大気汚染で脳はこうなる
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0:01 - 0:04私たちがどうしても必要とし
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0:04 - 0:07止めることができないものがあります
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0:07 - 0:08それは 呼吸です
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0:09 - 0:10やってみましょうか?
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0:10 - 0:13皆さんで一緒に呼吸を
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0:13 - 0:1610秒間だけ止めてみましょう
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0:16 - 0:17いいですか?
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0:17 - 0:19やってみましょう
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0:19 - 0:21準備はいいですか? 始め!
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0:39 - 0:42ふぅ 結構大変でしたね
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0:42 - 0:46これから言う数字は
信じられないもので -
0:46 - 0:49息がまたできなくなるほど
驚かれるかもしれません -
0:49 - 0:51「7」
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0:51 - 0:52「7何」でしょうか?
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0:52 - 0:56年間「7百万」人が
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0:56 - 1:01吸い込む空気の 質の悪化によって
若すぎる死を迎えています -
1:02 - 1:07私の大好きなマドリッドの
全人口より多い人々が -
1:07 - 1:101年間に亡くなっていると
想像してみて下さい -
1:10 - 1:12皆さんは
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1:12 - 1:14「この情報は公開されているのか?
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1:14 - 1:18公表して 広められているのか?」と
思われるかもしれません -
1:18 - 1:19答えは イエスです
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1:19 - 1:25現在7万件以上の科学論文において
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1:25 - 1:30大気汚染と健康の関係が
検証されており -
1:31 - 1:34世界のメディアが たびたび
この問題を報道しています -
1:35 - 1:38実際 比較的短期間のうちに
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1:39 - 1:40分かってきたのですが
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1:40 - 1:45大気汚染は主要臓器のほとんどに
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1:45 - 1:49悪影響を与えるのです
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1:49 - 1:51肺の場合から見てみましょう
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1:51 - 1:55大気汚染について考えるときは
いつも肺について考えます -
1:55 - 1:59私たちは呼吸をするたびに
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1:59 - 2:02有害汚染物質を吸い込んでいます
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2:02 - 2:07ピンクの素晴らしい肺は可哀想なことに
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2:07 - 2:09そんな有害汚染物質の
影響を被っているのです -
2:10 - 2:12この10年来
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2:12 - 2:17大気汚染と健康に関する
多くの知識が集まりました -
2:17 - 2:20大気汚染とは何かについて
まず お話しします -
2:21 - 2:25大気汚染は とても複雑な混合物で
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2:25 - 2:29固体微粒子や
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2:29 - 2:31液滴
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2:31 - 2:33気体の形をとった
化学物質でできています -
2:33 - 2:35考えてほしいのは この混合物は
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2:35 - 2:37燃焼により生じることです
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2:38 - 2:43家庭用の燃料 また工業用、交通機関用
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2:43 - 2:47屋内や屋外に 他にも
多くの発生源があります -
2:47 - 2:51もちろん 汚染源が違えば
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2:51 - 2:55できる混合汚染物質も違います
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2:56 - 2:59要するに これら全ての毒素が
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2:59 - 3:01様々に混合してしまうわけです
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3:01 - 3:06粒子状物質 つまりPMを
例に取ってみましょう -
3:06 - 3:09PMは 様々な物質の
混合物である場合があり -
3:09 - 3:10カクテルのようなものなのですが
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3:10 - 3:13土壌ダスト、道路のほこり
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3:13 - 3:15海塩
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3:15 - 3:17有毒金属
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3:17 - 3:19ディーゼル排気によるスモッグ
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3:19 - 3:21硝酸塩、硫酸塩
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3:21 - 3:26これら全ての毒物で作られた
美味しいカクテルが -
3:26 - 3:29肺に送られていくのです
それも毎日です -
3:29 - 3:32私たちが常に
大気汚染にさらされているのは -
3:32 - 3:34呼吸を止めることができないからです
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3:34 - 3:38できたとしても10秒ぐらいでしょう
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3:38 - 3:40呼吸を止められないこと
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3:40 - 3:41それに加え
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3:41 - 3:48毎日約1万リットルの空気が
私たちには必要です -
3:49 - 3:52さて 先ほど毎年7百万人が
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3:52 - 3:54大気汚染が原因で亡くなると
お話ししました -
3:54 - 3:57パニックになっていますか?
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3:57 - 3:59それとも 平静に受け止めている?
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3:59 - 4:04国は非常事態宣言を出そうとしていますか?
それとも世界規模の危機として? -
4:04 - 4:09そういう動きはありませんが
私は日々 ひとりで考えています -
4:09 - 4:11「何が起きているのか?」と
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4:11 - 4:17ここで もっと早急な対応を
私たちに迫る臓器があります -
4:18 - 4:21大気汚染は肺だけでなく
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4:21 - 4:24脳にも悪影響を与えているのです
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4:24 - 4:25これが脳です
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4:26 - 4:27美しいですね
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4:27 - 4:29誰もが持っていて
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4:29 - 4:30誰もが必要としていて
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4:31 - 4:34誰もが使っているはずですよね
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4:34 - 4:35(笑)
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4:35 - 4:37人によって使う頻度は
違うかもしれませんが -
4:37 - 4:40この10年間の歴史において
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4:40 - 4:45大気汚染と脳の健康の
関連に関する研究が -
4:45 - 4:48飛躍的に増加しました
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4:48 - 4:52脳はもう 煙にやられて
ダメになりつつあるかもしれませんね -
4:52 - 4:55ともあれ 証拠に基づきながら
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4:55 - 4:59大気汚染に影響された脳について
これまでに分かったことをお話しします -
4:59 - 5:03第1に 膨大な証拠が
そろいつつある領域として -
5:03 - 5:08中枢神経系に及ぼす大気汚染物質の
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5:08 - 5:11潜在的な悪影響についてがあります
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5:11 - 5:13有害な粒子の話に戻りますが
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5:13 - 5:14覚えていらっしゃいますよね
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5:14 - 5:16肺に有毒な粒子を蓄積しながら
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5:16 - 5:17生活を楽しむうちに
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5:17 - 5:19あらゆる臓器が汚染されています
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5:19 - 5:21極小粒子は
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5:21 - 5:24血流に入り込み
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5:24 - 5:29心臓がその血液を 全身に送り出すので
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5:30 - 5:32全ての臓器が危険にさらされ
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5:32 - 5:34脳も例外ではありません
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5:35 - 5:38大気汚染に国境はないとは
よく言ったもので -
5:38 - 5:41体内でも同じことが言えます
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5:41 - 5:45大気汚染物質は胎盤関門を通って
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5:45 - 5:52胎児に達し 大脳皮質を
変化させるのです -
5:52 - 5:57産声を上げるよりも前にですよ
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5:57 - 6:01第2に このような研究結果もあります
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6:01 - 6:08胎児期と幼児期に
長期的に大気汚染にさらされた場合 -
6:09 - 6:15神経発達に悪影響が及び
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6:15 - 6:19認知能力テストの成績が悪くなり
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6:19 - 6:26行動障害にも悪影響を及ぼします
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6:26 - 6:32例えば 自閉症や
注意欠陥多動性障害などです -
6:33 - 6:35さらにいくつか見つかった
証拠によると -
6:35 - 6:40青少年の脳が
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6:40 - 6:43長期間PMにさらされると
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6:43 - 6:48それが脳炎などの反応の原因となり
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6:48 - 6:51神経反応を変化させ
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6:51 - 6:57より多くのタンパク質の
もつれからなるプラークを -
6:57 - 7:00蓄積することの影響も現れ
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7:00 - 7:06アルツハイマー病やパーキンソン病などの
病気になるリスクを高めます -
7:06 - 7:08皮肉ですよね
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7:08 - 7:12子どもの将来のために
私たちはお金を使い -
7:13 - 7:17視野を広げるために
毎日 学校にも行かせています -
7:17 - 7:20社会としても
教育にお金を使っているのに -
7:20 - 7:25スクールバスを待つ間に
吸う空気が -
7:25 - 7:30子どもの脳の発育に
悪影響を与えているのです -
7:31 - 7:35第3に 大人はどうでしょう?
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7:35 - 7:38最新の科学的証拠によると
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7:39 - 7:46PMに長期的にさらされると
加齢とともに -
7:46 - 7:50研究参加者の認知能力の
低下が引き起こされます -
7:50 - 7:51それだけではなく
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7:51 - 7:56長期的に極小のPMにさらされると
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7:56 - 8:00脳の老化は加速し
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8:00 - 8:03より高確率で
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8:03 - 8:07小さな潜在性脳卒中を
起こすようになるのです -
8:08 - 8:10最後にお話しする証拠として―
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8:10 - 8:13本当はまだまだあるのですが―
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8:13 - 8:16動物を対象とした疫学研究によると
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8:16 - 8:20大気汚染物質に持続的にさらされると
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8:20 - 8:26認知症になるリスクが高まるそうです
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8:26 - 8:30さて ほとんどの人は
大気汚染にさらされています -
8:31 - 8:35田舎にいても
都会にいても -
8:35 - 8:39高所得国にいても
低所得国にいても -
8:39 - 8:42皆さんも含めて全ての人の脳が
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8:42 - 8:45危険にさらされているのです
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8:45 - 8:46私は医者として
-
8:46 - 8:53専門家としての人生のうち
ここ20年以上に渡り -
8:53 - 8:57世界保健機関(WHO)で
公衆衛生の問題とリスクに関する― -
8:57 - 9:00人々の認識を高めることに
専念してきましたが -
9:01 - 9:05知識や解決策は 存在するのです
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9:05 - 9:09他よりも汚染が酷い地域も
もちろんあります -
9:09 - 9:12しかし これは地球規模の問題です
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9:12 - 9:19どんな個人や都市も
どんな集団や国家、地域であっても -
9:19 - 9:22単独では解決できません
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9:23 - 9:27皆の とても強い関心や行動が
必要なのです -
9:27 - 9:29市民社会として
-
9:29 - 9:31民間企業として
-
9:31 - 9:32そして 個人としてでさえも
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9:32 - 9:34私たちには皆 役割があります
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9:34 - 9:38私たちは消費の仕方や
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9:38 - 9:40通勤通学方法や
-
9:40 - 9:43エネルギーの使い方を変える
必要があります -
9:43 - 9:48幸いにも 実行可能な
解決策はあるのです -
9:48 - 9:52問題は 行動に移すのを
1日先延ばしにすると -
9:52 - 9:55何千もの命が失われる
可能性があることです -
9:55 - 9:58もし1年先延ばしにしたら
-
9:58 - 10:02また7百万の命が消えていくのです
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10:03 - 10:07ですから どの政治家も
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10:07 - 10:12政策を先延ばしにしたツケが
健康面に回ってくることに -
10:12 - 10:14気付く必要があります
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10:14 - 10:16実際
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10:16 - 10:18目に見えない殺人鬼のリスクに
直面するのは -
10:18 - 10:23これが歴史上
初めてではありません -
10:23 - 10:27これは1952年のロンドンです
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10:27 - 10:3250~60年代のロンドンで行ったように
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10:33 - 10:36政府や都市は
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10:36 - 10:42大気汚染による酷い影響を阻止するため
緊急対策を講じる必要があります -
10:43 - 10:49政治家は強硬措置を
先送りにしてはいけません -
10:49 - 10:56例えば 都市の交通量の削減
公共交通機関への投資 -
10:56 - 11:01都市での自転車活用を
推進するための取り組み -
11:01 - 11:03再生可能エネルギーへの投資
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11:03 - 11:09料理、冷暖房、交通機関での
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11:09 - 11:12クリーンエネルギーの推進などは
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11:12 - 11:15とても有効な解決策です
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11:15 - 11:19それによって排出を削減し
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11:19 - 11:24私たち自身を守るための
WHOの基準に従って -
11:24 - 11:28大気質を向上させることができます
-
11:28 - 11:34私たちは政治家に
非常に強力な政治的関与と -
11:34 - 11:37政治的意思の形成を
求めてもいますが -
11:37 - 11:41今は両方必要です
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11:41 - 11:44行動を怠り 先延ばしにした政治家は
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11:44 - 11:49法廷での弁明を求められています
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11:49 - 11:51これからは
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11:51 - 11:56政治家は「知らなかった」とは
言えないでしょう -
11:56 - 11:58ここで問題となっているのは
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11:58 - 11:59どのくらいの命や
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12:00 - 12:02生活の質や
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12:02 - 12:05知力の喪失を
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12:05 - 12:08私たちが受け入れる
覚悟があるのかです -
12:08 - 12:10どの覚悟もないなら
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12:10 - 12:12お願いしたいのです
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12:12 - 12:17脳がまだ機能しているうちに
まだ知性があるうちに -
12:17 - 12:22どうか自分の権利を行使して
政治家に圧力をかけ -
12:22 - 12:26大気汚染源をなくす対策を
確実に取らせるようにして下さい -
12:26 - 12:29これが最初にとるべき行動です
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12:29 - 12:32ご自分や 美しい脳を
守るためにです -
12:32 - 12:33どうもありがとうございました
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12:34 - 12:38(拍手)
- Title:
- 大気汚染で脳はこうなる
- Speaker:
- マリア・ネイラ
- Description:
-
「大気汚染に国境はありません。体内でも同じことが言えます」と公共衛生の専門家であるマリア・ネイラは言います。この驚くようなトークでは、呼吸で吸い込む微細粒子と化学物質がいかに脳などの主要臓器に影響を及ぼすのかを説明し、大気汚染の源を止める対策を取るよう市民や政治家に呼びかけます。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 12:52
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