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記憶力マスターになる方法 | エイドリアズ・ズガイ | TEDxGoteborg

  • 0:12 - 0:16
    皆さんは
    今から1か月で
  • 0:16 - 0:20
    トランプのカード1組を
    一度見ただけで
  • 0:20 - 0:24
    覚えられるようになるとしたら
    どう思います?
  • 0:24 - 0:28
    しかも少しトレーニングするだけで
  • 0:28 - 0:32
    5分以内で覚えられるようになるとしたら?
  • 0:34 - 0:37
    記憶力や脳の働きを
    理解するのに
  • 0:37 - 0:42
    必要な基礎的な知識は
    それだけだとしたらどう思います?
  • 0:43 - 0:46
    その知識は皆さんの
    日常生活で役に立ちます
  • 0:46 - 0:49
    人の名前を覚える時や
  • 0:49 - 0:54
    大事な情報を叩き込んで
    仕事のプレゼンに臨む時
  • 0:55 - 1:01
    学生なら テストで満点を
    取りたい時にも役立ちます
  • 1:03 - 1:07
    この知識を
    学校に適用したら
  • 1:07 - 1:11
    スウェーデンだけではなく全世界で
    教育システムに対する
  • 1:11 - 1:13
    見方が変わるとしたら
    どうでしょう
  • 1:17 - 1:19
    私の名前は エイドリアズ・ズガイです
  • 1:19 - 1:21
    記憶競技の選手です
  • 1:22 - 1:25
    スーパースターではありません
    これは私の分身です
  • 1:27 - 1:32
    私が今知っていることを
    25歳になるまでは全く知りませんでした
  • 1:32 - 1:34
    25歳がなぜ興味深いかというと
  • 1:34 - 1:37
    25歳で人の脳は
    完全に成熟するからです
  • 1:38 - 1:41
    つまり 大人になるのです
  • 1:41 - 1:44
    それまでは
    私は何も知りませんでした
  • 1:44 - 1:47
    大学を卒業し
    ―知識はたくさんありましたが―
  • 1:47 - 1:50
    その年に大学を卒業して
    考えました
  • 1:50 - 1:51
    「これからどうしよう?
  • 1:51 - 1:53
    人生 何をして生きていこう?」
  • 1:54 - 1:58
    私は常に旅行や
    他の人のこと、文化などを
  • 1:58 - 2:01
    知ることに興味を持っていました
  • 2:01 - 2:04
    それにはコミュニケーションが
    必要でした
  • 2:05 - 2:06
    それで考えました
  • 2:06 - 2:09
    「私は挑戦が好きで
    人とコミュニケーションをするのが好きだ
  • 2:09 - 2:11
    だから 外国語を勉強しよう
  • 2:11 - 2:12
    新しい言語だ
  • 2:12 - 2:15
    今 知っている言語とは
    全く異なる外国語だ」
  • 2:16 - 2:17
    アルファベットは知っていたので
  • 2:17 - 2:21
    見ても理解できない
    言語を学びたいと思いました
  • 2:21 - 2:23
    例えばアラビア語、中国語
    日本語です
  • 2:24 - 2:26
    ヒンディー語を学ぼうかとも
    思いました
  • 2:27 - 2:31
    自宅で受講できるコースを
    探していた時に
  • 2:31 - 2:34
    大学生活に飽きていたのです―
  • 2:34 - 2:37
    偶然 記憶術についての本に
    出会いました
  • 2:38 - 2:42
    この新しい言語を学ぶときには
    子供のように
  • 2:42 - 2:44
    練習を通じて身につけたいと
    考えていました
  • 2:44 - 2:49
    出かけて 人と話すことで
    言語を学ぶのです
  • 2:49 - 2:51
    文法はなんだか好きになれません
  • 2:51 - 2:54
    そこで文法を勉強しないで済む方法を
    考えたのです
  • 2:56 - 2:59
    私は思いました
    「その方法でやるとしたら
  • 2:59 - 3:01
    準備はこんなふうだ
  • 3:01 - 3:04
    単語や熟語をたくさん記憶したら
  • 3:04 - 3:07
    その国や地域に行こう」
  • 3:08 - 3:10
    記憶術の本とは素晴らしいじゃないか
  • 3:10 - 3:13
    まずは読んで
    どうなるか試してみよう
  • 3:13 - 3:16
    私は本を注文し 読み始めました
  • 3:16 - 3:21
    記憶術とは 結局のところ
    正しい方法で考える技術だと
  • 3:21 - 3:23
    学びました
  • 3:24 - 3:25
    すごく難しいわけではありません
  • 3:27 - 3:29
    私は どの言語を学びたいか
    ぜんぜん決められず
  • 3:29 - 3:32
    この本を読みながら
    練習しているだけでした
  • 3:33 - 3:38
    数年経っても どの言語にも
    決めていませんでした
  • 3:38 - 3:40
    しかしその間に
  • 3:40 - 3:45
    私は記憶術の練習を重ね
    しだいに上達していたのです
  • 3:45 - 3:47
    この本には興味深い点がもう1つありました
  • 3:47 - 3:51
    最後の章には
    記憶力の競技会について
  • 3:52 - 3:54
    書いてあったのです
  • 3:54 - 3:56
    私は思いました
  • 3:56 - 3:59
    「記憶力の競技だって?」
  • 3:59 - 4:03
    著者のドミニク・オブライアンは
    世界記憶力選手権で6回優勝していましたから
  • 4:03 - 4:05
    間違いはないでしょう
  • 4:05 - 4:07
    それでもこう思いました
    「記憶力の競技だって!」
  • 4:07 - 4:11
    彼の提案する達成レベルを
    見てみると
  • 4:11 - 4:12
    気づきました
  • 4:12 - 4:15
    「待てよ! これまでの練習の中で
  • 4:15 - 4:17
    レベルの多くは達成できているな」
  • 4:18 - 4:20
    私は思いました
    「OK もう少し集中してやってみよう」
  • 4:20 - 4:23
    そして トランプを
    記憶する練習を始めました
  • 4:23 - 4:26
    レベルの1つは
    5分以内に記憶することでした
  • 4:28 - 4:30
    2004年に 大会への
    準備ができたと感じました
  • 4:31 - 4:34
    27歳の時に
  • 4:36 - 4:39
    マンチェスターで行われた
    世界記憶力選手権に出場しました
  • 4:39 - 4:43
    夢は大きく持とうと思い
    世界大会に出場したんです
  • 4:43 - 4:45
    世界で22位という成績を収めました
  • 4:46 - 4:49
    スウェーデンでは1位になり
  • 4:49 - 4:52
    その地位を5年間連続で
    保持しました
  • 4:54 - 5:00
    大会から戻った時 友人たちは
    私を違った目で見ていました
  • 5:01 - 5:04
    彼らはこんな感じでした
    「いつ頭脳派になったんだ?」
  • 5:05 - 5:07
    「どういう意味?」
  • 5:07 - 5:12
    「世界記憶力選手権に出場したんだろ」
  • 5:12 - 5:14
    「そうだよ」
  • 5:14 - 5:15
    「だから…」
  • 5:15 - 5:19
    「そうだ でも本で技術を学んで
    実践しただけだよ」
  • 5:19 - 5:20
    「そうなのか?」
  • 5:20 - 5:23
    「自分が変わったとも感じない
    前と同じだよ」
  • 5:23 - 5:28
    「本当か でも世界記憶力選手権で
    何をしたんだい?」
  • 5:29 - 5:31
    「まあ 記憶力を競ったんだ」
  • 5:31 - 5:33
    「例えば…」
  • 5:33 - 5:35
    全ての大会には
    10の分野があります
  • 5:35 - 5:37
    数字や
  • 5:37 - 5:41
    二進数もあります
    10110011 とか
  • 5:42 - 5:43
    とても変ですよね
  • 5:46 - 5:48
    単語だったり
  • 5:48 - 5:52
    名前と顔 つまり人の名前だったり
  • 5:53 - 5:55
    歴史の日付だったりします
  • 5:55 - 5:59
    歴史の日付の暗記世界記録は
  • 5:59 - 6:02
    高校も含めた学校教育で習う
  • 6:02 - 6:05
    全ての日付の数と同じくらいか
    むしろそれより多い量を
  • 6:05 - 6:07
    記憶したんですよ
  • 6:07 - 6:09
    その人はそれを5分で
    覚えてしまうのです
  • 6:10 - 6:12
    12年分を5分で片づけるなんて
    考えられますか
  • 6:14 - 6:17
    実演したら分かりやすいでしょう
  • 6:17 - 6:20
    まずトランプを1組取り
    シャッフルします
  • 6:21 - 6:23
    事前には渡さず
    シャッフルしてから
  • 6:23 - 6:24
    渡されるので
  • 6:24 - 6:27
    何か話している間にも
    記憶を始めます
  • 6:27 - 6:30
    しばらくした後 こう聞かれます
    「エイドリアズ いつ始めますか?」
  • 6:30 - 6:32
    もう終わりました
  • 6:32 - 6:34
    「どういう意味ですか?」
  • 6:34 - 6:37
    そのカードを手に取って
    どこでもいいので2つに分けます
  • 6:37 - 6:40
    これはダイアモンドの9です
  • 6:40 - 6:42
    ダイアモンドの9の次は
    何でしょう?
  • 6:42 - 6:43
    「どういう意味ですか?」
  • 6:43 - 6:47
    ダイアモンドの9の次にくる
    カードは何でしょう?
  • 6:48 - 6:51
    クラブの2ですよね?
  • 6:51 - 6:55
    クラブの2の次は何でしょう?
    ハートの10です
  • 6:55 - 6:58
    ハートの10の次は
    何でしょう?
  • 6:58 - 6:59
    5が2枚です
  • 6:59 - 7:00
    良いですね
  • 7:00 - 7:05
    1枚はダイアモンドで もう1枚は
    ハートです これはハートでしょう
  • 7:07 - 7:10
    「どうやって覚えたんですか?」
  • 7:10 - 7:13
    ただ技術を実践しただけです
  • 7:13 - 7:16
    実際に 例題で見て行くのが
    分かりやすいでしょう
  • 7:18 - 7:20
    この2つの絵を見て下さい
  • 7:21 - 7:24
    何かつながりを
    見つけられましたか?
  • 7:24 - 7:27
    ヒントをあげましょう
    つながりはありません
  • 7:27 - 7:30
    ただ無作為に選ばれた2つの絵です
  • 7:30 - 7:33
    しかし 皆さんに
    やってもらいたいことがあります
  • 7:33 - 7:38
    楽しくて 鮮明で
    活気に満ちた話を作ってください
  • 7:38 - 7:39
    五感を全て使って
  • 7:39 - 7:43
    どんな見た目か感触かを想像して
    2つの絵をつなげて下さい
  • 7:43 - 7:46
    3Dで想像して下さい
  • 7:46 - 7:48
    皆さんに3D眼鏡はありませんが―
  • 7:48 - 7:51
    皆さんの脳は素晴らしいです
    眼鏡がなくてもできます
  • 7:51 - 7:53
    3Dに投影するのです
  • 7:53 - 7:56
    何秒か差し上げますので
    やってみて下さい
  • 8:00 - 8:02
    私の場合はこう想像します
  • 8:02 - 8:04
    皆さんが座っている席の並びを
    見てください
  • 8:04 - 8:07
    隣を見ると
    大きなカタツムリがいます
  • 8:07 - 8:10
    カタツムリにはドアがついていて
    「ようこそ」と書いてあるのでドアを開けます
  • 8:10 - 8:13
    カタツムリの殻の中に
    入ったことなんてないでしょう
  • 8:13 - 8:17
    入ったらこう言います
    「ぬるぬるしてる どうしてこうなったんだ?」
  • 8:18 - 8:23
    この2つの絵を見て下さい
    同じように 話を作ってください
  • 8:27 - 8:29
    壇上に上がるのに使った
    階段を用いてみましょう
  • 8:29 - 8:33
    フラミンゴが大きな
    レンガの壁を作っています
  • 8:33 - 8:37
    それを乗り越えなければなりません
    特に意味はないですが
  • 8:40 - 8:42
    この3組の絵では
    いかがでしょう?
  • 8:43 - 8:46
    このゾウは大きいので
    皆さんはゾウが強い理由が
  • 8:46 - 8:49
    分かりますよね
    ゾウは重いものを運ぶからです
  • 8:50 - 8:54
    大きなキリンはこの画面ぐらいの背たけで
  • 8:54 - 8:58
    スキー選手はこれからキリンの首の上を
    滑ろうとしています
  • 8:59 - 9:03
    屋根の上を見てみましょう
    最後のはわかりやすいですね?
  • 9:03 - 9:07
    爬虫類なので
    太陽を浴びるのが好きです
  • 9:07 - 9:10
    当たり前のことなので これは
    明白なつながりだと思うでしょう
  • 9:10 - 9:12
    これは覚えられると思うでしょう
  • 9:12 - 9:16
    それは危険です なぜなら
    明白なものこそ忘れやすいんです
  • 9:16 - 9:18
    この部屋の中には
  • 9:18 - 9:21
    朝食に何を食べたか
    思い出せない方もいるでしょう
  • 9:21 - 9:24
    もしかしたら 今日はTEDに行くので
    いつもと違ったかもしれません
  • 9:24 - 9:26
    遅い時間に朝食をとったとか何か―
  • 9:26 - 9:31
    しかし いつもの行為なので
    脳に記録されず 忘れやすいんです
  • 9:31 - 9:34
    だから 大きなサングラスをかけたヘビを
    想像して下さい
  • 9:34 - 9:39
    素敵なドリンクも用意して
    屋根の上で日光を楽しんでいます
  • 9:40 - 9:42
    そしてそのドリンクは
    こぼれていません
  • 9:44 - 9:46
    さて 私達は今
    何をしたでしょう?
  • 9:48 - 9:51
    自分達の脳を
    楽しませましたね
  • 9:51 - 9:54
    その際に 課題に
    集中していました
  • 9:56 - 10:02
    課題に集中していた時
    脳にこれは大事だから覚えろと
  • 10:02 - 10:04
    命令しているのです
  • 10:06 - 10:10
    まず初めに
    記憶する力を使ったんです
  • 10:12 - 10:13
    脳とは何でしょう?
  • 10:14 - 10:17
    脳は神経細胞からなる
    生物学的な塊です
  • 10:19 - 10:22
    私達の体重の3%ほどの
    重さですが
  • 10:22 - 10:25
    毎日 摂取したエネルギーの
    20%を消費しています
  • 10:26 - 10:28
    観客として座っていても
    ここに立って話していても
  • 10:28 - 10:31
    何をしていても
    それは変わりません
  • 10:31 - 10:34
    常に同じくらいの度合いで
    エネルギーを消費しています
  • 10:35 - 10:37
    脳にはたくさんの
    神経細胞がありますが
  • 10:37 - 10:40
    それらは互いに結合することができ
  • 10:41 - 10:44
    何万もの結合を
    作ることが可能です
  • 10:44 - 10:46
    それは 私達がそれぞれ
    異なる理由でもあります
  • 10:46 - 10:51
    脳をコピーしたり 全く同じ脳を
    2つ作るのは不可能なんです
  • 10:51 - 10:53
    だから 私達は皆
    異なるのです
  • 10:53 - 10:55
    つながりが強くなればなるほど
  • 10:55 - 10:58
    情報を覚えている時間が
    長くなります
  • 11:00 - 11:03
    弱いつながりを作れば
    忘れます
  • 11:03 - 11:05
    それは自然なことなのです
  • 11:05 - 11:08
    私達はものごとを忘れます
    それは自然なことです
  • 11:09 - 11:11
    正常な機能を持つ脳は
  • 11:11 - 11:13
    重要でない情報を
    選り分けることができます
  • 11:13 - 11:17
    しかし私達は何が重要で
    何がそうでないかを 脳に伝えられます
  • 11:17 - 11:21
    作った結びつきが強ければ強いほど
    長い間 覚えていることができます
  • 11:26 - 11:31
    私はそう知っているので 今の学生は
    勉強しすぎだと思っています
  • 11:34 - 11:37
    その理由は
  • 11:37 - 11:39
    現在 多くの学生が
  • 11:39 - 11:42
    脳に情報を届ける方法を
    知らないからでしょう
  • 11:43 - 11:46
    彼らはたくさん勉強し
    夜ふかしします
  • 11:46 - 11:49
    眠るのが遅くなり
    疲れたまま起床します
  • 11:49 - 11:52
    そうではなくて
    脳が受け入れやすい方法で
  • 11:52 - 11:54
    脳に情報を届けられれば
  • 11:55 - 11:59
    彼らは休息をとり
    趣味に時間を充て
  • 11:59 - 12:00
    家族と時間が
    過ごせるようになります
  • 12:00 - 12:04
    そして学んだ情報について
    復習をします
  • 12:04 - 12:07
    もし情報が収められたと
    わからなければ
  • 12:07 - 12:09
    自分の脳を信頼できません
  • 12:09 - 12:12
    脳を信頼できなければ
    常に勉強することになります
  • 12:18 - 12:21
    皆さんに証明しましょう
  • 12:21 - 12:24
    実は 脳は皆さんが思うより
    優れているのです
  • 12:25 - 12:28
    先程行った例題は
    5歳児向けです
  • 12:29 - 12:33
    実際は
    30組を使います
  • 12:33 - 12:36
    だから プレッシャーに
    感じないで下さい
  • 12:36 - 12:41
    この絵を見て下さい
    抜けているものがありますよね?
  • 12:42 - 12:47
    皆さんの脳は抜けている部分を
    埋めようとしているはずです
  • 12:49 - 12:52
    「重り」と言ったら
    何ですか
  • 12:52 - 12:54
    (観客)ゾウ
  • 12:54 - 12:56
    ありがとうございます
    「レンガ」と言ったら 何ですか
  • 12:56 - 12:58
    (観客)フラミンゴ
  • 12:58 - 13:00
    わかりやすいやつは?
  • 13:00 - 13:02
    (観客)太陽
  • 13:02 - 13:04
    ありがとうございます
  • 13:04 - 13:05
    「ドア」と言えば?
  • 13:05 - 13:06
    (観客)カタツムリ
  • 13:06 - 13:08
    スキーと言えば?
  • 13:08 - 13:10
    (観客)キリン
  • 13:10 - 13:14
    ではそれらを出てきた順番に
    並べて下さいと言ったら
  • 13:14 - 13:15
    どうしますか?
  • 13:15 - 13:18
    皆さんは目を閉じて
    最初の場所に行き
  • 13:18 - 13:20
    2番目の場所、 3番目の場所に
    進みます
  • 13:20 - 13:22
    4つ目の場所を過ぎ
    屋根が終点です
  • 13:22 - 13:25
    逆戻りしてみて下さい
    ただ逆順にするだけです
  • 13:25 - 13:28
    これを記憶力の競技会では
    やっています
  • 13:31 - 13:34
    皆さんは10の単語を覚えました
  • 13:34 - 13:37
    単語を覚えるのは種目の一つです
  • 13:37 - 13:40
    皆さんも 大会に行って
    参加することができます
  • 13:41 - 13:46
    唯一の違いは 競技ではこれを
    より早く よりたくさん行います
  • 13:48 - 13:50
    とても興味深いのは
  • 13:50 - 13:54
    1組のトランプを
    一度見ただけで
  • 13:54 - 13:58
    できるだけ早く覚えた
    世界記録は
  • 13:58 - 14:03
    ウサイン・ボルトが200mを走り抜ける
    時間と同じくらいです
  • 14:04 - 14:08
    オリンピックを次回見る時
    考えてみて下さい
  • 14:10 - 14:13
    彼が走り始める時 同時に暗記を始め
    何枚カードを覚えられるか試して下さい
  • 14:15 - 14:17
    ウサイン・ボルトは
    知り合いではありませんが
  • 14:17 - 14:20
    トランプの世界記録保持者は知っています
    サイモン・レインハードです
  • 14:20 - 14:23
    彼がどのくらい練習しているか
    知っています
  • 14:23 - 14:27
    彼のやり方は
    私達が先程したことと全く同じです
  • 14:29 - 14:31
    彼は知識に構造を与え
  • 14:31 - 14:33
    脳に収めるのです
  • 14:33 - 14:35
    一度情報を見ただけで
  • 14:35 - 14:38
    彼の脳に記憶されます
  • 14:45 - 14:51
    大事なのは楽しみながら
    脳に強いつながりを作らせることです
  • 14:51 - 14:54
    そうすれば 限界はありません
  • 14:54 - 14:56
    私には 毎年スウェーデンの
  • 14:56 - 14:59
    記憶選手権の運営を
    手伝ってくれる友人がいます
  • 15:00 - 15:05
    この絨毯に
    目盛が刻まれているとしましょう
  • 15:05 - 15:10
    記憶が少し苦手な人は
    ここになります
  • 15:10 - 15:13
    ここは普通の記憶力を持つ人の位置で
    ベル型分布では
  • 15:13 - 15:17
    ほとんどの人が
    ここに来ます
  • 15:17 - 15:21
    ここは超越した記憶力を持つ
    天才の位置です
  • 15:21 - 15:23
    彼女が大会に
    初めて参加した2009年に
  • 15:23 - 15:28
    私はある研究所に連絡をとり
  • 15:28 - 15:32
    記憶力テストをしてみないかと
    言いました
  • 15:32 - 15:36
    科学者に私達がどうやっているか
    見せてみたいと思ったからです
  • 15:36 - 15:39
    その分野での研究は
    あまり 行われていないためです
  • 15:39 - 15:43
    彼女をテストした男性は
    こう言いました
  • 15:43 - 15:47
    実はさっきも出てきた
    ヨコブ・ストールマンですが―
  • 15:47 - 15:51
    「エイドリアズ 目盛を作り直さなくては
    彼女の位置はあそこで
  • 15:51 - 15:54
    目盛の外にいるんだ」
  • 15:54 - 15:57
    彼女の能力は はるかにかけ離れていました
  • 15:59 - 16:01
    どうなっているんだ?
  • 16:01 - 16:05
    私たちの記憶術について
    まだ研究していないから
  • 16:05 - 16:08
    まるで 私達が
    今日新しいスポーツを作り
  • 16:08 - 16:10
    突然人々が走り始めたのを見て
  • 16:10 - 16:13
    「なんて速い動きなんだ」と
    思ったみたいに
  • 16:13 - 16:15
    でも何か特別なことを
    始めたのではなく
  • 16:15 - 16:18
    ただ脳が好む方法で
  • 16:18 - 16:20
    脳を使っているだけです
  • 16:20 - 16:23
    この技術はとても
    古いものです
  • 16:24 - 16:26
    最古のものは
  • 16:26 - 16:31
    何千年も前の 古代ギリシャで
    使われていました
  • 16:32 - 16:33
    だから 何も発明していません
  • 16:33 - 16:38
    ただ整理してまとめ
    それを練習した結果なのです
  • 16:38 - 16:42
    皆さんも 今ここから練習を
    始めることができます
  • 16:42 - 16:44
    もし次回覚えたいものを
    耳にしたら
  • 16:44 - 16:46
    楽しい話を作ってみて下さい
  • 16:46 - 16:49
    強いつながりを作って下さい
  • 16:49 - 16:51
    練習を楽しんで下さい
  • 16:51 - 16:52
    ありがとうございました
  • 16:52 - 16:56
    (拍手)
Title:
記憶力マスターになる方法 | エイドリアズ・ズガイ | TEDxGoteborg
Description:

エイドリアズは人々に記憶力を向上させる方法を教えることに情熱を注いでいます。そして、正しい方法で練習すれば、ほぼ全ての人が素晴らしい記憶力を発揮できると信じています。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
17:06

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