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統計が魅力的な理由、それは数字が私たちを映すから | アラン・スミス | TEDxExeter

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    2003年に
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    イギリス政府が ある調査をしました
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    国民の数学能力のレベルを測るための
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    調査です
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    関係者が衝撃を受けたのは
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    数学能力がレベル1に達しない人が
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    成人の労働人口100人当たり
    47人に上ったことです
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    レベル1は一般中等教育修了資格試験で
    一番下のレベルに相当し
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    分数、割合、小数を使えるレベルです
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    この結果を受けてイギリス政府に
    不安が広がりました
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    政策を見直し
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    教育予算を増額して
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    2011年に再び
    調査を実施しました
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    結果は どうなったと思いますか?
  • 0:56 - 0:57
    100人中49人に増えたんです
  • 0:57 - 0:59
    (笑)
  • 0:59 - 1:01
    私がフィナンシャル・タイムズ紙で
    この結果を報じた時
  • 1:01 - 1:03
    こんなジョークを言った
    読者がいました
  • 1:03 - 1:07
    「この結果にショックを受けるのは
    国民の51%だけだ」
  • 1:07 - 1:09
    (笑)
  • 1:09 - 1:12
    私がもっと気に入ったのは
    この話を学校で紹介した時の
  • 1:12 - 1:15
    ある生徒の反応でした
  • 1:15 - 1:17
    その生徒は挙手して言ったんです
  • 1:17 - 1:19
    「その結果をまとめた人は本当に
  • 1:19 - 1:21
    49%の方には
    入ってないんですよね?」
  • 1:21 - 1:23
    (笑)
  • 1:23 - 1:27
    数学能力が大事な問題であるのは
    明らかです
  • 1:27 - 1:29
    生活上 大切なスキルですし
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    私たちが今世紀中の
    実現を目指す変革の多くは
  • 1:33 - 1:35
    私たちが数字に強くなることを
    必要とするからです
  • 1:35 - 1:37
    これはイギリスだけの
    問題ではありません
  • 1:37 - 1:42
    OECDは2016年に 若者の数学能力に関する
    調査結果を公表しました
  • 1:42 - 1:45
    まずは アメリカですが
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    40%近くの若者は
    十分な数学能力が身についていません
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    イギリスも グラフにありますが
  • 1:51 - 1:56
    割合が20%を超えるOECD諸国が
    7つもあります
  • 1:56 - 1:59
    これは問題です
    必然的な結果ではないからです
  • 1:59 - 2:01
    このグラフの右端を見ると
  • 2:01 - 2:04
    オランダや韓国は
    1桁台なのがわかります
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    だから数学能力の問題には
    絶対に取り組む必要があります
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    さて こういった調査と同様に
    役に立つのは
  • 2:11 - 2:17
    つい人を2種類に分けてしまう
    私たちの傾向を考えてみることでしょう
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    つまり人間には2タイプいて
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    数字に強く計算が得意な人と
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    計算が苦手な人に
    分けてしまいがちなのです
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    私が今日お話ししたいのは
  • 2:27 - 2:31
    そんな分け方は
    間違っているということです
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    決して変えられない分類ではありません
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    数字から新たな発想をするのに
    そこまで高度な数学的能力は
  • 2:36 - 2:38
    必要ないでしょうし
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    そういう考え方を元にして
    検討を進めていくべきです
  • 2:41 - 2:46
    検討を進める方法の1つとして
    私の場合は
  • 2:46 - 2:47
    統計を取り上げました
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    統計は イメージに問題があると
    認める人間は
  • 2:51 - 2:52
    私が初めてですかね?
  • 2:52 - 2:53
    (笑)
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    統計学は数学の一部門ですが
  • 2:55 - 2:58
    数学者さえ
    それほど好きではありません
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    統計学を除く数学では
    正確さと確実性がすべてですが
  • 3:02 - 3:04
    統計学は ほぼ正反対だからです
  • 3:05 - 3:09
    ただ本当は 私が統計の世界に入ったのも
    比較的最近のことです
  • 3:09 - 3:12
    もし私が学部生だった頃 教授に
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    卒業後 私が才能を発揮する見込みが
    最も低い分野を2つ挙げてもらったら
  • 3:16 - 3:19
    統計とプログラミングを
    挙げたでしょうが
  • 3:19 - 3:22
    これから皆さんに見ていただくのは
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    私がプログラムした統計グラフです
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    私に一体何が起きたのでしょう?
  • 3:26 - 3:29
    統計が 本当は面白いと
    思うようになったのは なぜでしょう?
  • 3:29 - 3:31
    それは統計が 私たち自身に
    関する学問だからです
  • 3:32 - 3:34
    「統計」の語源を見ていくと
  • 3:34 - 3:37
    それは私たちが暮らす
    国や地域に関わる
  • 3:37 - 3:40
    データを扱う科学のことだと
    わかります
  • 3:40 - 3:43
    つまり統計とは 個人ではなく
    集団としての私たちに関する
  • 3:43 - 3:45
    学問なのです
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    私たちは社会的存在として
  • 3:46 - 3:50
    個人が集団や仲間と
    どう関わっているかに
  • 3:50 - 3:52
    皆 関心を持つものです
  • 3:52 - 3:55
    統計が最も力を発揮するのは
  • 3:55 - 3:56
    驚くべき発見がある時です
  • 3:56 - 4:00
    ここ数年 調査会社イプソスモリが
    とても素晴らしい調査を
  • 4:00 - 4:01
    実施しています
  • 4:01 - 4:04
    これが本当に面白いんです
  • 4:04 - 4:07
    ある調査ではイギリス国内の
    1,000人以上の成人を対象に
  • 4:07 - 4:11
    こんな質問をしました
    「イングランドとウェールズで
  • 4:11 - 4:13
    イスラム教徒は
    100人当たり何人でしょう?」
  • 4:14 - 4:16
    この調査での平均的な回答—
  • 4:16 - 4:20
    つまり全人口を代表する回答は
  • 4:20 - 4:22
    「24人」でした
  • 4:23 - 4:24
    これが人々のイメージなのです
  • 4:24 - 4:28
    イギリス人は 国内の100人中24人が
    イスラム教徒だと思っています
  • 4:28 - 4:32
    一方 公表された数値によれば
    実際の数は およそ5人です
  • 4:33 - 4:37
    つまり 私たちのイメージや認識と
    統計からわかる現実との間には
  • 4:37 - 4:39
    大きな隔たりがあるのです
  • 4:39 - 4:41
    そこが面白いところだと思います
  • 4:41 - 4:44
    こういう認識の誤りは
    何が原因で起こるのでしょう?
  • 4:45 - 4:47
    私はこの調査に すっかり興奮して
  • 4:47 - 4:50
    自分のプレゼンで 調査項目から
    質問を出すようになったのです
  • 4:50 - 4:51
    ハマースミスにある
  • 4:51 - 4:54
    セント・ポール女学校で
    プレゼンをした時は
  • 4:54 - 4:56
    今と同じような聴衆でしたが
  • 4:56 - 5:00
    全員 女子高生でした
  • 5:00 - 5:02
    そこで私は言ったんです
  • 5:03 - 5:08
    「イギリスの一般市民は
    十代の女子が毎年何人妊娠すると
  • 5:08 - 5:09
    考えているでしょう?」
  • 5:09 - 5:12
    私が答えを言うと
    皆 激怒しました
  • 5:13 - 5:17
    イギリスの一般市民は 1年間で
    十代女子の100人中15人が
  • 5:17 - 5:18
    妊娠したと思っていたのです
  • 5:19 - 5:21
    彼女たちが怒るのも もっともで
  • 5:21 - 5:24
    公表された数字によると
    実際には 妊娠した女の子を
  • 5:24 - 5:25
    1人見つけるには
  • 5:25 - 5:28
    200人近く 必要になるのです
  • 5:28 - 5:32
    数学能力の場合と同じで
    これはイギリスだけの問題ではありません
  • 5:32 - 5:36
    イプソスモリ社は近年
    調査対象を世界に拡大し
  • 5:37 - 5:40
    サウジアラビア人には
    こんな質問をしました
  • 5:40 - 5:43
    「サウジアラビアの成人100人につき
  • 5:43 - 5:46
    太り気味または肥満の人は
    何人でしょうか?」
  • 5:47 - 5:52
    平均は4分の1ちょっとという
    回答でした
  • 5:53 - 5:54
    これが彼らのイメージです
  • 5:54 - 5:56
    太り気味または肥満は
    全体の4分の1ちょっと
  • 5:56 - 6:01
    でも公表された数字によると
    実際は4分の3近くに上ります
  • 6:01 - 6:03
    (笑)
  • 6:03 - 6:05
    ここにも 大きな開きがあります
  • 6:05 - 6:09
    私のお気に入りはこれ
    日本人への質問です
  • 6:10 - 6:11
    「日本人100人当たり
  • 6:11 - 6:14
    農村部に住んでいる人は
    何人でしょうか?」
  • 6:15 - 6:20
    平均は だいたい半々
    半分を少し超えるくらいでした
  • 6:20 - 6:24
    日本人は100人中56人が
    農村部に住んでいると思っていたのです
  • 6:24 - 6:26
    でも公表された数字では7人です
  • 6:27 - 6:32
    ズレがあまりにも大きいので
    驚く人もいますが
  • 6:32 - 6:34
    例えばノーベル賞経済学者
    ダニエル・カーネマンの
  • 6:34 - 6:38
    著書を読んだことがあれば
    それほど驚かないでしょう
  • 6:38 - 6:44
    カーネマンと
    同僚のエイモス・トベルスキーは
  • 6:44 - 6:47
    人の認識と現実は かけ離れていて
    統計に対する勘は
  • 6:47 - 6:51
    まったく当てにならないことを
    長年研究してきました
  • 6:51 - 6:52
    これには理由がいろいろあります
  • 6:52 - 6:55
    確かに個人の経験は
    認識に影響を与えますが
  • 6:55 - 6:59
    例えば メディアなどからの
    影響もあります
  • 6:59 - 7:01
    普通のことより
    例外を大きく報じますから
  • 7:02 - 7:05
    カーネマンは これを
    うまく説明しています
  • 7:05 - 7:07
    「明白なものも見えない時がある」
  • 7:07 - 7:08
    だから数字を見誤るわけです
  • 7:08 - 7:11
    「ただ 見えていないことにさえ
    気づかないことがある」
  • 7:11 - 7:14
    これは意思決定に
    大きな影響を及ぼします
  • 7:15 - 7:18
    この頃 私は
    国家統計局に勤務していて
  • 7:18 - 7:20
    とても面白いと思い
    こう考えました
  • 7:20 - 7:22
    これは明らかに
    地球規模の問題だけれど
  • 7:22 - 7:25
    重要なのは地理に
    詳しいかどうかかもしれない
  • 7:25 - 7:29
    結局 自分の国をどれだけ
    知っているかに尽きるのではないか
  • 7:29 - 7:33
    この場合 イギリス国民6,400万人を
    どれだけよく知っているのか?
  • 7:33 - 7:35
    実は それほど知らないのです
    知りようがありません
  • 7:35 - 7:37
    そこで思いついたのが
  • 7:37 - 7:40
    イプソスモリの調査と
    同じアプローチをとりつつ
  • 7:40 - 7:42
    もっと地域志向の
    考え方をすることでした
  • 7:42 - 7:43
    地域が問題なのではないか?と
  • 7:43 - 7:45
    質問の仕方を変えて
  • 7:45 - 7:47
    回答者の地元についての知識を尋ねれば
  • 7:48 - 7:50
    回答はもっと正確になるだろうか?
  • 7:51 - 7:53
    そこで私はテストを作りました
  • 7:53 - 7:55
    あなたはどのくらい地元を知っているか?
  • 7:56 - 7:58
    これは単純なウェブ・アプリです
  • 7:58 - 7:59
    郵便番号を入力すると
  • 7:59 - 8:02
    その地域の国勢調査データを
    元にした―
  • 8:02 - 8:03
    テストが出ます
  • 8:04 - 8:06
    デザインには
    とても気を使いました
  • 8:06 - 8:10
    私は 数字を理解できる
    [51%]の人々だけでなく
  • 8:10 - 8:13
    できるだけ いろいろな人を
    対象にしたかったし
  • 8:13 - 8:15
    皆にやって欲しかったのです
  • 8:15 - 8:16
    だからテストのデザインには
  • 8:17 - 8:20
    オットー・ノイラートによる
    1920〜30年代の図像統計の技法—
  • 8:20 - 8:23
    「アイソタイプ」からヒントを得ました
  • 8:23 - 8:28
    アイコンをこんなふうに並べて
    数字を表現するという
  • 8:28 - 8:30
    この技法を使っています
  • 8:30 - 8:33
    数字は存在していますが
    背景に潜んでいるのです
  • 8:33 - 8:36
    この技法だと
    数量をうまく表すことができ
  • 8:36 - 8:39
    「パーセント」とか「何分の1」とか
    「比」といった用語を
  • 8:39 - 8:40
    使う必要がなくなります
  • 8:40 - 8:42
    さて テストを見てみましょう
  • 8:43 - 8:44
    レイアウトは
  • 8:44 - 8:47
    画面の左側に
    アイコンが並んでいて
  • 8:47 - 8:50
    右側には 質問の対象となる
    地域を示した
  • 8:50 - 8:52
    地図が表示されます
  • 8:52 - 8:53
    質問は7つです
  • 8:53 - 8:57
    それぞれ 0から100で答え
  • 8:57 - 8:58
    テストが終わると
  • 8:58 - 9:01
    合計スコアが
    0から100の値で表示されます
  • 9:01 - 9:04
    ここはTEDxExeterですから
  • 9:04 - 9:06
    テストの最初の数問は
  • 9:06 - 9:08
    エクスターに関するものにしました
  • 9:08 - 9:10
    1番目の質問は こうです
  • 9:10 - 9:13
    「16歳未満の人は
    100人当たり何人?」
  • 9:13 - 9:17
    私はエクセターについて
    よく知らないので 勘で答えましたが
  • 9:17 - 9:19
    テストの仕組みは
    わかるでしょう
  • 9:19 - 9:23
    スライダーをドラッグして
    アイコンに色をつけ
  • 9:23 - 9:25
    「送信」をクリックするだけで
    回答できます
  • 9:25 - 9:29
    すると送った答えと現実との違いが
    アニメーションで表示されます
  • 9:29 - 9:33
    結局 推測は全然違いました
    5人でした
  • 9:34 - 9:35
    次の質問はどうでしょう?
  • 9:35 - 9:37
    平均年齢を聞く質問ですから
  • 9:37 - 9:40
    要は人口の半分が
    その年齢より年下になり
  • 9:40 - 9:41
    半分が年上になる年齢を答えます
  • 9:41 - 9:45
    私の答えは35歳—
    まさに「中年」でしょう
  • 9:45 - 9:46
    (笑)
  • 9:49 - 9:51
    実際は エクセターは
    かなり若い地域です
  • 9:51 - 9:55
    私は この地域にある大学の影響を
    小さく見積もっていました
  • 9:55 - 9:57
    質問は進むにつれて難しくなります
  • 9:57 - 10:00
    ここでは家の所有率を聞いています
  • 10:00 - 10:04
    住宅ローンが残っている家は
    100軒当たり何軒でしょう?
  • 10:04 - 10:05
    ここは無難な数にしました
  • 10:05 - 10:08
    答えが50軒以上違うのは
    嫌ですから
  • 10:09 - 10:10
    (笑)
  • 10:11 - 10:13
    質問はどんどん難しくなります
  • 10:13 - 10:16
    その地域に住んでいれば
    「年齢」のような問題だと
  • 10:16 - 10:21
    住民が若いか 年をとっているか
    判断する手がかりがあります
  • 10:21 - 10:24
    地域を歩き回れば
    状況が見えるのです
  • 10:24 - 10:27
    「家の所有率」のような問題は
    はるかに見えにくく
  • 10:27 - 10:30
    「何人くらい家を持っているか」に関する
  • 10:30 - 10:34
    経験則やバイアスに
    いつものように頼ってしまいます
  • 10:34 - 10:38
    実は 私たちが
    このテストを公開した時
  • 10:38 - 10:41
    元になった国勢調査データは
    数年前のものでした
  • 10:41 - 10:45
    当時もうオンライン・アプリに
    郵便番号を入れると
  • 10:45 - 10:47
    数年分の統計自体は
    見られるようになっていました
  • 10:48 - 10:49
    だから ある意味
  • 10:49 - 10:52
    これは少し遅れた企画で
    まったく新規のものとは言えません
  • 10:52 - 10:56
    ただ 面白かったのは
    こんな風に
  • 10:56 - 10:59
    データをゲーム化し
  • 10:59 - 11:00
    アニメーションを使い
  • 11:00 - 11:04
    皆 先入観があるという事実で遊ぶことで
    どんな反応があるか知ることでした
  • 11:05 - 11:09
    実際のところ 反応は —
  • 11:10 - 11:13
    期待以上でした
  • 11:13 - 11:17
    統計のウェブサイトが
    大量のアクセスのせいで落ちることが
  • 11:17 - 11:18
    以前から私の野望でしたから
  • 11:18 - 11:20
    (笑)
  • 11:20 - 11:23
    このURLは “statistics(統計)”
    “gov”、“UK”という
  • 11:23 - 11:27
    誰もが嫌がる3つの言葉が入っています
  • 11:27 - 11:31
    でも すごいのは
    そのサイトのダウンが
  • 11:31 - 11:33
    午後9時45分に起きたことです
  • 11:33 - 11:36
    皆このデータに 自分の意思で
  • 11:36 - 11:38
    しかも個人の時間を割いて
  • 11:38 - 11:39
    アクセスしているということですから
  • 11:39 - 11:41
    とても興味深かったのは
  • 11:41 - 11:45
    公開から48時間で
  • 11:45 - 11:48
    およそ25万人が
    このテストに取り組んだことです
  • 11:48 - 11:52
    インターネット上でもSNSでも
    大きな話題になりました
  • 11:52 - 11:54
    話の内容は主に
  • 11:54 - 11:58
    自分の思い違いを楽しむもので
  • 11:58 - 12:01
    ある意味では いくつかの点で
  • 12:01 - 12:03
    私が一番望んでいた姿です
  • 12:03 - 12:06
    これを政治家に送る人が出てきたのも
    いいと思いました
  • 12:06 - 12:09
    「お膝元のことを
    どれだけ知っていますか?」と
  • 12:09 - 12:10
    (笑)
  • 12:10 - 12:11
    話の最後に
  • 12:12 - 12:15
    人間には2種類いるという
    話に戻りますが
  • 12:15 - 12:17
    私は 数に強い人々が
    どの程度の成績なのかを
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    確認するのが とても楽しみでした
  • 12:20 - 12:23
    イングランドとウェールズの
    国家統計官ジョン・プリンジャーなら
  • 12:23 - 12:25
    かなり良い成績だと思うでしょう
  • 12:26 - 12:28
    知識の正確度は44%でした
    自分の地元のことなのに
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    (笑)
  • 12:31 - 12:35
    ジェレミー・パックスマンさえ
    少し飲んでいたとはいえ
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    36%でした
  • 12:37 - 12:39
    さらに悪いですね
  • 12:39 - 12:42
    数字は私たち全員を刺激するのです
  • 12:42 - 12:43
    私たちに驚きを与えます
  • 12:43 - 12:45
    私たちは統計を不確実性の科学と
  • 12:45 - 12:47
    呼ぶことも多いです
  • 12:47 - 12:49
    今日 最後にお伝えしたいのは
  • 12:49 - 12:52
    統計とは本来 私たち自身に関する
    科学だということです
  • 12:52 - 12:55
    だからこそ数字に
    関心を持つべきなのです
  • 12:55 - 12:56
    ありがとうございました
  • 12:56 - 13:01
    (拍手)
Title:
統計が魅力的な理由、それは数字が私たちを映すから | アラン・スミス | TEDxExeter
Speaker:
アラン・スミス
Description:

自分の住んでいる場所について、あなたはどのくらい知っていますか?アラン・スミスが、データによっていかに予想が裏切られるかを説明します。また、話の中でこんな通説を打破します。「人間には2種類いる。数学が得意な人と、不得意な人だ」
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
13:01

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