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e-ラーニングをアクセシブルにするために講師が出来る20のコツ

  • 0:02 - 0:05
    (音楽)
  • 0:05 - 0:07
    (ナレーター)今回
    シェリル・バーグストーラーが
  • 0:07 - 0:11
    アクセシブルな eラーニングの為の
    ハイライトやコツを伝授します
  • 0:11 - 0:15
    (音楽)
  • 0:23 - 0:25
    (シェリル・バーグストーラー)
    今日は eラーニングにおいての
  • 0:25 - 0:30
    教育設計の従事者や教職員が
    知っておくべきポイントについて
  • 0:30 - 0:32
    お話ししたいと思います
  • 0:32 - 0:35
    このトピックについて
    お話をするときに
  • 0:35 - 0:42
    教職員の皆さんこうおっしゃいます
    "時間があまりなくて"
  • 0:42 - 0:46
    もしくは
    "充分な資金がなくて"
  • 0:46 - 0:48
    これは同意される方がいますね
  • 0:48 - 0:52
    "技術的なサポートが充分ないから"
  • 0:53 - 0:56
    失礼のないように
    言い返させてもらえるなら
  • 0:56 - 1:00
    私たち皆が
    出来ることがあるということ
  • 1:00 - 1:02
    いっぺんに全部を
    やらなくてもいいんです
  • 1:02 - 1:06
    徐々にですが私たちの
    講座をアクセシブルに出来るのです
  • 1:06 - 1:09
    その考えをもとに
    この度公開されたのが
  • 1:09 - 1:12
    "アクセシブルな
    オンライン講座の為の20のコツ"
  • 1:12 - 1:15
    そこで少しだけ
    その内容に触れてみたいと思います
  • 1:15 - 1:18
    これはアクセシブル
    サイバー ラーニング プロジェクトの一環で
  • 1:18 - 1:21
    他のプロジェクトの
    リソースでもあります
  • 1:21 - 1:25
    ちょっと1995年まで
    時間を遡ってみましょう
  • 1:25 - 1:27
    実は私は
    このワシントン大学での
  • 1:27 - 1:30
    最初のオンライン講座を
    教えたことがあるんです
  • 1:30 - 1:32
    皆さんご存じですけどね
  • 1:32 - 1:35
    時は1995年
    未だに私的には
  • 1:35 - 1:36
    18歳の女の子を
    これらの講座の講師として
  • 1:36 - 1:38
    雇った大学が
    ある意味すごいなと思います
  • 1:38 - 1:40
    (聴衆の笑い声)
  • 1:40 - 1:43
    でも私はかなり
    ませてたので
  • 1:43 - 1:49
    ロチェスター工科大学の
    ノーム博士と共にクラスを受け持ちました
  • 1:49 - 1:52
    私たちは各地の
    アクセシブル テクノロジーについて
  • 1:52 - 1:55
    講演をしていました
  • 1:55 - 1:59
    ワシントン大学では
    郵便システムを使った
  • 1:59 - 2:04
    かなり広範囲の遠隔教育の
    プログラムがありました
  • 2:04 - 2:07
    大学は生徒たちに
    ビデオなどの教材を郵送し
  • 2:07 - 2:09
    各地の試験会場にて
    それらの講座の
  • 2:09 - 2:11
    試験を監督しました
  • 2:11 - 2:14
    かなり入念に
    作られたシステムでしたね
  • 2:14 - 2:17
    そして私は密かに
    これらのオンライン講座が
  • 2:17 - 2:20
    障がいのある生徒たちにも
    アクセシブルであるよう
  • 2:20 - 2:23
    注意を払いました
  • 2:23 - 2:27
    さらに本当にオンライン講座で
    教室での講義とどれくらい
  • 2:27 - 2:30
    同じレベルのものが出来るのか
    興味もありました
  • 2:30 - 2:32
    特に
    支援テクノロジーのようなものは
  • 2:32 - 2:35
    通常人が物に触れたり
    操作したりします
  • 2:36 - 2:38
    そこで私はノーム・クームス博士に
    "障がい者のための適応技術"という
  • 2:38 - 2:41
    授業を受け持ってくれるよう
    依頼しました
  • 2:41 - 2:45
    さて当時ですが
    ある程度の年齢の方なら覚えてるでしょう
  • 2:45 - 2:50
    私たちはメールでやりとりをし
    メールがベースのディスカッションリストや
  • 2:50 - 2:57
    ゴーファーサーバーがありました
    ミネソタ大学のゴーファーです
  • 2:57 - 3:01
    テキストベースの
    オンライン カタログ システムみたいなやつです
  • 3:01 - 3:03
    リソースのあらましを入れると
  • 3:03 - 3:07
    各地のリソースに
    リンクしてくれるのです
  • 3:07 - 3:09
    実は私たちは
    障がい者のための
  • 3:09 - 3:15
    世界で最も総括的な
    ゴーファーサーバーであると表彰されたんですよ
  • 3:15 - 3:17
    競争相手がいたのかどうかは
    分かりませんけどね
  • 3:17 - 3:19
    ともかくそれが私たちの
    コース ライブラリーだったんです
  • 3:19 - 3:21
    それから
    テルネットという
  • 3:21 - 3:27
    NASAやその他の大きな計算システムに
    アクセス出来るプロトコル
  • 3:27 - 3:30
    これらは異なる言語で
    作られたインターフェースだったので
  • 3:30 - 3:32
    生徒たちは
    このためにわざわざ
  • 3:32 - 3:35
    その言語を
    学ばねばなりませんでした
  • 3:35 - 3:38
    それから
    ファイルを移動するための
  • 3:38 - 3:41
    ファイル トランスファー プロトコル
    これも使いましたね
  • 3:41 - 3:43
    つまりかなり
    基本的なテクノロジーだったのです
  • 3:43 - 3:46
    教材はすべて
    テキストフォーマットでした
  • 3:46 - 3:48
    ゴーファーですから
    チョイスはないわけです
  • 3:48 - 3:49
    だからやりました
  • 3:49 - 3:51
    郵便も使いました
  • 3:51 - 3:54
    発行物もビデオも
    郵送しました
  • 3:54 - 3:55
    DO-IT もありましたよ
  • 3:55 - 3:58
    DO-IT をVHSテープに
    録画して
  • 3:58 - 4:01
    キャプションもつけて
    副音声もあったんですよ
  • 4:01 - 4:04
    それらを生徒たちに
    郵送したわけです
  • 4:05 - 4:07
    授業の準備も
    ほとんど終えて
  • 4:07 - 4:10
    (大学に)ノーム・クームス博士の
    レジュメを提出し
  • 4:10 - 4:14
    博士はワシントン大学の講師として
    承認されました
  • 4:14 - 4:16
    ある時ミーティング中に
    試験監督在席での試験について
  • 4:16 - 4:18
    話をしている際に
    ふと何気なく
  • 4:18 - 4:21
    "こんな色んな場所で
    試験監督による試験なんて
  • 4:21 - 4:25
    出来ないですよ
    ノーム博士は盲目ですから
  • 4:25 - 4:28
    生徒たちの手書きの解答を
    読めません
  • 4:28 - 4:31
    だから電子形式にしないと
    私ひとりで採点しなければならないし
  • 4:31 - 4:34
    そんなの一人で
    やりたいとは思いませんでしたから
  • 4:34 - 4:38
    RITに誰か派遣して
    博士に解答を読み上げてもらわないと"
  • 4:38 - 4:40
    さて博士が盲目であると
  • 4:40 - 4:43
    今になって報告したことを
  • 4:43 - 4:47
    プログラム担当者たちは
    いい顔しませんでしたね
  • 4:47 - 4:49
    そのことが博士を
    講師として承認するかどうかには
  • 4:49 - 4:52
    関係ないと思ったし
    滑稽とすら思いました
  • 4:52 - 4:54
    当時ですらね
  • 4:54 - 4:56
    大学はゴーサインを出し
  • 4:56 - 5:00
    私たちはこの講座を
    完全なアクセシブルにし
  • 5:00 - 5:03
    最初の講座が終わるころ
  • 5:03 - 5:05
    こう聞かれました
  • 5:05 - 5:07
    "シェリル
    これだけの手間をかけて
  • 5:07 - 5:09
    一体何人の障がい者が
    受講したの?
  • 5:09 - 5:11
    成功だったなんて
    どうやって分かるの?"
  • 5:11 - 5:13
    だから私はこう答えました
  • 5:13 - 5:16
    "何人の障がい者が
    受講したのかさっぱり分かりませんね
  • 5:16 - 5:19
    だって完全なアクセシブルな
    講座にしたんですもの"
  • 5:19 - 5:21
    誰も申告する必要が
    なかったわけです
  • 5:21 - 5:24
    大学はいい顔しませんでしたが
    私たちは講座を続けました
  • 5:24 - 5:28
    でも私としては最初のクラスが
    アクセシブルだったことは誇りです
  • 5:28 - 5:30
    さて e-ラーニングに
    ユニバーサルデザインを適用するために
  • 5:30 - 5:34
    そのための知識を得たり
    交流したり出来る手段を用意しました
  • 5:34 - 5:37
    "障がい者に
    アクセシブルなオンライン講座を
  • 5:37 - 5:39
    提供するための20のコツ"
  • 5:39 - 5:42
    というのがそれです
  • 5:43 - 5:47
    9つのコツはウェブサイトや
    ドキュメント・画像・ビデオについて
  • 5:47 - 5:50
    11は教え方についてです
  • 5:50 - 5:53
    さてアクセシブル テクノロジーを
    講座に取り入れることが出来ると
  • 5:53 - 6:00
    認めたがらない教職員の方々と
    一緒にお仕事をするときに
  • 6:00 - 6:02
    私は彼らの講座を
    アクセシブルにするために
  • 6:02 - 6:06
    どうかチャレンジしてみてと
    お願いしています
  • 6:07 - 6:09
    そこで明らかになったのが
    教職員は
  • 6:09 - 6:11
    技術セクションだけでなく
    オンライン講座の
  • 6:11 - 6:14
    デザイナーの協力も
    必要だということです
  • 6:14 - 6:16
    その点について
    ざっと触れますが
  • 6:16 - 6:18
    教職員やデザイナーが
    オンライン講座の何を
  • 6:18 - 6:19
    気をつけねばならないか
  • 6:19 - 6:21
    その点について
    お話したいと思います
  • 6:22 - 6:25
    "クリアで統一感のある
    レイアウトと体制図"
  • 6:25 - 6:28
    これこそが
    全ての講師が
  • 6:28 - 6:31
    教材を明確に提供するために
    必要なことなのです
  • 6:32 - 6:34
    もちろん
    視覚障がい者にも分かるようにね
  • 6:35 - 6:37
    そこでただテキストを羅列して
    視覚障がい者が
  • 6:37 - 6:39
    文章全体を
    読まねばならなくなるより
  • 6:39 - 6:42
    読み上げソフトを使って
    アクセスしたり
  • 6:42 - 6:48
    内容の構成を理解できるように
    ヘディングを構築しました
  • 6:48 - 6:53
    教職員はハイパーリンクの為に
    記述的な言い回しを使うわけですが
  • 6:53 - 6:56
    読み上げソフトを使って
    タブスルーをし
  • 6:56 - 7:01
    ページの各ウェブリソースに
    行きたいとします
  • 7:02 - 7:04
    そうすれば
    どのページから始めたらよいか
  • 7:04 - 7:06
    もしくはそのリソースは
    不要だと分かるからです
  • 7:06 - 7:10
    そこでもしアンダーラインのある
    テキストに "ここをクリック"
  • 7:10 - 7:13
    という説明をつけたとします
  • 7:13 - 7:16
    利用者にはそれが
    問題なく読めますが
  • 7:16 - 7:18
    彼らに読み上げられるのは
  • 7:18 - 7:21
    "ここをクリック、ここをクリック
    ここをクリック、ここをクリック"
  • 7:21 - 7:25
    そこでアンダーラインの
    記述を加える際に
  • 7:25 - 7:28
    "DO-IT website" と
    リンクにあれば
  • 7:28 - 7:31
    その利用者はリンク先が
    どこなのか分かるし
  • 7:31 - 7:34
    そのリンク先に行きたいか
    どうか決めることが出来るのです
  • 7:34 - 7:35
    とてもシンプルでしょう
  • 7:35 - 7:39
    "ここをクリック" と入力するのと
    全く手間は変わりません
  • 7:39 - 7:42
    でも読み上げソフトの利用者には
    アクセシブルになるのです
  • 7:43 - 7:45
    PDF
    これはちょっと厄介です
  • 7:45 - 7:47
    これもアクセシブルに出来ますが
    そこで疑問が沸くと思います
  • 7:47 - 7:50
    なぜこれはPDFでなければ
    ならないんだ?
  • 7:50 - 7:51
    時々チョイスが
    ないこともあります
  • 7:51 - 7:54
    ネットにあげられるのは
    PDFと決まってるからです
  • 7:54 - 7:58
    でも授業やオンライン講座の
    シラバスを作成する際に
  • 7:58 - 8:01
    PDFを使いたいですか?
    それとも内容そのものを
  • 8:01 - 8:04
    カットアンドペーストで
    ラーニングマネジメントシステムに
  • 8:04 - 8:08
    直接入力することで
    テキスト表示し
  • 8:08 - 8:13
    Canvasや他のシステムの
    フィーチャーを使って
  • 8:13 - 8:17
    ヘディングを作成し
    アクセシブルにしたいですか?
  • 8:17 - 8:18
    私ならそうしますね
  • 8:19 - 8:21
    画像が表示される際の
    テキスト記述について
  • 8:22 - 8:28
    画像が表示される際に
    その説明をテキスト入力するんです
  • 8:28 - 8:31
    ラーニングマネジメントシステムの中には
    そうするよう指示が出ることもあります
  • 8:31 - 8:33
    ですが指示があろうと
    なかろうと
  • 8:33 - 8:34
    入力は出来るわけです
  • 8:34 - 8:36
    するとこういう意見も
    出てきます
  • 8:36 - 8:37
    "ただのロゴで
  • 8:37 - 8:39
    何の意味もないんだよ
  • 8:39 - 8:41
    なぜそんなものの
    説明を入力しなきゃならない?"
  • 8:41 - 8:44
    あなたの講座に
    アクセスしようとしている
  • 8:44 - 8:48
    視覚障がい者はその画像が
    意味があるのかないのか分かりません
  • 8:48 - 8:53
    私たちのDO-ITサイトには
    ロゴがありますがそこには
  • 8:53 - 8:56
    "DO-ITのロゴ" という
    テキストが出ます
  • 8:56 - 8:59
    見た目の説明をするべき
    という人もいますし
  • 8:59 - 9:01
    見た目はどうでもよく
    大切なのは視覚障がい者が
  • 9:01 - 9:03
    そこにあるのがロゴで
  • 9:03 - 9:06
    その利用者にとって必要かどうか
    分かることが大事という人もいます
  • 9:07 - 9:11
    ごちゃごちゃしていない背景に
    大きな太字のフォントを使うことについて
  • 9:11 - 9:15
    パワーポイントを利用する場合
    私たちは自動的に
  • 9:15 - 9:18
    スライドは
    見づらいだろうからと
  • 9:18 - 9:23
    大きな太字のフォントを
    ごちゃごちゃしていない
  • 9:23 - 9:26
    背景に使いますよね
  • 9:27 - 9:30
    コントラストの強い
    色のコンビネーションについて
  • 9:30 - 9:32
    これはご自分でも
    分かりやすいと思います
  • 9:32 - 9:35
    たまにあるサイトに行くと
    濃い緑の背景に薄い緑の文字があり
  • 9:35 - 9:37
    一体何を考えてるんだろう?
    と思うことがありますよね
  • 9:37 - 9:40
    色盲の方への対応については
  • 9:40 - 9:44
    赤と緑を避ける、とかね
  • 9:44 - 9:47
    実はこういったことを
    テスト出来るリソースもあるので
  • 9:47 - 9:49
    見つけるのは
    難しくありません
  • 9:51 - 9:54
    内容とナビゲーションが
    キーボードのみでアクセシブルであること
  • 9:54 - 9:57
    もし問題が
    ご自身の使用しているプロダクト
  • 9:57 - 9:59
    そのものであったら
    どうにも出来ません
  • 9:59 - 10:01
    でももしコントロール
    出来ることがあるとしたら
  • 10:01 - 10:04
    それは知っておくべきです
  • 10:04 - 10:06
    そしてその問題を覚えておいて
  • 10:06 - 10:09
    常に改善しようとすることは大事です
  • 10:09 - 10:13
    例えば全国にある
    Canvasのワークグループは
  • 10:13 - 10:19
    Canvasの製作者などに
    アクセシビリティの問題について報告しています
  • 10:19 - 10:21
    ですから知っておくことは
    大事なのです
  • 10:23 - 10:26
    ビデオは字幕と
    副音声をつけること
  • 10:26 - 10:30
    まず字幕
    副音声も大事です
  • 10:30 - 10:34
    しかしもしご自身で
    ビデオを作成されるなら
  • 10:34 - 10:40
    始めから視覚障がい者にも
    やさしいものを作ることも可能です
  • 10:40 - 10:44
    それはおそらく多少の
    技術的サポートが必要でしょうが
  • 10:44 - 10:48
    Accessible IT サイトに
    ご自身で内容を読み上げることも出来ますが
  • 10:48 - 10:50
    それは誰かの助けを
    必要とするかもしれません
  • 10:51 - 10:56
    ご自身の講座が幅広い
    技術スキルの方々に適応していること
  • 10:57 - 11:01
    これは当たり前すぎるように
    聞こえるかもしれませんが
  • 11:01 - 11:04
    しかし私たちは普段使っている
    テクノロジーに慣れているので
  • 11:04 - 11:07
    生徒にその使い方を教えるのを
    忘れてしまうことがあります
  • 11:07 - 11:11
    もしご自身の講座に
    ハイテクに精通した生徒がいたとしても
  • 11:11 - 11:14
    そのプロダクトは
    使ったことがないかもしれないのです
  • 11:14 - 11:17
    Canvasの授業を受けるのが
    初めてかもしれないのです
  • 11:17 - 11:20
    ですから講座で使われる
    テクノロジーについて
  • 11:20 - 11:24
    ちょっとした要約やヘルプ先を
    シラバスや初回の授業の時に
  • 11:24 - 11:27
    提供してあげることが
    望ましいですね
  • 11:28 - 11:31
    講義は多様な形で
    提供されること
  • 11:31 - 11:33
    もしご自身の授業で
    ビデオを使われるなら
  • 11:33 - 11:34
    字幕を必ずつけてください
  • 11:34 - 11:36
    文字起こしもいいですが
  • 11:36 - 11:39
    少し違ったバージョンで
    提供するといいと思います
  • 11:39 - 11:42
    なぜなら文章で書く時には
  • 11:42 - 11:44
    ビデオ版とは違った内容を
    提供しますよね?
  • 11:44 - 11:50
    ビデオ版の多くが
    ネットベースの資料がついています
  • 11:50 - 11:53
    資料というより
    その内容の刊行物ですね
  • 11:54 - 11:59
    それは通常私たちが資料を書く時と
    同じようなスタイルで書かれています
  • 11:59 - 12:03
    ですからビデオ版にだって
    同じことは出来るわけです
  • 12:03 - 12:09
    それは授業内で提供されても
    別途資料で提供されてもいいと思います
  • 12:09 - 12:12
    以上が多様性についての
    説明になります
  • 12:12 - 12:15
    頭字語や専門用語については
    すでにお話しましたね
  • 12:15 - 12:19
    つづりを追加するかいっそ使わない
    そして用語説明を加える
  • 12:20 - 12:23
    指導と
    期待されることについて
  • 12:23 - 12:24
    これは明確に説明すること
  • 12:25 - 12:29
    後で授業でやろうと
    何年も前に
  • 12:29 - 12:34
    シラバスに
    入れておくことがあります
  • 12:34 - 12:36
    この課題は
    一週間で出来るだろうと予想して
  • 12:36 - 12:37
    講座の途中で出すとします
  • 12:37 - 12:39
    しかしもしかしたら
    もっと長く掛かる生徒もいるかもしれない
  • 12:39 - 12:41
    だったらその課題は
    最初の頃に出せばいいのです
  • 12:41 - 12:44
    課題を早めに始めたからって
    その生徒が処罰されるべきじゃない
  • 12:44 - 12:48
    全部は終わらないかもしれないけど
    授業への理解が深まります
  • 12:49 - 12:51
    そして生徒への期待は
    はっきり明記すること
  • 12:51 - 12:54
    ルーブリックなどを使って
  • 12:54 - 12:57
    生徒たちが何を期待されているか
    分かるようにすること
  • 12:57 - 13:00
    例文や課題は
    幅広い生徒を対象すること
  • 13:00 - 13:04
    まず生徒をよく観察してください
    別に統計取る必要はありません
  • 13:04 - 13:08
    ご自身の講座にアクセスするのが
    様々なタイプの人だと念頭に置くのです
  • 13:08 - 13:12
    少し年のいった生徒かもしれない
    男性も女性もいる
  • 13:12 - 13:17
    ご自身の講座を取る生徒たちは
    様々な規律の背景があると思って下さい
  • 13:17 - 13:20
    ですから例文は異なる
    背景の生徒を対象として
  • 13:20 - 13:22
    作ってみてください
  • 13:23 - 13:25
    アウトラインやその他
    オンライン講座の
  • 13:25 - 13:29
    足場になるようなものを提供すること
  • 13:29 - 13:32
    練習する機会を
    きちんと与えること
  • 13:32 - 13:39
    オンライン講座では時々
    必須の読み物などがありますが
  • 13:39 - 13:43
    もし他にもう少し指示が
    必要かもしれないなと思ったり
  • 13:43 - 13:46
    授業内容にちょっと
    幅をもたせたいなと思ったときに
  • 13:46 - 13:50
    その授業のタイトルを
    大文字で書きさらに
  • 13:50 - 13:52
    括弧書きで "オプション" とつけます
  • 13:54 - 13:57
    もう少し練習したいなとか
    情報が必要だなと思う生徒に
  • 13:57 - 13:59
    目印を示しておくわけです
  • 13:59 - 14:02
    全生徒に
    やるようにとは言いません
  • 14:02 - 14:05
    異なったレベルの知識や
    学習スタイルをもった生徒たちが
  • 14:05 - 14:07
    講義を受けるわけです
  • 14:07 - 14:11
    他より長く掛かる生徒も
    早く出来る生徒もいるかもしれない
  • 14:11 - 14:13
    そして学習期間だけじゃなく
  • 14:13 - 14:16
    他より少し多めの練習が
    必要な生徒だっているわけです
  • 14:17 - 14:19
    アクティビティやプロジェクト
    テストには適切な期間を設けること
  • 14:19 - 14:23
    これらは先ほども言ったように
    シラバスに追加するだけでいいんです
  • 14:23 - 14:26
    オンライン講座を
    教えるにあたって
  • 14:26 - 14:30
    私が以前プログラム管理者に
    お願いしたことは
  • 14:30 - 14:33
    実際より一週間早く
    講座をオープン出来るかということでした
  • 14:33 - 14:36
    そして常に
    オッケーが出ました
  • 14:36 - 14:39
    これは一部の生徒が
    早めに開始したり先に進んだりするので
  • 14:39 - 14:43
    講師にとっては
    若干面倒ではあるんですが
  • 14:43 - 14:45
    それはこちら側の問題ですから
  • 14:45 - 14:48
    だからって生徒が
    先に進まないよう邪魔したくありません
  • 14:48 - 14:50
    この生徒たちはもしかしたら
    近いうち急に忙しくなるかもしれない
  • 14:50 - 14:52
    だから先に
    進めておきたいと思うわけですね
  • 14:52 - 14:54
    しかしそれでも彼らが
    授業についていけるように
  • 14:54 - 14:56
    私は授業で何を話し合っているのか
  • 14:56 - 14:59
    明確にしておくようにしています
  • 14:59 - 15:02
    そして私はいつもクラス全体に
    次のようなメッセージを送ります
  • 15:02 - 15:04
    "この講座は一週間早くオープンしています
    ですから早く始めても結構です
  • 15:04 - 15:07
    しかし始めなければ
    他より遅れてしまうわけではありません
  • 15:07 - 15:08
    実際の講座は本日から開始です"
  • 15:08 - 15:10
    そうすることで
    例え一部の生徒が早めに開始しても
  • 15:10 - 15:14
    授業自体のコントロールが
    常にこちらにあるようにしています
  • 15:14 - 15:17
    課題に対して
    フィードバックと修正の
  • 15:17 - 15:19
    チャンスを与えること
  • 15:19 - 15:22
    つまり生徒たちに
    大きな課題を出した際に
  • 15:22 - 15:24
    草案を出すように提案し
  • 15:24 - 15:26
    それに対しての
    フィードバックを与える
  • 15:26 - 15:29
    あるいはそうすることも
    出来ますよと伝える
  • 15:29 - 15:31
    もしくはあらかじめ
    課題の一部として
  • 15:31 - 15:33
    草案をまず何月何日までに
    出さねばいけない
  • 15:33 - 15:35
    と指示してしまうことも出来ます
  • 15:35 - 15:38
    そうすることで
    生徒たちが課題を終えた後になって
  • 15:38 - 15:41
    それを採点しながら
    "課題内容を理解してなかったのか?"
  • 15:41 - 15:43
    という行き違いも
    なくなるわけです
  • 15:44 - 15:50
    評価の方法に
    バリエーションをもたせる
  • 15:50 - 15:53
    試験は三種類の
    異なった方法で行いますよと
  • 15:53 - 15:58
    生徒たちに
    オプションを与えるなどです
  • 15:58 - 16:03
    学習成果を三つの異なる方法で
    示すことが出来るわけです
  • 16:03 - 16:04
    プロジェクトにしても同じです
  • 16:04 - 16:08
    生徒がどのプロジェクトをやりたいか
    オプションを与えて選ばせる
  • 16:08 - 16:11
    あるいは講座全体に渡って
    様々な課題を出すなどする
  • 16:11 - 16:14
    我々講師は時々
    決まったやり方で生徒にやって欲しいわけです
  • 16:14 - 16:17
    プロジェクトにしろ
    短答式テストにしろ
  • 16:17 - 16:20
    選択式テストや
    他の形式のテスト
  • 16:20 - 16:23
    ビデオ制作の課題にしろ
    色々ありますね
  • 16:23 - 16:27
    ただ生徒たちが
    ある一つのことが優れていないからといって
  • 16:27 - 16:31
    落第にならないよう
    オプションを設けるのです
  • 16:31 - 16:35
    障がいのある生徒にとって
    アクセシブルである
  • 16:35 - 16:40
    オンライン講座の構築の
    仕方について簡単にお話しました
  • 16:40 - 16:43
    難しくもないし
    技術的でもないですよね?
  • 16:43 - 16:44
    そこで教職員のみなさん
  • 16:44 - 16:46
    特に "時間がなくて" と
    仰る方にお願いしたいのは
  • 16:46 - 16:48
    今日お話したことを見返して
    今すぐにでも出来そうなことを
  • 16:48 - 16:52
    丸で囲んでみてください
  • 16:52 - 16:57
    誰にでも出来ることがありますし
    もうすでにやってないと仮定して
  • 16:57 - 17:01
    これからやったとしても
    ご自身の講座をよりよく出来るのです
  • 17:01 - 17:06
Title:
e-ラーニングをアクセシブルにするために講師が出来る20のコツ
Description:

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Video Language:
English
Team:
DO-IT
Duration:
17:50

Japanese subtitles

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