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人を助けることで幸せになれる—でもそのやり方が重要

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    私は 何が人を幸せに
    するのか探るという
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    すごく楽しい仕事をしています
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    あまりに楽しくて
    ちょっと軽薄に見えるくらいで
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    暗いニュースばかり
    目にする時には特にそうです
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    でも 幸福について
    研究することは
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    私達が直面している最も難しい問題の
    いくつかを解決する鍵になるかもしれません
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    そのことが分かるのに
    10年近くかかりました
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    研究者になりたての頃
    共同研究者とともに
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    「お金を人のために使うことは
    幸福度を高める」という論文を
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    サイエンス誌で発表しました
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    研究結果には
    自信がありましたが
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    1つだけ問題だったのは
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    それが自分には
    当てはまらないことでした
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    (笑)
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    寄付をしたことは
    ほとんどなかったし
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    寄付しても期待していたような
    温かい満足感はありませんでした
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    それで何か問題があるのではと
    疑い始めました—
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    私の研究結果か
    それとも私自身に
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    与えることに対する自分のパッとしない
    感情的反応に とりわけ困惑したのは
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    幼児でさえ 他人に与えることに
    喜びを示すことが
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    その後の研究で
    分かったからです
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    同僚のカイリー・ハムリンと
    ララ・アクニンとでやった ある実験では
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    2歳の子どもたちに
    実験室に来てもらいました
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    分かると思いますが
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    幼児が本当に惜しいと思うような物を
    使う必要がありました
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    それで幼児にとっては
    金に等しい―
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    ゴールドフィッシュ・クラッカーを
    使いました
  • 1:40 - 1:41
    (笑)
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    子供に このクラッカーを
    いっぱいあげて
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    それから おサルの
    ぬいぐるみにも
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    少し分けてあげる
    機会を与えました
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    (研究者) おやつがあったから
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    全部あげるね
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    (幼児) うわー
    ありがとう
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    (研究者) おやつは もうないけど
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    おサルさんにも
    ひとつあげようか?
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    (幼児) うん
    (研究者) いい?
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    (幼児) うん
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    はい
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    (研究者) わーい
    むしゃむしゃ
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    (幼児) みんな たべちゃった
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    研究助手に
    ビデオを見てもらい
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    幼児の感情的反応を
    記録してもらいました
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    もちろん実験の仮説は
    教えていません
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    そのデータから
    分かったのは
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    幼児はクラッカーをもらった時に
    すごく喜びましたが
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    分けてあげた時に
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    一層の喜びを示したのです
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    この温かい喜びの気持ちは
    大人になっても続きます
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    世界の20万人以上の
    成人を対象にした
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    調査結果を
    分析したんですが
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    3分の1近くの人が
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    この1ヶ月の間に
    いくらかでも寄付をしていました
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    目を引いたのは
    世界の主要な地域のすべてにおいて
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    寄付した人は
    寄付しなかった人よりも幸せで
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    本人の経済状況を考慮に入れた後でも
    そうだったことです
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    この相関は小さなものではなく
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    寄付は 収入として
    その倍を手に入れるのと
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    同じくらいの幸福感を
    もたらしているようなのです
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    研究者として 幸運にも
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    世界中で子供にも大人にも見られる
    現象を見つけたなら
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    思い始めるでしょう
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    これは人間の本性の
    一部なのではないか?
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    喜びが適応行動を強化することを
    私達は知っています
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    たとえば 食べることやセックスは
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    種の保存に繋がります
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    与えることも そのような行動の
    1つに思えたのです
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    私はこの考えが気に入って
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    それについて
    ニューヨークタイムズ紙に寄稿しました
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    その記事を読んだ人の中には
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    私の税理士もいました
  • 4:04 - 4:07
    (笑)
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    そうです
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    納税時期に その税理士と
    向かい合って座っていると
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    彼がゆっくりと ペンで
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    確定申告書の
    慈善への寄付の欄を叩きながら
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    非難の色を隠せずにいるのが
    分かりました
  • 4:23 - 4:25
    (笑)
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    与えることがどんなに良い気持ちかを示すことで
    キャリアを築いてきたにもかかわらず
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    自分では それをほとんど
    やっていなかったのです
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    もっと寄付しようと決めました
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    その頃
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    シリア難民の悲惨な話を
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    あらゆるところで
    耳にしていました
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    私は力になりたいと思い
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    クレジットカードを
    取り出しました
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    自分の寄付で どこかの誰かの人生を
    変えられるだろうことは分かっていましたが
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    良さそうな慈善団体の
    ウェブサイトに行って
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    カード番号を入れながら
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    何か物足りなく感じました
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    グループ・オブ・ファイブのことを
    知ったのは この時です
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    カナダ政府は
    誰でもカナダ国民が5人いれば
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    難民の家族を私的に
    支援できるようにしています
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    家族のカナダでの
    最初の1年の生活を支えるのに
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    十分なお金を集めれば
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    難民の家族が文字通り飛行機で
    自分の町にやってくるんです
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    このプログラムの良いところは
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    単独ではできないことです
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    私達は結局5人ではなく
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    コミュニティ組織と協力して
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    25人のグループになりました
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    手続きをし
    2年近く待って
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    家族が6週間以内に
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    バンクーバーに
    到着するという連絡を受けました
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    男の子4人と 女の子1人がいる
    ということだったので
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    私達は急いで
    住む場所を探しました
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    さいわい家は
    見つかりましたが
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    結構手を入れる
    必要がありました
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    友達が夜や週末に
    手伝いに来てくれて
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    ペンキ塗りや 掃除や
    家具の組み立てをしました
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    いよいよ その日がやってきて
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    私達は家族の冷蔵庫を
    ミルクや果物で満たし
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    空港へ迎えに行きました
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    誰にとっても
    圧倒されるような瞬間でした
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    特に4歳の子には
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    その子のお母さんは
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    同じプログラムを通して
    カナダに来ていたお姉さんと
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    実に15年ぶりの
    再会を果たしました
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    シリアを逃れた難民が
    560万人以上いると耳にしても
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    人間の脳は その悲劇を
    実感として理解するようには
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    進化してきませんでした
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    まったく抽象的です
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    もし以前に
    難民危機への支援のため
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    月15時間提供して
    もらえないかと言われたら
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    私達はたぶん
    断っていたでしょう
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    でも家族をバンクーバーの
    新しい家に迎え入れたとたん
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    みんな気付きました
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    この人達の幸せのためなら
    自分は何だってすると
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    この経験から 自分の研究について
    より深く考えるようになりました
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    人は自分が助けている人との
    繋がりを実感し
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    相手の生活にもたらされる変化を
    容易に思い描けるとき
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    与えることの効果が
    急上昇することは
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    実験で目にしていました
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    たとえば ある実験では
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    参加者に少額のお金を
    ユニセフか
  • 7:32 - 7:35
    スプレッド・ザ・ネットに
    寄付する機会を与えました
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    この2つは意図的に
    選んだもので
  • 7:37 - 7:39
    どちらもパートナーであり
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    子供の健康を守るという
    共通の重要な目的を持っています
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    ただユニセフの方は すごく大きく
    広範な基金なため
  • 7:48 - 7:51
    自分の小さな寄付が
    どんな違いが生むのか
  • 7:51 - 7:54
    想像しにくい
    ところがあります
  • 7:54 - 7:59
    それに対してスプレッド・ザ・ネットは
    すごく具体的なことを約束しています
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    10ドルの寄付ごとに
  • 8:01 - 8:05
    子供をマラリアから守る蚊帳が
    1つ提供されると
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    スプレッド・ザ・ネットでは
    寄付額が大きくなるほど
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    その後の満足感は
    大きくなっていました
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    一方 ユニセフへの寄付では
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    感情的な「投資収益率」 が
    まったくなくなっていました
  • 8:22 - 8:26
    これが示しているのは
    価値ある慈善に寄付するだけでは
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    必ずしも十分ではない
    ということです
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    自分のお金で正確に
    どんな違いが生まれるのか
  • 8:31 - 8:34
    はっきりイメージできる
    必要があるんです
  • 8:34 - 8:40
    グループ・オブ・ファイブは この考え方を
    まったく新たな次元に引き上げています
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    このプロジェクトでは最初に
  • 8:42 - 8:45
    難民がやってくる
    時期について話し合うんです
  • 8:45 - 8:49
    私達は今では彼らを
    「私達の家族」と呼んでいます
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    最近 子供達をスケートに
    連れて行ったんですが
  • 8:51 - 8:55
    後で 6歳の息子のオリバーが
    聞いたんです
  • 8:55 - 8:59
    「ねえ うちの家族で
    一番年上の子は誰?」
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    私はたくさんいる
    従兄弟のことかと思ったんですが
  • 9:03 - 9:05
    オリバーは従兄弟と
  • 9:05 - 9:08
    それにシリアの家族も
    含めて聞いていたのです
  • 9:08 - 9:10
    私達の家族が到着して以来
  • 9:10 - 9:14
    たくさんの人や組織が
    援助を申し出てくれました
  • 9:14 - 9:17
    歯牙充填から
    サマーキャンプまで
  • 9:17 - 9:20
    無料で提供してくれたのです
  • 9:20 - 9:25
    このことで 自分のコミュニティにある
    善意が見えるようになりました
  • 9:25 - 9:27
    そういう寄付のおかげで
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    子供達が自転車合宿に参加でき
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    その週の間は毎日
  • 9:31 - 9:34
    グループの誰かが
    応援に行きました
  • 9:34 - 9:38
    私が行ったのは たまたま
    補助輪を外す日でしたが
  • 9:38 - 9:43
    4歳児にはそれが
    良い考えとは思えなかったようです
  • 9:43 - 9:49
    それで私は 補助輪なしで乗ることの
    長期的利点を説きました
  • 9:49 - 9:52
    (笑)
  • 9:52 - 9:55
    それから その子が4歳で まだ英語が
    ほとんどできないことを思い出し
  • 9:55 - 10:00
    その子に間違いなくわかる
    一言にまとめることにしました
  • 10:00 - 10:02
    「アイスクリーム」です
  • 10:02 - 10:05
    補助輪なしで頑張ったら
    アイスを買ってあげる
  • 10:05 - 10:07
    これがその結果です
  • 10:08 - 10:10
    (エリザベス) ほら
    どう
  • 10:10 - 10:12
    (子供) やってみる
  • 10:12 - 10:13
    (エリザベス) すごーい
  • 10:13 - 10:16
    乗れてるよ
    ひとりで乗ってるよ!
  • 10:16 - 10:18
    (笑)
  • 10:18 - 10:19
    えらいぞー!
  • 10:20 - 10:22
    (拍手) (笑)
  • 10:22 - 10:26
    (拍手)
  • 10:26 - 10:32
    こういう助け方こそ 人間が喜びを
    感じるよう進化したものですが
  • 10:32 - 10:34
    カナダは 40年間
  • 10:34 - 10:38
    市民が個人的に難民の
    後援者になることを許している
  • 10:38 - 10:41
    唯一の国でした
  • 10:41 - 10:43
    イェーイ カナダ!
  • 10:43 - 10:45
    (拍手)
  • 10:45 - 10:47
    素晴らしいことです
  • 10:47 - 10:52
    今やオーストラリアやイギリスも
    同様のプログラムを始めようとしています
  • 10:52 - 10:55
    もっと多くの国がこういうことを
    可能にしていたら
  • 10:55 - 10:59
    難民危機がどう違っていたか
    想像してみてください
  • 10:59 - 11:03
    個人の間に このような
    深い繋がりを作ることで
  • 11:03 - 11:08
    圧倒されるような難問にも
    対処できるチャンスが出てくるのです
  • 11:08 - 11:13
    そういう難問のひとつが
    ここからほんの数ブロックのところにあります
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    バンクーバーの
    ダウンタウン・イーストサイドです
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    ある指標によると カナダの都市部で
    最も貧しい地区です
  • 11:21 - 11:24
    私達は実際 難民の家族を
    連れてくるべきなのか議論しました
  • 11:24 - 11:28
    困っている人たちが
    ここには既にいるわけですから
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    友人のエヴァンは
  • 11:29 - 11:32
    子供の頃
    この界隈を車で通るとき
  • 11:32 - 11:36
    車の後部座席で
    身を隠していたと言います
  • 11:36 - 11:39
    エヴァンの両親が
    思いもしなかっただろうことは
  • 11:39 - 11:40
    その彼が成長して
  • 11:40 - 11:44
    この地区の人々を
    地元のレストランに招いて
  • 11:44 - 11:48
    コース料理を
    振る舞っていることです
  • 11:48 - 11:52
    エヴァンは「たくさんの皿」という
    基金の設立に関わったんですが
  • 11:52 - 11:55
    その目的は単に無料の食事を
    提供するだけではなく
  • 11:55 - 11:57
    これがなければ
    目も合わせなかっただろう人たちに
  • 11:57 - 12:00
    繋がりを持てる機会を
    用意することです
  • 12:00 - 12:03
    毎晩 地元企業が
    ディナーを提供し
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    調理や給仕をする
    ボランティアを派遣します
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    余った食事は
    路上にいる人々に配られます
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    さらに余ったお金で
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    翌日以降に 無料のランチが千食分
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    地域の人々に提供されます
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    このプログラムの恩恵は
    食事だけではありません
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    ボランティアの人たちは
    人々と関わり
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    腰を据えて 耳を傾ける
    機会が得られます
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    この経験の後 あるボランティアは
    通勤路を変えて
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    この地区を避けていたのが
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    中を通って 馴染みの顔に
    微笑みかけたり
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    アイコンタクトしたり
    するようになりました
  • 12:45 - 12:50
    私達はみんな 与えることに
    喜びを見いだすことができますが
  • 12:50 - 12:53
    それが無条件に起きると
    期待すべきではありません
  • 12:53 - 12:58
    お金を使って他人を助けることが
    必ず幸福度を高めるわけではありません
  • 12:58 - 13:01
    どうやるかが重要なんです
  • 13:01 - 13:04
    もっと寄付してもらいたければ
  • 13:04 - 13:08
    寄付の考え方を
    すっかり変える必要があります
  • 13:08 - 13:11
    私達が共有する人間性の
    素晴らしさを
  • 13:11 - 13:15
    実感できる機会を
    作り出す必要があります
  • 13:15 - 13:17
    慈善団体で働いている人は
  • 13:17 - 13:21
    寄付した人にペンやカレンダーで
    報いようとはしないでください
  • 13:22 - 13:26
    (拍手)
  • 13:26 - 13:32
    その人達の寛大さが 具体的に
    どんな効果を生んだのかを目にでき
  • 13:32 - 13:37
    助けている人やコミュニティと接することのできる
    機会によって報いてください
  • 13:38 - 13:42
    私達は与えることを
    「すべきこと」として考えてきました
  • 13:42 - 13:45
    それはその通りです
  • 13:45 - 13:47
    でも そういう捉え方は
  • 13:47 - 13:52
    人間であることの一番素晴らしい部分を
    見落とすことになります
  • 13:52 - 13:57
    人間は他の人を助けることに
    喜びを感じるよう進化してきたのです
  • 13:57 - 14:02
    与えることを単なる
    道徳的責任ではなく
  • 14:02 - 14:07
    喜びの源として
    考えてみてください
  • 14:07 - 14:08
    ありがとうございました
  • 14:08 - 14:13
    (拍手)
Title:
人を助けることで幸せになれる—でもそのやり方が重要
Speaker:
エリザベス・ダン
Description:

他の人を助けることで、人は幸福を感じることが研究で示されています。しかし社会心理学者のエリザベス・ダンは、その寛大さと喜びに関する画期的な研究で、そこには落とし穴があることを見つけました。助けるやり方が重要だということです。人を助けるやり方で鍵となる点を1つ変えることで、より多くの効果を生み出し、自分の幸福度も高められることを学びましょう。ダンは言います。「与えることを単なる道徳的責任ではなく、喜びの源として考えてみてください」

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
14:29

Japanese subtitles

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