法多山尊永寺の大谷 純應（おおたに じゅんのう）住職が、「死んだ人のための場所」「静かでなければならない場所」などという現代の既成観念を超え、集まる人々に楽しみと喜びを与える地域コミュニティの拠り所というお寺の旧来の役割を取り戻し、街を活性化させるという試みについて紹介します。

1968年、静岡県袋井市生まれ。仏教系大学院を修了後、高野山での修業を経て法多山に入寺。2009年より住職を務める。郷里を離れていた8年間の空白を埋めたいという気持ちから、青年会議所や観光協会、消防団など地元に関わる活動に参加。その活動は寺院経営への活用だけでなく、「コミュニティの場としての寺院」という現在の法多山のあり方に大きな影響を与えている。「寺・まちづくり」のために、仲間と熱く語り合うことが今一番の楽しみ。
　
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。