スー・オースティン:車椅子で海中散歩
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0:01 - 0:03今日ここで 私の人生の歩みや
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0:03 - 0:05車椅子と―
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0:05 - 0:07それが もたらした自由について
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0:07 - 0:09お話できることを 嬉しく思います
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0:09 - 0:12私が車椅子を使い始めたのは
今から16年前 -
0:12 - 0:14病の進行によって
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0:14 - 0:18外界との繋がり方が
変わってしまった時です -
0:18 - 0:20車椅子を使い始めたことで
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0:20 - 0:23圧倒的な自由を得ました
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0:23 - 0:26それまでの生活が消え去り
制限されてしまった中 -
0:26 - 0:28車椅子はまさに 新しい
特別な おもちゃになりました -
0:28 - 0:32ブンブン走り回って
再び風を感じることができました -
0:32 - 0:36ただ屋外にいるだけで 爽快でした
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0:36 - 0:40でも 私が新たな喜びと
自由を手にした一方で― -
0:40 - 0:44周囲の人々の反応は
完全に変わってしまいました -
0:44 - 0:46もはや彼らの目には
私は映らないかのように -
0:46 - 0:50透明なマントで
覆われてしまったかのように -
0:50 - 0:53人々は 車椅子の生活がどんなものか
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0:53 - 0:58勝手な想像を巡らせているようでした
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0:58 - 1:03「車椅子」と聞いて
何を連想するか 聞いたところ -
1:03 - 1:06返ってきたのは「限界」「不安」
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1:06 - 1:09「哀れ」そして「制限」といった言葉でした
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1:09 - 1:14そうした人々の反応は
私自身の内面に定着し -
1:14 - 1:17自分が誰なのか 根本のレベルで
変えてしまいました -
1:17 - 1:22自分の中の何かが
遊離されていきました -
1:22 - 1:25私は自分という存在を―
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1:25 - 1:29自らの視点ではなく
他人の反応を通じて -
1:29 - 1:32絶えず そして鮮明に
見続けたのです -
1:32 - 1:37そこで私は 自身の経験を自ら語って
アイデンティティーを -
1:37 - 1:40取り戻す必要がありました
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1:40 - 1:42"自由を見つけるとは”
自ら創作することで
私たちは 人生という物語を
作家のように 真剣に紡ぐようになる
(デービス 2009年 TEDx Women) -
1:42 - 1:46"自由を見つけるとは”
自ら創作することで
私たちは 人生という物語を
作家のように 真剣に紡ぐようになる
(デービス 2009年 TEDx Women) -
1:46 - 1:48私は 創作活動を始めました
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1:48 - 1:50車椅子を使う楽しさや
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1:50 - 1:56自由な感覚を伝えることで―
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1:56 - 2:00電動車椅子ですが
世の中と 向き合いたいと思いました -
2:00 - 2:07車椅子を使い始めた時以来
私の内面に定着し -
2:07 - 2:11アイデンティティーを形成してきた
先入観を変えるために -
2:11 - 2:14これまでの概念を超えた
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2:14 - 2:17イメージを作ろうとしたのです
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2:17 - 2:24車椅子は 色を塗って遊ぶための
オブジェとなりました -
2:24 - 2:26そして文字通り 喜びや自由の
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2:26 - 2:29軌跡を残し始めると
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2:29 - 2:31人々が興味や驚きを示しました
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2:31 - 2:36それに刺激を受けました
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2:36 - 2:39まるで新たな視野が開かれ
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2:39 - 2:42パラダイムシフトが起きたかのようでした
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2:42 - 2:44芸術の具現化によって
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2:44 - 2:46自己のアイデンティティーを再構築し
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2:46 - 2:51既成概念を見直すことで
先入観を変えることを示したのです -
2:51 - 2:55そして 2005年に
スキューバダイビングを始めると -
2:55 - 2:58車椅子と同様に
ダイビングの道具によって -
2:58 - 3:01行動範囲を広げられることが
分かったんです -
3:01 - 3:03でも ダイビングの道具から
連想されるのは -
3:03 - 3:06「刺激」や「冒険」であり
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3:06 - 3:10人々が 車椅子に対して抱くイメージとは
全く異なります -
3:10 - 3:13そこで思ったんです
「もしこの二つを一緒にしたら― -
3:13 - 3:17どうなるかしら?」(笑)(拍手)
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3:17 - 3:21そして その結果
誕生した水中車椅子が -
3:21 - 3:24それまでの7年間のうちで
最も素晴らしい旅に -
3:24 - 3:26私を連れ出しました
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3:26 - 3:30では ここで皆さんに
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3:30 - 3:33そうした驚くべき光景の一つを
ご覧いただきます -
3:33 - 3:35そして それがいかに
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3:35 - 3:39素晴らしい旅であったか ご紹介します
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3:39 - 3:48(音楽)
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7:08 - 7:15(拍手)
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7:15 - 7:18これまでの人生で遭遇した
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7:18 - 7:22どんなことよりも 素晴らしい経験です
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7:22 - 7:25文字通り 360度
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7:25 - 7:28自由自在に動くことで
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7:28 - 7:31この上ない喜びと自由を味わいました
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7:31 - 7:34そして更に意外なことに
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7:34 - 7:38周囲の人々も 同様に
感じているようなのです -
7:38 - 7:41彼らは目を輝かせて―
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7:41 - 7:44「私も同じものが欲しい」とか―
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7:44 - 7:47「あなたに出来るなら 私にも不可能はない」
なんて言うんです -
7:47 - 7:51恐らく それまでの既成概念を
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7:51 - 7:54超えた光景を 目の当たりにした瞬間
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7:54 - 7:56これまで車椅子に抱いていた
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7:56 - 7:58固定観念が崩れた時
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7:58 - 8:00人は全く新たな視点から
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8:00 - 8:03物事を捉えないといけないからでしょう
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8:03 - 8:07更に そうした新たな気づきと共に
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8:07 - 8:10発想の自由が生まれ
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8:10 - 8:14他人の人生にも
及んでいくのではないでしょうか -
8:14 - 8:17人は他人とは違うからこそ
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8:17 - 8:20見出せる価値があり
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8:20 - 8:21「喪失」や「限界」ではなく
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8:21 - 8:25それがもたらす「喜び」に着目することで
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8:25 - 8:30刺激的で新しい視点から
世界を見る -
8:30 - 8:34パワーと喜びを
発見するのではないでしょうか -
8:34 - 8:36私にとって車椅子は
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8:36 - 8:38変化のための手段となります
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8:38 - 8:42実際 私は水中車椅子を「ポータル(入口)」
と呼んでいます -
8:42 - 8:44なぜなら それはまさに私を
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8:44 - 8:46新たな自分へ 次元へ
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8:46 - 8:50そして新しい意識レベルに
導いてくれるからです -
8:50 - 8:51また これまで誰も
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8:51 - 8:54水中車椅子を 知らなかったので
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8:54 - 8:56このような光景を作り上げることは―
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8:56 - 8:59新たな視点 存在 知識を
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8:59 - 9:02創造することを意味します
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9:02 - 9:05今日 ここで
そうした概念を持たれた皆さんも -
9:05 - 9:09この創作活動に
すでに参加しているのです -
9:09 - 9:16(拍手)
- Title:
- スー・オースティン:車椅子で海中散歩
- Speaker:
- Sue Austin
- Description:
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16年前、電動車椅子を手に入れた時、スー・オースティンはこれまでにない圧倒的な自由を感じました。しかしその一方、周囲の人々は、まるで彼女が何かを失ってしまったかのような視線を向けました。自身の創作活動を通じて、スーは外の世界を走り抜ける時におぼえる、奇跡のような感覚を伝えようとします。水中車椅子に乗ったスーが海底散歩を楽しみ、魚の群れと戯れ、海中を360度自由自在に浮遊するわくわくするような映像をご覧ください。 (TEDxWomenにて収録)
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 09:38
Wataru Narita approved Japanese subtitles for Deep sea diving ... in a wheelchair | ||
Wataru Narita edited Japanese subtitles for Deep sea diving ... in a wheelchair | ||
Wataru Narita edited Japanese subtitles for Deep sea diving ... in a wheelchair | ||
Mari Arimitsu accepted Japanese subtitles for Deep sea diving ... in a wheelchair | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for Deep sea diving ... in a wheelchair | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for Deep sea diving ... in a wheelchair | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for Deep sea diving ... in a wheelchair | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for Deep sea diving ... in a wheelchair |