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全ては必然に起こる | ナダレット・ラ・フォンタ=シックス | TEDxChampsElyseesWomen

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    皆さんの中で大勢がそうであるように
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    私はスーパーウーマン
    マダム・パーフェクトです
  • 0:21 - 0:22
    そう これが私です
  • 0:22 - 0:23
    (笑)
  • 0:23 - 0:26
    実は マダム・パーフェクトは
    シヴァの女神でもあるんです
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    哺乳瓶を一方の手に持ち
    牛乳瓶をもう一方の手に持ち
  • 0:30 - 0:35
    パソコン、携帯、上司のスピーチ原稿
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    舞台のチケット
    「あなた、忘れないでね!」
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    子どもたちがパーカーの
    ポケットに入れた
  • 0:41 - 0:45
    湿ったビスケットも持って
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    マダム・パーフェクト
    片足は飛行機に
  • 0:49 - 0:53
    もう片足はルブタン(高級靴)を履き
  • 0:54 - 0:58
    時速500キロで飛び回り
    全てに成功し―
  • 0:59 - 1:01
    ストッキングすら裂けないの!
  • 1:02 - 1:03
    (笑)
  • 1:03 - 1:03
    2010年に
  • 1:05 - 1:05
    ―本当に
  • 1:05 - 1:08
    この話をしたかったのですが
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    国際的な企業に努めていた私には
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    時折ホメロスのように怒り狂う上司が
    マドリードにいて
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    「ホメロスのように」というのは
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    壁に血が散っていたからそう言うんですよ!
  • 1:18 - 1:21
    月例報告会で
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    他の人に続いて彼とのミーティングに入り
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    まず「こんにちは」と挨拶し
  • 1:27 - 1:30
    続いて「報告はこれこれこうです…」と言うと
  • 1:30 - 1:31
    彼は「いいや」と言い
  • 1:31 - 1:32
    私が「それでも
  • 1:32 - 1:35
    理解して頂かなければ」と食い下がると
    彼はまた
  • 1:35 - 1:36
    「いいや」と言います
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    ついに私は言います
    「それでもこうこうこうで…」
  • 1:38 - 1:42
    彼はやっと「イエス」か「ノー」と返します
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    激しい口論などはなく冷静に時間が過ぎました
  • 1:45 - 1:48
    それから彼は母国へ帰ることになり
  • 1:48 - 1:51
    私に別れの挨拶を言いました
    「君に聞きたいことがある
  • 1:53 - 1:55
    何故私が怖くないんだね?」
  • 1:56 - 1:59
    これには良い答えを思いつかなかったので
  • 1:59 - 2:02
    馬鹿な返答をしました
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    「『ナルコス(麻薬マフィアのドラマ)』
    じゃあるまいし
  • 2:03 - 2:05
    あなたは私をすぐ撃ち殺しはしないでしょう」
  • 2:05 - 2:06
    (笑)
  • 2:06 - 2:09
    それからその質問のことをしばらく考えていて
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    先日ここで出会う皆さん―
    ワンダーウーマンたちのことを
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    考えながらこう思ったんです
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    ワンダーウーマンは
    何故ワンダーウーマンなのかしら?
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    彼女は自分の恐れに耳を貸さないからです
  • 2:20 - 2:21
    いいでしょう!
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    でも彼女は自分の内なる声にも
    耳を貸さないんです
  • 2:24 - 2:26
    あなたは?聞いていますか?
  • 2:26 - 2:28
    さて…
  • 2:28 - 2:31
    私たちはある日突然生まれます
    そういうものです
  • 2:31 - 2:34
    私は60年代に生まれました
  • 2:34 - 2:36
    年齢を数えたりはしないでね
  • 2:37 - 2:39
    私はご覧の通り女性で
  • 2:39 - 2:42
    パリで理想的とは言えない家庭に生まれました
  • 2:43 - 2:46
    もし理想的な家族を知っているという人がいたら
    教えて下さい
  • 2:46 - 2:48
    いずれにせよ 私が生まれた家庭は
  • 2:48 - 2:53
    あまりも理想からかけ離れていて
    私は生まれた時に2分の1の確率で
  • 2:55 - 2:58
    産院でゴミ箱に捨てられていたかも
    知れなかったんです
  • 2:58 - 3:01
    それは私の双子の弟の運命だったんですが
  • 3:01 - 3:06
    このような条件の下に生まれると
  • 3:06 - 3:11
    ある種の物の見方や
    生存への渇望が育ちます
  • 3:12 - 3:15
    それで私の場合
    私が作り上げた信条は―
  • 3:15 - 3:18
    私がその考えの上に築いた考えは
  • 3:18 - 3:23
    「私は辛くない 何も私を傷つけることはできない
    私に弱さは無い」というものでした
  • 3:24 - 3:28
    信条はちょっと 松葉杖のようなもので
  • 3:28 - 3:30
    人生の初期には
    バランスを取るのを手伝ってくれます
  • 3:30 - 3:33
    ある日 ついに松葉杖がいらなくなるまで
  • 3:33 - 3:34
    私はもう松葉杖を使いません
  • 3:35 - 3:38
    これは使いますが―
    また後でお話します
  • 3:39 - 3:44
    こういう信条で私は自分の
    ワンダーウーマンとしての役を作り上げ
  • 3:44 - 3:46
    それは私に似合っていました!
  • 3:46 - 3:49
    私は80年代に社会人になりました
  • 3:49 - 3:51
    キンキラキンの お金に溢れている時代
  • 3:51 - 3:54
    当時ワンダーウーマンは流行の只中でした
  • 3:54 - 3:59
    突然 私は骨の髄まで
  • 3:59 - 4:00
    社会人になりました
  • 4:00 - 4:03
    社会に出た私は
  • 4:03 - 4:05
    最も権威のある仕事や
  • 4:05 - 4:09
    最もカリスマ性の高い上司や
    最も大きな予算や―
  • 4:09 - 4:12
    最も魅力的な製品やブランドを
    扱いました
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    あらゆることをしました
  • 4:16 - 4:18
    私は人生のストーリーもよく知っていました
  • 4:18 - 4:21
    当時私が「幸福」と思っていたものへの
  • 4:21 - 4:22
    鍵は2つあり
  • 4:22 - 4:27
    1つめは経済的自立
    これは効果がありました
  • 4:27 - 4:30
    このお陰で家族から自立し離れられたんです
  • 4:30 - 4:34
    2つめは社会や労働の
    役割を完璧にこなすこと
  • 4:34 - 4:36
    成功するためには魅力的でなきゃ
  • 4:36 - 4:38
    魅力的になるには―どうしたらいい?
  • 4:38 - 4:40
    まず 自分の夢を諦めます!
  • 4:40 - 4:44
    子供の頃の夢は
    もっとも大胆で
  • 4:44 - 4:48
    冒険的で 例えば
    私の夢の中の一つは
  • 4:48 - 4:51
    作家になることでした
  • 4:51 - 4:53
    はっきり言ってこれは
    女性が食べていくには向かない職業です
  • 4:53 - 4:56
    だからその夢はゴミ箱行きでしたが―
  • 4:56 - 4:59
    皆に当てはまることがあるのですが―
  • 4:59 - 5:01
    頭の中にひびく小さな声
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    ここの声 こう聞いてくる声です
  • 5:04 - 5:09
    「あなたは今 充実してる?
    自分のことが好き?
  • 5:10 - 5:12
    あなたは本当に満足している?
  • 5:12 - 5:16
    作家になりたいという夢を追って
    何かしたの?」
  • 5:16 - 5:19
    正直イラッと来て
  • 5:19 - 5:24
    私はこう言いました「黙んなさい!
    聞きたくもないわ お黙り!」
  • 5:24 - 5:28
    それから何年も
    その声が聴こえることはありませんでした
  • 5:30 - 5:34
    それで80年代―
  • 5:34 - 5:36
    ああ ちょっとした補足を忘れていました
  • 5:36 - 5:40
    私がティーンエイジャーだった頃
  • 5:40 - 5:43
    私の家では―とにかく
  • 5:43 - 5:46
    私は治療されないままの
    脊椎側湾症を患っていて
  • 5:46 - 5:49
    ここだけの話 脊椎側湾症は
    なんでもない症状なんです
  • 5:49 - 5:51
    それを患っている人を数えるとすると―
  • 5:51 - 5:56
    この部屋にいる皆さんの25%はちょっとした
    脊椎側湾症を患っている可能性があります
  • 5:56 - 5:58
    脊椎側湾症は背骨の奇形です
  • 5:58 - 6:01
    あとの25%は
    インフルエンザ菌を持っていることでしょう!
  • 6:01 - 6:06
    脊椎側湾症は椎骨にある
    鼻風邪のようなもので
  • 6:06 - 6:08
    本当に大したことがないものなんです
  • 6:08 - 6:13
    そんなものに割く時間はありません!
    だから私に無駄にする時間はありませんでした
  • 6:13 - 6:14
    自分の内なる声を聞く暇も
  • 6:14 - 6:18
    マダム・パーフェクトには時間が無いんです
    厳格なマダムは
  • 6:18 - 6:24
    彼女自身にも他人にも厳しいけれど
    陽気でもありました
  • 6:24 - 6:27
    私はパーティーしまくったものです!
  • 6:28 - 6:33
    でも私の体は?
    私の言うことを聞くしかなかったでしょうね!
  • 6:35 - 6:41
    そして中年時代が訪れました
    妊娠して―
  • 6:43 - 6:48
    3人の素晴らしい娘たちを授かり
    私は仕事を続けました
  • 6:49 - 6:52
    とても美しい娘たちです ありがとう!
  • 6:52 - 6:54
    本当にそれが一番の成功でした!
  • 6:55 - 6:59
    それから仕事を続け
    旅や、同僚や、友人たちがいて―
  • 7:00 - 7:02
    全てに成功しそれらが
  • 7:02 - 7:03
    永遠に続くようでした
  • 7:03 - 7:09
    それにそれは完璧な生活でした
    私には居心地良い世界
  • 7:09 - 7:12
    繭のような いい心地の安心できる世界
  • 7:12 - 7:15
    何も悪いことは起こるはずがない
  • 7:15 - 7:16
    何も私を傷つけない―
  • 7:18 - 7:22
    あの「運命」以外には―
    ラテン語の「fatum」を知っていますか
  • 7:22 - 7:25
    運命は道の隅でこう考えていたんです
  • 7:25 - 7:27
    「この娘が人生で何かを成し得なければ
    ならないことを
  • 7:27 - 7:29
    そろそろ分かる頃だな」
  • 7:29 - 7:33
    最初のノックには気付きませんでした
  • 7:33 - 7:36
    2回めも同じでした
  • 7:36 - 7:37
    だから腹が立ったのでしょう
  • 7:37 - 7:40
    逆らうものは 気に障るものだから
  • 7:40 - 7:44
    ですからそれは私がついに倒れるまで
    何度も殴りつけてきました
  • 7:47 - 7:48
    私はK.O.されました
  • 7:48 - 7:51
    2013年に私の体はその存在を
    私に思い出させました
  • 7:51 - 7:53
    私は自分の体を徹底的に拒絶しました
  • 7:53 - 7:57
    私の体はその存在を
    優しくはない方法で主張しました
  • 7:58 - 8:04
    脊椎側湾症はその湾曲を
    73度にまで増していたのです
  • 8:06 - 8:08
    大きな変化です!
  • 8:08 - 8:11
    想像してみて下さい
    ほとんど水平なまでに
  • 8:11 - 8:16
    鼻を地面に向け背中を曲げて歩く老婆を
  • 8:17 - 8:21
    私はとても上手に否定を続けたので
    家族や女友達は
  • 8:21 - 8:23
    私の症状に気付きませんでした
  • 8:24 - 8:26
    そして私の体は壊れました
  • 8:26 - 8:29
    はっきり言って 私自身のせいでした
  • 8:30 - 8:32
    何か手を打って治さなければ―
  • 8:32 - 8:34
    選択肢はありませんでした
  • 8:34 - 8:37
    最後に一つの選択肢が残るまで
  • 8:37 - 8:39
    あらゆる無意味な解決策を試しました
  • 8:40 - 8:43
    選択せざるを得なかった解決策は
  • 8:44 - 8:46
    夢のない治療ですよ
  • 8:47 - 8:49
    「関節固定術」というものです
  • 8:50 - 8:53
    これは美しい私の背中です
  • 8:53 - 8:56
    背骨の関節固定術は
  • 8:56 - 9:01
    10時間かかる手術で
  • 9:01 - 9:03
    背骨を頸部から腰部まで開き
  • 9:03 - 9:06
    2本のチタンのねじを入れ
  • 9:07 - 9:09
    真っ直ぐできるものは何でも真っ直ぐにします
  • 9:09 - 9:12
    どうやって?なんて聞かないでくださいね!
    考えたくもないわ
  • 9:12 - 9:14
    次に全てを継ぎ合わせ
  • 9:14 - 9:17
    よっこらしょ!
    私はまるでアルファベットの「I」
  • 9:18 - 9:20
    (拍手)
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    でも…
  • 9:23 - 9:25
    それは間違いだったのでした
  • 9:26 - 9:28
    女友達は
    「マドンナみたいになるわよ」と言い
  • 9:28 - 9:29
    私はフリーダ・カーロだと言い
  • 9:30 - 9:32
    でも外科医はこう言いました
  • 9:32 - 9:34
    「あなたの上半身は少し動きが
  • 9:34 - 9:37
    ぎこちなくなります
    ズンバは踊れなくても 脚はしっかりしますよ
  • 9:37 - 9:39
    心配は無用です
    このような手術は毎週のようにしてるから
  • 9:39 - 9:42
    2ヶ月もすれば元の生活に戻れますよ」
  • 9:42 - 9:44
    元の生活に戻れるか
    もう確信がありませんでしたが
  • 9:45 - 9:46
    私には選択肢はありませんでした
  • 9:46 - 9:48
    2014年10月14日
  • 9:48 - 9:51
    私は両脚で歩いて病院へ向かい
  • 9:51 - 9:57
    2014年10月15日にICUで目覚めました
  • 9:57 - 9:59
    こうした日は覚えているものです
  • 9:59 - 10:01
    ベッドの脇に彼らが白と青の服を着て
  • 10:01 - 10:04
    神妙な顔をして勢揃いしていて
  • 10:04 - 10:07
    法廷にでもいるのかしら?と
    私は困惑しました
  • 10:07 - 10:08
    でも医療チーム全員がいて
  • 10:08 - 10:10
    彼らは言いました「マダム
  • 10:10 - 10:12
    あなたの脊髄が損傷してしまいました
  • 10:13 - 10:15
    あなたは二度と歩けないでしょう
  • 10:16 - 10:18
    両下肢麻痺です」
  • 10:20 - 10:22
    私はびっくり仰天しました
  • 10:22 - 10:24
    仰天 とは驚きではなく
  • 10:24 - 10:26
    あっけにとられた という意味よ!
  • 10:27 - 10:31
    私の人生は粉々だったから
  • 10:32 - 10:35
    私の人生の主役である私は
    観客になり下がっていて
  • 10:36 - 10:39
    独立から 依存へ
  • 10:40 - 10:43
    とても活発なワンダーウーマンから
  • 10:43 - 10:45
    読み書きすることさえできなくなり
  • 10:47 - 10:49
    私の体と私自身は
    モノのように扱われ
  • 10:49 - 10:52
    つつかれたり 洗われたり
  • 10:52 - 10:55
    診察されたり
  • 10:55 - 10:57
    聴診器をあてられ つままれ
  • 10:58 - 11:00
    私は病院の寝台から手が届く範囲にしか
  • 11:00 - 11:03
    動けませんでした
  • 11:04 - 11:05
    それは小さな範囲でした
  • 11:05 - 11:10
    それから9ヶ月
    私は何者でもなくなりました
  • 11:11 - 11:16
    母、女、愛人、マネージャー
    その誰でもなくなりました!
  • 11:21 - 11:24
    ある日 私の体は私の主になりました
  • 11:24 - 11:29
    体が私には何がいつできるかを
  • 11:29 - 11:30
    決めるからです
  • 11:32 - 11:35
    ある日私は家に戻り―
    気付きました
  • 11:37 - 11:40
    どちらかというと家族が気付きました
  • 11:40 - 11:42
    「ワンダーウーマン」は重荷になったと
  • 11:42 - 11:46
    私は 愛してくれる人たちが
    私の介護者になったと気付き
  • 11:47 - 11:49
    それはひどい発見ではありませんでしたが
  • 11:49 - 11:52
    私の新しい生活では
  • 11:52 - 11:54
    色々なことが不可能になってしまったのに
    気付きました
  • 11:54 - 11:58
    一人で道を歩くこと
    気まぐれに出かけること
  • 11:58 - 12:01
    お店に行くこと
    つまり皆のように生活することです
  • 12:02 - 12:03
    皆のように生活すること
  • 12:05 - 12:07
    私の家族は絶望しました
  • 12:07 - 12:10
    この話をしたいのは
    「家族」とはシステムであり
  • 12:10 - 12:12
    私たちは家族全員が皆で嘆きました
  • 12:13 - 12:15
    家族と私
  • 12:15 - 12:17
    私は自分自身の喪失を
    家族の皆は母の喪失を
  • 12:17 - 12:19
    よく知る女性の喪失を嘆きました
  • 12:19 - 12:22
    喪に服すことは困難に直面した時
    非常に重要なことです
  • 12:22 - 12:24
    喪に服すこと それは怒り
  • 12:24 - 12:26
    かなしみ
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    否定
  • 12:28 - 12:30
    それから交渉
  • 12:30 - 12:33
    これが悲しみにおいて通る段階で
    それを何度か繰り返して
  • 12:34 - 12:36
    悲しみを「受容」するに至ります
  • 12:36 - 12:39
    「受容」は遺棄することではなく
    逃げることでもありません
  • 12:39 - 12:41
    それは「受容」であり―
  • 12:41 - 12:43
    次の変化をすることへの「受容」なんです
  • 12:44 - 12:48
    「変化」をするのに
    下半身麻痺になる必要はありません
  • 12:48 - 12:51
    安心して!
  • 12:52 - 12:57
    どんな困難に直面しても―
  • 12:57 - 13:00
    それが離婚であれ
  • 13:00 - 13:03
    失業、いらだち、
    近親者の死、病気であっても
  • 13:04 - 13:06
    それを尊重しなければなりません
  • 13:06 - 13:08
    それをあなたを尊重するくらい
    大切にすることが重要です
  • 13:08 - 13:13
    困難に直面したとき
    物差しとなるのは
  • 13:13 - 13:15
    個人です
  • 13:15 - 13:16
    当人がどう感じるのか
  • 13:16 - 13:18
    当人がそれにどう反応するかだけ
  • 13:18 - 13:20
    あなたも私も
  • 13:23 - 13:25
    親切さに関する困難に直面した話をします
  • 13:27 - 13:29
    この困難の体験は通過儀礼のようでした
  • 13:29 - 13:33
    私の3度めの誕生でした
  • 13:33 - 13:35
    再生でした
  • 13:35 - 13:37
    これには2つの理由があります
  • 13:37 - 13:40
    1つめは 私の頑固な性格
  • 13:41 - 13:46
    「もう二度と歩けるようにはなりません」
    私はそれを絶対に信じませんでした
  • 13:47 - 13:51
    手術の1~2日後から
  • 13:51 - 13:56
    私は体と同盟関係を結び
    そのリズムに従って
  • 13:56 - 13:58
    垂直に立つための訓練を始めました
  • 13:58 - 14:00
    チルトテーブルの上で何週間も過ごした後
  • 14:00 - 14:04
    やっと垂直に立ち―
  • 14:04 - 14:07
    もう吐いたり気絶することが無いというのは
    ステキでした!
  • 14:07 - 14:11
    その後は水平棒につかまったり
  • 14:11 - 14:13
    障害物を避けたりする練習をして
  • 14:13 - 14:18
    まず歩行器で
    それから杖でなんとか歩きました
  • 14:20 - 14:22
    この時期は私の再生の時期でした
  • 14:22 - 14:24
    この再生の時間はある時こう思ったから
  • 14:24 - 14:26
    訪れたのでもあります
  • 14:26 - 14:30
    「もう絶対に無理!
  • 14:30 - 14:33
    自分の人生をまた奪われるなんて!」
  • 14:33 - 14:38
    この時は内なる声が聞こえました
  • 14:38 - 14:39
    私の内なる声はこう語りかけました
  • 14:39 - 14:43
    「生まれた時にも青春時代にも
    人生は奪われてしまったけど
  • 14:43 - 14:46
    あなたは今度は自分で奪ってしまったのよ!
    もうたくさん!」
  • 14:47 - 14:48
    そこで
  • 14:48 - 14:51
    聞こえたこの声に従い
  • 14:51 - 14:53
    私の限界となっていた考え方は
  • 14:54 - 14:57
    限界となるのを止めました
  • 14:57 - 14:58
    それは
  • 15:00 - 15:03
    考え方というのは単純なもので
  • 15:03 - 15:07
    信じていること、アイデンティティ、
  • 15:07 - 15:08
    何とでも呼べますが―
  • 15:08 - 15:10
    それはコインのようなもので
  • 15:10 - 15:13
    2つの面を持っています
    陰と陽、などなど…
  • 15:14 - 15:20
    一つの面では信じていること自体に
    人生の舵を取られています
  • 15:20 - 15:22
    自分を責めないで
    人生の初めはそういうものです
  • 15:22 - 15:24
    それ以外の方法がないから
  • 15:24 - 15:25
    私たちは井の中の蛙になり
  • 15:25 - 15:27
    それらは私の限界になり
  • 15:27 - 15:28
    障害物になり
  • 15:28 - 15:33
    隷属させるものになり
    憎らしいものになります!
  • 15:33 - 15:37
    それは私の全能感や頑固さ
  • 15:37 - 15:40
    私の生きることへの恐れ
    死ぬことへの恐れでもありました!
  • 15:41 - 15:43
    そしてある日
  • 15:44 - 15:48
    私が自分自身を愛し
  • 15:48 - 15:49
    尊敬し
  • 15:50 - 15:51
    慈しみ
  • 15:51 - 15:54
    時間を与え、声を聞き、光をあて…
  • 15:55 - 15:58
    コインの裏側が見えたのです
  • 15:58 - 16:03
    同じ信条たちが素晴らしい形に変わり
    爆発しました!
  • 16:03 - 16:07
    力強さ、生への渇望、創造性
  • 16:07 - 16:10
    充足感、女性らしさ、そういった全てに!
  • 16:13 - 16:16
    全てが可能になりました
  • 16:16 - 16:19
    それらが可能性の路を開きました
  • 16:19 - 16:21
    私の可能性の路を
  • 16:21 - 16:23
    実際に形になって
  • 16:23 - 16:27
    心と精神と
  • 16:27 - 16:32
    体と感情と知性として
  • 16:34 - 16:37
    全ては必然に起こるのです
  • 16:37 - 16:40
    私の心と体は私が自分を発見するために
  • 16:41 - 16:44
    手放されなければなりませんでした
  • 16:45 - 16:48
    その時から 夢見ることは
    もう禁止されませんでした
  • 16:52 - 16:56
    私は自分に18才の時からの夢を
    生きることを許しました
  • 16:57 - 17:01
    いま 私は作家になっています
  • 17:02 - 17:04
    願った通りに
  • 17:04 - 17:07
    (拍手)
  • 17:14 - 17:15
    最初の著書は
  • 17:15 - 17:19
    『傾いた葦、ある素晴らしい手術の物語』
    といいます
  • 17:20 - 17:21
    傾いた葦―
  • 17:21 - 17:25
    葦は曲がって行っても
    二度と折れないんですよ
  • 17:26 - 17:30
    3年前に出版されました
  • 17:30 - 17:34
    私の手術の後
  • 17:35 - 17:38
    あなたは運命を信じていないかもしれませんが
    私は信じています
  • 17:39 - 17:42
    2作めを執筆するのに関節固定術は
    必要ありません
  • 17:42 - 17:45
    あなたの困難が何であれ
    あなたが誰であれ
  • 17:45 - 17:48
    私たちは皆 困難を変えてしまえる
    力があるのです
  • 17:48 - 17:50
    いま 私には
  • 17:52 - 17:55
    59年にわたる困難と豊かさを兼ね備えた
    経験があります
  • 17:55 - 17:58
    友人たち、ロマンス
  • 17:58 - 18:00
    苦境、幸せ、間違い
  • 18:01 - 18:04
    病院から出られなかったときの覚醒
  • 18:05 - 18:09
    私は何事によっても誰によっても
    被害者ではありません
  • 18:09 - 18:10
    私には身体障害があり
  • 18:10 - 18:14
    それは分かりづらくても
    大きな障害で
  • 18:14 - 18:17
    でも私と自分の障害はイコールでは無いんです
    本当に
  • 18:22 - 18:25
    人生はもっとゆっくりとして
    違ったものになりました
  • 18:26 - 18:27
    戦いは減り―
  • 18:28 - 18:30
    風味が増して
  • 18:31 - 18:34
    私は今夜のように伝え、共有します
  • 18:35 - 18:36
    あなた次第です
  • 18:36 - 18:39
    あなたの心の陽の面を
  • 18:39 - 18:42
    ちょっと見てみたいと思いませんか?
  • 18:42 - 18:43
    以上です
  • 18:43 - 18:47
    (拍手)
Title:
全ては必然に起こる | ナダレット・ラ・フォンタ=シックス | TEDxChampsElyseesWomen
Description:

ナダレット・ラ・フォンタ=シックス
企業で国際的なキャリアを築いた後、医療事故を経てナダレットはより豊かに人生を変え、著作『傾いた葦、ある素晴らしい手術の物語』によって作家になる夢を叶えました

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
French
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
18:55
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  • Temporarily releasing the task. I will re-take this task once I am done with 1 of 6 talks I have in my pool!!

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