我々は地球温暖化を解決できるのか?オゾン層保護の取り組みからの教訓
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0:01 - 0:04私は 気候学者です
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0:04 - 0:10この会場が私たちが暮らしている国の
縮図だとすると -
0:10 - 0:14皆さんの約60% つまり
大体そちらからこちら側の人たちは -
0:14 - 0:19気候変動の原因に関する私の話を
あまり信じないでしょう -
0:20 - 0:22今夜 私は真実を語ることを
お約束しますが -
0:22 - 0:25そうした人たちの耳に馴染みやすいように
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0:25 - 0:28私は この講演をうそから始めましょう
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0:28 - 0:30[気候変動が世界的な問題だ
という認識からパリ協定は生まれた] -
0:30 - 0:32この声明はオバマ大統領ではなく
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0:32 - 0:35レーガン大統領によるものであり
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0:35 - 0:39気候変動とパリ協定についてでは
ありませんでした -
0:39 - 0:42実際には モントリオール議定書と
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0:42 - 0:44成層圏のオゾンの激減についてでした
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0:46 - 0:50この環境問題は 皆さんの多くにとって
きっと聞き覚えがないものだと思います -
0:50 - 0:51しかし 環境に関係した―
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0:51 - 0:55稀に見る成功事例として
知っておくべきものですし -
0:55 - 0:57今日の私たちの判断の
指針を得るために -
0:57 - 1:00これまで回避してきた世界を
時々 吟味する必要がありますので -
1:00 - 1:04この問題は 改めて振り返るに値します
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1:05 - 1:07話は 1970年代に遡ります
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1:07 - 1:10その頃いくつかの
疑問の余地がある判断がなされました -
1:10 - 1:14まずはじめに 髪型についてです
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1:14 - 1:15(笑)
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1:15 - 1:19次に 客観的に見て酷い量の
ヘアスプレーについてです -
1:19 - 1:243つ目に CFC(フロンの一種)
つまりクロロフルオロカーボンという― -
1:24 - 1:29噴霧式スプレー缶の高圧ガスとして使われた
人工的な化学物質についてです -
1:30 - 1:33このCFCに問題があると判明したのは
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1:33 - 1:36これがオゾン層を破壊していたからです
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1:36 - 1:38大半の人はオゾン層について
聞いたことがあると思います -
1:38 - 1:40では 何が問題なのでしょう
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1:40 - 1:44すごく簡単に言えば
オゾン層は地球の日焼け止めです -
1:44 - 1:46そして本当に脆いのです
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1:47 - 1:52オゾンは 頭上16~32km辺りに
その大半がありますが -
1:52 - 1:55それを全て回収し
地表に敷き詰めることができれば -
1:55 - 1:581ペニー硬貨2枚くらいの
つまり3mmほどの厚みしかない― -
1:58 - 2:00薄い殻になるでしょう
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2:00 - 2:04しかし その薄い殻は
驚くべき量の仕事をします -
2:04 - 2:09太陽から来る有害な紫外線を90%以上
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2:09 - 2:10取り除いてくれます
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2:11 - 2:17皆さんの多くが 残り10%の紫外線で
きっと日焼けを楽しんでいると思いますが -
2:17 - 2:20紫外線はたくさんの問題も引き起こします
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2:20 - 2:22白内障
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2:23 - 2:24農作物の被害
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2:24 - 2:26免疫系へのダメージ
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2:27 - 2:28皮膚がんも引き起こします
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2:29 - 2:30オゾン層への脅威は
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2:30 - 2:34人類の安全への脅威だと言っても
過言ではありません -
2:36 - 2:38実際のところ
当初 CFCの発明を促したのは -
2:38 - 2:42皮肉にも 人類の安全でした
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2:42 - 2:44当初 ものを冷やすのに
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2:44 - 2:48プロパンやアンモニアのような
有毒で可燃性の化学物質が -
2:48 - 2:49冷蔵庫に使われていました
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2:50 - 2:52冷蔵産業は
もっともな理由で -
2:52 - 2:54安全な代替物を求めていたのです
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2:54 - 2:56そして1928年にそれを発見しました
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2:56 - 2:58トーマス・ミッジリーという名の科学者が
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2:58 - 3:01商業的に成り立つ
最初のCFCを合成しました -
3:02 - 3:08それどころか よく知られているように
ミッジリーは 科学会議の場で -
3:08 - 3:11CFCを吸い込んでから
ろうそくを吹き消し -
3:11 - 3:13CFCが安全で不燃性だと実証しました
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3:13 - 3:16実際のところ
今や 私は 科学者として -
3:16 - 3:18そんなおふざけのごまかしは
通用しないと言えます -
3:18 - 3:21驚きですよね
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3:21 - 3:23ですが 当時は 本当に
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3:23 - 3:27CFCは 本当に素晴らしい発明だと
思われていましたし -
3:27 - 3:30今日の冷蔵 空調などを
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3:30 - 3:32可能にしました
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3:33 - 3:38ところが 発明から40年以上経った
1970年代になってようやく -
3:38 - 3:43CFCが大気中 空高くで分解され
オゾン層を破壊することに -
3:43 - 3:45科学者たちは 気付きました
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3:45 - 3:48この発見は
広く一般の関心を引き起こし -
3:48 - 3:53最終的には
噴霧式スプレー缶へのCFCの使用を -
3:53 - 3:571978年に 米国などいくつかの国が
禁止することにつながりました -
3:58 - 3:59そして 話はそこで終わりません
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3:59 - 4:02CFCはスプレー缶だけでなく
多くのものに使われていたからです -
4:04 - 4:081985年に 科学者たちは
南極のオゾンホールを発見しました -
4:09 - 4:12これは 間違いなく警鐘となる発見でした
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4:12 - 4:14科学者たちは全くこれを予期していませんでした
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4:16 - 4:18南極のオゾンホールの発見の前
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4:18 - 4:22今後100年のうちに5~10%
オゾンが減少する可能性があると -
4:22 - 4:24科学者たちは 考えていました
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4:24 - 4:28しかし 10年も経たないうちに知ったのは
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4:28 - 4:33米国の面積を超える広さにわたって
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4:33 - 4:351/3を超えるオゾンが
明らかに消えていたことでした -
4:37 - 4:41私たちは今や CFCがこのオゾンホールの
根本原因だと知っていますが -
4:41 - 4:43当時 科学界は
結論を出すには ほど遠い状況でした -
4:44 - 4:47しかし その不確かさにかかわらず
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4:47 - 4:50その危機は各国に行動を起こさせました
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4:51 - 4:54私がこの講演の冒頭で引用した―
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4:54 - 4:57モントリオール議定書に関する
レーガン大統領の言葉は -
4:57 - 5:01上院の満場一致の承認の後
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5:01 - 5:05彼がモントリオール議定書に署名した際の
署名時声明のものでした -
5:05 - 5:08これは間違いなく祝福に値するものでした
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5:08 - 5:12実は昨日 モントリオール議定書の採択から
ちょうど30周年を迎えました -
5:12 - 5:19(拍手)
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5:19 - 5:21議定書のおかげで
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5:21 - 5:25オゾンを激減させる物質は
今や大気中から減っています -
5:25 - 5:28オゾン層の回復の最初の徴候が
見え始めてきました -
5:29 - 5:33そして オゾンを激減させる物質の多くが
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5:33 - 5:36とても強力な
温室効果ガスでもあったので -
5:36 - 5:39モントリオール議定書は 実際に
地球温暖化の進行も -
5:39 - 5:4010年以上遅らせています
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5:41 - 5:42本当に素晴らしいことです
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5:43 - 5:47ところで 環境に関する目下の危機である
地球温暖化に向き合う際 -
5:47 - 5:51モントリオール議定書から
どんな教訓が得られるのかと -
5:51 - 5:53問題提起する価値が
あると思います -
5:53 - 5:56何か教訓が得られるでしょうか
私はあると思います -
5:57 - 6:01まず 行動する際に
絶対的な確実性は必要ないということです -
6:02 - 6:03モントリオール議定書が署名された際
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6:03 - 6:08当時の CFCの危険性への確信は
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6:08 - 6:12今の温室効果ガスへのものよりも
弱かったのです -
6:13 - 6:17気候変動問題への取り組みに
反対する人々の常套手段は -
6:17 - 6:21危険性を完全に無視し
不確かさにだけ焦点を当てることです -
6:22 - 6:23不確かさが何だと言うのでしょう
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6:24 - 6:28私たちは いつも
不確かさをものともせず意思決定します -
6:28 - 6:29文字通りいつもです
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6:30 - 6:34皆さんのうち 今夜 車で来た方は
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6:34 - 6:36恐らくシートベルトを締めたはずです
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6:37 - 6:38考えてみてください
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6:38 - 6:41「ここに来る途中に
100% 確実に衝突事故に遭うと -
6:41 - 6:43誰かが自分に言ったから
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6:43 - 6:45自分は シートベルトを
締めたのだろうか」 -
6:46 - 6:47恐らく違うでしょう
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6:47 - 6:49それが最初の教訓です
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6:50 - 6:53危機管理と意思決定は
常に不確実性を有しています -
6:53 - 6:57危険性を無視し 不確かさにばかり
焦点を当てることは注意を逸らさせる行為です -
6:58 - 7:02言い換えれば 行動しないことが
一つの行動だいうことです -
7:05 - 7:10次に 環境を改善していくためには
皆が協力して取り組むべきだということです -
7:11 - 7:15モントリオール議定書は
産業界と政府だけで あるいは -
7:15 - 7:19環境保護団体と科学者だけで
作られたものではありませんでした -
7:19 - 7:21それら全ての協力によるものでした
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7:21 - 7:23皆が同じテーブルにつき
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7:23 - 7:26問題解決のために重要な役割を
その誰もが担いました -
7:26 - 7:27この点において
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7:27 - 7:30今日 良い徴候が見えています
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7:30 - 7:34気候変動に関心のある環境団体だけでなく
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7:34 - 7:37市民団体や宗教団体
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7:37 - 7:39軍隊や企業が
気候変動問題に取り組んでいます -
7:41 - 7:44皆さん自身がどういった分野の方だろうと
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7:44 - 7:45一緒にテーブルを囲んでほしいのです
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7:45 - 7:48地球温暖化を解決しようとするならば
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7:48 - 7:50個人から国際的な協力
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7:50 - 7:52そしてその間のあらゆる階層で
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7:52 - 7:54行動を起こす必要があるからです
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7:57 - 7:583つ目の教訓です
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7:59 - 8:01良いことをするとき
完璧主義に陥るべきではありません -
8:02 - 8:08モントリオール議定書は オゾン激減の
ブレーキペダルになっていますが -
8:08 - 8:11最初の段階では 厳密に言えば
ブレーキを軽く踏む程度のものでした -
8:13 - 8:16オゾン激減に対し
本当にブレーキを踏み込む意思決定は -
8:16 - 8:20実は その後の
議定書の修正によるものでした -
8:21 - 8:22パリ協定が役に立たないとか
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8:22 - 8:26自身の限られた個人の取り組みでは
地球温暖化を解決できないだろうとか -
8:26 - 8:31そうやって悲観的に考える人たちに
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8:31 - 8:34良いことをするとき 完璧主義に
陥るべきではないと伝えています -
8:36 - 8:41最後に 私たちが回避した世界について
じっくり考えることも有用だと思います -
8:43 - 8:49実際 モントリオール議定書の締結で
私たちが回避した世界は -
8:49 - 8:51私たちの環境や人類の幸福に
-
8:51 - 8:53破滅的な変化をもたらすものの一つでした
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8:54 - 9:002030年までに 毎年何百万もの
新たな皮膚がん患者の発生が抑えられ -
9:00 - 9:03その傾向は高まる一方でしょう
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9:04 - 9:08もし私の運が良ければ
この動画の最後を目にするまで つまり -
9:08 - 9:11オゾンホールが自然な状態に戻るのを
目にするまで長生きするでしょう -
9:13 - 9:16今世紀とそれ以降にわたる
地球の気候の未来の物語を -
9:16 - 9:17私たちが描くとき
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9:17 - 9:2130年 50年あるいは100年後に
誰かがこの舞台に立ち -
9:21 - 9:23人類が回避した世界を
祝福できるようになるには -
9:23 - 9:28どう行動するべきなのか
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9:28 - 9:30私たち自身に
問いかけなければなりません -
9:31 - 9:32ありがとうございました
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9:32 - 9:37(拍手)
- Title:
- 我々は地球温暖化を解決できるのか?オゾン層保護の取り組みからの教訓
- Speaker:
- ショーン・デイヴィス
- Description:
-
モントリオール議定書は、世界が一体となって気候変動に対して行動を起こすことができると証明しました。世界で最も成功した環境に関する協定が採択されてから30年後、気候学者のショーン・デイヴィスは、クロロフルオロカーボンを禁止したことによって回避した世界を考察し、現在の環境上の危機に対処するために引き継ぐべき教訓を共有します。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 09:50
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