将来の人口に関する精度を高めた国連の推計値 - Rosling's Factpod #3

国連の専門家は、2100 年の人口は 110 億人になるということについて確信を深めています。

元となるデータ:
http://www.sciencemag.org/content/early/2014/09/17/science.1257469.abstract

http://esa.un.org/unpd/ppp/Figures-Output/Population/PPP_Total-Population.htm

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http://amara.org/v/FOJU/

こんにちは
ハンス・ロスリング教授です

私は世界の人口に
とても興味があり

そこで 国連の人口部が出す資料の

すべてに目を通しています

今週公開された報告書には

世界の人口推計がどれほど不確かであるかが

書かれています

その報告書に載っているグラフです

世界の人口を 10 億人単位で示していて

縦軸は 20 億人、100 億人、それ以上です

横軸は年代で 1950 年から始まります

― 30 億人に満たないところからです ―

人口推計は膨れ上がり

2014年の今の時点で 72 億人

未来を予測すると

今の 72 億人からスタートして 急速に増え

それから徐々に 徐々に 緩やかになって行きます

ここではほぼ一定数です

今世紀の末に 110 億人になるのです

赤いカーブは以前の報告によるもの

今回の研究で追加されたのは

不確かさについても考慮した

予測値を示していることです

この線は 一人の女性の子どもの数が 0.5 人多い場合

そしてこちらの線は 一人の女性の子どもの数が
0.5 人少ない場合です

この 2 本の線の間をたどる確率は 80 パーセントだと
報告されており

こちらの 2 本の線の間におさまる確率は
95 パーセントとなっています

つまり 90 億人から 130 億人の間のどこかで

一番可能性が高いのが 110 億人

この人口を想定して
計画をしていかなければなりません