ニューロハッキング:脳の神経を繋ぎ直す|ドン・ヴォーン|TEDxUCLA
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0:08 - 0:12私達一人一人の頭の中には
美しい交響曲が流れています -
0:13 - 0:161000億もの神経細胞(ニューロン)が
そろって「発火」し -
0:16 - 0:19私達が生きているこの鮮明な現実を
作り上げています -
0:20 - 0:23その神経活動の一つ一つに
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0:23 - 0:27あなた自身を作る
小さなかけらが生きているのです -
0:28 - 0:30あなたが今日を経験した後は
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0:30 - 0:33その活動は移り 今日と同じあなたでは
なくなります -
0:33 - 0:36あなたは自身の脳と緊密に結びついています
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0:37 - 0:40私は16歳で初めてこれらの原則を知り
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0:40 - 0:42脳に恋しました
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0:42 - 0:45それ以来 神経科学の研究を続けています
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0:47 - 0:50さて ある日私たちは新しいMRIの実験を
行っていました -
0:50 - 0:53実験は成功したのですが 驚いたことに
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0:53 - 0:58私達の多くにとって衝撃だったのは
私の脳に「穴」があった事です -
0:58 - 1:00かなりの大きな物でした
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1:00 - 1:03小脳の30パーセントが欠損していました
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1:03 - 1:04(笑)
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1:04 - 1:06ご想像の通り 私はかなりショックでした
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1:06 - 1:10とういのも私は 私自身 あるいは人生が
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1:10 - 1:15または経験が変わったとか 欠落したように
感じていなかったからです -
1:15 - 1:18小脳は脳の最も基本的な部分の一つです
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1:18 - 1:21小脳には神経細胞全体の
80パーセントが集まっています -
1:21 - 1:23私は興味を持ちました
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1:23 - 1:25実は脳内には衝突があります
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1:25 - 1:27脳が処理すると想定された事と
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1:27 - 1:28実際に処理した事の間に
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1:28 - 1:30そして何とか折衷案を見つけます
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1:30 - 1:32私は動的で柔軟な器官としての脳に
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1:32 - 1:36とても興味を持ちました
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1:36 - 1:39ここで 私はキャメロン・モットの話を
取り上げたいと思います -
1:40 - 1:453歳の誕生日直後からキャメロンは
激しいけいれん発作に襲われ始めました -
1:46 - 1:48症状は徐々に悪化し
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1:48 - 1:50やがて彼女は話す事が出来なくなりました
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1:51 - 1:55医師はラスムッセン脳炎と診断しました
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1:55 - 1:59この病気の唯一の治療法は
大脳半球の切除です -
1:59 - 2:01つまり脳の半分を切り取る方法です
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2:02 - 2:04忘れてはならないのは
人の脳の半分が -
2:04 - 2:06体の反対側の運動と感覚を担い
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2:06 - 2:10コントロールしている事です
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2:10 - 2:14手術をするとキャメロンは半身麻痺になります
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2:16 - 2:20にもかかわらず
術後わずか4週間で退院しました -
2:21 - 2:24半身麻痺と周辺視野の欠損が
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2:24 - 2:26少し残っていますが
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2:26 - 2:29それ以外には
友達と走り回ったりできるし -
2:29 - 2:32とても頭の回転が速いのです
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2:32 - 2:34驚きます
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2:34 - 2:36例えば
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2:36 - 2:37このような状況を考えてみてください
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2:37 - 2:41車の半分 あるいは電話の半分を
あなたに渡したとしても -
2:41 - 2:43ロスアンジェルスのどこにも行けません
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2:43 - 2:45また今ツイッターで
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2:45 - 2:48TEDxUCLAがどれほど意識を
広げるのに役立つかをツイートできません -
2:48 - 2:49(笑)
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2:49 - 2:54ほとんどの機械では50パーセントというのは
壊れているという意味だからです -
2:55 - 2:58しかしキャメロンの場合
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2:59 - 3:0250パーセントは ほぼ100パーセントと
等しいのです -
3:03 - 3:05なぜそれが可能なのでしょうか?
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3:05 - 3:08キャメロンの脳の残った部分が
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3:08 - 3:12神経組織が大量に失われた事を感じて
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3:12 - 3:16物理的に神経を繋ぎ直し 再編成し
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3:16 - 3:20以前もう半分が行っていた事全てを
引き継いだのです -
3:21 - 3:24それは「神経可塑性」と言われるものです
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3:24 - 3:27これは脳がそれ自身変化し
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3:28 - 3:29神経を繋ぎ直す能力です
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3:30 - 3:33だから「あなたの脳は
コンピューターのようだ」と -
3:33 - 3:35例えるのは適切だとは思いません
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3:35 - 3:40むしろ正しくありません あなたの脳は
静的なハードウェアではないからです -
3:40 - 3:43神経科学の通説では長い間
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3:43 - 3:47大人の脳は固定された処理装置だと
思われてきましたが -
3:48 - 3:52毎日私達は 事実は全く異なるという
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3:52 - 3:54新しい研究結果を見つけています
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3:54 - 4:00脳には決まった構造がありますが
動的で 柔軟な生物学的機能を持ちます -
4:00 - 4:01言い換えると
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4:01 - 4:06あなたやあなたの脳は静的ですが
動的でもあります -
4:06 - 4:07あなたはあなた自身を変えられます
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4:07 - 4:10広める価値のあるアイデアは
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4:11 - 4:14怪我や機能障害を
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4:14 - 4:16全く新しい方法で治療する
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4:16 - 4:20すなわち 脳が自らの神経を繋ぎ直す能力を
乗っ取る(ハックする)ことです -
4:22 - 4:23わかりやすく説明しますと
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4:23 - 4:25うつ病治療の歴史を見てみましょう
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4:25 - 4:271952年以来
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4:27 - 4:31科学者や医師達はうつ病の治療について
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4:31 - 4:33固定されたハードウェアの問題として
取り組んできました -
4:33 - 4:37「ハッピーな気持ち」にする神経伝達物質
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4:37 - 4:41セロトニン、ドーパミン、 ノルエピネフリン
などの不足でうつになるという説です -
4:41 - 4:43こう理解すると
それら神経伝達物質の -
4:43 - 4:47濃度を増やす薬を発見し 開発することは
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4:47 - 4:50全く理にかなっています
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4:50 - 4:55モノアミン酸化酵素阻害薬、三環系抗うつ薬
選択的セロトニン再取り込み阻害剤など -
4:55 - 4:58多数ありますが どれも効果は
似通っています -
4:59 - 5:01これらは現代医学の驚異です
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5:01 - 5:03つまり 抑うつ剤については
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5:03 - 5:073分の2の人々の症状が軽くなります
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5:08 - 5:13しかし まだ米国だけで150万人が
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5:13 - 5:16人生を充分に楽しむことができず
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5:16 - 5:20友達や家族から
断絶された人達がいます -
5:20 - 5:23それは恐ろしく 心を弱らせる疾患です
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5:24 - 5:27もしその問題に神経可塑性の観点から
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5:27 - 5:33アプローチできるとしたらどうでしょう?
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5:33 - 5:37私達が取り組んでいるのは
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5:37 - 5:43正常人とうつ病患者の脳で
異なる活動をする部位を探す事です -
5:43 - 5:48例えば あるうつ病患者の
背外側前頭前野の活動が -
5:48 - 5:51正常人の脳ほど活発でないとき
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5:51 - 5:57私達は頭皮に置いた機械から
電磁刺激を発生させ -
5:57 - 6:01脳の該当する領域の神経回路の
再構築を誘導します -
6:01 - 6:04ですから通常より活発でない脳の領域に
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6:04 - 6:06電磁パルスを与え 刺激し
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6:06 - 6:08数度にわたり つまり可能な限りします
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6:08 - 6:10神経の再接続を高められるでしょうか?
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6:10 - 6:15脳の活動を本質的に正常な状態に
戻すことはできるのでしょうか? -
6:15 - 6:17一度に一つの領域づつ?
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6:19 - 6:22これは新しい技術ではありますが
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6:22 - 6:24トロント大学ジョナサン・ダウナー博士による
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6:24 - 6:26いくつかの先駆的な研究によると
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6:26 - 6:31治療抵抗性うつ病に33%の寛解率が
見られています -
6:32 - 6:36治療抵抗性うつ病とは 治療が無効で
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6:36 - 6:38抗うつ剤を使用しても症状の軽減が見られず
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6:38 - 6:40選択肢が他にない症例です
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6:42 - 6:45神経可塑性の別の素晴らしい点は
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6:45 - 6:50薬ではその標的が分子レベルで
はっきり限定されているものの -
6:50 - 6:52薬は全身に投与されるので
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6:52 - 6:57しばしば 意図しない
体のいろいろな部位に影響し -
6:57 - 6:59多くの副作用を引き起こします
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6:59 - 7:01皆さんは 薬のCMの最後に
速いスピードで流される -
7:01 - 7:03副作用リストにおなじみでしょう
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7:03 - 7:06しかし神経可塑性を利用した治療は
別のアプローチをとります -
7:06 - 7:09脳の広い区画を標的にしますが
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7:09 - 7:12残りの体全体には影響を与えません
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7:14 - 7:19私達は今 個別化医療革命の
真っただ中にいます -
7:19 - 7:23自分のゲノム解読、SNPの分析も
100ドルから200ドルでできます -
7:24 - 7:27神経可塑性を活かした治療は
個別化医療の流れに適合します -
7:27 - 7:31治療を個々人にぴったり
合わせる事ができるからです -
7:31 - 7:34ジョンだけに適切な刺激パルスを送り
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7:34 - 7:38ジェニーだけに合った標的区画を
定める事ができます -
7:39 - 7:43私達の内部が外見よりもずっと
異なっているという事実に -
7:43 - 7:47対処できる
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7:47 - 7:48かなりの柔軟性が必要で
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7:48 - 7:53どの最適治療メカニズムもその要求に
答えなくてはなりません -
7:55 - 7:58ですから 私にとってこれはSFが
現実になったように思われます -
7:58 - 8:00私達は最先端にいます
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8:00 - 8:03非侵襲的に脳の神経を繋ぎ直し
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8:03 - 8:06ある種の精神疾患の症状を緩和します
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8:07 - 8:10文献上では 確かに
いくつか論議もあります -
8:10 - 8:12適切なシャム(偽)手術は?
適切な比較対照は? -
8:12 - 8:13どこを標的とするのか?
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8:13 - 8:14問題になりません
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8:14 - 8:17あと一息です 驚くほどの可能性です
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8:17 - 8:21その段階に達した時 次の課題は
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8:21 - 8:25機器を使って脳の神経を
繋ぎ直す事が出来るなら -
8:25 - 8:29脳自身が神経を繋ぎ直すことを
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8:29 - 8:32自身が念じる事で可能にならないか? です
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8:32 - 8:33馬鹿げてると思われるかもしれませんが
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8:33 - 8:37これこそ リアルタイム・
ニューロフィードバックと言われるものです -
8:38 - 8:39基本的に 私達が行っているのは
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8:39 - 8:41例えば 中毒の例をあげると
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8:41 - 8:46コカイン中毒の場合
被験者にコカインの魅力的な映像を見せ -
8:46 - 8:48渇望ネットワークを引き出します
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8:48 - 8:50何といっても コカイン中毒患者なのです
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8:51 - 8:53次に彼らにリアルタイムフィードバック
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8:53 - 8:55つまり今 脳で起きていることを
見てもらいます -
8:55 - 8:58脳の中の渇望ネットワークは実際に
何をしているのか? -
8:58 - 9:02被験者達に心に浮かんだ景色を
次々とサーフしてもらい -
9:02 - 9:06渇望を抑える為に必要な事なら
何でもしてもらいます -
9:06 - 9:10つまり意識的
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9:10 - 9:13多分 ほとんどの場合は
無意識的でしょう -
9:13 - 9:18脳の神経回路を知的に
繋ぎ直すのに必要な制御を -
9:18 - 9:20適切なタイミングで
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9:20 - 9:22少しのバイオフィードバックを
用いて行います -
9:23 - 9:28これには法制度が関わってくると
思われます -
9:28 - 9:29なぜなら 私達は神経化学のように
脳の機能を良く説明できるところまで -
9:29 - 9:32来ているのですから
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9:32 - 9:35今では 違う種類の薬を使って
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9:35 - 9:37気分を変えることができます
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9:37 - 9:39ある事例では 行政として
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9:39 - 9:45薬物で犯罪者の
犯罪傾向を弱めようとしています -
9:45 - 9:48オーウェルの『1984年』のようですが
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9:48 - 9:50私達は既に行っています
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9:50 - 9:52カリフォルニアやその他の州で
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9:52 - 9:55化学的去勢と言われる薬物療法を
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9:55 - 9:57性犯罪の再犯者に命じています
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9:57 - 10:01彼らは強制的に
酢酸メドロキシプロゲステロンを投与され -
10:01 - 10:03性的衝動を抑制されます
これは効果があります -
10:04 - 10:06ここでは この件の道徳性について
コメントする気はありません -
10:06 - 10:11ただ 犯罪者の新しい更生方法を模索する上で
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10:11 - 10:13彼らを勾留する代わりに
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10:13 - 10:15神経の可塑性を使う事は
素晴らしい選択肢です -
10:15 - 10:16以前は このように言っていました
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10:16 - 10:19この薬を飲まないと 釈放しないと
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10:19 - 10:20その代わりに この人物の神経を繋ぎ直す
可能性があるのか考えるようになりました -
10:20 - 10:25その代わりに この人物の神経を繋ぎ直す
可能性があるか考えるようになりました -
10:26 - 10:31さて精神症状の治療からさらに進んで
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10:31 - 10:35この方法を意思決定の改善 つまり
衝動コントロールに利用してはどうでしょう -
10:35 - 10:39さて私が今どちらを食べたいか
ということです(笑) -
10:39 - 10:40私達は自分の知的な脳の可塑性を使い
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10:40 - 10:43私達は自分の知的な脳の可塑性を使い
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10:43 - 10:48長期的な意思決定 注意力 衝動の抑制を
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10:48 - 10:52調整したり高めたりします
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10:52 - 10:56もし私達がバイオフィードバック・
メンタル・ジムに -
10:56 - 11:00本当のジムと同じ頻度で通い
自分自身の行動問題を -
11:00 - 11:0320キロの重りを持ち上げるのと同じ気力で
メンタルトレーニング出来たら -
11:05 - 11:07素晴らしいアイデアだと思います
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11:07 - 11:11神経可塑性の応用がもう一つあります
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11:11 - 11:12それについてお話ししたいのですが
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11:12 - 11:15その前に短い実験をやってみたいと思います
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11:15 - 11:17皆さん 座席の下をご覧ください
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11:17 - 11:22何人かの方は このような耳栓を
見つけられたと思います -
11:22 - 11:25また休憩前に
取っちゃった人もいるでしょう -
11:25 - 11:26(笑)
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11:26 - 11:27誰かわかっていますよ
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11:27 - 11:28出してください
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11:28 - 11:29いいですね
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11:29 - 11:31実験を始めます
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11:31 - 11:34耳栓を持っている人は
話し手に -
11:34 - 11:37持っていない人は
聞き手になります -
11:37 - 11:39袋を開けて
準備して下さい -
11:39 - 11:42ここで 私の友人ミミをご紹介します
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11:43 - 11:47ミミは7か月で 話す事が好きです
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11:48 - 11:54私がプレイボタンを押したら
話し手役の方は ミミの言うことを真似て下さい -
11:54 - 11:58聞き手の方は 話し手が
上手に出来てるか確認して下さい -
11:59 - 12:00では 耳栓を付けてください
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12:01 - 12:04自宅におられる方は
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12:04 - 12:06昔風のやり方で耳栓を付け(指で塞いで)
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12:06 - 12:09試して下さい
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12:13 - 12:17(可愛い赤ちゃんの声)
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12:22 - 12:24[耳栓を外してください]
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12:25 - 12:28聞き手の皆さん、どうでした?
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12:28 - 12:29(笑)
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12:29 - 12:32ひどいものでしたね
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12:32 - 12:35実は皆さんが失敗するよう仕組みました
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12:35 - 12:39唇の動きを読むのは とても難しい事です
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12:39 - 12:44そして皆さんが失敗された様に
赤ちゃんは -
12:44 - 12:47唇を全く動かさずに声を出したり
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12:47 - 12:50さらに オモチャを口に入れたまま
しゃべるので -
12:50 - 12:53唇を読むのは本当に困難です
-
12:53 - 12:55神経科学よりも難しいです
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12:55 - 12:56(笑)
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12:57 - 13:01想像してみて下さい
ミミがあなたの子供で -
13:01 - 13:03これが日常だと
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13:04 - 13:06それが難聴の両親の現実です
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13:06 - 13:10彼らの子供の90パーセント以上が
聴覚に問題がありません -
13:11 - 13:14これが家族の分断に繋がる事があります
-
13:14 - 13:18なぜなら両親は昔ながらの赤ちゃん言葉の
やりとりに加われないからです -
13:19 - 13:21赤ちゃん言葉でのやりとりは
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13:21 - 13:27単に両親による 可愛いらしい
甘ったるい話しぶりではなく -
13:27 - 13:32本来 自然がデザインした意思疎通法で
-
13:32 - 13:35言葉を教えたり 絆を養うものです
-
13:37 - 13:41もし赤ちゃん言葉でのやり取りが無くなったら
難しい問題になります -
13:42 - 13:48UCLAのアリアナ・アンダーソン博士と
私自身が持った疑問は -
13:48 - 13:51幼児の話し言葉を耳を通して
聞く事が出来ない場合は -
13:51 - 13:53他に選択肢があるのでしょうか
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13:54 - 13:58人々の脳をスキャンすると
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13:58 - 14:01大脳皮質の特定部分が
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14:01 - 14:05特定の感覚モダリティの処理に
充てられているのがわかります -
14:05 - 14:10例えば今朝UCLAスタグリンセンターへの
TEDxツアーで -
14:10 - 14:13ステファニーの脳に
視覚情報だけに反応する -
14:13 - 14:16特別な部分があるのを見ました
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14:17 - 14:18それとはまったく別のところに
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14:18 - 14:22触感だけに反応する
脳の部分もありました -
14:23 - 14:25ここに興味深い事実があります
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14:25 - 14:30目の不自由な人が点字に触れている時
脳をスキャンすると -
14:30 - 14:33活性化するのは脳の触感に関する
部分だけでなく -
14:33 - 14:37視覚の領域も活性化してるのがわかります
-
14:37 - 14:42同様に 聴覚が不自由な人々の脳を
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14:42 - 14:44手話で意思疎通している時にスキャンすると
-
14:44 - 14:48ジェスチャーを見て反応する
視覚の領域だけでなく -
14:48 - 14:52聴覚皮質も活性化しているのがわかります
-
14:52 - 14:56私達の脳の可塑性は
手当たり次第処理しているのではなく -
14:56 - 14:58何とかして
「知的」に可塑性を使うのです -
14:58 - 15:04脳自身で神経回路を再配線し
-
15:04 - 15:09外界からの情報を最大化し
できるだけ多く処理しようとします -
15:09 - 15:15脳はなんとかして 点字を「見 」
手話を「聞く」ことを学ぶのです -
15:16 - 15:19これは 「感覚の代用」と言われるものです
-
15:19 - 15:25ポール・バック・イ・リタとディヴィッド・
イーグルマンが活用したこの考えは -
15:25 - 15:29失った感覚から得た情報を
-
15:29 - 15:32別種の感覚に置き換えて
-
15:32 - 15:34失った感覚から得たように感じる事です
-
15:34 - 15:38驚くことに 脳はその可塑性で
問題を解決できます -
15:39 - 15:41私達はこのアイデアを使い
UCLAから少額の助成金もいただいて -
15:41 - 15:44「チャター・ベイビー」という
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15:44 - 15:47アプリを開発しました
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15:47 - 15:48「チャター・ベイビー」は
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15:48 - 15:53聴覚情報を視覚情報に変換します-
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15:53 - 15:55感覚の代用の一種です
-
15:55 - 15:59これでミミのおしゃべりが
生き生きと目に見えます -
15:59 - 16:02もう見落とす(聞き落とす)
ことはありません -
16:03 - 16:06ミミの唇が動いていなくても
何を言っているかわかります -
16:06 - 16:10聴覚障害の両親がこのアプリを使い
-
16:11 - 16:18赤ちゃん言葉を学び
自分の子供とできる限り深く繋がり -
16:18 - 16:20究極的には
-
16:20 - 16:23このアプリを使いこなすようになると
-
16:23 - 16:28視覚を通して自分たちの子供の言葉を
聞く事ができると信じています -
16:30 - 16:35私にとって
これは神経可塑性の重要な応用です -
16:37 - 16:40このアプリは単に楽しい道具として
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16:40 - 16:43聴覚情報を視覚情報に変換するだけでなく
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16:43 - 16:46知覚処理の可塑性を持ち
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16:46 - 16:50聴覚障害の両親と
子供をつなぐ力があります -
16:50 - 16:52それが可塑性の力です
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16:54 - 16:56しかし それは戦いの半ばでしかありません
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16:56 - 16:58聴覚障害の親子が抱える分断の別の側面は
-
16:58 - 17:02聴覚障害の両親が
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17:02 - 17:04子供と同じ場合部屋にいないと
機嫌がわからない事です -
17:04 - 17:06市販される最上のベイビーモニターでも
-
17:06 - 17:10教えてくれるのは 音が聞こえるか
聞こえないかだけです -
17:10 - 17:13それでは 心配している事に
答えてくれていません -
17:13 - 17:16自分の子供が幸せで満足してるかを
教えてくれません -
17:16 - 17:18あるいは お腹がすいているのか
-
17:18 - 17:19それとも泣いているのか
-
17:19 - 17:22子供のそばに行って
対処する必要があるのか -
17:22 - 17:26音が聞こえる?聞こえない?と
常に気にかけることになります -
17:27 - 17:29チャターベイビーでは
-
17:29 - 17:34幼児の声に関する
世界最大のデータベースを集めています -
17:34 - 17:36それを複雑な計算で処理し
-
17:36 - 17:40その音から幼児の気分を予想します
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17:40 - 17:42彼はとてもお腹が空いています
-
17:43 - 17:45(拍手)
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17:52 - 17:56聴覚障害の両親が
自分たちの子供と意思疎通をするときに -
17:56 - 17:59神経可塑性が大きな違いを作るということが
このアプリ開発の狙いです -
18:01 - 18:08私はこれまで うつ病や依存症
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18:08 - 18:11感覚の機能障害への神経可塑性を利用した
治療について話してきましたが -
18:12 - 18:14それらは始まりにすぎません
-
18:14 - 18:15例えばアルツハイマー、パーキンソン
そして脳卒中など -
18:15 - 18:19このような方法では治療できないと
-
18:19 - 18:21思われていた病気の領域にも
取り組み出しました -
18:21 - 18:24これは私がニューロハッキングと呼んできた
物の始まりにすぎません -
18:24 - 18:29徹底的に研究されていないから
ハッキングだはと言ってはいません -
18:29 - 18:31これらのアイデアは よく考えられていて
-
18:31 - 18:33なぜ機能するかについての論文も
数多く出ています -
18:34 - 18:36ニューロハッキングと言っているのは
私達が直接 -
18:36 - 18:39これらの問題の細部を
解決しようとしている訳ではなく -
18:39 - 18:42本質的にはそれが問題の根源であるところの
-
18:42 - 18:44脳で起こるすべての生化学反応を
-
18:44 - 18:46変えようとしている訳でもありません
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18:46 - 18:50頭の中には100兆にも及ぶ
神経の繋がりがあり -
18:50 - 18:51それぞれが都市のような存在で
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18:51 - 18:53そこで無数の化学反応が起こっています
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18:53 - 18:57それほど難しい問題なのです
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18:57 - 19:01神経科学の最大の進歩そして
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19:01 - 19:05私達が活用しようとしていることは
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19:05 - 19:09あなただけの脳が持つ
素晴らしい特質を用い -
19:09 - 19:13必要に応じて
再配線 再配分することです -
19:13 - 19:17神経科学に関してはさて置き
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19:17 - 19:19私から皆さんに質問があります
-
19:19 - 19:22普段 何か問題が起きた時に
-
19:22 - 19:24その問題の細部やニュアンスを
理解しようとするあまり -
19:24 - 19:28問題解決に至らないということがありますか
-
19:29 - 19:34あなたが人口600万人のロスアンジェルスの
社会を変えようとするとき -
19:34 - 19:37あなたの話を聞こうとしない人たちが
数百万人はいるでしょう -
19:37 - 19:39彼らはあなたの助けにはなりません
-
19:39 - 19:43壊れてしまったもの 機能しないものに
注力する代わりに -
19:43 - 19:47ニューロハッキングの経験から学び
-
19:47 - 19:50まだ機能するものを活かし
期待した結果を得るというのはどうでしょう? -
19:50 - 19:51ご清聴ありがとうございます
-
19:51 - 19:53(拍手)
- Title:
- ニューロハッキング:脳の神経を繋ぎ直す|ドン・ヴォーン|TEDxUCLA
- Description:
-
「ライフハック(生活を効率よく安楽に過ごすためにアイデアを駆使した手法や技術)」については皆さん耳にしたことがあると思いますが、「ブレインハック(脳のハッキング)」について聞いた事がありますか?ドン・ヴォーン氏が人の脳の素晴らしい力についての情報を提供します。ドン・ヴォーン氏は、UCLAの博士研究員でDJもしています。 このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくはhttp://ted.com/tedxをご覧ください。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDxTalks
- Duration:
- 20:02
TED Translators admin approved Japanese subtitles for Neurohacking: rewiring your brain | Don Vaughn | TEDxUCLA | ||
Masaki Yanagishita accepted Japanese subtitles for Neurohacking: rewiring your brain | Don Vaughn | TEDxUCLA | ||
Masaki Yanagishita edited Japanese subtitles for Neurohacking: rewiring your brain | Don Vaughn | TEDxUCLA | ||
Masaki Yanagishita edited Japanese subtitles for Neurohacking: rewiring your brain | Don Vaughn | TEDxUCLA | ||
Yoko Omata edited Japanese subtitles for Neurohacking: rewiring your brain | Don Vaughn | TEDxUCLA | ||
Yoko Omata edited Japanese subtitles for Neurohacking: rewiring your brain | Don Vaughn | TEDxUCLA | ||
Yoko Omata edited Japanese subtitles for Neurohacking: rewiring your brain | Don Vaughn | TEDxUCLA | ||
Yoko Omata edited Japanese subtitles for Neurohacking: rewiring your brain | Don Vaughn | TEDxUCLA |