1
00:00:02,420 --> 00:00:06,390
インターネット 
IPアドレス（アイ ピー アドレス） と ―

2
00:00:06,580 --> 00:00:09,510
DNS（ディー エヌ エス）

3
00:00:09,680 --> 00:00:13,730
ハイ！名前は パオラ、
マイクロソフトの ソフトウェア エンジニア です

4
00:00:14,200 --> 00:00:16,940
インターネットが
どのように動くのかお話します

5
00:00:17,130 --> 00:00:20,850
わたしの仕事は、ネットワークで
だれかと話しができるようにすること

6
00:00:22,120 --> 00:00:26,089
でも1970年代には
スタンダードは、ありませんでした

7
00:00:26,489 --> 00:00:31,238
ヴィントン・サーフとロバート・カーンは
インターネット プロトコルを発明し

8
00:00:31,448 --> 00:00:34,348
コミュニケーションが
できるようになりました

9
00:00:34,728 --> 00:00:38,859
これが、インターネットになりました

10
00:00:39,229 --> 00:00:41,749
ヴィントン
インターネットの父

11
00:00:41,909 --> 00:00:45,909
インターネットは、ネットワークのネットワークで
世界中の100億（おく）をこえるデバイスをつなぎます

12
00:00:46,069 --> 00:00:51,020
パソコンやスマホを
WiFiにつなげると

13
00:00:51,230 --> 00:00:55,509
WiFiはインターネット・サービス・プロバイダ ISPにつながり

14
00:00:55,789 --> 00:01:01,940
ISPは世界中の
たくさんのネットワークにつながり ―

15
00:01:02,400 --> 00:01:04,280
そこから
すべてのデバイスにつながります

16
00:01:05,130 --> 00:01:13,400
インターネットはデザイン哲学であり
プロトコル集合で表現されたアーキテクチャなのです

17
00:01:15,640 --> 00:01:19,520
プロトコルは、ルールと
スタンダードの集まりです

18
00:01:20,300 --> 00:01:23,760
すべての人が合意して
問題なくコミュニケートできます

19
00:01:24,860 --> 00:01:29,980
インターネットが物理的にどう動くかより
このデザインにより ―

20
00:01:31,910 --> 00:01:36,210
インターネットを使う
新しいテクノロジーは

21
00:01:37,710 --> 00:01:43,160
ただ、どのプロトコルを使うかを
決めれば、よいのです

22
00:01:44,730 --> 00:01:48,530
インターネットでは
すべてのデバイスが、べつべつのアドレスをもちます

23
00:01:48,740 --> 00:01:52,820
アドレスは住所の意味ですが
じっさいは電話番号のような、数字です

24
00:01:54,350 --> 00:01:57,670
コンピュータやデバイスごとに
ちがう番号です

25
00:01:59,060 --> 00:02:02,790
家と会社では、住所がちがいます
これと同じですね

26
00:02:03,010 --> 00:02:07,430
手紙を送るときも、相手がどんな人かよりも
相手のアドレスが大切です

27
00:02:07,910 --> 00:02:11,890
行き先のアドレスを
キチンと書く事が大切です

28
00:02:14,660 --> 00:02:21,630
コンピュータのアドレスも同じです
インターネットでアドレスを決めるのが

29
00:02:21,980 --> 00:02:26,490
インターネット プロトコル ＝ IP です

30
00:02:27,050 --> 00:02:30,300
コンピュータのアドレスは
IP アドレスと言います

31
00:02:31,370 --> 00:02:35,470
ウェブサイトをみるとき、あなたのコンピュータは
相手のコンピュータにインフォメーションを求めます

32
00:02:36,620 --> 00:02:44,200
このメッセージを、相手のIPアドレスに送り
返事のために、自分の IP アドレスを付けておくのです

33
00:02:44,830 --> 00:02:49,640
IP アドレスを見ましたか？
数字が、ならんでましたね

34
00:02:50,350 --> 00:02:54,230
これらの数字は
住所のように意味を持っています

35
00:02:55,100 --> 00:03:01,850
住所の、国、都県
市町村、番地に、にています

36
00:03:02,270 --> 00:03:06,320
デジタルデータなので
これらはビットで表されます

37
00:03:07,920 --> 00:03:12,990
それぞれが8ビット
全体で32 ビットの長さです

38
00:03:13,870 --> 00:03:18,040
さいしょは国
そして地方のネットワーク

39
00:03:19,995 --> 00:03:22,705
サブネットワーク
さいごにデバイスを表します

40
00:03:24,610 --> 00:03:28,790
このバージョンの IP アドレスを
IPv4 と、よびます

41
00:03:29,120 --> 00:03:35,440
1973年につくられ、1980年代には
40億（おく）のデバイスがインターネットに、つながりました

42
00:03:38,750 --> 00:03:44,690
ところが、インターネットは、
開発者が考えたよりも、大きくなったので

43
00:03:45,000 --> 00:03:48,520
40億で、アドレスが足りなくなってきました

44
00:03:48,720 --> 00:03:51,860
これから数年をかけ
長い IP アドレスに、かえていく所です

45
00:03:53,260 --> 00:03:57,360
IPv6 です
128ビットの長さで―

46
00:04:00,080 --> 00:04:03,080
340澗（かん）のアドレスが作れます

47
00:04:05,160 --> 00:04:09,550
地球上の砂粒（すなつぶ）
ぜんぶよりも多い数です

48
00:04:10,550 --> 00:04:15,279
ほとんどの人は、IP アドレスを
見たことがありませんが ―

49
00:04:15,739 --> 00:04:23,000
ドメイン・ネーム・システム = DNS が
たとえば www.example.com と言う名前を IP アドレスに、かえます

50
00:04:23,410 --> 00:04:28,090
コンピュータは、ドメイン名をみつけるため DNSを使います

51
00:04:28,340 --> 00:04:33,050
あなたのコンピュータと、他のコンピュータをつなぐための
IP アドレスを教えてくれます

52
00:04:33,150 --> 00:04:35,010
こんな感じに・・・

53
00:04:35,130 --> 00:04:39,140
あのー、ぼく www.code.org へ行きたいんですが

54
00:04:39,370 --> 00:04:48,900
えー、シラナイな、そのIPアドレスは・・・
ホカのひとにキイてみよう・・・ヘイ、code.org をシッテる？

55
00:04:53,170 --> 00:04:57,680
わしは知ってる
そりゃ、174.129.14.120 だ

56
00:05:00,020 --> 00:05:05,740
アリガトウ。今後のために、メモってオクよ
キミキミ、アドレスわかったよ、IP アドレス。

57
00:05:06,880 --> 00:05:08,690
どうも、ありがとう！

58
00:05:13,560 --> 00:05:21,140
何十億ものデバイスと、何十億ものウェブサイトは
どのように動いているでしょうか？

59
00:05:21,420 --> 00:05:27,529
もしもDNSが１つだったら
何十億のデバイスに、答えられません

60
00:05:27,889 --> 00:05:32,830
たくさんのDNSのサーバーたちが
階層的（かいそうてき）に分散（ぶんさん）して ―

61
00:05:33,000 --> 00:05:40,419
ゾーンにわかれて、仕事をします
それらは .org, .com, .net などです

62
00:05:40,699 --> 00:05:47,700
DNSは、オープンで
パブリックなプロトコルとして作られました

63
00:05:49,900 --> 00:05:55,010
DNSは、そのオープンさから
サイバーアタックが行われやすいものです

64
00:05:55,360 --> 00:06:00,880
たとえば、DNSの「なりすまし」です
ハッカーは DNS サーバーに、ニセのIPアドレスを送り

65
00:06:02,540 --> 00:06:06,499
ドメイン名とIPアドレスを書きかえます

66
00:06:07,629 --> 00:06:11,830
これにより、悪者が作った
ニセのウェブサイトを見ることになるのです

67
00:06:12,050 --> 00:06:19,170
これは、本当にあぶないことです
ニセ物のウェブサイトを、本物だとおもって使ってしまうからです

68
00:06:21,780 --> 00:06:26,120
インターネットは、巨大で
毎日、大きくなっています

69
00:06:26,420 --> 00:06:30,350
しかし、DNSとIPは
これに対応（たいおう）できます

70
00:06:30,790 --> 00:06:35,210
どれほどインターネットが
大きくなっても