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心の中のゾウと仲良くなると、人は動く | 竹林 正樹 | TEDxGlobisU

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    青森から来ました 竹林正樹と申します
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    心と行動の研究をしております
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    普段から 人をよく
    観察するように心掛けていたら
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    去年あることに気づきました
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    私が学会で発表すると 聞いてる人は
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    私の津軽弁なまりに突っ込みたくて
    うずうずしてるみたいなんです
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    (笑)
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    真面目な話をしてるのに
    津軽弁漫談に聞こえてしまう
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    さすがにこれじゃだめだと思って
    標準語の特訓をしました
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    3か月ほど特訓して標準語が
    そこそこ上手くなったなと思ったので
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    友人に披露をしたところ
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    「君は津軽弁だから 難しい話でも
    なんだか楽しく聞こえるんだよ
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    標準語になったら寂しいな」
    って言われました
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    もし頭ごなしに
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    「君に標準語向いてない
    無駄なあがきはやめたら」って言われたら
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    私は意地でも特訓を続けたでしょう
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    優しく言われたことで
    心が後押しされた感じになって
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    特訓をやめる決心がつきました
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    人の心って そういうところ ありますよね
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    こんな経緯もあって
    今日は津軽弁でいかせていただきます
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    方言の聞き取り
    自信ないなーって方もご安心下さい
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    所々に字幕入れております
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    さらに人間には素晴らしい才能があります
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    あなたにもあります
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    それは慣れるってことです
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    私レベルの津軽弁だと 1分40秒すると
    あなたの心は慣れてきて
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    だんだんと方言を受け入れはじめます
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    そろそろ1分40秒経ちましたかね
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    (笑)
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    本題に入ります
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    この時間は
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    「なんであの人は分かってくれないの?」
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    「どうすれば自発的に動いてくれるの?」を
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    テーマに 私の失敗談や
    世界の研究を交えてお話しします
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    私の話が終わるとき
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    あなたは 「相手に自発的に動いてもらうには
    こうすればいいんだね」って
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    お腹の底から感じていただけるでしょう
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    それにしても 人を動かすってのは
    本当に難しいですよね
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    相手を心配して説得したのに
    相手は逆に怒り出した
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    そんなことがあると悲しいですよね
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    私は若いころ 祖母の説得に失敗し
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    その後10年以上悩んで
    体を壊したことがあります
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    場面は22年前 青森
    私が研究を始める前の話です
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    祖母は 我が家の向かいに住んでいて
    私をよくかわいがってくれました
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    私も祖母が大好きで 毎日遊びに行きました
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    でも祖母には秘密がありました
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    重い糖尿病で
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    目がほとんど見えなくなってましたが
    それを隠して生活してました
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    そしてついに祖母の病気がバレました
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    ある晩 私はパーティーに行くために
    天然パーマをオールバックに決めて
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    髭も剃って いざパーティーに
    出かけようと思ったその時
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    姉が私に話しかけてきました
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    「おばあちゃん病気で
    目がほとんど見えでないんだって」
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    「でも病院さ どうしても
    行がねって言ってら」
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    それを聞いて
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    私は居ても立っても居られなくなって
    祖母の元に駆けつけました
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    「おばあちゃん!」
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    祖母は そろそろ寝ようとしてたところでした
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    「どうしたのさ?」
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    祖母は穏やかに言いました
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    祖母は普通なら最初に突っ込むはずの
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    私のてっかてっかのオールバックヘアに
    全く触れないので
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    いよいよ目が見えてないんだな
    と私は確信しました
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    私は火がついたように説得を始めました
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    「(津軽弁)命に関わる病気だから
    病院で検査しなきゃダメだ」
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    私は祖母に一刻も早く通院してほしくて
    強い口調で説得しました
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    祖母は私の言葉を遮るように こう言いました
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    「(津軽弁)うるさいなぁ
    わかったから帰って」
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    祖母の反論を予想しなかった私は
    びっくりして思わずこう言いました
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    「(津軽弁)わがまま言って!頭にくる!」
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    私はドアをバタンと閉めて出て行きました
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    もうパーティーだなんて
    どうでも良くなりました
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    私はその後も 祖母と仲直りできませんでした
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    祖母の状態はどんどんと悪化し
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    治療を始めた時 もはや手遅れでした
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    私はもんもんとした感情に押しつぶされ
    ストレスで13キロ太りました
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    疲れ果ててぐったりしてた時
    急に私にある考えが降りてきました
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    「おばあちゃんも早くに治療開始した方が
    良いってこと分かってたはず
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    なして 分がってることでぎねんだべが?
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    この悩み 科学的に解決した人 必ずいるはず
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    偉い人の研究ば 調べてみるか」
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    次の日から 世界中の研究を
    調べまくりました
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    最初は調べ方もよく分からず
    本当に手探りでしたけども
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    何年も諦めずに 探してたら
    ついにぴったりの論文に出会いました
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    論文に出会ったときの感動を
    今でもはっきりと覚えてます
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    頭の中に散らばったパーツが
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    一つの大きな力に
    生まれ変わるのを体感しました
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    私は 人に感情と理性が
    あることは知っていました
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    でもその本質はよく分がってませんでした
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    感情というのは 巨大な存在で
    隠れることもない
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    気まぐれで 力も強く
    暴れだすと手に負えない
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    でも 優しい面もあってなんだか憎めない
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    ここで感情をある動物に例えると
    感情の特徴がよく理解できます
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    その動物は ニワトリよりもずっと速く
    時速40キロで走ります
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    サルよりも攻撃力が強く
    5トンの体重で人を押し潰します
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    そしてクマよりも人懐っこい
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    その動物とは何でしょうか?
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    それはゾウです
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    人間の感情も大きくて
    優しくて 動きが速くて 気まぐれで
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    でも暴走したら手に負えないという点で
    ゾウによく似てるんです
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    これまで 多くの科学者たちも
    感情をゾウに例えました
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    だから私も感情を「ゾウ」と呼びます
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    想像してください
    心の中にはゾウがいるんです
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    あなたの心にも 私の中にも
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    一方 理性は冷静ですけども
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    あんまり出てこないうえに
    思いのほか力が弱いです
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    ゾウが暴れると 理性の力では
    なかなかコントロールできません
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    だから 私たちはまず感情
    つまりゾウと仲良くすることが先決です
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    世界中の研究からゾウとの
    上手い付き合い方が分かってきました
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    分かっていても なかなか動けない時
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    仲間が鼻先でそっと後押ししてくれると
    一歩踏み出しやすくなる
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    これ 聞いたことある方いるかもしれません
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    「ナッジ理論」と言われるものです
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    私がなまってると上手く伝わらないので
    字幕出しますね
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    ナッジ
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    ゾウをそっと後押しして
    人を動かすアプローチです
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    [そっと後押し = ナッジ]
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    ナッジ理論を提唱した
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    リチャード・セイラー博士は
    ノーベル賞を受賞してるんです
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    ゾウを後押しして人を動かす
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    でも後押しって 具体的に
    どうすればいいんでしょうか?
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    法則が3つあります
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    1つ目です
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    ゾウが疲れてないタイミングを選びます
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    [疲れていないときを選ぶ]
    [疲れると 頑固に]
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    2つ目です
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    ゾウから選択肢を奪わない
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    [選択肢を奪わない]
    [押し付けは 嫌い]
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    3つ目です
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    ゾウへ話しかけるときは
    最初と最後をポジティブなイメージにする
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    [最初と最後をポジティブなイメージにする]
    [第一印象と 有終の美!]
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    この3つの法則がうまく使われないと
    ゾウが暴れてしまうってのは
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    きっとあなたも経験したことがあります
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    例えば 学生時代 疲れて帰ってきた時 親に
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    「すぐに宿題やりなさい」って
    頭ごなしに言われて
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    頑張って宿題が終わって
    「やれやれ」と思った時に
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    「明日の予習やったの?」って言われたら
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    「きー」って気持ちになりますよね
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    (笑)
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    あの感覚です
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    思い返せば あの日私は祖母のゾウを
    暴れさせるようなことばかりしてきました
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    ゾウの機嫌の悪い夜に
    いきなり頭ごなしに治療を押し付け
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    とどめに ひどい捨て台詞を
    吐いてしまいました
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    私はゾウのことを知らないまま
    祖母を説得した自分を
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    本当に心の底から 本当に反省しました
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    そして私はこれからの人生
    ゾウの研究に捧げることを決意しました
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    安定した仕事も辞めることにしました
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    周りからは考え直せって言われました
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    でもゾウと仲良くなれないと
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    これからもまた 大切な人を
    不幸にさせてしまうかもしれません
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    私にはそれが 耐えられないんです
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    ゾウと寄り添う優しい社会を作りたい
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    私はその思いで研究に没頭しました
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    年月が経ち 今度は
    父親の糖尿病が進行しました
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    父は高血圧で内科に通い
    糖尿病もその内科で診てもらってました
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    糖尿病専門のクリニックに
    早めに行った方がいいかもって
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    父も薄々感じていながらも
    なかなか動こうとしませんでした
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    私は祖母の時のように
    勢いで説得するようなことはせずに
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    ゾウを後押しする3つの法則を
    確実におさえることを心がけました
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    3つの法則は
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    疲れてないときに 選択肢を奪わず
    最初と最後をポジティブに です
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    まず 父のゾウが最も疲れていないであろう
    朝食直後に話をすることに決めました
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    いざ当日
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    食卓で父の向かいに座ったら
    私の心に父のゾウの姿が浮かんできました
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    父のゾウはなんだか
    話を聞いてくれそうな雰囲気でした
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    [父] [感情]
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    最初が肝心なので
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    父の好きな旅行の話から
    始めることにしました
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    「(津軽弁)最近 大学の時の友達と
    旅行に行ったの?」
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    私が聞くと父は
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    「(津軽弁)皆で銀座に行って
    写真をいっぱい撮った」
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    楽しそうに答えました
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    私は笑顔でうなずきました
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    父とのゾウの距離が
    少しずつ近付いていくのを感じました
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    私はゆっくりと続けました
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    「(津軽弁)来年も旅行に行けるように
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    専門医と少し話してみるのも
    面白いと思うけど
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    どうかな?」
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    父のゾウは一転して
    固まってしまったようでした
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    それを見て 今度は
    私の心のゾウがそわそわし
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    結論を急ぎたい衝動におそわれました
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    この時 めったに出てこない
    私の理性が出てきて
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    ゾウを優しくなだめてくれました
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    理性のおかげで
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    私は 湧き上がる衝動を
    抑えることができました
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    明るく会話を終えるために
    私は笑顔でこう言いました
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    「(津軽弁)ちゃんと聞いてくれてありがとう
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    俺のためにも考えてくれると嬉しいな」
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    その結果 父はどうなったでしょうか?
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    ほどなくして父は
    糖尿病のクリニックへの受診を決め
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    現在 父の病状は
    少しずつ良くなってきてます
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    長年の研究が報われて
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    そして祖母に対する罪悪感からも
    ようやく解放され
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    私は身も心も軽くなりました
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    13キロ増えた私の体重も元に戻りました
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    今 父はこのトークを聞いてます
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    父は息子の作戦に乗せられたって
    怒るでしょうか?
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    それは決してないと信じてます
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    なぜなら私は父のゾウの背中を
    そっと押しただけだからです
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    父は自分で心穏やかに受診を決めたんです
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    ゾウに寄り添う姿勢を持ち続けると
    人を動かせるようになるだけではありません
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    きっとあなたにも 素敵な変化が起きます
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    それも2つです
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    1つ目です
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    相手に腹が立たなくなります
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    [腹が立たなくなる]
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    家族から思いがけず きつい一言
    言われること ありませんか?
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    そんな時でも
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    「ゾウのコントロールに
    失敗しちゃったんだね」
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    昔の私みたいって考えると
    なんだか笑顔で対応できます
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    2つ目です
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    自分の過ちを素直に謝れるようになります
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    [素直に謝ることができるようになる]
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    私は 余計なひと言を
    言ってしまうことがあります
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    若い頃の私は 祖母に謝れずに
    それがずっと心残りでした
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    でも今は 自分のゾウの
    管理不行届きだったかもって考えると
  • 15:09 - 15:12
    笑顔で「ごめんなさい」が言えます
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    ゾウと仲良くなったおかげで
    私は笑顔の時間が増えました
  • 15:21 - 15:25
    きっとこれからの人生も
    笑顔に満ちたものだと信じてます
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    お別れの時間が近づきました
    最後にお願いです
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    あなたの優しさを
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    ぜひ大切な人のゾウを喜ばせることに
    使ってあげてください
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    確かにゾウは気難しいところもあります
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    でもゾウだって
    本当は暴れたくなんかないんです
  • 15:46 - 15:47
    ゾウが笑顔になると
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    きっと自発的に行動してくれるでしょう
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    私のゾウは今 満面の笑みです
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    憧れの舞台で
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    大好きな家族や研究のことを
    聞いていただけた
  • 16:00 - 16:02
    最高の気分です
  • 16:02 - 16:08
    最後は あなたのゾウと最高の笑顔で
    お別れのあいさつをしたいです
  • 16:09 - 16:12
    本当にありがとうございました
  • 16:12 - 16:15
    (拍手)
Title:
心の中のゾウと仲良くなると、人は動く | 竹林 正樹 | TEDxGlobisU
Description:

1972年青森県生まれ。若い頃、祖母に通院を説得して拒絶された経験から、「人を自発的に健康行動へと動かす」ことの探求を始め、ナッジ理論(自発的によい行動へと後押しする設計)に出合う。
ナッジの魅力を穏やかな津軽弁で語りかける講演は全国で好評で、学会発表では立ち見が出ることも。最近は自治体のナッジ戦略助言や、若い実践者の学会発表支援などの人材育成に注力している。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
Japanese
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
16:29

Japanese subtitles

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