ウェブの世界を簡潔にし、その接続を
開放的かつ安全なものとし、
善意の力として設計されるにあたり、
ウェブはきわめて重要な何ものかになろうとしていた。
命ある呼吸する環境システム、
人間性のあるサービスのもとでの、
革新的な公共資源や、
機会の提供。
あなたの夢の立てられる場所。
しかし、これらの早い段階で、
どの環境システムもそうであるように、
ウェブも育成される必要があったのだ。
ウェブが成長するにつれて、ユーザーたちは新しい挑戦に向き合うことになる。
ポップ広告、ウイルス、
そして選択肢の欠如。
コンテンツの庭には壁が張り巡らされ、
ウェブはすり切れたボロ布のようになっていった。
ウェブは動作が遅く、操作が難しく、脅威的となった。
ユーザーたちは答えを出し始めた。
これがその答えか?
もしくは、ウェブをよりましなものにできるのか?
人間たちのちいさい集まりが、
コーダ-、デザイナー、理想主義者たちが、
ウェブを改良できると信じたのだ。
彼らは勇敢な理想を手にしたのだ。
ほんのちいさな、非営利でも地球規模の共同体が、
より改良されたウェブの世界を建設できることを、
新しい発想や革新がウェブ上に勢いよく展開されることを。
彼らはそれを「モジラプロジェクト」と名付けた。
彼らはまず新しいウェブブラウザのたぐいを作ることから始め、
私たちがそれをいま「ファイアフォックス」として知っている・・・
彼らは無報酬でそれを創り出したのだ。
だから、ファイアフォックスがウェブを最初に使う人々にはいつも、
それはソフトウェア以上であり、ファイアフォックスは
彼らの理想を打ちたてるために誰もが使うことのできるプラットフォームだった。
目に余る迷惑行為は減少した。
私たちが今日知っているウェブの基礎をなすものが、
姿を現し始めた。
いまウェブはあなたが建設しやすい場所である、
あなたが想像できるほとんどどんなことでも。
モジラとファイアフォックスが、
人間たちにこの機会がどこでも手に入るように助けるために存在している。
また、私たちは立ち上がるために存在する、選択と統制とが
危機に瀕している世界の内にあるユーザーたちのために。
しかし、もしファイアフォックスがまさにその起源であり、
ファイアフォックスがより大きなものの部分だったら・・・・?
ユーザーのプライバシーからファイアフォックスモバイルに至るまで、
アプリと個人識別まで、
私たちは日々ウェブの境界線を押し広げている。
そして、私たちはソフトウェアを乗り越えて行きつつある。
私たちはウェブ作成者の現世代を建設するために支援を続けている。
私たちはウェブが誰にとっても
彼らの夢を打ちたてるために到来することのできる場所であると信じている。
それが私たちがファイアフォックスをつくる理由だ。
それがたくさんのボランティアによる支援で私たちのファイアフォックスがつくられた理由だ。
それがさらにたくさんの世界中の人々が私たちのソフトウェアを利用する理由だ。
しかし、最も重要なことは、それが私たちがいつもあなたのことを一番に考えている理由だからであり、
かつ、私たちのやるようにはやらない連中に毅然と立ち向かう理由なのだ。
百万人のひとたちが私たちをモジラファイアフォックスとして知っている。
しかし私たちはもうそれ以上の規模である。
私たちは非営利で、
私たち全員が愛するウェブを守るために戦っているのだ。
さあ、一緒にやろう-私たちはあなたの支えを必要としている。
今日、寄附をしよう。