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Happy Teachers Will Change the World

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    【プラムビレッジ提供】
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    マインドフルネスとは、気づきを持って、今、この瞬間を生きるということです。
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    日々の生活のあらゆる瞬間を深く生きるということです。
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    マインドフルとは、今、ここに存在し、真に生きること。
    周りのものや自分がしていることと一つになることです。
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    マインドフルネスとは心の在り方です。
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    だれもがマインドフルネスの種を持っています。
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    そして、一生懸命に練習をすれば
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    私たちの中にあるマインドフルネスの種は
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    大きくなっていくのです。
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    マインドフルネスの力が必要なときはいつでも
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    その種に触れさえすればいいのです。
    種はたくさんあるのです。
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    マインドフルネスは力を持っています。
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    何が起こっているか知る力です。
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    私たちの体の中で何が起こっているか。
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    どのような感情を持っているか。
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    心の中で何が起きているか。
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    世界で何が起きているか。
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    プラムビレッジで起きたことをはっきりと覚えています。
  • 1:55 - 2:00
    タイがこう言ったのです。
    「幸せな教師は世界を変えることができる。」
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    それ以来、タイはこれを書に書いています。
    「幸せな教師は世界を変えることができる。」
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    そして、私たちもこの「Wake Up School」で、この試みを
    行ってきたのです。
  • 2:10 - 2:14
    マインドフルネスと
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    以前から行われているプラムビレッジのやり方を
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    教師や教室や学校に届けることを行ってきているのです。
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    私たちの教師であるタイはこれを心から願っています。
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    教師がマインドフルネスを知れば、
  • 2:32 - 2:36
    その方法を生徒たちに伝えることができる。
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    マインドフルネスの実践は教室でも可能なのです。
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    教室はもっと幸せにあふれた場所になるでしょう。
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    日々の教育の中で、私たちは幸福と自由を感じたいのです。
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    この二つはどのような教育においても
    非常に重要だと思います。
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    教師たちがその仕事をしながら
    もっと幸せになれるようにしたいのです。
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    生徒たちを、教室全体を
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    喜びにあふれた場所にしたいのです。
  • 3:13 - 3:17
    学校が第二の家族となるようにしたいのです。
  • 3:17 - 3:24
    そこでは、教師たち、生徒たち、学校全体、そして、保護者達が
  • 3:24 - 3:30
    協力して、学校を作るのです。
    それは、将来のための場所ではなく、
  • 3:30 - 3:34
    キャリアや仕事や地位やお金のための場所ではなく、
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    生きていることと学んでいることを心から楽しみ、
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    探求することを楽しむ場所なのです。
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    私たちは生を受けても、幸福になる方法を
    知っているとは限りません。
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    子どもの頃に持っていた喜びをどうしたら
    忘れずにいることができるのでしょうか。
  • 3:51 - 3:56
    どうしたら、その喜びを育て、
    その喜びを持ち続けることができるのでしょうか。
  • 3:56 - 4:00
    喜びを忘れないことで、
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    あらゆる困難に耐えることができるように。
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    あるとても聡明な教師がこう言いました。
    「よい先生になるには、まず、自分が幸せになるべきだ。
  • 4:08 - 4:12
    教師の在り方が生徒たちに伝わるのですから。」
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    教師は教室の天候のようなものです。
  • 4:15 - 4:21
    マインドフルネス。異なる視点で物事を
    見ること。
  • 4:21 - 4:25
    微笑みを通じて、
  • 4:27 - 4:30
    呼吸やゆっくりと動くことを通じて、
    教師の在り方が生徒に伝わるのです。
  • 4:30 - 4:34
    こんなに簡単だなんて、誰が
    思ったでしょうか。
  • 4:34 - 5:17
    (ベル)
  • 5:18 - 5:20
    この地球に生きていること。
  • 5:20 - 5:24
    この美しい惑星の上で、一歩一歩歩くこと。
  • 5:24 - 5:30
    これは奇跡なのです。
  • 5:30 - 5:35
    マインドフルに歩くとは、
  • 5:35 - 5:43
    気づきを持って、この大地に触れることです。
  • 5:43 - 5:51
    命の奇跡に触れることです。
  • 5:56 - 6:04
    マインドフルネスにより、自分が生きていることに
    気づくことができます。
  • 6:04 - 6:09
    この惑星の上を歩いていることに気づくことが
    できます。
  • 6:09 - 6:15
    一歩一歩が私たちを癒し、
    一歩一歩が私たちを育てるのです。
  • 6:15 - 6:19
    一歩一歩が私たちを過去や未来から
    解き放つのです。
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    そうすることによって、私たちは、今、この瞬間を
    心から楽しむことができるのです。
  • 6:22 - 6:26
    私たちは自分自身を癒すことができるのです。
  • 6:26 - 6:36
    気づきを持って、歩くことによって。
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    私はマインドフルに歩きました。
  • 6:42 - 6:44
    一歩一歩に心を込めました。
  • 6:44 - 6:50
    そのときです。二つのグループが近づいていくのが見えました。
  • 6:50 - 6:55
    そして、それが一つの大きなグループになったのです。
  • 6:55 - 7:01
    そのとき、とてつもない喜びを感じました。
  • 7:08 - 7:13
    タイはいつも私たちに自分の家に戻ってくるように
    と言います。
  • 7:13 - 7:15
    もちろん、精神的なことを言っているのです。
  • 7:15 - 7:20
    自分自身に戻る、今、この瞬間に戻るということは
    実践してきたつもりです。
  • 7:20 - 7:24
    しかし、その瞬間、突然、
  • 7:24 - 7:27
    タイの言葉を理解したのです。
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    家に戻る。その家は、
  • 7:31 - 7:35
    おそらく、一緒に歩いている私たち共同体
    なのです。
  • 7:36 - 7:39
    川のように流れていきます。
  • 7:39 - 7:44
    一つのところにとどまらず、いつも流れているのです。
  • 7:44 - 7:48
    そして、お互いがつながっているのです。
  • 7:48 - 7:51
    家に戻る。この気持ちに戻る。
  • 7:51 - 7:54
    お互いにつながっているこの瞬間に戻る。
  • 7:54 - 7:59
    「素晴らしい。」と私は感じました。
  • 8:08 - 8:24
    (ベル)
  • 8:33 - 8:48
    (ベル)
  • 9:02 - 9:05
    無理なく行うことが実践の自然なあり方です。
  • 9:05 - 9:10
    頑張らなくていいのです。
    実践を無理に行うのではないのです。
  • 9:10 - 9:14
    実践するために苦しまなくていいのです。
  • 9:14 - 9:20
    ただ、呼吸を楽しむのです。一歩一歩を楽しむのです。
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    そして、呼吸が
  • 9:24 - 9:30
    おだやかに、深くなると、
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    体が影響を受け、軽くなります。
  • 9:35 - 9:43
    体が穏やかになります。
    そして、気持ちも穏やかになるのです。
  • 9:43 - 9:52
    日々の生活の中でよく起こることですが、
    体と心が別のところにあることがあります。
  • 9:52 - 9:58
    そのような場合、私たちは本当の意味では、
    生きているとは言えないのです。
  • 9:58 - 10:03
    この実践によれば、ただマインドフルに呼吸をすれば
    いいのです。
  • 10:03 - 10:09
    息を吸い、その3秒で自分の体に戻ってくるのです。
  • 10:09 - 10:15
    心が体と一緒なら、あなたは「今、ここ」に
    しっかりと根づいていることになります。
  • 10:16 - 10:19
    そして、命の奇跡に触れることができるのです。
  • 10:19 - 10:25
    自分の中や周囲に深く触れることで
    心は満たされ、癒されるのです。
  • 10:25 - 10:27
    私はマインドフルネスの実践を行っています。
  • 10:27 - 10:33
    それによって、教室の私は以前より
    自分自身のことがはっきりとわかるようになりました。
  • 10:33 - 10:35
    ストレスを感じても
  • 10:35 - 10:38
    生徒と共にいることができるのです。
  • 10:38 - 10:40
    また、そうできないときに、そのことを
    自覚できるようになりました。
  • 10:40 - 10:45
    もっと生き生きと、今、ここを生きるために
    どうしたらいいかと考えるようになりました。
  • 10:47 - 10:53
    幸せな教師とは、自分に戻り、
  • 10:53 - 10:58
    今、ここを生きることができる教師です。
  • 10:58 - 11:01
    自分を大切にする方法を知っている教師です。
  • 11:01 - 11:03
    バランスを保つことができる教師です。
  • 11:03 - 11:07
    そうすれば、難しいことが起こっても
    対処することができるのです。
  • 11:07 - 11:11
    教えることで最大の問題は、
  • 11:11 - 11:16
    教師は与えるだけで、返ってくるものが
    少ないということです。
  • 11:16 - 11:20
    ストレスを感じ、燃え尽きてしまう教師もいます。
  • 11:20 - 11:22
    教師はとても忙しい。
  • 11:22 - 11:25
    これをしなければ、あれをしなければ、コンピューターを直さなければ・・・というように。
  • 11:25 - 11:28
    しかし、それで生徒たちは何を得るのでしょうか。
  • 11:28 - 11:30
    私たちは実際に若者たちの何を育てて
    いるのでしょうか。
  • 11:30 - 11:32
    これは難しい問題です。
  • 11:32 - 11:38
    一日中、子どもたちが入れ替わり、立ち代わり、やってきます。
    そして、45分、90分と授業を受けます。
  • 11:38 - 11:42
    目まぐるしく、とても疲れます。
  • 11:42 - 11:45
    ですから、この簡単な実践を始めたのです。
  • 11:45 - 11:47
    ここで最初にブラザーが行ったように。
  • 11:47 - 11:52
    子どもたちを丸く、座らせました。
    そして、ベルを鳴らします。
  • 11:52 - 11:56
    小さなベルと取り出して、子どもたちに言いました。
  • 11:56 - 11:59
    体はここにあります。でも、心はどこにあるのでしょう?
  • 11:59 - 12:03
    私たちの心はまだ昼食の席にいるかもしれません。
    まだ、数学の授業に出ているかもしれません。
  • 12:03 - 12:09
    一方の手は私たちの心。もう一方の手は
    私たちの体です。
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    ベルを鳴らして、呼吸に意識を向けましょう。
  • 12:12 - 12:15
    私たちの心と体は一つです。
  • 12:18 - 12:26
    (ベル)
  • 12:26 - 12:29
    私は聞いている。
  • 12:31 - 12:33
    あなたは深く聞いている。
  • 12:33 - 12:36
    ベルの音が体に沁み込んでいく。
  • 12:36 - 12:42
    体の1つ1つの細胞に。
  • 12:42 - 12:45
    (ベル)
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    息を吐くとき、こう言います。
  • 12:47 - 12:51
    この素晴らしい音が私を本当の家に
    連れて帰ってくれる。
  • 12:56 - 12:58
    しっかりとそこに存在すること。
  • 12:58 - 13:03
    体はそこにいても、心はそこにいないかもしれません。
  • 13:03 - 13:05
    マインドフルに、気づきを持って生きるとき
    心と体が一つになるのです。
  • 13:05 - 13:08
    そして、もっと・・・
  • 13:08 - 13:10
    あなたがそこにいれば、
    他に誰がそこにいるかわかるはずです。
  • 13:11 - 13:14
    あなたがそこにいれば、
    本当に他者と出会うことができるのです。
  • 13:14 - 13:18
    他者とつながることを通じて、
    本当の学びが起こるのです。
  • 13:18 - 13:22
    二人の人間が本当につながることができれば
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    ちゃんとそこに存在することで
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    それは命を得る瞬間です。
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    タイが言うように
  • 13:30 - 13:34
    「あなたが与えられる最良の贈り物は
    あなたの存在なのです。」
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    ですから、教師たちと始めなければいけません。
  • 13:36 - 13:41
    穏やかで、今、ここを生き、
  • 13:41 - 13:44
    子どもたちのために本当にそこにいることのできる
    教師が必要なのです。
  • 13:44 - 13:46
    ですから、マインドフルは鍵なのです。
    自分から始まるのです。
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    自分自身に戻ることから始めます。
  • 13:50 - 13:53
    自分自身のためにそこに存在することから始めるのです。
  • 13:53 - 13:59
    すると、教えることと学ぶことは
  • 14:00 - 14:07
    本当に得るものの多い、人と人がつながる
    経験となるのです。
  • 14:07 - 14:10
    それは本当に素晴らしい経験です。
  • 14:10 - 14:14
    何かを学びつつ、人間についても学ぶわけです。
  • 14:14 - 14:17
    二つ、同時に。
  • 14:20 - 14:26
    (ベル)
  • 14:26 - 14:31
    みなさん、食べることも深い瞑想となるのです。
  • 14:31 - 14:38
    朝食や昼食のとき
    考えることをやめてみましょう。
  • 14:40 - 14:44
    パンを持ち、
  • 14:44 - 14:49
    1,2秒過ごすのです。
  • 14:49 - 14:52
    すると、一枚のパンに気づきます。
  • 14:52 - 14:56
    これがマインドフルネスです。
  • 14:56 - 15:00
    マインドフルネスには心の集中が必要です。
  • 15:00 - 15:04
    マインドフルネスを実践し、集中することによって
  • 15:04 - 15:12
    このパンは全宇宙を含んでいることに気づくことができます。
  • 15:12 - 15:18
    雨、雲、大地。
  • 15:18 - 15:25
    時間、空間、農民、そして、すべてのもの。
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    パンをひとかけら、口に含むと、
  • 15:29 - 15:32
    あなたは全宇宙に触れることになるのです。
  • 15:32 - 15:40
    朝食や昼食を取るとき、一つ一つをそのように
    味わうことができるのです。
  • 15:40 - 15:46
    そして、時々、食べるのをやめ、
    一緒に実践している周りの人々に意識を向けます。
  • 15:46 - 15:49
    そこにいて、ダーマを実践している兄弟姉妹たちに。
  • 15:49 - 15:56
    そして、人類愛の精神と
  • 15:56 - 16:02
    その力を、また、喜びと平和を形成する
    ことができるのです。
  • 16:08 - 16:14
    (ベル)
  • 16:16 - 16:21
    ダーマについて話し合うとき
  • 16:21 - 16:25
    私たちは輪になって座り、分かち合います。
  • 16:25 - 16:31
    初めて会う25人くらいの人々です。
  • 16:31 - 16:35
    この経験から参加者は多くのことを得ます。
  • 16:35 - 16:38
    そうなるように話し合う場を設定するのです。
  • 16:38 - 16:43
    一人一人が自分の思いを分かち合い、聞き合う機会を持っています。
  • 16:43 - 16:49
    集中すること、聞くことが持っている力はとても
    奥深いものがあります。
  • 16:49 - 16:54
    対話はしません。話をさえぎられることはありません。
  • 16:56 - 17:01
    アドバイスを得ることはありません。
    ただ、人々の経験を分かち合うのです。
  • 17:01 - 17:04
    他の人の経験が自分の経験と
    つながることがあるかもしれません。
  • 17:04 - 17:08
    他者の経験を分かち合うのです。
  • 17:08 - 17:12
    心を開き、分かち合います。
    何が起こっているのか。
  • 17:12 - 17:18
    どのような経験なのか。
    困難に感じるのは何か。
  • 17:18 - 17:22
    何がうまくいったのか。
  • 17:22 - 17:28
    何が助けとなったのか。
  • 17:28 - 17:32
    私たちはお互いのためになるような経験を
    分かち合うのです。
  • 17:32 - 17:36
    そして、
  • 17:37 - 17:44
    自分の人生に戻り、そこに何か困難があれば、
  • 17:44 - 17:47
    癒しを得ることができるのです。
    参加者は人間への愛を経験するのです。
  • 17:47 - 17:52
    輪になって。
  • 17:52 - 17:57
    それは、奇跡のようです。
  • 17:57 - 18:02
    私はダーマの話し合いに参加するといつも
    泣いてしまうのです。
  • 18:02 - 18:04
    とても素敵な互いを思いやる愛に満ちてますから。
  • 18:04 - 18:07
    男性ももちろんいますが、
  • 18:07 - 18:10
    そこには女性同士の深い絆が生まれるのです。
  • 18:10 - 18:12
    その共同体に自分がいるという感覚です。
  • 18:12 - 18:15
    そういったことが、このリトリートでは起こるのです。
  • 18:15 - 18:20
    それは、とても力強く、勇気が湧きます。
  • 18:20 - 18:24
    力強い支えを感じます。
  • 18:24 - 18:26
    安心できるのです。
  • 18:26 - 18:30
    この中で守られているという感じです。
  • 18:30 - 18:32
    神聖な感覚です。
  • 18:32 - 18:38
    深い愛です。
  • 18:41 - 19:13
    (子どもたちの歌声)
  • 19:13 - 19:29
    (ベル)
  • 19:29 - 19:32
    4,5日すると
  • 19:32 - 19:36
    共同体が生み出した
  • 19:36 - 19:40
    平和、静寂、マインドフルネス、安寧のエネルギーに
    満たされます。
  • 19:40 - 19:45
    何のプロジェクトもないし、会議もありません。
  • 19:45 - 19:50
    考えることをやめ、
    呼吸に集中するのです。
  • 19:50 - 19:54
    自分の体や感情に意識を向けるのです。
  • 19:54 - 19:58
    そして4,5日にすると
  • 19:58 - 20:02
    参加者たちは心が満たされます。
  • 20:02 - 20:09
    私たちはそのことに心を配っています。
  • 20:10 - 20:13
    それがこの「Wake Up School」の重要な
    核なのです。
  • 20:13 - 20:18
    教師たちのケアをすることが。
  • 20:26 - 21:35
    (太鼓の響き)
  • 21:35 - 21:40
    誰しも、癖を持っています。
  • 21:40 - 21:46
    私たちは走ることに慣れています。
  • 21:46 - 21:50
    たいてい、人は自分自身に戻ることを
    好みません。
  • 21:50 - 21:54
    自分の中にある苦しみに触れたくないのです。
  • 21:54 - 21:59
    心の中にある苦しみに圧倒されたくないのです。
  • 21:59 - 22:03
    ですから、大抵は、
  • 22:03 - 22:09
    自分自身の苦しみから目をそらすのです。
  • 22:09 - 22:11
    心の中の苦しみを隠すのです。
  • 22:11 - 22:21
    孤独、怖れ、怒り、絶望。
  • 22:21 - 22:25
    教師にとって、
  • 22:25 - 22:29
    まず、最初にやるべきことは
  • 22:29 - 22:35
    自分自身に戻ることです。
  • 22:38 - 22:44
    苦しみから脱する方法は自分の中にあるのです。
  • 22:45 - 22:49
    自分自身に戻るのです。
  • 22:49 - 22:54
    そして、自分自身の世話をするのです。
  • 22:54 - 22:57
    喜びの感情がどうしたら生まれるか学びましょう。
  • 22:58 - 23:02
    幸せだという気持ちがどうしたら生まれるか学びましょう。
  • 23:02 - 23:05
    どうやって、扱うか学びましょう。
  • 23:05 - 23:08
    自分の中の痛みを。
  • 23:08 - 23:11
    痛みを伴う感情を。
  • 23:11 - 23:12
    苦しみに耳を傾けることで、
  • 23:13 - 23:19
    理解と慈悲の心が生まれます。
    すると、苦しみが減るのです。
  • 23:20 - 23:22
    これが最初の一歩です。
  • 23:22 - 23:26
    教師たちはまず、この第一歩を踏み出さなければ
    なりません。
  • 23:27 - 23:30
    5年前、父が亡くなりました。
  • 23:30 - 23:33
    そのとき、私は・・・
  • 23:35 - 23:38
    それは動脈瘤で、あまりに突然だったのです。
  • 23:38 - 23:42
    ですから、
  • 23:43 - 23:46
    私は自分の奥に引きこもってしまいました。
  • 23:46 - 23:49
    そのときのことを覚えています。
  • 23:51 - 23:54
    よくわからないのですが、
  • 23:54 - 23:57
    まわりの人たちは私を元気づけようとしました。
  • 23:57 - 24:00
    妻は一生懸命、私に父の死について
    語らせようとしました。
  • 24:00 - 24:03
    私はできませんでした。自分の感情を
    コントロールできると思っていたのです。
  • 24:03 - 24:07
    理性では、この経験を受け入れることが
    できると思っていたのです。
  • 24:07 - 24:13
    でも、それ以来、私は平静さを失いました。
  • 24:13 - 24:18
    怒鳴り、声を上げ、そういったことが
    起きたのです。
  • 24:18 - 24:22
    ここにきて、リトリートの最初に
  • 24:22 - 24:24
    タイがこう言いました。
  • 24:24 - 24:27
    「マインドフルの実践の中で時に、
    自分の苦しみに触れることがあります。」
  • 24:27 - 24:30
    私はそうはしませんでした。
  • 24:30 - 24:33
    でも、耳を傾けると、
  • 24:33 - 24:40
    あるシスターが「内なる子どものマインドフルネス」という実践を
    行いました。
  • 24:40 - 24:44
    私たちは自分たちの中の内なる子どもに目を向けました。
  • 24:44 - 24:47
    その子どものもろさをケアしました。
  • 24:47 - 24:50
    すると、今度は、私たちの内なる母親に実践が進みました。
  • 24:50 - 24:57
    私は自分の母親を心から愛しています。
    父の死は母にとってもつらいものでした。
  • 24:57 - 25:02
    けれど、集中しようとしましたが、
    気がつくと
  • 25:02 - 25:06
    父の方に行こうとしていたのです。
    私の中の父の方へ。
  • 25:06 - 25:10
    そして、
  • 25:10 - 25:14
    妻も苦しめていました。
    子どもたちも苦しめていました。
  • 25:14 - 25:18
    そして、生徒たちも。
    自分の中の怒りに気づかずに。
  • 25:18 - 25:22
    その時、感じたのです。
  • 25:22 - 25:25
    自分の苦しみに触れたのだと。
  • 25:57 - 26:02
    私の周りのすべての人たちのおかげです。
    たくさんのことを教えてもらいました。
  • 26:02 - 26:08
    そして、それは私にとってとても素晴らしい
    ことだったのです。
  • 26:08 - 26:10
    とても感謝しています。
  • 26:11 - 26:15
    私たちは苦しみが持つ良い点を話すことができます。
  • 26:15 - 26:19
    苦しみを受け入れれば、
  • 26:19 - 26:24
    やさしく、抱きしめ、深くその苦しみを見つめれば
  • 26:24 - 26:27
    慈悲の心と
  • 26:27 - 26:30
    理解する心が生まれます。
  • 26:30 - 26:35
    それらは本当の幸せの礎となるものです。
  • 26:35 - 26:41
    蓮の花が成長するには泥が必要なのと同じことです。
  • 26:41 - 26:48
    蓮の花は大理石の上で大きくなるわけではありません。
  • 26:48 - 26:51
    泥がなければ、蓮の花は大きくならないのです。
  • 26:51 - 26:55
    幸せと苦しみの関係も同じです。
  • 26:55 - 26:58
    良い実践家は
  • 26:58 - 27:03
    苦しみにどう対処すれば、幸せを生み出せるか知っています。
  • 27:03 - 27:05
    リトリートには教師たちが参加します。
  • 27:05 - 27:09
    かれらはここにきて、カリキュラムや技術を学びたいと考えます。
  • 27:09 - 27:15
    しかし、私たちが教えるのはどうやって自分自身を
    変容させるかということです。
  • 27:15 - 27:18
    そして、自分の人生に幸せをもたらす方法を
    教えるのです。
  • 27:18 - 27:22
    それはどんなカリキュラムや技術よりも
    力強いのです。
  • 27:22 - 27:26
    若者たちにマインドフルネスを教えることも重要ですが、
  • 27:26 - 27:29
    教師自身がマインドフルであることのほうがもっと
    重要なのです。
  • 27:29 - 27:33
    子どもたちは教師自身が体現しているものから、教師自身の
    姿勢から学ぶのですから。
  • 27:33 - 27:36
    教師の教えよりも教師自身の生き方から
    子どもたちは多くを学ぶのです。
  • 27:36 - 27:41
    どんな教育にとっても基本的なことです。
  • 27:41 - 27:46
    生徒に教える前に、教師が身につけなくてはならないのです。
  • 28:12 - 28:23
    (歌)
  • 28:51 - 28:54
    リトリートには初参加ですが、
  • 28:54 - 29:00
    目と心が開かれる思いでした。
  • 29:00 - 29:03
    自分は懐疑的な人間だったので。
  • 29:03 - 29:09
    座って勉強するというのとは違うのですが、
    とてもすばらしいことを学べました。
  • 29:09 - 29:13
    若い人がマインドフルネスを学ぶことは
  • 29:13 - 29:16
    大人が学ぶことと同じようにすばらしいことです。
  • 29:16 - 29:20
    ここにその証拠があります。当然のことですが、
  • 29:20 - 29:23
    若い人の心は基本的に大人の心と同じなのです。
  • 29:23 - 29:26
    マインドフルネスは
  • 29:26 - 29:31
    心の健康、ストレス、心配、鬱に良い影響を与えます。
  • 29:31 - 29:36
    それによって、子どもたちは効果的に学習を進められます。
    それは学校にとってとても大事なことです。
  • 29:36 - 29:40
    残念ながら、学校は心の健康にあまり関心を
    持っていません。
  • 29:40 - 29:42
    しかし、いつも
  • 29:43 - 29:48
    良い結果、良い学び、集中力の向上などには
    関心を持っています。
  • 29:48 - 29:52
    マインドフルネスはその点で学校に貢献すると思います。
  • 29:52 - 29:57
    また、子どもたちがお互いに良い関係を築けるように
    手助けできると思います。
  • 29:57 - 30:01
    衝動性を抑制し、よりよい行動を促すことでしょう。
  • 30:01 - 30:04
    また、もっと効果的に自分の感情をコントロールする
    ことができるようになるでしょう。
  • 30:04 - 30:07
    自分自身が変容してきているのを感じています。
  • 30:07 - 30:12
    毎日、歩く瞑想をすることによって。
  • 30:12 - 30:15
    また、座る瞑想や指導者と一緒に行う瞑想を通じて。
  • 30:15 - 30:21
    それらは、自分の体と心を開く力を増し、
  • 30:21 - 30:27
    表に現れる前に、自分の反応に気づく力を増すのです。
  • 30:27 - 30:34
    この変化は単に主観的なものではありません。
    実際、脳のスキャンでも確認できるのです。
  • 30:34 - 30:37
    実際に目に見えるということは、
    本当に影響力があると思います。
  • 30:37 - 30:41
    これは科学的なのかと疑念を抱いている人たちに対して。
  • 30:41 - 30:43
    または、これは単に願望ではないかと考える人に対して。
  • 30:43 - 30:47
    実際に脳内の生理学上の変化が目に見えるのです。
  • 30:47 - 30:53
    (ベル)
  • 30:55 - 31:07
    (ギターの音)
  • 31:07 - 31:09
    すばらしいです。
  • 31:09 - 31:10
    すばらしい。
  • 31:12 - 31:15
    息を吸い、息を吐く。
  • 31:15 - 31:21
    本当にたくさんの人たちーごく普通の人たち、
    教師、行政職の人たちが
  • 31:21 - 31:25
    マインドフルネスのメッセージから学んでいる。
  • 31:25 - 31:30
    この人たちがホールに座り、瞑想をし
  • 31:30 - 31:32
    タイの言葉に耳を傾ける。
  • 31:32 - 31:36
    ダーマの話し合いでの深い対話。
  • 31:36 - 31:41
    正直に、生き生きと、お互いに心を開く様子。
  • 31:41 - 31:45
    マインドフルネスを推奨する理由がここにあるのです。
  • 31:45 - 31:52
    マインドフルネスは、今ここに存在し、人々が今ここに
    生きていることを実感する手助けをする。
  • 31:52 - 31:56
    陽気に笑っているという意味での幸せとは少し違う
    かもしれません。
  • 31:56 - 32:00
    たくさんの涙が流れます。心を開示する場面がたくさんあります。
  • 32:00 - 32:04
    しかし、何かに触れることで
  • 32:04 - 32:07
    一人一人の人間性、また、自分の人間性に触れることで
  • 32:07 - 32:09
    より大きな命の一部であることを感じるのです。
  • 32:09 - 32:11
    これはたいへん貴重な経験です。
  • 32:11 - 32:20
    苦しみは幸せは一つなのだと経験すること。
  • 32:20 - 32:25
    ですから、マインドフルネスは成功するための技術では
    ありません。
  • 32:25 - 32:29
    しかし、解放された人間になるための技術だと
    言うことはできるでしょう。
  • 32:29 - 32:33
    長い時間、マインドフルネスに生きることに習熟すれば
    それは生き方そのものとなるでしょう。
  • 32:33 - 32:40
    それはストレスを減らすためだけのものではなく、
    また、成功するためだけのものではありません。
  • 32:40 - 32:45
    しかし、あなたの苦しみの一番深い部分に触れると、
  • 32:45 - 32:48
    そこから自由になる方法が見つかるのです。
  • 32:48 - 32:52
    心の中のしこりを解きほぐすこと。
  • 32:52 - 33:02
    これが何よりも大切なことなのではないかと思います。
  • 33:09 - 33:13
    私は自由になれたし、そのことを分かち合いたいと思います。
  • 33:13 - 33:19
    ここにきて、新しい学期が楽しみになりました。
  • 33:19 - 33:23
    ここで学んだことを生徒に押し付けるつもりはありません。
  • 33:23 - 33:26
    でも、生徒たちの前で幸せな教師でありたいのです。
  • 33:26 - 33:29
    平和と喜びに満たされた教師が教室にいること。
  • 33:29 - 33:36
    これからのことと、教師として自分にできることに対して
    大いなる希望を抱いています。
  • 33:36 - 33:52
    自分がこのマインドフルの一員となること。
  • 33:52 - 33:55
    それによって、世界を変えられるのです。
  • 33:55 - 33:58
    私たちは話し合ってきました。
  • 33:58 - 34:02
    幸せな教師は世界を変えられるというテーマについて。
  • 34:02 - 34:05
    世界を変えるのは幸せな子どもたちです。
  • 34:05 - 34:11
    私たちの役割はあらゆるところでこのマインドフルネスを
    広めることなのです。
  • 34:12 - 34:17
    時間のかかるプロジェクトですが、
  • 34:17 - 34:22
    このように生き、マインドフルネスを実践すれば、
  • 34:22 - 34:26
    世界に大きな影響を与えることでしょう。
  • 34:26 - 34:29
    ですから、「幸せな教師は世界を変えるだろう」と言えるわけです。
  • 34:29 - 35:09
    (歌)
  • 35:09 - 35:14
    幸せな教師は、マインドフルに生きる。
  • 35:14 - 35:19
    マインドフルネスはさざ波のように広がっていく。
  • 35:19 - 37:55
    (ギター)
  • 37:55 - 38:18
    (お問い合わせは、info@wakeupschools.orgに)
Title:
Happy Teachers Will Change the World
Video Language:
English, British
Duration:
38:19

Japanese subtitles

Revisions