コンピューターが本当に得意なことの一つに コマンドをくりかえすことがあります。 人が同じことを何回もやらなければ いけなかったらかなり退屈するでしょう しかし、コンピューターは何回でも、 同じことを飽きることなくとても上手にできるのです。 たとえば、Facebookの友達全員に 誕生日をお祝いするメールを送りたいとしたら、 メールを全員に書くだけでも、100年以上かかるかもしれません。 でも、数行のコードでシステムを使って、Facebookの友達全員に お誕生日をお祝いするメールをおくることができるのです。 それがループがそのものであり、非常に役立つ理由です。 そして、コンピューターはループをとても上手くできます。 この例では、トリを動かしてブタを捕まえましょう。 「くりかえし」ブロックをつかうと、これをとても簡単にできます。 「move forward」コマンドを5回使えば、 とりをブタに一歩ずつ、合計で5歩近づけて 捕まえることができますね。 また、「move forward」ブロックを1回使って それを5回くりかえすように指示すれば、同じことをくり返します。 [前に すすむ]コマンドをドラッグして、 「くりかえし」ブロックの中に入れれば、簡単にできます。 「くりかえし」ブロックをクリックして、 ブロックをくり返す回数を数字として入れて 何歩ほど前に進みたいか指定しましょう。 それから、「くりかえし」ブロックには、 すきなだけコマンドを入れることができます。 たとえば、こうすれば「move forward」と「turn left」を5回くり返します。 よくできましたね。 たのしんでください。