[Script Info] Title: [Events] Format: Layer, Start, End, Style, Name, MarginL, MarginR, MarginV, Effect, Text Dialogue: 0,0:00:07.94,0:00:11.88,Default,,0000,0000,0000,,[バリー・マッギー:タギング] Dialogue: 0,0:00:16.50,0:00:21.99,Default,,0000,0000,0000,,子供たちが何かへ自分の名前を残す。\Nその事に今でも惹き付けられる。 Dialogue: 0,0:00:22.03,0:00:25.21,Default,,0000,0000,0000,,僕がティーンエイジャーだった頃のようにね。 Dialogue: 0,0:00:26.72,0:00:31.93,Default,,0000,0000,0000,,サンフランシスコの路上はすごい人口密度なんだ。 Dialogue: 0,0:00:36.71,0:00:41.48,Default,,0000,0000,0000,,グラフィティをやっているとたいがい他の誰かと出会う。 Dialogue: 0,0:00:41.48,0:00:47.41,Default,,0000,0000,0000,,まるで同じような場所で、夜中にうろついているんだ。 Dialogue: 0,0:00:47.41,0:00:51.72,Default,,0000,0000,0000,,時々、走ったり逮捕から逃れなきゃならなくて、\N茂みへ隠れようとすると Dialogue: 0,0:00:51.72,0:00:55.29,Default,,0000,0000,0000,,そこにはもう他の人がいるんだ。 Dialogue: 0,0:00:55.76,0:00:59.36,Default,,0000,0000,0000,,そこではいつも、何かしらやっていたり、 Dialogue: 0,0:00:59.36,0:01:05.41,Default,,0000,0000,0000,,路上や街角でどうにか生き抜いている人の存在があって、 Dialogue: 0,0:01:05.41,0:01:09.27,Default,,0000,0000,0000,,魅力的な文字があったんだ…。 Dialogue: 0,0:01:11.09,0:01:17.95,Default,,0000,0000,0000,,それにいつも友好的だった、なるべく早く逃げようと\N茂みへバイクを突っ込んでいたら、 Dialogue: 0,0:01:18.01,0:01:22.33,Default,,0000,0000,0000,,彼らは手招きして、「こっちだ、こっち -- 大丈夫だ…」 Dialogue: 0,0:01:22.33,0:01:25.16,Default,,0000,0000,0000,,「ここなら誰にも見つからない」[笑い声] Dialogue: 0,0:01:26.46,0:01:31.56,Default,,0000,0000,0000,,落書きの数ですぐに街がどれだけ健全か分かるんだ。 Dialogue: 0,0:01:31.56,0:01:36.33,Default,,0000,0000,0000,,広告と真っ向から競うようなものだ。 Dialogue: 0,0:01:36.47,0:01:40.80,Default,,0000,0000,0000,,落書きは今でも、堕落していないと\N思う最後のものだ。 Dialogue: 0,0:01:40.80,0:01:46.74,Default,,0000,0000,0000,,[笑い声] ...僕にとってはね。\N子供たちがやるようにだらだらとしたものさ。 Dialogue: 0,0:01:49.24,0:01:52.05,Default,,0000,0000,0000,,今でも機会があればやっている。 Dialogue: 0,0:01:53.33,0:01:56.13,Default,,0000,0000,0000,,それは完璧な流れでなきゃいけない。 Dialogue: 0,0:01:58.29,0:02:03.23,Default,,0000,0000,0000,,落ち着かなくて心を騒がせる何かがある。 Dialogue: 0,0:02:03.33,0:02:07.16,Default,,0000,0000,0000,,外へ飛び出して、逃げ去っていく。 Dialogue: 0,0:02:07.16,0:02:13.30,Default,,0000,0000,0000,,ずっと長い時間、あらゆる物の間に\N居座り続ける充足感。 Dialogue: 0,0:02:13.30,0:02:17.61,Default,,0000,0000,0000,,まさに人生のように、やって来ては去る。 Dialogue: 0,0:02:17.61,0:02:20.46,Default,,0000,0000,0000,,過ぎ去ったものは身近になり、\N記憶に残る。 Dialogue: 0,0:02:20.51,0:02:24.58,Default,,0000,0000,0000,,スタジオで再現するのは難しい。全くもって困難な実践なんだ。 Dialogue: 0,0:02:25.85,0:02:29.08,Default,,0000,0000,0000,,[機械仕掛けで動く金属の彫像がキーキー、\Nホイール音をたてている] Dialogue: 0,0:02:44.61,0:02:51.31,Default,,0000,0000,0000,,落書きをしているマネキン達は Dialogue: 0,0:02:51.31,0:02:55.96,Default,,0000,0000,0000,,若いころ友達と私がやっていた頃のように、\Nいつまでも落書きの模様を示してくれる。 Dialogue: 0,0:02:56.11,0:02:59.78,Default,,0000,0000,0000,,こちらは、お互いに肩車をして Dialogue: 0,0:02:59.78,0:03:03.04,Default,,0000,0000,0000,,できるだけ高いところで落書きをしている場面だ。 Dialogue: 0,0:03:09.86,0:03:15.03,Default,,0000,0000,0000,,落書きする人が実のところ罪を犯しているのか、 Dialogue: 0,0:03:15.03,0:03:17.00,Default,,0000,0000,0000,,アートなのかそれとも一体何をしているのか分からないだろうね。 Dialogue: 0,0:03:17.00,0:03:22.14,Default,,0000,0000,0000,,だからこうして状況を再現するのは実に面白かったんだ。 Dialogue: 0,0:03:23.47,0:03:27.11,Default,,0000,0000,0000,,[機械仕掛けの彫像がホイール音とともに動いている] Dialogue: 0,0:03:45.76,0:03:48.66,Default,,0000,0000,0000,,この展示では20代半ばの熱心な子供たちが Dialogue: 0,0:03:48.66,0:03:52.27,Default,,0000,0000,0000,,どのようにグラフィティをやってきたかが分かるよ。 Dialogue: 0,0:03:52.27,0:03:54.97,Default,,0000,0000,0000,,ガイドブック的なものと言っていい。 Dialogue: 0,0:03:56.97,0:04:04.31,Default,,0000,0000,0000,,すべての作品はまるで次のように語る、\N「僕達は手を取って連れていくよ。興味があるなら」