Return to Video

ルシアン・エンゲラン「クラウドソーシングによる健康管理」

  • 0:00 - 0:02
    なぜe-健康推進運動が
  • 0:02 - 0:05
    うまくいかないのかお話しします
  • 0:05 - 0:08
    推進運動が失敗する理由で何が一番重大かというと
  • 0:08 - 0:10
    患者の声を聞かなくなったことです
  • 0:10 - 0:12
    ラートボウト大学で実施した事のひとつは
  • 0:12 - 0:14
    CLO(お話取締役)を置いたことです
  • 0:14 - 0:16
    科学的とは程遠いやり方で
  • 0:16 - 0:19
    コーヒーや紅茶を入れて 親しそうに患者や
  • 0:19 - 0:21
    家族や親せきに「最近どう?
  • 0:21 - 0:23
    私達にできることはありますか?」
  • 0:23 - 0:25
    と尋ねるのです
  • 0:25 - 0:27
    患者の声を聞かなくなったことが
  • 0:27 - 0:29
    全部とは言わなくても
  • 0:29 - 0:31
    e-健康推進運動の
  • 0:31 - 0:33
    殆どが実を結んでいない
  • 0:33 - 0:35
    主要な問題・原因の1つなのです
  • 0:35 - 0:37
    私のWiFi体重計です 単純な機械です
  • 0:37 - 0:39
    入切のスイッチひとつしかありません
  • 0:39 - 0:42
    毎朝ピョンと飛び乗って
  • 0:42 - 0:44
    そうなんです 見れば分かりますが
  • 0:44 - 0:46
    体重管理を頑張っています
  • 0:46 - 0:49
    線が引かれてる 95キロに向けて努力しています
  • 0:49 - 0:52
    でも これのいいところはこんなに簡単なのに
  • 0:52 - 0:54
    ピョンと乗るだけで
  • 0:54 - 0:57
    Googleヘルスにも計量結果を送ってくれることです
  • 0:57 - 1:00
    私を診ている街の総合診療医のところにも送られるから
  • 1:00 - 1:04
    担当医は体重に問題があるか分かります
  • 1:04 - 1:06
    心臓除細動器やそんな感じのものが
  • 1:06 - 1:09
    必要になるその瞬間まで待つのではなく
  • 1:09 - 1:11
    遡って先手先手を打つのです
  • 1:11 - 1:13
    他の利点もあります ご存じかもしれませんが
  • 1:13 - 1:16
    4000人以上がツイッター上でフォローしてくれています
  • 1:16 - 1:18
    だから毎朝 体重を量って
  • 1:18 - 1:20
    家を出ると車に乗り込む前には既に
  • 1:20 - 1:22
    「今日はお昼少なめな方がいいかもね」
  • 1:22 - 1:24
    なんていう つぶやきが来たりしています
  • 1:24 - 1:26
    (笑)
  • 1:26 - 1:28
    周りの人が叱咤激励してくれるという
  • 1:28 - 1:30
    治療として最高にいいことです
  • 1:30 - 1:33
    これはピアプレッシャー法で
  • 1:33 - 1:35
    慢性患者を改善するのに使われます
  • 1:35 - 1:37
    肥満治療にも使われますし
  • 1:37 - 1:39
    喫煙治療にも使われます
  • 1:39 - 1:41
    違う視点では この方法は
  • 1:41 - 1:44
    現状から抜け出して
  • 1:44 - 1:47
    ゲーム感覚で仲間と一緒に努力して
  • 1:47 - 1:50
    より自分の健康を管理できるようにします
  • 1:50 - 1:53
    来週 この方法を使っている製品が発売されます
  • 1:53 - 1:55
    これは小さな血圧計で
  • 1:55 - 1:58
    iPhoneやら他の機器につなげます
  • 1:58 - 2:00
    家庭で
  • 2:00 - 2:02
    血圧を測って
  • 2:02 - 2:04
    担当医に送れるようになります
  • 2:04 - 2:07
    100ドルと少しでより広範に渡る情報の共有が
  • 2:07 - 2:09
    結果的に可能となります
  • 2:09 - 2:12
    ここまで環境が整えば 患者は
  • 2:12 - 2:15
    数値を集計して 自身の健康管理ができ
  • 2:15 - 2:17
    自分という船の船長として舵取りが
  • 2:17 - 2:19
    出来るようになるだけでなく 諸々の
  • 2:19 - 2:21
    医療費が爆発的に急上昇したり
  • 2:21 - 2:24
    医療需要が倍増したりやらの問題に直面している
  • 2:24 - 2:26
    ヘルスケアの問題にも役立ちます
  • 2:26 - 2:28
    使いやすい技術を作って
  • 2:28 - 2:31
    一丸となって患者を包み込む為に技術を使い始めましょう
  • 2:31 - 2:33
    血圧計のような技術でも可能ですが
  • 2:33 - 2:35
    クラウドに取り込むことでも可能です
  • 2:35 - 2:37
    私達が実施したことを
  • 2:37 - 2:40
    まずはこのビデオを見ていただいて紹介したいと思います
  • 2:40 - 2:50
    (音楽)
  • 3:52 - 3:55
    車にはカーナビが付いていて方向を案内してくれます
  • 3:55 - 3:58
    携帯電話にだってナビを付けてもいいでしょう
  • 3:58 - 4:00
    ナビを使えばマーストリヒト市内の
  • 4:00 - 4:02
    ATMの位置を全て特定できます
  • 4:02 - 4:05
    他にも ファーストフード店はもちろん
  • 4:05 - 4:08
    ガソリンスタンドの位置情報もわかります
  • 4:08 - 4:10
    でも このビデオの患者を救える
  • 4:10 - 4:12
    1番近いAED はどこにあるでしょう?
  • 4:12 - 4:15
    尋ねてみたけど誰も知りませんでした
  • 4:15 - 4:18
    誰も知らなかった命を救う AED のありかが
  • 4:18 - 4:20
    これで分かります!
  • 4:20 - 4:22
    そう オランダをクラウドに取り込みました
  • 4:22 - 4:24
    新しくサイトを作って「クラウド(人々)」に
  • 4:24 - 4:26
    「AEDがあったら どこにあったか
  • 4:26 - 4:29
    いつ使えるか 投稿してください」とお願いしました
  • 4:29 - 4:31
    というのも使える時間が分からないと
  • 4:31 - 4:33
    営業時間外で使えないことがあるからです
  • 4:33 - 4:35
    オランダのAEDのありかが既に
  • 4:35 - 4:37
    10000 機分以上送信されています
  • 4:37 - 4:40
    次に情報の利用方法を探りました
  • 4:40 - 4:42
    まずはiPadアプリを作りました
  • 4:42 - 4:45
    拡張現実を表現するLayar上でAEDを
  • 4:45 - 4:47
    探すことができるアプリを作りました
  • 4:47 - 4:50
    マーストリヒト市のように情報が蓄積された都市なら 誰かが倒れても
  • 4:50 - 4:52
    iPhone を使って また
  • 4:52 - 4:55
    あと数週間もすれば マイクロソフトフォン でも
  • 4:55 - 4:57
    倒れた人の命を救うAED探しが
  • 4:57 - 4:59
    できるようになります
  • 4:59 - 5:01
    しかしこれまでのAED4U(街のAED)
  • 5:01 - 5:03
    だけでなく 今日をもって
  • 5:03 - 5:05
    AED4US(世界のAED)を
  • 5:05 - 5:07
    発表し使用開始します
  • 5:07 - 5:09
    世界中で使えるようにします
  • 5:09 - 5:12
    世界中の仲間や協力してくれる大学にお願いして
  • 5:12 - 5:14
    一緒に各々の周囲を
  • 5:14 - 5:17
    探して協力作業するハブとして働き
  • 5:17 - 5:20
    世界中のAEDをクラウドに取り込みます
  • 5:20 - 5:23
    見知らぬ旅行先で誰かが倒れるかもしれません
  • 5:23 - 5:26
    親戚や目の前にいる人が倒れることだってあるでしょう
  • 5:26 - 5:28
    そんな時にAEDを見つけることができます
  • 5:28 - 5:30
    この協力以外にもお願いしたいのは
  • 5:30 - 5:32
    世界中の企業の力で AED配置情報を
  • 5:32 - 5:35
    再確認できるようにしたいのです
  • 5:35 - 5:37
    例えば宅配員だったり有線テレビ整備員
  • 5:37 - 5:39
    だったりが 以前に送信された場所に
  • 5:39 - 5:41
    今もAED があるかどうか
  • 5:41 - 5:43
    確認し情報を更新します
  • 5:43 - 5:45
    どうかご協力ください
  • 5:45 - 5:48
    健康を少しだけ良くするだけでなくコントロールできるようにしましょう
  • 5:48 - 5:50
    ありがとうございました
  • 5:50 - 5:52
    (拍手)
Title:
ルシアン・エンゲラン「クラウドソーシングによる健康管理」
Speaker:
Lucien Engelen
Description:

スマートフォンで最寄りのATM は見つけられますがAEDはどうでしょう? TEDxMaastricht でルシアン・エンゲランが最寄りのAEDをクラウドで探せるようにしたりする、命を救うネットワーク技術の新しいアイデアを紹介します。

more » « less
Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDTalks
Duration:
05:52
Akinori Oyama added a translation

Japanese subtitles

Revisions