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ジェンダーの役割の概念を崩す、新しい社交ダンス | トレバー・コップ&ジェフ・フォックス | TEDxMontreal

  • 0:09 - 0:12
    (音楽)
  • 1:38 - 1:41
    (拍手)
  • 1:48 - 1:52
    (トレバー・コップ)芸能人と踊る
    社交ダンス選手権の放映が始まった当初
  • 1:52 - 1:54
    こんな光景はなかったですよね
  • 1:54 - 1:55
    (笑)
  • 1:55 - 1:58
    番組の効果で社交ダンスの
    一大リバイバルが起きた当時は
  • 1:58 - 2:02
    僕もジェフもフルタイムで
    社交ダンス講師をしていて
  • 2:02 - 2:05
    それはもう
    信じられないほどの反響でした
  • 2:05 - 2:08
    前は「フォックストロット
    (社交ダンスの一種)」と言うと
  • 2:08 - 2:11
    「狐(fox)が駆ける(trot)???」
    のような反応だった人たちが
  • 2:11 - 2:13
    (笑)
  • 2:13 - 2:15
    うってかわって
    フェザーステップのコツやら
  • 2:15 - 2:17
    もっと細かいウンチクをたれたり
    するようになり
  • 2:17 - 2:19
    度肝を抜かれましたね
  • 2:19 - 2:25
    それまで僕らがいつも熱心に交わしてきた
    社交ダンスに関するコアな話—
  • 2:25 - 2:28
    例えばサルサの踊り方が競技ルンバと
    違うのはなぜかとか
  • 2:28 - 2:31
    タンゴでの移動の仕方が
    ワルツとは違うのはなぜかとか
  • 2:31 - 2:35
    そういったことが 一般人の意識に
    一挙になだれ込んで
  • 2:35 - 2:37
    すっかり状況が変わったのです
  • 2:38 - 2:40
    でも テンションが上がる一方で—
  • 2:40 - 2:45
    突如 なぜか僕らが「イケてる人」に
    なったわけですからね—
  • 2:45 - 2:47
    (笑)
  • 2:47 - 2:49
    同時に戸惑いも発生しました
  • 2:50 - 2:52
    なぜ 今 社交ダンスなのか?と
  • 2:54 - 2:56
    (ジェフ・フォックス)
    トレバーと僕は講習で集まった折や
  • 2:56 - 2:57
    おふざけまでに
  • 2:57 - 2:59
    お互いにクルクル回しあったり
    役割を混ぜたり
  • 2:59 - 3:02
    常にやるはめになるリード役を
    休んだりしていました
  • 3:02 - 3:06
    踊りながらリードとフォローの役割を
    交替する仕組みの考案さえしました
  • 3:06 - 3:08
    公平に順番交替するわけです
  • 3:08 - 3:11
    その後この仕組みを
    とある小さなフェスティバルでの
  • 3:11 - 3:12
    ショーの一環に取り入れたら
  • 3:12 - 3:14
    大きなチャンスが舞い込みました
  • 3:14 - 3:18
    ある脚本家事務所で芸術監督をしている
    リサ・オコネルという劇作家に
  • 3:18 - 3:20
    ショーの後に呼び止められ
    こう言われたんです
  • 3:20 - 3:23
    「今のショーの思想性の強さ
    分かってるの?」
  • 3:23 - 3:25
    (笑)
  • 3:25 - 3:27
    ここから8年にわたる
    共同制作が始まりました
  • 3:27 - 3:30
    僕らが考えた役割交替の仕組みを
    さらに発展させるだけでなく
  • 3:30 - 3:34
    人が単一の役割の中に
    閉じ込められてしまうことや
  • 3:34 - 3:35
    もっと深刻な問題として
  • 3:35 - 3:38
    その役割で定義されてしまう怖さを
    掘り下げました
  • 3:38 - 3:40
    (トレバー)というのも 当然
  • 3:40 - 3:44
    昔ながらのラテンダンスや社交ダンスは
    ダンスの体系であるのみならず
  • 3:45 - 3:48
    人の考え方や存り方
  • 3:48 - 3:50
    そして他者との関わり方など
  • 3:50 - 3:52
    その時代時代の社会観念を
    そっくり反映しています
  • 3:53 - 3:55
    ただし どの時代でも
    常に一貫していたのが
  • 3:55 - 3:56
    男性がリードし
  • 3:56 - 3:58
    女性がフォローする
    という観念です
  • 3:58 - 4:01
    ストリート・サルサでも
    競技タンゴでも 何であっても
  • 4:01 - 4:03
    男がリードし
    女がフォローします
  • 4:03 - 4:05
    つまり これはジェンダー教育なのです
  • 4:06 - 4:07
    ダンスを習うだけにとどまらず
  • 4:07 - 4:10
    男は男として 女は女としての振る舞い方も
    習うものだったのです
  • 4:12 - 4:13
    もはや過去の遺物です
  • 4:14 - 4:16
    遺物というものは
    ポイっと捨てたりはしないものの
  • 4:16 - 4:18
    過去のものだと
    認識する必要はあります
  • 4:18 - 4:20
    現在には当てはまりません
  • 4:21 - 4:24
    シェイクスピアのようなもので
    敬意を払い 復刻させるのはよし
  • 4:24 - 4:25
    でも 過去のものです
  • 4:25 - 4:28
    現代人の考え方を代表するものではありません
  • 4:29 - 4:31
    そこで僕らは考えました
  • 4:31 - 4:32
    「余計なものを全て削ぎ落としたら
  • 4:33 - 4:35
    社交ダンスの中核にあるのは何だろう?」
  • 4:36 - 4:38
    (ジェフ)社交ダンスの中核にある原理は
  • 4:38 - 4:41
    1人がリードし
    もう1人がフォローすることです
  • 4:41 - 4:44
    誰がどちらの役で踊るにしても
    体の動かし方は同じです
  • 4:44 - 4:48
    物体の運動という観点ではジェンダーなど
    全くどうでもいいことですからね
  • 4:48 - 4:49
    (笑)
  • 4:49 - 4:50
    ただ 既存の型を作り変えるとしたら
  • 4:50 - 4:54
    今この場 2015年における
    人の交流の在り方を代表するものとして
  • 4:54 - 4:56
    よりふさわしい形に変えなければなりません
  • 4:56 - 4:59
    社交ダンスを観るときは
    そこに現れているものだけでなく
  • 5:00 - 5:01
    現れないものも意識してください
  • 5:01 - 5:04
    ペアは常に男1人と
    女1人の組み合わせのみ
  • 5:04 - 5:05
    男女一組で
  • 5:05 - 5:07
    それしかなく
  • 5:07 - 5:08
    これまでずっとそうです
  • 5:08 - 5:12
    同性同士や 男らしい女・女らしい男が
    ペアで登場することは全くありません
  • 5:12 - 5:15
    メジャーな国際競技ダンス大会の
    ほとんどにおいて
  • 5:15 - 5:17
    同性同士のペアはまず
    出場させてもらえませんし
  • 5:17 - 5:18
    多くの場合
  • 5:18 - 5:20
    規定で完全に禁止されています
  • 5:20 - 5:25
    (トレバー)「ラテンダンスのプロ」で
    グーグル画像検索して
  • 5:26 - 5:28
    本物のラテンアメリカ系の人を
    探してみてください
  • 5:28 - 5:29
    (笑)
  • 5:29 - 5:31
    何日もかかること請け合いです
  • 5:31 - 5:35
    何ページにもわたって実際に出てくるのは
    どう見ても白人な男女ペア
  • 5:35 - 5:37
    日焼けスプレーをかけまくって
    ガン黒肌なだけ
  • 5:37 - 5:39
    (笑)
  • 5:39 - 5:41
    黒人やアジア系や
  • 5:41 - 5:43
    混血のペアはなく
  • 5:43 - 5:46
    要は 白人以外の人は
    全く登場しないのです
  • 5:47 - 5:51
    さらに 白人の男女ペアしかいない中でさえ
  • 5:52 - 5:53
    女のほうが背が高いのはナシ
  • 5:53 - 5:55
    男のほうが背が低いのもナシ
  • 5:55 - 5:57
    女のほうが勇壮なのもナシ
  • 5:57 - 5:59
    男のほうが物腰柔らかなのもナシ
  • 5:59 - 6:01
    社交ダンスの世界の外で
  • 6:02 - 6:04
    このルールを会話に落とし込んで
  • 6:04 - 6:05
    映画に登場させたとしたら
  • 6:05 - 6:09
    世間は絶対に受け付けないでしょう
  • 6:09 - 6:12
    「男が命令し女が応じる」
  • 6:13 - 6:16
    こんな関係 ゲイであれストレートであれ
    どんなカップルであれ
  • 6:16 - 6:20
    健全 または良好な関係の2人には
    全くありえないですよね
  • 6:20 - 6:22
    それなのになぜか
  • 6:22 - 6:24
    ゴールデンタイムの番組で
    ゴテゴテにメイクして
  • 6:24 - 6:28
    派手に着飾った人が
    言葉ではなく動きで表現すると
  • 6:29 - 6:31
    それを世間は
  • 6:31 - 6:33
    お茶の間から喜んで観るわけです
  • 6:34 - 6:37
    実感と かけ離れたものに対し
    拍手喝采しているのです
  • 6:38 - 6:41
    あまりにも多くの人々が
    社交ダンスの世界には不在なのにです
  • 6:42 - 6:45
    (音楽)
  • 7:26 - 7:29
    (拍手)
  • 7:33 - 7:36
    (ジェフ)今 男2人で踊るのを
    ご覧になりましたね
  • 7:36 - 7:37
    (笑)
  • 7:37 - 7:38
    それを見て 少し
  • 7:38 - 7:40
    変な感じがしたでしょう
  • 7:40 - 7:42
    面白いし 目を惹くとさえ言えますが
  • 7:42 - 7:44
    でも ちょっと異様ですよね
  • 7:44 - 7:47
    同性同士の社交ダンス競技会の
    追っかけに熱心な人でも
  • 7:47 - 7:51
    同性ペアのダンスはダイナミックで
    力強く 盛り上がるけど
  • 7:52 - 7:54
    どうも何かが違う感じがすると言います
  • 7:54 - 7:56
    見た目の話をすれば
  • 7:56 - 8:00
    アリーダと僕が
    典型的なクローズ・ホールドを組むと
  • 8:02 - 8:03
    美しいものと見なされますが・・・
  • 8:06 - 8:08
    (笑)
  • 8:09 - 8:10
    なぜこれではダメなのでしょう
  • 8:10 - 8:12
    (笑)
  • 8:12 - 8:15
    常識とされている
    リード役のほうが大きくて男らしく
  • 8:15 - 8:18
    フォロー役のほうが
    小さく女らしくなければならない―
  • 8:18 - 8:20
    その考え方が障害になるのです
  • 8:20 - 8:24
    (トレバー)僕らはこれを
    全く別の角度から考えました
  • 8:25 - 8:29
    もしもリードとフォローという
    概念はそのままで
  • 8:29 - 8:32
    ジェンダーと結びつける部分は
    捨てていいとしたら?
  • 8:33 - 8:38
    さらに お互いにリードしたり
    フォローしたりした後に
  • 8:38 - 8:39
    交替していいとしたら?
  • 8:40 - 8:41
    そして元に戻したなら?
  • 8:42 - 8:44
    これを会話のような形でできたとしたら?
  • 8:45 - 8:48
    誰もが毎日しているように
    順番に話して聴いてといった具合です
  • 8:48 - 8:51
    そんな風に踊っていいとしたら
    どうでしょうか?
  • 8:52 - 8:55
    僕らはこのダンス手法を
    「流動的リード」と名づけました
  • 8:57 - 8:59
    (ジェフ)これをラテンダンス —
  • 8:59 - 9:00
    サルサで試してみますね
  • 9:01 - 9:04
    サルサでは 位置交替用のステップ
    クロスボディリードが多用されます
  • 9:04 - 9:07
    即興で踊るときに メリハリをつけるために
    使われています
  • 9:07 - 9:10
    見慣れていない人だと
    気づきにくいかもしれません
  • 9:10 - 9:11
    こんな感じです
  • 9:17 - 9:19
    安い席のお客さんのために
    もう一度
  • 9:19 - 9:21
    (笑)
  • 9:24 - 9:26
    この動きを もう一度
  • 9:26 - 9:28
    ゆっくり 丁寧にやります
  • 9:33 - 9:37
    流動的リードという考え方を
    このステップに当てはめると
  • 9:37 - 9:39
    クロスボディリードの時点で
  • 9:39 - 9:41
    リードとフォローが交替できます
  • 9:41 - 9:43
    フォロー役の人が
    リード役になろうとしたり
  • 9:43 - 9:45
    リード役の人がその役を
    譲ることにしたりと
  • 9:45 - 9:48
    つまり クロスボディリードの
    逆をやるわけです
  • 9:48 - 9:50
    スローモーションで見てみましょう
  • 9:58 - 10:01
    冒頭にお見せしたダンスを
    再現してみますね
  • 10:07 - 10:10
    この ちょっとしたひねりを加えることで
    ダンスは「命令」から
  • 10:10 - 10:11
    「交渉」になります
  • 10:12 - 10:14
    誰がリードしてもいい
    誰がフォローしてもいい
  • 10:14 - 10:17
    さらに肝心な部分は
    気が変わるのもアリだということです
  • 10:18 - 10:20
    今のは この考え方を
    応用したほんの1例ですが
  • 10:20 - 10:23
    視野が広がってしまえば
    それから何をしたっていいんです
  • 10:23 - 10:28
    (トレバー)ここで流動的リードの考え方を
    昔ながらのワルツに当てはめてみましょう
  • 10:28 - 10:30
    当然のことながら
  • 10:30 - 10:32
    これはリードを交替する仕組みにとどまらず
  • 10:32 - 10:37
    実際に ダンス自体の効率を
    改善する考え方でもあります
  • 10:37 - 10:38
    さて ワルツとは何か
  • 10:39 - 10:41
    ワルツとは回転するダンスです
  • 10:41 - 10:43
    つまりこういうことです
  • 10:43 - 10:46
    リード役の人は
    踊っている時間のうち半分は
  • 10:46 - 10:47
    完全に進行方向が見えません
  • 10:47 - 10:50
    そしてフォロー役の
    位置も位置なので
  • 10:50 - 10:53
    要は2人とも 行き先が
    見えていないのです
  • 10:53 - 10:54
    (笑)
  • 10:54 - 10:56
    仮に このへんに立っていて
  • 10:56 - 10:59
    あれが自分に向かってくるんだと
    想像してみてください
  • 10:59 - 11:00
    (ジェフ)グアアア!
  • 11:00 - 11:02
    (笑)
  • 11:02 - 11:05
    (トレバー)実際に この死角のせいで
  • 11:05 - 11:07
    事故もたくさん発生しています
  • 11:08 - 11:11
    でも もしもペアが一瞬だけ
    体勢を入れ替える余地が
  • 11:11 - 11:13
    あったとしたらどうでしょう?
  • 11:14 - 11:16
    たくさんの事故が回避できます
  • 11:16 - 11:21
    1人がずっとリードを続けたとしても
    今のような組み替えを挟むようにすれば
  • 11:21 - 11:23
    もっと安全に踊れるようになり
  • 11:23 - 11:26
    また同時に ワルツの踊りに
    新たな美の形が生まれます
  • 11:26 - 11:30
    物体の運動的には ジェンダーなんて
    クソどうでもいいことですからね
  • 11:30 - 11:31
    (笑)
  • 11:32 - 11:35
    (ジェフ)この流動的リードのダンスを
    クラブや公会堂ステージで
  • 11:35 - 11:38
    リサと共同制作した演目
    『ファーストダンス』の一環として
  • 11:38 - 11:40
    北アメリカやヨーロッパで
    披露してきましたが
  • 11:40 - 11:42
    必ず観客が釘付けになります
  • 11:43 - 11:46
    男2人が組んで踊るという
    異様な光景であること以上に
  • 11:46 - 11:49
    必ず心を動かし
    魅了する力があるダンスなのです
  • 11:49 - 11:50
    なぜでしょうか?
  • 11:50 - 11:54
    その鍵は 僕らの初めてのショーに
    リサが「思想性」を
  • 11:54 - 11:55
    見出した原因にあります
  • 11:55 - 11:58
    ただリードとフォローを
    切り替えるだけではなく
  • 11:58 - 12:01
    それぞれの存在感や個性や力強さを
    一貫して保っており
  • 12:01 - 12:04
    どっちの役を演じていても
    その点は変わらなかったことです
  • 12:04 - 12:05
    自分らしさはそのままでした
  • 12:06 - 12:08
    ここに本当の自由があるのです
  • 12:08 - 12:10
    役割を交替する自由だけではなく
  • 12:10 - 12:14
    どっちの役割を演じていても
    その役に定義されずに済む自由であり
  • 12:14 - 12:16
    常に自分に正直であり続けられる自由です
  • 12:16 - 12:20
    リード役やフォロー役が
    どんな姿であるべきかは忘れましょう
  • 12:20 - 12:21
    男らしいフォローや
  • 12:21 - 12:23
    女らしいリードでもいい
  • 12:23 - 12:24
    ただ自分らしくあることです
  • 12:25 - 12:28
    もちろん この原理は
    ダンスフロアの外でも同じです
  • 12:28 - 12:30
    しかしダンスフロアは
    古い世界観を塗り替え
  • 12:30 - 12:33
    古い遺物に活力を吹き込み
    現代や この時代を生きる人の在り方に
  • 12:33 - 12:38
    よりふさわしい表現になるよう作り変えるのに
    もってこいの場所なのです
  • 12:39 - 12:42
    (トレバー)ジェフと僕はいつも
    相手が男でも女でも踊りますし
  • 12:42 - 12:43
    すごく楽しいですよ
  • 12:43 - 12:48
    しかし 僕らが踊るとき意識しているのは
    社交ダンスは昔から存在するものであり
  • 12:48 - 12:52
    現代人が謳歌している
    様々な種類のアイデンティティによっては
  • 12:52 - 12:55
    自分を表現できない人や 無視される人が
    出てくるということです
  • 12:56 - 12:58
    流動的リードを考案したのは
    1つの方法として でした
  • 12:58 - 13:03
    現代の人々にはそぐわない概念を
    1つ残らず削ぎ落とし
  • 13:03 - 13:07
    本来 社交ダンスがいつもそうであった姿を
    取り戻すことが目的です
  • 13:08 - 13:11
    つまり お互いを気遣う
    繊細な技術としての社交ダンスです
  • 13:13 - 13:16
    (音楽)
  • 15:13 - 15:16
    (拍手)
Title:
ジェンダーの役割の概念を崩す、新しい社交ダンス | トレバー・コップ&ジェフ・フォックス | TEDxMontreal
Description:

タンゴ、ワルツ、フォックストロット・・・こういった昔ながらの社交ダンスでは「常に、男がリード(主導)し、女がフォローする(付き従う)」という時代遅れの不文律が定着しています。トレバー・コップとジェフ・フォックスはそんな考え方は「変える価値のあるアイデア」であると唱え、自ら考案した「流動的リード」というダンスの手法を、同じくダンサーであるアリーダ・エスメイルを加えた3人で披露します。社交ダンスというアートを大胆に分解し作り直したパフォーマンスで会場を魅了し吞み込んでいく様子をご覧ください。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
15:34

Japanese subtitles

Revisions