テクノロジーに関する壮大なストーリー | ケビン・ケリー | TEDxAmsterdam
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0:09 - 0:12ここに登壇できて嬉しいです
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0:12 - 0:15このスピーチは昨晩の
午前4時につくりました -
0:15 - 0:16(笑)
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0:17 - 0:19それは秘密の謎解きのようでした
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0:20 - 0:22テクノロジーについて
お話ししたいと思います -
0:22 - 0:25テクノロジーは私たちの周囲に
どこにでもあります -
0:25 - 0:27それは生活を満たし
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0:27 - 0:30私たちはみな さらなる
テクノロジーを生み出しています -
0:30 - 0:34まずTEDの最初の文字"T"は
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0:34 - 0:36テクノロジーの"T"です
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0:36 - 0:39でも私たちは未だにその正体を
知らないと思います -
0:39 - 0:42今日は日々の生活で
テクノロジーがどのような -
0:42 - 0:46意味を持つかの研究について
お話ししたいと思います -
0:46 - 0:49身近な生活ではなく
宇宙規模の意味で -
0:49 - 0:52世界の長い歴史
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0:52 - 0:55この世界において
我々の居場所について -
0:55 - 0:57テクノロジーとはいったい
なんでしょうか? -
0:57 - 0:59その重要性は何でしょう?
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0:59 - 1:01そこで私が気づいたことを
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1:01 - 1:03お話したいと思います
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1:03 - 1:06一番最初に研究したのは
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1:06 - 1:09「テクノロジー」という名前の由来でした
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1:09 - 1:12アメリカでは1790年以降
代々の大統領によって -
1:12 - 1:14一般教書演説が行われています
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1:14 - 1:20それは今まで220回も行われ
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1:20 - 1:23各々がまさにその時々の
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1:23 - 1:25アメリカの最重要課題を
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1:25 - 1:27集約したものです
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1:27 - 1:30「テクノロジー」という言葉を検索すると
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1:30 - 1:331952年まで「テクノロジー」は
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1:34 - 1:37人々の思考の中にいわば存在しなかったのです
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1:37 - 1:401952年は偶然にも私の誕生した年です
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1:40 - 1:41当然テクノロジーは
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1:41 - 1:44それ以前から存在しましたが
人は特に気にせず -
1:44 - 1:46「テクノロジー」という言葉は
まるでその眠った力の -
1:46 - 1:49覚醒となったのです
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1:50 - 1:55調べてみると「テクノロジー」
という単語が最初に使われたのは -
1:55 - 1:571829年でした
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1:57 - 2:01それは美術や工芸や産業などを
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2:02 - 2:03総合して教えるカリキュラムを
始めた人が -
2:04 - 2:06発明したそうです
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2:06 - 2:08彼は「テクノロジー」と呼びました
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2:08 - 2:10これがまさに世界初でした
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2:11 - 2:15その内容自体は 明らかに
そのずっと前から続いてきたことです -
2:15 - 2:17では私たちが消耗させられ
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2:17 - 2:20悩ませるているこれは
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2:20 - 2:22一体何なのでしょうか?
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2:22 - 2:24アラン・ケイは「テクノロジーとは
あなたが生まれた後に -
2:24 - 2:27発明されたもの全て」
と呼んでいます -
2:27 - 2:28(笑)
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2:28 - 2:32多くの人がテクノロジーを
通常こう考えています -
2:32 - 2:34新しいもの すべてです
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2:34 - 2:36道路やペニシリンや
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2:36 - 2:40工場やタイヤではなく
新しいものを指します -
2:40 - 2:43友人のダニー・ヒリスは
似たようなことを言っています -
2:43 - 2:46「テクノロジーとは
まだ使えないものすべてだ」と(笑) -
2:46 - 2:48これも最先端の感覚です
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2:48 - 2:50しかし 最先端だけではありません
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2:50 - 2:52私の提案は大昔の話に
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2:52 - 2:56さかのぼります
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2:56 - 2:58テクノロジーの意義を考える別の見方として
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2:58 - 3:00テクノロジーがない世界を
想像することもできます -
3:00 - 3:04もし私たちに現代の
世界中のテクノロジーの -
3:04 - 3:05あらゆるもの ―
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3:05 - 3:09たとえば刃物や掘削機や
布などが なかったら -
3:09 - 3:12人類はそう長く生存
できないでしょう -
3:12 - 3:15何十億人もの単位で
あっという間に死ぬでしょう -
3:17 - 3:20狼に襲われても 人は無防備です
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3:20 - 3:23十分な食物を育てたり
見つける事が出来なくなります -
3:23 - 3:27狩猟採集民族でさえなんらかの
基本的な道具を使っていました -
3:27 - 3:29最小限のテクノロジーですが
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3:29 - 3:31何らかのテクノロジーを持っていました
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3:31 - 3:34そこで他の狩猟採集部族や
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3:34 - 3:38初期の人類に近いネアンデルタール人を
研究すると -
3:38 - 3:42テクノロジーのない世界について
興味深い発見がありました -
3:42 - 3:44彼らの平均年齢の推移です
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3:44 - 3:48ネアンデルタール人の化石は
40歳以上のものが -
3:49 - 3:50発見されていません
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3:50 - 3:52狩猟採集部族の平均年齢は
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3:52 - 3:5520代から30代です
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3:55 - 3:58これは死亡率が高いためで
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3:58 - 4:01幼児と老人はほとんどいません
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4:01 - 4:05この人口分布は
サンフランシスコ近郊に似ています -
4:05 - 4:06若者は非常に多いのです
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4:06 - 4:09そこに行けば「皆 健康だ」と
いえるでしょう -
4:09 - 4:11それは全員が若いからです
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4:11 - 4:14同様に狩猟採集部族と
初期の人類も -
4:14 - 4:1630歳以上生きられなかったのです
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4:16 - 4:18それは祖父母のいない世界でした
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4:18 - 4:20祖父母はとても重要です
なぜなら彼らは -
4:20 - 4:23文化の進歩と情報を
伝達する者だからです -
4:23 - 4:26全員が20-30代だけの世界を
想像してみて下さい -
4:26 - 4:28どれほどの学習ができるでしょう?
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4:28 - 4:31一生 大した学習は出来ません
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4:31 - 4:32短すぎます
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4:32 - 4:35学んだ事を伝えていく人がいません
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4:36 - 4:37これが一つの側面です
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4:37 - 4:39非常に短い一生でした
その反面 -
4:39 - 4:42わずかばかりでもテクノロジーを持った
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4:42 - 4:44狩猟採集部族の多くは
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4:44 - 4:47実は必要となる食料を採集するのに
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4:47 - 4:50長い時間をかけていないことが
人類学者の研究で分かりました -
4:50 - 4:52一日3~6時間です
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4:52 - 4:56ある人類学者はこれを
「始原の豊かな社会」と呼びました -
4:57 - 4:59銀行員並みの仕事時間だったからです
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4:59 - 5:03つまり十分な食物を入手できたのです
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5:04 - 5:05しかし食糧不足が始まり
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5:06 - 5:08貧富の差や干ばつがくると
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5:08 - 5:10人類は飢餓に陥りました
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5:10 - 5:12それが長生きできなかった理由です
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5:13 - 5:14このようにテクノロジーがもたらすのは
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5:14 - 5:19こんな石器のように とても
シンプルな道具による -
5:20 - 5:21ごくわずかなものでも重大で
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5:22 - 5:24北米に到着した最初の種族は
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5:24 - 5:26これによって250種の大型動物を
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5:26 - 5:30絶滅させました
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5:30 - 5:341万年前の話です
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5:34 - 5:37そして数世代にわたり
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5:37 - 5:39数千年のうちに
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5:39 - 5:43このささやかなテクノロジーが
これらの動物を絶滅させました -
5:43 - 5:46つまり我々は大昔からずっと
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5:46 - 5:48地球規模での影響を及ぼしてきたのです
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5:51 - 5:53つまり産業の時代以前から
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5:54 - 5:56人はわずかなテクノロジーで
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5:56 - 5:58地球規模の影響を与えていたのです
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5:58 - 6:01もうひとつ 初期の人類は
火を発明しました -
6:02 - 6:04火は空地を作るために使われ
ここでもまた -
6:05 - 6:08植物の生態系や大陸全体に
影響を与えました -
6:08 - 6:10また調理にも使われました
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6:11 - 6:13あらゆる物が食べられるようになり
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6:13 - 6:16マクルーハン風に言うなら
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6:16 - 6:17体外の胃袋のようなものでした
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6:17 - 6:21つまり本来は食べられない物を
食べられるようにしたのです -
6:21 - 6:24もし火がなかったら 人類は
生存できなかったでしょう -
6:24 - 6:27人体はこの新しい食事法に適応しました
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6:28 - 6:30過去1万年の間に人体は変化しました
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6:30 - 6:33こんな わずかなテクノロジーで
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6:33 - 6:36人間は1万人から
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6:36 - 6:38― ネアンデルタール人と同じレベルから
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6:38 - 6:39急激に増加しました
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6:40 - 6:42言語が発明されたのは
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6:42 - 6:445万年前のことです
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6:44 - 6:47人類の数は急増し あっという間に
地球を支配する種族となりました -
6:47 - 6:50彼らは1年で2キロの速度で
地球全体に移住を続け -
6:50 - 6:53何万年もの間に
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6:54 - 6:56地球上すべての流域を占領し
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6:56 - 6:58非常にわずかのテクノロジーを使って
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6:58 - 6:59もっとも支配的な種族となりました
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7:00 - 7:02またすでに農業が発明された頃の
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7:02 - 7:048千年前から1万年前には
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7:04 - 7:06気候の変動が始まりました
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7:06 - 7:08つまり気候変動は新しくないのです
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7:08 - 7:10その程度にこそ違いがあれ
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7:10 - 7:13農耕時代でさえ気候変動はありました
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7:14 - 7:16このころ既にわずかなテクノロジーが
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7:16 - 7:17世界を変えたのです
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7:18 - 7:20つまり
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7:20 - 7:23テクノロジーは世界最強の
力となったのです -
7:24 - 7:25今日の日常で
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7:26 - 7:28私たちの生活を変えていく物はすべて
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7:28 - 7:30新しいテクノロジーの導入に
遡る事ができます -
7:30 - 7:33これは最強の力として
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7:34 - 7:36地球全体に解放され
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7:37 - 7:41それはまさに
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7:41 - 7:45私たち自身となったのです
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7:46 - 7:50実際 私たちの人間性や
自分について考える全てのことは -
7:50 - 7:51自分自身が発明したものです
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7:51 - 7:53そう 自分自身を発明したのです
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7:53 - 7:55私たちが飼い慣らした
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7:55 - 7:57最も重要な動物は
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7:57 - 7:58私たち自身なのです
いいですか? -
7:58 - 8:01人間性こそが最も優れた発明なのです
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8:02 - 8:03しかし当然 まだ終わりではありません
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8:04 - 8:07今でもテクノロジーによって
発明は続いています -
8:07 - 8:09繰り返し自分自身を
再発明しているのです -
8:10 - 8:12とてつもなく強い力なのです
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8:12 - 8:15これを全体像として
人間とテクノロジーを同様に捉え -
8:15 - 8:19私たちの生活で生み出した
物や全てをまとめて -
8:19 - 8:20テクニウムと呼んでいます
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8:20 - 8:22この世界そのものです
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8:23 - 8:25私は テクノロジーとは
「人が創造した使える物すべて」 -
8:25 - 8:28と定義しています
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8:29 - 8:34ハンマーやパソコンといった
機器だけでなく -
8:34 - 8:35法律もそうです
-
8:36 - 8:38法体系というものも
一種のテクノロジーなのです -
8:38 - 8:43もちろん都市も人にとって
便利なものですが -
8:44 - 8:48―ここが私のトークのポイントですが―
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8:48 - 8:51私たちの心が作り出した
ものであるかぎり -
8:51 - 8:53それは深く宇宙に
-
8:53 - 8:55根ざしています
-
8:55 - 8:57過去を振り返ると
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8:57 - 8:59テクノロジーの源泉とルーツは
ビッグバンに遡ります -
8:59 - 9:03この自己組織化された一連の流れで
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9:03 - 9:05ビッグバンから始まり
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9:05 - 9:08銀河系と星々を駆け抜け
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9:08 - 9:10生命 そして私たちに
辿り着くのです -
9:10 - 9:12初期の宇宙の3段階は
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9:12 - 9:15それを支配するのは
エネルギーそのもので -
9:15 - 9:17それが冷却すると
支配的な力は物質となりました -
9:18 - 9:21そして40億年前に生命が生まれ
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9:21 - 9:24地球での支配的な力は
情報となりました -
9:24 - 9:26それが生命の持つ意味です
それは再構成し -
9:26 - 9:28新しい秩序を創り出す情報プロセスです
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9:28 - 9:32アインシュタインは
エネルギーと物質が同等だと発見しました -
9:32 - 9:35量子計算という新しい科学によると
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9:35 - 9:39エントロピー 情報 物質
そしてエネルギーは -
9:39 - 9:42すべて関連し 連続体なのです
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9:43 - 9:46エネルギーを正しい系の中に置くと
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9:46 - 9:49消費された熱 エントロピー
そしてエクストロピーが -
9:49 - 9:52排出されます
これが秩序なのです -
9:52 - 9:54そして秩序は増加します
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9:54 - 9:57では根源はどこでしょうか?
太古に遡ります -
9:57 - 9:58実際にはわかりませんが
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9:58 - 10:01昔から宇宙全体が自律的に
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10:01 - 10:03組織化する傾向が続いている
ということが分かっています -
10:03 - 10:05その始まりは銀河系のようでした
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10:05 - 10:08それは何十億年間も
保たれてきました -
10:08 - 10:12星は基本的に核融合装置として
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10:12 - 10:16何十億年間も 自律的に組織化し
自己維持してきました -
10:16 - 10:18この秩序は世界のエントロピーに
逆らうものです -
10:18 - 10:23花や植物も同様に
拡張されます -
10:23 - 10:27テクノロジーとは基本的に
生命の拡張なのです -
10:29 - 10:32これらにはある傾向がみられます
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10:32 - 10:35物質を通過するエネルギーを
毎グラム 毎秒で見ると -
10:35 - 10:38まさにこれは増加しているのです
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10:38 - 10:42今述べた順で
エネルギーの量は増加します -
10:42 - 10:46生命を通りぬける
毎グラム毎秒のエネルギー量は -
10:46 - 10:48星のエネルギーよりも大きいものです
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10:48 - 10:51なぜなら星の寿命は長いからです
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10:51 - 10:54生命のもつエネルギー密度は
星よりも大きいのです -
10:55 - 10:58このエネルギー密度が
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10:58 - 11:00宇宙で最大なのは
実はPCチップです -
11:00 - 11:03そこには毎グラム毎秒で
通過するエネルギーが -
11:03 - 11:06どこよりも多いのです
-
11:06 - 11:09もしテクノロジーの方向性を
知りたいなら -
11:09 - 11:14この軌道を追うといいでしょう
-
11:14 - 11:17その軌跡を追った先には
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11:17 - 11:18エネルギー密度は高いでしょう
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11:18 - 11:21そこで同様に考えたのが
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11:21 - 11:23進化する生命を 別の視点で捉えたら
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11:23 - 11:25どうなるかです
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11:25 - 11:27「生命の進化の法則はなにか」
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11:27 - 11:29これらは さらに複雑で
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11:29 - 11:32より多様で より特殊で
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11:32 - 11:35知覚的で 偏在的な方向に進みます
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11:35 - 11:39そして最も重要なのは
進化の可能性です -
11:39 - 11:43これらと同様なことが
テクノロジーにも見られます -
11:43 - 11:45テクノロジーはそこに向かっているのです
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11:45 - 11:49これらの物はより複雑に向かって
より多様に より特殊に -
11:49 - 11:51より知覚的に
-
11:51 - 11:53さらに進化の可能性を獲得します
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11:53 - 11:57実はテクノロジーは生命の
あらゆる側面を加速します -
11:58 - 12:01それは明らかで 生命に
多様性があるのと同様なのです -
12:01 - 12:03私たちの創造物も 多様になります
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12:03 - 12:05生物は一般的な細胞から始まり
-
12:05 - 12:08特殊なものに変化します
人には組織細胞や -
12:08 - 12:09筋肉や脳細胞があります
-
12:09 - 12:13同様に例えばハンマーも
最初は単純な形でしたが -
12:13 - 12:14より特異な形状に進化しました
-
12:14 - 12:18生物には6つの界がありますが
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12:18 - 12:20テクノロジーは根本的に
-
12:20 - 12:22生物 7つ目の界といえるでしょう
-
12:22 - 12:24人間の姿から枝分かれものです
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12:24 - 12:26しかしテクノロジーは
生命そのものと同様に -
12:26 - 12:28自分の行動計画があります
-
12:29 - 12:33例えば現在 私達が使っている
エネルギーの3/4は -
12:33 - 12:35テクニウム自身の発展に
利用されています -
12:35 - 12:38交通手段は 人を動かすためではなく
-
12:38 - 12:40人が作ったり買ったりした
ものを動かします -
12:41 - 12:44一方でテクノロジーは自己中心的で
-
12:44 - 12:47一方では私たちにあらゆる
恩恵をもたらします -
12:47 - 12:50これを「欲」といいます
テクノロジーは「欲する」のです -
12:50 - 12:53ロボットはパワーを求めて
電源を求めるのです -
12:53 - 12:56猫は餌を欲しがりますね
-
12:56 - 12:59細菌は意識などなくても
-
12:59 - 13:01光に向かう傾向があります
-
13:01 - 13:03つまり衝動です
テクノロジーは衝動に駆られるのです -
13:03 - 13:05同時に 私たちに何かを
与えたがります -
13:05 - 13:08つまり基本的な進歩をもたらすのです
-
13:08 - 13:11どんな形で進歩しても
それを後押しします -
13:11 - 13:13費用の話を無視すれば
-
13:13 - 13:16進歩に異論はないでしょう
-
13:16 - 13:18でも本当の進歩には
-
13:18 - 13:20その費用が問題となります
-
13:20 - 13:24環境面での費用の程度が問題です
-
13:24 - 13:28しかしそれが確かに存在することは
疑いの余地がありません -
13:28 - 13:32私の家にある人工物の
数を調べて見たら -
13:32 - 13:336千個もありました
-
13:33 - 13:351万個くらいの人もいます
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13:36 - 13:38英国王ヘンリーが死んだとき
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13:38 - 13:42家には1万8千個の品物がありました
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13:42 - 13:45それは英国の全資産でした
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13:47 - 13:50英国全土の資産を持ってしても
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13:50 - 13:53ヘンリー王は抗生物質を買えませんでした
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13:53 - 13:55冷蔵庫も買えず
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13:55 - 13:571千マイルの旅も買えませんでした
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13:57 - 14:00しかし このインドの車夫は
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14:00 - 14:02金をためて抗生物質を買えますし
-
14:02 - 14:04冷蔵庫も買えます
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14:04 - 14:07ヘンリー王の財産でも買えないほど
買う事が出来るのです -
14:07 - 14:09それが進歩なのです
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14:09 - 14:12テクノロジーはわがままであり
寛大です -
14:12 - 14:15この対立と緊張は永遠に人と共にあるでしょう
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14:15 - 14:18時に自分の欲する事を行い
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14:18 - 14:20時には人のために働きます
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14:20 - 14:22このような感覚はどこへ向けたらいいか
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14:25 - 14:28新しいテクノロジーをどう考えればよいのか
私たちは混乱しています -
14:28 - 14:30今新しいテクノロジーが現れた時の
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14:30 - 14:32デフォルトの考え方は
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14:32 - 14:34「予防原則」です
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14:34 - 14:37これは欧州では とても一般的です
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14:37 - 14:39基本的に新しいテクノロジーを見たら
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14:39 - 14:41「何もするな」と言っているわけです
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14:41 - 14:43危険が無いということがはっきりするまで
-
14:43 - 14:46これでは何もできないと思います
-
14:46 - 14:48しかしもっと良い方法は
「推進原則」だと思います -
14:48 - 14:51つまり テクノロジーに関与して
-
14:51 - 14:52試してみてください
-
14:52 - 14:57予防原則から考えられることも行います
-
14:57 - 14:59予測を試み
ただ予測した後は -
14:59 - 15:01一度ならず
-
15:01 - 15:03いつまでも検証を続けます
-
15:03 - 15:06期待するものから外れてきたら
-
15:07 - 15:10リスクを優先順位づけ
新しい物だけではなく -
15:10 - 15:11古い物も再評価します
-
15:11 - 15:14課題に対処し
また転用することも重要です -
15:15 - 15:17どういう意味かというと
-
15:17 - 15:19それに新しい役目を見つけることです
-
15:21 - 15:24テクノロジーは
子供みたいなものです -
15:25 - 15:29核分裂エネルギーを爆弾に
利用するのは全く悪いアイデアです -
15:29 - 15:32しかし それをより良く
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15:32 - 15:36持続可能な核エネルギーとして
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15:36 - 15:39発電に使えば 石炭に置き換わる
とても良いアイデアです -
15:39 - 15:43悪いアイデアがあった時
このアイデアに対する反応は -
15:43 - 15:46無アイデアではなく
考え続けることです -
15:47 - 15:50悪いアイデアはうまく転換すれば
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15:50 - 15:52例えばタングステン電球のように
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15:52 - 15:54良いアイデアになります
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15:55 - 15:59人の嫌うテクノロジーに対抗する
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15:59 - 16:00良いアイデアが
-
16:00 - 16:03基本的に良いテクノロジーとなるのです
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16:03 - 16:04実際に考え方によっては
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16:04 - 16:08テクノロジーは良いアイデアを
生む手段になります -
16:08 - 16:10こんな風に考えれば
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16:10 - 16:13穀物にDDTを撒く事は
非常に悪い考えかもしれません -
16:13 - 16:16しかし マラリアを絶滅させるためには
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16:18 - 16:21家でDDTを染み込ませた蚊帳を使うのが
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16:21 - 16:24一番良い方法です
-
16:24 - 16:28非常に良いアイデアであり
テクノロジーのお手柄です -
16:28 - 16:29私達 人としての仕事は
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16:30 - 16:32「思考の子供」を育て
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16:33 - 16:35彼らに良い友達を見つけ
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16:35 - 16:36良い役目を見つけることです
-
16:36 - 16:39すべてのテクノロジーは
創造的な力の一種であり -
16:39 - 16:41見合った役目を探しています
-
16:41 - 16:43写真は 私の息子です
-
16:43 - 16:44(笑)
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16:44 - 16:47悪いテクノロジーはありません
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16:47 - 16:49悪い子供がいないのと同じです
-
16:49 - 16:52子供が中立的だとか
肯定的だとは言いません -
16:52 - 16:54正しい場所を見つけてあげる
必要があるだけです -
16:54 - 16:57テクノロジーが私たちにもたらすのは
-
16:57 - 17:00長い時間の 進化の延長線上をこえ
-
17:00 - 17:01時間の始まりから
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17:01 - 17:05植物と動物の出現を通して
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17:05 - 17:08そして生命の進化
脳の進化を通して -
17:08 - 17:10絶えず私たちに
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17:10 - 17:14利点と欠点を比較したあとに
-
17:14 - 17:19今朝私が指摘したように
ますます多くの違いを与えてきました -
17:20 - 17:22多様性を増やし
オプションを増やし -
17:22 - 17:24選択肢と機会を増やし
-
17:24 - 17:26可能性と自由を増やします
-
17:26 - 17:29ずっとテクノロジーから
受け取っていました -
17:30 - 17:31人が村から出て
-
17:32 - 17:34都市に行くのも
常に増加する選択肢と -
17:34 - 17:37可能性を求めての結果です
-
17:38 - 17:40その代償にも気付いています
-
17:40 - 17:43代償を払いますが
そのことにも気付いています -
17:43 - 17:45人は増加した自由
-
17:45 - 17:47選択そして機会に
対価を払うものです -
17:47 - 17:50さらにテクノロジーは
きれいな水が必要です -
17:51 - 17:53テクノロジーは自然と
-
17:55 - 17:58正反対なのでしょうか?
-
17:59 - 18:02まだスライドが数枚あります
あと2枚 -
18:02 - 18:06高度なテクノロジーは
きれいな水が必要だと言いましたが -
18:06 - 18:08私たちと同様か
それ以上に必要です -
18:09 - 18:11なぜならテクノロジーは
生命の拡張なのです -
18:11 - 18:14生命が必要とする物と平行して
-
18:14 - 18:16同じ物を必要とします
-
18:16 - 18:18テクノロジーは生物学と
相性がよいでしょう -
18:18 - 18:20それを許せば ですが
-
18:20 - 18:25複雑さや多様性は長く連なったものです
-
18:25 - 18:30何十億年も前から始まった
生命の進化は -
18:30 - 18:32私たちを通じて
今も動き続けています -
18:32 - 18:34いわば私たちの選択です
-
18:34 - 18:37テクノロジーにおいて
人は 自分達よりずっと大きな -
18:37 - 18:39この力との協調を選ぶべきです
-
18:39 - 18:42テクノロジーはポケットの中味や
-
18:42 - 18:43道具以上のものです
-
18:43 - 18:45人が発明した以上のものです
-
18:45 - 18:48これは何十億年も前に始まった
長い生命の物語 -
18:48 - 18:51偉大な物語の一部なのです
-
18:51 - 18:53自己組織化する人間を貫く物語であり
-
18:53 - 18:55我々はそれを拡張し
加速させているのです -
18:55 - 18:57その物語から人が創り出すテクノロジーと
-
18:57 - 18:59共調することでその物語の
一部となれるのです -
19:00 - 19:03ご清聴ありがとうございました
-
19:03 - 19:06(拍手)
- Title:
- テクノロジーに関する壮大なストーリー | ケビン・ケリー | TEDxAmsterdam
- Description:
-
この壮大で刺激的なトークでは、長年テクノロジーの進化を最前線で見続けてきたケビン・ケリーが、生命におけるテクノロジーの意義について語ります。個人レベルの影響から宇宙における位置づけについて、テクニウムという新しい概念を提唱しながらテクノロジーの方向性を語ります。
このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDxTalks
- Duration:
- 19:12
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for Technology's epic story | Kevin Kelly | TEDxAmsterdam | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Technology's epic story | Kevin Kelly | TEDxAmsterdam | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Technology's epic story | Kevin Kelly | TEDxAmsterdam | ||
Yuko Shirakawa accepted Japanese subtitles for Technology's epic story | Kevin Kelly | TEDxAmsterdam | ||
Yuko Shirakawa edited Japanese subtitles for Technology's epic story | Kevin Kelly | TEDxAmsterdam | ||
Maki Sugimoto edited Japanese subtitles for Technology's epic story | Kevin Kelly | TEDxAmsterdam | ||
Maki Sugimoto edited Japanese subtitles for Technology's epic story | Kevin Kelly | TEDxAmsterdam | ||
Maki Sugimoto edited Japanese subtitles for Technology's epic story | Kevin Kelly | TEDxAmsterdam |