-
皆さん、ようこそ。お集まりいただき
ありがとうございます。わくわくしますね。
-
皆さんの顔を見られて本当に嬉しいです。
何年ぶりかに会う方もいます。
-
まだ気づいていない方もいるかも知れませんが
今年からハッシュタグが変わりましたので
-
#StateoftheWord と書いてください。
読んでいる人のために、大文字もお忘れなく。
-
読んでいるというのは、つまり、支援技術…
「音声読み上げ機能」のことですね。
-
そう、その言葉!
-
この後、質疑応答の時間があります。
-
ここにいるライブ会場の皆さんと
-
自宅で観ている皆さんの
両方から質問を受け付けます。
-
マットは今、自宅にいる方たちと
話しているようです。
-
ということで、何か質問があれば
用意しておいてください。
-
ここにいる方にはマイクがありますので、
そこで質問できます。
-
ご自宅でご覧になっている方は、この
ライブストリームの YouTube 埋め込みへどうぞ。
-
そちらのチャットでも質問を受け付けています。
-
私からは、以上です。
-
皆さんが私から聞きたいことは、
これで全部だと思います。
-
さて今夜、毎年恒例の「State of the Word」で、
-
今年一年の成果や来年の抱負を語ってくれるのは
-
もちろん、WordPress 共同創始者の
マット・マレンウェッグです。
-
(会場拍手)
-
ジョセファ、ありがとう。
-
おお。わーお!
-
本当に、ここにいるんですね!
皆さん、ようこそ。
-
そして、お伝えするように言われたのですが、
こちらの皆さん、一列前に移動していただけますか。
-
もしよろしければ。
-
ちょっと前へ詰めていきましょう。
-
いやあ、興奮しますね。
正直、すばらしいです。
-
またこうして一緒にいられるなんて。
-
ああ、段々と皆さんが席を移動して
いますね。
-
生中継をご覧の皆さん、
私たちはここニューヨークにいます。
-
今は日暮れの時間です。
-
世界中からコミュニティメンバーを
お招きしています。
-
皆さん、ご来場ありがとうございました。
-
(会場拍手)
-
飛行機、電車、車で移動して
参加してくれている人たちがいます。
-
電車での移動はどのくらいでしたか?
2日半。
-
ここまで来るのに2日半の列車の旅!
間違いなく一番面白いですね。
-
実は私も、おそらく2日半くらいかけて来ました。
はるばる、南極から。
-
ほら、ちょっとタヌキのような日焼けを
しているんです。気づきましたか?
-
強力なサングラスを着けていた上に、日焼け止めが
十分でなかったのだと思います。
-
ペンギンにも何匹か会いました。
南極にいる間、
-
たくさんの本を読み、南極大陸についてたくさん学びました。
-
特に印象的だった本は、アーネスト・シャクルトン
についてのものでした。
-
彼は、今までずっと私にインスピレーションを
与えてくれたリーダーです。
-
船が墜落したり、立ち往生したりといった
彼の耐久旅行のことはよく知っていましたが、
-
一緒に旅していた人が全員引き返して、
命を救われたんだそうです。
-
これは知らなかった話で、本から知ったのは
-
彼はある旅で、南極点まで
-
あと156kmというところで撤退したそうなんです。
-
これはものすごく近くです。
-
私が行ったときは、多分合わせて1万km以上
飛行機で飛んだはずです。
-
その最後の156kmで折り返したわけです。
-
そして実は、この話を読みながら、
-
バージョン5.9のリリースの
ことを考えていたんです。
-
ご存じかもしれませんが、
ちょうど今日くらいが WordPress 5.9 の
-
もともとのリリース予定日だったんです。
-
そして、WordPressとしては非常に異例なことに、
リリースを延期することにしたのです。1カ月ほど。
-
1月にリリースすることになりました。
-
でも、もうちょっとという感じでした。
あと少しというところで、
-
方向転換することにしたんです。
-
でも、これは完全に正しい判断だと信じています。
-
シャクルトンがそうであったように。
-
彼は生きて帰ってきたのです。彼の言葉は確か、
-
「死んだライオンより、生きている
ロバの方がまし」だったと思います。
-
ですから、5.9で導入されるフルサイト編集を
-
「死んだライオン」にしたくはないのです。
-
しかしこれは同時に、
内省のチャンスでもあります。
-
WordPress の哲学として
「締め切りは任意で守るものではなく、
-
自分たちとユーザーに対しての約束だ」
という話をしています。
-
それほど前のことではないんですが、
延期することを決定した時に
-
その時、つまりリリースの1ヶ月前に
何が起こっているかについては、
-
あまり考えていなかったんです。
-
しかし、3、4、5ヶ月前に
何をしていたのか、ということです。
-
だから、今が内省のための
絶好の機会だと思います。
-
実は、この一部について会話を始めたのは
-
アン・マッカーシーのブログ上でした。
コメント欄で話し始めたんです。
-
公開で。御存知の通り、すべてのことが
WordPress 上で起こりますよね。
-
ここから何を学び、来月の
リリースに向けてだけでなく、
-
来年迎える大きなリリースである
バージョン6.0でどんな改善ができるかについて。
-
2022年は3つではなく、4つのリリースを
目指す年になるかもしれないという噂さえ耳にします。
-
でも、まだあまり飛躍しすぎないようにしましょうか。
-
今は「State of the Word」の冒頭で、
最後ではないですからね。
-
2021年はとてもとてもエキサイティングな年でした。
-
人類として直面する困難な時代の後に…
まだ終わってはいませんが…
-
このような年となったのは、
とても満足できることでした。
-
まず注目したいのは、コアとテーマで
8人の新しいコアコミッターが誕生したことです。
-
それでは、拍手でお迎えしましょう。
-
(会場拍手)
-
ケリー、デビッド、ウィリアム、イザベル。
ジョニー、ジェフ、JB、トーニャ。
-
彼らが、インターネットの43%を
動かしているコードを
-
変更できるようになったことに
わくわくしています。
-
もうひとつのアップデートとして、
-
今年は wordpress.org 公式サイトに
かなり注力しました。
-
最初に注目したいのは、ニュースブログです。
-
ゲストの音声を用意しています。
世界中の人々をニューヨークまで
-
連れてくることはできませんでしたが、
何人かの音声をご用意しています。
-
この一年、wordpress.org のニュースページの
リデザインに取り組んできました。
-
全体としてのインスピレーションは、
昨年の「State of the Word」の
-
プレゼンテーション、そして、
ジャズの全体的な美学です。
-
このブログにはあまり画像がないので、
形やタイポグラフィー、レイアウト、色などを
-
時間をかけて検討し、ジャズの遊び心を
表現するのに成功しました。
-
前回デザインをやり直したのは、
WordPress 3.0 の頃だったかもしれません。
-
なので、WordPress.org サイトにも変化を
還元するのはエキサイティングなことです。
-
もうひとつ、 公式サイト上で
立ち上げることができたのが
-
「Openverse(オープンバース)」です。
-
Facebook が会社名を「Meta」に
変更するよりも前に
-
これを名付けたことは、
はっきりお伝えしておきましょう。
-
Openverse は、オープンライセンスメディアの
検索エンジンです。
-
画像を検索し、
-
ダウンロードして、
サイトに追加しましょう。
-
クリエイターの帰属表示(クレジット)
を追加。
-
これだけです。
-
じゃーん。
-
詳しくは、wordpress.org/openverse をご覧ください。
-
Openverse は、私たちのミッションを
拡大し始めた活動の一環です。
-
コンテンツをパブリッシュするための
コードやツールだけから、
-
実際にパブリッシュされるコンテンツへと
範囲を広げています。
-
もともと Openverse は「クリエイティブ・
コモンズ・サーチ」と呼ばれていて
-
クリエイティブ・コモンズという
非営利団体の一部だったのですが、
-
コストと運営の問題から、閉鎖するか、
どこかに移すかという決断をしました。
-
そして、 wordpress.org がその移転先と
なったのですが、これはとても楽しみなことです。
-
ここには6億枚以上のクリエイティブ・
コモンズ・ライセンスの画像があり、
-
さらに、音声ファイルも1月下旬に提供開始予定です。
-
200万本のオーディオクリップを提供します。
-
ご存知のように、オープンソースライセンスを
コンテンツに適用するのは少し注意が必要です。
-
しかしもちろん、クリエイティブ・コモンズ
にはこれに関して長い歴史があります。
-
もう20年は経っていると思います。
ですから私たちがそのバトンを受け取って
-
これからもウェブ上にできるだけ多くのオープン
コンテンツを作っていけるのは嬉しいです。
-
もうひとつ、WordPress.org に追加されたのは、
パターン・ディレクトリです。
-
WordPress パターンディレクトリは、
プラグインやテーマディレクトリと同様に
-
誰でもパターンを投稿し、コピーし、使用できます。
-
WordPress 5.9 から、WordPress.org の
ユーザーはログインして
-
ディレクトリに追加するパターンを
申請できるようになります。
-
今ご覧いただいているような流れです。
-
これは、デザイナーが WordPress のエコシステムに
-
貢献するための大きなチャンスです。
-
プラグインやテーマのコーディングの仕方を
知らなくても大丈夫です。
-
最近 WordPress でパターンを
使ったことがある方は、
-
サイトにユニークなレイアウトを素早く
簡単に追加できることをご存知だと思います。
-
お客様の声セクション、ヘッダー、
ギャラリーなど、あなたの投稿した
-
パターンを使ってもらうことで、他の人を
助けることもできるようになったのです。
-
パターンが投稿されると
まず承認待ち状態になりますが、
-
自分のパターンはすべて
一箇所で見ることができます。
-
投稿されたパターンはさらに、
ページ上でサイズ変更できます。
-
異なる画面サイズでの表示を確認できます。
-
また、パターンは単なるテキストデータなので
クリップボードにコピーできます。
-
他のテキストと同じようにです。
ただペーストするだけで、
-
ブロックエディターに追加し、
サイトに組み込めます。
-
もし見逃した方のために強調すると、
-
WordPress.org の「パターンをコピー」
ボタンをクリックすれば、
-
Gutenberg に移動してペーストするだけで
コピー元の内容が何でも追加できるのです。
-
とても面白い方法です。
-
Gutenberg 最初のバージョン、
フェーズ1で作ったのは
-
非常に基礎的な構築用ブロックでした。
-
まるで、そう…
-
何でも組み立てられる基礎です。
-
レゴや、DNA の鎖のような。
-
しかし、パターンを使えば、現在では
-
本当に誰でも
-
ノーコードまたはローコードで、
ブロックを使った複雑な表現を作って
-
共有できるようになっています。
-
もうひとつ、本当に誇らしく
思っている2021年の進化は
-
「Polyglots(ポリグロッツ)」と
呼ばれるエリアです。
-
ご存じない方のために付け加えると、
多くの言語を話せる人のことを指す用語です。
-
私はひとつの言語もままならないほどなので(笑)
-
ポリグロッツの人たちは
本当にすごいといつも思います。
-
プラグインとコアの言語パックの
生成が76%上昇しました。
-
そして現在、15,900人もの
アクティブな翻訳者がいます。
-
彼らの頑張りのおかげで
WordPress のリリース時の
-
翻訳ロケール数を
71言語にすることができました。
-
(会場拍手)
-
71言語。71種類の言語名、
挙げられる方います?
-
かなりすごいことです。
-
もうひとつ私たちが実現できたことは…
-
知らない人もいるかもしれませんが、
-
WordPress の翻訳システムには、
実はオープンソースの
-
GlotPress というプロジェクトが
使われています。
-
このシステムに多くの新しいプロジェクトを
追加することができました。
-
例えば Openverse、Learn WordPress、
パターンディレクトリ、そしてパターン。
-
ということで、これらはすべて
翻訳されています。
-
先程お話した Openverse は、すでに
すでに17言語に翻訳されています。
-
Learn WordPress は24、パターンは24、
-
そしてパターンディレクトリは
25の言語です。
-
私たちのミッションである
パブリッシングの民主化は
-
英語を話す人たちだけを対象に
しているわけではありません。
-
そしてこのプレゼンもですが、
すべてにおいて、
-
できるだけ多くの言語への
翻訳を試みています。
-
さらに幅広くアクセスできる
ようにするためです。
-
関連して、WordPress における
多様性についても
-
いくつか楽しみな進展がありました。
-
新たなダイバーシティ(多様性)スピーカー
プログラムを作りました。
-
登壇者支援のプログラムです。
-
これまでに135名の参加者が
-
世界16カ国、66都市で
このトレーニングを受けました。
-
このプログラムは、ざっくり言うと
-
まだ登壇したことがない人を
手助けするためのものです。
-
WordCamp や WordPress の
イベントなどでです。
-
どうやればいいのか、指導や
助言を受けられるのです。
-
すでに必要なスキルなどは
持っているのです。
-
この数字を、ぜひ
もっともっと伸ばしたいです。
-
もしこのトレーニングに今後
参加したい方は
-
URL は何だっけ、ジョセファ?
-
make.wordpress.org/community です
-
make.wordpress.org/community。
-
魔法のような WordPress の
Twitter アカウントが近日中に共有します。
-
正しいものを、おそらくね。
-
このスライドの一部のページは、ほんの
数分前まで変更が加えられていたので…。
-
WordPress をさらにアクセス
しやすくする他の手段として
-
「学び」もあります。
-
それで昨年、Learn.WordPress.org
についてたくさんお話しました。
-
より多くの人に教えるにはどうしたらいいか?
-
WordPress の学び方の持つ力とは?
-
(魚をあげるのではなく)釣りを教える
という考え方です。
-
これまでに186回のソーシャル
ラーニングスペースが開かれました。
-
これはグループでクラスを
受けるような感じです。
-
73個のワークショップ
70個のレッスンプランがあります。
-
大学教授、小学校教諭などの
先生方が採用し
-
生徒たちに教えることができます。
-
現在21言語で利用できます。
-
そして今のところ
2つコースがあります。
-
コースは、レッスンやプランなどを
集めたものです。
-
これもまだかなり初期段階です。
-
まだ1000人程度しか参加してはいません。
-
でも、繰り返されるごとに段々と
-
作っている人たちが、徐々に
コンテンツを改善していくでしょう。
-
クラスを受けてもらう度にいただく、
-
分かりやすかった、
難しかったなどの意見を元に。
-
そしてもちろん、翻訳もされていきます。
-
ところで、もし WordPress に貢献する
方法を探しているのなら
-
ワークショップを開催するのは
とても簡単な方法です。
-
なぜなら、ワークショップ参加者と
一緒に過ごすのは
-
数時間という短い時間だけですから。
-
これを聞いている皆さんはきっと
-
WordPress を初めて使う人に
充分以上の知識を共有できるはずです。
-
今後、Learn WordPress が
より成長していくのにしたがって
-
WordPress.org 公式サイト上でも
さらに目立たせていきたいと思います。
-
なぜなら、他のサイトの
Powered by WordPress というリンクを
-
クリックして、たくさんの人が
公式サイトを訪れます。
-
一体 WordPress って何だろう、と。
-
実はこれは最大のチャンスです。
-
これらのコースを通して、WordPress とは
何かという知識を広めたり
-
新しいオーディエンスに向けて
WordPress とは何なのかを
-
定義することができるのです。
-
昨年はまた、成長の面でも
なかなか良い年でした。
-
普及についてですが
-
W3Techs によると、現在43%のサイトが
WordPress を使っています。
-
(会場拍手)
-
さらにこの2年間で、ディレクトリに追加された
テーマの数が倍増しました。
-
テーマディレクトリのモデレーションに
携わる皆さんが膨大な量の作業をしました。
-
そして、ソフトウェアの
ダウンロード数も過去最高でした。
-
アップデートを含まない数、
新規ダウンロードのみです。
-
2021年はどんな指標から見ても
素晴らしい年でした。
-
これはすごいことです、なぜなら
多くのオンラインサービスと同様に
-
COVID の影響による数値の
落ち込みも経験しました。
-
なので、昨年起こったことを
終わらせるという意味でも良い年でした。
-
この43%という数字について
考えてみましょう。
-
実際は、43.1%なんですけどね(笑)
-
しかし、過去1年で39.1%から
43.1%になったのです。
-
そして、これは他の
トップ5(CMS)のリストです。
-
現在の2位は Shopify です
3.1%から4.4%になりました。
-
Wix が3位で、1.5%から1.9%へ。
-
Squarespace は1.4%から
1.8%になりました。
-
他にもトップ5に残っている唯一の
オープンソースプロジェクトは
-
Joomla です。実は、
2.2%から1.8%に縮小しています。
-
一般的に言えば、CMS はお互いから
シェアを奪い合ってはいません。
-
だから、マーケットシェアを
奪っている相手は
-
W3Techs が「None(なし)」と
呼ぶものです。
-
識別できるコンテンツ管理システムを
使っていないサイトのことです。
-
ほとんどの場合はカスタムメイドのもの
-
または、そのサイトのために
特注したようなものです。
-
ですから、大きな変化が見て取れます。
-
以前は3分の2以上のサイトが
-
何らかのカスタム CMS を使っていました。
-
上位200万サイトに関しては。CMS への大きな
シフトが起こっています。しかし
-
ここでひとつ気になるのは、以前のトップ3は
WordPress、Drupal、Joomla でしたが
-
すばらしい3つです。すべて GPL ですから。
-
なので、この3つが成長するにつれて
-
ますます多くのオープンのソースが
ウェブを占めていっていました。
-
ですが、これら3つの
プロプライエタリなシステムが
-
他のオープンソースシステムを
追い越していくのを目にしました。
-
WordPress 以外をです。
-
WordPress が今でもかなりのスピードで
成長しているのは良いことです。
-
この分析では、実は今年、Wix 全体の2つ分
WordPress のシェアが伸びました。
-
2 wix…新しい単位ですね(笑)
-
そのことを考えると 、私たちはまだ
2位の10倍ということです。
-
しかし、これはタダで起こることではないし
-
当然と考えるべきではありません。
-
ソフトウェアの歴史において、そして
インターネットの歴史では確実に
-
かつて主流であったサービスが
-
博物館にでも行かないと思い出せないほど
忘れ去られることはよくあります。
-
なので、この成長を維持し
-
2021年そうであったように、より加速させるには
-
謙虚であり続け、ユーザーと密着し、
-
ソフトウエアをできるだけ早いサイクルで
改善していく必要があります
-
最近ニュースでもよく取り上げられている
ことのひとつに、セキュリティがあります
-
WordPressのセキュリティにとって良い年で
あった言えることを誇りに思います
-
30人がセキュリティパッチを貢献しました。
-
そのうち3分の1がまったく
初めて貢献する人たちでした。
-
セキュリティ報告システムで
71%の報告が
-
閉じられたか、不適用とされました。
-
そして5.6%が重複でした。
-
つまり誰かがすでに報告済み
ということです。
-
セキュリティはプロセスです。
-
完璧に安全だと言っている人は
身の程を知らないのです。
-
しかし、それはプロセスであって
WordPressの更新にかけた投資と
-
ホスティングサービスとの
パートナーシップの結果です。
-
ホストとCloudFlareのような
CDNの両方と連携しています。
-
何かに気づいた時にまず彼らと協力して
WordPressのサイトを守るため
-
多くの場合、ネットワークのエッジ、
またはホストやデータセンターのエッジで
-
世界中のWordPressサイトの大部分に
-
自動アップデートを提供できる
ことに加えてです。
-
これから先、成長を続けるにあたって
これは非常に重要です。
-
繰り返しますが、セキュリティとは
プロセスであり、終点ではありません。
-
最も安全なプラットフォームの1つであること
ができるのは、
-
どの程度サイトを更新することが
できるか、その結果が100%なのです。
-
人間は間違いを犯すことがあります。
そう私は信じています。
-
WordPressのコードはすべて人間が書いています。
私の知る限りでは。
-
ということは、このコードは誤りを犯す
可能性があるということです。
-
WordPressのどこか。たくさんの
数百行、数千行のコードの中に
-
改善できるものがどこかにあるはずです。
-
あるいは、何らかのバグがあり、
セキュリティに関わるかもしれません。
-
ですから、本当に重要なのは、どうやって
更新できるようにするかということです
-
更新、変更、改良という意味では、
-
ブロックテーマに多くのことを行いました
-
昨年は世界に2つしか
ブロックテーマはありませんでした(笑)
-
今は、3 ... 30個に増えました。
つまり、10倍になったわけです。しかし
-
未来に生まれるものとは比べものになりません。
ブロックテーマは
-
基本的にゼロから構築されたテーマです。
Gutenberg Block Editorで
-
すべてをカスタマイズできます。
Twenty Twenty Two は新しいデフォルトテーマです。
-
2022年に5.9リリースと同時に発表される予定です。
すべての新しいツールを使用し、
-
ブロック、themes.json、新しいデザインツールを
含みます。これらについては
-
後ほど、少し、このプレゼンテーションの
次に少し話します。また
-
ついにやってきました。
-
ご存知のように、WordPressには
限られた人数の開発者しかいないため、
-
さまざまなタイミングで、さまざまな作業を
行っています。このため、ときどき
-
注目を得られない部分も出てきます。
たとえば、もしあなたが
-
最近、サイドバーでウィジェットを更新したなら、
その一部を
-
ご覧になったかもしれません(笑)
もうすぐ、いや、今、
-
ウィジェットをブロックエディターで
管理できるようになりました。
-
WordPress 5.8から、ウィジェットを
ブロックで管理できるようになりました。
-
サイトのより多くの部分をビジュアルに編集できます。
以下はその例です。詳細なカスタマイズが可能です。
-
ツールの組み合わせ、
2つのブロックを重ね合わせて、
-
きれいな効果を出せます。
このように、ブロックを使えることで
-
新しいクリエイティブな可能性が広がります。
ノーコードで、小さなレイアウトから、
-
コアとサードパーティー製ブロックの膨大なライブラリーを
使用して、コンテンツを作成できます。
-
投稿エディターと同じ操作性で
完璧な配置と、不透明度を設定できます。
-
さらにもう一歩踏み込んで
デュオトーンフィルターを追加して
-
より魅力的な体験を作ることができます。
おなじみのドラッグ&ドロップで
-
保存の前に、細部を調整できます。
サイトでの素晴らしい変更を
-
確認してみてください。
-
5.8で登場したクエリループブロックのおかげで、
ご覧のように、投稿やページを
-
簡単にブロックで表示できます。
この高度なブロックには、
-
複数の内蔵のレイアウトがあり
好みのものが見つかるまで、切り替えられます。
-
ここからさらに踏み込んで、アイキャッチ画像を
カスタマイズできます。
-
5.9で登場した、新しいデザインツールです。
これには、寸法の制御や
-
さまざまなスケールオプションがあり、
コンテンツを自由に変更できます。
-
また、とても手が込んだデモでしたね。
ここでいくつか紹介しましょう。
-
まず、ブロックナビゲーターです。
非常にエキサイティングで、アクセスしやすい方法で、
-
ブロックの中を移動できます。そして、
ご覧になったかどうかわかりませんが、
-
アンはデモの途中、サイズを変更するときに
クリックし、そして
-
マウスを上下に動かして
大きくしていました。最後に、
-
正確にどう説明したらよいのか、まだ分かりませんが、
非常にエキサイトしている機能が、
-
WordPressのデザインツールの一部になった、
デュオトーンです。
-
デュオトーンのような画像フィルターを
さらに多くの場所で使えます。
-
例えばアイキャッチ画像ブロック。あなたの写真に
個性を加えられます。そして、恐らく
-
将来的には動画も。つまり、
コードやフォトエディタを使わずに、
-
画像を変換できます。
-
ご覧のように、デモの始めに戻ると、
彼女はまた話さなきゃいけないですが(笑)
-
この画像はすべて異なる配色で、
-
バラバラなイメージでした。
デュオトーンは、グレースケールのようなものです。
-
ただし、白と黒の2色の間だけでなく、
-
任意の2つの色の間で選択できます。
つまり、デュオトーンは、本質的な、
-
本当にクールで、すべての画像で
一貫した美しさを作ることができます。
-
そして、ここにあるものは
実際にクエリブロックを使用しています。
-
そして、アンがそのうちの1つを更新すると、ほら
クロスフェードしながら、ハイライト、
-
またはシャドウを選択すると、ブロック内の
すべての投稿が更新されます。
-
これで、すべてが、クールで一貫性のある
見た目になりました。これは
-
とてもクールなツールです。説明するのが難しいのですが
遊んでみると実に、楽しい (笑)
-
最新のブロックテーマをダウンロードできます。
-
BetaのTwenty Twenty Twoです。ああ、
ちょっとした感想です。これで遊んでみてください。
-
本当に、本当にクールです。そして、
さらにクールなことにテーマはもちろん
-
デフォルトのグラデーションを定義できます。
themes.json を通して設定します。
-
このようなことが可能なのは、すべて
文字通り、何千人もの人々が、WordPressに
-
貢献しているからです。なので、始めにも伝えましたが、
コミッターのみなさんに感謝します。
-
感謝とともにハイライトを。お名前全部は無理でも、
少なくともお顔は。
-
最近のリリースのコントリビュータです。
5.7 のリリース名は、
-
素晴らしいジャズベーシスト
エスペランサ・スポルディングから。481人の
-
コントリビュータのうち24%が
新しい方々でした。
-
その方々全員のお顔です(会場拍手)
-
5.8は超絶技巧のピアニスト、アート・テイタムから
名づけられました。私のお気に入りの一人です。
-
テイタムのレコーディングをチェックしてみてください。
心を揺さぶられるはずです。
-
530人のコントリビュータのうち、約25%が
新しい方でした。そして、これが皆さんです。
-
5.9 (会場拍手) あなたの顔が、ここに来る
可能性がまだあります(笑)
-
つまり、今ではないということです。
しかし、5.9では、すでに
-
コアソフトウェアに580人が貢献しています。
もし、あなたのアバターをリリース記事に
-
載せたければ、まだ、数週間あります(笑)
ですから、テストをしたり、パッチを送ったり、あるいは
-
その他、WordPress 5.9にコントリビュート
してください。そしてこれが、すでに
-
貢献した方々です。ありがとう。(会場拍手)
-
コントリビュータは、さまざざまな理由を挙げます。
プロジェクトにお返しするため。
-
同じ志を持つ人との
ネットワークや交流のため。
-
起業家やその他の専門家を
支援し、彼らから学ぶため。
-
本当に役に立つ、本当に価値のある
スキルを身につけるため。
-
最高の開発者たちと一緒に仕事をするため。
-
他に理由があれば、ツイートで教えてください。
#StateoftheWord
-
というタグがあります。
また、このライブストリームの間にも
-
多くのフィードバックをもらっています。しかし、
この後、誰が見てもいいように、
-
ハッシュタグ #StateoftheWord を付けてください。
チェックし、実際に、後ほど
-
ブログでいくつかをご紹介します。
ご存知のように、ブロックエディターや
-
ビジュアルエディタは以前から長い間、
存在していました。しかし、WordPressが本当に
-
ユニークな点の1つ、そして、
多くの労力を費やして、Gutenbergを
-
構築している理由の1つは、約束のためです。
ウェブ標準に基づいた方法で行うこと、
-
コードをとても、とても、クリーンにすること、
-
よりアクセスしやすく、
高いパフォーマンス。もし、まだ
-
Gutenbergと他のページビルダーとのベンチマークを
見ていなければ、調べてみてください。
-
Joomlaは、はるかに高いスコアとはるかに軽い
コードです。
-
いよいよ5.9になります。まるで、アップルの
スライドみたいでしょ? (会場笑)
-
デュオトーン、改善されたギャラリー
ドラッグ&ドロップできます。
-
1つのコントロールでのブロック間隔の調整、
ボーダーブロック、柔軟なレイアウト、テーマ、そして
-
パターン。サイトのロゴを簡単に編集でき、
ロゴを大きくすることもできます。
-
きっと、デザイナーで喜んでいる人もいるでしょう。
ついに手に入れました。リストビュー、
-
とてもとてもクールです。少し複雑なブロックの階層も
-
とてもとても簡単にナビゲートできます。そして
最後に、統合されたパターンディレクトリ。
-
これはおそらく今までに存在した中で
最も簡単な、WordPress コードへの
-
コントリビューションです。ここで
5.9のデモをいくつかご覧ください。
-
正直、このデモはこれまで State of the Word で
見てきた中でももっとも
-
クールなデモです。
-
5.9リリースでは、次世代のテーマを導入します。
-
カスタマイズとシンプルな構築が可能です。
テーマは、すべて完全にブロックで作成されました。
-
つまり、使い慣れた編集ツールと
投稿やページを作成する際に使用したのと
-
同じブロックで、サイトのすべての部分を
編集することができます。
-
ヘッダーとフッターも含まれます。
テーマのテンプレートはすべて
-
ブロックエディタを使用して編集できます。
ホームページ、ブログアーカイブ、または単一の
-
ページ。ヘッダーだけを拡大したいですか?
簡単です。上のツールバーを使って
-
ヘッダーを選択し、専用モードに
切り替えてください。
-
ここでは、新しいナビゲーションブロックを
試すことができます。
-
レスポンシブに対応し、キーボード
アクセシビリティオプションが付きます。
-
30以上のテーマブロックにより
カスタマイズが可能で、
-
サイトのあらゆる部分を
かつてないほど簡単に作成できます。
-
そして、完全にレスポンシブです。
デスクトップから
-
モバイルビューへ。スタイルを手に入れました。
これはとてもクールです。
-
スタイルは、直感的な操作で素早く導入し、
サイト全体のすべてのビジュアルな要素を
-
変更できます。タイポグラフィから
色、ブロックの様々な属性まで。
-
これらはすべて
スタイルプリセットの変更でそれぞれの
-
個性的な外観を実現します。これは、
テーマ「Twenty Twenty Two」です。
-
スタイリングオプションに少し手を加えるだけで
劇的にテーマが変化します。
-
何でも変えられますが、必ず
鳥ですね (会場笑) テーマ「孵化場」
-
何となく引っかかるんですよね。
そして、最後に、
-
パターンの動作を改良しました。
-
パターンを使用すると、さまざまなセクションを
作成できます。たとえば、ヘッダーやフッター
-
数回のクリックで、まったく新しいヘッダーを、
テーマを変えずに作成できます。
-
インサータを開き
「パターン」タブに切り替え、
-
参照を選択して、何を実行できるか
確認できます。
-
これらの新機能は、あなたの目指す目標に
より速く到達できるよう手助けします。
-
これまでに何度も、WordPress の未来に
ついて考えた時に…これは多分
-
一番好きなスライドです。
私たちはついに、WordPress が
-
今から18年前に目指したものの1つである…
こう言うと年を取ったのを実感しますね(笑)
-
実は今、私は人生の半分以上の間
WordPress に取り組んできたことになります
-
残りの人生も、皆さんが許してくれるなら
-
取り組み続けることが願いですが(笑)
(会場拍手)
-
そして、これが私たちが Gutenberg プロジェクトを
始めた理由です。数年前、最初に
-
Gutenberg を提案したとき。ほんとうに最初、
モックアップとアイデアを公開した
-
2013年の時点で、こう言いました
これは、WordPress の新しいバージョンの
-
基礎となるものです、と。
-
次の10年がどんなものになるかを決定するものです、と。
そして、私たちは単に人々が表現することを
-
助けるだけではなく、理想的には
ウェブ上でユニークな表現をできるようになります
-
型抜きクッキーのようにすべてが同じ見た目の
ソーシャルサイトとは違ってです
-
これを、標準規格に準拠した方法で勧めています
相互運用が可能で、オープンソースベースです
-
それがウェブ上での自由さを高めます
それは私にとっては間違いなく非常に重要なことですし
-
私が取り組んでいるもののなかでも最も重要でもあります
新たにオープンウェブ全体へのコミットメントをしている今、
-
テクノロジーのニュースを追っているだけでも
-
これはなかなかエキサイティングな時期でもあります
なぜなら、多くの人が
-
Web3 や分散型ウェブについて話しているからです
これについてすごく深堀りするつもりはないのですが
-
というのも、Web3 の定義があいまいだからです
その意味を本当に理解している人はいなさそうです
-
しかし、バズワードではあります。現在では NPR や
ウォールストリートジャーナルで話題になっています
-
グローバルスタンダードという文脈で
語られるようになりました。私自身にとって
-
Web3 は、2つの本質的なアイデアを体現しています
分散化と個人の所有権です
-
WordPress にとって、これらは両方とも
すでにやっているし
-
これからもしばらく続けるであろうことです
-
分散化と所有権についての話をしましょう
特に WordPress についてですが、オープンソースは
-
一般的に、どこからでも参加できます
今ここにいるのは30人ですが
-
WordPress のコミュニティには、ご覧の通り
何万人もの人がいます。15,900人の翻訳者。
-
どこででも、好きなインフラで
サイトをホスティングできます
-
WordPress の独自フォークを作成できます
ここにいる誰もが PenguinPress とか
-
好きな名前のものを作れます
WordPress のコードを使って、新しい名称で。
-
あなた自身の時間と創造性以外に
制限するものはありません
-
これは少なくとも私の気に入っている Web3
プロジェクトの側面です。もう一つの鍵は、個人の
-
所有権です。WordPress では、いくつかの
Web3 の優れたプロダクトと同様に、あなたが
-
自分のコンテンツ、コード、実行するための
すべてを所有します。WordPress への支払いは
-
一切必要ありません。サイトからサイトへ
コンテンツを簡単に移動できます
-
実際、WordPress のエクスポート形式は
他のすべての CMS のデファクトスタンダードとなっています
-
Squarespace でさえも…
これを実現した Squarespace に賛辞を送ります
-
Squarespace からエクスポートするときには
-
WXR 形式ででエクスポートされます
これは要するに、私達が15年前に作ったもので
-
RSS 2.0にいくつかの XML フィールドを追加した
ウェブ標準ベースの
-
WordPress のエクスポートフォーマットです
そして、オープンソースの4つの自由があり
-
GPL により所有権が認められています
すべての個人に対してです
-
この部屋にいる人、あるいは
この動画を見ているすべての人は
-
私やマイク・リトルと同じように WordPress を
所有しています。そして、
-
表現における個性。これを心に留めておいてください
そして、Web3、NFT などに、この
-
フィルターを適用してみましょう
などです。信じられないほどたくさんの
-
イノベーションが起こっています。これは同時に、
詐欺師や本当にオープンではないものを
-
売りつける人たちも惹きつけてしまいました
皆さんは WordPress をよくご存知です
-
だからどのプロジェクトでも
金銭を要求しているもの
-
猿の絵に一軒家の価格をつけている
ようなものには、こう問うべきです
-
そのプロジェクトには、WordPress 自体と同じ
だけの自由が適用されるのだろうか?と。
-
どれだけ、個人の主体性と自由を
増やすことにつながるのか、と。
-
WordPress においても今年、
所有権というのは面白いトピックでした
-
なぜなら、多くの企業の買収があったからです
-
このスライドには42個のロゴがあります
見つけられた買収を表しています
-
ライブストリームをご覧の方に補足すると、
会場で何か壊れたようです。何でしょうか?
-
みんなが無事だといいんだけど。
-
Post Status のようなサイトでは、「前回の
買収からの日数」というジョークもありました
-
常にゼロにリセットされているんです
たくさんの買収が起こりましたが、このロゴスライドに
-
含めるのを忘れたものもあるでしょう
-
見落としていたらすいません
-
WordPress でなんだか今までとは
異なる傾向、あるいはコミュニティで
-
何かおかしなことが起きていると言う人もいます
そこで、このスピーチでやりたいのは
-
私たちが何をやっているのか
その背景を説明したいということです
-
より広い範囲で起きていること、
テクノロジーと世界のエコシステムについてです
-
そこで、いくつかのスライドをお見せします
テクノロジーとマクロ経済のトレンド
-
これは Refintiv からのデータですが
取引や M&A(吸収合併)の件数、
-
テクノロジー分野だけに限ってですが
ここで大きく上昇していますね
-
以前にはなかったような形です
2000、2001年を除けば
-
それについてはノーコメントですが(笑)
1万取引を超えています
-
2021年の最初の9カ月間だけです
グローバルに広げるとしたら
-
テック分野だけでなく、M&A 全体を見ると
4万5千以上の買収が行われています
-
すでに活発だった前年に比べても
24%以上の増加です
-
3.6兆ドルに相当する、様々な吸収合併です
-
特に米国がリードしています
この統計では、前年比139%増となっています
-
この背景には、もう一つのトレンドがあります
-
このことを知り、理解したとき
非常に衝撃を受けました。株式への
-
資本流入のことです。このグラフが示すのは
「ホットなうちに買っておけ」ということですが
-
対抗して、ウォーレン・バフェットの言葉を
ご紹介します。「他人が貪欲である時には
-
恐れを抱け、他人が恐れている時には
貪欲であれ」というものです
-
このグラフは、十億ドル単位です
他の種類の資産から公開株へ移動している
-
お金の流れを示しています
例えば、2002〜2007年までは
-
プラスマイナス100億、200億、300億、
600億ドルの株式への流出と流入があります
-
2013年と17年に2520億、2950億ドルが
-
公開株式に投入されました
でもこのグラフを見てください
-
これまでの2021年の予測は…
1.6兆ドルが公開株式市場に流入しています
-
ですからもし、企業の評価額や買収が
-
おかしなことになってると感じるなら
これが根本的な原因だと思います
-
より広い範囲の経済市場で
起こっていることの反映です
-
もちろん、これ以前にもソースがありますが
あえて、それらを推測するのはやめておきます
-
緊急経済対策とか政府とかそういうものですね
ここで言いたいのは、これらのトレンドは
-
WordPress に限ったことではないということです
42回の買収も、世界のトレンドに比べると
-
そこまで異常とは言えません
また、他にもこの分野で
-
何かと話題になっていることがあります
大企業であればあるほど
-
WordPress の世界における影響が
大きいのでは、という話です。これにも
-
反論したいと思います。そして、もっと
多くの企業からの貢献を勧誘したいです
-
こちらは WordPress 5.6の貢献者を
表す円です。最も大きな円のひとつに
-
いつも State of the Words で
取り上げたいと思っている企業、
-
Yoast(ヨースト)があります
周りの円よりも3倍大きいです
-
GoDaddy や WPEngine といった大企業と
比較してもです。従業員数は WPEngine の1/5、
-
GoDaddy の1/80くらいにも関わらず。
従業員数です。ですから、企業が
-
WordPress の未来に与える影響は
企業の規模とはまったく関係ありません
-
将来、この図がどのように
なってほしいかというと
-
もっと、こんな感じです
これまでの成功の理由を真摯に受け止めれば
-
より多くの企業が「コモンズ(共有地)」に
参加しない理由はありません
-
ですから、企業が WordPress からの
恩恵を受けていて
-
コアに何かを還元することで…
それが、翻訳であれ
-
コミュニティ活動のボランティアであれ、
この図が特に示すような、コアのコードであれ
-
WordPress のために将来的に何かが
残っていくということです
-
ホスティングサービス上で Wix や
Squarespace を動かすことはできませんが
-
私たちが今この場所にいるのはファイブ・フォー・
ザ・フューチャー(Five for the Future)の
-
精神のおかげだと本当に思っています
ご存じの方もいますが、そうでないという
-
皆さんのために、少し解説します。
この話を聞くのは初めてかもしれませんし
-
他のコミュニティにいる方の方に向けても。
なぜなら、こういったこともあります
-
最近発見された Log4j というライブラリの
セキュリティバグです
-
前から Log4j を知っていた人は?2、3人?
最近、Twitter で話題になる前にです
-
このバグは、深刻な RCE、つまり
リモートコードエクスプロイトの
-
脆弱性を引き起こし、世界の主要なインターネット
サービスほとんどすべてに問題を起こしました
-
時価総額で数兆円規模の Apple から
Minecraft までが影響を受けました
-
ああ、このスライドがあったらよかったです
あの XKCD の絵を見たことがありますか?
-
後でツイートします、それとも今すぐ?
こんな面白いマンガがあったんです
-
ちなみに XKCD は世界で最もクールな
マンガの1つです
-
そのマンガには複雑な世界経済の構造が
描かれていて、それを支えているのが
-
ほんの小さなオープンソースプロジェクトで。
それをメンテナンスしているのは
-
ミズーリ州にいる無名の3人。Log4j は
そんな感じです。幸いなことに WordPress には
-
同様の問題はありません。というのも、企業が
スポンサーしてくれている貢献者も多いですし
-
ファイブ・フォー・ザ・フューチャーを
推し進めてきたからです。しかし、結局
-
Log4j に取り組んでいるのは、3人くらいで
このバグを修正した人は今後もこういう問題を
-
修正するために年間180万円くらいの
企業スポンサー費を受けられるようになりましたが
-
では、WordPress でこのような事態を避けるには
どうすればいいのでしょうか?これまでの
-
成功の理由は?そして、今後さらに注意を
払う必要があることは何でしょうか?
-
今後、より多くの企業が商業的に
成功する中でです
-
素晴らしいビジネスが WordPress の
エコシステム上に構築され
-
ホスティングが何百万、何千万のサイトを
獲得し、多くの顧客が
-
WordPress を CMS として使ったサイトを
運用するために年間数百ドルを支払っています
-
「Five for the Future」は…
ここにそう書いてありますね、これは基本的に、
-
WordPressから得られるもののうち
5%を「コモンズ」に還元しようという考え方です。
-
「コモンズの悲劇」という概念を知っていますか?
これは実はとても古い経済学の
-
論文に載っています。そこで
羊の例を使っているのです。というのは、
-
それぞれ羊を飼っている
たくさんの羊飼いがいたとしましょう
-
そして、ある種の共有地として
田舎の草原があるとします
-
それは誰のものでもありません。
もしすべての羊飼いが自分の羊に
-
食べられるだけ、食べたいだけ
その草を食べさせたら、
-
草は死滅してしまうでしょう
つまり、この共同体に属するコモンズは、
-
短期的には自己の利益のために行動するのですが、
長期的には自己の利益に反する
-
行為者による本質的な過剰利用によって、
枯渇することになってしまうのです。
-
気候変動など、人類に
起きていることと類似していると
-
思われる方もいらっしゃるかもしれません
私は、少なくとも、デジタルの世界では、
-
コモンズを豊かにすることは可能だと考えています
より多くの人が
-
使えば使うほど、さまざまな面でより良く
なっていくわけです
-
より多くバグの報告、より多く翻訳が行われ、
より多くの
-
プラグインが、テーマが開発される。
そして、より多くの人が
-
WordPressを使えば、WordPressは誰にとっても
悪くなることはありません。実際、より多くの
-
使うほど、より良いものになります。
しかし、その一部は、
-
WordPressから本質的に
直接利益を得ている人たちの何割かが、
-
コモンズに何かを還元しているのです。
土壌に肥料を与えたり、草を植えたり、
-
なんでもよいのです。
「Take a penny. Leave a penny.」というものを
-
見たことがありますか?今でも
あるんでしょうか?まだペニー(1セント硬貨)を
-
持ってますか?ずっと、ペニーをなくそうという
活動がありますね。面白い話なんですが、
-
実は、私は以前、マクロ経済学の
大会に参加したことがあります。なぜなら
-
私は「本当に」かっこいい高校生だったからです。
そして、当時のアメリカ合衆国の財務長官に
-
お会いしました。数種類の段階の
大会で勝ち残ったからです。
-
そして私はまだ若き高校生でした。そして、その、
申し訳ないです、今すぐ名前が出てきませんが、
-
その財務長官にですね、
私は、「いいですね!
-
あなたは財務長官だ。一番やりたいことは何ですか?」
と聞きました。なんと、彼女の
-
答えは、「ペニーを無くすこと」でした!
驚きました。実は、財務長官は
-
ご存じないかもしれませんが、
すべてのドル、すべての
-
ドル紙幣にサインしているんです。文字通りの意味
ではないですが、ポケットにある1ドルを見たなら
-
それに財務長官の誰かの、仮想の署名または
印刷された署名があることが分かるでしょう。
-
しかし、どうやら
ペニーのほうは使うより作るほうのコストが高い
-
ようです。だから、少なくともアメリカ合衆国に
まだペニーがあるというのはちょっと
-
おかしなことなんですよね。変な話ですが。
-
えーと、コモンズ、ヒツジ…ペニー…
-
…皆さんは、私が何を言いたいかわかりましたか?
-
…人前で話すのは久しぶりなんですよね。
-
「Five for the Future」、
これを最初に言い出したのは、確か2014年です。
-
しかし、実際には、WordPressに貢献している
多くの企業にほぼ初期の頃から
-
組み込まれています。
例えば、YoastやAutomatticなどです。
-
なぜなら私たちが一緒に作っているものは
-
ただで手に入るものでもなく、
-
自動的に起こるものでもない、という
感覚があったからです。
-
自由とは、自由な時間と才能を費やして、
みんなで作り上げるものであり、
-
そのための努力も必要です。
そして、ウィキペディアと同じように
-
その部分の総和よりもはるかに
大きなものになり得るのです。
-
WordPressは一人の人間ではもちろんのこと、
一つの会社で書けるものではありません。その品質、
-
堅牢性、このソフトウエアのすべてが、
ひとりひとりのコントリビュートの結果なのです。
-
最新のリリースだけではありません、
私たちは
-
そのうちのいくつかを取り上げたのですが、
WordPressの前身であるb2まで
-
遡って言えることです。そのコード全ての行が、
「Take a penny, put a penny」の瓶にペニーを入れるような
-
誰かのちょっとした気持ちを表しています。
私は長年に渡って、オープンソースのプラットフォームや
-
Windowsのような成功した
デスクトップ・プラットフォームなど、
-
実際に多くのプラットフォームを
研究してきましたが、通常
-
この割合は20:1の比率になる傾向があります。もし
利益を得ているエコシステムの中心にあるものの、
-
20倍以上の利益をそのエコシステムが享受
できているなら、うまく行くのです。しかし、
-
エコシステムの中心にある何かが
それ以上のものを得てしまうと
-
すべてが崩壊します。最近の例を2つ挙げると、
以前、Facebookプラットフォーム
-
というものがありました。Facebookプラットフォーム
から恩恵を受けているのはほぼFacebookでした。
-
このプラットフォームを活用している会社が
大きくなりすぎた時、Facebookはルールを変更したり
-
Zyngaなどのように、その恩恵を受けていた
企業への援助を急に止めたりしました。
-
もっと昔の例でいうと…
Windows 95のリリースは覚えていますか?
-
おお、すごいね。覚えていない人たちのために、
その時の様子を説明しましょう。
-
新しいiPhoneを手に入れるために行列する人たちを
知っていますよね?昔は箱詰めされたCDの
-
Windowsのためにそうしていたんですよ。
BestBuyのような家電量販店で待つんです。
-
ローンチのためにローリング・ストーンズが
曲を書いたり。Windows 95のリリースは
-
ほぼ世界的なイベントのようなもので
あらゆる主要メディアで取り上げていました。
-
そして、当時書かれた本やメディアを読むと
-
面白いことに、マイクロソフトは
Windowsが1ドル儲けるごとに
-
20ドルがWindowsのエコシステムに使われる、
と言っているのです。この比率は
-
調べた様々なプラットフォームで
何度も何度も出てきました。そうして
-
「Five for the Future」にたどり着いたのです。
基本的には1:20の割合ですが、
-
数え方によっては1:19でもよいでしょう。
中心にあるものと、コミュニティで起きていることの
-
比率です。WordPressのコミュニティは、
かつてないほど大きくなっています。
-
年100億ドル以上という試算もあります。
では、どうすれば
-
その5%をコアに還元できるでしょうか?
「Five for the Future」のすばらしい点は
-
人それぞれであり得ることです。
個人であれば週40時間労働のうちの2時間で、
-
その5%を還元することができます。
つまり、1週間にある160時間のうち、
-
2時間をコアの何かに使うことで実現できます。
この後、参加し、コントリビュートできる
-
方法についていくつかお話します。ウェブの未来、
そして人類のための開かれたウェブの未来を
-
定義する一端を担うだけでなく、WordPressが
重要であり続けるために貢献できるのです。
-
10年、20年後も私が白髪混じりの髪で
この場に立って、
-
できればまだスーツ姿でですが、State of
the Wordのスピーチをしているなら、それは
-
私たちがみんなWordPressに何かを
還元したからです
-
個人や、一企業という垣根を越え、
一緒に力を合わせて
-
WordPressというものを
作りあげたからです。そして
-
私たちが今やっていることの基礎が、
今後起こることの土台となります。
-
面白いのは、WordPressは始まって
18年ですが
-
パブリッシングを民主化するという考え方は
おそらく17年前からです。プロジェクトの初期
-
にはあった考え方ですが、最近
資金調達しているスタートアップは
-
みんな「民主化」に言及しています。
アイスクリームの民主化、などなど。しかし
-
これが意味することは、WordPressを
構成している核となるソフトウェアは
-
私や他のWordPress開発者のものであるのと
同じくらい、皆さんのものでもあるということです。
-
つまり、どんな目的にもWordPressを
使えるいうことであり、できるだけ多くの言語で
-
提供できるよう努力しているということです。
経済的状態にも関係なく利用できますし
-
補助が必要な方でも利用できます。
-
可能な限りアクセシブルにすること。
これが私たちがWordPressで
-
目指していることの中心になっています。
そして、特に
-
この部屋にいる人たち、招待されたコミュニティ
メンバーの皆さんにお礼を言いたいです。
-
その一部となってくださったことに。この皆さんは
すべてファイブ・フォー・ザ・フューチャーの
-
コントリビューターです。
ですから、ありがとうございます。
-
配信をご覧の方も、将来この部屋にいるかも
しれません。コントリビュートしていただければ。
-
私たちがやろうとしていることの大部分、
WordPressの改革は
-
Gutenbergを通じたものです。ソフトウェアを
変えるのは難しく、成功すればするほど
-
より難しくなります。
多くの組み込みワークフローなどがあるからです。
-
ですから、私たちがこれまで
Gutenbergでやってきたことは…
-
数年前に壇上で、これは後方互換性を
壊すことになるだろうと言いました
-
つまり、旧エディター用に書かれた
プラグインは恐らく
-
Gutenbergで動作するように
更新する必要があるだろうということです
-
これまでWordPressは
後方互換性があることで有名でした。
-
テーマ機能を導入したバージョンである
WordPress 1.2用に書かれたテーマは
-
2022年1月リリース予定の
WordPress 5.9でも動作します。
-
ですから、私たちは広報互換性を本当に
重要だと思っています。しかし、
-
Gutenbergには、新しいことが起こると
言いました。これは、いわゆる
-
「価値あるもの」になるでしょう。
#WorthIt #StateoftheWord(笑)
-
ご存知の通り、何年も前にGutenbergの
4つのフェーズを軸にした計画を発表しました。
-
今もそれに従っています。思い出してください。
2018年に第1フェーズを開始しました。
-
編集をより簡単にするというものです
-
これはブロックエディターの導入であり
投稿ボックスの中にあるものすべてを
-
ブロックエディターで編集できるように
するという考え方です。投稿編集画面の
-
ブロックについてだけ考えていました。
現在はGutenbergの第2フェーズの途中です。
-
これはもともと2019年にスタートしたもので、
カスタマイズを中心にしています。
-
投稿編集画面の枠組みから外れて考えています
先ほど紹介した、このブロックの概念を使って
-
サイト全体を編集可能な仕組みは、現在
開発中です。そして
-
そのすばらしい点のひとつとして
ごちゃごちゃした画面だったプラグインなどで
-
現在Gutenbergフレームワーク上で
構築されるようになったものは
-
アクセシビリティ、キーボード
ナビゲーションなど
-
フレームワークに含まれるものを継承しています
クリーンなコードなど。また、新しい
-
ユーザーがWordPressを使い始めた時、
または既存のユーザーがGutenbergの使い方を
-
学ぶ時、一度だけで済むのです。
以前は、ウィジェットを編集する方法や
-
ショートコードで投稿内に何かを
作る方法など、4つや5つの
-
WordPress内で本質的には同じことを
するやりかたがありました。ですが今、
-
このブロックインターフェースひとつに
集約しようとしています。サイトエディター内では
-
すべてのブロックがレゴブロックのように
どこでも使えます。来月リリースされる
-
次期バージョン5.9は、Gutenberg
カスタマイズのフェーズの
-
MVP(Minimum Viable Product)だと言える
でしょう。次に向かっている2つのフェーズの
-
おさらいをしましょう。
Gutenbergの第3フェーズは
-
コラボレーションです。2023年スタートと
書いたことにご注目ください。来年ではなく。
-
というのも、フェーズ2をあまりに早く
終えるのは良くないと思うからです。
-
まだやることはたくさんあります。
ブロックテーマの数、何個あるか
-
忘れてしまいました。38個?28個か。この数が5千個に
ならないと。本当にたくさん力を注ぐ必要があります。
-
これらのブロックをすべて活用する
パターンやテーマを作成することにです。
-
これは新しいスタンダードです。ブロック
エディタープラグインがこれまで
-
小国乱立のような、プロプライエタリな方法
やってきたことは、現在では
-
WordPress内に標準的な方法があります。
そこに投資すればするほど、より多くの人が
-
ウェブ上で自分たちの表現を生み出すことが
できるようになります。そして、最後に
-
まだ年は書いていないんですが
-
WordCamp ヨーロッパで厳しく
問い詰められる、この話。
-
多言語対応の考えです。これまでに
話したことをすべてを取り込み、さらに
-
多言語のサイトを、筋が通った
ワークフローで公開できるようになります。
-
世界で話されているのは1言語ではないから、
というのが一番良い理由になるでしょうか
-
ですから、もしどうやって
コントリビュートしようかと考えているなら
-
ぜひ、Gutenbergに参加してみてください。
パターンやブロックテーマ、スタイルについて
-
話したり、貢献したりできます。
音楽を作ったり
-
写真、動画を撮る方なら
その作品の一部を
-
Openverse に提供してみてください。
メタバースではなく Openverseは、
-
途方もなくすばらしいコンテンツの「コモンズ」
であり、GPL と同様の自由があります。
-
誰でも利用できる上、変更、リミックス、
リフレッシュすることもできます。
-
現在、最初のバージョンのOpenverseが
WordPress.org上で動いていますが
-
私がとても楽しみにしていることのひとつは
これをWordPressの管理画面に
-
組み込むことです。画像や動画などを
アップロードする際に
-
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを
選択できるようになります。
-
OpenverseでインデックスできるCC0の
ようなオープンライセンスでもいいですし
-
もっと限定的なライセンスかもしれません。
それはそれでいいんです。お好みでどうぞ。
-
クリエイターがコントロールと自主性を
手に入れることが大事なんです。
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可能なものなら何でも、コンテンツのライセンスを
選べるようにすること。そして、コモンズの中に
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置くことを選ぶなら、人類が
共有するものの一部になり
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私達が成長し、すてきなものを創造する
助けになるでしょう。
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リミックスエコノミーの中でです。
そのうち、完全な画像ディレクトリも
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WordPress内に構築したいです。おお、そして
忘れていましたが、WordPress.org/Photos
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そして、Five for the Future の詳細は
WordPress.org/Fiveにアクセスしてください。
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そして、WordPress.org の
写真ディレクトリも公開しました。
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CC0ライセンス、つまり
完全にオープンなライセンスの画像で
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どのようなサイトでも使用することができます。
商業・非商業に関わらず。また、
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このCC0のディレクトリをWordPressコアに
組み込んでいく予定です。
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これが意味するのは、サイトの
メディアライブラリにあるメディアに加え
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Openverseをクリックして、まったく
新しいサイトの中からでも
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子犬とかコーヒーとか、何でも
探しているものを検索して、
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その画像をワンクリックで
投稿に挿入できます。
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とてもいい感じにできます。Openverseの
帰属表示の一部はまだ
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コピー&ペーストが必要ですが
画像を挿入したら自動でできるようにします。
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デフォルトでコンテンツ制作者に
帰属を追加できます。
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削除したければ可能です。
特にCC0の画像であれば。でも
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写真を撮った人のクレジットが入るというのは
ちょっとかっこいいと思うんです。
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ということで、もし、興味がある方や
提供する素敵なコンテンツをお持ちでしたら
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Openverseをご覧ください
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コントリビュートする方法はたくさんあります。
お話ししたように、週40時間でも
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月に4時間、何でもいいんです。何でも役に立ちます
お金を寄付することは素晴らしいことですが
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WordPressのエコシステムの中では
実は時間が一番貴重なのです。
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デザイン、コード、コミュニティ、
勉強会の運営。
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他の人の学習を助けることも。教育関係の
経験があれば…
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何ていう言葉でしたっけ。そう、教育開発。
ありがとうございます。
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Learn.WordPress.orgプロジェクトに
とてもいいことでしょう。トレーニングまたは
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ドキュメンテーションにね。個人でも、団体と
しても、コントリビュートする方法はたくさんあります。
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全社員を対象としたコントリビューターデイを
企画する企業も出始めました。
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月に一度、金曜日を選んで全員が参加するんです。
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Make.WordPress.orgやSlackなど、全部。
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WordPressで起こることすべては、
オープンな場で起ります。誰でも
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かなり簡単に参加できます。これはなかなか
面白いことです。なぜなら、そうすることで
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あなたのコードや画像がウェブの43%を
占めるサイトで使われるんです。
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ライブや対面でこの話を聞いている人、
スマホをどうぞ見てください。
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WordPressがどのようにユーザーの成長を
助けているか、知りたいと思っています。
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また別のハッシュタグです。
#ILoveWP のタグを付けると…
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WordPress公式サイトで、ユーザーの声
ページを作るためにこのタグを使っているんです
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ですから、もしWordPressや
WordPressコミュニティに影響を受けたなら…
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トファーさん、いますね。
素晴らしいサイトも紹介しましょう。
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HeroPressといいます。HeroPress.com?
素晴らしいサイトです。
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人々のストーリーの歴史を残し、記録する
サイトです。ちなみに、もし良いストーリーがあるなら
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ツイートして、さらに、後でトファーに
声をかけてください。サイトに載せたら
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いいと思います。
月に一度、HeroPressの記事を
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WordPressニュースブログに掲載しています。
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ああ、すごい一年でした。
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すみません、息切れしています。
そして、この発表に非常に興奮しています。
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数年ぶりに、対面でのWordCampが
初めて開催されました!
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WordCamp セビール…セビージャ?
21ヶ月間のオンラインWordCampの末
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久しぶりの対面式WordCampでした。
101人の参加者と17名のスピーカーが集まり、
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とても素晴らしいものであったと聞きます。
あったようです。とてもすばらしいです。
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感激しています。ここからオンラインの
参加者の方と話せることも、ここにいる皆さんと
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この後直接お話できることも。
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でも、私はもっと多くのWordPress
コミュニティの方に会いたいです。
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そして、このプレゼンテーションの
「ワン・モア・シング」です。
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WordCamp US 2022の開催都市を決定しました。
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万事うまく行けば、カリフォルニア州
サンディエゴで開催されることになりました!
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日程などは後日。
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だいたい9月頃にサンディエゴで。
サンディエゴは年中いつでも良いところです。
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魔法の国のようなところです。
特に9月、
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それは本当に、本当に素敵なところです。
そして、私が楽しみにしているのは、
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この場にいるすべての人たち、そして
ライブ配信を見てくれている人、あるいは
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後から録画で見てくれている人。願わくば、
私たちはまた集まれるように。
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面白いことに、WordPress自体、常に
グローバルに展開しています。実は、私の会社
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Automatticは、本当にずっと
最初から分散型です。
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今は1,800人ですが、最初から本当に
さまざまな場所から働いていました。
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それでパンデミックが始まって、
みんながやってきて私やAutomattic社に
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「どうやるんだ?どうやるんだ?」
ということです。そして面白いのは、
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彼らは、どのようにすれば分散した環境で、
一緒に働けるのか?と聞くのです。
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我々にはいくつかの意見や経験があります。
WordPressをベースにしたP2のようなツールもあります。
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それで私たちはできるだけ多くのものを共有するよう
最善を尽くしました。しかし、最大の
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「秘密のソース」、私はAutomatticと広範な
WordPressコミュニティの両方について考えています、
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いつも、このような時、私たちは
対面で交流するのです。
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MeetupやWordCampsやこのようなイベントで。
コロナ前、仕事は95%が対面で5%がバーチャル、
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というのが普通でしたが、WordPressは
その逆をやっていました。私たちは
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1年のうち95%はバーチャルで、
直接会うのは5%以内でした。そして私は
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対面イベントの復活に興奮しています。なぜなら
私たちがお互いに出会ったときに起こる
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人と人とのつながり、学び、全てのことは
とても、とてもパワフルなのです。
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だから、本当に、
ありがとうございまーーーーす!
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飛行機、電車、自動車、でお越しいただいた皆様
ありがとうございました。
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ここ、ニューヨークでのライブの実現
この特別な「STATE OF THE WORD」。
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私にとって、私たちがこれまでに成し遂げた
ことの中でも最も特別なことだと思います。
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そして、ライブストリームの
セッティングに感謝します。
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ではこれから、質疑応答の時間に入ります。
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もし私からの情報をもっと欲しいなら
私の WordPress は Ma.tt です。
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distributed.blog で、リモートでの働き方に
関するポッドキャストをしてます。
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Tumblr、Twitter、Instagramのアカウントは
@photomatt です。
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しかし、今は質疑応答タイムに進みましょう