WEBVTT 00:00:17.730 --> 00:00:22.480 今日私は 小さくも強大な威力を持つ ある言葉についてお話ししたいと思います 00:00:22.480 --> 00:00:26.540 そうなることを誰もが 何が何でも避けようとする言葉です 00:00:27.220 --> 00:00:31.180 何十億ドル規模の産業がいくつもあり 00:00:31.180 --> 00:00:34.520 この言葉に 紛れもなく 当てはまる人々は 00:00:34.520 --> 00:00:37.950 それを取り巻く 容赦ない荒波を 乗り越えていくしかありません 00:00:38.940 --> 00:00:42.960 お気づきの方がいるかわかりませんが 私は「でぶ」です 00:00:42.960 --> 00:00:43.830 (笑) 00:00:44.490 --> 00:00:47.500 こっそり陰口を言われるような 小太りさんではなく 00:00:47.510 --> 00:00:50.620 ポッチャリ 丸っこいなど 無害そうな言葉や 00:00:50.620 --> 00:00:55.660 豊満 ムッチリといった もっと艶のある表現さえ当てはまりません 00:00:56.660 --> 00:00:58.549 オブラートに包むのはやめましょうか 00:00:58.549 --> 00:01:02.539 私はマジックで太く濃く 書いたような「でぶ」です 00:01:02.539 --> 00:01:05.470 私はまさに「部屋の中のゾウ (皆が避けて通る話)」なのです 00:01:05.470 --> 00:01:06.560 (笑) 00:01:06.860 --> 00:01:10.350 私がステージに出てきたとき こんなことを思っていた方いませんか 00:01:10.350 --> 00:01:12.720 「これは爆笑モノのトークになるぞ 00:01:12.720 --> 00:01:15.530 太った人は面白いって 相場が決まってるからな」 00:01:15.530 --> 00:01:16.980 (笑) 00:01:17.250 --> 00:01:21.390 「この人の自信はどこから出てくるの?」 と思った方もいるでしょう 00:01:21.390 --> 00:01:24.890 太ってて自信のある女性なんて まず ありえないですからね 00:01:25.610 --> 00:01:29.040 会場の中のオシャレさんたちは 私の着ているワンピが 00:01:29.040 --> 00:01:32.110 本当によく似合って素敵だわって 思っているかもしれません 00:01:32.140 --> 00:01:33.070 (歓声) (拍手) 00:01:33.070 --> 00:01:34.280 ありがとう! 00:01:35.270 --> 00:01:37.320 逆に こんなことを 考えている人もいるかも 00:01:37.320 --> 00:01:39.790 「うーん 黒の方がずっと 着やせしただろうになぁ」 00:01:39.840 --> 00:01:41.100 (笑) 00:01:41.220 --> 00:01:43.790 次のような疑問を無意識にでも 持ったかもしれません 00:01:43.790 --> 00:01:49.040 糖尿病持ちじゃないか 恋人はいるのか 7時以降に糖質を摂ったりするのか 00:01:49.040 --> 00:01:50.190 (笑) 00:01:50.200 --> 00:01:53.770 自分も昨晩7時過ぎてから 糖質を食べちゃったなぁとか 00:01:53.790 --> 00:01:54.510 (笑) 00:01:54.510 --> 00:01:57.190 ジム通いを再開しなきゃと 思った人もいるかも 00:01:57.190 --> 00:01:58.220 (笑) 00:01:58.220 --> 00:02:00.500 こういった偏見は 目に見えない脅威となります 00:02:00.500 --> 00:02:03.109 個人や集団に 向けられたりもすれば 00:02:03.109 --> 00:02:05.799 自分自身に向けられることもあります 00:02:06.219 --> 00:02:09.980 このような考え方は 「でぶ恐怖症」として知られています 00:02:10.630 --> 00:02:14.150 社会的抑圧なら何でもそうですが でぶ恐怖症というものは 00:02:14.150 --> 00:02:20.450 資本主義 家父長制 人種差別などの 複雑な構造に深く根ざしているので 00:02:20.790 --> 00:02:25.210 それに対して疑問を呈することはおろか 存在に気づくことさえ難しいものです 00:02:25.850 --> 00:02:31.450 現代社会には太っていることが 人格否定につながる文化が根付いています 00:02:32.240 --> 00:02:37.700 怠慢で 強欲で 不健康で 無責任で 倫理的にいかがわしい人間だと見られます 00:02:38.250 --> 00:02:42.370 一方 痩せていることは 普遍的に良いものと見なされやすく 00:02:43.060 --> 00:02:48.580 責任感が強い 成功している 食欲や体や 生活の自己管理ができているなどです 00:02:49.140 --> 00:02:54.410 こういった考え方は何度も何度も メディアや 公衆衛生制度や 00:02:54.410 --> 00:02:58.299 病院や 毎日の会話や 私たち自身の態度に表れます 00:02:58.299 --> 00:03:00.379 病院や 毎日の会話や 私たち自身の態度に表れます 00:03:00.759 --> 00:03:05.340 太っている人が差別されるのは 本人が悪いのだとさえ思われます 00:03:05.340 --> 00:03:09.630 嫌なら痩せればいいだけだろう というわけです 00:03:10.040 --> 00:03:11.250 簡単だろうってね 00:03:12.200 --> 00:03:15.930 この「アンチでぶ」な偏見が 自分自身や他人に対する価値観に 00:03:15.930 --> 00:03:19.190 あまりにもガッチリと組み込まれ 浸透してしまっているため 00:03:19.190 --> 00:03:23.290 サイズの大きな人々を なぜ そこまで軽蔑するのかとか 00:03:23.310 --> 00:03:27.339 この蔑みの気持ちはどこから来るのか 疑問に思うことがまずありません 00:03:27.889 --> 00:03:29.699 でも 疑問視されるべきです 00:03:29.709 --> 00:03:35.249 この極端な外見重視志向は 例外なく誰にでも影響するものだからです 00:03:35.879 --> 00:03:38.419 何をもって「可」とするかについて 00:03:38.419 --> 00:03:41.650 誰かが適当に決めた基準に沿わなければ 00:03:41.650 --> 00:03:45.620 基本的な人間性が否定される社会って 生きにくいじゃないですか 00:03:47.130 --> 00:03:48.959 さて 私が6歳のとき 00:03:48.959 --> 00:03:52.759 家のガレージで姉が小さい子を対象に バレエを教えていました 00:03:53.340 --> 00:03:56.830 私はほとんどの子よりも 頭ひとつ背が高く ひと回り太っていました 00:03:57.310 --> 00:03:59.509 初めての発表会をやるとなったとき 00:03:59.509 --> 00:04:03.670 私は可愛いピンクの チュチュが着れると大興奮でした 00:04:04.090 --> 00:04:06.970 舞台の上で輝くつもり満々でした 00:04:07.700 --> 00:04:11.760 ストレッチ素材とチュールで作った衣装に 他の子はすんなり入る中で 00:04:11.760 --> 00:04:15.179 私の入るチュチュは 1つもありませんでした 00:04:15.589 --> 00:04:19.840 発表会から外されるなんて 絶対に嫌だと思った私は 00:04:19.840 --> 00:04:25.590 みんなに聞こえる声で 母に向かって こう言いました 00:04:25.590 --> 00:04:31.140 「私にチュチュ(2−2)は要らない 『4−4』が欲しいの!」 00:04:31.140 --> 00:04:33.290 (笑) 00:04:34.710 --> 00:04:35.960 お母さん ありがとう 00:04:35.960 --> 00:04:38.850 (拍手) 00:04:39.430 --> 00:04:41.910 当時 自覚はしていませんでしたが 00:04:41.910 --> 00:04:45.150 「4−4」を誇らしく身につけて 自分の居場所を主張することが 00:04:45.150 --> 00:04:49.830 急進的な「でぶ活動家」としての 第一歩だったのです 00:04:50.280 --> 00:04:53.100 「自分の体を愛そう」という闘いが 始まったこの日から 00:04:53.100 --> 00:04:57.200 自己受容へと向かう輝かしい道のりを 軽やかにスキップで進んできたかというと 00:04:57.200 --> 00:05:00.550 そうとは言いません 全く程遠いものでした 00:05:01.020 --> 00:05:05.200 大多数がノーマルだと考える基準を 外れて生きていくのは 00:05:05.200 --> 00:05:08.150 歯がゆく孤独な道になりえるのだと 間もなく学びました 00:05:08.790 --> 00:05:13.660 この20年 こうしたメッセージを 解きほぐすために努めてきましたが 00:05:13.660 --> 00:05:16.870 かなり波乱万丈な20年でした 00:05:17.210 --> 00:05:20.950 みんなの前で笑われたり 通りすがりの車から暴言が飛んできたり 00:05:20.950 --> 00:05:23.270 妄想性障害だと 言われたこともありました 00:05:23.660 --> 00:05:26.230 知らない人が私を見て 微笑むこともあります 00:05:26.230 --> 00:05:29.130 私のような人が 上機嫌で意気揚々と歩くのは 00:05:29.130 --> 00:05:31.580 どれだけに大変か 分かっているのでしょう 00:05:31.580 --> 00:05:32.690 (歓声) 00:05:32.940 --> 00:05:34.150 ありがとうございます 00:05:34.450 --> 00:05:35.500 この間ずっと 00:05:35.500 --> 00:05:38.370 負けん気な6歳の頃の私が 残っていてくれて 00:05:38.370 --> 00:05:43.900 おかげで 決して悪びれない太った人間として ここに立つことができました 00:05:44.290 --> 00:05:48.940 自分が持つ この体で 世界をどう渡り歩くべきか 00:05:48.940 --> 00:05:53.190 世間一般の見方に 迎合することを拒否する人間です 00:05:53.190 --> 00:05:54.540 私だけじゃありません 00:05:54.540 --> 00:05:58.400 私のような考え方をする人は 国を問わず たくさん存在します 00:05:58.420 --> 00:06:01.480 自分が太っていることは 今も今後も変わらないという事実を 00:06:01.490 --> 00:06:04.000 ただ消極的に受け入れるのではなく 00:06:04.020 --> 00:06:09.000 今現在の肉体のままで 活躍することを自ら選ぶ人々 00:06:09.230 --> 00:06:10.860 自分の強みに対する自尊心を持ち 00:06:10.860 --> 00:06:15.290 一見 制約であるように思えることも 否定せず 活用できる人々 00:06:15.420 --> 00:06:19.660 時代遅れなBMI数値よりも もっとずっと総合的な価値観で 00:06:19.660 --> 00:06:22.430 健康を測る人々 00:06:22.720 --> 00:06:28.680 健全な心や 自尊心や 自分の肉体の中でどう感じるかなどを 00:06:28.680 --> 00:06:32.330 自身の総合的な幸せに欠かせない 大事な側面であると考える人々 00:06:33.190 --> 00:06:34.650 太った体で生きていくことが 00:06:34.650 --> 00:06:40.220 何かの障壁になるなどとは 絶対に信じようとしない人々です 00:06:41.050 --> 00:06:46.510 医者や 学者や ブロガーが この複雑なトピックの様々な面について 00:06:46.510 --> 00:06:49.690 書いたものは数え切れないほどあります 00:06:50.380 --> 00:06:55.250 自分の体や美を取り戻した ファッショニスタならぬ「太っちょニスタ」は 00:06:55.250 --> 00:06:58.250 「でぶキニ」や ヘソ出しトップスを着て 00:06:58.250 --> 00:07:01.780 太った人なら誰もが隠すように言われる 肉体を露わにしています 00:07:01.780 --> 00:07:07.500 マラソンに出たり ヨガを教えたり キックボクシングをやる「でぶアスリート」も 00:07:07.500 --> 00:07:11.850 全員が 現状に対して中指を 思い切り立てながら活動しているのです 00:07:11.880 --> 00:07:13.250 (笑) 00:07:13.280 --> 00:07:14.900 そんな人々から学んだのは 00:07:14.900 --> 00:07:20.650 急進的なボディ・ポリティックスは 体を蔑む文化への「解毒剤」だということです 00:07:21.330 --> 00:07:22.780 ただ 断っておきますが 00:07:22.780 --> 00:07:27.560 自分の体を変えたい人に 変えるなとは言いません 00:07:28.190 --> 00:07:31.030 自分を取り戻すことは 自己愛の中でも 00:07:31.030 --> 00:07:35.250 最も美しい行為で 限りなく多様な形で見られます 00:07:35.570 --> 00:07:40.200 髪型 タトゥー 体型改造 ホルモン 外科手術 00:07:40.200 --> 00:07:42.530 もちろん ダイエットだってその1つです 00:07:42.940 --> 00:07:44.000 単純な話です 00:07:44.000 --> 00:07:47.990 自分の体をどうするのが最適かは 自分で決めればいい 00:07:48.410 --> 00:07:52.530 私の社会運動のやり方は 私たち太っちょには似合わないような 00:07:52.530 --> 00:07:55.780 ありとあらゆる活動をすることですが 種類は たくさんあります 00:07:56.000 --> 00:08:00.150 私は他の人たちを誘って アートを作っています 00:08:00.770 --> 00:08:02.910 ほとんどの活動に 共通するのは 00:08:02.910 --> 00:08:04.330 大きな体の人々は 00:08:04.330 --> 00:08:07.450 存在しないと思われがちな場所で 居場所を主張することです 00:08:07.470 --> 00:08:10.470 ファッションショーに クラブでのダンスショーケースに 00:08:10.470 --> 00:08:13.800 公営スイミングプールに 一流のダンス公演まで様々です 00:08:13.810 --> 00:08:18.760 自分たちの居場所を 集団で主張することは 力強い芸術的メッセージであるだけでなく 00:08:18.760 --> 00:08:21.420 社会を構築する方法としても 急進的なものです 00:08:21.680 --> 00:08:24.470 格好の例が「アクアポルコ」です 00:08:24.470 --> 00:08:26.410 (笑) 00:08:26.420 --> 00:08:31.690 シドニーで友達数人を集めて作った 太った女性のシンクロチームです 00:08:31.740 --> 00:08:32.910 (笑) 00:08:32.930 --> 00:08:36.270 強気な太った女性の集団が 00:08:36.270 --> 00:08:38.570 花柄の水泳キャップと水着をまとい 00:08:38.570 --> 00:08:41.440 水の上に伸び伸びと足を放り出す姿を 見せることの威力は 00:08:41.440 --> 00:08:43.240 過小評価するべきではありません 00:08:43.240 --> 00:08:44.830 (笑) 00:08:45.720 --> 00:08:51.360 私はこれまでの道のりで 太った体には 政治性が染み付いているのだと学びました 00:08:51.360 --> 00:08:56.780 悪びれない太った体は 人々の常識を覆し得るのです 00:08:57.640 --> 00:09:00.050 Force Majeureという— 00:09:00.050 --> 00:09:03.050 一流ダンスカンパニーの演出家 ケイト・チャンピオンに 00:09:03.050 --> 00:09:08.390 太ったダンサーだけを集めた作品の 芸術協力を頼まれたときは 00:09:08.830 --> 00:09:12.270 もう文字通り 飛びつきました 00:09:13.095 --> 00:09:14.435 文字通りに ですよ 00:09:14.435 --> 00:09:15.560 (笑) 00:09:16.090 --> 00:09:20.410 この作品『Nothing to Lose』に 参加した巨体のダンサーたちは 00:09:20.410 --> 00:09:23.010 自分たちの人生経験を元に 00:09:23.010 --> 00:09:26.680 私たちの現実を反映する 多彩でリアルな作品を生み出しました 00:09:27.450 --> 00:09:30.690 これ以上ないってくらいに バレエからかけ離れた作品でした 00:09:31.280 --> 00:09:36.240 ここまで名のあるダンスカンパニーが 太った人のダンス作品を作ること自体が 00:09:36.240 --> 00:09:39.730 無難な言い方をしても 物議の種でした 00:09:40.330 --> 00:09:45.230 メインストリームのダンス界では 世界中どこを見ても 00:09:45.230 --> 00:09:47.200 前例のないことだったからです 00:09:47.470 --> 00:09:49.030 世間は懐疑的でした 00:09:49.790 --> 00:09:53.630 「『太ったダンサー』って 一体どういうこと?」 00:09:53.650 --> 00:09:57.520 「Mサイズとか Lサイズ的な 太さのことを言っているの?」 00:09:57.530 --> 00:09:58.840 (笑) 00:09:58.840 --> 00:10:01.260 「どこでダンスを習ったというのだろう?」 00:10:01.990 --> 00:10:05.760 「公演を踊り切るだけの 体力はあるわけ?」 00:10:06.860 --> 00:10:08.850 しかし 世間の否定的な意見に反し 00:10:08.850 --> 00:10:12.630 シドニー・フェスティバルでは 満員御礼の大ヒットとなりました 00:10:12.890 --> 00:10:16.470 熱烈なレビューをいただいたり ツアー公演をしたり 受賞したり 00:10:16.470 --> 00:10:19.700 27以上の言語で 論評が書かれたりもしました 00:10:19.700 --> 00:10:23.910 こうした目を見張るようなキャストの写真が 世界の人々の目に触れました 00:10:25.460 --> 00:10:30.890 あらゆる体型の人々から もう数え切れないくらいの声が届きました 00:10:30.890 --> 00:10:33.270 この舞台を観て人生が変わったとか 00:10:33.270 --> 00:10:35.310 自分や他人の体に対する意識を 00:10:35.310 --> 00:10:37.680 見直すきっかけになったとか 00:10:37.680 --> 00:10:40.660 自分自身の偏見に向き合う気に させられたなどの声です 00:10:41.610 --> 00:10:42.730 しかし 当然 00:10:42.730 --> 00:10:47.030 人の神経を逆なでするような作品に 誹謗中傷はつきものです 00:10:48.070 --> 00:10:51.450 肥満を過大に称えていると評されたり 00:10:51.450 --> 00:10:56.630 悪質な殺人予告や中傷を 受けたこともありました 00:10:56.630 --> 00:10:59.360 太った人々の体や人生を中心に据えて 00:10:59.360 --> 00:11:04.490 話を聞く価値のある立派な人間として 扱う作品を作ったがためにです 00:11:06.120 --> 00:11:10.770 「肥満という社会問題にとってのISIS」 とまで言われたこともあります 00:11:10.790 --> 00:11:12.440 (笑) 00:11:12.440 --> 00:11:15.030 笑ってしまうほど バカげたコメントですが 00:11:15.030 --> 00:11:16.190 (笑) 00:11:16.190 --> 00:11:18.870 同時に世間の狼狽が表れています 00:11:18.870 --> 00:11:23.130 肥満への恐怖心が引き起こし得る 極度の恐怖です 00:11:23.690 --> 00:11:26.980 ダイエット業界はまさに この恐怖を食い物にしていて 00:11:26.980 --> 00:11:31.680 だから ここまでたくさんの人々が 自分の体と折り合いをつけられないのです 00:11:32.080 --> 00:11:37.130 ビフォーアフターの変身後の姿になるまで 自分の人生を真に生きられないのです 00:11:37.520 --> 00:11:41.730 真の「部屋の中のゾウ」は 「でぶ恐怖症」なのですから 00:11:42.520 --> 00:11:46.630 でぶ活動家はこの恐怖心に 屈服することを拒否する手段として 00:11:46.630 --> 00:11:50.650 強固な意志と 全ての人間への 敬意を持とうと訴えています 00:11:50.930 --> 00:11:54.890 私たちなら なかなか多様性を 歓迎できない社会から 00:11:54.890 --> 00:12:00.090 肉体の在り方には無数のパターンがあることを 肯定できる社会に変えていけるはずです 00:12:00.430 --> 00:12:01.850 ありがとうございました 00:12:01.850 --> 00:12:03.379 (拍手)