Return to Video

アンドリュー・マカフィー:アンドロイドに仕事を奪われるのか?

  • 0:01 - 0:03
    何千万人もの人が失業したり 十分な仕事が得られない―
  • 0:03 - 0:06
    ことが明らかになり テクノロジーが労働人口に
  • 0:06 - 0:10
    どう影響しているかということにが大いに関心を集めています
  • 0:10 - 0:12
    そしてその事に関する見解を目にする時
  • 0:12 - 0:15
    話の主題は合っているにもかかわらず
  • 0:15 - 0:18
    ポイントを完全に見逃してしているという気がするのです
  • 0:18 - 0:21
    議論の焦点である問題は
    デジタルテクノロジーが
  • 0:21 - 0:25
    人間が生活費を稼ぐという能力に
    影響を及ぼしているかどうかということです
  • 0:25 - 0:28
    少し違った言い方をするならば
  • 0:28 - 0:30
    アンドロイドたちは仕事を奪っているのでしょうか
  • 0:30 - 0:32
    そうだという証拠がいくつかあります
  • 0:32 - 0:37
    アメリカのGDPがゆっくりながら安定した成長に戻って
    大不況が終り
  • 0:37 - 0:40
    他の経済指標も回復し始めると
  • 0:40 - 0:43
    急ぎ足で健全な状態に戻りました
  • 0:43 - 0:46
    大企業の収益はかなり高く
  • 0:46 - 0:49
    実際 銀行収益も含めれば
  • 0:49 - 0:51
    これまでないくらいに高いのです
  • 0:51 - 0:55
    ビジネス投資も勢いがあり 設備投資や
  • 0:55 - 0:58
    ハードウェア ソフトウェアの分野では 最高記録です
  • 0:58 - 1:01
    企業の出資も増えてきました
  • 1:01 - 1:03
    欠けているものは何かというと 雇用です
  • 1:03 - 1:07
    グラフの赤線は人口に対する雇用率です
  • 1:07 - 1:10
    言い換えるなら アメリカで就業している
  • 1:10 - 1:12
    生産年齢の人の割合です
  • 1:12 - 1:16
    大不況で落ち込んでいるのがわかると思いますが
  • 1:16 - 1:19
    それからまったく立ち直ってないのです
  • 1:19 - 1:21
    しかし これはただの不況の話とは違います
  • 1:21 - 1:24
    ここ10年 全体的に雇用は停滞してきました
  • 1:24 - 1:28
    10年ごとに比較をしていくと
  • 1:28 - 1:31
    記録のある中で2000年代だけが
  • 1:31 - 1:33
    10年の始めより終わりの方が
  • 1:33 - 1:36
    働いている人が少ないのです
  • 1:36 - 1:39
    こんな状況には目も当てられません
  • 1:39 - 1:43
    この国で働ける労働者数と
  • 1:43 - 1:46
    仕事の数をグラフにしてみると
  • 1:46 - 1:50
    そこには時間とともにどんどん広がっているギャップがあり
  • 1:50 - 1:52
    大不況のときに ギャップが大幅に広がりました
  • 1:52 - 1:57
    簡単な計算をしてみました
    ここ20年のGDPの成長率と
  • 1:57 - 2:00
    労働生産性の成長を使い
  • 2:00 - 2:03
    かなり単純な方法で
    経済成長を維持するためには
  • 2:03 - 2:06
    どれだけの仕事が必要になるか
    予想を試みました
  • 2:06 - 2:09
    これが導き出された線です(赤破線)
  • 2:09 - 2:13
    いかがですか? そしてこちらは
    今後の生産年齢の人口に関する
  • 2:13 - 2:16
    政府の予測を示します
  • 2:16 - 2:21
    これらの予測が正確なら
    ギャップが埋まることはありません
  • 2:21 - 2:25
    これらの予測が正確だとは思えない
    これが問題です
  • 2:25 - 2:28
    特に 私が導き出した仮定は
    かなり楽観的すぎると思います
  • 2:28 - 2:31
    なぜなら 計算において
    未来の労働生産性の成長率は
  • 2:31 - 2:34
    過去のものと同じであろうと仮定したからです
  • 2:34 - 2:37
    でも実際そうなるとは思っていません
  • 2:37 - 2:41
    周囲を見ると テクノロジーが労働人口に及ぼす影響について
  • 2:41 - 2:44
    まだ何も目にしていないと思うからです
  • 2:44 - 2:48
    ここ2,3年ほどで 私たちは今まであり得なかったスキルや
  • 2:48 - 2:53
    能力をもったデジタルツールを目にするようになりました
  • 2:53 - 2:56
    そしてそれは 私たちのする仕事に 深くくいこんできました
  • 2:56 - 3:00
    いくつか例を挙げたいと思います
  • 3:00 - 3:02
    歴史上これまで
  • 3:02 - 3:05
    他の言語に翻訳したいものがあった場合
  • 3:05 - 3:06
    人間にやらせてきました
  • 3:06 - 3:10
    現在では 多言語で瞬時の
  • 3:10 - 3:14
    自動翻訳サービスを無料で使用できます
  • 3:14 - 3:17
    スマートフォンをはじめ
    多くの機器で利用できます
  • 3:17 - 3:20
    使ったことがある方もいるでしょうが
  • 3:20 - 3:23
    これらのサービスは完璧ではありませんが
    まずまずではあります
  • 3:23 - 3:26
    歴史上これまで レポートや記事などの
    文章が必要な場合
  • 3:26 - 3:30
    誰かにやらせてきました
  • 3:30 - 3:32
    今は違います
    これは しばらく前の
  • 3:32 - 3:35
    アップルの収益に関する
    『フォーブス』オンライン版の記事です
  • 3:35 - 3:38
    これはアルゴリズムによって書かれています
  • 3:38 - 3:41
    そしてこれはまずまずなんかではありません
    完璧です
  • 3:41 - 3:44
    多くの人はこれを見てこう言うでしょう
  • 3:44 - 3:46
    「でもね これはとっても特殊で限定されたタスクだ
  • 3:46 - 3:49
    知識労働者のほとんどは実際はジェネラリストであり
  • 3:49 - 3:51
    彼らがしていることは
    多くの専門技術と知識を基にして
  • 3:51 - 3:54
    予測のつかないような要求にも
  • 3:54 - 3:57
    即座に反応することだ
  • 3:57 - 4:00
    それを自動化するのは物凄く難しいことなんだよ」と
  • 4:00 - 4:02
    最近で一番印象深い知識労働者のひとりは
  • 4:02 - 4:04
    ケン・ジェニングスという男です
  • 4:04 - 4:09
    彼は『ジェパディ!』というクイズショーで74連勝し
  • 4:09 - 4:12
    300万ドルを手にしました
  • 4:12 - 4:16
    右に座っているのがケンで
    ジェパディ用にプログラムされた―
  • 4:16 - 4:20
    IBM のスーパーコンピューター ワトソンに
    3倍の得点で負けたところです
  • 4:20 - 4:22
    このようにテクノロジーが
  • 4:22 - 4:25
    一般的な知識労働者に
    何ができるかということを垣間見る時
  • 4:25 - 4:28
    このジェネラリストという概念に
    とりたてて特別な何かが
  • 4:28 - 4:31
    あるわけではない
    と思いはじめたのです
  • 4:31 - 4:35
    特に ワトソンと Siri をつなげて 言われたことを理解したり
  • 4:35 - 4:36
    それに音声で答えるような
  • 4:36 - 4:39
    テクノロジーがあれば なおさらです
  • 4:39 - 4:41
    今のSiriは完璧にはほど遠く
    可笑しい間違いもありますが
  • 4:41 - 4:44
    Siri やワトソンのようなテクノロジーが
  • 4:44 - 4:47
    ムーアの法則に従って進歩していくと
  • 4:47 - 4:51
    そして実際そうなると思いますが
  • 4:51 - 4:53
    6年で2倍や4倍どころではなく
  • 4:53 - 4:58
    16倍も良くなっているはずだと
    覚えておくべきでしょう
  • 4:58 - 5:02
    だから多くの知識労働が
    この技術に影響されると思い始めました
  • 5:02 - 5:05
    さらにデジタルテクノロジーは
    知識労働だけに影響するのではなく
  • 5:05 - 5:09
    物理的な世界へも勢力を及ぼし始めています
  • 5:09 - 5:12
    少し前にGoogleの無人自動車に乗る機会があり
  • 5:12 - 5:17
    評判通り 本当にクールなものでした (笑)
  • 5:17 - 5:20
    のろのろ運転の国道101号線でも非常にスムーズに
  • 5:20 - 5:23
    対応したということは 私が保証します
  • 5:23 - 5:25
    アメリカでは約350万人が
  • 5:25 - 5:28
    トラックの運転で生計を立てており
    中には
  • 5:28 - 5:30
    このテクノロジーで
    影響される人もいると思います
  • 5:30 - 5:33
    ヒューマノイド ロボットは 現在まだ非常に未熟で
  • 5:33 - 5:36
    そう多くの事はできません
  • 5:36 - 5:39
    しかし 急速に改良が進んでいます
  • 5:39 - 5:42
    国防総省の投資部門であるDARPAはこの動きを
  • 5:42 - 5:44
    加速させようとしています
  • 5:44 - 5:49
    要するに アンドロイドは
    私たちの仕事に迫ってきています
  • 5:49 - 5:52
    短期的には 起業家精神を奨励し インフラ投資することで
  • 5:52 - 5:55
    雇用を牽引することができます
  • 5:55 - 5:58
    なぜなら ロボットは今日まだ
  • 5:58 - 6:00
    橋の補修が不得意だからです
  • 6:00 - 6:04
    しかし 遠くない将来
  • 6:04 - 6:07
    ここにいるほとんどの人々が
    生きているうちに
  • 6:07 - 6:10
    非常に生産的であるが
    多くの労働力は必要とされない
  • 6:10 - 6:13
    という経済に推移していくことになるでしょう
  • 6:13 - 6:14
    その移行に対処することが
  • 6:14 - 6:17
    私たちの社会が直面する
    最大の課題となるでしょう
  • 6:17 - 6:20
    ヴォルテールの言葉は この理由をうまく表しています
  • 6:20 - 6:25
    「仕事は 3つの大いなる悪 すなわち
    退屈 非行 貧困から私たちを救ったのだ」と
  • 6:25 - 6:28
    しかしこのような課題があっても
    私は個人的に
  • 6:28 - 6:31
    いまだデジタルをものすごく前向きに捉えていて
  • 6:31 - 6:34
    我々が現在開発中であるデジタルテクノロジーが
  • 6:34 - 6:38
    いずれ私たちを 陰鬱な未来ではなく
    ユートピア的な未来に
  • 6:38 - 6:41
    導いてくれると
    絶大な自信を持っているのです
  • 6:41 - 6:43
    ここで 途方もなく広範な質問をしたいと思います
  • 6:43 - 6:45
    人類の歴史において
  • 6:45 - 6:48
    最も重要な進歩といえばなんでしょうか?
  • 6:48 - 6:50
    この質問にどんな答えをもらったか
  • 6:50 - 6:53
    いくつかお話します
    こんな質問をしたら
  • 6:53 - 6:55
    簡単に終わりのない議論が始まります
  • 6:55 - 6:57
    西洋と東洋の両方における哲学のシステムが
  • 6:57 - 7:01
    多くの人々の世界観を変えたことを
  • 7:01 - 7:04
    挙げる人もいるでしょう
  • 7:04 - 7:07
    こう言う人もいるでしょう
    「いや実際
  • 7:07 - 7:09
    大きな出来事 進歩といえば
  • 7:09 - 7:12
    文明を変え 無数の人々の生き方に影響した
  • 7:12 - 7:15
    主要な宗教が確立したことだ」
  • 7:15 - 7:18
    また一方で こう言う人もいるでしょう
  • 7:18 - 7:21
    「実際に文明を変えたり手を加えたり
  • 7:21 - 7:24
    人々の生活も変えたものは帝国だ
  • 7:24 - 7:28
    人類の偉大な発展とは
  • 7:28 - 7:30
    征服と戦争の歴史だ」
  • 7:30 - 7:33
    そうしたら そこへ大体必ず陽気な誰かが
  • 7:33 - 7:39
    「ねえ 疫病のことを忘れてないか」
    なんて割り込んできます (笑)
  • 7:39 - 7:42
    この質問に対する楽観的な答えもあります
  • 7:42 - 7:43
    大航海時代によって世界の幕が開いたと
  • 7:43 - 7:45
    指摘する人もいます
  • 7:45 - 7:48
    また
    世界のよりよい操作を可能にする
  • 7:48 - 7:50
    数学のような知的な業績を語る人もいます
  • 7:50 - 7:53
    また芸術と科学が
  • 7:53 - 7:55
    大いに花開いた時代を語る人もいます
  • 7:55 - 7:59
    こうして議論は延々と続きます
  • 7:59 - 8:01
    それは無限の議論であり 決定的な唯一の解はありません
  • 8:01 - 8:05
    しかし 私のような頭でっかちはこう言います
  • 8:05 - 8:08
    「データではどうなんだ?」
  • 8:08 - 8:10
    そこで 興味あるもののグラフを作り始めます
  • 8:10 - 8:14
    例えば世界の総人口や
  • 8:14 - 8:17
    社会発展の指標や
  • 8:17 - 8:20
    社会の高度化の状況などをグラフにします
  • 8:20 - 8:23
    こうしたアプローチによって
  • 8:23 - 8:26
    大きな出来事や人間の歴史上の主要な発展があれば
  • 8:26 - 8:29
    グラフのカーブは大きく曲がるはずだからです
  • 8:29 - 8:31
    さてこうしてデータをプロットすると
  • 8:31 - 8:34
    たちどころに不思議な結論に至ります
  • 8:34 - 8:37
    実際 どの答えも
  • 8:37 - 8:42
    たいして重要ではないのです
    (笑)
  • 8:42 - 8:46
    グラフに 何の影響も与えないのです
    (笑)
  • 8:46 - 8:49
    人間の歴史においてグラフを曲げたもの
  • 8:49 - 8:52
    90度近く曲げてしまった ただ1つの事件 出来事は
  • 8:52 - 8:56
    テクノロジーの発達です
  • 8:56 - 8:59
    蒸気エンジンと関連したテクノロジーは
  • 8:59 - 9:02
    産業革命によって世界を変えて
  • 9:02 - 9:04
    人間の歴史に多大な影響を与えました
  • 9:04 - 9:06
    歴史家イアン・モリスの言葉によれば
  • 9:06 - 9:10
    それ以前のものすべてを
    お笑い草にしてしまいました
  • 9:10 - 9:13
    私たちの筋肉の力を無限に増幅して
  • 9:13 - 9:16
    筋力の限界を克服してしまったからです
  • 9:16 - 9:19
    私たちは今
  • 9:19 - 9:22
    個々の脳の限界を克服して
  • 9:22 - 9:25
    知能を無限に増幅しようとしています
  • 9:25 - 9:29
    これが 筋力の限界を克服することに匹敵する
  • 9:29 - 9:31
    重大な事でないわけがありませんよね?
  • 9:31 - 9:34
    繰り返しになるかもしれませんが
  • 9:34 - 9:37
    昨今のデジタルテクノロジーの変化には
  • 9:37 - 9:40
    まだまだ先があるということや
  • 9:40 - 9:43
    経済と社会の状況を考えると
  • 9:43 - 9:45
    私の唯一の結論は
  • 9:45 - 9:49
    我々はまだ何も見ていないということ
    お楽しみはこれからです
  • 9:49 - 9:51
    いくつか例を挙げましょう
  • 9:51 - 9:55
    経済はエネルギーによって回るのではありません
  • 9:55 - 9:59
    資本や労働でもありません
    アイデアによって回るのです
  • 9:59 - 10:01
    イノベーションや
    新しいアイデアを生み出す仕事が
  • 10:01 - 10:04
    経済生活において我々に可能な
  • 10:04 - 10:05
    最も強力で基本的な仕事です
  • 10:05 - 10:09
    かつて我々はこのように革新を行ってきました
  • 10:09 - 10:13
    どことなく似ている人を集めてきて
  • 10:13 - 10:17
    (笑)
  • 10:17 - 10:19
    エリート機関から引き抜いてきて
  • 10:19 - 10:22
    別のエリート機関に送り込み
    イノベーションを待つのです
  • 10:22 - 10:26
    さて--(笑)
  • 10:26 - 10:29
    キャリアの全てをMITと―
  • 10:29 - 10:35
    ハーバードで過ごしてきた
    白人にとってこれは何の問題もありません(笑)
  • 10:35 - 10:38
    でも問題だと思う人もおり パーティーに勝手にやってきて
  • 10:38 - 10:40
    技術革新のドレスコードを緩めてしまいました
  • 10:40 - 10:41
    (笑)
  • 10:41 - 10:45
    写真はトップコーダー・プログラミング・チャレンジの受賞者で
  • 10:45 - 10:48
    この子達がどこで育って
  • 10:48 - 10:51
    どこの学校に通ったとか
    見た目がどうかなど
  • 10:51 - 10:54
    誰も気にも留めないでしょう
    皆が気にすることは
  • 10:54 - 10:57
    仕事の質や アイデアの質です
  • 10:57 - 10:59
    技術に促進される世界で 幾度となく
  • 10:59 - 11:01
    実際に目の当たりにすることです
  • 11:01 - 11:04
    技術革新の仕事はよりオープンになってきます
  • 11:04 - 11:07
    より包括的で 透明性が増し
    メリット重視になります
  • 11:07 - 11:10
    MIT やハーバードがどう思おうと続くのです
  • 11:10 - 11:14
    こんな展開について
    私はこの上なく嬉しく思っています
  • 11:14 - 11:16
    時々こう言われます
    「テクノロジーは大事でも
  • 11:16 - 11:20
    まだ豊かな世界に向けたツールにすぎない
  • 11:20 - 11:23
    これらのデジタルツールは
  • 11:23 - 11:26
    低所得層が生活を向上するのに
    何の役にも立っていない」
  • 11:26 - 11:29
    はっきり言います
    そんなことはない
  • 11:29 - 11:32
    テクノロジーは低所得層に多大に寄与しています
  • 11:32 - 11:35
    経済学者のロバート・ジェンセンは
  • 11:35 - 11:38
    すばらしい研究をしました
    少し前のこと
  • 11:38 - 11:41
    インドの漁村であるケララ州で
    人々が携帯電話を手に入れたとき
  • 11:41 - 11:44
    何が起こったか詳細に観察したのです
  • 11:44 - 11:47
    『Quarterly Journal of Economics』 のような
    経済学専門誌への原稿では
  • 11:47 - 11:50
    非常に冷静で慎重な言葉づかいが求められますが
  • 11:50 - 11:52
    彼の論文を読むと感じることは ジェンセンが
  • 11:52 - 11:55
    おい これは大事だぞと
    私たちに叫びかけているということ
  • 11:55 - 11:59
    出荷価格を安定させ
    経済的生活の見通しが立ちました
  • 11:59 - 12:04
    水揚げの廃棄は
    減るどころか皆無になりました
  • 12:04 - 12:06
    どの村でも買い手と売り手 双方の生活が
  • 12:06 - 12:09
    眼に見えて改善したのです
  • 12:09 - 12:12
    ジェンセンが非常に運よく
  • 12:12 - 12:15
    テクノロジーによって物事が改善された漁村に
  • 12:15 - 12:17
    たまたま居合わせたのだとは思いません
  • 12:17 - 12:20
    そうではなく
    テクノロジーがある環境や―
  • 12:20 - 12:22
    コミュニティーに初めて導入されるたびに
  • 12:22 - 12:26
    幾度となく起こることを
    非常に注意深く記録に残したのです
  • 12:26 - 12:30
    人々の生活や福祉は劇的に改善します
  • 12:30 - 12:32
    だからすべての証拠を見回して
  • 12:32 - 12:34
    この先の伸びしろを考えると
  • 12:34 - 12:37
    私は絶大なデジタル楽観主義者となります
  • 12:37 - 12:40
    物理学者フリーマン・ダイソンの言葉が
    誇張ではないと思い始めます
  • 12:40 - 12:45
    これは実際に起こっている出来事の正確な評価だと
  • 12:45 - 12:47
    「デジタル テクノロジーは 素晴らしいギフトです」
  • 12:47 - 12:51
    デジタルテクノロジーが花開き
  • 12:51 - 12:54
    拡大し 深まり
  • 12:54 - 12:56
    世界中でより重要になっている今
  • 12:56 - 12:59
    この時代に生きていることは
    素晴らしい幸運なのです
  • 12:59 - 13:02
    確かに
    アンドロイドは私たちの仕事を奪っています
  • 13:02 - 13:06
    しかし その事実に注目しすぎると
    ポイントを完全に見逃します
  • 13:06 - 13:09
    ポイントは 私たちが違う何かをできるようになり
  • 13:09 - 13:12
    これから取り組もうとしているのは
    世界中の貧困と―
  • 13:12 - 13:15
    重労働と不幸を減らそうということに違いないと
    確信しています
  • 13:15 - 13:18
    私たちは地球への負担をより軽くする
  • 13:18 - 13:21
    術を学んでいくだろうと
    確信しています
  • 13:21 - 13:24
    新しいデジタルツールによって起こることが
  • 13:24 - 13:27
    とても大規模で非常に有益で
  • 13:27 - 13:30
    それ以前のすべてのものが
    お笑い草になるほどのものだと
  • 13:30 - 13:32
    確信しています
  • 13:32 - 13:34
    最後に デジタルの進歩を
  • 13:34 - 13:36
    最前列の席で見てきた
  • 13:36 - 13:39
    ご存知ケン・ジェニングスに賛同し
    彼の言葉で締めたいと思います
  • 13:39 - 13:40
    こんな言葉です
  • 13:40 - 13:44
    「私は 個人的に コンピューターによる君主制を歓迎します」(笑)
  • 13:44 - 13:47
    どうもありがとうございました
    (拍手)
Title:
アンドリュー・マカフィー:アンドロイドに仕事を奪われるのか?
Speaker:
Andrew McAfee
Description:

ロボットやアルゴリズムは、車の組み立てや記事を書くこと、また翻訳などの仕事においてどんどん進歩しています。これらはかつて、人間を必要とした仕事です。では、人はこれからどういった仕事を担っていくのでしょうか?アンドリュー・マカフィー氏は最新の雇用データに基づいて、こう言います。「我々はまだ何も見てはいません。しかし、一歩引いて歴史の流れを見てみると、驚くべき、さらに、わくわくするような未来がひろがっています。」(TEDxBoston )

more » « less
Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
14:07
Akiko Hicks approved Japanese subtitles for Are droids taking our jobs?
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for Are droids taking our jobs?
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for Are droids taking our jobs?
Natsuhiko Mizutani accepted Japanese subtitles for Are droids taking our jobs?
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Are droids taking our jobs?
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Are droids taking our jobs?
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Are droids taking our jobs?
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Are droids taking our jobs?
Show all

Japanese subtitles

Revisions