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← ホームレスの若者の心の傷を癒し、立ち直りを助けるアートの役割

マリーカ・ウィットリーは、アートによる10代のホームレスへの教育・尊厳・機会にフォーカスした組織、ChopArtの創始者です。心打つパーソナルストーリーにおいて、マリーカは自らのホームレス経験、アートを通じて自分の「声」を発見した物語、社会の辺縁に追いやられた他のティーンエイジャーに対して創造的なはけ口を提供する自らの使命を語ります。

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Showing Revision 22 created 07/10/2020 by Kazunori Akashi.

  1. 気持ち良くうたた寝って好きでしょ?
  2. (笑)

  3. ちょっとの間 こっそりと

  4. ソファに丸まる快い逃避の瞬間です
  5. 私のお気に入りの一つです
  6. でも 当たり前と思っていた日常は
  7. 10代でホームレスになると変わりました
  8. うたた寝ができるのは
    安心で安定した生活があってこそです
  9. こんなことは
  10. スクールバッグで全財産を持ち歩き
  11. どこに行っても
    いつまで居られるだろうと気を揉み
  12. 最後に追い立てられる生活には無縁です
  13. 私はジョージア州のアトランタで育ち

  14. 愛に満ちた 固い絆の家族と
  15. 家々を転々としながら
  16. 悪戦苦闘して
  17. 経済的安定を求めていました
  18. でも 母が躁状態で
    一時的に見境がなくなると
  19. その矛先が向けられるのは
    たいてい私で
  20. 心理的、身体的な虐待を受け
  21. 私は 安全を求めて家から逃げました
  22. やむなく私が下した結論は
  23. 家にいるより ホームレスになる方が
    安全だということでした
  24. 16歳でした
  25. 住む場所のない私は アトランタに
    3,300人いる若いホームレスの1人になり

  26. 世話を焼いてくれる人はなく
  27. 毎夜 除け者、見えない存在に
    なったと感じていました
  28. 当時も 今もなお
  29. ホームレスの未成年者が
    ストリートを離れて
  30. ありつける寝床はありません
  31. ほとんどの人がホームレスを
    怠け者で薬物に関わっている
  32. 惨めで迷惑な存在と
    思っていることに気づきましたが
  33. それは バッグに服と教科書を全部詰め込んで
    ホームレス生活をしながら
  34. 平均A+の成績を取っていた
    私には当てはまりません
  35. 私は よく繁華街の
    お気に入りのベンチに座って
  36. 周りを観察しながら何時間も過ごし
  37. 最後に 2、3時間眠るために
  38. ソファや車や
  39. 建物や倉庫に忍び込んだものです
  40. 他の大勢の若いホームレスと同様
    私も都会の影に隠れましたが
  41. その間も 地球は回っていました
  42. まるで 恐ろしいことは何も
    起こってないかのように
  43. 自分が透明人間だと思うだけで
    心がめちゃくちゃに張り裂けそうでした
  44. でも 何もすることがない時
    私にはアートがありました

  45. それは物質的な見返りを要求されることのない
  46. 逃げ場でした
  47. 数時間 歌い、詩作し
  48. お金を貯めて
  49. 芝居の中の別世界に身を隠す ー
  50. 最悪の気分の時でも 息を吹き返し
    生きていくことができました
  51. 水曜の夜は 教会の礼拝に通い
  52. アートが与えてくれる
    安心感を切望するあまり
  53. いつも数時間早く行って
  54. 階下へ滑るように降り
  55. 大事なことはただ一つ
  56. その週に磨きをかけてきた課題曲を
    正しい音程で歌えるかだけという
  57. 世界に浸っていました
  58. 私は何時間も歌ったものです
  59. 何も心配せずに歌うだけで良いと
    自分に言い聞かせることで
  60. 大きな力を与えられました
  61. 5年後 私は「ChopArt」という
    組織を立ち上げました

  62. 未成年のホームレスのための
    分野横断的な芸術組織です
  63. 「ChopArt」は 芸術をツールとして
    トラウマからの回復を目指します
  64. コミュニティ作りや
  65. 尊厳回復に関する知識を
  66. 創造的なプロセスに応用する
    というものです
  67. 「ChopArt」はジョージア州の
    アトランタに本部を置き
  68. その他に インドのハイデラバードと
    ガーナのアクラにも プログラムがあり
  69. 2010年の創設以来
  70. 世界中で4万人以上の
    十代の若者を支援してきました
  71. 私たちが関わる若者達は
  72. アートの持つ変革的な要素の中に
    心の拠り所を見出し
  73. ChopArt が創作に提供する
    安全なスペースを拠点にしています
  74. 無視されがちな彼らは
    アートで日の当たる場所に踏み出します
  75. でも 無視される存在からの脱却は
    簡単ではありません
  76. 私たちのところにいる
    ジェレミーとケリーのきょうだいは

  77. 私たちのプログラムを
    3年以上 受けてきました
  78. 2人は毎週水曜の夕方に
    ChopArtのクラスに来ます
  79. でも約1年前に
  80. ジェレミーとケリーの 目の前で
    母親が発作を起こして亡くなりました
  81. 2人は救急隊員が母を蘇生できずにいる
    様子を 見ていました
  82. 父親は 泣き叫ぶ2人を
  83. 一時的にChopArtのメンターである
    エリンの監督下に置く同意書に署名し
  84. 子供達が出て行く時に 着替え用の衣服を
    持って行くことさえ許しませんでした
  85. この一連の出来事に
    私の心は張り裂けそうでした
  86. でも ChopArtに対する
    2人の信頼と決意に応えるために
  87. 私はこの仕事を続けています
  88. ケリーは どん底の時に
    エリンに電話をかけます
  89. エリンなら2人が
    愛情と思いやりを感じられるように
  90. 何でもすると わかっているからです
  91. それは 私たちが アートを
    入り口として使うことで
  92. ホームレスの若者を心を癒し
    その人生を立て直せる証だと思います
  93. 私たちの立て直しは続きます

  94. 私たちはデヴィンと立て直します
  95. 彼は 一家でホームレスになりました
  96. 母親が 医療費と家賃のいずれかを
    選ばねばならなかったからです
  97. デヴィンは ChopArtを通じて
    絵画への情熱に目覚めました
  98. 私たちはリズと立て直します
  99. リズは 10代の大半を
    ストリートで過ごしましたが
  100. 若い心に 過度のトラウマが
    のしかかってくると
  101. 自分自身を取り戻すのに
    音楽に救いを求めます
  102. 私たちは マリアと立て直します
  103. マリアは 家族と暮らすバンの中で
  104. おじいさんを亡くした後の悲しみを
  105. 詩作を通して 癒します
  106. ですから ホームレスの
    生活をしている若者に向けて

  107. 言わせてください
  108. あなたの中には立て直す力があります
  109. アートで あなたの声は届きます
  110. アートはあなたを 置かれた境遇で
    判断することはありません
  111. だから 自分の光の中に立つまで
    闘いをやめないで
  112. たとえ あなたが一番辛い時でも
  113. 私たちはあなたを見ているから
  114. ありがとうございました

  115. (拍手)