e-ラーニングをアクセシブルにするために講師が出来る20のコツ
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0:02 - 0:05(音楽)
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0:05 - 0:07(ナレーター)今回
シェリル・バーグストーラーが -
0:07 - 0:11アクセシブルな eラーニングの為の
ハイライトやコツを伝授します -
0:11 - 0:15(音楽)
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0:23 - 0:25(シェリル・バーグストーラー)
今日は eラーニングにおいての -
0:25 - 0:30教育設計の従事者や教職者が
知っておくべきポイントについて -
0:30 - 0:32お話ししたいと思います
-
0:32 - 0:35このトピックについて
お話をするときに -
0:35 - 0:42教職員の皆さんこうおっしゃいます
"時間があまりなくて" -
0:42 - 0:46もしくは
"充分な資金がなくて" -
0:46 - 0:48これは同意される方がいますね
-
0:48 - 0:52"技術的なサポートが充分ないから"
-
0:53 - 0:56失礼のないように
言い返させてもらえるなら -
0:56 - 1:00私たち皆が
出来ることがあるということ -
1:00 - 1:02いっぺんに全部を
やらなくてもいいんです -
1:02 - 1:06徐々にですが私たちの
講座をアクセシブルに出来るのです -
1:06 - 1:09その考えをもとに
この度公開されたのが -
1:09 - 1:12"アクセシブルな
オンライン講座の為の20のコツ" -
1:12 - 1:15そこで少しだけ
その内容に触れてみたいと思います -
1:15 - 1:18これはアクセシブル
サイバー ラーニング プロジェクトの一環で -
1:18 - 1:21他のプロジェクトの
リソースでもあります -
1:21 - 1:25ちょっと1995年まで
時間を遡ってみましょう -
1:25 - 1:27実は私は
このワシントン大学での -
1:27 - 1:30最初のオンライン講座を
教えたことがあるんです -
1:30 - 1:32皆さんご存じですけどね
-
1:32 - 1:35時は1995年
未だに私的には -
1:35 - 1:3618歳の女の子を
これらの講座の講師として -
1:36 - 1:38雇った大学が
ある意味すごいなと思います -
1:38 - 1:40(聴衆の笑い声)
-
1:40 - 1:43でも私はかなり
ませてたので -
1:43 - 1:49ロチェスター工科大学の
ノーム博士と共にクラスを受け持ちました -
1:49 - 1:52私たちは各地の
アクセシブル テクノロジーについて -
1:52 - 1:55講演をしていました
-
1:55 - 1:59ワシントン大学では
郵便システムを使った -
1:59 - 2:04かなり広範囲の遠隔教育の
プログラムがありました -
2:04 - 2:07大学は生徒たちに
ビデオなどの教材を郵送し -
2:07 - 2:09各地の試験会場にて
それらの講座の -
2:09 - 2:11試験を監督しました
-
2:11 - 2:14かなり入念に
作られたシステムでしたね -
2:14 - 2:17そして私は密かに
これらのオンライン講座が -
2:17 - 2:20障がいのある生徒たちにも
アクセシブルであるよう -
2:20 - 2:23注意を払いました
-
2:23 - 2:27さらに本当にオンライン講座で
教室での講義とどれくらい -
2:27 - 2:30同じレベルのものが出来るのか
興味もありました -
2:30 - 2:32特に
支援テクノロジーのようなものは -
2:32 - 2:35通常人が物に触れたり
操作したりします -
2:36 - 2:38そこで私はノーム・クームス博士に
"障がい者のための適応技術"という -
2:38 - 2:41授業を受け持ってくれるよう
依頼しました -
2:41 - 2:45さて当時ですが
ある程度の年齢の方なら覚えてるでしょう -
2:45 - 2:50私たちはメールでやりとりをし
メールがベースのディスカッションリストや -
2:50 - 2:57ゴーファーサーバーがありました
ミネソタ大学のゴーファーです -
2:57 - 3:01テキストベースの
オンライン カタログ システムみたいなやつです -
3:01 - 3:03リソースのあらましを入れると
-
3:03 - 3:07各地のリソースに
リンクしてくれるのです -
3:07 - 3:09実は私たちは
障がい者のための -
3:09 - 3:15世界で最も総括的な
ゴーファーサーバーであると表彰されたんですよ -
3:15 - 3:17競争相手がいたのかどうかは
分かりませんけどね -
3:17 - 3:19ともかくそれが私たちの
コース ライブラリーだったんです -
3:19 - 3:21それから
テルネットという -
3:21 - 3:27NASAやその他の大きな計算システムに
アクセス出来るプロトコル -
3:27 - 3:30これらは異なる言語で
作られたインターフェースだったので -
3:30 - 3:32生徒たちは
このためにわざわざ -
3:32 - 3:35その言語を
学ばねばなりませんでした -
3:35 - 3:38それから
ファイルを移動するための -
3:38 - 3:41ファイル トランスファー プロトコル
これも使いましたね -
3:41 - 3:43つまりかなり
基本的なテクノロジーだったのです -
3:43 - 3:46教材はすべて
テキストフォーマットでした -
3:46 - 3:48ゴーファーですから
チョイスはないわけです -
3:48 - 3:49だからやりました
-
3:49 - 3:51郵便も使いました
-
3:51 - 3:54発行物もビデオも
郵送しました -
3:54 - 3:55DO-IT もありましたよ
-
3:55 - 3:58DO-IT をVHSテープに
録画して -
3:58 - 4:01キャプションもつけて
副音声もあったんですよ -
4:01 - 4:04それらを生徒たちに
郵送したわけです -
4:05 - 4:07授業の準備も
ほとんど終えて -
4:07 - 4:10(大学に)ノーム・クームス博士の
レジュメを提出し -
4:10 - 4:14博士はワシントン大学の講師として
承認されました -
4:14 - 4:16ある時ミーティング中に
試験監督在席での試験について -
4:16 - 4:18話をしている際に
ふと何気なく -
4:18 - 4:21"こんな色んな場所で
試験監督による試験なんて -
4:21 - 4:25出来ないですよ
ノーム博士は盲目ですから -
4:25 - 4:28生徒たちの手書きの解答を
読めません -
4:28 - 4:31だから電子形式にしないと
私ひとりで採点しなければならないし -
4:31 - 4:34そんなの一人で
やりたいとは思いませんでしたから -
4:34 - 4:38RITに誰か派遣して
博士に解答を読み上げてもらわないと" -
4:38 - 4:40さて博士が盲目であると
-
4:40 - 4:43今になって報告したことを
-
4:43 - 4:47プログラム担当者たちは
いい顔しませんでしたね -
4:47 - 4:49そのことが博士を
講師として承認するかどうかには -
4:49 - 4:52関係ないと思ったし
滑稽とすら思いました -
4:52 - 4:54当時ですらね
-
4:54 - 4:56大学はゴーサインを出し
-
4:56 - 5:00私たちはこの講座を
完全なアクセシブルにし -
5:00 - 5:03最初の講座が終わるころ
-
5:03 - 5:05こう聞かれました
-
5:05 - 5:07"シェリル
これだけの手間をかけて -
5:07 - 5:09一体何人の障がい者が
受講したの? -
5:09 - 5:11成功だったなんて
どうやって分かるの?" -
5:11 - 5:13だから私はこう答えました
-
5:13 - 5:16"何人の障がい者が
受講したのかさっぱり分かりませんね -
5:16 - 5:19だって完全なアクセシブルな
講座にしたんですもの" -
5:19 - 5:21誰も申告する必要が
なかったわけです -
5:21 - 5:24大学はいい顔しませんでしたが
私たちは講座を続けました -
5:24 - 5:28でも私としては最初のクラスが
アクセシブルだったことは誇りです -
5:28 - 5:30さて e-ラーニングに
ユニバーサルデザインを適用するために -
5:30 - 5:34そのための知識を得たり
交流したり出来る手段を用意しました -
5:34 - 5:37"障がい者に
アクセシブルなオンライン講座を -
5:37 - 5:39提供するための20のコツ"
-
5:39 - 5:42というのがそれです
-
5:43 - 5:479つのコツはウェブサイトや
ドキュメント・画像・ビデオについて -
5:47 - 5:5011は教え方についてです
-
5:50 - 5:53さてアクセシブル テクノロジーを
講座に取り入れることが出来ると -
5:53 - 6:00認めたがらない教職員の方々と
一緒にお仕事をするときに -
6:00 - 6:02私は彼らの講座を
アクセシブルにするために -
6:02 - 6:06どうかチャレンジしてみてと
お願いしています -
6:07 - 6:09そこで明らかになったのが
教職員は -
6:09 - 6:11技術セクションだけでなく
オンライン講座の -
6:11 - 6:14デザイナーの協力も
必要だということです -
6:14 - 6:16その点について
ざっと触れますが -
6:16 - 6:18教職員やデザイナーが
オンライン講座の何を -
6:18 - 6:19気をつけねばならないか
-
6:19 - 6:21その点について
お話したいと思います -
6:22 - 6:25"クリアで統一感のある
レイアウトと体制図" -
6:25 - 6:28これこそが
全ての講師が -
6:28 - 6:31教材を明確に提供するために
必要なことなのです -
6:32 - 6:34もちろん
視覚障がい者にも分かるようにね -
6:35 - 6:37そこでただテキストを羅列して
視覚障がい者が -
6:37 - 6:39文章全体を
読まねばならなくなるより -
6:39 - 6:42読み上げソフトを使って
アクセスしたり -
6:42 - 6:48内容の構成を理解できるように
ヘディングを構築しました -
6:48 - 6:53教職員はハイパーリンクの為に
記述的な言い回しを使うわけですが -
6:53 - 6:56読み上げソフトを使って
タブスルーをし -
6:56 - 7:01ページの各ウェブリソースに
行きたいとします -
7:02 - 7:04そうすれば
どのページから始めたらよいか -
7:04 - 7:06もしくはそのリソースは
不要だと分かるからです -
7:06 - 7:10そこでもしアンダーラインのある
テキストに "ここをクリック" -
7:10 - 7:13という説明をつけたとします
-
7:13 - 7:16利用者にはそれが
問題なく読めますが -
7:16 - 7:18彼らに読み上げられるのは
-
7:18 - 7:21"ここをクリック、ここをクリック
ここをクリック、ここをクリック" -
7:21 - 7:25そこでアンダーラインの
記述を加える際に -
7:25 - 7:28"DO-IT website" と
リンクにあれば -
7:28 - 7:31その利用者はリンク先が
どこなのか分かるし -
7:31 - 7:34そのリンク先に行きたいか
どうか決めることが出来るのです -
7:34 - 7:35とてもシンプルでしょう
-
7:35 - 7:39"ここをクリック" と入力するのと
全く手間は変わりません -
7:39 - 7:42でも読み上げソフトの利用者には
アクセシブルになるのです -
7:43 - 7:45PDF
これはちょっと厄介です -
7:45 - 7:47これもアクセシブルに出来ますが
そこで疑問が沸くと思います -
7:47 - 7:50なぜこれはPDFでなければ
ならないんだ? -
7:50 - 7:51時々チョイスが
ないこともあります -
7:51 - 7:54ネットにあげられるのは
PDFと決まってるからです -
7:54 - 7:58でも授業やオンライン講座の
シラバスを作成する際に -
7:58 - 8:01PDFを使いたいですか?
それとも内容そのものを -
8:01 - 8:04カットアンドペーストで
ラーニングマネジメントシステムに -
8:04 - 8:08直接入力することで
テキスト表示し -
8:08 - 8:13Canvasや他のシステムの
フィーチャーを使って -
8:13 - 8:17ヘディングを作成し
アクセシブルにしたいですか? -
8:17 - 8:18私ならそうしますね
-
8:19 - 8:21画像が表示される際の
テキスト記述について -
8:22 - 8:28画像が表示される際に
その説明をテキスト入力するんです -
8:28 - 8:31ラーニングマネジメントシステムの中には
そうするよう指示が出ることもあります -
8:31 - 8:33ですが指示があろうと
なかろうと -
8:33 - 8:34入力は出来るわけです
-
8:34 - 8:36するとこういう意見も
出てきます -
8:36 - 8:37"ただのロゴで
-
8:37 - 8:39何の意味もないんだよ
-
8:39 - 8:41なぜそんなものの
説明を入力しなきゃならない?" -
8:41 - 8:44あなたの講座に
アクセスしようとしている -
8:44 - 8:48視覚障がい者はその画像が
意味があるのかないのか分かりません -
8:48 - 8:53私たちのDO-ITサイトには
ロゴがありますがそこには -
8:53 - 8:56"DO-ITのロゴ" という
テキストが出ます -
8:56 - 8:59見た目の説明をするべき
という人もいますし -
8:59 - 9:01見た目はどうでもよく
大切なのは視覚障がい者が -
9:01 - 9:03そこにあるのがロゴで
-
9:03 - 9:06その利用者にとって必要かどうか
分かることが大事という人もいます -
9:07 - 9:11ごちゃごちゃしていない背景に
大きな太字のフォントを使うことについて -
9:11 - 9:15パワーポイントを利用する場合
私たちは自動的に -
9:15 - 9:18スライドは
見づらいだろうからと -
9:18 - 9:23大きな太字のフォントを
ごちゃごちゃしていない -
9:23 - 9:26背景に使いますよね
-
9:27 - 9:30コントラストの強い
色のコンビネーションについて -
9:30 - 9:32これはご自分でも
分かりやすいと思います -
9:32 - 9:35たまにあるサイトに行くと
濃い緑の背景に薄い緑の文字があり -
9:35 - 9:37一体何を考えてるんだろう?
と思うことがありますよね -
9:37 - 9:40色盲の方への対応については
-
9:40 - 9:44赤と緑を避ける、とかね
-
9:44 - 9:47実はこういったことを
テスト出来るリソースもあるので -
9:47 - 9:49見つけるのは
難しくありません -
9:51 - 9:54内容とナビゲーションが
キーボードのみでアクセシブルであること -
9:54 - 9:57もし問題が
ご自身の使用しているプロダクト -
9:57 - 9:59そのものであったら
どうにも出来ません -
9:59 - 10:01でももしコントロール
出来ることがあるとしたら -
10:01 - 10:04それは知っておくべきです
-
10:04 - 10:06そしてその問題を覚えておいて
-
10:06 - 10:09常に改善しようとすることは大事です
-
10:09 - 10:13例えば全国にある
Canvasのワークグループは -
10:13 - 10:19Canvasの製作者などに
アクセシビリティの問題について報告しています -
10:19 - 10:21ですから知っておくことは
大事なのです -
10:23 - 10:26ビデオは字幕と
副音声をつけること -
10:26 - 10:30まず字幕
副音声も大事です -
10:30 - 10:34しかしもしご自身で
ビデオを作成されるなら -
10:34 - 10:40始めから視覚障がい者にも
やさしいものを作ることも可能です -
10:40 - 10:44それはおそらく多少の
技術的サポートが必要でしょうが -
10:44 - 10:48Accessible IT サイトに
ご自身で内容を読み上げることも出来ますが -
10:48 - 10:50それは誰かの助けを
必要とするかもしれません -
10:51 - 10:56ご自身の講座が幅広い
技術スキルの方々に適応していること -
10:57 - 11:01これは当たり前すぎるように
聞こえるかもしれませんが -
11:01 - 11:04しかし私たちは普段使っている
テクノロジーに慣れているので -
11:04 - 11:07生徒にその使い方を教えるのを
忘れてしまうことがあります -
11:07 - 11:11もしご自身の講座に
ハイテクに精通した生徒がいたとしても -
11:11 - 11:14そのプロダクトは
使ったことがないかもしれないのです -
11:14 - 11:17Canvasの授業を受けるのが
初めてかもしれないのです -
11:17 - 11:20ですから講座で使われる
テクノロジーについて -
11:20 - 11:24ちょっとした要約やヘルプ先を
シラバスや初回の授業の時に -
11:24 - 11:27提供してあげることが
望ましいですね -
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Kumi Otake edited Japanese subtitles for 20 Tips for Instructors about Making Online Learning Courses Accessible | ||
Kumi Otake edited Japanese subtitles for 20 Tips for Instructors about Making Online Learning Courses Accessible | ||
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