を組織してくださったことを感謝します
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    欠けているものの柔らかい点に触れられました
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    この動きがあまり組織されていないことに
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    組織化したら組織と戦えます
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    私達は新しい戦士を見つける必要があります
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    このために戦う新しいサムライです
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    もちろん昔のサムライは単なる戦士ではありませんでした
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    イデオロギーや宗教などの守護者でした
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    人々にとって大切なものを守っていました
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    あまりうまく言えませんが
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    私達はグリーンなサムライ部族を
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    作っているのかもしれません
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    サムライになる新しい理由があります
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    あなたはサムライの頭領です
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    私の最後のコメントは
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    勇気を持って欲しいということです
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    世界は日本に注目しています
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    私はチリ人です
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    あなたの抱えている問題は私達の解決策になるでしょう
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    チリ人の少なくとも一部は原子力を導入しようとしています
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    日本で起きたことを見てから
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    私達は日本人ほど優秀ではないから
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    私達はもっと多くの問題を抱えることになる
  • 93:25 - 93:27
    私達は原子力を選択しないで
  • 93:27 - 93:28
    再生可能エネルギーにすべきだと思います
  • 93:28 - 93:30
    忘れないでください
  • 93:30 - 93:33
    あなたが示す参考例は人類の役に立つことになるのです
  • 93:33 - 93:34
    お金を使う時に
  • 93:34 - 93:37
    どうしてこれが必要なのだろうか
  • 93:37 - 93:41
    と問うことは難しいことです
  • 93:41 - 93:43
    世界はあなた方に注目しています
  • 93:43 - 93:47
    日本は21世紀に模範的な国になることができます
  • 93:47 - 93:55
    不運や問題や不況を抱えた国が
  • 93:55 - 94:00
    繁栄や本当の進歩や持続可能性を実現することの
  • 94:00 - 94:02
    最後に申し上げたいことは
  • 94:02 - 94:05
    私はあなた方が実現できると信じていることです
  • 94:05 - 94:07
    実際に変革を実現するまでは
  • 94:07 - 94:09
    なにも変わらないということです
  • 94:09 - 94:10
    ソーレンが言われました
  • 94:10 - 94:12
    忘れないでください
  • 94:12 - 94:14
    少数の人々が変えようとコミットしたときだけ
  • 94:14 - 94:17
    変革が起こるということを
  • 94:17 - 94:19
    すべての人を説得する必要はありません
  • 94:19 - 94:24
    この部屋の一人一人が真剣にこの挑戦を受けたなら
  • 94:24 - 94:26
    反対にもひるむことなく
  • 94:26 - 94:30
    あなたの国を変えることができるでしょう
  • 94:30 - 94:32
    国を変革することが
  • 94:32 - 94:33
    おのずと歴史の流れの方向を
  • 94:33 - 94:34
    変えることになるのです
  • 94:34 - 94:39
    今日から始まる旅の途上で皆さんが
  • 94:39 - 94:41
    健やかでありますように
Title:
120308 コミュニティ・パワー会議 セッション3 地域と世界のネットワーク / 総括コメント
Description:

コミュニティ・パワー会議 セッション3 地域と世界のネットワーク / 総括コメント

基調講演資料
http://www.scribd.com/doc/84685381

閉会挨拶資料
http://www.scribd.com/doc/84870858

開催趣旨
固定価格買取制の施行を控え、国内各地で自然エネルギーに取り組む動きが加速しつつあります。小規模分散型の自然エネルギーは地域のさまざまな人々が協力し、ボトムアップで取り組みを進めていくことが重要となります。また、地域の資源を利用したエネルギーの利益が地域の人々に還元されるような仕組みを導入していくことも重要となります。このような地域エネルギーの考え方や取り組み方は、「コミュニティ・パワー」として世界的にも新たな潮流を創り出しています。コミュニティ・パワー会議では、国内外のコミュニティ・パワーの実践者や専門家と、これからコミュニティ・パワーに取り組む人々の対話を通じて今後の手がかりを探ります。
http://www.isep.or.jp/news/2328

登壇者一覧
Stefan Gsänger(ステファン・ゼンガー:世界風力エネルギー協会、事務局長)
Søren Hermansen(ソーレン・ハーマンセン:サムソ・エネルギー・アカデミー、代表)
José Etcheverry(ホセ・エチェベリー:ヨーク大学環境学部、准教授)
服部 乃利子(NPO法人アースライフネットワーク、理事)
飯田 哲也(環境エネルギー政策研究所、所長)http://isep.or.jp

舩橋 晴俊(法政大学サステイナビリティ研究教育機構、機構長)

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