[Script Info] Title: [Events] Format: Layer, Start, End, Style, Name, MarginL, MarginR, MarginV, Effect, Text Dialogue: 0,0:00:00.12,0:00:03.53,Default,,0000,0000,0000,,リーダーは真面目で 毅然として\N決断力があって揺るぎないもので Dialogue: 0,0:00:03.53,0:00:06.26,Default,,0000,0000,0000,,狼狽えるところを決して見せず\N常に答えを持っています Dialogue: 0,0:00:06.28,0:00:09.04,Default,,0000,0000,0000,,[シリーズ 働き方] Dialogue: 0,0:00:10.60,0:00:14.50,Default,,0000,0000,0000,,ダンです\Nグローバルな広告制作会社のパートナーです Dialogue: 0,0:00:14.52,0:00:17.14,Default,,0000,0000,0000,,僕にはもう1つの顔があります — Dialogue: 0,0:00:17.14,0:00:18.62,Default,,0000,0000,0000,,キャリー・ドラッグショー Dialogue: 0,0:00:18.64,0:00:20.83,Default,,0000,0000,0000,,インスタグラムに創ったキャラクターです Dialogue: 0,0:00:20.83,0:00:25.18,Default,,0000,0000,0000,,自分の二重生活について考えると\Nどうしても疑問が湧いてきてしまうのです — Dialogue: 0,0:00:25.20,0:00:28.54,Default,,0000,0000,0000,,本当の自分が\Nいささか非伝統的だとすると Dialogue: 0,0:00:28.56,0:00:31.24,Default,,0000,0000,0000,,どの程度それを実際に\N職場に持ち込めるでしょう? Dialogue: 0,0:00:32.04,0:00:36.50,Default,,0000,0000,0000,,真の自分を出すわけにはいかない\N人もいるのでは? Dialogue: 0,0:00:36.52,0:00:39.18,Default,,0000,0000,0000,,キャリアの最初の10年は Dialogue: 0,0:00:39.20,0:00:41.11,Default,,0000,0000,0000,,リーダーになる方法は一つで Dialogue: 0,0:00:41.11,0:00:43.82,Default,,0000,0000,0000,,決断力があり真面目であることだと\N思っていました Dialogue: 0,0:00:43.84,0:00:45.50,Default,,0000,0000,0000,,でも それは僕じゃありません Dialogue: 0,0:00:45.52,0:00:49.26,Default,,0000,0000,0000,,だから 職場では基本的に\Nリーダーの役割に無理に合わせて Dialogue: 0,0:00:49.28,0:00:52.34,Default,,0000,0000,0000,,より太い声で話し\N手の動きを抑えるよう努めました Dialogue: 0,0:00:52.36,0:00:54.86,Default,,0000,0000,0000,,僕は 物事に\N本当に興奮する人間なので Dialogue: 0,0:00:54.88,0:00:56.42,Default,,0000,0000,0000,,調節していました Dialogue: 0,0:00:56.44,0:00:59.30,Default,,0000,0000,0000,,小さな声が\N頭の中で僕に語りかけてきました Dialogue: 0,0:00:59.32,0:01:02.86,Default,,0000,0000,0000,,「お前は過剰にゲイだし\Nフェミニンだし ケバケバし過ぎる」 Dialogue: 0,0:01:02.88,0:01:05.60,Default,,0000,0000,0000,,僕には良い助言者が1人いて\Nこう言ってくれました Dialogue: 0,0:01:05.60,0:01:08.08,Default,,0000,0000,0000,,「君がゲイだって皆知っている\N素晴らしいことだ Dialogue: 0,0:01:08.08,0:01:10.78,Default,,0000,0000,0000,,でも ことさらそれを強調する\N必要はない」 Dialogue: 0,0:01:10.80,0:01:15.76,Default,,0000,0000,0000,,2016年のハロウィンに場面を移すと\N僕はチュチュを身につけ Dialogue: 0,0:01:15.76,0:01:19.34,Default,,0000,0000,0000,,大好きなTVショーの登場人物\Nキャリー・ブラッドショーに扮して Dialogue: 0,0:01:19.36,0:01:21.46,Default,,0000,0000,0000,,友人達に大受けすることを狙いました Dialogue: 0,0:01:21.46,0:01:23.62,Default,,0000,0000,0000,,それが すごいことになってしまったのです Dialogue: 0,0:01:23.64,0:01:26.70,Default,,0000,0000,0000,,その投稿が急速に拡散されるのを\N最初はただ楽しんでいましたが Dialogue: 0,0:01:26.70,0:01:29.41,Default,,0000,0000,0000,,素晴らしいメッセージを\N受け取り始めたのです Dialogue: 0,0:01:29.41,0:01:31.06,Default,,0000,0000,0000,,非常にハッピーになったとか Dialogue: 0,0:01:31.08,0:01:34.09,Default,,0000,0000,0000,,本当の自分でいることを\N励ましてくれたというのです Dialogue: 0,0:01:34.09,0:01:35.30,Default,,0000,0000,0000,,僕が思い始めたのは Dialogue: 0,0:01:35.32,0:01:39.90,Default,,0000,0000,0000,,今こそ頭の中に聞こえる小さな声に\N黙っておけと伝え Dialogue: 0,0:01:39.92,0:01:41.68,Default,,0000,0000,0000,,自分らしさを曝け出す時なのだと Dialogue: 0,0:01:42.52,0:01:44.56,Default,,0000,0000,0000,,けれど 事態は大ごとになりました Dialogue: 0,0:01:44.56,0:01:48.34,Default,,0000,0000,0000,,キャリー・ドラッグショーが\NニューヨークポストやUSウィークリーに登場し Dialogue: 0,0:01:48.36,0:01:49.66,Default,,0000,0000,0000,,僕はおそろしくなりました Dialogue: 0,0:01:49.68,0:01:51.15,Default,,0000,0000,0000,,「上司は何て思うだろうか? Dialogue: 0,0:01:51.15,0:01:53.60,Default,,0000,0000,0000,,同僚は僕をリーダーとして\N尊敬し続けるだろうか? Dialogue: 0,0:01:53.60,0:01:55.23,Default,,0000,0000,0000,,お客さんはどう思うだろうか?」 Dialogue: 0,0:01:55.23,0:01:57.98,Default,,0000,0000,0000,,違う仕事を探さないといけないかと\N思いました Dialogue: 0,0:01:58.00,0:02:00.78,Default,,0000,0000,0000,,その時 こんなことが起こったのです\N小さなことですが Dialogue: 0,0:02:00.80,0:02:03.90,Default,,0000,0000,0000,,上司からテキストを受け取りました\N簡潔にこう書いてありました Dialogue: 0,0:02:03.92,0:02:05.46,Default,,0000,0000,0000,,「すごい!コスモポリタン!」 Dialogue: 0,0:02:05.48,0:02:09.02,Default,,0000,0000,0000,,僕について取り上げた\N記事のリンクが貼られていました Dialogue: 0,0:02:09.04,0:02:11.94,Default,,0000,0000,0000,,そのテキストのおかげで\Nおびえた声は聞こえなくなり Dialogue: 0,0:02:11.96,0:02:16.18,Default,,0000,0000,0000,,まるっきり新しいこの世界に\N恐れではなく ただ興奮を覚えました Dialogue: 0,0:02:16.20,0:02:17.78,Default,,0000,0000,0000,,これぞ 1人の人間の力です Dialogue: 0,0:02:17.80,0:02:22.14,Default,,0000,0000,0000,,味方が1人いれば\N安心できることがあるのです Dialogue: 0,0:02:22.16,0:02:24.26,Default,,0000,0000,0000,,同僚達の振る舞いが\N変わり始めました Dialogue: 0,0:02:24.28,0:02:26.78,Default,,0000,0000,0000,,より寛容になり\N僕とふざけたがるようになり Dialogue: 0,0:02:26.80,0:02:28.84,Default,,0000,0000,0000,,僕のこの一面を知ることが Dialogue: 0,0:02:28.84,0:02:31.89,Default,,0000,0000,0000,,彼らにとっても己を曝け出す\N許可を得ているようでした Dialogue: 0,0:02:31.89,0:02:34.33,Default,,0000,0000,0000,,正直に自分の弱さを見せると Dialogue: 0,0:02:34.33,0:02:37.34,Default,,0000,0000,0000,,チーム内で僕が低く\N見られるのではないかと考えました Dialogue: 0,0:02:37.36,0:02:39.14,Default,,0000,0000,0000,,けれど 実際は逆でした Dialogue: 0,0:02:39.16,0:02:40.60,Default,,0000,0000,0000,,2年間で Dialogue: 0,0:02:40.60,0:02:45.30,Default,,0000,0000,0000,,僕のこの部分が受け入れられるだけでなく\Nキャリアを本当に支えることになるとは Dialogue: 0,0:02:45.32,0:02:47.38,Default,,0000,0000,0000,,全く想像すらしていませんでした Dialogue: 0,0:02:47.40,0:02:48.98,Default,,0000,0000,0000,,まあ 僕は幸運です Dialogue: 0,0:02:49.00,0:02:50.42,Default,,0000,0000,0000,,ニューヨークにある Dialogue: 0,0:02:50.44,0:02:52.48,Default,,0000,0000,0000,,創造性が評価される職場で働き Dialogue: 0,0:02:52.48,0:02:56.90,Default,,0000,0000,0000,,こうした全てのことが始まった時には\N僕のキャリアは既にかなり確立されていました Dialogue: 0,0:02:56.92,0:02:59.58,Default,,0000,0000,0000,,でも 人によって状況は 違うと思います Dialogue: 0,0:02:59.60,0:03:02.30,Default,,0000,0000,0000,,全てを通して\N丸ごとの自分を職場に持ち込むことの Dialogue: 0,0:03:02.30,0:03:04.98,Default,,0000,0000,0000,,重要性に関して\N非常に多くを学びました Dialogue: 0,0:03:05.00,0:03:09.54,Default,,0000,0000,0000,,成功に必要なものに対する僕自身の誤解と\N根本的に向き合うことになりました Dialogue: 0,0:03:09.56,0:03:12.30,Default,,0000,0000,0000,,リーダーになるための方法は\N1つではなく Dialogue: 0,0:03:12.32,0:03:16.30,Default,,0000,0000,0000,,自分の強みを見つけ それを伸ばす方法を\N見出すことに関わっています Dialogue: 0,0:03:16.32,0:03:20.69,Default,,0000,0000,0000,,以前は 打ち合わせが大変な時には\N完璧なリーダーの仮面を被ったものでした Dialogue: 0,0:03:20.69,0:03:24.30,Default,,0000,0000,0000,,今は言えます\N「あーっ!イライラする」って Dialogue: 0,0:03:24.32,0:03:27.86,Default,,0000,0000,0000,,私達は開かれた方法で\N課題や困難について語ることができ Dialogue: 0,0:03:27.88,0:03:31.62,Default,,0000,0000,0000,,手遅れになるまで\N大丈夫だというフリをしなくて済むのです Dialogue: 0,0:03:31.64,0:03:34.10,Default,,0000,0000,0000,,アイデンティティを隠そうとすると 大変です Dialogue: 0,0:03:34.12,0:03:37.90,Default,,0000,0000,0000,,自分が違った人間だったら良かったのにと願い\Nフリをすることに浪費される Dialogue: 0,0:03:37.92,0:03:39.70,Default,,0000,0000,0000,,全エネルギーを考えてください Dialogue: 0,0:03:39.96,0:03:44.26,Default,,0000,0000,0000,,僕にとって最も興味深いのは\N「隠すこと」に関するこの大規模な研究結果で Dialogue: 0,0:03:44.28,0:03:46.73,Default,,0000,0000,0000,,隠していると言った人の93%は Dialogue: 0,0:03:46.73,0:03:49.88,Default,,0000,0000,0000,,自分達の組織が多様性を重じていると\N信じていることです Dialogue: 0,0:03:50.44,0:03:54.87,Default,,0000,0000,0000,,明らかに\N職場や私達の奇妙な内なる声は Dialogue: 0,0:03:54.87,0:03:57.34,Default,,0000,0000,0000,,「受け入れ」までには\N長い道のりがあります Dialogue: 0,0:03:57.36,0:04:02.14,Default,,0000,0000,0000,,適応することと隠すことには\N大きな違いがあります Dialogue: 0,0:04:02.16,0:04:04.50,Default,,0000,0000,0000,,僕は それを学ぶのが少し遅かったです Dialogue: 0,0:04:04.52,0:04:07.99,Default,,0000,0000,0000,,個人的には これら全てが\N味方になることへの呼びかけであり Dialogue: 0,0:04:07.99,0:04:09.63,Default,,0000,0000,0000,,上司が僕にしてくれたように Dialogue: 0,0:04:09.63,0:04:12.31,Default,,0000,0000,0000,,自分を出していいよと\N皆に伝えるべきだと捉えています Dialogue: 0,0:04:12.34,0:04:15.48,Default,,0000,0000,0000,,もし あなたがゲイだったり\N民族的背景に誇りを持っていたり Dialogue: 0,0:04:15.48,0:04:17.75,Default,,0000,0000,0000,,障がいがあったり\N信心深かったりしたら Dialogue: 0,0:04:17.75,0:04:21.31,Default,,0000,0000,0000,,丸ごとの自分を職場に持ち込むと\Nどうなるかやってみてください Dialogue: 0,0:04:21.34,0:04:23.22,Default,,0000,0000,0000,,嬉しい驚きを味わうかもしれません